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2024年7月25日 (木)

夜の舞踏会

 猛烈な暑さが続いています。 もう35℃くらいでは、全国の高温ランキング上位には載れないですね。 ここらの方言で表せば、『こわいこんど』(おそろしいことだ)というところでしょう。

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 あり? 空に穴が? ゴロゴロ・・・。 おお、夕立になりそうかな? ゴン、ゴロゴロゴロゴロ・・・。

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 うちのわんちゃんは、雷と花火が大キライ。 この引きつった表情。 いつもは座らないソファというか安楽椅子というか、そこに飛び乗って隠れて出てこないのですな。

 

 【田んぼの水抜け】

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 あらあ、このクソ暑いのに田んぼの水が抜け落ちておる。 どこかに穴が開いてしまったのでしょう。

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 穴の開いているところを探し出しで、古タオルを詰め込みます。 この場所は石垣との境で、よく水漏れするので二重に畦波を打ち込んでありましたが、やはり弱かったのですね。

 田んぼは相当の水が溜まっているので、かなりの水圧がかかっています。 なので、弱いところがあるといきなり抜けることがあるのです。

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 畑の土を運んできて、タオルの上に重ねます。

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 これでこの場所は大丈夫でしょう。 こういうことがあるので、毎日の水見は欠かせないのですな。

 

 【夜の舞踏会】

 夕刻になると、レースのような花が咲き始めます。

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 『カラスウリ』の花。 私は月下美人のように夜中に咲くのかなと思っていましたが、夕方の6時ころからとまだ明るい時分から花開きます。

 いやあ、実に神秘的です。 レースのドレスをまとって舞踏会を楽しむ貴族。 ん? でも、これは雄花だなあ・・・。

 カラスウリは雌雄異株なので、雌花、雄花と別れています。 次は雌花を撮ってみよう。 よく見ると違いが分かります。

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 おなじみ、紫外線を当ててみます。

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 おお、なんか妖しい雰囲気も出てきたようです。

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 この中心の部分が、雄花と雌花で相違します。 これは雄花なので、覚えておいてくださいね。 次回の記事に雌花を載せるようにしましょう。

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 やはり、花粉がよく紫外線に反応します。 花粉の媒介者が見つけやすいようにですね。

 

 【巨大ホオズキの種からなのに】

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 このわんさかあるのはみんなホオズキ。 去年のお盆に握りこぶしほどもあろうかという巨大なホオズキを飾ったので、その種を採取して蒔いて置いたのです。

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 でも、育ったのは普通のホオズキ。 何が違うんだろ? 巨大にするには秘密がありそうです。 

 

 【天空の田んぼ ラピュ田 3】

 さてさて、『天空の田んぼシリーズ』の最新作でございます。 第二部の中で、第三部は『収穫』なんて予告しましたが、長くなりそうなので開花までを区切りとしました。

 よろしかったらご覧くださいませ。 また、できればチャンネル登録もよろしくです。 あまり人気がないチャンネルですので、続ける気合が必要です(;^_^A

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2024年7月22日 (月)

炎天下の草刈り・・・

 この頃とっても暖かくて穏やかな日差しが続きますね。 皆様に置かれましては益々の・・・

 と、ついイヤミを言いたくなるほどの暑さですね~。 子供の頃、夏休みに『午前中、暑くなる前に勉強しなさい!』なんて言われてましたが、今は早朝からジリジリと暑いもんなあ。

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 基本的に夏は好きなのだけど、年々体に堪えるようになってきました。 といっても、休みだからと言ってゴロゴロしているのも性に合わないので、草刈りをせっせとしています。

 

 【ええ! もう?】

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 稲もスクスクと育ち、見た目には涼しく一面の緑です。

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 私は作物の周りに雑草が生えているのはいやなので、こまめに刈っています。

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 雑草はやはり虫の住処となるので、稲を害する虫ができるだけ近くに来ないよう気を付けているのです。

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 トンボたちも彼らなりに小さな昆虫を捕獲してくれるので、陰の協力者といったところでしょうか・・・。 できれば米を食するカメムシを捕獲して欲しいのですが、相手もそれなりにでっかいからなあ。

 おや?

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 どっしぇ~! もう穂がでているではないか!

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 いや、穂どころではありません。 場所によって花が咲いているところも!

