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2026年1月31日 (土)

リニアに沈む神社と伝説

 朝晩の冷え込みはまだまだ厳しいけれど、1月ももう終わりなのですね。

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 ここらでは2月に『十日市』と言って、言葉通り10日と11日に春のお祭りがあります。 露店が立ち並び、杵や臼などの大物をはじめとして縁起物やらなんやらと様々なものが売られます。

 歴史あるお祭りで、昔から『売ってないのは猫の卵と馬の角』と言われてきました。 ことしは土日に合わせて7日と8日に変更されたので、大変な混雑が予想されます。

 まあそれはともかく、この『十日市』が終われば急に暖かくなるというジンクスがあるのですね。 なので、この寒さももう少しだと思われます。

 

  【リニアに沈む神社と伝説】

 さて、ライフワークとなりつつある『ちょっとマイナーだけど、オーラってる神社めぐり』で、また行ってまいりました。 今回は『高下諏訪神社』です。 室町時代から続くとされるこの神社は、ちょっと切ない伝説が残っていますが、それはのちほど動画にする予定です。

 それよりもなんじゃこれは! と思ったのは、周囲の大工事です。 ここ富士川町高下(たかおり)は、リニアのルートにあたりますのでその工事なのですな。 そればかりでなく、リニアに電力を送る送電施設も建設中なので、ダンプカーがひっきりなしに往来。

 うーん、神社周辺は休みない騒音に包まれています。

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 神社の前は鉄板が敷かれ、工事関係者の駐車場になっています。

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 これが『高下諏訪神社』 移設まではされないようですが、リニアが開通したらほどなく集落もなくなり、だれも見向きもしなくなるんじゃないでしょうか?

 それこそ、『リニアに沈む神社と伝説』ですね。 ここだけの問題ではなく、開発の裏にはこうした歴史的な史跡がどんどんなくなっていくのでしょう。

 

  【趣味もこれだけになると、スンバラシイ】

 喧騒に包まれた『高下諏訪神社』を後にして、ドライブがてら足を伸ばしてみました。 おーそうだ、あそこによってみようかな? と久々に訪れたのはここ。

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 かなり昔からあるオブジェ? この方、趣味が高じて購入したといわれているけれど、何度見てもすごいですね~。 屋根に戦闘機を乗せる人はなかなかいないでしょうね。

 私は戦闘機にはあんまり詳しくありませんが、たぶんロッキード社のF104だと思われます。 んで、以前来たときにはなかったのに・・・。

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 庭にもう一機置いてありました。 こちらはブルーインパルスにも使われた、ノースアメリカン社のF86セイバーでしょうね。 近所にこういう家があったらお友達になれるかどうかはわかりませんが、とにかくすげえなあ・・・。

 

  【越後屋のひとりごと】

 おお、久々のような気がするの、この『ひとりごと』シリーズ。  さて、今回のひとりごとはこれ・・・。

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 『ベンベン、びゅわーん』 

 H〇K連続テレビ小説の『ばけばけ』で人気の、ラフカディオハーンの怪談『耳なし芳一』の一場面です。 小学生の頃からよく読んだ怪談で、家の蔵書にまだ残っています。

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 大人になっても『耳なし芳一』の物語は脳裏に残り、魅力たっぷりの中古の琵琶もずっと昔にオークションで購入してしまった次第です。

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 独特のびゅおーんという音と月(三日月)と呼ばれるところが、あやかしの目のようでいいのですな。 とにかく、日本人より日本人らしいと思った八雲君がドラマになってうれしいな。

 ・・・ということで、芳一ネタをば。

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 ふふふ、その名も『ほういちの耳まんぢう』じゃ。

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 ちょっとイラストがおどろおどろしいが、私の琴線に触れてしまったので仕方ありませぬ。

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 ま、もう少し漫画チックに描いてもよかった気がするがの。

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 中の『まんぢう』は耳の形に見えないこともないが、言われんとわからんかも? 『ほ~いち~!』と言いながら食べるのが雰囲気が出るとは思うが、味は普通の饅頭であった・・・。

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2026年1月25日 (日)

『いとわろし・・・』

  【凍る朝】

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 1月後半になってから寒いこと・・・。 うちは標高の高い里山にあるので、外に設置してある温度計は、毎朝-7℃だの-8℃などになっています。 まさに凍る朝ですね。

