2025年10月23日 (木)

富士山『初雪化粧』

  【富士山『初雪化粧』】

 いやあ、寒い・・・。 早朝のわんちゃんとの散歩は、思わず揉み手をしてしまうほど冷え込んでいます。

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 んで、暗い・・・。 5時ちょい過ぎでは、まだ夜ですね。 でも、散歩しているうちにみるみると空が明るくなっていく様子は、それもまた楽しからずやですな。

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 おや? 富士山が白いゾ。 どうやら雪が積もったようです。 ちなみにお日様の加減で、だんだん赤っぽく染まってきます。

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 朝のニュースで、さっそく『富士山初雪化粧』と流れておりました。 『初雪化粧』は甲府気象台が発表する『初冠雪』とは別に、富士吉田市(富士吉田市富士山課)が独自に宣言する言葉です。

 まあ『初雪化粧』も『初冠雪』もほとんど一致するとは思いますが、職員の目視にて行われるため遠方の甲府からでは曇って見えないこともありえます。 そこで、間近で確認できる富士吉田市が独自に設定したのでしょう。

 こうなると、気分はもう一気に冬ですな・・・。 寒いし・・・。

 

  【やっとこさ見られた、酸っぱそうな名前の彗星】

 本日はしばらくぶりで晴れ渡りました。 と、いうことはもしかして見られるチャンス?

 どうしても酸っぱいレモンを想像してしまう『レモン彗星』ですが、アメリカのアリゾナ州にあるレモン山天文台で発見されたので、その名が付けられました。

 フルーツのレモンはLemonで、あっちはLemmon。 でも紛らわしいですね。

 とにかく、寒風の中カメラをその方向に向けてみました。

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 きょへー、写っている!

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 よっしゃあ、よっしゃあ。 やっとこさ見ることができました。 色はニュースで見た通り、緑がかった青白です。 うーん、本当は黄色だったらよかったのになあ・・・。 どうせならほんとの『レモン彗星』になってほしかったね。

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 もっと長い望遠レンズを持っていればいいんだけどな。 引き伸ばすとやはり、かなりぼけてしまうからね。

 とにかく、見られてよかった。 また晴れてくれるといいなあ。

 

  【越後屋のひとりごと】

 本日の越後屋のひとりごとは、前回の記事に載せた『死霊八幡霊神』碑の後日談です。 その伝承の記載された書物を調べていたのですが、灯台下暗しとはこのこと・・・。

 うちの市の図書館に、なんと保存されておりました。 しかも貸し出しOKです。

 ただ書物と言っても、故郷に伝わる民話や伝承をお年寄りなど(語り部?)から聞いたことをまとめた非常にローカルな冊子です。 この冊子の前書きにもあるように、お年寄りも聞き伝えであるので内容も微妙に違ってくるだろうし、そもそも史実とは違う可能性もあるということです。

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 なにしろ『青年学級』? からしてわかりまへーん。 まあ、過去存在した行政の一環であるようです。

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 まあ、大事なのはその内容。 ふむふむ・・・、概要はほとんど同じですね。 争いの原因となった山の場所も、なんとなくわかるような記述もありました。 あ、写真では内容を載せるのはマズいと思いますので、ぼかしがいれてあります。

 また、その供養は毎年5月1日に行われていましたが、近年ではお盆の時に区長が代表で供養しているそうな。 果たして区長はこの伝承をどこまで知っているのかどうか・・・。

 しかし私は平岡の区長は知らんから確かめようがないですねえ。

 

 ・・・でも、これで私的にはさっぱりしました。 おどろおどろしい文字の碑の陰には、聞くも悲しい物語が潜んでいたのでした。

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2025年3月20日 (木)

日替わり空模様

 【日替わり空模様】

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 ここんとこ安定しないと言うか、ころころと変化する天気が続いています。 また、一日の中でも気温差が激しく、朝方は震えるほど寒いのに、日中は汗をかきそうなほどということが多いですね。

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 下界が雲海に沈む朝。 こういう朝は、お日様が顔を出すと上昇気流が発生するのでしょうか、じわじわと上ってきた霧に辺りが包まれます。

