« 田んぼも青々と・・・ | トップページ | サクランボ、終わりました・・・ »

2025年6月10日 (火)

梅雨入りの田んぼ

  【梅雨入りの田んぼ】

10218

 ぐずついた天気が続いていましたが、『梅雨入り』の発表はなかなかされずにいました。 そして10日の今日、関東甲信越で『梅雨入りしたとみられる』との事。

 雨に煙る田んぼも、梅雨の時期の一景。  変化に乏しいようでも、四季折々の姿があるものですね。

 以前(子供~若い頃?)は『梅雨入り』が、後に修正されることがあるなんて思ったことはなかったのですが、こんなに曖昧な発表だったのには少々驚いたり、戸惑ったり、感心したりしたものです。

 素人考えでいくと、発表したならそれでいいじゃんと思いますが、なかなか定義が難しいのですね。

 田んぼの稲も育ってはいるけれど、どうも去年よりも成長が遅いようです。 カラッと晴れて気温がぐっと上がる日が少なく、水が十分に温まらないからなのでしょうか?

10219

 それでも田植えの早かった田んぼの稲は、『分けつ』がすすんできています。 『分けつ』(資料によっては『分げつ』と表記)とは、イネ科の植物の根元が分裂して、株が増えることをいいます。

 株が増えれば当然収穫量も増えるので、いかに上手に『分けつ』させるかが腕の見せ所でしょう。 水深、水温、肥料量、土壌の深さなどが影響するようですが、私はいまだに極められていないのでまだまだ運任せですね。

 とにかく、株が太くなれば倒伏にも強くなることもあるので、ガンガン太って欲しいものです。

 

 10223

 近所の古民家カフェで、またまた新しい試みが・・・。 ワイン造り用のブドウ畑にこの『アイガモ』を放して除草作業をさせる、いわゆる『アイガモ農法』をするということ。 まだ子供なので野に放たれるのはもうちょい先ですが。

 うーん、私の田んぼに借りたいくらいだけど、ちゃんと役にたってくれるのかな? それよりも、広いブドウ畑では人間の目が届きにくいこともあるので、他の獣に襲われそうだなあ。

 挑戦するのはいいけれど、小さな命であることに変わりはないので、大切に育てていって欲しいですね。

 

  【少子化は、今のところなさそう?】

 さてさて、サクランボの収穫は『佐藤錦』から『紅秀峰』へと切り替わり、作業卓がよりいっそう色鮮やかになりました。

10220

 『佐藤錦』も根強い人気のある品種ですが、比較的冷涼地向きなので近年の温暖化でかなり作りにくくなってしまいました。 なので、どこのサクランボ農園も実のしっかりしている『紅秀峰』にシフトしているのですね。

 私もこの肉厚でフルーティな『紅秀峰』の方が好みです。 とはいっても、2粒も食べればせいせいかな? もう食えん・・・。

10221

 今年も双子ちゃんが多いですね。 商品価値はないので弾かれますが、すぐに100個、200個とたまっていきます。 サクランボを直売所で直接販売もしてますので、足を止めて購入してくれたお客さんへのプレゼントになります。

10222

 三つ子ちゃんもいた! これはさすがに珍しいですね。 サクランボの少子化は今のところなさそうです・・・。

 

  【越後屋のひとりごと】

 今夜の越後屋のひとりごとは、『モンティ・ホール問題』でございます。 事後確率または主観確率の例題の一つで、一種の心理トリックなのですな。

 3つの扉があり、当たりは一つで豪華賞品、残り2つはハズレでヤギが出てきます。 あなたは直感で一つを選択しなければなりません。

Yagi

 イメージはこちら。 3番のドアはハズレなのでヤギがでてきました。

 

 さて最初に戻ります。 あなたはどれかの扉を選び、指さします(扉は開けません)。 次に司会者であるモンティは正解を知っていて、あなたの指さした以外の2つの扉のうち、必ずハズレのヤギのいる扉を実際に開けます。 残りの開いていない扉は2つとなったので、当たりの扉を開ける確率は1/2のはずですが・・・。

 さらにモンティは『あなたが最初に指さした扉ですが、もしよければ変更してもよいですよ』と言います。

 さて、あなたが最初に決めた扉を変更しないのと、やっぱりもう一つの他の扉に変更するのとでは、当たりをひくにはどっちが有利なのかという問題です。

Yagi4     

 画像は拡大できるので、考えてみてね。

 確率論的には、なんと当初の選択したドアを変更した方が2/3の勝率となり、かなり有利ということに・・・。 これを数字のマジックとみるかどうかはあなたの思考次第でございます。

 私、越後屋としては『やはり変更する』ですな。 もうけてなんぼです。

| |

« 田んぼも青々と・・・ | トップページ | サクランボ、終わりました・・・ »

