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2023年12月28日 (木)

今年もご訪問ありがとうございました・・・

 いつぞやのココログのリニューアルから記事の掲載量がめっきり減ってしまい、それでも細々とはいえ何とか続いてまいりました。 こんな記事でもご訪問いただけるのは、まことにありがたいことでございます。

 これからも細々と続ける所存でございますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 【どんな風景に変わるのだろう?】

 圃場整備が終わり、以前は放棄地等でごちゃごちゃだったところがいやに広く感じられます。

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 ここに8,000本のブドウの木を植えるそうなので、見渡す限りのブドウ畑になりそうですね。 で、ここを管理するワイン屋さんは、知っている方なので、今度アルバイトの口があるか聞いてみようっと・・・。

 古民家カフェも経営していて、そこで出す料理はうちからお米や新鮮野菜を仕入れているので懇意なほうではないでしょうか。

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 また、放棄地になっているより、こうしてブドウ畑になっているほうが安心感があります。 実はここの景色目当てにキャンプ場を作りたいという話もありましたが、近隣住民で猛反対。

 現時点でさえここが有名になってしまってトラブル多発なのに、そんなもの作られたら迷惑千万。 金儲けでこの棚田を狙われるなら、畑として有効利用してくれる方がずっといいはずです。 圃場整備は県の農業施策の一環の事業でもあるので、いきなり住宅が建つなんて事はないでしょう。

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 そのブドウ畑予定地からは、わんちゃんの散歩コースである『ソリ遊びコース』が伸びています。 といっても私が勝手に名前を付けたコースで、雪が降ったら面白そうだからですね。

 

 【干し柿が美味しく】

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 今年は干し柿がなかなかうまく出来上がっています。 まだ固くならず『あんぽ柿』状態ですが、少しずつ摘まみ食い。

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 お正月のお客さんに振る舞う用だけど、それまで残るかな? しかし、なかなか美味である!

 

 【転落人生】

 やってしまいました。 

 高い植木(ヒバ)があったのですよ・・・。 脚立でも届かないので丸太を組んで足場にしたのです。 でも、その丸太は虫が食っていて脆かったのであります。

 バキッ!!

 気が付いたら地面に座っていました。 

 高さは2階の窓くらいなので、6m近いんじゃないかな? 立ち上がるとわき腹がイター! ちょうど石があって、そこに脇を強打した模様です。

 それでも上手に着地したようで、脇の痛みの他は何ともなく結局作業を続けました。

 夕刻になって猛烈に痛くなり、さすがに次の日に整形外科に行くことに。

 『肋骨3本折れてます』

 レントゲン写真を見せてもらうと、確かにぽっきりいってる。 ヒビどころでなく、もろズレていました。

 『あと肺に血が溜まっているので、できるだけ安静にしてください』

 『うしゃー!』

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 でも、肋骨の骨折は固定できないため、コルセットと痛み止めだけです。 うっかりクシャミなどすれば、しばらく悶絶してしまいますゾ。

 ま、あとになって考えると、よくこれだけで済んだものです。 あれだけの高さから落ちれば、今頃もっと高いところに昇っていたかもしれないし、そこまでいかなくても半身不随なども考えられます。

 しかし、お医者さんに行ってよかった。 痛みを我慢してお正月の餅をつくところでありましたよ。

 

 【ムササビ再び】

 安静にしていてもつまらないので夕刻、ちょっとくらいよかんべ・・・と、ムササビ観察に出かけました。

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 さすがに歩くと痛いな・・・。 ま、来てしまったし・・・。

 観察しやすい巣にはやはり見られず、別の高いところの巣でようやく発見。

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 うーん、それにしても森が静かです。 冬は繁殖期なので、例年ならオス同士のケンカやラブソングで賑やかなのですが、結局この一匹だけになってしまった?

 やはり以前感じた通り、『森の異変』なんでしょうか?