 日本海側は大雪のニュースが流れていますが、こちらは一向に降らずに乾燥した毎日です。 全国ニュースにもなった山林火災はようやく鎮火しましたが、連日火災注意報が流れています。

 火の取り扱いには気を付けなくてはなりませんね。

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 そんな凍る朝でもわんちゃんは元気。 私は寒いので散歩の距離はできるだけ短くしたいのですが、こういう時に限ってなぜか遠距離になるんだよなあ・・・。

 植木屋さんのお手伝いにも行くかなくてはならないので(ほんとは寒いからだけど)、早く帰ろうよ・・・( ノД`)

 春遠からじとはいいますが、早くこの寒波が去ってほしいものです。

 

  【いとわろし】

 『春はあけぼの・・・』で始まる清少納言の枕草子。 『夏は夜 月の頃はさらなり 闇もなほ 蛍の多く飛びちがいたる・・・』 彼女の夏の押しの風景が消える時がいよいよやってまいりました。

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 それは・・・、蛍の出現する河川の工事がいよいよ始まったのです。 ここは昔からの手付かずの川であるので、季節になると蛍が舞い始めます。 私が初めてこの土地を知ったン十年前は、それこそ『蛍の多く飛びちがいたる』でした。

 体にたくさんくっ付けて、『蛍人間だ~』なんてやったものです。 それが年々数が減ってきて、近年はちらほらという寂しさにもなっています。

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 この河川工事は、県の土石流などの災害対策の一環として行われるのでどうしようもないですが、やはり残念でなりません。 悪あがきではないですが、せめてもとの川のある通りに作り、底にはゴロ石を敷きつめて土が滞留するようにしてもらっています。

 本来は川はまっすぐに作るほうが時間的にもコスト的にもいいのですが、それでは蛍は完全に絶滅。 近隣住民の強い要望で、蛍が復活してくれるという願いを込めて、形だけは曲がりくねった新河川となります。

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 まあ一つの望みとして、蛍の出現する河川は少ないけれどここだけではないので、将来的にその蛍たちがこちらに来てくれるといいのにと願っています。 (ほんとはこの川が一番蛍が生息していたのです)

 その時のために、餌となる『カワニナ』を集めて畑の一画の水の湧きだすところに撒いておきましたが、育ってくれるかな? たくさん育ったら新しい河川に移す予定。 とにかくこの先どうなるのかはわかりませんが、観察していくしかないですね。

 ただ、清少納言がこの場にいればきっと言うでしょう。 『いとわろし・・・』

 

  【石膏鉱脈?】

 時間があるときには、『ちょっとマイナーだけど、なんかオーラっている神社めぐり』をやっています( ´∀` ) 遠くても2時間もあれば往復できる距離の場所を選んでいますが、探してみるといろいろあるものです。

 今回の神社の近くには、こんなのもあります。

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 天然記念物の石膏なのですな。 石膏というと美術のデッサンに使われる石膏像や、建築用の石膏ボードなどを連想しますが、自然界では美しい結晶として産出されることがあります。 以前は透明に結晶化したセレナイトがここでも採れましたが、乱掘され今ではこの鉱床の露出がみられるだけです。

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 こういった面白物件もあちこちにあるので、楽しみですね。

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 近年、風化が激しいように思えますがどなんだろう。 徐々に人々の記憶からもなくなり、過去のものとして消え去っていく運命なのでしょうか。

 

  【神秘的なパワースポット?】

 さてさて、この石膏の天然記念物が今回の目的ではなく、別のものなのですな。

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 この近くに沢があり、そこに降りていくと危なっかしい橋があります。 多分、地元の人しか知らないと思います。 私は地元でなくても知ってますが、それは私がいかにあちこちとコソコソとしているかなのですな(;^_^A

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 橋を渡って向こう側に進むと巨石の上に祠が祀ってあります。 これは山の神さまでしょうか。

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 その祠の背後には、さらに巨大な岩が鎮座しています。 普通ならほうほうと通り過ぎてしまいますが、よく見ると・・・。

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 その巨石の陰に隠れるようにして、一体の石像が立っているのです。

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 風化なのか、故意に削られたのか・・・。 いかにも妖しい雰囲気が漂っています。

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 観察してみると、腕は複数ありそれぞれ神器を持っているようです。 十字架に見えるのは三叉戟(さんさげき)でしょう。 そして剣、矢、法輪らしきものも。

 となるとこれは・・・いや、こちら様は『青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)』のようですね。 そしてここは庚申堂ということになりそうです。 特に像を祀る建物はなくても堂というそうですが、この巨石が堂と言ってもよさそうです。

 でも、こんなところに・・・というか、山の神さまの後ろにこっそり祀られているのも不思議ですよね。 密教っぽい匂いを感じてしまいますが、まあ庚申信仰は秘密でもないし・・・。

 少し離れたところにかなり古いお墓もあったけれど、お参りする人は皆無でしょう。 というか、こんなところに来るのは私のようなモノ好きだけではないでしょうか?

