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2024年12月28日 (土)

たろの年末モノローグ

 【あっという間に今年もわずか】

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 まるで本業のように忙しかった植木屋さんのお手伝い・・・。 ようやくその任を解かれ、自分ちの大掃除に励んでおります。 家の中では、換気扇を可能な限り分解して油分を取り除いたり、お風呂をピカピカにしたり、部屋中に掃除機をかけまくったり。

 外の方は庭木、果樹などの剪定をしたり、枯れた雑草をまとめたりで、なかなかゆっくりできませんなあ・・・。

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 しかし雨が全く降らず、畑がカラカラ。 日本海側は大雪なのに、こちらは晴れの日ばかりです。 まあ晴れはありがたいけれど、作物にはある程度水分も必要なので、なかなかうまくいかないものです。

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 冬至を過ぎたので、これから朝の散歩の時間は徐々に明るくなっていくだろうけれど、素敵な夜明けはまだまだ見られます。

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 わんちゃんは裸足なのによく寒くないなあ・・・。 毎朝早起きして『早く散歩行こうよ!』と玄関で待っていられると、私も急いで着替えなくてはなりません。 ほんとはもう少し寝ていたいのよう。

 5:30起きはまだ暗いし寒いので、ちょいキツいのでございますぞ。

 

 【芸術はバクハツだ!】

 果樹畑に沿って河川が通っています。 そこには『ガマ』が生えているのですが、その穂がまだ残っていました。 水辺のフランクフルトは、遠目でみると美味しそうです。

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 秋口にはもう穂がみられるのですが、見た目より固くて触ってもなんの変化もありません。 でも、さすがにこの時期に握ってみると・・・。

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 ぱんぱんに中身の詰まったぬいぐるみから綿が飛び出すように、穂が破裂します。 圧力さえ感じられるほどの勢いです。

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 おお、バクハツだあ! すんごいすんごい( ´∀` )/

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 そして、冷たい風に乗って散っていきます。 ふう、思わず童心にかえったひと時でございますな。

 

 【広告ブロッカー】

 私は、スマホよりパソコンを使うことが多いです。 こうして記事を書くこともあるし、なによりニュースを見たり、調べ物をしたりするのは、やはり大画面に限りますからねえ。

 でも、何しろ『広告がウザい!』のですな。 特に美容系の『不快な広告』にはうんざり。 よくこうも人を嫌な気分にさせる広告をつくるものだと思います。

 こういう広告を見て、よし買おうなんて人いるんかいな? ほんと逆効果だと思うなあ。 もっとセンス良く、購買意欲を持たせる広告を作らんかいと思います。

 最近は、うねうねとアニメーションする広告もあります。 もう気が散るし、やめてけれ! ということで、『広告ブロッカー』なるものをインストールしてみました。

 私はブラウザはMicrosoftの『Edge』を使っていますが、GoogleChromeでもインストール手順は同じようなものでしょう。

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 ここにアイコン表示させるように設定していて、アプリは『uBlock Origin(ユーブロックオリジン)』です。 無料だし、評判もまずまずだし、何よりブラウザの拡張機能・・・つまりアドオンだしね。

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 ブラウザの右上の『・・・』をクリックし、『拡張機能』を選択します。

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 いろいろなアドオンが表示されますので、『広告ブロック』などで検索するとすぐ発見できます。 そこでインストールボタンを押すだけで、ブラウザに組み込まれるわけです。

 ちなみに『・・・』は『三点リーダー』と読みます。 基本『てん』と打って変換すると『…』という形で出てくるかな? 『︙』の『縦三点リーダー』もあり、こちらは『ふぇ19』と入力して『F5キー』を押すと変換できます。

 とにかくこのアドオンをインストールしてからは、不快な広告はまったく出なくなりました。 やれやれです。

 

 ただ、ブログに設置してある『カウンター』などの外部リンクなどもブロックしてしまうので、設定の工夫も必要かと思います。 あと、私はこうしたソフト(アプリ)を勧めているわけではなく、インストールはあくまでも自己責任で行うものだと思いますね。

 『ITリテラシー』に精通している人ならともかく、多くの人にとってはソフトウェアというものは所詮『ブラックボックス』です。 どのようなプログラムが動いているか、また『マルウェア』や『悪意のあるコード』が含まれていないかなどは、まずわかりません。

 なので、多くの人が利用、高評価しているソフトでなければ安心できません。 中にはソースコードを分析してくれる『ホワイトハッカー系』なる有難い人物もいますので、まず情報を集めることが大切なんですね。

 今のところ、『uBlock Origin』は快適に機能しています。

 

 パソコンについて語ると、延々と書いてしまうので、ここらへんでやめとしましょう。 以上、『たろの年末モノローグ』でした。

 今年もたくさんの方にご訪問いただきまして、まことにありがとうございます。 来年もよろしくお願いいたします。 来年は植物の観察に力を入れていくつもりです。

 マクロの視点で、花の構造や生き残る戦略、不思議な話などを載せていければと思います。 また、モノづくり・・・DIYにも挑戦していきますので、お楽しみに・・・?

