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2024年1月31日 (水)

壊れかけのラヂオ

 【体を雲の中に入れ~♪】

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 日中の日差しは、春の装い・・・。

 でも、まだまだ油断はできませぬ。 朝晩の冷え込みは震え上がるほどだし、ここらでは雪が降るのはこれからというパターンが多いです。 いつぞやの記録的大雪(街中でも積雪120cm)は2月14日だったもんな。

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 天気が下り坂になりそうな気配は、富士山にも現れています。 全身が雲に包まれているのは、上空で強風が渦巻いているということですね。 たいていこういう場合は翌日は天気が今一つ・・・。

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 まだ、ここらへんは良い天気で、小鳥たちが陽気にさえずっております。 ・・・と、思っていたら・・・。

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 白いものが舞い始めました。 あらら、雪? でも、空は晴れているし、お天気雪だあ。 風に運ばれてきたのでしょうが、思わぬ冬景色となりました。

 

 【зефи́рって何者?】

 近隣で営業をしている古民家カフェ。 ブームもあってなかなかの盛況のようですが、外国人の利用も多くその対応策として地元に住んでいる外国人に手伝ってもらっています。

 彼らは夫婦で、日本のカントリーが気に入り近くの古民家を借りて暮らしているのですな。 ちなみに旦那さんはアメリカ人、奥さんはロシア人で、お店のお手伝いは奥さんの方。 

 犬も飼っていて、その犬のデカいこと・・・。 私は最初、ライオンを連れているのかと思いました。

 

 うちもその古民家カフェにお米や野菜を卸しているので交流もあり、このたびロシアの伝統的なスイーツ?を作ってくれました。

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 おお、なんかすげー! 和菓子を思わせるような芸術品ですね。

 『なにこれ?』

 『зефи́р

 『あんだって?』

 『зефи́р (ゼフィール)』

 『とにかく、ス、スッパィ・・・、うんにゃ、スパスィーヴァ(Спасибо)』 (あんがとさんのロシア語です)

 リンゴのピュレと卵白、砂糖などで作るマシュマロに近い食感のお菓子で、見た目より柔らかいのですな。 そして甘い・・・。

 お国が違っても、やっぱり甘いものは好まれるのですね。

 

 【壊れかけのラヂオ】

 何も聞こえない~♪ 何も聞かせてくれない~♪ 僕の耳が昔より、遠くなったからかなのか~♪

 

 ここんとこラジオ関係の記事を載せていますが、ついでにもうひとつ。 ああ、マニアックが止まらない~!

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 ぷふふふ・・・。 この昭和初期の匂いのぷんぷんする箱は? これも、かなり古いラジオでおじゃるのです。

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 もちろん中身は真空管。 もうほとんどジャンクなので、とりあえず部品が乗っかっている状態なのですが。 ・・・さて、この小汚いラジオの正体は・・・。

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 『ナナオラ国策二号型』という、1939年(昭和14年)頃に販売された真空管ラジオです。 しかしながら残っている資料が少なく、詳細はわかりません。

 ナナオララジオは『七欧無線電気商会』の製品で、この会社は当時の日本の五大電気メーカーのひとつであったそうな。 しかし会社としては存続せず、1961年に東芝の傘下に入った模様です。

 『国策』とは文字通り国の政策という意味で、戦時下における贅沢品の規制や資材の節約が行われているなかで、当時の国民に親しみやすく、そしてかつリーズナブルな価格で普及を目指した愛称のようなものでしょうか。

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 しかし、このラジオが販売された年に第二次世界大戦が勃発します。 人々が時代に翻弄される中で、このラジオは戦中・戦後とどのような世界を見、またニュースを流してきたのでしょうか?

