2025年10月10日 (金)

今年最後の田んぼ作業

  【肌寒い朝】

 早朝の気温がぐっと下がり、わんちゃんと散歩も上着を着ていないと寒いくらいになりました。 私はどちらかというといくら暑くても夏が好きなのだけど、これからの季節は朝の空が魅力的になるのもいいもんですね。

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 なんか神々しい光芒。 俗にいう『天使のはしご』ですね。 正式には『薄明光線』とか『チンダル現象』とかですが、やはり『天使のはしご』の方が夢があっていいかな?

 こんなふうに早朝の朝はダイナミックなんだけど、起きるのがだんだんツラくなる季節でもありますね。

 

  【今年最後の田んぼ作業】

 収穫も無事に終え、一気に静かになった田んぼです。

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 でもまだ作業は続いておりました。 ワラを裁断して撒き、二番穂を刈り耕運を行います。 今年は土づくりを意識して『腐食酸苦土肥料』というものを撒いてみました。

 漉き込んだ稲ワラが早く有機肥料になる効果があるとされる腐食酸ですが、果たして効果はあるのかな?

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 基本的に稲作は『化学肥料』が主ですが、土壌の微生物を使った有機的&緩効性的な土壌作りもしたいと思ったからです。 いろいろとやってみて、より美味しいお米作りをしてみたいもんね。

 『目指せ、特等米!』なのですな( ´∀` )

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 今年最後の田起こしは、ゆっくりじっくり行います。 主変速は『低』、副変速も最低の『1』で、耕運速度も『低』・・・。

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 エンジンも1800回転くらいですか。 なので遅くて時間もかかりますが、そこは我慢我慢。 ラジオを聴いて気を紛らわせたいところですが、エンジン音がうるさくてよく聞こえません。

 なので鼻歌などでごまかしております。

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 やれやれようやく終わったわい。 ペースとしては田んぼ1枚に1時間半くらいですかね。

 

  【秘密の花園?】

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 実はここの田んぼの隣には・・・。

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 湿地によく育つ植物が花開いております。

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 わりと大きな株の『アケボノソウ』です。 ここは水路から漏れる水で、常にちょっと湿っている場所。 いつぞや私がアケボノソウの種を撒いておいたのですな。

 アケボノソウは近くに自生地があったのですが、現在は土砂崩落により全滅。 崩落前に種を採取しておいたのを、ここぞというところにパラパラと撒いておいたのです。

 なので現在は、うちの畑の隅やこういったところでDNAを繋いでいるという具合です。 よかったねえ・・・。

 

  【越後屋のひとりごと】

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 私のパソコンのモニターの隣にちょっとしたインテリア?が・・・。

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 これはクレーンゲーム(ゲームセンターにある、昔はUFOキャッチャーとか言われたもの)の景品・・・いわゆるプライズ品です。 私は別にヲタクでもないしフィギアコレクターでもないのですが、、いつのまにかコレクションになっておりました(;^_^A

 で、これは『パワーちゃん』で『チェンソーマン』のキャラの一人です。 第一部のメインヒロインより人気が高く、伝説的シーンの『約束だったじゃろ』の一コマのフィギアです。  『三揉みじゃ』・・・わからない人はコミックを読みましょう。

 しかし、プライズ品とはいえ、今のフィギアは精巧なんですねー。 すごい制作技術だとおもいます。

 ちなみにこのパワーちゃんは人間ではなく魔人(角がある)という立ち位置で、性格は自己中でわがまま、相手が弱いとエバり、責任は他人転嫁するしおまけに野菜嫌いなのですが、なぜか憎めないキャラで私の好きなタイプ?でもありますな。

 私がまだサラリーマンだったころの後輩に、こういったタイプの女性がいてかなり振り回されたものですが、不思議と憎めず今でもよい思い出となっています。 今、どうしているんだろう・・・?