 冷たい風が木々を揺らし、足元の落ち葉がかさかさと音を立てています。 人の気配はまったくなく、遠くに川の流れる音が響くのみ。

 やはりオーラバリバリの場所でございました。 

 

  【東屋神社】

 神社関係の動画の第二弾、とある山里の集落にある『東屋神社』です。  以前は賑わった人気のラジウム温泉郷だったけど、現在はあまり聞かないなあ・・・。 それに冬の時期だろうか、まったくといって人の気配がしません。

 どこの集落も若い人がいなくなって、寂れていってしまうのでしょうか。

 広角レンズを持っていかなかったため迫力のある映像ではないですが、よろしくご視聴くださいね。

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2026年1月18日 (日)

天空の社

  【富士山と月】

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 早朝6時ちょっと前。 月が富士山の上に輝いています。 半月で左側が輝いているので、『下弦の月』でいいのかな? 月の名前はいろいろとあって、新月の次の日の糸のように細い月は『二日月(ふつかづき)』というんですね。

 『十五夜』『十六夜』は有名だけど、ほかにも『立待月』『居待月』『寝待月』などとありました。 日を追うごとに違う名前があるなんて、やはり日本人は情緒豊かな民族だったのですね。

 身近に自然を感じて暮らしてきたからこそと思います。 それに比べて、現代の味気ないこと・・・。 昔がすべていいとはいいませんが、そんな心豊かな時代に生きてみたかったように思います。

 

  【『夜盗詰の滝』を探せ!】

 富士五湖のひとつ、本栖湖に近いところに私の琴線に触れるというか、魅力を感じさせるネーミングの滝があるのですよ。 その名も『夜盗詰の滝』です。

 おー、ロマンじゃ! とはいってもはっきりした名前の由来は見つかりません。 うーむ、オーソドックスな想像では、やはり昔、この辺に現れた夜盗をこの滝に追い込んだということでしょうか?

 とにかく現地を確認してみることにいたしました。 向かうは釜額という集落。

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 集落へ入る道には、『古関の関所跡』がでんと構えています。 その昔、駿河から甲斐の国へ海産物を運んだ街道のひとつで、かなり賑わったそうです。 この静けさからは、当時の賑わいを想像するのは難しいですが。

 少し進むと、少々とぼけたお顔の『馬頭観世音』が待っています。

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 『馬頭観世音』は主要道の難所に祀られ、馬の神、また弱者を救う神として信仰されてきたそうです。 

 さて、この馬頭観世音像を過ぎると、いよいよ釜額集落に入ります。

 ん? 誰もおらん。 人っ子ひとり見当たりません。 以前は(昭和のバブルの頃?)民宿村として栄えていたそうですが、現在はすっかり寂れ、空き家でしょうか傷んだ家屋も多く人影もありません。

 すっかり時が止まっている村でした。 でも、なんともいえない空間を作り出していてノスタルジーというか、居心地は悪くはありません。

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 風化してヒビだらけになっている案内板がぽつんと立っていました。 ふんふん、名所や神社の位置が記してあります。

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 お、20番にちゃんと『夜盗詰の滝』が載っているじゃあありませんか。 村はずれにあるので、少し歩くことになりそうです。 

 しかし、場所が今一つわかりません。 他の名所等には、ちゃんと説明文の看板が立っていますが、滝にはなにもないのです。

 ネットでいろいろと情報を確認してみると・・・。

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 どうやらこの滝のようです。 うーん、夜盗を追い詰めるには、ちと落差がなさすぎではないれすか・・・。 付近を調べまわっても、やはり由来の記載は見つからず、謎のままです。

 いろいろと調べていくと、これより先に進むと険しくて危険という注意や戒めで、こういった危なそうな名前を付けることが多いそうな。 なるほどねえ。 昔は夜盗なんてまマジ危険な存在だっただろうしね。

