2024年2月10日 (土)

春を呼ぶ祭り

 【まだまだ冬景色】

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 早朝は震え上がるように寒い・・・。

 でも、わんちゃんは散歩に行きたがって暗いうちからウロウロ。 周囲に雪が残っていることもあり、朝の散歩はぽくぽく長靴で出発です。

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 いつもはファンヒーターの番付きをしているのに、散歩となると寒さを感じていないような元気さ・・・。 不思議ですねえ。

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 下界では道路の隅っこに汚れて残る雪ばかりだけど、ここは標高が高い分なかなか溶けずまだこんな状態です。

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 散歩が終わるころにはだいぶ明るくなり、積もった雪が朝日で輝いてきます。

 

 【春を呼ぶ祭り】

 ここらの地域では、毎年10、11日と春を呼ぶと言われるお祭りがあります。 その名も『十日市』・・・。 感染症の影響もあり、しばらく開催が見送られておりましたが、この度4年ぶりに復活!

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 歴史あるお祭りでもあり、『十日市で売っていないものは猫の卵と馬の角』と謳われるくらい様々なモノが並べられたものです。 大変混雑し、2日間で10万人の人出があるそうなので、早めに家を出ました。

 開催場所はすぐ近くだし、始まったばかりなのでまだ空いています。 よかったー。

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 目的はここ。 『うす屋』さんでございます。

 ここの臼職人さんは地元では有名な方で、女性ながらキビしい修行をして臼作りの伝統を継いだのであります。

 

 実は毎年我が家で本格的に臼でお餅をつくのですが、助っ人の甥っ子たちが臼のフチをもろに叩いたりしてしまい、杵の先がボロボロに・・・。 ということで、新調いたすのであります。

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 軽トラの荷台の幅くらいあるでっかい臼から、こじんまりとしたミニ臼までいろいろあります。 でも、このミニ臼の杵は、お月様で餅をついているウサギが持っているのと同じ形ですな。

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 で、これを買い求めました。 ふっふ、これでまた美味しいお餅をつくのであります。

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 あとは縁起物のだるまさんを購入。 このだるまも歴史ある伝統工芸品なのですな。

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 人だかりがしているので覗いたところ、農協も出店していてイチゴを販売。 『ゆめのか』4パックで1,800円。 お、安いぞ、買っちゃえ・・・ということでさっそく購入。

 さて、目的は果たしたので、猛烈に混雑する前に撤収じゃあ。

 来週は気温がかなり上昇する予報です。 春を呼ぶ祭りは、やっぱり春を呼んでくれるのでしょうか?

 

 【ちと季節外れですが・・・】

 まだ、周囲に雪が残っているわ、空気は冷たいわでまったくの季節外れでありますが、『ヘイケボタル』の動画を仕上げました。

 去年撮りためておいた映像で、なかなか編集まで至っていませんでした。 実はイラストをいれたかったのですが、手書きでは思うように書けないし、かといってネットの素材を利用するのもなんだかなあということで放置してしまっていたのですな。

 この度、画像生成AIというものが出現し、動画のイメージにあったものが少しは作れるようになりましたので、ようやく作成してみる気になったのです。

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 AIが生成したコンテンツに対する著作権はまだ議論中であり、ケースごとに判断されるようです。 基本的には著作物とは認められず、おのずと著作権は発生しないとされています。

 ただ創作として寄与した場合は、創作した人間に著作権が発生するとかなんとか・・・、よくわかりませんねえ。

 話が逸れましたが、季節外れのホタル動画を載せましたので、よろしかったらご覧ください。 なお動画中の不思議の話は、このブログに載せたことばかりですので真新しい事はありませんが、お楽しみいただければ幸いです。

 

『-幻想夜話- 水田を舞うヘイケボタル と、蛍の不思議なお話』

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2023年6月15日 (木)

梅雨らしいといえば梅雨らしいのだけど・・・

 うーむ、記事もしばらく更新していませんでした。

 梅雨時だから仕方ないとはいえ、こう天気が悪い日が多いとどうも元気がでません。 私は『光合成人間』なので、やはりお日様がきっちり当たってくれないと、パワーの蓄積ができないのですな。

 さて、サクランボ農家の手伝いも一段落して、作業はハウスのネットを捲って固定するだけとなりました。 その作業は来週からなので、今は草刈りに専念です。

 雨の恵みを浴びて、雑草たちは競って成長しています。 晴れ間をみては畑にくりだして草刈りをしていますが、地面が濡れていてなかなか大変。 草刈り機が土を跳ね上げるので、顔が泥だらけとなり『変なおじさん』のように・・・。

 ほひ~、いい男が台無しじゃ!