 話がそれましたが、ほかにも景品のフィギアをご紹介。

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 こちらは『ゲゲゲの鬼太郎』第6期の『ネコ娘』

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 んで、こちらは『エヴァンゲリオンレーシング』の『綾波レイ』ちゃんです。

 

 ではは・・・。  また、クレーンゲームで頑張りたいな。

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 まあ、越後屋のひとりごとでございますので軽く流してくだされ。

 

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2025年10月 3日 (金)

もう10月の声・・・

  【もう10月の声・・・】

 なんだかバタバタしているうちに暦は替わり、もう10月なんですね。 うーむ、なんかいろいろとすることがあってゆっくりできませんでしたが、ようやく季節とともに落ち着けそうです。

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 早朝のわんちゃんとの散歩の時間はすっかり暗くなり、その代わり妖しい日の出を見ることができるようになりました。

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 早起きしないと見ることのできない美しい光景は、まだ寝足りない私の頭をぎゅぎゅっと覚ましてくれます。

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 この日は朝焼けはあったものの、結局雲が広がり雨の一日となりました。 ちょっとラッキー!

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 散歩の後半にお日様が顔を出すと、でっかい虹が広がっていました。 こんなに空が青かったのに、雨になるとはほんと不安定な天気なんですね。

 

  【ぎんなん拾いも楽じゃあない】

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 果樹畑にある銀杏の木が、ぎんなんをたくさん落としていました。 ああ、これもキレイにして出荷しないとです。

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 しかしすごい量。 ぎんなん拾いは中腰、またはしゃがんでの作業となるので、結構腰にくるのですよ。 田んぼ作業がようやく終わった私の体はかなりくたびれている(歳もある?)ので、ツラひ・・・。

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 去年に比べて、ちと実が小さいような。 それでもたくさんなってくれているので文句はいえませんね。 さて、これをキレイにする作業の方が臭いし大変なので、頑張らないと・・・。

 

  【ふかふかベッド?】

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 今年は収穫時に悪天が続いてしまったためか、水分含有量がちょっと多かったです。 精米機にかけるには、水分量が15%以下でないと機械が詰まって止まってしまうことがあります。 うちのは計ると16%以上ありました。

 それで倉庫でなく、日当たりの良い廊下に口を開けて置いています。

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 また、より早く乾燥させるために袋から出して広げておく方法もあります。 一日もこうしておけば大丈夫ですね。

 ・・・って、大丈夫ではありませんでした。

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 フェンスの隙間から入り込んだのか、わんちゃんが鎮座しておりました。 おいおい・・・。 このモミの感触は気持ちいいのでしょうね。 でも、このお米は一応自家用にしました(;^_^A

 

  【注文の多い米店】

 令和の米騒動の影響を引きずっているのか、今年はお米の注文がいやに多くなっています。

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 今日は10kgの米を3つに、5kgを5つ追加。 袋は手作りのラベルを貼っています。

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 ふう、ようやく用意ができました。 新米と言えるのは、年末までということなので、それまでどのくらい注文が入るのかな? 在庫があるだけは、なんとか注文に応えたいです。

 私は実際に食べてくれる方だけに販売しております。 転売目的の人には売りませんので、必然的に大口はありません。 まあ、その分こまごまと注文が入って大変ですが、美味しいと言ってくれることだけが励みですね。

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2025年9月23日 (火)

ようやく一段落・・・

 【ようやく一段落・・・】

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 急に秋らしくなった空。 気温もだいぶ落ち着き、農作業も随分と楽になりました。

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 棚田の方も天日干し~脱稿を終えた田んぼも増えて、稲作の終了を告げています。

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 しかし早朝のわんちゃんとの散歩も肌寒くなり、上着を一枚羽織るようになりました。 あんなに暑かった日々が嘘のようですね。

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 例年なら黄金色の実りとのコントラストが美しかったヒガンバナが、ようやく咲き始めました。 なんか、ちと寂しい感じがします。

 

 私は脱穀も終え、稲わらを裁断して田んぼに撒く作業も済み、ようやく一段落となりました。  あとは精米所に行って新米を待つばかり。 精米機にかけるのはちょっと水分量が高かったので、廊下に広げて干してあるところです。