 ま、これで『夜盗詰の滝』を見つけることができました。 その間出会ったのは、やはり物好き?のライダー一人でした。 田んぼはあるから誰かは住んでいるんだろうけれど、最後まで姿をみることはありませんでした。

 

  【天空の祠】

 『マイナーだけど、なんかオーラっている神社巡り』の一環として、『天空の社』に行ってまいりました。 情報によると、水神さまである『九頭龍』を祀ってある『九頭龍社』だということ。

 でも、市や観光協会の観光マップなどの資料にはその記述がありません。 ここは大きな川が流れているので『九頭龍』を祀ることは珍しくはありませんが、場所がはっきりしていないとなれば明記できません。

 ということで、ここは『天空の社』とさせていただきました。 よろしかったらご覧ください。 内容は参拝を疑似体験していただくようになっております。

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2026年1月13日 (火)

プチ探索

 年が明けてからは気温がぐんと下がり、朝晩は氷点下の日が続いています。 先日は-7°の朝もありました。 さっむーい!

 ただ、お日様が顔を出してくれると一気に過ごしやすくなりますので、ほんにありがたいですね。

 

  【イメージは、サイズ感を変えてしまう?】

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 わんちゃんとの早朝散歩は相変わらずうす暗い時間ですが、そこに月でも昇っていればまた絵になりますね。 ただ、月というものは自分のイメージではかなりでっかいのですが、写真に撮ってみるとなんだかちっさ。

 うーむ、やはり人間の脳は、興味のある対象は大きくイメージしてしまうのでしょうか? よく昔の漫画ででっかい月を背景に犬だか狼だかが吠えているなんてシーンがありましたが、まああれほどではないにしても、もう少し大きかったら面白いなあと思います。

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 相変わらずのわんちゃんと富士山のシルエット。 これからだんだん明るくなるのが早くなれば、撮れなくなりますね。

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 やはり雲があったほうが、より『いとをかし』だと思います。

 

  【趣味に浸れた年始かな】

 趣味というとちょっと堅苦しい感じがありますが、まあ好きなことというのかな? とにかく自分の好きなことがいくつかできた年始でありました。

 今は『民話収集』と、『マイナーだけど、なんかオーラってる山奥の神社に行く』、『とにかくでっかい、巨木、老木に会いに行く』の三つです。 民話収集は伝わっている話だけでなく、それに付随するモノがあればもっとよろしいですね。

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 たとえばこんなの。 参拝者0の、朽ち果てそうな神社がGood。 しかし、鳥居の横の杉のでっかいこと。 ここではあちこちにある『富士浅間神社』のひとつ。 ここ一か所で朽ちた神社と巨木に会えますが、いまひとつバックストーリーが薄いなあ。

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 こんなのもよろし。 少し山に入ったところにある『七面堂』 ここもだいぶ朽ちていますな。 お賽銭を入れようと思ったら、落ち葉が詰まっていて入れることができませんでした。

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 これは極めつけになるんじゃないでしょうか? 軽トラと向こうに見えるのは『屏風岩』と呼ばれる断崖の一画。

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 ずずずーいとズームアップしていくと・・・。

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 てっぺんに鳥居が見えます。 これは『九頭龍社』です。

 九頭龍は、九つの頭を持ち水を操るといういわゆる水神さまです。 その水神さまを治めるために建てられたのでしょう。 お参りにいってきましたので、その様子は後日のお楽しみです。

 これだけははっきり言えますが、高所恐怖症の方はまず行けません。 断崖絶壁のてっぺんへ梯子を上っていくのですが、上は2~3人が立てばいっぱいでしょう。

 ・・・と、こんな感じで行ける範囲で回っていました。 徐々に紹介していきますのでよろしくです。

 

  【本谷林道の送り狼】

 

 民話を訪ねての、第三話です。 よろしかったらごらんくださいませ。

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2026年1月 8日 (木)

春はあけぼの

  【春はあけぼの・・・】

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 『春はあけぼの やうやう白くなりゆく・・・』 まさに、そんな朝が続きます。 ただ今朝は『紫だちたる雲』はありませんが、清少納言の愛でた早朝の景色はこんなものだったでしょうか?

