青空美術館
【青空美術館】
朝晩は相変わらず冷え込んで、だんだん起きるのがツラくなりますが、景色の変化が美しくなってきたのは楽しみかな。 思いがけず美しい光に出会えると、わんちゃんの散歩にも気合いが入ります。
起床は毎朝5:30。 まだ時期的に真っ暗な時間ではないけれど、これからどんどん夜明けが遅くなっていくでしょう。
空の変化は、まさに『青空美術館』ですね。
マジックアワーと呼ばれる時間帯だけあって、光の妙は月並みな言い方だけど心洗われるような体験をさせてくれます。
またタイムラプス動画を撮っていきたいな。
【あんぽ柿への道】
ああ、土日がなくなってしまいました・・・( ノД`) 柿の大豊作のため、農家は大忙し。 お手伝いも大忙し。
柿を収穫するのもコツがあって最初はなかなか早くできませんでしたが、今ではかなりのスピードとなり、まるでもとからの農家の息子のようです。 ちなみに収穫は道具を使わず、手でしぱっしぱっともぎ取るんですよ。
ここの農家の柿畑はこの4種類です。 でっかい左側から『甲州百目』『勝平(大玉)』『平核無(ひらたねなし)』『大和百目』。 さすがに甲州百目はでかい!
大和百目は独特の縞模様があり、私はこれが特徴だと思っていました。
農家のおやっさん『こりゃ、虫がぺろぺろするだぞ。 それでこんなになっちまうだぞ』
私『へ? 虫がぺろぺろ?』
農家のおやっさん『んだ』
よくわからないので、ちょっと調べてみました。 なるほど、確かにスリップス(和名:アザミウマ)とよばれる昆虫の仲間が幼果を食害すると、こうした縞模様風の食痕が残るようです。
でもこれは皮の部分だけで、干し柿などの加工目的であれば被害の影響は少ないと言えます。
農家のおやっさん『生のままでは商品価値は[0円]だぞ』
私『見た目が悪いから?』
農家のおやっさん『んだ』
うーん、難しいですねえ。 人間は農薬キライキライと言いながら、使わないで作った見た目の悪いものは買わないんだもんな。 現実は見た目の良いものは、滝のように農薬を浴びているものです。
今の時代、農薬を全く使わないで商品価値を下げないなんてことが可能なのでしょうかね?
さて話が逸れましたが、縞模様の柿も皮を剥けばまったく問題ありません。 とくにこの大和百目は、先に行くほど赤っぽくなるグラデーションが美しい。
干し柿にしても色が美しいので、特に好まれるそうです。 ほほう、柿の種類によってそれぞれ違うもんだねえ・・・。
さてさて、収穫の際に見つけた柿の『ご神体』の数々。 加工にも不向きのため廃棄されるところ、いただいてまいりました。 ふっふ、こういうのがたまりませんな。 なむなむ、パンパン!
ご神体に名前を付けてあげました。 左から『ファラオ君』『うらなりびょうたん』『白鳥の沼』 あー、ありがたや。





























