 明日には精米できそうなので楽しみです。

 

 【越後屋のひとりごと】

 私がせっせと田んぼ作業を済ませたのは、お楽しみがあったからです。 それは・・・。

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 じゃじゃーん! 『世良公則のアコースティックソロライブ』 ふほほほほ・・・。 近くのホールなのでそんなに大規模ではないけれど、パイプオルガンの設置があるのでいろんなアーティストがライブを開いてくれるのですな。

 若かりし頃・・・というか子供の時分、『世良公則&ツイスト』でロックをお茶の間に届けてくれた印象的なバンド。 ン十年の時を経て、生で聞けるとは思ってもいませんでした。

 まあ、アコースティックライブなのでアコギ一本なのですが、さすがアーティスト。 力強いサウンドとリズム。 そして変わらない歌声。 ツヤと伸びのある声は、とてもあと少しで70歳とは思えないです。

 往年のヒット曲、『燃えろいい女』『宿なし』そして『あんたのバラード』も演ってくれてもう最高じゃわい! 私の意識は、しばしタイムマシーンのようにあの頃に戻っていました。

 

 おっと、話変わっておまけですが・・・。  『出川哲郎の充電させてくれませんか』とかいう番組で、先日ここの棚田に出川君が来ていました。 私はあいにく時間がなくて行ってないけれど、大勢の村人が集まったそうですよ。

 そのうちTV番組で流すと思うので、時間があったら見てやってくださいね。

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2025年9月17日 (水)

怒涛の脱穀作業

 【怒涛の脱穀作業】

 稲刈りがなんとか終わり、刈った稲をしばらく天日干しをしていました。 そろそろ脱穀作業をばと思ったら、秋雨前線の影響で雨ばかり。 うーむ、なかなか予定通りにはことが進みません。

 15日の午後にようやく晴れ間が。 翌日の16日は朝から晴れたので、急いで脱穀作業に入ることにしました。

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 できるときにやらないと、またいつ天気が崩れるかわかりませんからね。

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 がんがんやって、早く終わらせないと。

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 しかし、気温がぐんぐん上がってきて厳しい暑さに・・・。 これは湿度を確認するために持ち込んでいる温度計です。 あまり湿度が高いときに脱穀して袋詰めしてしまうと、カビの原因にもなりかねないですからね。

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 暗くなるまで作業したのでへとへと。 それでもにわか雨も降らずによかったわい。

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 品質は精米してみないと何とも言えませんが、収穫量からいけば『豊作』だったかも。 計算より多く採れたので、袋が足りなくなり買いに行くハメに。

 でもよかった。 古民家カフェやお蕎麦屋さんに卸さないとなりませんし、不作だった去年は断ってしまったお得意さんの注文も結構な量になります。 自家消費分を確保しても、最終的な残りは2袋くらいとなるでしょうか。

 

 【心痛めることが・・・】

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 脱穀作業をしているときに、なんか絡まっているなあと思ったら。

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 『カヤネズミ』の巣が・・・。 稲刈りの時にはなかったので、天日干ししているときに作られたものでしょう。 しかし、いやな予感も同時にしました。

 ちょっと重いのです。 それは、中身があるということを意味します。

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 『やっぱり!』 うーん、赤ちゃんがいたのです。 こりゃ、いかんなあ・・・。

 過去の経験上、人の手が触れた巣は放棄されてしまうのですな。 稲刈りの時だったら刈らずにおいておくのですが、まさか干してある稲に巣を作るとは・・・。

 巣は日陰に置いておいたけれど、場所が変わってしまっては親のカヤネズミが来ることは100%ないでしょう。 ごめんな・・・。

 

 【越後屋のひとりごと】

 ちょっと気を取り直して、私の就寝前の至高の時間のお話。

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 これは家庭用プラネタリウム。 天井に星空を投影して楽しむおもちゃでございます。