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2024年12月24日 (火)

クリスマスイブ

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 あっという間にクリスマスイブ・・・。 うーむ、なんやらバタバタしているうちに年が終わりそうですな。

 ほんとはね、先週の20日で植木屋さんのお手伝いが終わるはずだったのですよ。 それが手が空いたなら、うちも頼む! ということで、今週は別の植木屋さんのお手伝いをすることになったのですよ。

 はあ、そうなると年末休みは28日からと、サラリーマン時代とおんなじになってしまいました。 ふと、現役のころの最終日は仕事の最終チェックで午前様帰りだったことを思い出すなあ。

 あ、現役時代の私の仕事は主にデスクワーク。 毎日パソコンとにらめっこで、体を使う外仕事メインの今の環境とは180度違う、頭を使う仕事だったのですな。

 

 【お寺の年始準備】

 日曜日は、お寺の年始準備でした。 檀家の地区の総代・・・正確には『世話人』ということだけど、2年だけその役をするのですな。

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 由緒ある大きなお寺で境内には巨大な桜の木が林立し、花咲く季節には大勢の花見客が訪れるという有名なところです。

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 本堂は残念ながら火事により焼失し、現在は再建されたものです。 これが残っていれば文化財クラスだったかもです。

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 本堂に幕を張ったり締め飾りをつけたりとするのですが、各地区の世話人はお年寄りばかりで、なかなか捗らず・・・。 うーん、することは効率よくぱっぱとするのが私のポリシーなので、内心いじいじ(-_-;)

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 気分転換に境内を回ると、いろんな建物があるというのに今更ながらに気が付きました。

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 なんかすげーぞと思わせる口上でありますな。

 ま、とにかくお昼ごろには飾り付けが終わり、ようやく解放されました。

 

 【クリスマスイブくらいは・・・】

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 ぷっぷっぷ・・・。 これは今夜の庭の様子。 空では金星が輝き、その下はイルミネーションで賑やかなのです。

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 レッドとグリーンのレーザーで地面も賑やか。 年寄りばかりの寂しいイブなので、せめてこうして派手派手にしないとね。

 しかしこうした照明を見ていると、若かりし頃の東京人だったころを思い出します。 バブル全盛期の華やかな新宿の『デスコ』に毎週通って朝帰りが当たり前だったもんなあ。

 あの時はエネルギーに満ち溢れていたもんな。 今だから言えるけれど、東京生活の頃はカワサキのGPZ400というオートバイに乗っていて、高速を200kmでかっ飛ばしたり、シグナルグランプリもよくしました。

 シグナルグランプリとは、公道で信号待ちをしているとき隣にバイクが並ぶと、どちらともなく加速レースが始まり青信号で一気にダッシュ。 特にホンダのCBとか並ぶとお互い燃えたものです。

 でも、よく無事でいられたもんだと思いますね。 一度は皇居の前で、私を追い抜いて行ったバイクがそのまま車に追突、転倒。 それを見た私もバイクを止め、事故ったライダーに声をかけていると、さすが皇居の前。 わらわらと警官が飛び出してきてあっという間に交通整理を始めました。

 『仲間か?』問いかけてきた警官に『知りましぇーん』と言葉を濁し、事故ったライダーの無事を確認して彼に合図を送ってその場から立ち去ってしまいました。 すまんのう、これ以上捕まって免停になったら困るじゃんね( ´∀` )

 と、懐かしい青春時代の話でした。

 

 【意地でも?】

 うちのワンちゃんは私のマットレスが好きで、よくその上でゴロゴロしています。

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 いつぞや、積んでおいたマットレスが崩れたのですが、意地でもそこで寝ているのです。 そんなに私のマットレスが好きなんかなあ。 かわいいのう・・・。

 私の拠り所は君しかいないので、仲良くやっていこうね!

