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2023年7月26日 (水)

猛暑の夏、日本の夏・・・

 うーん、記事もすっかり滞ってしまいました。

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 この暑さに負けず、稲はぐんぐんと生長。 早朝に水の点検にいくと、露がそよ風に揺れキラキラと光ってキレイ。

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 この時刻では、空気はひんやりとして気持ちよいものです。 この早朝の気温のまま一日が過ぎれば有難いんだけどな。

 

 【鉄火・・・、いや摘果】

 梅雨明けしたはよいけれど、現実は連日の猛暑。 地域によっては毎日38℃超えという、おとろしい状態です。 私はそのおとろしい状態のところで、相変わらず柿の実の摘果を行っているのでした。

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 ここの果樹農家の専属小作人?にすっかりなってしまい、いろいろと頼まれている仕事の一つがこの柿の実の摘果なのですな。 この農家はサクランボに始まり、桃、そして『あんぽ柿』などの干し柿作りをしています。

 本来は、桃の作業が終わってから柿の摘果を行うのですが、今年は全てのモノが一気に重なってしまい、てんてこ舞いなのでありますな。 ぼやぼやしていると、柿の実がどんどん大きくなってしまい、良いものが収穫できなくなってしまいます。

 とにかく炎天下の作業。 圧力さえ感じられる熱波を受けながら、余分な実をぷっちんぱっちんとハサミで落としていきます。 滴る汗で、すぐに作業服が濡れて重くなり不快な事。 まさに鉄火巻き状態でありまする(ただのつまらない語呂合わせだす)

 うーん、生産農家はやっぱ大変な仕事ですな。 後継者がいなくなるわけです。

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 ここの畑には、鉄塔がそびえて辺りを見回しています。

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 畑の中にでんとあり、特に柵もないので真下に入ることができます。 いやあ、なかなかよい眺めじゃわい。

 休憩時にこうして見上げると、何となく涼しくなる・・・ような感じ。

 

 【三色同刻】

 ふふふ、麻雀をたしなんだ人なら、この『三色同刻』は『さんしきどーこー』と読むのはご存じですね。 まあ、役の名前で他に『三色同順』なんてのもありますが、本文とは関係はなく何となくそんなイメージを浮かべてしまいました。

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 それはこれ・・・。 白、橙、黄の三色のコントラストが面白く感じられます。

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 このヒマワリはでっかい! 重そうに頭を垂れて、そのうちにポキっといきそう。 種がたくさん採れそうだけど、使い道あるかなあ・・・。 小動物の餌で販売できるかもしれないね(;^_^A

 

 【狙う者達・・・】

 最近、近くまで猿が進出していて、鳴き声がしょちゅう響きます。 作っているトウモロコシが狙われないよう、『猿去るネット』を張り巡らせましたが、ふと見ると・・・。

 いやーん、カメムシたちが実ってきたトウモロコシにたむろしてワイワイ。 むむむ、パリピカメムシじゃあ。

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 地上から陸軍の猿、空軍は虫たちと予断を許しません。 ということで、小さなネットで一本一本を包み、ガードします。 しかしもうこれで万策尽きたかも。

 やはり農薬を使わないで作物を作るのは、大変な手間と労力がいるものです。

 

 【わんちゃんもあっちい】

 こんなに暑いと、毛皮をまとった動物たちにとっても厳しい夏ですね。 冷房などの人工的な涼しさはあまり好まないので、家のなかをウロウロして、涼しいところを探しては寝転んでいます。

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 敷居が冷やっこいのかな?

 まだうちはいいんだぞ・・・。 夜になると田んぼを渡る風が涼しく、うっかり少しでも窓を開けて寝ると夜中に寒くて目が覚めてしまいます。 山の天気は変わりやすい?

 ま、こんな山の田舎に住んでいる特権のひとつですな。

 

 しかし日中の炎天下の作業で夜はくたびれていて、ヘイケボタルの動画がなかなかできません。 もう時期外れになってしまうなあ・・・。

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2023年7月14日 (金)

汗でぐっしょり 雨でぐっしょり

 晴れれば35℃を軽く超えるような日差しとなり、ちょっと動くだけで玉の汗。 かといえば曇っていてこりゃいいやと油断すると、いきなりの雨でずぶ濡れ。 とにかく、不安定な空模様が続いています。

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 日中は晴れていても、夕刻から雲がもくもく湧いてきて、その姿を隠してしまう夜が多いですね。

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 んぬぬ・・・。 怪しげな雲が・・・。 この雲なんていったっけ?

