連日の酷暑に毎日汗が怒涛のように流れ、その分水分をぐびぐび補給するので、体中の水分のすべてが頻繁に入れ替わっているんじゃないかと思います。 それを健康的と見るか、体力の消耗と見るかは難しいところですな。
でも、私はへそ曲がりなので午前中は草刈りや草取りをして水分の循環を良くするとともに、体力の限界というか気力の限界を見極めてみたい・・・なんて気持ちもあります(;^_^A
体温より高い気温の環境の中に、ずーっといたらどうなんるんでしょうかね~。
【早すぎる実り】

取水口付近は冷たい水が入るので育ちが遅く、それから遠いところは水温が異常に上昇して逆に育ちが早いので、なんか稲の高さが均一でない、斜めった田んぼになってます。
この猛暑ではいろんな不具合が生じるのも仕方ありませんが、心配な事を述べてみますと・・・。

成長の早いところではもう、稲穂が垂れ下がってきています。 うわう、早すぎじゃあないれすか・・・。

猛暑の影響によるカメムシの大発生も深刻。 不良の穂ができることもあるし、米に汁を吸った跡が黒く点々と残るのです。

こうなると品質が落ちるどころではありません。 被害が大きいと商品として出せなくなるので、販売店から突っ返されることに・・・。 これがおとろしい・・・。

ま、カメムシにとっては楽園。 そんな人間の懸念などは気にせず、よろしくやっておる。 まったくもって、うらやまし・・・いや、けしからん!

これもあります。 そう『ヒエ』の発生。 草取りをせっせとしましたが、どうしても見逃しているのですね。 稲と株が重なっていると、こうして成長して実を付けるまで区別がつかないのです。

そうした『ステルスヒエ』が多い田んぼが、一枚あります。 なんでここだけ? 去年見逃していた種がこぼれていたのでしょうかね?
まずいことに、今は稲穂の受粉の時期。 受粉の妨げになるので、田んぼに入ることは控えなくてならない大事な時です。 服で擦れて実が落下することもありますからね。

とりあえず、畦から手が届くところだけ抜いておきました。 はやく田んぼに入って残りを抜きたいけれど、我慢の時です。
農薬を極力控えるということは、聞こえはいいけどこうした人力を伴う作業が増えるということです。 除草剤、殺虫剤を控える分、手間が増すことになるのです。

あとは、こうした自然のサイクルを利用することだと思います。 殺虫剤を使わなければ小さな虫が住み、それを食べるためにトンボが来る。 そしてトンボやカメムシを食べるために鳥が来る・・・なんて事ですかね。
カエルもカメムシを食べてくれるようなことが載っているので、少しは当てにしていいのでしょうか。
田んぼフレンズにも、期待したいところです。
【南国気分とはちょい違うかも】
育てている南国フルーツの『ジャボチカバ』 今年の猛暑はどんとこい! なんでしょうかね?

気色悪いほど実を付けています。 もうギュウギュウ詰めですな。

『幹生花』と言って幹に直接花を付けるので、必然的に幹に実がなります。 うーん、南国情緒あふれる・・・かなあ? それよりも南国のジャングルで生きる『したたかさ』なんか感じてしまいそう。
【夜の舞踏会 その2】
次から次へと開花している、畑のカラスウリ。 雌雄異株の、お洒落な花でございます。

前回の記事では雄花を載せましたので、今回は雌花です。

紫外線を当てても、花粉がないので発光はしません。 では、夜の花粉の媒介者である昆虫は、どうやって見つけるのでしょうか?
それは多分『香り』だと思います。 ユリに似た甘い匂いがするのです。 少々鼻の効かない私にも感じられるので、昆虫にとっては容易に発見できるのではないでしょうか。

さて、雄花との違いはこの中心部分。 雌しべが3つ。 前回記事の雄花と比較してみてくださいね。

雌花の元が膨らんで、実になってきました。 苦くてあまり食されることはないということですが、私が体を張って試食してみます。
あと、開花の様子をタイムラプスでも撮影しています。 開花から実が熟すまでの時間経過を動画にもしますので、秋までお待ちくださいね。
【大作になりました】
6月~7月中旬ごろまでに撮りためた蛍の動画。 ようやく編集が終わりましたので、Youtubeにアップしました。 今回は『平安時代』を絡めて編集してあります。
平安時代に書かれた蛍に関する記述、和歌などを載せてあります。 何やら凝ってしまったので、10分を超える大作に(私としては)なってしまいました。
ほんとは『Unity』というアプリケーションを使ってCGを作りたかったけれど、難解&勉強不足で断念。 仕方なく手書きイラストでごまかしました。 そのイラストも、私の画力の無さを露呈したレベルですが、お楽しみいただけたら幸いです。