 

 さてさて、今週いっぱい植木屋さんで頑張って、よい年を迎えたいですね。

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2024年12月15日 (日)

早朝の富士とわんちゃん

 朝晩の冷え込みが一層厳しくなり、刺すような空気が頬を撫でるようになりました。 相変わらず何やらあってゆっくりできませんが、朝だけは頑張って早起きして、わんちゃんとの散歩を楽しんでおります。

 

 【早朝の富士とわんちゃん】

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 雲の状態も、時刻も微妙に違うので、景色は毎朝異なっています。

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 この日は雲が全体を覆っていて暗く、碧く・・・。

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 富士山の部分だけ明るい日も。

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 こんな朝は、青と赤のグラデーションが美しい。

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 前日と似たような雲だけど・・・。

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 バラ色に染まっていきます。

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 雲のない朝は、だいたいこのようになります。

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 とってもシンプルな夜明けです。

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 富士山がバラ色をバックに浮かんでいます。

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 このような毎朝の景色ですが、ほんとに感動する色彩の朝は、年に2,3回あるかどうかです。 そんなときに限ってコンデジを置いてきてしまったり、忙しい日にあたるんだよなあ・・・。

 

 【松それぞれ】

 相変わらず植木屋さんのお手伝いが忙しく、あちこち飛び回っています。 こんなことでもないと行かない町があるので、いろいろと道を覚えるのもいいもんですが・・・。

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 こちらのお宅は、立派な『門かぶり』の松です。 門かぶりとは文字通り門にある松のトンネルで、贅を凝らした日本庭園の定番でもありますな。

 でも私が密かに思うに、トラックなどの車高の高い車は入れないので、引っ越しはできないような・・・(^^ゞ

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 松自体も大きいので、せっせとお手入れをしていきます。 午前中で、ようやく門かぶりの部分を残すだけとなりました。

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 この門かぶりの部分をかっこよくするのはちと気を使います。 一番目立つところだもんね。 ちょっと濃淡が残ったので、も少し手直しをば・・・。

 

 そして、こちらのお宅は・・・。

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 にゃんだ、この前衛的な枝ぶりは・・・。

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 根元はもう横倒し・・・。 天然記念物クラスの奇妙な松であります。 それより前に、ちょっと庭の片付けもした方がいいんじゃないかな?

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 枝が急激に地面に枝分かれしていて、何度見てもビミョー。

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 今にもひしゃげそうな物置のトタン屋根に上っての作業は、いつ踏み抜くかの恐怖と戦いでもあります。 それでもなんとか親方と二人で仕上げました。

 今秋はとにかく松の手入れの依頼が多いです。 松の手入れは嫌いじゃないし、スキルの上達も望めるけれど、曇りの寒い日なんかは大変。 あまり動かないから凍えてしまうのですよ。

 

 【冬に見られる植物】

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 おや、これは・・・。 庭の一画で見つけました。 『フユノハナワラビ』じゃあないですか。 冬に成長するシダ系の植物です。

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 胞子葉の部分は、遠目に見るとまるで小さな花のように見えます。

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 アップで見ると、笑っているようで可愛らしいですね。

 

 12月もあっという間に中旬。 自分の家の庭に手入れもしたいし、やり残した野良作業もあるのでそろそろ植木屋さんもなあ・・・。

 そういえば、13日から14日にかけて『ふたご座流星群』のピークでしたが、その日に限って厚い雲が覆うという意地悪さ・・・。

 まあ、満月前の月もあって好条件ではなかったのでそんなに期待していませんでしたが、それでも悔しいなあ。 14日の夜にも観察を試みましたが、やはり月が明るくて肉眼では一つしか見えず。

 これでは動画にできんわいな。 

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2024年12月 7日 (土)

灯籠について

 【朝は相変わらずの】

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 朝の冷え込みがだんだんと厳しくなり、さすがに手袋がないとキツいかも。 相変わらずの朝の景色ですが、今後は一段と冬らしくなりそうですね。

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 毎朝のわんちゃんとの散歩は、やっぱりこの時期がいいなあ・・・。 明け行く空は、明日はどんな顔を見せてくれるだろうかと楽しみにさせてくれます。

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 雲が広がっている朝は、空全体が真っ赤になるときがあるけれど、そういう朝は年に2、3回しかないですね。 ほんとに視界全体が燃えるようになるのですよ。

 

 【灯籠について私なりに思うこと・・・】

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 今日も元気に松のお手入れ・・・^_^; 人手がないので、ここは親方と私の二人だけで行っています。

 本日の松の木は結構高く、サイドは脚立で天端(てんぱ=頭の部分)は木によじ登って手入れをします。 親方も落っこちないように気を付けてね!