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 もしかして『乳房雲』ではないだろか。 ネーミングはアレですが、とにかくこの雲は上空が荒れ模様のサインですね。 しかし、あまり見ることのない雲のひとつなので、ちょっと見入ってしまいました。

 

 【ユリが咲き始めました】

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 オニユリガーデンでは、オレンジが目立ってきました。 これだけ一斉に咲くと、なかなか見ごたえがあります。

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 オニユリはその名に負けず、照り付ける日差しい負けないような力強いユリですね。

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 水路のヤマユリも、重たげに頭を垂れていました。 ヤマユリはどちらかというと日陰を好むユリなので、ここの環境に合っているんでしょう。

 私が初めてここに見つけてからもう30年以上、毎年咲いています。

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 花を覗き込むと、カエルくんが中で涼んでおりました。

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 これは畑のヒマワリ。 2mは超えているんだけど、足元にはこれまた小さいヒマワリが・・・。 対比が愉快です。

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 ヒマワリが咲くと、ああ夏だなあと思えますが、梅雨はなかなか明けませんね。

 

 【水田を舞うゲンジボタル 第二部】

 ふう、なんとか動画ができあがりました。 第二部はちょっと踏み込んで、間近に観察した模様を載せています。

 よろしかったら、ご視聴くださいませ。

 『ゲンジボタル』編は、これでお終い。 次の動画は『ヘイケボタル』編となりますよ~。

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2023年7月 6日 (木)

グリーンアイランド

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 稲もぐんぐんと生長し、視界は緑に埋め尽くされています。 色彩的には爽やかで涼しそうなんだけど、暑いもんは暑いですな~。

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 こう暑いと日中の散歩はまずムリ。 わんちゃんがゼーゼーハーハー、熱中症になってしまいます。 なんせこの暑いのに毛皮着ているんだもんなあ・・・。

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 連日35℃超えなんて気温でバテそうだけど、なんとか乗り切りましょう!

 

 【波乗りジョニー 脚立乗りタロー】

 燃えるように暑いけれど、果樹農家のお手伝いで相変わらず柿の木の摘果を行っています。 でも、午前中だけ。 一日中作業していたらとても耐えられない気温なので、そういう条件で手伝っています。

 果樹農家のメンバーは桃の作業で忙しく、朝4時ころから作業しているので午後は休み。 それに合わせてということもあるけどね。

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 しかし、干し柿作りをするだけあって木の本数が多く、やってもやっても終わりません。 ま、農家は桃の収穫・出荷に専念しているので、私一人ということもありますが・・・。

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 流れ落ちる汗で作業着はぐちょぐちょ。 そうなると動きにくくなるので、着替えを何枚か持っていきます。

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 作業が終わるころ・・・。

 『おーい、たろくーん。 持ってってよー。 やっこい(柔らかい)から、なるべく早めに食べてよ!』

 ということで、桃の『はねだし』をいただきました。 『はねだし』とは、一部傷んだり、虫っ食いがあって商品にならないものを言います。 廃棄してしまうのも何なので、こうして知り合いや近所に配ってしまうのですな。

 私もこんなにもらっても食べきれないので、帰って近所にお裾分け。 そうすると、また近所からスモモや何やらといろいろともらうこととなります。

 こんな感じで、果樹は贈答用以外は買って食べるという事がありません。 フルーツ王国の田舎ならではの良さということですな。

 

 【七転び八起き 九転びトウモロコシ?】

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 ある日の夕刻~夜間にいきなりの豪雨に突風。 夕立ちなんだろうけど、ちょっと激しすぎやしないかい?

 胸騒ぎがして、翌日の早朝に畑の点検をしたところ『やられたぁ!』 トウモロコシが全部倒伏しておる、ほひ~。

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 こりゃいかんと杭を打って横棒を渡し、一本一本起き上がらせて紐で固定。

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 なんとか復活することができました。 あー、余計な労力を使ってしまったい、あっちい~!

 自然現象は時にこうした事が起こるので、作物づくりはほんと大変だなあと、つくづく思う次第です。 まあ、まだこの時期でよかった・・・。 実の成長期だと、こうはいかんかもねえ。

 

 【青汁王子 泥汁王子】

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 新しく増やした田んぼ・・・。 成長が早いのはいいんだけど、なんか違和感が。

 んんん? 周囲より背の高い草がたくさん・・・。 もしかして『ヒエ』ではないかい? 確認したらやっぱりそうでした。

 水路の工事で、田んぼの土を一度撤去。 そして埋めなおしたのですが、その土がどこからか持ち込んだ別の土でヒエの種が混じっていたのではないでしょうか。

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 ぎょは~! 実を付けているものがもうある。 こりゃ、はやく駆除しないと大変なことになってしまいます。 ということで、このクソ暑い中、せっせと『ヒエ抜き』をすることとなりました。

 ヒエも結構大きな株になってしまっているので、抜くのにも力が要ります。 腰がイテー! あっちい! 服が重い~!