 うーん、例年より10日以上早いのでは? この暑さで、稲の生態リズムも狂ってきているのでしょう。 この先なんか不安だなあ・・・。

 

 【暑い地獄?】

 ここの田んぼには資材置き場が隣接しているのですが、その地面には・・・。

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 毎年アリジゴクがいっぱい。 環境がいいのでしょう、足の踏み場がないくらい。 可哀そうなので、この資材置き場は使わず彼らに提供しています。

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 物件によっては、直射日光が当たるところもあります。 そうなると、エアコンは未設置なのでじっと暑さに耐えなければなりませんな。 まさに『ジゴクのアリジゴク』です。 なんまんだぶ・・・Ω\(-。-)ポクポク

 

 【今年は口に入るかな?】

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 畑にある『蟠桃』は、 このブログでも過去何回も登場してきた『孫悟空の桃』 今年は見た目はキレイなのがいくつかぶら下がっています。

 でも・・・。

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 ひっくり返すと、おへそ(お尻?)から虫が入り込んでむしゃむしゃやってるようです。 うーん、やはり作物はまともなもの(販売に適するもの)を作るには、それなりに気合いをいれないとダメですね。 

 殺虫剤・殺菌剤などの農薬の使用は必須、適正な摘花・摘果や袋掛け云々。 趣味程度では虫には勝てないのです。

 もう少し熟すまで待って、虫の食べ残した部分を味わってみようと思います。

 

 【動画編集を頑張ってますが・・・】

 いろいろなものを動画撮影していますが、編集に時間がかかっております。 日中の炎天下の作業の反動か、夜はなんかぼーっと&睡魔で、なかなか進みません。

 それでも、少し前に観察した『モリアオガエルの卵塊』の動画はできあがりましたので、よろしかったらご覧ください。 これは『プチ自然観察日記』シリーズで、内容としてはそんなに凝っていません。

 ただ、見た通りのものを気軽に載せているだけのお気軽シリーズです。 (ちょっと手抜きですが)

 

 他に制作中は二編。 『天空の田んぼ ラピュタ3』と『ホタル』です。 天空の田んぼシリーズの3は収穫のつもりでしたが、それまでの過程もいくつかあるので、開花までの様子をひとまず『3』として区切ろうと思っています。

 『ホタル』は平安時代の和歌の世界を表現したい気持ちがありますが、いかんせんハードルが高くて・・・。 前回の記事のUnityを利用してCGを織り交ぜようとからかっているけど、今の私のレベルではムリ。

 ま、お茶を濁した内容にはなると思いますが、気長にお待ちください。

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2024年7月18日 (木)

そろそろ梅雨明け?

 最近、週間天気予報などに曇りや雨マークの日が続いていましたが、いよいよ晴れマークが並ぶことになりそうです。 まあ、気温がある程度抑えられていたので助かる面もありましたが、作物にはやはりお日様の光が必要ですね。

 ただ、気温が上がりすぎるのはイヤだなあ・・・。 35℃を超える予報など見ると、はあ・・・なんて思います。

 

 【富士山もくっきりと】

 あまり顔を出さなかった富士山も、だんだんとはっきりしてきました。

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 とは言っても、つるし雲になりかけのような流れる雲群は、上空がまだ荒れている徴です。 富士山での事故が続いてますが、高山はまだまだ平地とは比べ物にならない危険が潜んでいるのですね。

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 湿った風が山頂にぶつかって雲を作るのですが、こうして離れたところにもできるのはかなりの強風ということ。 こんなときに登っても、景色どころではありませんので無理はしない方がいいですね。

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 わんちゃんの散歩も、蒸し暑くて大変です。 かーっと晴れれば散歩どころではなくなってしまうので、日中にできるのは梅雨時だけかもよ。 それにしても、こっちもハアハアしてくるなあ・・・。

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 散歩コースにある、ちっちゃな田んぼも順調のようです。 しかしこの田んぼでは、おコメ10kgいくかなあ。

 

 【梅雨時の清楚な花】

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 うちの田んぼの近くに未耕作地があって、困りものだなあと思っています。 ただ、こうして手入れしていないと、思わぬ花が咲くことがあります。 『チダケサシ』ですね。

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 草刈り等、マメに手入れしていると刈られる運命ですが、なかなか風情があるわいな。 梅雨時のちょっとした贈り物でございます。