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 しかし寒い! 外の温度計を見ると、-4°だの-5°が当たり前となっております。 でも、わんちゃんは元気だなあ。 家の中ではファンヒーターの前に陣取って暖をとっているのに、外に出るとひょいひょいと歩きます。

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 うーむ、とにかく手がちべたい・・・。 感覚がなくなってくるほどですが、わんちゃんのリードを離してポケットに手を入れておくわけにもいきません。

 

 清少納言も寒さに震えて見ていたのでしょうか?

 平安時代は比較的温暖な気候だったとされますが、それでも冬はそれなりに寒かったでしょう。 雪も多かったようですしね。 暖房も火鉢くらいしかないので、重ね着をしてしのいだと思われます。

 十二単といっても、必ずしも12枚とは決まってはいないので、20枚、30枚?と着こんだのかな? ま、人間は環境の動物なので、寒いなりに体が対応できていたのでしょう。

 

  【民話めぐり】

 今週は思ったより余裕があったので、今のうちにとあちこち出かけておりました。 出かけるといっても、最近の課題の『民話収集』です。

 近隣でもあちこちに伝承や由来のある史跡がありますので、実際に自分の目で見て確認するのと、その由来を知ることです。 去年に記事にした『死霊八幡霊神』のようなものです。

 今回訪れたのは、まず『産宮神』

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 日蓮宗の総本山である身延山に続く裏参道の途中にある祠。 安産の神様として知られています。

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 ちょっと妖しい雰囲気ですが、きちんとした物語があります。 伝承は動画にしましたので、ご覧ください。

 

 次は、ある山道の途中にポツンと立っている狼の石像。

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 山梨県のある地方に伝わる『送り狼』という妖怪です。 まあ送り狼というと、なんか下心がある男を揶揄する意味合いもありますが、こちらはほんとの送り狼。

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 ちょっと切ないストーリーなので、妖怪と言ってはほんに申し訳ないですね。 現在、動画を編集中でございます。

 

 ほかにもなかなか興味深い史跡もありますが、由来の記述がなかったり、はっきりしないものは除外です。 例えば・・・。

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 ある村の道祖神列。 首のないものが多く、代わりに丸い石を乗せているものもあります。

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 ちとコワいようなのもあるぞ。 でも、看板にはただ『道祖神』とだけあって、伝説等はないようです。 面白い素材なのに、もったいないなあ。

 

 こんな感じでうろうろしているのですが、そのうち忙しくなってしまえばできないので今のうちですね。

 

  【AI戦国時代】

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 現在、画像生成AIはもちろん、動画生成AIも溢れています。 まさにAIの戦国時代ですね。 画像生成AIでは、Midjourney、Dall-E 3、Image FXなど、動画生成AIではSora2、Runway、Klingなど、ほんとに様々な企業がしのぎを削っています。

 もう、何を選べばいいのかわかりませんが、のめり込もうとするとそれなりに料金がかかるので考え物です。

 私はケチなので、基本無料で利用できる生成AIとなると、静止画作成になってしまいます。 でも、うれしいことにようやく平安時代を表現できるように学習してくれました。

 以前は『十二単』としても、江戸時代の着物と髪型しか出力しませんでしたが、今はしっかり生成してくれます。

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 これは、私がプロンプト・・・いわゆるテキストのみで生成した画像。 しっかりと表現できています。 実験で、この絵をもとにしてリアルに変更してみると・・・。

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 す、すごい。 ちゃんと日本人の顔ですね。 次は、『ヘタウマ』なタッチに変更。

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 ほんとにヘタウマだあ。

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 こちらは『ポップイラスト』ですが、これはちと遊びすぎですな。

 とにかく、すんごいなあ・・・。 この先、AIの分野はどうなっちゃうんだろうね。 多分本物と見分けがつかなくなって、何が本当なのかわからなくなる時代になると思います。

 昔のSFで描かれた未来の姿が実現しそうで、ちと怖いですね。

 

  【産宮神の動画】

 では、紹介しました産宮神の動画です。 よろしかったらご覧くださいね。

 

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2026年1月 3日 (土)

かきくらし なほふるさとの・・・

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  【新年 あけましておめでとうございます】

 元旦の朝は晴れ。 初日は、シルエットだった富士山をみるみる明るく染めていきます。 凍るような空気も、お日様が顔を出すと一気に緩み始めますね。 しかし、朝晩の寒い事・・・。