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 ほらほら、視界は真っ白に・・・。 でも、この霧越しに見える太陽は幻想的でいいですね。

 晴れの日が続いたかと思えば、再びの降雪。

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 いやあ、思ったより積もっています。

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 この時期は、やはりぐちゃぐちゃしている湿雪なのでわんちゃんも今一つかな、あまりはしゃがないなあ・・・。

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 お昼頃にはもうだいぶ解けてきて、道路にはあまり残っていません。

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 そして翌日には、雪はすっかり消えていました。 なんかつまらんのう・・・。

 

 【作るのはちょろいか?】

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 一見グロいようですが、これはれっきとした作物。 お正月なんかで梅酢漬けになっている、あのカリカリ食感。 そう『チョロギ』でございます。

 今年はこれを作ってみようと思い、塊茎を購入。 10個だけだけど、お値段は高めのように思えます。

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 植えるにはまだ早いなあと保存しておいたら、芽が出ていました。 あら、ちょっと寒いけれど植えてしまおう。

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 ということで、ポットを使います。 これなら夜間は霜の降りないところに移動できるからね。

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 作物が増えてくると、何を植えてあるのか分からなくなるので、名札を付けておきます。 そんなに手のかからない作物のようですが、果たして『チョロギ』は『ちょろい』のか?

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 で、チョロギの他にも今年作る新しい野菜。 初めて作るので要領が分かりませんが、挑戦してみましょう。

 あと、お遊びで・・・。

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 これも作るよーん。

 

 もう稲作の資材や種もみが農協から届いております。 早いもので、また米作りが始まるのですね。 この時期になって降雪が何回かあったので水不足は避けられそうだけど、夏の気温がどうなるかがポイントになるかな。

 去年より一層暑い夏になりそうな予感がするので、果たして収穫まで漕ぎつけることができるでしょうか?

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2024年11月18日 (月)

もののあはれ

 【早朝散歩も美しく】

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 ようやく秋らしい空となり、わんちゃんとの朝の散歩時の風景が澄んできました。 この時期ならではの、明ける空と富士山。

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 ここからの早朝の景色は、私としては11月~12月が一年で一番美しいと思います。 寒いけれど、この時期の早起きは4文の得ではないかと・・・。

 余談ですが、『早起きは三文のとく』の『とく』は、『徳』『得』の両方が使われているようですね。 どちらでも間違いはないということですが、私はずーっと『得』だと思っていました。 そっちの方が得しそうな気がするもんね。

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 振り返ると、まだ明るい月が西の空に沈もうとしています。 なんかいいねえ・・・。

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 日が高く昇ると、冠雪した富士山が出現。 早朝はシルエットなので、冠雪はよく見えないのですね。

 

 【もののあはれ】

 ことしの秋は突然やってきた感があります。 秋ならではの『もののあはれ』を感じる暇もないんじゃないかなーと思っていましたが、それなりの景色もちゃんとあるんですねえ。

 私なりに『もののあはれ』を感じるものは、まず・・・。

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 桃の木に残った白い袋。 桃は品種によりますが二重袋が多い気がします。 外はレンガ色で中は白。 桃が色付き始めたころに、外側のレンガ色の袋を引っ張って外し、白色の部分は収穫までつけっぱなしです。

 それが収穫後にも残って、白い花が咲いたように見えるのですね。 寒風に揺れるこの袋は、この時期の風物詩とも言えます。

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 そして『皇帝ダリア』 背高ノッポのこの花は青空によく映えているんだけど、なんとなく寂寥感もあるんですな。 夏に咲く花だったらヒマワリのように情熱的なイメージがつくのかもしれませんが、やはり季節もその花のイメージを決める要因かも。

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 さらに低い虹。 真夏のアーチのような巨大な虹と違って物悲しいような。 虹の橋を渡るなどの言葉がありますが、この虹の橋は渡りたくないな。 すぐに落ちそうだし。

 と、言っても『虹の橋を渡る』のは、人間の伴侶として一緒の時間を過ごしたペットなんですね。

 

