見納めとなってしまうのか・・・
連日の猛暑で、毎日汗だくとなっております。 梅雨の合間は、本来は晴れてありがたいというニュアンスがあったのに、射す日差しは強烈でもう真夏。 こんなになるならば、梅雨空のままでいて欲しいなあ・・・。
とにかく草刈りをしないと畑が草ボーボー。 といってもこの炎天下ではきついので、草刈りは午前中のみとし、ざわっとシャワーを浴びた後のお昼休みは長めに・・・、そして夕刻になってからは野菜に水やりというのがパターンかな?
ま、暑いと言っても、やっぱりここは標高の高い山里。 一面に広がる田んぼがあるおかげで風があれば涼しいし、また見た目だけでもなんとなく清々しい気分になりますね。
実際、日が落ちてからは日中の暑さがウソのように快適な夜になります。
【いろいろと面白いもの】
朝の田んぼの水見のときに発見。
水路の脇ににょっきり・・・。 なんじゃこれ?
多分『キツネノエフデ』とかいうキノコじゃないかな?
臭いは『腐敗臭』というか、決して良い香りではありません。 なので、ハエなどが集まっています。 他に『キツネノロウソク』とかいうキノコもあるそうなので、見つかるかな?
お次は『ヒメコウゾ』に実がついていました。 私が当初『カジノキ』と間違えていた樹木ですね。
赤いツブツブの液果がぶら下がっています。
もう少し熟したら、食してみたいと思います。
これは私の畑の『イエローズッキーニ』
ズッキーニはかなり大きくなる野菜です。 花もでっかくて、私の手のひらはあります。
ズッキーニは、花の付け根の膨らんだところを食するのですね。
身近な野菜も、こうして実際に作っていると、いろんな角度から観察できるものです。
【見納めとなってしまうのか・・・】
ついにその時がきたのでございます。
私がここに移住して、ン十年。 というか、人生の大半を過ごしたこの土地が大幅に変わることになったのですな。
棚田に沿って昔ながらの川が流れているのですが、山の急斜面との関係もあって土石流災害の特別警戒区域にもなっています。
この度、ここが災害対策として新たに作り直されることとなりました。 つまり工事が行われ、全てコンクリート化された川になるのです。
そしてここは、私が自然の魅力をおおいに感じていた『ホタルの住む川』でもあったのです。 つまりここのホタルの絶滅の危機になったのですな。
『ホタルと災害対策のどっちが大切だ!』ということでしょうね、あれよと話がまとまってしまったのであります。 測量を終え、いよいよ工事が始まります。
うーん、私のエゴで反対はできないことだし、どうしよう・・・。 とりあえず、畑の一角に水が流れてジュクジュクしているところがあるので、陰になる木を植えたり、餌になるカワニナを放したりしてホタルが住める環境づくりをしているけれど、うまくいくかどうか・・・。
時代が変われば環境も変わる・・・島崎藤村の『夜明け前』が頭をよぎるのでありました。
【越後屋のひとりごと】
わたくし越後屋は世の中のいろんな分野に興味がありまして、役にも立たない知識だけはいっぱい持っていると自負しております。 しかし非科学的なこと、論理的ではないものはフィルターで除外されている現実的人間だと思います。
でも、不思議なことやミステリアスなことは基本好きだし、とにかく面白いものは面白いのですね。
なので、このコーナーはあくまでも読み物としてお読みくださるようお願い申しあげます。
さて、今回のひとりごとは『ズーニンの法則』でございます。 ズーニン(Leonard Zunin)はアメリカの心理学者で、彼はちょっと面白い法則を提唱しているのですな。
実際には、彼の著書『Contact:The First Four Minutes』で提唱した概念が、後に法則として広まったようですね。 要約すれば『最初の4分間が、その後の行動や人間関係の流れを決定づける』という考え方です。
さらに『やる気は行動の後に湧いてくる』にもつながります。 この根拠は、『作業興奮(task-induced excitement)』という現象で、作業に取り掛かると脳からドーパミンが分泌され、集中力や意欲が湧いてくるんだそう。
それらのことからこの『ズーニンの法則』を簡潔的に述べれば、
・勉強や仕事でやる気が起きないときは、まず4分間取り組んでみよう
・人間関係では、初対面の4分間に意識的に関心を向けよう
ということです。
でも、越後屋的には惜しい! この『4分』は日本人にとって馴染みが薄いというか、ピンとこない数字じゃないでしょうか? カップラーメンは通常3分だし、レトルトカレーを温める時間も3分だし、ウルトラマンのカラータイマーも3分。
さらに『早起きは三文の徳』、『この、どさんぴん(ど三一)があ!』とかあるし、やはり3が日本的にはしっくりいきそう。
なので、まずは仕事に取りかかって、そしてやる気が起こってくるのは『3分』か『4分』か、実験して統計をとってみませんか? 3分だったらオリジナルの『〇〇〇の法則』になるかもしれませんよ。
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コメント
こんばんは~。
そちらの暑さはかなり厳しそうですが、朝夕だけでも過ごしやすいのは羨ましい♪
こちらは今日からまた梅雨空が戻って、かなり蒸し暑いです。
「サーッとひと雨降って涼しいね~。」なんてことは、もうないのでしょうね。
「キツネノエフデ」名前は可愛いけど見た目はちょっとキモイ!
