農鳥は見えたか・・・
富士山に『農鳥』が25日に現れたというニュースが流れました。 『農鳥』とは、山の残雪が鳥の形に残り、田植えの季節を知らせてくれる合図と言われています。
富士山に限らず、高山を抱える各地でも似たような言い伝えがあるので興味深いですね。
とはいうものの、発表されたのは富士吉田市。 ここからは見られるのかな?
よくわかりませんねー。 ま、残雪は刻々と変化するので気を付けて見ていれば、そのうち現れるか・・・または、そのまま雪が溶けちゃうかですね。
【ちょっとバタバタ】
今年は休日になると天気が悪くなることが多く、稲作準備がすっかり遅れてしまいました。
肥料を散布してから、また耕運。 肥料をよくかき混ぜるのですね。
畦は雑草がびっしり。 草刈りもしないとね。 あー、することがたくさんあるわい。 でもとにかく一つひとつ、こなしていくしかありません。
わあ、すでに水を張っている田んぼがあります。 早いなあ・・・。 こうしてだんだんと水を張った田んぼが増えてくると、正直ちょっと焦ってきますが、そこはとにかくマイペースで。 人は人じゃい!
・・・ということもあって、記事も滞り気味になりますが悪しからず。
【たろ、金塊をいただく・・・】
富士河口湖に住んでいる義姉が遊びに来て、お土産を置いていきました。 おー、なんと気前の良い・・・。
ありゃ、『MADE IN FUJI』の刻印。
富士山観光のお土産の、なんたらというお菓子(フィナンシェ)でした。 話を聞くと、未だに富士山周辺は石を投げれば外国人に当たるというくらいだそうです。
姪っ子が街に出て、『あー、日本語が聞きてー』と言うほど。 また、チェーンを張ってから、家の庭に勝手に入ってくる人はなくなったけれど、夜はちょっと怖いそうです。
日本はこれからどうなってしまうのでしょうかね?
【越後屋のひとりごと】
ここで、ちょっと私のつぶやきタイム。 先日ラジオで『マーク・トウェイン』の話題をあげていました。 没年月日は1910年4月21日なので、4月のニュースとして取り上げられたのでしょう。
マーク・トウェインは『トム・ソーヤーの冒険』の著者として世界的に有名で、他に『王子と乞食』という児童文学作品もあります。 余談ですが、私の蔵書のひとつである矢野徹著『カムイの剣』という冒険時代小説(後にアニメ化もされた)がありますが、その中で新聞記者として登場してました。 作者のちょっとしたリスペクトなのかな?
ま、それはとにかく、偉大な作家は概していわゆる『名言』というものを残すものです。 まあ、名言なんて言うのは、たいていその時は『ふ~ん』なんて感心しても直に忘れちゃうけれど、なぜかマーク・トウェインの名言の一つだけは今も残っているどころか、私の行動理念(というと大袈裟ですね)になっています。
もともとは英語なので訳者によるところが多いし、ほんとはもう少し長い文章ですが、それは『前に進むための秘訣はとにかく始めること』というやつです。
何事も始めなければ終わらないという意味に私はとっています。 例えば草刈りにしても、とにかく暑かろうがくたびれていようが気合いを入れて始めなければ終わらない・・・ってなことかな? めんどくさがらずにとにかく始めようですね。
以上、越後屋のひとりごとでした。
おまけの写真。 果樹畑の隅に植えてある『利休梅』が、満開となっていました。
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コメント
こんばんは~。
農鳥は・・・見えませんね~。
でもこちらでも、そろそろ田植えの準備が始まっていますよ。
今年も酷暑らしいので早めに田植えを始める農家さんが多いそうです。
たろさんは焦らず、美味しいお米のためにしっかり準備して下さいね。
おぉっ!でっかい金塊だ!
いかにも中国のインバウンドを意識した感じですね。(^^;)
中身のフィナンシェは美味しかったですか?
富士山はインバウンドの皆さんの目的地の1つでしょうから、
近隣住民の皆さんはいろいろ大変でしょうね。
どの国の人でも「旅の恥はかき捨て」で文化の違いもあって
「えっ!」って思う事をしてしまうのでしょう。
日本人の親切心や「おもてなし」の心は誇れる文化ですが、
ダメなことはダメだと凛として示さないといけないですよね。
アメリカだったら、他人の家の敷地に入ったら銃で撃たれますよ。
そっかぁ・・・何事も始めなければ終わらないというコトですね。
私もいろいろ思う事があってウジウジ考えているので、1歩
踏み出さないといけないなぁと最近思っています。
踏み出したら一気に行っちゃう性格なのに、その1歩までが
長いんです。(笑)
投稿: ささみ | 2025年4月26日 (土) 20時58分
お早うございます。
外国人の観光がまだまだ継続しているのですね。
最近旅行から離れていますから、町で外国人に会うなんて皆無。
経済を考えると・・・来てくれる外国人は有難い存在だと。
有名人の残した名言って好きです。
今回のマークトウエンの名言は又良いですね~。
私も心に留め置きます。
投稿: マーチャン | 2025年4月27日 (日) 07時50分
ささみさん!