 さて新年も無事明けたことですので、改めて今年もよろしくお願いします。 今年は、ちょっと余裕ある年になってくれるといいなあ。

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 元旦は、義兄夫婦や甥っ子家族、姪っ子家族たちが楽しみにしている恒例のお餅つきです。 ほんとはお餅つきは旧年の30日が通例なのですが、それでは集まることができないのでやむなく元日のイベントとなっています。

 なんやかやいっても、こうして人が集まる家というのは賑やかでいいもんだなと思っています。 普段の夫婦2人だけでは、やっぱり寂しいもんな。

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 玄関先のお正月飾りはこれ。 気持ちとしてはちゃんとした門松を作りたいのですが、年末は忙しくてなかなか時間がとれませんのでこうしてあり合わせの材料で簡易的に作ってみました。

 今年はナンテンの実が豊作のようで、近隣にびっしり。 材料に事欠きませんな。

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 これは鉢植えのスダチ。 本来は緑色のものを使うのですが、使い切れないのでこうして放っておいたらすっかり『ミカン色』

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 やっぱり可愛らしいですねー。 そしてちょっと美味しそうに見えます。

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 しかし皮が剥きにくいし、すっぱ! ちったあ甘くなっているかなと期待していましたが、やっぱり酸っぱいものは熟しても酸っぱいのですな。

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 お餅つきの時は外に出てきて、なんか食べ物くれくれ~!というわんちゃんですが、今年は寒かったのか、キッチンの陽だまりでゴロゴロ。 近隣のわんちゃんたちは、まだ外飼いが多いので外で震えているんだぞー。

 君は幸せ者なんだから、ちょっとは有難く思いなさいよ。

 

  【枯れ木に花が咲いた・・・どころか芸術品に?】

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 これは、うちの畑の一画にある梅の木の古木。 古木といっても半端なく、もういつ朽ちてもおかしくない状態です。

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 なんせこうして地衣類がびっしり。 雪でも降ったものならバキバキ折れてしまいます。 折れた枝はチェーンソーで切り落として薪にしていますが、いつまで立っているんだろと心配になるほどです。

 ・・・ところが。 ある芸術家というか、ボルタニックデザイナー?を名乗る人物が訪ねてきて、この枝をもらえませんかとのこと。 本来の目的は冬の棚田を見に来たんだろうけれど、周辺をぶらぶらしていてこの梅の古木が目に付いたということです。

 この苔むす容姿と、そんな状態でもしっかり花芽がでているのがスンバラシイと絶賛?(;^_^A

 とにかく、こんなもんでよければと快諾いたしました。 後日、どこかの高級店のお正月の飾りに使ったと、メールが・・・。

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 おおおおお・・・。 なんじゃこりゃ! やはりプロの手にかかれば、芸術品になるのですね。 朽ちるしかない老木も、まさに花が咲くばかりか脚光を浴びることとなったのです。

 恐るべし、ボルタニックデザイナー。

 

  【かきくらし なをふるさとのゆきのうちに あとこそみえね はるはきにけり

 私は最近は平安時代に纏わることに凝っていて、書籍や百人一首などのグッズもいろいろと集めています。

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 表題の和歌は、新古今和歌集に収められている『宮内卿(くないきょう)』または『後鳥羽院宮内卿』の和歌で、少し漢字混じりで書けば『かきくらし なをふる里の雪のうちに 跡こそ見えね春は来にけり 』という記述が多いでしょうか?

 意味は『空を暗くして 古里に雪は降り続けている。 積もった雪に足跡は見えないけれど、きっと春の足跡もあるのだろう』という感じですね。

 解釈は人それぞれとなりますが、大意はそんなもんでしょう。 和歌の深いところで掛け言葉がたくさんあります。 『降る里』は『古里』と掛けているだろうし、『跡』は人の足跡と春の足跡?を掛けていると思われます。

 このように、この短い歌の中に深い世界が広がっているのはスゴイことですね。 この歌を詠んだ宮内卿は後鳥羽院の女房として仕えましたが、その生涯はほとんどわかっていないそうです。

 歌の才覚があったことで、後鳥羽院に召し抱えられたとのこと。 やはりこの時代は『和歌が詠める=優秀な人材』ということなんですね。

 

 で、平安時代押しの私としては、いろいろと探っていくうちに面白い動画を発見。 動画生成AIと音楽制作AIを駆使したyoutube動画ですが、ちとご紹介いたします。

 

 他にも歴史上の人物が歌う動画がたくさんあります。 まったく、世の中には才能のある方が多くいるものです。

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