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 星の原版は2種類あって、一般的な星空と天の川を強調したものがあります。 上記写真は天の川バージョンで、和室の木の天井にもこれだけ投影されます。

 タイマーセットして、これを眺めながら眠りにつくのでありました。

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2025年9月 8日 (月)

汗だくの稲刈り・・・

  【ちょっと日が短くなりましたね】

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 毎朝5時に起きてわんちゃの散歩に行っていますが、今はこの時間だと薄暗くなりました。 残暑厳しくて秋の気配はとても感じないけれど、季節はきちんと進んでいるのですね。

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 ぽこぽこ一緒にあるいているうちに日の出になります。

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 赤い太陽が昇るのは、ここでは5時40分過ぎくらいです。柔らかな光が棚田全体を包みます。

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 長い影が頭を垂れた稲に落ちて、いい雰囲気。 うん、早朝の光はやはり心癒されますね。

 

  【汗だくの稲刈り・・・】

 さてさて、まだ清々しいとはいえないけど、かなり過ごしやすかった早朝の空気が一転。 気温が上昇しはじめて猛烈な暑さが襲ってきます。  とにかくあっちい・・・。

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 汗だくになりながら稲刈りをしていますが、飲料の量が半端ありません。 平均してペットボトルのお茶を4本に、スポーツドリンクを1本かな? 

 日中は、飲んでも飲んでも喉の渇きが収まらないというか、とにかく飲みたくなってしまうのですね。 でも、頑張って残り1枚となりました。 我ながらよくやったなあ・・・。

 写真を撮る気力もなくて、作業の写真はこれ1枚だけですが・・・。

 

  【夕刻の散歩・・・】

 ようやく日が落ちてあの強烈な日差しがなくなると、こんどはわんちゃんの夕方の散歩です。 ほんとはくたびれ果ててはおりますが、わんちゃんが待っていると思うともうひと頑張りですね。

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 稲刈りの終わった田んぼが点在し始めましたが、まだまだこれからですね。

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 まだちょっと青っぽい田んぼもあり、春の田植えの時期がバラバラだったということですね。 うちのは成長がよかったというか、早く実りすぎて倒伏してしまいました。 おかげでこのクソ暑い中の稲刈りとなったわけです。

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 夕刻でもまだ空気は暑く重たく、わんちゃんも休み休みです。 でもうちのわんちゃんはお座りがうまくできなくて、こういう風にぺったり座っちゃうんだよなあ・・・。

 いわゆる『おネエ座り』  仔犬のころからそうだったけれど、成長しても変わりませんでした。

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 『あーん、文句あるんかい?』 そんな目で見つめちゃいやーん。

 

 とにかくクタクタ・・・。 ほんとは本日未明の皆既月食を撮影しようと思っていましたが、とても気力がわきませんでした。 とにかく稲刈りはあと1枚。

 がんばんべー。

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2025年9月 2日 (火)

修行僧のように・・・

  【修行僧のように・・・】

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 毎朝5時に起きてわんちゃんの散歩に出かけています。 わんちゃんにとっても自分にとっても涼しい時間に散歩をと思っていますが、この時間でも暑い・・・。 もう世の中どうなっているの?という感じですね。

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 田んぼの方は、頭を垂れているどころか倒伏寸前のところも増えてきました。 私の田んぼも育ちがよかったのか、もう完全倒伏まで一歩手前でございます。

 もう待っていられないと、9月に入ったところで稲刈りをすることにしました。

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 しかし、暑い・・・。 まるで荒行に耐える修行僧のような気分。 流れ落ちる汗も半端なく、とにかく今までこんなに暑い環境の下で稲刈りをしたことがありません。

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 最後の一列になると、ほっとしますねえ・・・。 しかし、一日一枚の田んぼが限度ですな。

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 刈った稲を『うし』にかけていく作業もツラいです。

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 なんとかかけ終わるころには、日が傾いておりました。

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 2リットルのお茶を飲み干し、塩タブレットをなめ、間にアイスを食べながら頑張りました。 9月1日から始めたので、まだ田んぼ2枚しかできません。 はあ、あと5枚・・・がんばんべー。