 

 さて、松があるということは、たいがい日本庭園(もどき)の庭ということ。 以前は庭と言えば『松を植えて、石(岩)を入れて、石灯籠を置いて・・・』などと、パターンが決まっていました。

 余裕があれば『池』、または砂利を敷いた『枯山水』などですかね。 んで、その石や石灯籠が木々の手入れをするのには、はっきり言って『邪魔!』

 脚立の脚を立てようと思うと、ピンポイントで邪魔になることの多いことよ。 日本庭園(もどき)は手入れを考えて作ってはいないのですな。 というか、ホントに腕の立つ職人が設計した庭はわからないけれど、『なんちゃって日本庭園』はやっぱりやりにくいのです。

 といっても日本庭園を否定しているわけではなく、古来からの日本の庭は日本人の持っている『わびさび』の心を刺激すると思うし、落ち着く何かが存在するとは思います。 でも、手入れしづらいのは確かですな。

 

 そしてお邪魔三兄弟(石、石灯籠、段差)のひとつ、石灯籠・・・。 立派なものが多いんだけどなあ。

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 このお宅にもありました。 これは『山灯籠』というものでしょう。 山灯籠は自然の石をあまり加工せずに積んだもので、私的には趣の良い灯籠です。 といっても決して欲しいというわけではなく、どれかを選べと言われればこれをチョイスするというだけですね。

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 モミジの葉を落としたらわかりやすくなりましたが、ありゃ、よく見たら『火袋』がまん丸で人工的でいかんな・・・。 火袋とは文字通り、『灯火』を置くところです。

 しかーし、本来『灯籠』は照明として用いられたものです。 こんな奥まったとこにあるのは機能的におかしいですな。 まあ、照明装置として作られた灯籠が、とっても『景(けい)』がよいということで、庭づくりに積極的に取り入れられるようになったけど、どこにでも置いていいものではないのです。

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 『雪見灯籠』もありました。 背が低く、池や流れの縁に置かれます。 雪見灯籠は『浮灯』または『浮見』から転訛したという説があります。 つまり、水に映った姿を楽しむ灯籠なのですな。 枯山水でも、水を模しているので置かれることが多いです。

 とにかく、この灯籠に雪が積もった姿が味があるとして『雪見』という名称になっているらしいです。

 

 とまあ、うんちくを述べましたが、植木屋さんのお手伝いをしているうちに、邪魔な灯籠についてもいろいろと調べてしまいました。 どうせなら新しいことも覚えたり、楽しまないといかんですからねえ。

 

 【こ、これは・・・。 ちょいと閲覧注意?】

 あと、この家の近辺には、スズメじゃなくて他の小鳥の姿もよく見るなあ・・・、と思っていたらありました。

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 こちらはトカゲがぶらーん。

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 ここにはカエルが干からびておる。

 『モズの早贄(はやにえ)』ですね、これは・・・。 この『モズのはやにえ』の意義は謎が多く、仮説として『食べ物の不足する冬期の保存食』などがありましたが、近年それが解明されたとの発表がありました。 (2019年頃?)

 繁殖期に向け、オスの『栄養源』であるということです。 つまり、このはやにえを食べると『ハラホロヒレハレ~!』と、メスにアピールするさえずりの声がより一層美しくなり、結果メスをうっとりさせて獲得しやすくするための栄養剤だということです。

 なんか、すごいですなあ・・・。 よーし、わたしも・・・

 

 今回は、マメ知識となりました。

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2024年12月 3日 (火)

夜に舞う・・・

 【朝晩は冷えるけれど・・・】

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 早朝のわんちゃんとの散歩の時間は、やはりこの時期らしく寒い・・・。 でも、この凛とした空気は、身が引き締まっていいもんですね。

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 わんちゃんは景色などまったく興味がありませんので、なかなかポーズをとってくれません。 道や草原のいろんな匂いに夢中で、ひたすらくんくん。

 どんな匂いがするんだろう・・・。

 朝の散歩の時間は40分くらいなので、出かけるときにはライトが必要なほど暗いけれど、終わるころにはすっかり明るくなっています。

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 日が昇ると、背後の山が赤く染まります。 まだ雪が降ったとは聞いていないので、木々に降りた霜か何かが染まっているのでしょうか・・・。

 でも朝は冷えるけれど、日中は暑ささえ感じられる気温になります。 なんだろねえ・・・、この気温差は。 植木作業を寒さに震えながらしなくてもいいのは助かるけれど、なんかこの先不安になりますね。

 

 【夜に舞う・・・】

 11月は干し柿作りで忙しかったけれど、やはり好きなことは外せません。 22日行われた山奥の神社のお祭りには、しっかり行ってまいりました。

 そう、豪奢な舞殿で舞われる夜神楽です。 遅くなりましたが、動画にしてあります。

 今回は、大人気の『狐の舞』に焦点を当ててみましたので、よろしかったらご覧くださいね。

 

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