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 よく見ると、スピーカーを止めているネジの頭が、桜の文様?になってます。 当時の世相を表しているようですね。 

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 真空管の形は、いわゆる『だるま型』で、ST管と呼ばれます。 1930-1950年頃まで普及した古典的真空管です。 刻印を見るとUZ-57(検波用)、UY-56(高周波増幅)、KX-12F(整流管)、UX-12A(低周波増幅)のようです。

 現在、手に入れるのは難しそうな真空管ばかりですな。

 また、こうした4本の真空管で構成されたものを、『並四ラジオ』と呼んでいます。 これはのちに付けられた名称のようで、『なみよん』と読みます。

 並四ラジオはオーソドックスな構造ゆえ、感度や音質はそんなに良いものではなく、その後5球ラジオ、6球ラジオと性能アップしていきます。

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 さて、この古いラジオどうしよう・・・と、迷いました。 真空管もヘロヘロで、電気を流すのもためらわれます。

 考えた末、内部の傷み具合からしてレストアするのも大変そうなので、真空管はまったくの飾りとして中身は現在のラジオを組みこむ予定。 スピーカーもボロボロなので新しくして、さらにBluetooth機能も組み込んで外部スピーカーとするのもよきかな?

 ただ、キャビネットは研磨せず、ワックスで磨いて古き良き時代を演出したいと思います。 あー、レストアの神さま、再び降臨なのでございますぞ。

 もう少しひっそりと置いておけば付喪神になるかもしれないという期待もありますが、音が出ないのではただの小汚いガラクタだもんな。

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2024年1月26日 (金)

宝箱はカラ箱になるのか・・・?

 【寒いけれど、日差しはあったか~】

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 早朝の凍り付いたような空気は、お日様が現れると徐々に暖まりそのうちぽかぽか・・・。 寒暖差が異常に激しく、一日の中で上着の厚さがころころ変わります。

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 わんちゃんも朝は寒いのでしょう、ねこちゃんのように人の布団に潜り込んできます。 おいおい、他のわんちゃんは外で震えているというのに、お殿様のような生活をしているじゃあないかい。

 ま、かわいいので許す・・・(*´ω`*)

 

 【宝箱はカラ箱になるのか・・・?】

 さてさて、ここで私の至極のお宝のひとつをご紹介いたしましょう。

 それは・・・、じゃじゃ~ん!

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 何のことはない、ラジオだす。 でも、これは・・・。

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 真空管ラジオなのです。

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 SS-48型といって、かの三洋電機が1952年(昭和27年)に販売開始した(らしい)という古いもの。 本来なら70年以上経過しているのでボロボロなはずですが、レストアの神さまが丁寧に復活させた逸品。

 当時の部品がそのまま使われているのは、真空管・電源トランス・バリコン・スピーカーなど。 ペーパーコンデンサーや抵抗、配線などは経年劣化が激しく現在のものに交換してあります。 (当時の部品は洗浄、研磨、再塗装などしています)

 本来はキャビネットなどは当時のうす汚れたままでよかったとは思うのですが、ここは磨き直してお洒落にメイクアップなのです。 しかしこのデザインは、当時としてはかなりモダンだったのではないでしょうか?

 この製品で、サンヨーが有名企業にのし上がってきたという歴史があるようです。

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 真空管の、ちょっとノイズの乗った暖かく懐かしい音がノスタルジックですなあ・・・。 目を閉じれば場末のスナック・・・、いやいやレトロモダンなカフェにいる錯覚を覚える・・・ような覚えないような。

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 とはいうものの、聴けるのはAM放送のみ。 FM放送が始まったのは1957年~1958年ころからなので、もっと時代が下ってからなのですね。

 またちょっとした問題は、真空管なのでかなりの熱を発するということ。 古いものだし、また現在のように安全基準は緩いだろうし、長時間聴くのはやめて普段はコンセントは抜いてあります。 いわゆる、実用インテリアね。

 

 さて、このお宝。 現在はAM放送を聞けるけれど、2028年には各ラジオ局がAM放送を廃止して、FM放送に移行するというニュースがあります。

 FM放送の方が音質はいいし電波障害を受けにくいという利点があるそうですが、AM放送にはAMの良さもあります。 ただ両方を維持するとなるとコストもかかるし、とにかく時代の流れということでしょうね。

 まだはっきりしたことは分かりませんが、そうなるとこのアンティークラジオで聴ける番組はなくなるということになりかねません。(N〇Kをはじめ、2,3局だけはAM放送を続けるという予定らしいですが)

 流れるのがノイズばかりでは聴く気にもなれないし、ほんとただのインテリア(カラ箱)になってしまうのでしょうか?