 なんか、気持ちも寂しくなってしまうと同時に、脇腹の痛みも増してきたようです。

 

 そだ。 ムササビのように手足に膜を張っておけば、木から落ちても無事滑空できただろうか? そんなくだらない事を考えながら帰路についたのであります。

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2023年12月20日 (水)

野生動物との遭遇

 【これぞ冬の寒さ】

 いやー、寒いですね~。 朝晩の冷え込みは、これぞ冬本番という感じです。

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 凛とした朝の景色はキレイでいいんですが、ウインタースポーツにハマっていた若い頃と違って、今は寒さはすっかり苦手。 情けないとは思いますが、寄る年波には勝てませんな・・・。

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 ご主人様より回数の多いわんちゃんの美容院。 ま、部屋飼いなので、いつもキレイにしておかないとですね。 そしてここのペット美容院は、利用するといつも首輪飾り?を付けてくれます。

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 今回はクリスマスバージョン。 そっかあ・・・。 もうすぐクリスマスなんだね。 といっても特に飾りつけもしませんが、ケーキが食べられるのがいいね。 楽しみ(*^-^*)

 

 【なんか・・・本業になりそ】

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 今の時期は、植木屋さん大活躍。 遊びたいのにヘルプが来て、結局毎日お手伝い。 なんか、植木屋さん人口が減っているので、相反して依頼は増えててんてこ舞いのようです。

 年末いっぱいまでスケジュールが埋まっているようだけど、私も自分の事があるからそんなにムリでっせ! あと、お茶も出ないような家には行かないよ!

 どこも高齢化と後継者がいなくて人手不足なんですな。 今の若い人は、植木屋さんなんてなろうなどと思わないでしょう。 需要は途切れない業種だとは思いますが、やはりITの方が魅力的ですね。

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 見上げると、空には彩雲?が浮かんでいました。 キレイだのう・・・。

 

 【野生動物との遭遇】

 道路を走っていると、様々な野生動物に出会います。 ドライブレコーダーはまことに便利で、そんな一瞬を見逃しません。

 それで、今までに遭遇した野生動物たちの映像を動画にしましたので、ご覧くださいませ。 題して『野生動物 ON ドラレコ』でございます。

 

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2023年12月15日 (金)

小猿日和(こざるびより)

 【記憶の中の風景】

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 視界いっぱいに広がるブドウ畑。 少し前は休耕地や放棄地で藪や雑木林になっていたのですが、現在はすっきりと整備されています。 この広大な敷地内の作業道路も新しく造られ、わんちゃんの散歩コースとして使わせてもらっています。

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 このブドウ畑は、サン〇リーとセ〇ン&アイ・ホールディングスの共同事業で、ワイン生産のためのブドウを育てるのですな。 おかげですっかり景色が一変してしまいましたが、以前のままの放棄地でよいとも言えず、なんとも複雑な気分です。

 ブドウ畑になる前は、春先にワラビを採ったり、夏はたくさん生えていたクヌギの木でカブトムシを捕まえたりしていたんだけれどなあ・・・。 当時捕獲したカブトムシは100匹を超え、巨大な虫用のマンションを作って飼育していたものでした。 (エサ代も半端なかった・・・)

 ともあれ懐かしい思い出は、このブドウ畑の地下に永久に眠ってしまったわけです。 ま、もう虫取りに興じる年齢でもないし、ましてや分譲地が立ち並ぶわけでもないし、よかとしましょう。 (分譲地だったらこの眺めは最高になるでしょうがね)

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 まだ造成中のところもあります。 私の果樹畑の川を挟んだ反対側で、林立していた雑木を一掃。 うーん、なかなか新しい景色になじめないぞ。

 左奥に巨大なコブシの木が2本あるのだけど、幸いそれは残ることになりました。 春先に、それはそれは見事な花を咲かせるので楽しみだったもんな。

 

 こうして私がここに住み着いた頃の風景は、徐々に記憶の中のものとなっていくのでありました。

 

 【小猿日和】

 このところ毎日出勤してくる猿たち・・・。

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 なんか家の裏手が賑やかだなあ・・・と思っていたら、近所のおっちゃんの大豆畑にたむろしていました。 まあ収穫は終わっているので、少し残った豆を漁っているのでしょう。

 12月とも思えない暖かい日差し。 小春日和は12月7日あたりまでに使う言葉らしいけど、それにかけて小猿日和?