 【カラスウリの動画】

 初夏のころから観察していたカラスウリ。 ようやく動画にしましたので、よろしかったらご覧ください。 主に開花の様子をタイムラプスで撮っています。

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2024年11月 7日 (木)

富士山初冠雪

 【富士山初冠雪】

 ようやく富士山初冠雪・・・なんだけど、うちの方からは朝は富士山はシルエットになってしまい、雪が見えません。 仕事を済ませて夕刻に撮った富士山は・・・。

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 うーん、すでに溶けてしまったようです。

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 しかしこれだけ富士山初冠雪が連日のニュースになったのは、近年ないのでは? 観測史上最も遅いということもあるけれど、話題になったのはその宣言方法じゃあないでしょうか?

 このIT時代にお街にある気象台の職員の目視によって決定するという、超アナログなことが行われているとは・・・。 実際に雪が積もっていても、天気が悪くて見えなければ宣言されないなんて・・・とっても人間的でいいかも( ´∀` )

 久しぶりにほんわかしたかもね。 でも、これから冬になるという印でもあるので、気を引き締めなければなりません。

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 おんや、この写真をよく見ると・・・。 施設が写っています。 (旧)富士山測候所ですね。 最高峰の剣が峰にあって、現在は『富士山特別地域気象観測所』となっています。

 登山シーズンの夜なんかで視界の良いときは、登山者の懐中電灯の光が動くのも見えるのですよ。

 

 【あんぽ柿初出荷】

 さて、初物繋がりで・・・。

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 干し柿もよい具合に出来上がり、いよいよ出荷準備です。 台から外して、まず軸を切り取り・・・。

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 それからブラシで、皮のカスなどを取り除きます。 一つひとつ丁寧に処理して・・・。

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 コンテナに詰め、袋詰め工程に回します。 ランクを決めて袋詰めするのですが、これはアルバイトにはさせてくれない大切な作業なのですね。 それだけ農家の主は、品質にこだわっているということですな。

 『たろくん、初物だよー。 持ってって!』

 『わーい』

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 自分が携わったと思うと、なんだか嬉しい気持ちもします。

 

 【マイ干し柿も作らなきゃ】

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 自宅でも、干し柿を作っています。 といっても数は少ないですが・・・。 これは『甲州百目』なので、とにかくでっかい柿。

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 農家からノウハウを学んだので、本格的に硫黄燻蒸します。 家庭で行う消毒は硫黄燻蒸ではなく、熱湯に漬ける、アルコール(焼酎)に浸すなどありますが、硫黄燻蒸にすると色が変色(黒ずみなど)しないのですね。

 なので、見た目も重要になる干し柿農家ではこの硫黄燻蒸が必須となっています。

 さて、美味しい干し柿ができるかな?

 (注)『あんぽ柿』とは生に近い干し柿で、とろりとろける食感が受けています。 そして一般的な干し柿を、こちらでは『枯露柿(ころがき)』と区別しています。

 

 【コガタスズメバチのちょい動画】

 少し前の植木屋さんのお手伝い時のスズメバチのことを、プチ動画にしました。 たいしたものではありませんが、よろしかったら見てね。

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2024年11月 3日 (日)

柿が頭をぐ~るぐる(@_@)

 【柿が頭をぐ~るぐる(@_@)】

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 はあ、毎日干し柿作り・・・。 うーむ、この柿の量で何だかお腹いっぱいになりそうです。 干し柿作りは、収穫→ヘタ取り→皮むき→(吊るす)クリップの取り付け→干し台に吊るす→硫黄燻蒸→乾燥(乾燥室へ)→切り(という軸の切除作業)→選別→袋詰め→出荷・・・。

 という工程を経て作られるのですが、私が携わっているのは収穫と皮むきです。

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 皮むきは基本機械で剥くのですが、実は一つひとつ違うのでうまく吸盤にくっ付かなかったり、むき残しがあることが多いです。 一個ずつ修正、またはチェックして次の工程に回すのですな。