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 30℃はゆうに超えている中で、汗と跳ねる泥でもうぐしゃぐしゃ。 うーん、泥汁王子だなこりゃ。

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 うわう、冗談じゃないわさ・・・。 100・・・いや、200本どころの騒ぎじゃなかと。 やはり、田んぼに入れた土にヒエの種が潜んでいたというしかありません。

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 炎天下の『ヒエ抜き作業』に、すっかり体力を消耗してしまいました。 はあ・・・。 まだ全てを抜ききっていないので、残りは後日じゃあ。 それまで結実しないよう願いたいものです。

 ヒエ1株の種は、数千~数万ということです。 そんなのバラ撒かれたらたまらんちです。

 

 【謎の『ぼーまん』】

 わんちゃんのオモチャのひとつが分解?してしまったので、新しく仲間が加わりました。

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 謎の人形・・・『ぼーまん』です。 棒のような身体なので『ぼーまん』なんでしょうか?

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 すぐにお気に入りとなりましたが、どうしてわざわざ咥え難いでかい頭を噛むのでしょうか。 細い体の方を咥えれば楽なんだけど、顎が外れそうなほどです。

 うーん、やはり謎の『ぼーまん』です。

 ちなみに、こうしてオモチャを咥えてこっちを見るのは、『遊ぼう!』の合図。

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 『ぼーまん』に飽きると、このクソ暑いのにバーガーベッドに寝転んで、綿を取り出して遊びます。 こんな感じで、オモチャ、ヌイグルミの中身を取り出して壊してしまうのですな。

 

 【星屑のきらめき】

 夜の田んぼでは、ゲンジボタルは舞わなくなり、代わりに星屑のようなヘイケボタルが輝き始めました。

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 ゲンジボタルより環境の悪化に強いらしという記述通り、結構な数が舞ってます。 ただ体が小さい分発光が淡く、はっきり写らない方が多いです。

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 ホタルは、メスはあまり動かず光を明滅させていると、ふらふらオスが近寄ってきます。 なので、メスに焦点を合わせて待っていれば、自然に集まってくるのですな。

 ただ、わりと音やモニターの灯に敏感なので、こっそりと、そしてモニターは手で隠して接近。 蚊などの虫に喰われても、じっと動かず不動心。

 撮影もなかなか大変なのでありまする・・・。

 

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2023年7月 1日 (土)

雑草には恵みの雨?

 連日湿度が高く、体にまとわりつくような空気に包まれています。 晴れれば猛烈に暑くなって汗ダラダラ、かといって曇っていても湿度のせいで動いていると汗がとまりません。

 雨もちょくちょく降って、先日手入れしたばかりの畑がすぐに雑草だらけになっています。 うーん、雑草にとってこの雨は、とってもありがたい天からの贈り物なんでしょう。

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 今年はアジサイが存在感を示し、どこも見事に花開いていますね。 あれ? うちにこんなアジサイあったっけ? 思わぬ美しさに足をとめてしまいます。

 

 【柿の摘果のお手伝い】

 相変わらず柿の摘果をせっせとやっています。 実が地面から手が届くところだけにあればいいけれど、木なのでそうもいかず脚立を上ったり下りたり。 それが、結構体力を消耗するのですな。 とにかくあっちい! 汗ダラダラ~。

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 休憩時間にまたイタズラ・・・。 落した実に小細工をば。

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 ほっほ、季節外れではありますが、ハロウィンじゃあ。 ハサミではうまく切れないけれど、雰囲気でてるかな?

 

 【水田を舞う ゲンジボタル『第一部』】

 さて、毎夜繰り出して撮影に臨んでいるホタル。 ファイルも溜まってきましたので、整理を兼ねて動画にしてみました。

 Youtubeにアップしていますので、よろしかったらご視聴ください。

 

 『第一部』として、主に水田を舞うゲンジボタルを。 『第二部』は作成中で、ちょっと踏み込んで観察した映像などを盛り込む予定です。

 あと、動画内で訂正が・・・。

 冒頭のナレーションで、『朧月夜』と語っていますが、『朧月』の間違いですね(;^_^A  載せてから気が付きましたのであしからずです。 再アップロードは、視聴情報がリセットされてしまうため、訂正のみとさせていただきました。

 水田では、ゲンジボタルはもう終盤で、代わりにヘイケボタルが乱舞し始めました。 ただ、ヘイケボタルは体が小さい分発光が淡く、撮影はより難しくなります。

 絶対数はヘイケボタルの方が多いので、まるで星屑のように光ります。 いずれ動画にしますので、その説はご視聴よろしくです。

 

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