 

 【縁側の大輪】

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 でっかい花が咲きました。 縁側に置いている『月下美人』で、今年は蕾が5つでき、そのうち4つが一緒に花開きました。

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 私の拳より大きい花。 本体とのバランスが悪く見えてしまうけれど、まさに大輪ですね。 複数咲くと香りも強くなり、心地よい眠りにつくことができました。

 

 【Unity】

 最近、『Unity』をコツコツいじっています。

 『Unity』とは何ぞや? ゲーム開発などに使われる『ゲームエンジン』なのですな。 コンピューターにおけるエンジンとは、共通の処理を代行して効率化するソフトウェアを指します。

 つまりゲームにはキャラクターを表示する、そして移動する、弾を打つなどという共通の所作があり、それをゲームごとに一から作るのではなく、そういったものをひとまとめにしたエンジンというものを作っておきます。

 そうすればそのエンジンに味付けして様々なゲーム要素を載せていくだけで済むので、効率よくできるというわけ。

 さて、その『Unity』は個人利用はもちろん、企業でも一定の条件付きで無料で使うことができます。 また、ゲームばかりでなく、3Dの映像表現やVFXも得意なので、様々な用途で使用できるという優れものです。

 有名なところでは、ゲームでは『ドラゴンクエストⅧ』のスマホ版?や、『スーパーマリオ』の何とか版?もこれで作ったそうな。 映画では、『アバター2』や『シン・エヴァンゲリオン』も使用したそうですよ。

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 しかし実際に使うには、やはりかなりの技術とスキルが必要です。 基本的にC#というプログラム言語を使うので、それを学んでいないとろくに動かせません。 (C#(シーシャープ)とは、マイクロソフトが開発した、オープンソース、クロスプラットフォームのオブジェクト指向のプログラミング言語です)

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 立ち上げるとこんな感じ。 うーむ、日本語化しないと文字もよく理解できん。 でも、慣れるまで英語でガンバです。

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 オブジェクトを配置し、カメラ位置、太陽(光)の指す方向、距離などをセットします。

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 なんとかいじって蛍が乱舞するアニメーションシーンを作ってみました。 しかし、プレビュー画面ではちゃんと動くのに、モニター画面では表示されません。

 なんか、ミスがあるんだろーなー。 原因がよくわからん・・・。

 もっと若かりし頃にUnityに出会ったらハマっていただろうけれど、今では目がしょぼしょぼしてデバッグもツラいだけです。 ま、ぽちぽちいじって少しずつ覚えていこうっと。 慌てない慌てない・・・ぽくぽくΩ\(-。-)

 

 もし、ゲームを作りたいなあなんて方がいましたら、このUnityを扱えるのが必須だと思います。 華やかなゲームの陰には、こういった地味で頭を捻る作業がつきものなのですね。

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2024年7月13日 (土)

夏は夜・・・

 最近平安時代に関する本を読んだりネットで調べたりして、蛍に関する和歌などの資料を集めています。 何を隠そう、次回の蛍の動画では平安時代と絡めた内容にしようと思っているのです。

 そのうち蛍より清少納言の『枕草子』が面白くなってしまい、結局『本日もいとをかし!! 枕草子』(小迎 裕美子著)なるコミックも買ってしまいました。 いかんなあ・・・。

 

 【春はあけぼの 夏は・・・】

 学生(中? 高?)の頃、枕草子の有名過ぎる冒頭を学んだけれど、その時はちいとも面白くありませんでした。 というか古典は退屈な時間だったかなあ。 なんせ数学や物理、化学なんかの方が好きでしたから。

 なので、物事を論理的、科学的に考えることが多かったような・・・。

 でも、年を重ねるにつれ『もののあはれ』を感じるようになり、今では自然いっぱいの環境で農作業をしているという、まこと奇妙な人生でございます。

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 んで、『春はあけぼの・・・』は、こんなイメージでしょうか?

