富士山『初雪化粧』
【富士山『初雪化粧』】
いやあ、寒い・・・。 早朝のわんちゃんとの散歩は、思わず揉み手をしてしまうほど冷え込んでいます。
んで、暗い・・・。 5時ちょい過ぎでは、まだ夜ですね。 でも、散歩しているうちにみるみると空が明るくなっていく様子は、それもまた楽しからずやですな。
おや? 富士山が白いゾ。 どうやら雪が積もったようです。 ちなみにお日様の加減で、だんだん赤っぽく染まってきます。
朝のニュースで、さっそく『富士山初雪化粧』と流れておりました。 『初雪化粧』は甲府気象台が発表する『初冠雪』とは別に、富士吉田市(富士吉田市富士山課)が独自に宣言する言葉です。
まあ『初雪化粧』も『初冠雪』もほとんど一致するとは思いますが、職員の目視にて行われるため遠方の甲府からでは曇って見えないこともありえます。 そこで、間近で確認できる富士吉田市が独自に設定したのでしょう。
こうなると、気分はもう一気に冬ですな・・・。 寒いし・・・。
【やっとこさ見られた、酸っぱそうな名前の彗星】
本日はしばらくぶりで晴れ渡りました。 と、いうことはもしかして見られるチャンス?
どうしても酸っぱいレモンを想像してしまう『レモン彗星』ですが、アメリカのアリゾナ州にあるレモン山天文台で発見されたので、その名が付けられました。
フルーツのレモンはLemonで、あっちはLemmon。 でも紛らわしいですね。
とにかく、寒風の中カメラをその方向に向けてみました。
きょへー、写っている!
よっしゃあ、よっしゃあ。 やっとこさ見ることができました。 色はニュースで見た通り、緑がかった青白です。 うーん、本当は黄色だったらよかったのになあ・・・。 どうせならほんとの『レモン彗星』になってほしかったね。
もっと長い望遠レンズを持っていればいいんだけどな。 引き伸ばすとやはり、かなりぼけてしまうからね。
とにかく、見られてよかった。 また晴れてくれるといいなあ。
【越後屋のひとりごと】
本日の越後屋のひとりごとは、前回の記事に載せた『死霊八幡霊神』碑の後日談です。 その伝承の記載された書物を調べていたのですが、灯台下暗しとはこのこと・・・。
うちの市の図書館に、なんと保存されておりました。 しかも貸し出しOKです。
ただ書物と言っても、故郷に伝わる民話や伝承をお年寄りなど(語り部?)から聞いたことをまとめた非常にローカルな冊子です。 この冊子の前書きにもあるように、お年寄りも聞き伝えであるので内容も微妙に違ってくるだろうし、そもそも史実とは違う可能性もあるということです。
なにしろ『青年学級』? からしてわかりまへーん。 まあ、過去存在した行政の一環であるようです。
まあ、大事なのはその内容。 ふむふむ・・・、概要はほとんど同じですね。 争いの原因となった山の場所も、なんとなくわかるような記述もありました。 あ、写真では内容を載せるのはマズいと思いますので、ぼかしがいれてあります。
また、その供養は毎年5月1日に行われていましたが、近年ではお盆の時に区長が代表で供養しているそうな。 果たして区長はこの伝承をどこまで知っているのかどうか・・・。
しかし私は平岡の区長は知らんから確かめようがないですねえ。
・・・でも、これで私的にはさっぱりしました。 おどろおどろしい文字の碑の陰には、聞くも悲しい物語が潜んでいたのでした。
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コメント
こんばんは~。
朝のお散歩が寒い季節になってきましたね。
こちらも朝晩は冷えますが、今日の日中は25℃近くまで
気温が上がりました。
富士山の初冠雪はTVのニュースで流れていました。
甲府と富士吉田市で呼び方が違うのは知りませんでした。
なんだか・・・富士山は愛されてますね。(笑)
おぉ!!
ついにレモン彗星をキャッチしましたね~♪
バッチリ綺麗に撮れているじゃないですか!
緑の尾っぽが神秘的ですね。
秋だから雲さえなければクリアに見えるはずですから、まだまだ
チャンスはありますよ、きっと。
私、完全に勘違いしていましたね・・・登録に3か月なんて。(^^;)
石碑が残るほどのお話という事は、市の図書館に何か記録が
保存されているというのも、確かに当然かもしれません。
真相が分かって良かったというか、スッキリしましたね。
集団心理というのは暴走すると恐ろしくて悲しい結果を生む
というお話なんですね。
投稿: ささみ | 2025年10月24日 (金) 19時22分
ささみさん!
なんか急に冬になったような朝晩の気温ですが、
日中は汗ばむようにもなるので、調節に困ります
ね(-_-;)
25℃というと夏に近い?気温ですね。 まったく
変な気候になってしまいました。
おお、やはり富士山は全国区なんですね。
なんか『初雪化粧』の方がお洒落な気がしますでも、。
職員にセンスのある方がいたんかな?