2週間くらい前までは真っ白だった富士山も、今は雪も
溶けまだらになってきました。
農鳥は毎年ニュースになりますので、この時期の象徴的
なイベントなのですね(*^-^*)
昔の人は想像力が豊かというか、より自然と向き合って
いたので、こうした出来事を肌で感じていたのでしょう。
今の日本はインバウンドがなければやっていけないとい
こともあるけれど、ほんとダメな事はダメともっと厳し
くしてもいいですね。
あまくしているから舐められてしまうのですな。
それにしてもどこに行っても外国人が増えています。こ
この棚田を見に来るのも様々な人種が・・・。
頼むから気軽にSNSにアップしてバズらない事だけは願い
たいですね。
人間はちょっとした言葉で、気持ちの切り替えややる気に
繋がることも多いですね。
とにかくやってみることも必要ですが、考えもなしに
してしまうのも困りもの。
バランスが必要でありますね。
投稿: たろ | 2025年4月27日 (日) 17時42分
マーチャンさん!
富士山の方は、外国人の集う場所となっております。
まあ、観光面でみれば地域が活性化するし、お金は
落としていくのだけど、旅行だからといってやりたい
放題も考え物。
一部の人間なんだろうけれど、人が増えればその割合
が増えてくるのですね。
人間、思うようにいかない事の方が多いけれど、ちょ
っとした言葉で、気持ちを切り替えることができます
ね。
お気に入りの言葉を見つけるのも、なんかお宝に出会
ったように思えます(*^^)v
投稿: たろ | 2025年4月27日 (日) 17時47分
こんばんは。
そのうち『農鳥』が表れるのでしょうか?
季節の風物詩と言うか、見えたから皆始めよう!という
きっかけにもなるし、何も無く雪が置けてしまったら
何か忘れ物をしたような・・本気でなくても、心の何処かで
あてにしているような・・? 昔からの習わしですものね。
異常気象と言われて数年。 今や異常が普通になってしまった
ようなものです。長期予報では、今年も例年よりは高温が
続くそうです。また暑すぎる夏になるのでしょうか?
「旅の恥はかき棄て」日本人の言葉ですよね~。
国内ではやらない事を、外国でやってしまう人 いますよね。
警察に捕まって、国外退去になった芸人さんが居ましたよね。
人の敷地に入って、撃たれて亡くなった人も。
我々日本人も、肝に銘じなくてはいけません。(m。_ _)/ ハンセイ
外国人が多くなればなる程、迷惑な人も増えるのでしょう。
若い時は、疲れていても、イヤな事でも、早く済ませて
すっきりしよう!! それが今は、、そのうちやるワ、、、。
我ながら 年取ったなぁ~と。切羽詰まって 慌てるんですヨ。
投稿: hana | 2025年4月27日 (日) 22時08分
hanaさん!
農鳥は毎年発表されますが、我が家からはよく確認
できないこともあるし(じっくり観察している時間
がないしね)、はっきり見えるときもあります。
やはり、季節の風物詩は拝めるのに越したことはない
ですね(*^_^*)
GWで、棚田が慌ただしくなってきました。 連日トラ
クターの音や、軽トラが走り回る音が響きます。
物見遊山の車やバイクも増えてくるので事故には気を
つけないとですね。
今年は天気が崩れる日が多く、本日も雨が降り出しま
した・・・。 うーん、なかなか順調にことが進みません
な。
しかし晴れると一気に気温上昇しまうので、やはり暑
い夏になるでしょうね。
人間は羽目を外すと周囲に迷惑をかけるということを
認識しないといけませんね。
世の中、自分中心で回ってはいないということを肝に
命じるべきですね。
『小人 閑居して不全をなす』という言葉もあります
ので、よほどつまらない人間なのでしょう。
私も仕事をつい明日に持ち越し気味になるのですが、
この言葉を思い出して当日中に済ますようにしており
ます。
投稿: たろ | 2025年4月28日 (月) 20時16分