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 確かに子猿が母猿のお尻に乗っておる。

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 私に気が付いてこちらを見ているぞ。

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 うちのわんちゃんが吠えたら、スタコラ逃げていきました。 うっしゃあ、追いかけるぞ~!

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 電柵(電気柵)まで追いかけていって吠えます。 むふふ、相手が檻の中ならこっちも強気だぜ! ガウガウ吠えちゃう。

 いや待てよ・・・。 先ほどの大豆畑は電柵のこちら側。 猿にはこんな柵もあってないようなもんですね。

 

 ちなみにこの電柵で、私は何度か感電いたしました。 フェンスに絡みつく蔓性植物の除去や、電牧線に垂れ下がってくる枝葉の伐採などのメンテナンス中に、うっかり触れてしまうのです。

 ビリっと痛みというかショックを受けるのですが、いやなものです。 流れている電圧は、テスターで測ったところ7,000ボルト(機器の能力としては10,000ボルトで、負荷や損失があるため)くらいです。 電圧だけでみれば、家庭用コンセントの70倍。

 それでもびっくりした~! で済むのは、瞬間的に電気を流すパルス方式(0.01秒以下)と、電流が極端に小さい(数ミリ~数十ミリ?)からですね。

 

 【悪天のふたご座流星群】

 楽しみにしていたふたご座流星群だったけれど、今年は天気に泣かされました。 それでも10個以上は確認できましたが、撮影まで至りません。

 あーあ。 準備万端だったのに、残念・・・。 やっぱり天気には勝てませんなあ・・・。

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 ピークである14日~15日は曇って全くダメ。 前日の13日の夜でちょっぴり確認できました。

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 動画からの切り出しなので、点にしか写っていませんけど雰囲気だけね。

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2023年12月 7日 (木)

Village of the Deer -鹿の村-

 【霞む遠景】

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 この季節になると、下界に靄や霞がかかってちょっぴり幻想的に・・・。 早朝は雲海が眼下に広がっていることもよくあります。

 で、早朝から鳴く鳴く・・・。 裏山から猿の遠吠え?が響き渡るのですな。

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 頼もしくない相棒を連れて追い払いに行きますが、やっぱりわんちゃんは黙ったまま。 がっつり吠えんかい!

 

 【雑草だけど・・・】

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 裏山で見つけたガガイモの実。 以前は畑の隅にもあったのだけど、雑草扱いなので刈られる運命ですっかり姿を消しておりました。 おお、こんなところにあったんだね。

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 実の口が開いたのもあり、覗くと綿毛が詰まっています。 この綿毛が晴れた日に風に乗り、遠くまで旅をしていくのです。 ケサランパサランの正体という説もあります。

 雑草だけど、今度育ててみるつもり・・・。

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 スズメウリの実もめっけ! 空になったガガイモの実を入れ物にしています。 以前も育てた記憶があるけれど失敗。 雑草扱いなんだけど、いざ育てようとすると難しいもんです・・・不思議。

 

 【Village of the Deer】

 さて、山の方では猿ばかりでなく、鹿もピーピー鳴いています。 人間が近づくとこういった警戒音を出し逃げてしまうので、姿はなかなか見せません。

 しかし、山道を走るとドライブレコーダーにその姿を捉えることができます。

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 鹿のお尻は白いハート型の模様があるので、遠くからでもよく目立ちます。 これは3匹かな。

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 ひょいと道を横切るので、見逃してしまいそう。

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 あ、またいた!

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 車でなく、歩いているときに出くわしたらちょっとびっくりしますね。

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 こ、こりゃなんじゃらほい?