 

  【森の宇宙人?】

 くたびれきっているのに、夜になるとPCの電源を入れて今度は趣味の世界に入ります。

 ちょっと滞っていた動画が仕上がりましたので、よろしかったらご覧ください。  春先から記録しておいた『ヒメコウゾ』の木です。

 

  【越後屋のひとりごと】

 起きて顔を洗おうと思ったら、珍しい虫が窓際にいました。 ありゃ、これは?

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 独特のカラーリングのハンミョウです。 別名『ミチオシエ(道教え)』と呼ばれています。 自然界で出会うとすぐ逃げるくせに、少し離れると立ち止まり後ろを確認しているように見える姿からそういわれています。

 このハンミョウも、カメラを向けると飛び回ってなかなか撮らせてくれません。 割と獰猛な昆虫ですが、とってもキレイな虫ではありますな。

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2025年8月30日 (土)

実るほど・・・

  【実るほど・・・】

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 本来なら秋風が田んぼを渡り、『そろそろ稲刈りの季節だよ~』と教えてくれるのですが、今年はなんという暑さ。 とても気分的に『よーし、やるべー』なんて思えないです。

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 それでも実りの田んぼは、頭を重く垂れています。

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 しかし今年は稲刈りを待つばかりの田んぼと、まだ成熟していない青い田んぼが混在しています。 この成長の違いは猛暑のせい?

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 我が家の田んぼも頭を垂れていますが、なんか出来が今一つだなあ・・・。 受粉時期に高温にさらされたので、不結実が多いんじゃあなかろうか。

 とにかく今までとは違う稲作だったと思います。

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 あー、こらいかん。 倒伏しそうです。 『実るほど頭垂れたる・・・』と、人間は偉くなってもいばっちゃいかんという例えの稲ですが、これでは腰が低すぎます。

 倒伏してしまうと稲刈りが大変になるので、これは暑くてもなるべく早く作業に入らないとダメですね。 一応予定では9月上旬だったけれど、カレンダーが変わった時点で始めようかな。 あー、暑そうでヤダなあ。

 

  【ハチ注意報?】

 庭に出ると、なんか行きかうハチが多いなあ・・・と、思って付近を点検すると。

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 わあ、軒下や窓際にハチの巣がいくつも・・・。 アシナガバチですが、なんか巣がデカい。 なんで今まで気が付かなかったんだろうと近付いていくと、わらわらとハチが動き始めました。 わ、近付きすぎた。

 うーん、アシナガバチはあまり攻撃的ではないけど、こう近いところにあるとうっかり刺激してしまうかもしれません。 また、うちのわんちゃんは黒いので、よく狙われる対象になります。

 ずっと前ですが、わんちゃんがハチに刺されて呼吸困難になったことがあります。 急いで動物病院に連れていき、酸素室?みたいなのに入れられました。 アレルギー反応が出たのでしょう、それ以来自分以上にわんちゃんに近づくハチに警戒しています。

 アシナガバチは害虫を捕獲してくれる益虫とされていますが、いかんせん刺されるとかなり痛い。 それに私は先日スズメバチに刺されて弱っていることもあり、可哀そうだけど駆除することにしました。

 駆除後、巣を取り除いてよく観察してみます。

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 これはちょっと可愛らしい。

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 少し大きくなりかけ。 油断しているとだんだん巣が大きくなります。

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 このクラスになると100匹くらいの所帯になるでしょうか。

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 窓際にあったのが一番デカくて私の掌が隠れてしまいますね。 こんなアシナガバチの巣は初めて見たかも・・・。 あとで駆除した死骸を数えたら、150匹くらいの大所帯でした。 うーん、一斉に襲ってきたら恐怖ですね。

