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2022年7月31日 (日)

グリーンアイランドⅡ

 【グリーンアイランドⅡ】

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 早起きしてさっさと散歩にいかないと、すぐに気温が上がって汗をかいてしまいます。 それでも朝っぱらからもわっとした空気に包まれていると、今日はすんごい暑い日になるだろうなんて、簡単に天気予報ができてしまいますな。

 まさに予報通りとなり、日中なんかは煮える釜の底を歩く何かの荒行のような状態。 以前はここらは田んぼを渡る風が涼しく、家に冷房など必要なかったのに、近年はさすがにエアコンを取り付ける家庭が増えてきました。

 うちもその一つで、2年ほど前に家族の要望で渋々エアコンを設置したのですが正解でした。 今では半導体不足の影響?で、設置を希望しても商品はないわ、設置は数か月後になるわ、暑さは増すばかりになるわだからねえ・・・。

 

 とにかくこの暑さもあって、稲の生長が異常に早い気もします。

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 早朝の田んぼは、朝露がキラキラと光ってちょっとしたファンタジー。

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 稲作をしていてよかったなと思える、田んぼのステキな光景の一つです。 まさにグリーンアイランド。

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 田んぼによっては既に穂が伸びています。 は、早いよやっぱ・・・。

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 米粒ほどの・・・いや、ほんとに米粒の小さな稲の花。 こうなると受粉の妨げになるので、雑草を抜きに田んぼには入らないようにします。

 

 今年は無事収穫できるでしょうか?

 環境を取り巻く様々な自然災害、例えば異常気象による集中豪雨、強力な台風による倒伏など何が起こるかわかりません。 一生懸命にエネルギーを注いでいる米作りが、一瞬で壊されたらたぶん心が折れるからねえ。

 風に揺れる穂を眺めながら、豊作を祈りました。

 

 【ハスの花とともに・・・】

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 前回は、八重の白いハスの花が咲きましたが、次はこのピンクの花です。

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 うん、これもなかなかキレイ。 玄関が明るくなりますなあ・・・。

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 花の中心は、まるで新鋭のパティシエが創意工夫して作り上げたスイーツのようです。

 

 本日花開いたのですが、それと同時に旅立ちもありました。

 昨晩は義母の通夜、そして本日は告別式だったのです。 義母は高齢でしばらく施設に入所していましたが、体調悪化で病院に入院。 そして5日ほどで帰らぬ人となりました。

 喪主を務めて挨拶を述べた中で、改めて素直に思ったのは『お疲れ様』ですね。 私がこの土地に来た頃(20代)は養蚕が盛んで、女性も重要な労力。 蚕の世話はもちろん、畑から桑の葉っぱを運んだり、こしり(ここの言葉で蚕の糞)を運んだりの力仕事もこなしてました。

 最初に見たとき、社交ダンスに没頭する都会派の自分の親と比べてまじハードな作業に『大変だなあ』『重そうだなあ』『ちゃんと寝てるんだろか』と、驚きとともに感心したものです。

 年を重ねるごとに、仲の良かった近所の奥さん方も次々と他界し、だんだん寂しくなってきたようです。 今回の旅立ちでまたみんなに出会えて、苦労の中でも楽しかったことなど話しているかもしれませんね。

 ちょっとしんみりした話になりました。

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2022年7月24日 (日)

お暑いのがお好き?

 【お暑いのがお好き?】

 ・・・いえ、キライです。

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 このところ、翌日はきっと暑くなるだろうなと予想される夕景が増えました。 予報はしっかり当たって、連日燃えるような日差し・・・。 あ、あっちい!

 こんなにクソ暑いのに、私は草刈りでごいす。 今までよく降った雨のおかげで、雑草が伸び放題。 雑草だらけではいろんな虫の隠れ家になるし、作物にも影響するだろうし、なにしろ見栄えも悪い。

 暑くても出来る時に出来る事をやっておかないと、次から次へと仕事がたまってしまいます。

 草刈りが好きというわけではないけれど、さっぱりキレイになるのは好きです。 やはりよく手入れされた畑は見ていて気持ちのいいものです。

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 ここは方角から通称『東畑』と呼んでいる場所。 春先は一部に花畑を作っていたところです。 ちょっと家から離れているのであまり手がかけられませんが、それでもキチンとしておかないと隣接している他の家の畑の迷惑になります。

 ここは草刈りと言うより、ミニ耕運機を転がして雑草の根をできるだけ除去しました。 地上部の草刈りだけで根っこを残すと、すぐに再生してしまいますからねえ。

 また、普段は作物はあまり育てていませんが、草の管理だけではつまらないので今年は枝豆とトウモロコシを植えてあります。

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 早生の品種の枝豆は、もう食べごろ。 しかし、殺虫剤などの農薬は使ってないのでところどころ虫っ食いの豆も見られます。 でも、全体的にいい感じかな。 良さげなものだけとって、さっそく茹でて夕飯に・・・。

 私はアルコールはほとんど飲めないので、ノンアルで乾杯( ´∀` )/U う、美味い!

