秋風や 田吾作どもが 夢の跡
日曜日の雨を境に、ヒンヤリとした風が吹き抜けるようになり、ようやく秋を感じさせるようになりました。 記録的な暑さもこれで終わってくれるのかな?
暑すぎるのも何ですが、夏の好きな私にはなんとなく寂しいような気もしますなあ・・・。
【秋風や 田吾作どもが 夢の跡】
雨の予報の前に急いだのでしょう、あちこちの田んぼで脱穀作業を急ピッチで済ませ、一気に田んぼが寂しくなってきました。 思えば長かった稲作も、もう終盤。
うちも脱穀は済ませ、藁クズを燃す作業も終えました。 火を点けるのは、藁クズに混じっている雑草の種を焼いてしまうためです。 来年に向け、なるべく雑草を抑えるのが目的だけど、効果のほどは・・・?
風情はあるんだけど、周囲に人家がない(またはあっても稲作農家)からできることで、お街の中の田んぼでこんな煙を出したら即通報されるでしょうね。
田んぼの近くが分譲地となり、カエルの合唱がやかましいなどと苦情があるご時世ですからなあ。 本来野焼きは禁止事項で、農業などのやむを得ない焼却は例外として認められていますが、周辺環境の変化などでこれからどうなっていくんでしょうかね?
しかし、稲刈りの終わった田んぼはやっぱり寂しさが漂います。
【秋の花いろいろ】
ヒガンバナがようやく咲いてきた感があります。 なんか今年は見ないなあ・・・と思っていましたが、咲き始めると一気です。 去年は黄金色に染まった田んぼの実りとの共演が見られたけど、今年はズレてしまいました。
コスモスはだいぶ前から咲き誇っています。 儚いイメージのある花だと思います(私だけ?)が、株はかなり大きくなり、まるで木のように固くなります。 花が終わったあと、引き抜くのが大変です。
【精米までもう少し】
お米の収穫は終わりましたが、精米までもう少し我慢することになりました。
これはお米の水分測定器です。
試料として少量の籾を載せます。
ハンドルを回して砕き、測定ボタンを押すと・・・。
お米の水分量が表示されるのですね。 このお米はカップに入れて放置しておいたのでこの数値ですが、袋に入っているお米の水分量を計ったところ15%でした。
15%だとちょい多いんですね。 籾から精米するには農協に設置してあるコイン精米機を利用するんだけど、水分量が多いと機械が詰まって止まってしまうのですよ。 すると、修理の人がくるまで2日は利用できなくなります。
この時期、新米は水分量が多いのに早く精米して新米を食べたいという気持ちからか、水分量を計らず機械に投入して止めてしまう人が多すぎ。 一応農協の事務所で水分量を計ってくれるのに、スルーしてしまうのですね。
私は度々水分量を計ってもらうのも億劫なので、こうして測定器を持っている次第です。
そしてこの写真のように、13.7%くらいだったらOKなんですが・・・。
また明日、袋の中のを計ってみよう。 精米できるかな?











