 ハチの多い年は雨が多いとかなんとか・・・。 また、低いところに巣をつくると台風が多いとか・・・。 そんな言い伝えを聞いたような記憶があります。

 あー、それにしても今年はハチに縁があるな。

 

  【越後屋のひとりごと】

 ふっふっふ。 今回は私が育てている植物の自慢でございます。

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 この切込みの深い葉は『パパイヤ』 ちょっと南国風の雰囲気でいいですねえ。

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 このパパイヤの葉は、カエル君にとって居心地がいいのでしょうか? 朝見ると、いつもカエルが乗っています。

 ほいで、次は・・・。

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 『グァバ』でございます。 私はグァバジュースが結構好きで、ピザを注文する際はいつもグァバジュースにしてます。

 最後は・・・。

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 まだ小さい苗ですが『カカオ』です。 そう、チョコレートの原料となるカカオ豆がとれるのですな。 このカカオの木、南国の樹木でありながら、直射日光はあまりよろしくありません。 つまり気温が高く、半日陰が好みのようです。

 育てる難易度は、高い方ということ。 うまく育ってくれるでしょうか? 滅多に手に入らない苗なんで、心配だなあ。

 

 とはいうものの、ここは南国でないので夏は気温は高いけれど冬はそれなりに寒くなります。 冬をなんとか越せないと、観賞や観察どころではありません。 特にカカオは最低気温は15℃ということ。 部屋の中でもこれは無理そうです。

 なので、今年は本格的な温室を作る予定です。 ヒーターを点けて、最低温度15℃をキープできるようにしないとなあ。

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2025年8月20日 (水)

稲刈りまでカウントダウン・・・

  【稲刈りまでカウントダウン・・・】

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 お盆を過ぎてから、また気温が急上昇・・・暑い!

 それでもそろそろ稲刈りへ向けて、水を止める(田んぼへの給水を絶つ)ところが増えてきました。 一般的に稲刈りの10日~15日前に水を止めておかないと、ズブズブして機械が入ることができないので、逆算して止水日を決定します。

 おっとその前に・・・。 スズメバチに刺されてパンパンに腫れていた手も、すっかり治りました。 ご心配していただいた方々におかれましては、まことにありがとうございました。

 しっかし、治りかけが痒くて寝られませんでしたね。 次は刺されないように気を付けていきたいと思いますが、ハチはどこにいるかよく分かりませんからねえ。 かといって、草刈り等の作業をしないわけにはいかないので、困ったものでございます。

 さて、朝のわんちゃんの散歩は、日が出ると早朝から暑い思いをするので、5時に起きて出かけています。

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 それでも後半は太陽が覗いてしまって汗ばむのですが、これ以上早く起きるのは私にとってキツいからなあ。

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 早朝は曇っていることが多いですが、みるみる晴れ上がっていく空を見ていると『今日もヤバ暑くなりそう』という予想が容易にたちますね。

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 気まぐれにふと雨の降る朝もありましたが、基本的にはカラカラ天気ばかりです。

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 降るところには記録的な大雨となっているので簡単に雨乞いはできないけれど、とにかくほどほどに降って欲しいものですね。

 

 なんか載せる記事もあまりありませんが、こうして更新しないとそのまま終わりそうなので、頑張ります。

 

  【越後屋のひとりごと】

 今回のひとりごとは、《やはりすごいぞ、AI君》なんですな。 実は初夏に撮ったホタルの映像を編集しているのですが、遅々として進んでいません。 そこで、画像生成AIを駆使・・・とまではいかないけれど、その助けを借りながらポチポチ進めております。

 平安時代の和歌に載せての動画を作成していますが、その平安時代がなかなか難しい。 そこで自分の描いたラフ画をもとにその世界を描くことにしました。

 例として、私の稚拙な下書きがあります。 マウスで描いたので、ひょろひょろのヘタヘタ。

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 この画像データを画像生成AIに送り、プロンプト(呪文)で線画に清書するよう指示します。

