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2022年4月26日 (火)

田んぼLOVEストーリー Part.2

 何やらバタバタしているうちに、もう4月も終盤。 記事の更新もすっかり滞ってしまいましたが、陰ではちゃんとゴソゴソやってますです(;'∀')

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 先日の『せぎあげ』を境に、この村の農地を縦横無尽に走っている『せぎ(水路)』に、勢いよく水が流れるようになりました。 いよいよ『代かき』の段階です。

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 代かきの前に、田んぼの畦や石垣の雑草を刈っておきます。 しかし、タンポポがすごい。 (´з`)┌ プ~! ほれほれ、綿毛攻撃じゃ!

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 いっぱいくっ付けてやったぞ、まいったか!

 

 【ローマは一日にして成らずも、『ローマ水道』は一日にして成るのじゃ】

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 畑の野菜たちにあげる水は、いつもこうして引いています。 勝手に『ローマ水道』と呼んでいますが、いちいち水を運ぶ手間が省ける優れもの。

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 一日どころか、1時間もあれば引けますな。

 

 【いよいよ代かき】

 田植えに向けて、いよいよ代かきです。

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 愛しのトラクター。 ちょっとデザインを変えました・・・、わかるかな?

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 ついでにAmazonで購入した安価な傾斜計を取り付けたけれど、エンジンの振動に敏感に反応してしまって使えん! うーん、やっぱアナログ式でないとダメなようです。 結局、電圧計と時計くらいにしかならないなあ・・・。

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 このトラクターのシンボルは『鹿』。 カラーリングも、アメリカの農業機械メーカー『JhonDeere』社のものなんです。 一度は乗りたいランボルギーニと並ぶ?人気メーカー。

 とりあえず、気分だけね( ´∀` )

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 代かきが終わり、田んぼが光り始めました。

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 ここらへんの田んぼは、逆さ富士が見られます。

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 おっと、『ちっくり』も忘れずに・・・。

 

 ※『ちっくり』とは、この土地の方言で『小さい』という意味。 小さい田んぼなので、『ちっくり』と呼んでいます。 甥っ子、姪っ子の子供たちの田植え体験用なのです。

 

 【神秘の花】

 我が家の庭の住人、『クマガイソウ』が咲いています。

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 少しづつ増えているような気がするなあ・・・。 これからも頑張って命を繋いでいってくださいな。

 そして、花の中に入ってみたい~! という気持ちもあって、この動画を作成しました。

 

 新シリーズ、その名も『虫の気持ち』・・・。

 タイトル通り、虫のように小さくなって花を観察するというコンセプトの動画です。 よろしかったらごらんくださいませ。

 

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2022年4月17日 (日)

田んぼLOVEストーリー Part.1

 【花の色は移りにけりな】

 記事の更新が、ちょっぴり滞ってしまいました。 4月に入って一斉に様々な花が弾け、それらを追いかけたい気持ちはあったのですが、休日は悪天となったりバイトが入ったり、また稲作の準備をしたりと思うようにはいきませぬ。

 中でも桃源郷を逃したのは悔やまれるなあ・・・。 ま、それも仕方なしですね。

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 とにかく、春の一大イベントの田植えが終わるまでは野良作業も多いし気持ちも落ち着きません。

 

 【ちょっと小細工】

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 古くなったすだれを短くカットし、固定用の枠を付けました。 これは何かというと・・・。

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 玄関の柱につくられたツバメの巣を、外から見えにくくするためのものです。 以前は毎年ツバメがここで子育てをしていましたが、去年は他の鳥たちにイジメられ?ついに巣を放棄。

 結局、この巣から飛び立つ新しい命は育まれませんでした。 このままでは寂しすぎるので、巣が目立たないようにしたわけです。 ただし、これが効果あるのかまったくわかりませんのでしばらく様子を見たいと思います。

 ツバメさん、リフォーム?したので今年も我が家に来てくんさい。

 

 【タンジョの奇妙な稲作】

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 話は少し遡ります。 稲作の始まりは、田んぼの耕起から。 その前に・・・。

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 雑草のひとつ、スズメノテッポウを除去。 ここらでは形状からか『ロウソク草』と呼ばれています。 なかなかしぶとく、また水没にも強く、田植えのあとでもひょいと伸びて目立つので私はマメに抜いています。

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 それから田んぼの隅を、小型の耕運機で起こします。 トラクターではギリギリ隅まで寄れないので、あらかじめ細かい部分を耕します。