 そして『夏は・・・』

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 『夏は夜。 月の頃はさらなり、闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。

  また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。 雨など降るも、をかし。』

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 清少納言について調べれば調べるほど、その類まれな感受性、美的センスに感心しますなあ。

 

 【橙と白】

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 オニユリの群生が咲き始め、畑の一画が一気に賑やかになりました。

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 もとは3株だったので、よく増えたものです。 ま、オニユリはムカゴがたくさんできるので、それを育てれば驚異的に増やすことができそうです。

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 そしてここはうちの池に水を注いでいる水路沿い。 半日陰で、いつも湿気があるのでヤマユリ天国ですね。

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 何年物でしょうか? あまりの花数の多さに重くなり、地面に伏せてしまっている株もあります。 ここ以外の近場でヤマユリを見ることはないので、人目に付かないこの秘密の場所が唯一の居場所なのでしょう。

 

 【猿神様への献上品】

 次は、果樹畑の不思議なお話。

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 これはスモモの『貴陽』の木。 つい先頃まではいくつか実がなっていたのですよ。 それが収穫できる頃になったら・・・。 ひとつもない。

 猿神様へ献上!

 そしてこちらは。

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 桃の『白桃』の木。 つい先頃まではたくさん実がなっていたのですよ。 それが収穫できる頃になったら・・・。 ひとつもない。

 猿神様へ献上!

 お次は。

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 これはビワの木。 つい先頃まではいくつか実がなっていたのですよ。 それが収穫できる頃になったら・・・。 ひとつもない。

 猿神様へ献上!

 ということで、ここの果樹畑は猿神様がおわします場所。 何を作っても人様の口に入ることはなさそうです。

 いや・・・。

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 実が残っているものがありました。

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 それはアーモンドの実。 このままでは食せないので残っていたんですね。 この実が割れて中の種が覗けるようになったら収穫時です。

 

 【こちらはまだ無事でした】

 ここは家の近くの畑の果樹。

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 西遊記で、孫悟空が天界の桃園の番人をしたという話に出てくる『蟠桃』 平べったい桃で、こちらはなんとか残っています。 口にすることはできそうかな?

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 赤いブルーベリー(すでにブルーでない?)、ラビットアイも無事。 これは鳥にちょこちょこ狙われるけど、少しは収穫できました。 でも、すっぱ~! むせるほど酸っぱい。

 

 【時計の花】

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 エアコンの室外機カバーの上の『パッションフルーツ』 でっかい花が咲いていました。

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 トケイソウの仲間というだけあって、ほんと時計のようですね。 美味しい実を付けておくれ・・・。

 

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2024年7月 7日 (日)

暑いにもほどがある・・・

 いやあ、猛烈な暑さでした。 七夕の今日は近年になく晴れたかと思えば、彦星と織姫とのデートも億劫になりそうな暑さ。 うーん、休みの日に晴れるのは有難いけれど、いかんせん暑すぎでござる。

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 日差しに田んぼの水温もぐんぐん上がり、お湯のようになります。 でも、こんなに高温になってもいいんだろうか・・・。 作物づくりも、今までのノウハウというか経験というか感というか、そういうものが当てはまらくなってきています。

 どこかの記事に、『近年の気象変化は、太古に地球に隕石が衝突して恐竜が絶滅したころのスピードで変化している』とか。 うーん、そう思えるような異常気象ですね。

 

 【涼しさを演出するものを・・・】

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 これは玄関先の、エアコンの室外機カバーの上。 『パッションフルーツ』の鉢植えです。 サッシの雨戸の格納カバーに簡易的な棚を作り、這わせるようにしています。

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 成長が早いので、なるべく横に広がるよう誘引しないとあっという間に天頂に達しそう。

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 こちらは『パパイヤ』 立ち姿が、なんとなく南国情緒があるような。 今はいいけれど、実を期待できるのは冬の寒さを超えられるかどうかでしょうね。

 

 【あんたが大将!】

 田んぼの水見にいくと・・・。

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 なんじゃら、この細長いものは。

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 どっしょえ~! 蛇の抜け殻ではないですか。

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 このウロコの様子と大きさからだと、『アオダイショウ』ですね。

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 いつも車に積んであるメジャーで計ると・・・。

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 120cmは超えていますね。 ここの石垣の穴から出るついでに脱皮したんでしょうか?