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 するとなんと、しっかりと描き直してくれるのですな。 ちと下書きが雑だったので手に持つ扇の表現は今ひとつですが。 また、原画とかけ離れてしまいがちなので、そのさじ加減は何回か試してみないと分かりません。

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 さらに、彩色を指示するとこの通り。 陰影までしっかりと付けてくれます。 ただ、顔が上品すぎるというか、なかなか私好みにすることができませんでした。

 生成AIで思うように描画するには、やはり卓越したテクニックが必要ということでしょう。

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 背景などは、こうして手書きなどであればかなりの時間を要するものも、ほんの十数秒で作ってくれます。 すんごいですねえ。

 

 とにかく、こうして生成AIの力を借りながらホタル動画を作成してますので、もうしばらくお待ちくださいませ。

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2025年8月10日 (日)

早々、頭を垂れる・・・

  【早々、頭を垂れる・・・】

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 ここ2、3日で猛烈な暑さも一段落しました。 天気予報を見ると今後も35℃超えの日も見当たらないので、そろそろ落ち着くのかな?

 田んぼでは気の早い稲が、もう頭を垂れています。 うーん、どう見ても早すぎ。 このペースでは8月中に稲刈りになりそうで困るなあ・・・。

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 稲の状態もあまり芳しくなさそう。 なんか実入りが少ないようだし、株も少ないようです。 こればかりは収穫してみないと分かりませんが、豊作とは言い難いイメージです。

 

  【遅かった・・・】

 果樹農家の柿の摘果や草刈りに追われていて、周囲の移り変わりをよくよく観察できませんでしたな。

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 ウバユリはとっくに花を咲かせて、今では萎んでしまっていました。 いかんな・・・、じっくり観察したかったんだけど。

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 この暑さのせいで、成長が早まったのもあるでしょうが、観察はまた来年の課題となりました。

 

  【他には・・・】

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 ヒメオウギってこの時期に咲くんだっけ? なんか近年は季節感がなくなって、四季折々の情景が消えつつあるような。 そのうち、雨季と乾期しかなくなってしまうような近未来を想像してしまいます。

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 アケビもせっせと人工授粉したんだけど、みんな生理落下してしまいました。 これも寂し・・・。

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 カラスウリは実がいくつかなっていますが、これは珍しく2つが融合しています。 初めてみる形態です。

 

  【越後屋のうらみごと】

 はあ、またやられてしまいました。

 草刈りをしていたら、石垣のあたりにキイロスズメバチの巣があったのでしょう。  イッテー!と思ったらあっという間に、手の甲と腕の2か所を刺されてしまいました。

 さすがキイロスズメバチだけあって、痛みが半端ないや。 急いで刺されたところを絞り出しながら帰宅すると、みるみる腫れあがってきました。

 汗びっしょりだったので、とにかく速攻でシャワーを浴びて着替えて様子をみます。 今までにも何回も刺されているし、今年になってからも7月にクロスズメバチに刺されているので、ショック症状がでるかと心配でした。

 やばかったら救急車を呼ぶ準備をしていましたが、1時間経っても痛みと腫れだけだったのでよかったわい。 でも、腫れがヤバいですね。

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 くっそう、手が思うように動かん。 ここ2,3日は不便を感じるでしょうが、草刈りは気を付けないといかんですね・・・。 『禍は忘れた頃にやってくる』の通りで、ハチに対する警戒を忘れていました。

 しかし、まいったなア。

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2025年8月 1日 (金)

猛暑に耐えて・・・

  【猛暑に耐えて・・・】

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 『暑い!』以外の言葉が出てこないくらいの猛暑の夏。 それでも月日は進み、あっという間に暦は8月となりました。 猛暑に耐えながらも田んぼの稲はぐんぐん成長して、今では穂が生えそろっています。

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 こうなると、緑の絨毯が黄色っぽくなってきます。

 うーん、この状態になるのは2週間は早いのでは? 高温下では花が咲いても授粉がうまくできず、ここの言葉なのかわかりませんが『しいな』という、中身のない米になるという心配もあります。

