グリーンアイランドⅡ
【グリーンアイランドⅡ】
早起きしてさっさと散歩にいかないと、すぐに気温が上がって汗をかいてしまいます。 それでも朝っぱらからもわっとした空気に包まれていると、今日はすんごい暑い日になるだろうなんて、簡単に天気予報ができてしまいますな。
まさに予報通りとなり、日中なんかは煮える釜の底を歩く何かの荒行のような状態。 以前はここらは田んぼを渡る風が涼しく、家に冷房など必要なかったのに、近年はさすがにエアコンを取り付ける家庭が増えてきました。
うちもその一つで、2年ほど前に家族の要望で渋々エアコンを設置したのですが正解でした。 今では半導体不足の影響?で、設置を希望しても商品はないわ、設置は数か月後になるわ、暑さは増すばかりになるわだからねえ・・・。
とにかくこの暑さもあって、稲の生長が異常に早い気もします。
早朝の田んぼは、朝露がキラキラと光ってちょっとしたファンタジー。
稲作をしていてよかったなと思える、田んぼのステキな光景の一つです。 まさにグリーンアイランド。
田んぼによっては既に穂が伸びています。 は、早いよやっぱ・・・。
米粒ほどの・・・いや、ほんとに米粒の小さな稲の花。 こうなると受粉の妨げになるので、雑草を抜きに田んぼには入らないようにします。
今年は無事収穫できるでしょうか?
環境を取り巻く様々な自然災害、例えば異常気象による集中豪雨、強力な台風による倒伏など何が起こるかわかりません。 一生懸命にエネルギーを注いでいる米作りが、一瞬で壊されたらたぶん心が折れるからねえ。
風に揺れる穂を眺めながら、豊作を祈りました。
【ハスの花とともに・・・】
前回は、八重の白いハスの花が咲きましたが、次はこのピンクの花です。
うん、これもなかなかキレイ。 玄関が明るくなりますなあ・・・。
花の中心は、まるで新鋭のパティシエが創意工夫して作り上げたスイーツのようです。
本日花開いたのですが、それと同時に旅立ちもありました。
昨晩は義母の通夜、そして本日は告別式だったのです。 義母は高齢でしばらく施設に入所していましたが、体調悪化で病院に入院。 そして5日ほどで帰らぬ人となりました。
喪主を務めて挨拶を述べた中で、改めて素直に思ったのは『お疲れ様』ですね。 私がこの土地に来た頃(20代)は養蚕が盛んで、女性も重要な労力。 蚕の世話はもちろん、畑から桑の葉っぱを運んだり、こしり(ここの言葉で蚕の糞)を運んだりの力仕事もこなしてました。
最初に見たとき、社交ダンスに没頭する都会派の自分の親と比べてまじハードな作業に『大変だなあ』『重そうだなあ』『ちゃんと寝てるんだろか』と、驚きとともに感心したものです。
年を重ねるごとに、仲の良かった近所の奥さん方も次々と他界し、だんだん寂しくなってきたようです。 今回の旅立ちでまたみんなに出会えて、苦労の中でも楽しかったことなど話しているかもしれませんね。
ちょっとしんみりした話になりました。










































