 ま、アオダイショウなら危険はないのでちと安心。

 

 【草刈りももう限界】

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 今日は草刈り&草取りをしていたのだけど、さすがにこの暑さでは耐えがたくなってきました。 腕時計に温度計があるのですが、確認してみると35.4℃。 ま、腕時計の機能なので実際の気温と乖離しているところもあるでしょうが、万が一熱中症になって倒れてもこの田舎では誰も気が付きません。

 このへんでやめとくのがいいでしょうね。

 

 【明日も暑いかな?】

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 わんちゃんもこの暑さでは、家の中でも呼吸が荒くなっています。 でも、キミは家の中にいられて贅沢なんだよ。 世の中には、この暑さの中でも外の犬小屋で耐えているわんちゃんもいるんだよ。

 なのでうんと長生きして、ずっと私と共に暮らそうな。

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 明日も暑くなる予報。 そろそろ雨も降ってくれないと、田んぼの水も困るし・・・。 まったく、雨が欲しいところには降らず、もういらないというところにはジャンジャン降る。

 なんだろーねー。

 

 【おまけ】

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  『はねだし』のスモモをたくさんもらいました。 サマーエンジェルですが、でっかいよー。

 

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2024年7月 2日 (火)

雨の香り・・・

 梅雨入りしてからカラッと晴れることが少なく、とくに最近は雨か曇りかのぐずついた空模様が続きます。 地域によっては雨ばかりというところもあるので、大雨が降らないだけでもありがたいと思わないとね。

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 畑の隅のアジサイは、今年は満開。 はっとするような色彩で目を楽しませてくれます。

 

 【ご当地の販売機】

 今年はスモモも不作で、『はねだし』もあまり出回らないようです。 (『はねだし』とは産地ならでは言葉で、商品として出荷できないキズ物などの果物の事を言います。 味は変わらないのでもったいないですね)

 果物全般に、春先の冷え込み等の気候不順により不作の年のよう。 買ってまでフルーツを食べる事のない我々なので相場は分かりませんが、価格は上昇しているのではないでしょうか?

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 それでもスモモ農家の畑の道路沿いには、販売機にのぼりがあがっています。 のれん?が裏なのが、あんまり売る気がないのが伝わってきそうです。

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 完熟スモモが5~6個で300円。 ふむ、まあまあの値段ですかね? 色からして『サマーエンジェル』だと思うけどなあ。 家に帰れば『はねだし』があるので、ひやかしだけでした。

 

 【抜くべし! 疲れるべし!】

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 田んぼの稲も成長して一面緑の絨毯です。 ここはラピュ田の最上部で、村の人もあまり来ない場所です。 なぜなら、耕作者が4人しかいないからなのです。

 私はその中の一人で、ここには3つの田んぼがあります。 最上部だけあって清流の恵みを一番先に享受できるところでもあるので、ここのお米が一番美味しいと謂われる所以ですね。

 なので、気合を入れて稲作に励んでいるのです。

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 ろくに除草剤も使っていないので、水生の雑草がどんどん生えてきます。

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 雑草の中で厄介なのは、『ヒエ』ですね。 稲と似ているので見逃してしまいがちですが、結実すると何千、何万という種子をバラ撒いてしまうので、小さいうちにできるだけ取り除いていきます。

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 石垣回りもキレイにしていくと・・・おや?

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 やや、ここにもモリアオガエルの卵塊が。

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 2つあって、こちらはぐずぐずに崩れています。 すでに孵って田んぼに散っていったのでしょう。

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 形を保っている方をそっとめくるとまだ卵が・・・。 あり? たぶんオタマジャクシになれなかったのかな? 卵塊の崩れ方から察するに、これから孵るのでは間に合わないような気もします。

 あと、2日くらいで卵塊は田んぼに溶け落ちてしまうでしょうから。

 

 ああ、いかん。 草取りをどんどんしないとこの暑さでは熱中症になりかねません。 滴り落ちる汗を拭いながら、田んぼを歩き回ります。

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 あにゃ? なんか黒い物体が稲の中にいる。

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 ノコギリクワガタじゃん。 なんでこんなところに・・・。

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 ああ、また寄り道の事態になっちゃった。 近くの木にとまらせて草取り再開。

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 雑草がないようでも、こうしてみるとかなりの量です。 でも、まだ田んぼの半分しか終わっていません。 成長して種子をバラ撒かれたらたまらんのでとにかく頑張って抜くのだ~!

 

 【助っ人?】

 田んぼの水見に、たまには連れていってあげました。

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 車に乗り込むと、お気に入りの運転席に座ります。 草取りの手伝いをしてくれたらありがたいのにな。

 

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