 

 ラジオ放送も現在はRadikoで聴けるからラジオ機器自体の需要も減っているけど、外で作業することの多い田舎もんの私には、ラジオは畑に転がしておいて楽しめる必須アイテム。

 また、近年話題となっているワイドFMは、正式には『FM補完放送』といって周波数は90.1MHz~95MHzを利用するのでその周波数帯が聴けるラジオでなければ視聴できません。

 電気店で『ワイドFM対応』などと謳った製品がありますが、今までのラジオでもその周波数に対応していれば、わざわざ買い替える必要はありません。

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 で、畑持ち出し用のラジオを確認すると、両方とも大丈夫ですな。 特に左側の木目調のラジオは108MHz近辺まで対応しておる、すごい。

 私は日常、TVはほとんど見ることはなく、ラジオを聴いていることが多いです。 そんなラジオの歴史が移り変わっていく様を見るのは、興味深いとともに寂しい気持ちもあるかな?

 

 【骨折り得?】

 さてさて、年末に骨折しながらもムササビ観察にいってあちこちからヒンシュクを買った私ですが、ようやく動画に仕上げました。 もっと早くできあがる予定でしたが、いろいろ重なったもんなあ・・・。

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 以前、森の様子がおかしいと言いましたが、やはりそれは間違いないようです。 でも粘った結果、なんとか撮影することができました。 それこそ骨を折った甲斐がありますな。

 動画をアップしてありますので、よろしかったらご覧くださいませ。

 

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2024年1月22日 (月)

レトロとろとろ?

 【レトロとろとろ?】

 あるリサイクルショップを訪れた時、ぱっと目に付いたレトロ風ラジオ。 私はどうもこういうのに惹かれるタイプだし、とにかくかわいいじゃん! それにジャンク品で値段も二束三文だったので、つい購入してしまいました。

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 正面に『GEORGIA』とプレートがあるので調べてみたら、どうもコカ・〇ーラのキャンペーン懸賞みたい。 ふーむ、ホントに古いモノだったらよかったけれど、やっぱり見た目だけなんだ・・・。

 試しに通電してみると、いきなり『ギャガガガガガッ!!!』と爆音というか耳に障るノイズが・・・。 わんちゃんが飛びあがるほどの音量で、あわてて電源オフ。

 こりゃダメだ、壊れとる。 やっぱインテリアにしかならんか・・・。 でも、見方を変えればこうして一応雑音が聞ける?のは、完全に終わっていないということかも。

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 ということで、さっそく中身をチェック。 わ、雑! そしてスカスカ。 こう言っちゃあなんだけど、素人のおっちゃんおばちゃんがアルバイトでパーツをくっ付けたようないい加減さですな。

 ひと昔前の基板設計&パーツだし、加えてとっても安上がりに仕上げたのでしょう。 ほんとは見えないところも美しくなければいかんとですよ。

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 近年のラジオは一般的にスーパー・ヘテロダイン方式なので、ぱっと見、基板の各ブロックはこんな感じでしょう。 局発とは、『局部発振回路』の略です。

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 ICは基板上に2つ。 ひとつはTOSHIBA製の『TA7640AP』 データシートを見ると、このICだけで検波とIF増幅を行っています。

 このなかで『RF』『IF』という言葉が出てきますが、これはRF信号=Radio Frequency、つまり無線周波数のことで高周波を指します。

 高周波をそのまま効率よく制御することは難しいので、 IF信号=Intermediate Frequency、つまり中間周波数に変換(より低周波に)して扱いやすくするのがこのスーパー・ヘテロダイン方式です。

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 もうひとつの8本足のIC、『TBA820M』はやはり安価で一般的なオペアンプでした。 回路を流れる信号は微弱なので、こうしたオペアンプで増幅してようやくスピーカーを鳴らすことができるのです。

 

 さてさて不具合個所はどこかな? こうした基板のパーツの劣化が比較的早いのは、電解コンデンサでしょう。 ただ、この製品はとても骨董というレベルではないため、特に電解コンデンサの外見の変化(変形や液漏れ)は見られません。