 

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 とはいえ元気がでないと言いながらも、夜になると外に繰り出しています。

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 この時期の風物詩、ホタルの観察です。 頼りなげに飛ぶ淡い光は、近年めっきり少なくなりましたが、それでもなんとか生き抜いてくれているのですね。

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 なかなか思ったところに飛んでくれないので、画面に収めるのも一苦労。

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 時間は8時~9時の1時間ほどでしょうか・・・。 それ以降は草の陰に隠れてしまい、飛翔はしなくなってしまいます。

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 こちらは庭のアヤメの葉っぱに飛んできたホタル。 夜も更け、もう動かないなあと思っていたら翌朝もとまってました。 わあ、ラッキー! 明るいところで観察できることは、あまりありません。

 この赤い部分はホタルの特徴ですが、種類によってデザインが違います。 これはゲンジボタルで、赤い部分に黒いΦ模様があります。 発光器官は5節と6節が光るのでオス。

 メスは体が一回り大きく、5節のみが発光します。

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 こちらは過去写真。 右側のオスはお腹の2ブロック(5節と6節)が発光。 メスはここでは光っていませんが、5節の1ブロックだけの発光です。 体の大きいのはわかりますね。

 

 さて、明日からは晴れの予報。 パワーが復活するかなあ・・・。

 

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2023年6月 5日 (月)

水田を舞う 仄かな光・・・

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 夕刻になると、どこからか雲が沸き上がり景色を包んでしまうこの頃でしたが、今夜は久々富士山がうっすら。 まだ梅雨入りはしていないけれど、はっきりしない空ですね。

 

 【先日の大雨にはまいった】

 6月2日は予報通り大雨となりました。 仕事から急いで帰って田んぼを確認すると、どの田んぼも水が溢れ悲惨な有様。 うわう、決壊しそうな勢いだけど、手がつけられません・・・。

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 山を縫って流れてくる、普段はおとなしい自然の水路は、恐ろしい勢いで音を立てています。

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 農業用水を分配する水門は、もう水が乗り越えておりますな。

 後日、水の勢いが収まってから再点検&水路の修復を行い、もとの通りに戻ったのは二日後でした。 でもこれだけで済んでよかったわい。 土石流のハザードマップの対象地域なので、大水はヤバいのですよ。

 気象変化が大きくなっている昨今、災害を念頭に置いておかないといけませんね。

 

 【今年のサクランボは早いぞ】

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 土日も休まずサクランボ農家のお手伝いです。 ふう、日中は気温も上がるので、汗かきかきの収穫作業となります。 今年のサクランボは期間も短く、11日には終了の予定。

 サクランボ狩りも限定で、メインは収穫して発送や店頭販売中心ですな。 以前はサクランボ狩りが大盛況でしたが、コロナで打撃を受けてから縮小・廃止されました。

 もう、以前のようにサクランボ狩りが戻ることはないでしょう。 ま、その方が収穫に専念出来ていいんじゃないかとも思います。

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 佐藤錦はもう終盤。

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 後半は、紅秀峰となります。 肉厚で食べ応えがあって、私はやはりこれが好きですな・・・。 ほんとジューシーで、摘まみ食いにも気合いが入ります!(こらこら)

 

 【水田を舞う 仄かな光】

 6月の風物詩・・・。

 宵闇に包まれた田んぼの上を、チラチラと小さな光が飛び始めました。

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 そう、ホタル。 まずはゆっくり点滅するゲンジボタルから始まります。

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 めっきり数が減ってしまっているので、いつまで飛んでくれるか心配。 水路の工事がどんどん進んでいるので、近いうちに絶滅してしまうんじゃないだろうか?