ヒメコウゾの実はキイチゴみたいだけど甘いのでしょうか?
コウゾってことは和紙も作れるのかな?
大好きなズッキーニ♪
昔々庭の片隅で育ててみたけど、思っていたより大きくなって
水が少なかったのかな?上手く育てられませんでした。
買うと高いので美味しく頂いて下さい。(^_-)-☆
えぇ~っ!ホタルの住処が無くなってしまうのですか!
たろさんお手製のビオトープに上手くお引越しして欲しいです。
いなくならないで欲しいですね。
「ズーニンの法則」ですと?
4分かぁ・・・。
私はエヴァの活動限界の5分で試してみます!
ちょっと長いかな。
投稿: ささみ | 2025年6月22日 (日) 20時03分
ささみさん!
お街の方は盆地なので、夜もなかなか気温が下がらな
くて寝苦しい夜となっているそうです。
ここは田舎で不便も多いけれど、熱帯夜はあまりない
ので、そういうことではいいところです(*^_^*)
キツネノエフデはネーミングがいいですよね。狐が
そのキノコで絵を描いている姿が浮かぶような、浮か
ばないような・・・(;^_^A
ヒメコウゾの実は、素朴な甘みがありますが、キイチ
ゴの甘さとはまた違うんです。
うまく説明できないけど、おやつにはなりそうかな?
ズッキーニは、こんなに大きくなる野菜だったとは
知りませんでした。
実は『fumotto』お店で販売しています。 fumottoは
コストコの向かいにある複合施設で、こうした直売
所もあるのですね。
すぐ売れちゃうよ!
ホタルの生息場所はここだけでなく、いくつかあり
ますが、ここが一番近くてさらに大規模です。
ちょっと残念ですねえ・・・。
おお、5分で試してみますか( ´∀` ) って、エ
ヴァって、5分だったの?
投稿: たろ | 2025年6月22日 (日) 22時11分
こんばんは。
暑い中での草刈りは、本当に大変。重労働ですよね。
都心のビル街や住宅密集地の暑さに比べたら、たろさんの
所は別天地ですよね~。
台風2号が温帯低気圧となり、明日は荒れ模様となります。
稲も順調に成長してるので、適度に降るのは良いけれど・・
果樹園にも被害が出ないといいですね。
キツネノエフデ?・・フムフム 面白い名前ですネ^^
どうしてキツネ? 奇麗なお姉さんに化けて、お絵描き
してるんですね? きっと。
キツネノロウソクって、やっぱりニョキーと出てるんですか?
ヒメコウゾの実はどんなお味? ズッキーニは色々お料理出来て
美味しいですよね~((´∀`*))
えーッ!! ホタルが生息してる川が工事ですか?
コンクリートになったら、生き物が居なくなってしまいます。
ホタルを何とか助けたいですが、幼虫を他の川に移す事は
出来ないでしょうか?土石流災害も困るし悩ましいですネ。
棚田にホタルの飛ぶ光景は、何時までも残って欲しいです。
投稿: hana | 2025年6月24日 (火) 22時54分
hanaさん!
流れる汗が半端なくて、ペットボトルのお茶をぐび
ぐびやってますが、喉の渇きが収まらない暑さです
よね。
まあ、このところ梅雨空が戻ったので、なんとか頑
張れますが・・・(;^_^A
雨もないと作物も果樹も困りますが、ほどほどにし
てほしいものです。
何事も適量というものがあります。
キツネだのイヌだの、動物の名前の付いたものは多
いですね。 そういうものを集めた写真集を作って
も面白いかも(*^_^*)
ヒメコウジの実は。甘いことは甘いのだけど、埃っ
ぽい甘さというかなんともいえません。
またけばけばが口に残って食感悪しです。
ホタルの川は、ちょっとショックです。 今の時期
に卵を産むので、私のビオトープは間に合いません。
でも、なとか残るように頑張りますです!
投稿: たろ | 2025年6月25日 (水) 21時35分