バーチャル散歩
ここのところ、日中は30℃を超える気温が続いています。 梅雨の湿気と相まって燃えるような空気に・・・、まだ6月だぞ、おいおい。 これで梅雨が明けたらどうなるんでしょうねえ。
【未知との遭遇?】
おお、空にぽっかり浮かぶ物体。 UFOじゃあ! 大きさから言って母船かもしれません。 さらわれちゃう~、こわいよう~!
これまで一度も遭遇したことないなあなんて思っていたけど、ついに・・・。 だけど、はつらつとした若い時分だったら、さらわれて宇宙旅行もめっちゃOK!なんだけれど、今では京都くらいしか行きたいところもないからなあ。
と、思わず空想してしまいましたが、これは吊るし雲ですね。 上空は強風が吹き荒れているんでしょう、吊るし雲を作り上げている富士山も雲に隠れて見えません。
自然現象は、たまにはこんな愉快な場面を作りだしてくれるので興味深いです。
【ルビーからモルガナイトへ】
ルビーと言っても、食べられる方のルビー・・・サクランボ。 あっという間に時期を終え、サクランボ園は眠りにつく準備に入ります。
まずはハウスを覆っていたネットをまくり上げます。 これは、雑草が巻き付かないようにすることと、ネットの劣化を防ぐ意味合いもあるのかな?
まだ少しサクランボが残っています。 でもネットを開けた途端、鳥たちが入り込んでくるので、すぐに食べられてしまうでしょう。 最後に鳥たちへのプレゼントとなりますな。
まあ、実を付けたままにしておくと腐って病気などが発生しかねないので、鳥たちに落としてもらうのも効率的でいいのかも。
そして、次は美しいピンクが目立つようになってきている、桃畑の作業へと移ります。 実の袋掛けや、銀色の反射シートを敷いたりと、大忙しです。 ちなみにここの農園では、桃の袋掛けは10万袋はするそうです。 ひええええ、10万・・・オトロシ(@_@)
私は時間がある時のお手伝いなんで、どんなに気が楽な事か・・・。
早生の品種はほんわか良い色。 宝石で言えば、ローズクォーツかモルガナイトでしょうかね? ピンク色の宝石は、あまり知らないからテキトーです。
では、ちと味見を・・・しゃくしゃく・・・あ、甘~い。
食べるのは簡単だけど、果樹は労力、手間、汗、涙、鼻水、涎の産物なので、盗まれたなんてことになると、怒り狂ってしまうのも無理ないよね。 毎年、果樹盗難のニュースが流れますが、ホントに心無いことです。
【バーチャル散歩】
先日、NHKのTV番組『鶴瓶の家族に乾杯』で、ここの棚田が放映されました。 ブロ友の方々や、友人、知人から『みたよ~!』と言われまして、やはりTVの視聴はソーシャルメディアに押され気味とはいえ、まだまだ多いですね。
私としては、日常の見慣れた景色が映像として流れると、『そんなに絶景かなあ? でも、まあまあかなあ』なんて改めて思います。
番組内の冒頭の村人、トラクター男Aと軽トラ男B、養蜂のお姉ちゃんは知り合いです。 特に養蜂のお姉ちゃんは他所から来たけれど、地元に溶け込もうという姿勢に好感を持たれ、みんなの評判はまずまずですね。
それはともかく、わんちゃんと散歩している道がTVに映るのは、なんか不思議な気持ちになりますな。 そこで、散歩コースを載せますので、バーチャってくださいませ。
まずは、棚田コース。
外周を回って、最後に真ん中を突っ切ります。 右下の写真の田んぼは、TV内で鶴瓶さんたちが下りていった先にあり、私が頼まれて植えたところです(6枚)。
次は、裏棚田&山間コース。
以前は田んぼが広がっていたのですが、現在は未耕作地が多くなりました。 わんちゃんはこの水路が好きで、石が転がると追いかけて遊びます。
静かで落ち着くのか、わんちゃんはこっちのコースの方が好きかも。
【田んぼのカスリ職人】
稲もすっかり成長し、水面もよく見えなくなった田んぼ。 毎年この時期に現れるのが『イネドロオイムシ』。 ここらでは略して『ドロムシ』と呼んでいます。
小さな昆虫なのですが、幼虫時は稲を食害して葉をカスリ状に。 イネドロオイムシの多い年は、田んぼがそれこそ真っ白になってしまいます。
幼虫は、自らの糞を体にまとい身を守るとともに乾燥からも守っているそうです。 その姿が泥を背負っているように見えることから、ドロオイムシなのですな。
むーん、しかし今年はなんか多いようです。
でも今は白い繭が目立ち始めたので、そのうち羽化してどこかに行ってしまうでしょう。 稲の生育が良好ならば、すぐに青さは戻り致命的な虫害にはなりにくいのですが、こう平均気温が高くなるとこの先は分かりません。
温暖化はいろんなところに影響してきますな。 『こわいこんど・・・』(ここの方言で『恐ろしいことだ』の意)















