ふっふ、ようやくレモン彗星をとらえることができ
ました。 晴れさえすればチャンスはまだあるので、
雨ごい・・・ではなく、晴れごいをして待ちたいと思い
まふ。
やはり天体現象にはレモンが・・・ではなく、ロマンが
あります。
いえいえ、お互い老眼ですので読み間違えもあるで
しょう( ´∀` )
でも、3週間も待たずに登録終了メールが来ました。
もう、目的は果たしちゃったのでどーしよ。
昔は生きるのに精いっぱいだったのでしょう。山の
権利の争いは、たぶん川・・・水の取り合いでもあった
のではないかと、別の記述で読んだことがあります。
でも、やはり悲しい物語ですね。
投稿: たろ | 2025年10月24日 (金) 21時01分
こんばんは♪
夏は4時には窓の外が明るんできますが、今は5時でも
暗いし、冷え込んで 外に出るのは躊躇います。
暗いうちからの散歩は、夜明け、朝焼けのドラマが見られる
楽しみがあるので、ハウル君の為にも頑張れるのでしょう。
富士山も雪化粧して、一段と美しくなりましたね。
この日の富士山は、穏やかないい写真ですよね~(*´˘`*)
最近は、曇や雨の日が多く、特に夜になると雨が・・・
お月さんもしばらく見てません。
レモン彗星、ついに見えたのですね (*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
奇麗に撮れましたね~✿˘︶˘✿ ).。.:* ♬*゜
青緑の尾を引いて、神秘的な美しさです。
明日は風雨とも荒れ模様ですが、明後日からは晴れマークが
付いてますから、まだチャンスはあります。
地元の図書館に書物が残っていたのですね。
実話も語り継がれていくうちに、内容が少しずつ変わって
伝説のようになってしまいますね。
昔は田んぼに引く水の取り合いで、村と村が戦争したと
言われています。
県境の山の住所を、どちらの県にするかで、裁判をした
例が実際にありました。生活と言うか、命がかかっていた
のでしょうね。
真相が解り、納得できて良かったですね。
投稿: hana | 2025年10月25日 (土) 21時47分
hanaさん!
そうですね、やはり空が白み始めていろんな顔を
出してくれる時間が楽しみで、早起きしているこ
ともありますね。
まあ、わんちゃんがうずうずしているのもあるけ
どね(*^_^*)
例年だと、富士山に積もった雪が跡形もなく消え
たり再び冠雪したりを繰り返し、そのうち真っ白
に染まります。
でも、今年は一気に冬の装いなので、このまま白
く残るのかな?
レモン彗星は、久々に明るくなった彗星なのに、
天気に泣かされました・・・。 いくら明るくなって
も見えなければどうにもならないからね。
これから晴れの予報も多いので、また狙ってみます
ね。
贅沢言えば、もっと明るくなってほしいや。
いろんな碑や祀られたものなどは、口伝えではなか
なか後世に残りませんね。
こうして記録してくれていたことに、大変感謝して
おります。
今度は私が語り継ぐ番ですねえ( ´∀` )
そう、水の取り合いは争いのもとです。 現在だっ
て、稲作の時期になると小競り合いがあるんです。
我田引水の連中も多いし、人間の醜さや狡い部分を
見ることになります。
私の田んぼはそんな水の取り合いはないところな
ので助かります。
投稿: たろ | 2025年10月26日 (日) 19時13分
こんにちは。
富士山の初冠雪、ニュースで見ていました。
雲より高い山頂部が白く、やっぱり絵になりますね♬
(初雪化粧)なんとおしゃれな言葉でしょう♬
そうそう、冬は近づいています・・秋はどこへ行ったの?!
レモンすい星、ちゃんと移っていますね♬
すっご~い♬
名前がかわいくて、天文ど素人の私にも、覚えやすい名前です。
そうか、裸眼で見えても、カメラで撮って、撮れているかは、画像見てのお楽しみなんですね。
死霊八幡霊神の碑、そうですか、きちんと文書に残っていたんですね。
水をめぐる農民の争いと、悲しい結末、
二度と起こらないようにと、戒めをこめて、黒い石碑に赤い文字にしたような気がします。
今でも、供養をされているとのことで、安心しました。
きっと、無念の八幡霊さんは、たろさんが興味をもって調べてくれて、成仏でしょう。
投稿: ミイかあさん | 2025年10月27日 (月) 15時09分
ミイかあさん!
おお、やはり富士山はニュースになるのですね。さす
が日本一の山でございます。
今日は暖かかったので、富士山の雪も山頂に残るくら
いでかなり溶けていましたよ。
これから積もったり溶けたりになりそうです・・・。
レモン彗星はやはり美味しそうなというか、ちょっと
お洒落なネーミングですね。
腫れれば夕刻に見られて、目が良ければ肉眼でも見る
ことはできそうです。
ただ尾を引く姿は肉眼では厳しいかも。
ここんとこ腫れが続きそうなので、頑張って撮るのだ
あ・・・。
死霊八幡霊神・・・。 まあ、これだけの碑があるので、
キチンとした物語はあるんだろうけれど、文章に残さ
ないといずれわからなくなりますね。
今度は私が語り部となって後世に残していこうと思っ
ているよー。
少し悲しい物語ですが、昔はそれほどいろんなものが
大切だったのでしょう。
よい供養にもなるかなあ(*^_^*)
投稿: たろ | 2025年10月27日 (月) 20時22分