 15年も前は体にいっぱいホタルをくっ付けて、ホタル人間だ~!なんてことができましたが、今はもったいなくて撮るだけ。

 庭にも飛んできます。 網戸にとまって光っていることがあるので、そんな時は部屋の灯りを消して楽しみます。

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 バックの光はガーデンライト。 庭に来ると、こういう演出もできるからいいね。

 

 どこかノスタルジーを感じる淡い小さな光・・・。 ステキな昆虫もいたもんです。

 

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2023年4月14日 (金)

小さな赤い手紙

 日中は汗が流れるほどの気温となるのに、朝の寒い事・・・。 ギャップが激しくて体調を崩しそうです。

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 わんちゃんとの早朝の散歩の時間は、もう日中の明るさ。 真冬は真っ暗だったなんて思えないですね。 ふにゃ? 富士山がいびつに見える~(-_-;)

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 と思ったら、全体を雲が包んでいました。 もやもや膨らんだ富士山です。

 

 【畑の手入れ】

 稲作の準備は一段落し、水路に水が流れるのを待つばかり。 そうすればまた忙しくなってしまうので、今のうちに畑の手入れです。

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 まずは果樹畑の除草。 トラクターでできるところは耕運してしまったほうが早いので、ブイブイ・・・。 おや、カラスが付いてくるぞ。 鳥たちはこうして耕運すると、虫たちが逃げ出してくるのを知っていて集まってくるのです。

 うーん、セキレイが可愛いんだけど、カラスじゃあな。 作物もつつくので、すっかり農家の嫌われ者になってますぞ。

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 それでもひとつの命、無下にもできないので困ったもんです。 生きるという事は厳しいよね、鳥だって・・・。

 

 そして野菜畑。 菜の花(アブラナ科の仲間の総称的な名称)は、もう薹が立って(『とうがたつ』・・・花茎が伸びて食べごろを過ぎること)しまったので抜いてしまい、次の作物の土作りをします。

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 うちの食卓にも、よく上ってくれてありがとねー。

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 ハクサイも、花が咲くときはこんなになります。 菜の花だということが、これで分かりますね。 普段は漬物用の塊?しか見かけないので、ちょっと不思議な気もします。

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 これは野沢菜。 野沢菜というと、葉や茎の漬物というイメージが強いですが、このようにカブになるのですな。 ダイコンのようにも見えます。

 こうして自分で作物を作っていると、作物の一生というかすべての姿を観察できるので、お勉強にもなります。

 

 【小さな赤い手紙】

 生垣のレッドロビン。 何気なく目を向けると、小さなクルクルが・・・。

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 ありゃりゃ? これはもしかして『オトシブミ』

 えー、レッドロビンでも作るんだ。 毎年、ケヤキの若葉で作った緑色のものしか知らず、赤い色の『文(ふみ)』なんて初めて見た気がします。

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 キョロキョロするといました。 体長5mmほどの小さな『文(ふみ)の主』 ヒメクロオトシブミだろうか。

 葉っぱを丸めるところを観察してみたいけれど、それは難度が高そう。 根気よく待っていないと見られそうもないもんね。

 

 【紫外線励起蛍光写真 No.2】

 前回に引き続きいろんな植物を撮りましたので、よろしかったらご覧ください。

 

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2022年7月13日 (水)

水田を舞う・・・ Ⅱ

 『幻想夜話 - 水田を舞う - ゲンジボタル編』をようやくYouTubeに載せましたが、その勢いで『ヘイケボタル編』も完成してしまいました(*^-^*)

 

 こちらもリンクを貼りますので、よろしかったらご覧くださいませ。

 

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2022年7月12日 (火)

水田を舞う・・・

  【ユリユリガーデン】

 今年も見事に咲いてくれました。

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 まずはオニユリです。 何年か前、オニユリガーデンを作るべく、ムカゴからたくさん育てたのが・・・。

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 現在ではこんなに。 でも、なんか増えすぎ~! ほんとにオニユリガーデンになってしまいました。

 

 そしてこちらは。

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 ヤマユリです。 このヤマユリは人為的ではなく昔から近辺に咲いていて、例の水路にはかなりの年月を経たものも。 この株は、身長1m50cmはあるんじゃないかな?