 

 【咲いたのは・・・】

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 玄関先の水鉢のハスの花。 本日みごとに花開いておりました。 ブロ友さんの予想通り、若干クリームがかった白い花です。 大正解ですね、パチパチ。 

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 午前中このように開いていましたが、午後には閉じてしまいました。 八重なので、小さいけれどなんか豪華。

 

 咲いたのはこれも・・・。

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 ふふふふふ。 私の秘蔵の花でござりまする。

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 葉巻のように細長い花の入り口には、模様状の濃い部分があります。 さてさてこの花、和名がよろし。

 『断崖の女王』なんですな。 正式名は『シンニギア・レウコトリカ』というらしいですが、やはり『断崖の女王』がステキ!

 

 他にも、

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 『ルリタマアザミ』とか、

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 花ではないけれど『フウセンカズラ』の実など、私好みがたくさん。 夏は暑いけれど、こうした楽しみがあっていいねえ。

 

 【クヌギレストランでは】

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 田んぼの水見のついでに立ち寄っているクヌギの木。 これは朝の5:30頃かな? 写っていないけれど他の場所にも2匹の合計5匹。 おうおう、クヌギレストランは大盛況ですなあ。

 5時台はスズメバチがほとんどいないので、じっくり観察できるね。

 でも、カブトムシばかりでクワガタムシはまだ見ません。 クワガタムシは8月に入ってから集まってくるのかなあ?

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 あと、よく蜜を吸いにくる大型の蝶は、『オオムラサキ』でした。 ほんになかなか図太い蝶で、吸蜜中は多少触っても逃げないし、カブトムシやスズメバチとも場所の取り合いをします。

 まあ、相手のパワーに負けて引き下がることが多いけれど、素知らぬ顔して?また戻ったり。 でも美しい蝶で、日差しの向きによっては、羽の紫色が輝くんですな。

 

 【グリーンアイランド】

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 早朝でも散歩していると汗ばんできます。 朝から気温が高いんですね。

 

 田んぼは緑一色の絨毯を敷き詰めたようです。

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 わんちゃんが今いるところは休耕田。 こうして田んぼをやめてしまうところが年々増えています。 ここの稲作は高齢化や後継者不足で、いつまでこの姿をとどめておけるかわかりません。

 せめて自分の田んぼだけは、ヘロヘロになるまで稲作を頑張っていこうと思います。

 

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2022年7月18日 (月)

草刈りの夏、日本の夏

 【オニユリガーデンは賑やかに】

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 先日載せた、オニユリガーデン。 次から次へと花を咲かせ始めました。

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 50本以上はあるでしょうね。 ちと増え過ぎの感はありますが、花に囲まれるのはちょっぴりうれしい度アップです。 夏らしさを演出してくれる花でもありますな。

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 近くに、『ヒマワリガーデン』もあるのです。 こちらは花が咲くのはもう少し先。 今年も大きな花を咲かせてくれるでしょうか。

 

 【破牢奇手異もさっぱりと】

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 近所のお孫さんに、かなり不評の『破牢奇手異』

 近所の孫『たろさーん! あんなのハロー〇ティじゃなーい。 ハ〇ーキティは口ないもん。 んで、あんなに怖くないもん』

 たろ『いやいや、あれは『ハローキ〇ィ』じゃなくて『破牢奇手異』なの。 かわいいでしょ?』

 近所の孫『やだー、こわーい!』

 

 うーん、手入れをしていないのもあるなあ・・・。 ということで、チョキチョキ。

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 たろ『おーい、これで可愛くなったでしょ?』

 近所の孫『やだやだー、こわーい!』

 たろ『うーん』

 

 【玄関先のハスに・・・】

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 玄関先の水鉢のハスに、花芽が伸びてきました。 ほっほ、去年はこの株は咲かなかったのでちょっぴりうれしいな。 あ、それより障子の破れが気になる・・・。

 家族にはわんちゃんが破いたと言っているけれど、実はエレキギターを倒して破いたのでありました。 ごめんね、わんちゃん。

 でも、わんちゃんが破いたとは誰も信じてないけどね。

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 さて、どんな花が咲くでしょう。

 