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 皮むきの機械のカウンターが8,000個を超えました。

 まだ皮むきは6日目なので、一日当たり1,300個以上むいている計算になりますね。 さすがにくたびれますが、私の担当のこの機械は確か去年は20,000を超えたのでまだ道中半ばにも達していないということに。

 ま、この農家の干し柿の出荷量は、全部で10万個くらいじゃあないでしょうか。 もう、柿が頭をぐ~るぐるですね。

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 それでも美味しい干し柿になってくれれば、苦労した甲斐もあるというものです。

 

 もう遅いですが、ハロウィンで玄関に飾ったのは、カボチャみたいな柿でありました。

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 【彗星動画だけど・・・】

 ニュースで何回も取り上げられた、今年最大の彗星『紫金山・アトラス彗星』 しかし悪天に泣かされ、結局撮影できたのは2日のみ。 なんという運の悪さ・・・。

 去年から楽しみにしていた彗星なのに、あまりにもお粗末な結末に涙が止まりませんなあ。

 それでも何とか動画にしましたので、よろしかったらご覧くださいね。

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2024年10月23日 (水)

抜ける空、うらめしい空・・・

 【抜ける空】

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 抜けるような青空。 ほっほ、これこそ秋の空じゃわい。

 柿の写真ではありますが、まだまだ植木屋さんのアルバイトで頑張っております。 しかし、ここんとこ1日で庭の手入れが終わる家は少なく、数日もかかるところも・・・。

 これは仕事を怠けているわけではなく、ボリュームがすごいのですよ。 早く終わらせないと、お客さんの方だってお金がかかって申し訳ないですからね。

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 この家も伸び放題の木がうじゃうじゃ。 これはモクレン、勢いよく成長してかなり大きくなってしまいました。

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 徒長も太くなってしまい、間延びしています。 前回、誰がいつ切ったのか知りませんが、それ以来放置だったのでしょう。 こうなると一度ばっさり切り落とすしかないですね。

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 みるみる山になっていきます。

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 だいぶさっぱりしてきました。 真上に伸びる枝は、細い枝だけ2,3本短く切って残し、あとは根元から落とします。 来年も植木屋さんとして呼んでくれるようなら、次に形を整えていくんだけどねー。

 さてさて、この青空で少し『うずうず』しておるのですよ。 このまま天気なら夜のお楽しみが待っているからねえ・・・。

 え? 何かって? そりゃ、あんた・・・アレじゃよ!

 

 【まだまだ見られる『紫金山・アトラス彗星』なんだけど・・・】

 日中はこんなによい天気だったのに・・・。

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 夕刻になると雲がモクモク。 なんじゃー、なんか恨みでもあるんかいな! そう言いたくなるほど晴れる夜がありません。

 実はここは裏山にある湖。 空と湖面に映る彗星を撮りたいのだけど、悪天で一度も実現していません。 白鳥が寄ってくるだけで、寂しいことこの上なし。

 『悪いのう・・・。 今回はパンを忘れたし・・・』

 

 これはちょい前の写真で、うちの近くの田んぼから。

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 曇っていた空がこの時間だけ抜け、彗星が姿を現したのです。

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 わお、結構でかいじゃん。 感動~!

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 すぐに山の陰に消え、そして見られたのは結局この日だけでした。

 

 うーん、これから彗星はどんどん遠ざかって暗くなるので、楽しみにしていた世紀の大彗星は十分に観察できなかったなあ・・・。 次にこの彗星を見られるのは8万年後ということなのでホントに残念。 あと7万年後だったら生き残る自信はあったけど。

 まだわずかに『湖面に映る大彗星』を撮るチャンスが残っているけれど、天気予報を見る限り希望は薄いです。

 むーん、いつもちっとも当たらない天気予報なのに、こういうときは当たるんだよな・・・。

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2024年10月 1日 (火)

夜空のペンダント

 【夜空のペンダント】

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 夜空と言っても、明け方・・・。 これは午前4時40分頃の写真です。 拡大すると写っているのですが、わかるかな?