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 花は、私の掌より大きいのです。

 

 ヤマユリは何十年か前には近くの野山にも普通に見られたのですが、藪化が進み今ではすっかり消滅。 この水路で生き残っている株だけとなりました。

 

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 おっと、中指はさっそく虫に刺されたのです! かなり痛かったので、多分ハチだろうね。 えーん、また今年もハチに刺されてしまったわい。

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 この、ミニ田んぼの周囲の草を、素手で抜いたのがマズかったなあ。 やはり、油断はせず手袋をしないとダメですね。 でも、ヘビイチゴの酒?をたっぷり付けたので痛みもすぐに和らぎました。

 

 【さてさて本題】

 撮りためておいたホタルの動画を、ようやくYouTubeのアップしました。 かなりのデータ量なので、今回は『ゲンジボタル編』と『ヘイケボタル編』に分けることに。

 まだ、『ヘイケボタル編』は編集中なので、まずは『ゲンジボタル編』のみです。

 

 よろしかったらご覧くださいね。

 

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2021年5月13日 (木)

空からの手紙

 田植えが終わったばかりの濁った水のような空模様が続いています。 週間天気予報を見ると、金・土は晴れそうですが、そのあとは雨マーク。 このまま梅雨入りしそうな気配だなあ。

 

 【散歩道で・・・】

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 わんちゃんとの散歩道。 

 この村には景観保護のボランティア団体があります。 その作業のひとつの休耕田に花の種を蒔く運動で、今あちこちが花咲くポピーで赤く染まっています。

 私もそのボランティアメンバーの一人で、まだあまり密接に協力はできていませんが、草刈り等は毎回参加しております。 休耕田はそのままにしておくと雑草に覆われてしまうので、せめてキレイな花を咲かそうということですね。

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 今年は水不足で、なかなか水の入れられない田んぼが多かったのですが、ようやく行きわたり田植えを終えるところが増えてきました。

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 水が入ると、やはり景色が変わりますね。 高齢化や後継者不足で、だんだんと稲作をやめてしまうところも増えてきました。 近い将来、田んぼは消え失せ、いずれ花畑になってしまいそうですねえ。

 うちの田んぼだって、私ができなくなったら終わりですから・・・。

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 おや? 先日私の田んぼにいたカルガモのカップルでは? うーん、こんなところにいたんかい。 浮気もーん( ノД`)  ま、ここは田植えがまだだから、またどこかに移動しちゃうでしょう。

 

 【空からの手紙】

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 こちらはラピュ田へと続く林間コース。 通称『山柿の小径』 ここの山柿は、素朴で小さな柿の実をいっぱいつけます。 いつぞやはこの柿の実で干し柿を作りましたが、美味しかった記憶があります。

 今年もたくさん実ったら、また作ってみようっと。 猿の取り分も残しておかないと腹いせに畑に来られて作物を強奪では困るので、十分豊作になったらね。

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 さて、この小径。 小さな落とし物がたくさん。

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 オトシブミが落とした葉っぱの手紙。 『揺籃(ようらん)』と呼ばれる、昆虫が巻いて落としたものなんですね。

 オトシブミは『落とし文』 うーん、なんとロマンティックなネーミングであろうか。 この葉っぱの巻き巻きを『文=手紙』に例えた人は、どんな感性をお持ちであったのでしょう?

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 しかし、ここは一応道路です。 車通りは少ないとはいえ、交通事故にあったもの、路上で干からびてしまったものなどたくさん。

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 できるだけ拾って、山際のほうへ投げています。

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 また興味もありますので、ひとつ広げてみることにしました。

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 しかし、よくこんな作業ができるものです。 昆虫の小さな体では、随分と時間がかかることでしょう。

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 巻き始めの部分に、小さな黄色い卵がひとつ。 葉っぱはこの卵が孵化したあとの、幼虫の食べ物となるのですね。

 空からの手紙は、次世代に繋げたメッセージなのでした。

 

 オトシブミの仲間は多く、成虫を確認しないと正式な名前が判明しません。

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 葉っぱは高いところにあるので、脚立を持ち出して上ってみました。 足元が傾斜なのでこえ~!