 【雨の日は・・・】

 休日に雨が降っては、野良作業ができません。 ということで、気になっている花の様子の確認のため、ちょっと裏山に登ってきました。 (雨の日にわざわざ山に登るなって? ・・・まあまあ)

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 まず、目に付いたのは、ゼンジュガンピ。

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 キバナノヤマオダマキは、透き通るような優しい色。

 あ、いやいや・・・。 私が気にしていたのはこれです。

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 そう、『レンゲショウマ』なんですな。 現在は主な登山道からは消滅してしまい、私の把握している限り、この裏コースに残るのみとなりました。

 裏コースは知る人ぞ知る、一般的な登山道から外れたミステリーゾーン。 貴重な植物はここでよく見ることができますので、場所は誰にも教えていませんです。

 話が逸れましたが、レンゲショウマはまだ固い蕾でした。 ふむふむ、この感じだとあと一週間から十日で開花かな? 神秘の花、レンゲショウマ。 今年も会えたねー。

 私の『推しの花10選』のひとつです。

 

 【草刈りの夏、日本の夏】

 まるで蚊取り線香の某会社のCMのようですが、まさにピッタリの言葉です。 連日降り続いた湿った雨に、雑草たちが歓喜の声を上げています。

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 ここは休耕田。 上流の土地が荒れてしまい、今では水路が崩壊してしまったので、稲作は断念。 けれど雑草は元気、元気。 まずは周辺を刈り払機で刈ります。

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 そして、歩行タイプの草刈り機で刈っていきます。 みるみるキレイになるのは気持ちよかです。

 

 雑草にもいろいろありますが、私が特に注意しているのがいくつか。

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 近年進出している『セイタカアワダチソウ』  名前は小説のタイトルにもなるちょっとロマンティックな感じだけど、結構やっかいな雑草です。

 とにかくその繁殖力がスゴイ。 地下でもぐいぐい根を伸ばして勢力を拡大し、成長すると2mにもなってしまいます。 まさに、黄色い進撃の巨人。 とにかく刈るべし刈るべし刈るべし・・・。 はぁはぁゼイゼイ(*´Д`)

 あと、クズ、メヒシバ・・・そして草ではないけれど、竹もかなり厄介だなあ。

 

 ばし! なん? なんか飛んできた! いってえ・・・。

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 クヌギの木の下草を刈っているとき、何か黒いものが軽い衝撃と共に私に向かってきたのです。

 

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 ありらん、き、君は・・・。 カブトムシじゃん! うっかり刈り払機で払ってしまったようです。 すまんすまん。

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 角が欠けとる。 ほんに、わるかったのお・・・。

 

 お、でもカブトムシがいるということは、あそこにも? 私が勝手に『クヌギレストラン』と呼んでいる、クヌギの木を見に行きました。

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 いるいる。 これは私が小学生の頃、『ゆうびんカブト』と呼ばれていた赤いカブトムシじゃあないれすか。 よく見る黒いカブトムシとは別格で、人気を誇ったものです。

 クヌギの木のちょっと鼻をつく匂いと共に、懐かしい思い出が蘇りました。 あの頃は『虫取り』といって、夏は連日カブトムシやクワガタムシを追いかけていたなあ・・・。

 そして蜜を取り合っている蝶・・・、これは『オオムラサキ』か『コムラサキ』? どっちだろう? 羽を広げてくれないかな。

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 この蝶は気が強いというか豪胆で、スズメバチなんかともケンカします。

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 光るグリーンのカナブン。 これもちょっと心ときめく存在です。

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 入れ替わりに別の蝶が・・・。 ん? 枯れ葉に擬態しているような。 何蝶だろう? 後で調べてみるのだ。

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 ずーっと眺めていたいけれど、今は草刈りに専念しなくちゃ。

 

 夏は暑いけれど、こうした生物との出会いはたまりませんな(*^-^*)

 

 【虫の気持ちシリーズ】

 さてさて、今回の動画は『虫の気持ちシリーズ 第3弾』です。 選んだのは『ハナイカダ』

 里山の葉っぱの船乗りの蕾から結実までの記録です。 後半のおふざけネタ?は以前このブログに載せたものですので、ご存じの方は指摘せずにニマっとしてください。

 よろしかったらご覧くださいませ。

 

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2022年7月13日 (水)

水田を舞う・・・ Ⅱ

 『幻想夜話 - 水田を舞う - ゲンジボタル編』をようやくYouTubeに載せましたが、その勢いで『ヘイケボタル編』も完成してしまいました(*^-^*)