 ・・・何がって? そう、夜空のペンダント・・・彗星なのですよ。

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 現在、明け方の南東の空には、『紫金山・アトラス彗星』が輝いています。 近年まれにみる明るい彗星で、0等級以上まで明るくなると期待されています。

 ただ残念なことに、今はこうして朝方の低い高度・・・そして10月後半は夕方の西の空に舞台を移しますが、やはり高度は低そう。 でも肉眼でも見られる明かるさなので、曇っていなければ空を眺めてみましょう。

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 『紫金山・アトラス彗星』は、『C/2023 A3 (Tsushinshan-ATLAS)』が正式名で、ツシンシャン?て発音するのでしょうか?  よくわかりませんので、普通に『しきんざん・アトラス』でいいんじゃないかな。

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 ついでに『紫金山』は、中国の紫金山にある天文台で今まで数々の彗星や小惑星を発見しています。 『ATLAS』は『小惑星地球衝突最終警報システム(Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System )』のことです。 なんか、SFの世界のようですねえ。

 とにかく、この彗星にはこの二つの名前がついてます。

 この彗星を見逃せば、肉眼で見られる彗星はもう今年は見られないと思いますので、首の筋肉を鍛えてトライしてみましょう!

 

 【ハロー〇ティ再び】

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 今年の猛暑では、木々の生育のよいもの、逆に悪影響があったものが大きく別れたんじゃないかと思います。 で、こちらは良かったもの。

以前『破牢奇手異』として紹介したトピアリーです。 こうなるともう、ただのもじゃもじゃですね。

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 私の巧みな刈り込みのテクニックで・・・うおっほん(*´з`)

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 見事復活『キテイ』ちゃん。 そういえば、本日1日からは植木屋さん復活なのですー。 暑かった~!

 

 【二番穂の中で】

 稲作の終わった田んぼでは二番穂と呼ばれる穂が伸びて、再び緑色になってます。

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 わんちゃんは不思議とこの二番穂の田んぼが好きで、はしゃぎまくります。

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 『田んぼRUN』なのですな。 わんちゃんがこうしてうれしい表情を見せてくれると、私までうれしくなってしまいます。 これぞペットの幸せ魔法なのですよ。

 人間は、周りが幸せだと自分も幸せになれる不思議な生物なのですね。

 

 【こんな生き方もいいかもなあ・・・】

 雑草が伸びているのはどうもキライなのでどんどん刈ってしまうけれど、草むらにふと目を向けるといろんな生物が隠れているのに改めて気が付きます。

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 おお、オンブバッタじゃん! 久々に見た感じがするぞい。 しかも二匹も乗せておる。

 オンブバッタは体の大きさから子供のバッタをおんぶしているように思われているけれど、実際は体の小さなオスが大きなメスにしがみついているのですね。

 こうして二匹もいるのは、メスの取り合いでしょうか?

 交尾が終わっても、ずーっとしがみついていることが多い『オンブバッタ』 なんか、こういう生活にも憧れるかもなあ・・・。 というか、いいかも・・・。

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2024年3月22日 (金)

マジックアワー

 ここんとこ季節が逆行して、冬のような寒さが戻っています。 オマケに地震は多いし、なんだろねえ・・・。

 ううっ、私は今も『なんちゃって植木屋さん』から抜け出せません。 街路樹の手入れが終わってやれ解放だ~! って思っていたら、甘かった。

 悪天が多くて延び延びになっていた個人宅の庭木の手入れが、怒涛の如く詰まっているとのこと。 ほひ~! 私もそろそろ稲作の準備に入らないとならないので、脱出したいんだけど・・・。

 修行僧のごとく寒風に吹かれ、花粉の洗礼を浴び、鼻水を垂らしながら天を仰ぐ・・・。 タ・ス・ケ・テ~!