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 こういった場合、基板上ではなく意外に単純なところに原因があることが多いです。 例えばスイッチ類やボリュームなどの可変抵抗は、長い間放置しておくと接点のサビで断線や接触不良などを起こすことがあります。

 そこで、ダイヤル系の抵抗を計りながら操作してみました。 お、もしかしてボリュームがおかしい? どうもスイッチ付きボリュームが滑らかに動いていないようです。

 接点の清掃をして、再び通電してみると・・・。 ~♪ ~♪ ~♪

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 ふふふ、見事復活! ジャンク品に再び命が宿りました。 とはいってもそんなに高級設計な回路&スピーカーではないので、音質は今一つですが。

 次は、もう少し高価なラジオをリサイクルショップで購入して、その中身を入れ替えてみるつもりです。 この塗装ももう少しアンティークなものに塗り直してみよう。

 次から次へと、お楽しみ多き私めでござりまする・・・。

 

 【星のはなし 月と惑星たち】

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 先日撮りました、月と接近する惑星たち。 金星、土星、木星それぞれの映像です。 まあ、そんなにダイナミックな映像ではありませんが、夜空の美しさ、宇宙の不思議を少しでも感じてもらえたらいいなと思います。

 youtubeにアップしましたので、よろしかったらご覧くださいね。

 

 

 【ほんのり赤く、ほんのり甘く】

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 去年、畑でたくさん実がついたので、せっせと収穫して作ったラズベリー酒。 ほんのり色もついてキレイ&美味し! そんなに飲める口ではないけれど、食前に味わいました。

 今年もいろんな種類のフルーツ酒を作りたいですね。 近所にサルナシがあるので、サルナシ酒も面白そうです。

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2024年1月18日 (木)

あーたまーを雲の中に入れ

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 夜明けの富士山・・・。 頭を雲の中に入れておる。

 こういった天気、いわゆる富士山の上空に雲があるときは天気が崩れることが多いのですね。 長年の経験というのはおこがましいのですが、富士山天気予報はかなりの確率で当たることは間違いありません。

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 ただ赤く焼けているので、本日は雨が降るほどではないでしょう。 冬はやはり空の変化が大きく、寒いのさえ気にならなければ目を楽しませてくれるステキな季節なのですヨ。

 

 【月と木星】

 18日の夜は、月と木星が接近しております。 まあ、接近といってもくっ付くほどではないのですが、目ぼしい天体ショーのないときの気休めにはなります。

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 ただ、月はやっぱり明るいためにコントラストの差がありすぎ・・・。 木星を明確に撮ろうとすると月が太陽のように明るく輝いてしまうし、かといって月に露出を合わせると木星が消えてしまいます。

 うまくいきませんな。

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 木星には有名な4つのガリレオ衛星があり、ピントさえ合わせられれば割と容易に写すことができます。

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 時期によって衛星の位置が違うのを楽しめますが、今夜は視認できるのは3つだけ。 残りのひとつ、イオは木星に近すぎてくっついちゃっているのですね。

 

 【新しいのか古いのか】

 弔事があったため仏壇の引き出しの整理をしていると、昔のものがいろいろ出てきました。

 おお、これは!

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 紙のトランプです。 現在のトランプに比べてやけに縦長だし、デザインも変わっています。

 うーん、視認性は悪いが芸術性は高いんじゃないのかなあ・・・。 箱や、カード面には『CROWN』とだけ文字があるので、メーカー名だろうか? ネットで調べても、情報はでてきません。

 果たして骨董的価値があるのか紙クズなのか・・・。 ご存じの方は、教えてくださいませ。

 しっかし、このデザイン・・・・、推測するに昭和40年代頃の製品だろうけど、当時としては前衛的なのか、はたまた古典的なのかすんごいセンスですね。

 すんばらしい!