コメント

こんばんは~。

おっ!立派な稲苗ではないですか!
でも昨年より成長が遅いのですね・・・。
こちらも梅雨入りしたと思ったら、いきなりの大雨です。
おまけに台風の進路に当たりそうなので、これからどうなるか
恐怖しかありません。
最近の天候は想定外のことばかりで困ってしまいますね。
ブドウ畑の除草だったらアイガモよりヤギじゃないのかな?と
思ったけど、ヤギだとブドウの葉っぱも食べちゃうかな?
アイガモさんたちがカラスにいじめられないといいけど。

サクランボは子だくさん♪
美味しそうだぁ・・・いいなぁ♪
そう言えば今日、主人がスモモを頂いて帰って来ました。
甘くて美味しいのですが、私には品種までわかりません。

越後屋のひとりごと、毎回面白いですね。
確率の問題より直感で生きるささみは、最初に決めた答えを
変えないです。
それでいつも損をしてるのかも。(笑)

投稿: ささみ | 2025年6月11日 (水) 21時03分

ささみさん!

なんとか稲も順調に成長してくれていますが、この先
何があるか分かりませんからねえ・・・(;^_^A
天気の急変、高温、虫の大発生など危惧する事柄がい
くつも控えています。

棚田の方は、もう『ドロオイムシ』がたくさんいる
田んぼもあります。 いずれ私の田んぼにも現われる
でしょう。
第一の試練ですね。

そちらは梅雨入りでいきなりの大雨ですね。線状降水
帯もさっそくで、驚いています。
大きな災害に繋がらないといいですね。

アイガモは田んぼばかりでなく、畑に利用することも
可能なのですね。 そう、ヤギはいろいろ食べちゃう
ので、使い難いところもあるみたいです(*^-^*)

おお、スモモ。 私はまだ食べてないや。 そのうち
『はねだし』をもらえるので、もう少しですね。
今はいろんな品種がありますね。 見ればある程度
見分けがつきますが、やはり貴陽が一番ですね。

モンティ・ホール問題。 ふふ・・・。 まあこういう
条件なので思考ができるということで。
現実では、直感に従い判断するのがベストだと思いま
すよ。 ころころ変えていては優柔不断人間と言われ
ます。 決めたら、突っ走りましょう!

投稿: たろ | 2025年6月12日 (木) 18時07分

こんばんは。

梅雨入りしましたね。
でも、今日一日だけですが、良く晴れて、やっぱり
気持ちの良い一日でした。
日照時間が少なくて、稲の育ち具合が心配でしたが、
成長が遅れているとは言え、青々と元気そうに育って
いますよね~(*˙˘˙*
来週は 晴れて気温が真夏日になるそうですから、
期待できそうですね。
『アイガモ農法』は、田んぼのお話だと思っていた
のですがブドウ畑でも???
野生動物に狙われやすい存在なので、防獣対策として
柵や、防獣ネットなどが必要とも言われています。
風雨をしのげる室内での飼育が必要だそうですから
結構 手がかかって大変そうに思うのですが・・・・
子ガモちゃん達、無事に育ってくれたら嬉しいです。

今日、スーパーに行っったら、サクランボが並んでました。
今日のおやつでしたが、甘くて美味しかったです。
『モンティ・ホール問題』私の場合、変えても当たり
そうもないので、最初の直感どうりです。 
頑固者は損をするのかなぁ~。

投稿: hana | 2025年6月12日 (木) 23時56分

hanaさん!

梅雨入りした途端大雨が降るとか、もう昔の情緒ある
梅雨ではないですね(;^_^A
晴れ間があれば、猛烈に暑くなるし・・・。 今年も酷暑
になりそうな気配で怖いですなあ。

とはいえ稲もお日様が必要なので、ほどよく照ってほし
いものですね。 あんまり暑いと、雑草抜きも躊躇して
しまいそうですからね。

『アイガモ農法』は、以前は田んぼが主流でしたが、
畑にも応用できるということです。
除草剤を使わないのが目的ですが、ある程度大人数?
でないとダメでしょうね( ´∀` )

まあ、やってみないことはわかりません。 とにかく
チャレンジですが、私はそういうのは好きだなあ・・・。
まずやってみる・・・。 いい言葉です。

サクランボはまだまだ高級フルーツですね。でも、そ
こそこ人気が高いので飛ぶように売れていきます。
なにしろ売れてくれて、バイト代アップして欲しいで
すなあ。

『モンティ・ホール問題』は、あくまでもパラドックス
要素が強いのです。
一般的には直感に頼るが良いですね。 精神力を磨く
ことが、ラッキーアップですな。

投稿: たろ | 2025年6月13日 (金) 19時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 田んぼも青々と・・・ | トップページ | サクランボ、終わりました・・・ »