 

 【マジックアワー】

 私の起床時間は一年中5:30。 布団を畳んで着替え、わんちゃんとの散歩に出かけます。 冬はもちろん辺りは真っ暗だけど、今は日の出の少し前なのでかなり空が明るくなっています。

 天気の良い朝はそれなりの景色ですが、この頃の悪天で意外とステキな朝の風景が見られるのですな。

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 空気に薄いベールがかかっているように、遠景が霞んでいます。

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 そのうち太陽が顔をだしてきましたが、眩しくなーい。

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 お日様がこうはっきり見えるのは、ふだんあまりないかも。

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 こんな朝もいいもんだね。

 

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 こちらは晴れた日の日中。 雪がしょっちゅう降っているので真っ白な富士山です。

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 日中の日差しはあったかいね。

 

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 次の日はまた天気が悪い・・・。 この木は桜の木で、私の畑にあるのですよ。 なかなかフォトジェニックなので、切らずにいます。

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 強烈な太陽の光が、わりと厚い雲の間から滲んでいます。

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 こんな時は『天使の階段』がでるかな・・・出た。

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 周囲がオレンジに染まり、ふたり(一人と一匹?)の長い影が田んぼに映ります。

 

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 あんら、次の日は色彩が乏しいぞ。

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 それもそのはず、雪がちらちら舞っているのです。 わんちゃんの黒い背中にも、ぽつぽつと雪がくっ付きます。

 日替わりの朝の風景。 まさにマジックアワーとはよく言ったものです。

 

 【ポン・ブルックス彗星 その2】

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 うーん、なかなか明るくならないというか、尾を引きませんな。 性能の良い望遠鏡で見ればしっかり尾が流れているんだけど、私のカメラでは今一つはっきりしません。

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 それでも、徐々に光度を増してきているので、尾も期待できそうです。 でも、彗星はこれから4等星台になるけれど、夕刻の空が明るくなるのでそのバランスが問題となります。

 宇宙のロマンはモノは言わないけれど、ハートにぐっさりと刺さるパワーがありまする。 これだから星空観察はやめられまへんなあ・・・。

 

 【おまけ】

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 布団をとられた! 最近、夜が冷え込みますねえ・・・。

 

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2024年3月 1日 (金)

日替わり天気

 【日替わり天気】

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 『春はあけぼの・・・』清少納言が褒めたたえたように、春の朝は独特の情緒がありまする・・・。

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 わんちゃんとの早朝散歩の楽しみのひとつに、この明けゆく空の美しさがあります。 真冬の凛とした寒空も見ごたえがありますが、春先のなんか煙たいような空気も、またいいものです。

 寒い寒いと言っても、この時期では手がかじかんで感覚がなくなることもあまりないですしね。

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 やはり雲が少しはあったほうが、空の変化が楽しめます。

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 散歩中に、刻々と明るさが変化していく様を体で感じることができるのは贅沢な時間でもありますね。

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 今の季節は太陽の角度が真冬と違うので、真っ赤に染まる朝というのは見られません。

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 それでも、微妙な色合いに染まる空のキャンバスは、巨匠の描く絵画にも劣りません。

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 富士山に雲がかからずくっきり見える朝は、たいていよく晴れる一日となります。 窓越しのあたたかい日差しに、わんちゃんもぐっすり。

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 部屋飼いだと安心しきってしまうのか、爆睡モードです。

 

 あー、いい天気が続くなあ・・・と思っていたら。

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 みぞれ交じりの湿った朝。 濃霧で先がよく見えません。 まったく、晴れの日が続いたと思ったら突然雪に・・・。 なんだろねえ、この頃の天気は。

 

 【街路樹と野鳥】

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 植木屋さんの仕事も天気に左右され、仕事がたまりがち・・・。 ということで、街路樹の手入れのお手伝いをせっせとしております。

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 いつぞやの敷地と同じく、シラカシの木です。 何本もやっていると、さすがにハサミを扱う手がだるくなり、マメもできそう。

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 あ、やば! 鳩の巣を発見。 なんと、卵もあるではありませんか。 野鳥(卵やヒナも)は、鳥獣保護法で守られているので手を触れることができません。

 その近辺は手をつけずに残しておきますが、上の枝葉は手入れしてしまったのでちょっと日が当たるようになってしまいました。 すまんのう・・・。 親鳥が放棄しなければいいんだけど、どうにもできずにみんなでそっと見守ることにします。

 