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 体躯と尻尾の感じからいって、タヌキのようです。 しばらく前をちょこちょこ走ったあと、藪に消えていきました。

 

 こんな身近に様々な野生動物たちが現れるようになっています。 轢いてしまっても可哀そうなので安全運転でいかないとな・・・。 しかし、人家に深刻な被害が及ぶようになるのも時間の問題ですね。

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2023年12月 1日 (金)

Village of the Apes -猿の村-

 【Village of the Apes】

 早朝から裏山が賑やかなのです。 わほわは きゃはほ きょへふへ・・・と遠くまで響くその鳴き声は猿の軍団。 うーむ、山に食べ物が乏しくなったのでしょう、我が村をめがけて進軍中です。

 夜は夜で鹿がピイピイ鳴くし、空き家となった近所の家屋の屋根ではハクビシンが躍っているしで、野生動物の無法地帯になりつつあります。 まあ、向こうも生きるのに必死なので善悪は問えないけれど、畑の作物が心配になりますね。

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 猿の鳴き声で、わんちゃんが吠えるのも困りもの。 家の中で吠えられると、耳に響くのですな。 よし! じゃあ、追い払いにいくど~! っと山の方へ連れ出すと、全然吠えない・・・。

 きょろきょろしているだけなのです。

 うーん、内弁慶はなはだしだぞ~。

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 これは『ハナイカダの小径』沿いに生えている山柿の木。 今年はたくさん実を付けたので干し柿にしましたが、まだたくさん残っています。

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 もちろん干し柿にするくらいなので渋柿なのですが、猿には美味しそうに見えるのでしょう、かじっては捨ててあります。 さっきまでこの木をゆさゆさとしていたけれど、渋柿とわかって投げ捨てたのでしょうね。

 もう少し待てば、熟して甘くなるよー ・・・なんて教えてあげないよ~!

 

 【森の異変】

 晩秋から冬は、裏山に住む小動物の恋の季節。 例年なら11月半ばころから恋の唄で森は賑やかになるのですが、今年はさっぱり。 秋が短いというか、つい最近まで高温になる日が続いたのでそのサイクルが狂ってしまったのでしょうか?

 さて、その小動物とは・・・。

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 毎年観察を続けている『ムササビ』なのです。

 個体数も激変してしまったのでしょうか? 何日か観察をしましたが、オス1匹、メス1匹しか個体を確認できていません。 毎年姿を見せてくれた木のうろの巣も、今年は空っぽ。

 うーむ、その巣は撮影には最適な位置にあったので残念です。

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 また恋の時期は、オスの独特の求婚ボイスがあちこちで響くのだけど、今のところ静かなものです。 うーん、近年の気象の変化は確実に様々なところで影響を与えているんでしょうか。 なんか寂しいとともに怖くなりますな。

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 さて、これはオスで、メスの匂いのする巣にやってきました。 残念ながら、ここのメスはすでにどこかに行ってしまっているようです。 オスは繁殖の時期になると、ふぐりが大きく膨らんでくるので識別可能になります。

 繁殖期以外は遠目ではオスメスの区別は難しいでしょう。

 

 去年はたくさんのムササビの鳴き声で賑やかだったけど、今年はいかんせん静かなので余計夜の暗さが際立っています。

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 森の中は空の方が明るく、周囲は真っ暗。 ライトがなければ一歩も歩けないでしょうね。 時折パキパキと枝を踏む音が聞こえますが、何か小動物がうろついているのかな?

 最近クマが出没して人的被害も発生しているので、背後でガサガサするとちょっと緊張が走ります。 私は暗闇には恐怖心はないけれど、クマに襲われるのはさすがにちょっとなあ・・・。

 それに加えて山は冷え込んで寒いのもあるけれど、こうしてムササビに会えることができるとハートがほっこりしていいね!

 

 これからしばらくムササビ観察をして、よい映像が撮れたら動画にしますので、その時は観てやってくださいませ。

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