 

 こちらもリンクを貼りますので、よろしかったらご覧くださいませ。

 

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2022年7月12日 (火)

水田を舞う・・・

  【ユリユリガーデン】

 今年も見事に咲いてくれました。

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 まずはオニユリです。 何年か前、オニユリガーデンを作るべく、ムカゴからたくさん育てたのが・・・。

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 現在ではこんなに。 でも、なんか増えすぎ~! ほんとにオニユリガーデンになってしまいました。

 

 そしてこちらは。

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 ヤマユリです。 このヤマユリは人為的ではなく昔から近辺に咲いていて、例の水路にはかなりの年月を経たものも。 この株は、身長1m50cmはあるんじゃないかな?

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 花は、私の掌より大きいのです。

 

 ヤマユリは何十年か前には近くの野山にも普通に見られたのですが、藪化が進み今ではすっかり消滅。 この水路で生き残っている株だけとなりました。

 

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 おっと、中指はさっそく虫に刺されたのです! かなり痛かったので、多分ハチだろうね。 えーん、また今年もハチに刺されてしまったわい。

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 この、ミニ田んぼの周囲の草を、素手で抜いたのがマズかったなあ。 やはり、油断はせず手袋をしないとダメですね。 でも、ヘビイチゴの酒?をたっぷり付けたので痛みもすぐに和らぎました。

 

 【さてさて本題】

 撮りためておいたホタルの動画を、ようやくYouTubeのアップしました。 かなりのデータ量なので、今回は『ゲンジボタル編』と『ヘイケボタル編』に分けることに。

 まだ、『ヘイケボタル編』は編集中なので、まずは『ゲンジボタル編』のみです。

 

 よろしかったらご覧くださいね。

 

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2022年7月10日 (日)

7月のちょいホットニュース

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 大気が不安定で、日中ぐわっと晴れていたかと思うと突然の雷。 轟音とともに天翔ける稲光が神々しいですなあ・・・。

 

 【風があれば・・・】

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 我が家は標高が高いところにあるので、風さえあれば冷房要らず。 わんちゃんもお気に入りの場所で、気持ちよさそうにお昼寝。

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 室内犬ならではの、無防備な寝顔。 安心しきっているのですな。

 

 【あっちいけれど草刈り】

 わんちゃんはぐーすかしているけれど、私は草刈りをせねばなりませぬ。

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 なんせ、このところの降雨で雑草が元気いっぱい。 みるみるうちに緑に覆われてしまいました。

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 汗だくになりながら、なんとかここは終了。 はあ、まだ何か所もあるので気合いを入れていかないとなりませんな。

 

 【藪のパン屋さん】

 草刈りを終えた畑の近くに川があり、藪になったところに毎年生える植物があります。

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 フランクフルトではありません、これはガマです。 いつの間にか穂が出ていたんだなあ。

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 ガマの穂は、焼き立てのパンのようですね。 触った感触は、ちょっと固めのマウスパッドって感じかな?

 

 【巡回コースでは】

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 田んぼの水見の通り道。 水路を覗くと咲いてる咲いてるヤマユリゾーン。 芳香剤では絶対に真似のできない、ステキな香りだねえ・・・。

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 ハナイカダの実はすっかり黒くなっています。 今年は豊作なり。

 

 【日影の透明人間】

 それにしても、すでに真っ黒に日焼けしています。 服を脱いでも、なんか白いTシャツを着ているよう。

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 私は本来、つきたてのお餅のような白い肌の持ち主? 肌も白いしお腹も真っ白、雪見だいふくのようにデリケート・・・。 だけど今は、く、黒い。

 たは~。

 

 【夜の田んぼは、キラキラお星さま】

 小汚い日焼けの腕は忘れて・・・。

 日中、あちこちで響いていた草刈り機のエンジン音も途絶え、聞こえるのは『せせらぎ』とカエルの合唱のみ。 夜の田んぼはまた違った顔を見せてくれます。

 夜風に誘われて、独り歩けば・・・。

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 チラチラ、キラキラと瞬く小さな光。

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 星屑のように明滅するのはヘイケボタルです。

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 車で通ったり、歩いていたとしても懐中電灯などの照明を点けていたら気が付かない淡い光。 天と地の星座のコラボを見たいのですが、いかんせん空が晴れません。

 天気の神さま、たまには星空もよろしく頼むぜー! 