 

 【やっぱ天気は下り坂?】

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 さてさてまたまたてっぺんが雲の中。 わずかに雨もパラつきます。 明日は、どっちだ~♪

 

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2024年1月13日 (土)

冬景色それぞれ・・・

 【ゼブラ富士】

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 例年と違う富士山。 なぜなら真っ白でないのです。 いつもなら、全て雪で覆われているのですが、今年はやはり降雪が少ないようです。

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 景色的には真っ白よりメリハリがあって美しいと思いますが、若い頃よりこの景色に親しんでいる私としてはちょっと違和感があります。 やはり、気候変動は確実に進んでいるんですね。

 

 【精米所へGO!】

 うちからお米を買っていただいた方は、やはり美味しいのでしょうか(手前味噌?)リピーターが多いです。 本日も追加注文が入って精米してきました。

 ただ、肋骨を骨折している身としては少々難儀しますが、そうは言っていられません。 美味しいと言ってもらえるだけで、なんだか嬉しいもんね。

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 精米は、地元の農協に設置してある精米機へ。

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 お金を投入し、投入口に籾を入れます。

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 いろいろな精米の選択がありますが、商品としてはやはり『上白』でしょう。 なぜなら見た目が真っ白だから・・・。 そう、商品はなんやかや言っても『見た目』なのですよ。

 それにお米には独特の匂いがあって、上白にしておくとその匂いもかなり軽減されることもあります。 お弁当にするときなども、その匂いがほとんど感じられないのですね。

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 ま、この表にある通り、食べやすさと栄養価は相反するものであります。

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 精米されたお米は出口に溜まり、それを袋に詰めれば終了です。

 〇〇さーん。 すぐにお届けしますよー。

 

 【どうしても〇〇したい・・・】

 うちのわんちゃん。

 どうにも寒がり屋のようで、ファンヒーターを点けるとすぐにその番をしてくれます。 熱くなって危ないんだけど、どうしても番をしたいようです。

 それでガードを設置しているのですが、それでも近いよなあ・・・。

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 だんだんと態度がでかくなって、グースカ寝てやがる。

 

 お気に入りの座布団は、掃除がしやすいようテーブルに重ねて置いておくのですが・・・。

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 どうしても座りたいらしく、いつの間にかよじ登っておりました。 牢名主? うーん、こうなると意地を感じますな。

 

 【いきなりの冬の嵐?】

 午後からなんか雲行きが怪しいなあと思っていたら、突然の突風。 それに合わせ雪が舞いあがり、あれよという間に周囲が雪景色に。

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 うう、さぶっ!

 風で落ち葉が水路を塞いでいるのか、近くを流れる水が滞っています。 点検がてら田んぼの方に進むと・・・・

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 棚田が真っ白になっておりました。

 

 冬は、こうした変化のある顔を見せてくれるのですな。

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2024年1月10日 (水)

星の降らない冬・・・

 まだ葬儀の後処理がいろいろ残ってますが、なるべく早く済ませると共に自分の時間も大切に過ごしていきたいと思います。

 ・・・ということで・・・。

 

 【星の降らない夜・・・】

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 去年の猛暑の影響があるのかは不明ですが、今冬は空がどうもすっきりしません。 例年なら、手を伸ばせば届きそうな満天の星空が頭上に広がる季節なのですが、なんか霞んでいるというか空が真に澄んでいないのですな。 うーん、なぜだろう?

 趣味の星空観察については、去年の『ふたご座流星群』は悪天で撃沈。 年明けの『しぶんぎ座流星群』は一つも観察できず。 あー、結局木から落ちてクラクラと目の前に星が回ったくらいだったなあ・・・。

 それでも、細い月と金星が接近しているということで早起きしてみました。

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 観察場所によっては月が富士山の山頂から昇る『パール富士』?って言うのかな、見ることができそうです。 残念ながらここからは富士山の脇から月が昇ってきます。

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 月を追ってお日様が昇ってきます。 明けつつあるこの時間が、空が一番美しいと思います。

 

 【ねじれ大根】

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 なんか、すんごい大根が収穫できました。 時折セクシーな大根が収穫できますが、これはそれを超えているかも。

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 もう一本は、やたら太い、重い・・・。 やはり今年はいろいろありますな。

 

 【たろ、掃除機を修理する】

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 『掃除機がひゅうひゅういって良く吸わなーい』

 というので点検してみたところ・・・。

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 あらら、ホースに穴が開いておる。 曲がる力がどうしてもかかるところなので、劣化してしまったのですね。 パーツリストを調べてみると、純正で10、000円近くの値段。 ちと、もったいないのう。