 【高齢者問題に直面す】

 この日も、みんなで一生懸命作業していました。 街路樹の剪定組4名、片付け&掃除組4名の総勢8名。 私は木に登って、てっぺん辺りをチョキチョキしていた時。

 いきなり『ガシャーン!』と脚立の倒れる音がしたのです。 『え? 何々?』

 なんと高齢者の運転する車が、作業中の我々に向かって突っ込んできたのです。 しかも反対車線から(逆走ということになりますね)。

 脚立に乗って作業していたH君は足元をすくわれた形となり地面に落下し、飛ばされた脚立が片付けをしていたKさんを直撃。 2名が負傷する事態となり現場は大騒ぎに。

 救急車が駆けつけるわ、パトカーが何台も駆けつけるわでもう何が何やら・・・。

 幸い両名とも打撲で済みましたが、一歩間違えれば命に係わる事故でした。

 運転していた高齢者は、左手でなにか操作していて前を見ていなかったのとの事。 (左手に集中していたので、右手は無意識にハンドルを右に切っていたのに気づかず反対車線を走ったのでしょう)

 まったく勘弁してちょーよ!

 

 いずれ自分も高齢者となるので何とも言えない事ですが、事故を起こしてから後悔しても遅いということを、改めて考えてしまいますね。 また、ただでさえ人手不足なのに2名を欠くこととなり、怒りたい気持ちもあります。

 翌日ニュース欄には載らなかったけれど、逆に考えればニュースにならないくらいこういう事故があちこちで起きているという裏返しにもなり、ちょっと怖くもあります。

 

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2024年2月16日 (金)

プレリュード - Prelude -

 【プレリュード - Prelude -】

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 わんちゃんと散歩にでかける朝の時間は、一日のうちで空が一番美しく染まる時でもあります。 光の妙が作り上げる繊細な色彩は、どんな芸術家も作りだせないでしょうな。

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 時には雲が、豊かな表情を見せてくれます。

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 というより雲がある方が変化があって、よりいっそう風景を面白くしてくれますね。

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 まさに一日の幕開け・・・プレリュードであります。

 

  【よくわかったなあ・・・】

 『もしかして、これ「たろさん」だよねえ・・・』

 『え? 何々?』

 『市の公式インスタグラムの十日市の動画だよう』

 

 市の公式インスタグラムがありまして、前回記事に載せました『十日市』の様子がアップされていたようです。 その中で、私が一瞬写っているのを知人が発見!

 1秒ほどなのによくわかったもんだと、その観察眼の方に敬服してしまいますな。 リンクは↓

 南アルプス市公式インスタグラム 十日市祭典

 『十日市祭典』という投稿があって、十日市の様子を流しています。

 ただ、インスタグラムがアカウントを持っていないと見ることができないので、お持ちでない方には・・・。

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 ちょいサービス。 小型のセイロを物色している私であります。

 思い返せば、その時近くで撮影している人がいたなあ・・・。 市の関係のカメラマンだったんですね。 モデル料くれ~い。

 

 【Return to 植木屋さん】

 骨折も90%回復し(自己診断)かなり無理もできるようになりましたので、ようやく植木屋さんも復帰しました。 なにしろ植木屋さんの依頼が多くて、人手不足で対応できずにいたのですな。

 まあ、すっとぼけてムリムリ言ってもいいのですが、そこはまあ付き合いという事で・・・。

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 ここは市の施設の植栽で、敷地の周囲をぐるりとシラカシが植えてあります。 シラカシは高木になるので基本『木乗り』といって、いわゆる木登りをしながら手入れをしていきます。

 高さ的には、私が落下して骨折した高さくらいかなあ・・・。 もしやトラウマになるかなとは思いましたが、特に恐怖心はなく、ましてや肋骨の痛みや違和感も現れなかったので問題なくやれそうです。

 とはいえなにしろ木の本数が多いので、頑張ってやっても3日はかかりますな。 今度はケガをしないよう、慎重に作業していきます。

 

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 先日の『十日市』は春を呼ぶ祭りと言われる通り、この日を境に気温が上がるというジンクスがあります。 今年もそのジンクス通り、春の暖かさになりました。

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