 

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2022年7月 3日 (日)

山開きの7月

 猛烈な暑さが続きますねえ・・・。 県内にはブドウの産地で有名な勝沼など、全国1位の最高気温に度々なる地域があります。 ちょっとの差なんて感じられるわけはないので、どうせなら全国トップのほうが気持ちいいかも。

 しかしこの調子では、真夏にはいったい何度になるのでしょうかね。

 

 【富士山 山開き】

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 登ろうという気持ちはありませんが、山開きのニュースが流れるとつい眺めてしまいます。 7月1日は、富士山の山開き。 さっそく夜間に条件がよければ、ここからでも山頂を目指す登山者の懐中電灯の灯りの列を見ることができるようになります。

 去年まではコロナ禍の影響で制限がありましたが、今年の登山者はどうなんでしょうねえ。

 

 そういえば、富士山のお膝元の地域では、昔から山開きの日には『ひじきとジャガイモ』の煮物を食べる風習があるそうです。 義兄が富士山の近くに住んでいるけれど、そんな話はした記憶がないので現在でも残っているのかな?

 ひじきは海の幸。 山の幸?のジャガイモと合わせて食べ、登山の無事や健康を祈ったようです。

 

 富士山つながりでもないけれど、暑い最中こんなものも飲んでます。

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 『ぬまっちゃ』なり。 沼津産の茶葉でつくったお茶です。 冷やして飲むと、結構美味しいっちゃ。 アニメ系キャラがなかなかカワイイ・・・( ´∀` ) イラストは静岡側からの富士山なんでしょうな。 

 

 【ももっちい】

 この高温続きで、桃がてんてこまいです。 いきなり熟してきてしまい除袋、収穫、出荷が一気にきて、果樹農家はバタバタです。 除袋とは、果実にかけてあった袋を外し銀色の反射シートで日光に当て、ほどよく桃色を付ける事です。

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 桃は種類で早生、晩生があるけれど、暑さが災いして同時になりそうな勢いですね。

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 『はねだし』をいただきました。 熟しすぎてしまっているので、すぐに食べないと傷んでしまいますな。

 

 ここの方言で『ももっちい』というのがあります。 『もも』が入るけれど桃とは関係がなく、『くすぐったい・こそばゆい』という意味なのですな。 ちょっとカワイイ言葉なんで気軽に使っていましたが、あとで意味をいちいち説明をするのも『ごっちょ(面倒)』になってやめ。

 

 【もう秋に備えて】

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 桃の作業の合間には、柿の木の摘果。 秋の『あんぽ柿』作りに備えて、たくさんついた青い実を『一枝一果』で落としていきます。

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 こんな風に密集している実にハサミをちょいと入れて・・・。 パチパチ。

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 こんな感じですかね。 まあこれは『平核無(ひらたねなし)』なので一枝一果にしているんだけど、種類によっては『一枝二果』にするのもあるので注意しなくちゃね。

 柿の木も何十本もあるので、本当に大変な作業。 お手伝いでよかったー!

 

 【南国の実もなりなり~】

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 戸外では冬の寒さに耐えられないので、鉢植えで管理しているジャボチカバの木。 今年も実を付けてくれました。 ジャボチカバは南国性の果樹で、幹に直接花が咲き実を付けます。

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 今年は気温が高いせいか蕾が次から次へと膨らみ、実もどんどんなります。 冷やして食べるとおいちい。 ライチとブドウを合わせたようなトロピカルな味わいです。

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 ふと見ると、ヤモリが・・・。 この時期になると度々現れ、ここがお気に入りのようです。

 

 【田んぼの小さなイルミネーション】

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 目を凝らしていないと、気が付かないであろう小さな淡い光。 ヘイケボタルがチカチカと夜の田んぼを飾っています。 ほんとに微かともいえる光り方で、ゲンジボタルとはずいぶん違います。

 ・ゲンジボタル すぐに分かる強い光(といっても比較してですが) ほわ~んとゆっくり点滅

 ・ヘイケボタル 小さく淡い光 点滅の速度は早く、キラキラと星の瞬きのよう

 ってな感じでしょうか。

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 現在はゲンジボタルはほとんど姿を消し、代わりにヘイケボタルの舞い。

 

 初夏の風物詩なんだけど、いきなり真夏の気温なんて不安定な気象状況や、除草剤・殺菌剤・殺虫剤などの農薬使用が当たり前となった中、いつまで見ることができるでしょうかね?

 他所からきた私だから思うのかもしれないけれど、このホタル飛ぶ環境がどんなに素晴らしく貴重なことか、無くなってからでは遅いんだけどなあ・・・。

 

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