 配線が内蔵されてるので安価な汎用メーカーのパーツでは適合しないし、それではと修理することにしました。 ホースの付け根のカバーは、爪で止まっているのでマイナスドライバーで抉ると、すぐ外れます。

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 ホースの穴の開いたところまで切り落とし、同じように配線を取り出します。 3本あるので接続に注意しながら半田付け。

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 パーツを元のようにはめ込んで、チェックします。

 よしよし、ちとホースが短くなりましたがまったく問題ありません。 

 しかし、現在の電化製品は昔と比べて耐用年数が短いような気がしますが、どうなんだろうなあ?

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2024年1月 7日 (日)

無事送ることができました・・・

 多くのお悔やみのコメント、ありがとうございました。

 お陰様で、滞りなく故人を送ることができましたので、お礼申し上げます。

 

 しっかし、くたびれました・・・。 年末に亡くなったけれど、あいにく年末年始という時期に加え、お上人様の兼ね合いや斎場の空きの関係もあり、9日目でようやく荼毘に付すことができたのであります。

 考え方にもよりますが、その間深く考えることができたかなという気持ちと同時に、早く送りたいという感情が交錯していたのは確かです。 

 まあ葬儀が終わっても、まだまだいろんなことが山積みなので一つずつ進んでいかないとね。

 

 【わんちゃんはお留守番】

 葬儀は実家の方で行ったので、毎日そこまで行ったり来たり・・・。 ま、通常なら片道40分弱なのでそんなに遠方ではないけれど、年末年始でしたからねえ。

 特に葬儀の間は、わんちゃんを長時間一人(一匹?)残していかなければならないので可哀そうでした。

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 朝の5時に起床し、早朝散歩。 まだ真っ暗に近いけれど、その分月や星がキレイに瞬いています。

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 おとーちゃんは出かけてしまうので、お留守番はしっかり頼んまっせ・・・。

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 やはり何か普段と違う空気を感じたのか、用意したご飯も食べずに帰りを待っていました。 ごめんねえ。

 通夜の日はともかく、告別式のあとは明るいうちに帰ることができたので・・・、

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 たっぷりと夕方散歩のサービスでした。

 

 【骨折は無事治るのか?】

 年末に骨折をするというとっても情けない私でしたが、とても安静にしてはいられずイテテ言いながら喪主としての役割をしておりました。

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 こんな絵を載せるのは何ですが、医者が説明用に書いてくれたもの。 左肋骨の5,6,7がぽっきり。 そして左肺の血胸というんですね・・・、血が溜まっているそうな。 斎場で父のお骨を見て、思わず自分のと比べてしまいました。

 

 さて、はやく日常に戻らないとね。 

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2024年1月 4日 (木)

2024年の始まりは?

 新年早々の大災害・大事故で、お正月気分どころではないですね。 被災者の方々にお悔やみ申し上げるとともに、ほんとにいつ何が起こるかわからないと身を引き締める思いであります。

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 さて、お正月気分ではないのは私も同様で、連日バタバタしております。

 実は年末に実父が亡くなりまして、時期も時期なので葬儀の準備でてんてこ舞い。 おまけに肋骨を骨折しているときたものだから、踏んだり蹴ったりというところでしょうか。

 まずは父の入所している施設の方から連絡があり、どうも具合が悪そうだということで病院に運んでいただきました。 たまたま奈良県から帰省していた姉と私が駆けつけると確かに顔色が悪い・・・。

 それでも話はできたので、まあ大丈夫かなあと思ってました。 しかしそのうち静かになったかと思うと、いつのまにか息を引き取っていたのです。

 

 うーん。 18歳の時に東京に行ってしまい、それ以来実家にはまず帰らず。 親が高齢になって、施設にお世話になる時期までなかなか寄り付かなかったもんな・・・。

 ま、典型的な親不孝者であったのは確かですが、それは今更仕方のないこと。 人生、人それぞれというところでしょうか。

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 というわけでお正月らしい挨拶はできませんが、これからもよろしくお願いいたします。

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