 そこで、ない頭を巡らせて実験的に行っているのが、逆転の発想です。 今までは、夜間に水を入れて日中は止める(断水)というのがセオリーでしたが、それを反対にして日中は水を流し入れ、夜間は断水するということをしています。

 つまり、日中に冷たい水で満たして水温を下げれば、周囲の気温も少しは下がるのではという考えです。  今まではこうだったとか、昔はあーだったとかという、過去のノウハウが通用しなくなっているので、やってみる価値はありそうです。

 果たしてこれが実際に効果があるのかは、収穫を迎えなければわかりませんねえ・・・。

 

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 ありゃ! カブトムシが田んぼでおぼれていました。 暑すぎて水浴び? とにかく救出してゼリーのごちそうです。

 ふむむ、あや珍しい・・・。

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 なんと、タマムシもおぼれていました。 でもこちらは救出が間に合わず・・・。 すでにこと切れていましたが、その美しさは衰えずです。

 タマムシは割と高度の高いところを飛んで移動するので人目に付きにくく、こちらでも目にすることは稀です。

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 タマムシがよくくるエノキの場所は知っているので、今度は生体をゲットしてみようかな?

 

  【年々でかくなる?】

 フルーツ王国のわが県では、今はスモモと桃が出荷のピークでございます。 果樹は『はねだし』という、商品にならない傷物が大量に出るものです。

 廃棄するにはもったいないので、そういったものが親戚や知り合いに回ってくるのですな。

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 これはKさんからいただいたスモモのはねだし。 スモモの王者の『貴陽』です。

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 大人気の秘密は、今までのスモモのイメージを覆す大きさ。 とてもうちの2人だけでは消費できないので、近所にもお裾分けです。   

こういうところが、田舎の良いところだと思いますね。 あげたりもらったりで、いろんなものが手に入るのです。

 

 あ、桃といえば・・・。

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 うちの畑の孫悟空の桃、『蟠桃』です。

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 平べったいというか『いびつ』ですが、甘くて美味しい! 今年になってようやく、まともな実を付けるようになったようです。 この桃を盗み食いした西遊記の孫悟空を思い浮かべながらシャクシャクといただきました。

 来年はもっと手間をかけて育て、出荷したいとおもいます。

 

  【炎天下はやっぱキツイ・・・】

 果樹農家で作業していた柿の摘果はようやく終わり、今度は自分ちの草刈りをしています。

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 炎天下は慣れているぜい・・・のはずでしたが、これがまた結構大変。 機械を扱うのは思ったより熱量が上がるのか、流れ落ちる汗の量が半端ありません。

 それでも、暑いからと言って家にこもっていては何も進みません。 水分をガブガブしながら頑張っております。

 この写真にあるのは、メロンと落花生のトンネルです。

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 メロンも2,3個膨らんでいて、このままいけば食べられるようになるかな? ちょい楽しみでございます。

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 おや? こちらでも花が咲いてる。

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 これは、ちょいとした好奇心から植えてある『わた花』・・・つまり『綿花』なのです。 綿を採取するふわふわの実をつけるあの植物。 ふっふっふっふ・・・。 私の畑にはユニークな植物がいっぱいなのです。

 

  【越後屋のひとりごと】

 蛍のシーズンが終わり、ぽちぽち動画作りをしていますが、日中の疲れが出てしまいなかなか捗りません。 蛍の動画ばかりでなく、他にもいくつか制作中なのに、夜にPCに向かうとどうしても眠気が・・・。

 うーむ、いかんなあ。

 ということで、ここでは自分の動画は改めてということにして、ちょい地元に関係する動画を紹介しておきます。

 ずばり『甲州弁シンデレラ』です。

 作者の『五緒川津平太(ごっちょがわ つっぺいた)』さんは、甲州弁の研究者?で、何冊も甲州弁の本を出版しております。 この『甲州弁シンデレラは』はかなり難易度が高いので、同時翻訳版の動画もありますよ。

 私はすべて理解できますね~( ´∀` )

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