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 巻き終わった葉っぱをみっけ。 この木はケヤキですな。

 しかし、成虫の姿が見当たりません。 ちょっと肌寒い気温なので、どこかに隠れているのでしょうか? 暖かい日にまた観察してみたいと思います。

 

 【今夏のお楽しみの花は?】

 毎年野菜、果樹を作っているだけでなく、その時の気分でいろんな草花も育てています。

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 今夏に向けて畑の一部に植えるのは、ヒマワリに決めました。 それも、でっかいヤツ。

 やっぱり畑とはいえ、賑やかな方がいいですからねえ・・・。

 

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2020年11月19日 (木)

しろばんば舞う

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 なんとなく気持ち悪いような暖かい日が続きます。 もちろん過ごしやすいのは有難いのですが、暦に応じた気温というものがありますからね。 それでも朝晩は冷え込むので、この時期特有の朝焼け、夕焼けは見ることができます。

 

 庭に雪虫が飛び始めました。 冬の風物詩とされるので、その姿を見ると、ああやっぱり冬がすぐそこに来ているんだなと実感します。

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 井上靖氏の長編小説『しろばんば』を思い出すけど、ここら辺ではやはり『雪虫』だなあ。 どこの地域が『しろばんば』って呼ぶのだろう?

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 ゆったりふわふわと飛ぶイメージがありますが、意外と飛翔速度が早いような。 カメラで追いかけると、すぐにファインダーから外れてしまいます。 こりゃ待たんかい!

 雪虫はアブラムシだけど、体についている綿のような物質のお陰で鑑賞の対象にされるので、ちょっぴり恵まれているのかな? 一般のアブラムシだったら、消毒プッシャーされちゃうものな。

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 綿毛のコートも、この気温では暑そう。 しかし、この綿毛はどんな効力があるのだろう・・・。 自然は意味のないことはしないので、今度調べてみよう。

 

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 丸いベットで丸くなって寝ているワンちゃん。 よしよし、今夜は私の布団で寝ていないな。 熟睡している時に移動させると歯をむき出して怒るからなあ。

 寝起きの悪いのは人間も同じだけどね。

 

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2020年6月18日 (木)

暗夜光路?

 吹き出す汗が、猛暑のパワーを実感させたかと思えば、うすら寒いような雨の落ちる日に一転。 温度差がありすぎ~。 油断すると体調を壊しそうです。

 毎朝、仕事に就く前に行う体温チェックに、少なからずひやひやしてますが、これで風邪など引いてしまったらいかんですな。 遅寝早起きの習慣を改めなければと思うけれど、このところの夜は私にとって魅力ある時間となっています。

 ホタルの舞いを愛でに、夜遊び?は欠かせません。 今年は動画ばかり撮っていますが、フレームレートは30fpsなのでシャッタースピードも1/30までしか下げられません。 ISOを上げればノイズだらけの汚い映像になるので、やはり限界を感じるなあ・・・。 やはりもっとISOを上げてもキレイな動画になる機種が欲しいものです。

 動画編集もまだ途中で、なかなか完成までは遠い道のり。 動画は編集しないと見られたものではありませんので、静止画より手間がかかります。 まあ、気長にやっていくしかありませんね。

 ・・・ということで、またまた動画からの切り出しの静止画です。 どんな動画になるかイメージしてくださいませ^^;

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 背景の光は庭のガーデンライト。

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 こちらは埼玉県方面でしょうか、稲光が空を彩っています。 左下にホタルがうっすらと写っています。 この稲光を横切って飛んでくれないかなあなんて思いましたが、思うようにはいかないところが自然の生き物です。

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 雨の落ちる中、モミジの葉っぱから飛び立つホタル。

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 水田を飛ぶホタル。 数がめっきり減ってしまって、なかなか複数では現れません。 20年くらい前では、わいわい飛んでいたのが懐かしくなってしまいます。

 あの頃に、今と同じような動画を撮れるカメラがあったらなあと思いますね。

 

 環境がどんどん変わっていく中で、いつまでこの土地で舞ってくれるのか心配になります。 圃場整備、農薬の大量使用などが確実に一つの生命を奪っていく様を見ているような気がして、ちょっぴり寂しくなりました。

 

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2020年6月14日 (日)

雨音を聞きながら・・・

 とにかく、よく降ります・・・。 傘にはじける雨粒の音が、心地良いようなリズムを奏でていますが、やはり雨はよろしくないなあ・・・。 アウトドア(農作業者?)タイプの私にとって、雨はブレーキになってしまいます。

 帰宅してからあれしよう、これしようと思っていても、できることは限られます。 また、雨の中の作業は思わぬ事故につながることがあるのは経験済み。

 田んぼの畦の石垣で滑って転落したこともあるので、つい躊躇してしまいます。

 

 【水田を 打つ夜雨にも 舞う蛍】

 こんな雨の中でもホタルは飛ぶのですね。 さすがに雨の中では飛ばないだろうと思っていたら、水田の上にちらちらと淡い光。 ふーむ、思ったより根性があるわいな・・・。

 何気なく玄関から外を見ていたら、庭にもいました。

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 闇の中で光る宝石。

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 自分は雨に打たれながらも、つい見入ってしまいます。 私にとって至福のひと時ですなあ。

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 こちらは先ほどまで差していた、ビニールの傘。 ありゃ、いつ来たんですかい? ビニール傘で光っては少々風流ではないけれど、うちの庭に遊びにくるのはいつでも歓迎するよ。

 まあ、ホタルとしては遊んでいるのではないでしょう。 早くパートナーを見つけて、来年につなげてくださいね。

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 田んぼの点検に行くと、稲にもとまっておりました。

 蛍の動画編集は、遅々として進んでいません。 かなりのカットを撮影していますが、これといったのがなかなかないという事もあります。

 撮影した動画をPCに取り込んで確認すると、ピントが外れていたり、思ったより小さくしか写っていなかったり、画面が暗くてなんだかわからなかったり、ノイズだらけでぐしゃぐしゃだったりと、イメージ通りにはいきません。

 でも、なんとか頑張ってナイスショットを撮ってあげるから、ぜひポーズをとってくださいな^^;

 

 【子だくさんの菓子でございます  -たろすけ同心漬物帳 巻の四-】

 越後屋たろ兵衛『同心様。 またまた、うひょひょでございます』

 たろすけ同心『越後屋か・・・。 そうそう賂など受け取らぬぞ!』

 越後屋たろ兵衛『まま、そうおっしゃらずに。 もう、同じ穴のムジナでございますよ。 ひょっひょっひょっ』

 たろすけ同心『お主とは、同じ穴に入りたくはないわ!』

 越後屋たろ兵衛『今回は趣向を変えて、こんなものをお持ちいたしましたよ』

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 越後屋たろ兵衛『双子ちゃんの、オンパレードでございますよ。 たまにはこんなのを相手にしてみては? うひうひ』

 たろすけ同心『う・・・。 儂はこういうのに弱いのを知ってのことか?』

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 越後屋たろ兵衛『ひょひょ! これなんか、いかがで? 双子、双子、三つ子で7人所帯などもございますよ』

 たろすけ同心『ううーむ。 (ああ、こりゃたまらん!)』

 越後屋たろ兵衛『極めつけはこんなのもございます』

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 たろすけ同心『うひゃ~! もう、越後屋ちゃんたら! いやーん』

 たろすけ同心&越後屋たろ兵衛『こうなったら、お代官様もお呼びしなくては・・・』

 

 その夜、3人は親しげに飲み交わすのでありました。

 悪代官&たろすけ同心&越後屋たろ兵衛『ぶっほっほ』『てっけっけ』『じゅふじゅふじゅふ~』・・・『みんな、悪よのう』

 

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