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 そして肥料撒き。 ここらへんの作業は人それぞれで、水を入れて代かきする直前に肥料を撒く人と、私と同じく先に撒いてしまう人もいます。

 水を入れてしまってからでは、均等に肥料を撒けないようなきがしますが、どうやっているんだろ? ま、それはおいておいて、私はこの年代物のグルグルマシンを使って撒きます。

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 容器に粒状の肥料を詰めてハンドルを回すと、遠心力でばら撒くことができるのですな。

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 ほほ、これは期間限定のおふざけ写真。 『ジョジョの奇〇な冒険』というコミックスがあって、その独特の世界が何となく魅力があります。 私は空条承太郎(ジョジョ)が活躍するPart.3『スターダストクルセイダース』とPart.4『ダイヤモンドは砕けない』が好きかな。

 主人公が独特のポーズをとる『ジョジョ立ち』というのがあり、それを真似て自撮りしてたらこうなりました。 『田んぼじょうたろ』が活躍する場面なんです・・・、あいすみません(;'∀')

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 ようやくトラクターの出番。

 花粉・・・、いやこれは黄砂だと思いますが、この日はアレルギーが酷くてティッシュをボンネットに張り付けて作業。 鼻水がどうにも止まらない~。 うーん、つらひ。

 

 【今年もいろいろ作るのだ】

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 今年は枝豆が仲間入り。 枝豆は過去に猿軍団に略奪されてから作るのは控えておりましたが、今回一念発起して再チャレンジしていきまず。 美味しくな~れ! 猿は去~れ!

 

 【せぎあげの日】

 村をあげての『せぎあげ』が行われました。 『せぎあげ』とは俗にいう河川清掃ですが、ここらでは河川清掃という言葉は似合いません。 ワイルドに『せぎあげ』がピッタリです。

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 普段は災害対策もあり枯山水状態ですが、稲作の時期になると山の上から水を引いてきます。

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 水音を立て、生き返る川。

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 川を下りながら、流れの障害となっている枝や石を取り除きていきますが、足元がアブナイアブナイ。

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 途中に現れる山野草たち。

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 なんか、ほっとしますねー。

 

 【残ってる?】

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 アケビの花。 この赤黒い花はミツバアケビ。

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 私が欲しいのは雄花。 だけどありゃ、花も後半、花粉はまだあるのかな・・・。 怪しみつつも、とにかく何房か収穫。

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 こちらは畑にあるゴヨウアケビの花。

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 私が昔、プププと種を飛ばしたのが育ち、こんなに大きくなりました。 でも、花もいっぱい咲くのになぜか実がなりません。

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 そこで、別品種のアケビの花粉で人工授粉してやろうという魂胆なのですな。

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 でも、雄花がかなり萎んでしまっていて、花粉が残っているかどうか・・・。 とにかく、ゴヨウアケビの雌花に擦りつけていきます。 これでいっぱい実がなってくれるとうれしいんだけどなあ( ´∀` )

 

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2022年4月 8日 (金)

アズマイチゲ2022

 群生しているアズマイチゲの動画です。 

 前回の記事内で時間のかかるようなこと述べましたが、何とか編集も終わりYouTubeにアップしましたので紹介します。

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 よろしかったらご覧くださいませ~。

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2022年4月 7日 (木)

4月の花日記

 冬に戻ったかのような低温の日が続いたかと思えば、上着を脱ぎ棄てたくなるような暑さに一転。 さらに風の日もあり、ピゥピゥと土ぼこりと花粉を巻き上げ目がカイカイ。 そんな目まぐるしい不安定な天気でも季節はきちんと進み、周囲はいつのまにか春の花盛りに・・・。

 既に桃の木が至るところにピンクの花を咲かせているので、今度の休みにゆっくり堪能をば・・・、と思ったら休日は狙ったように雨じゃ( ノД`) あららららと残念がっているうちに、桃の花は旬を過ぎ白っぽくなってしまいました。

 うーむ、4月に入ってちょっとバタバタしてるのもあるし、今年は桃源郷探索は諦めかな。

 

 とはいえ、身近なところでも様々な花の風景が見られます。

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 やはり春はいいですね。

 

 【月灯夜香 (ムーンライトフレグランス)】

 この月灯夜香はまったくの当て字ですが、でもそんな漢字が似合いそう・・・。

 今、我が家の夜に香っているのはこの花の匂い。

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 ムーンライトフレグランスは流通名で、本来はザルジアンスキアというようです。 また、別名ナイトフロックスとかなんちゃらかんちゃらとかの呼び名があるそう。

 ま、それはともかく、この花は暗くなると開き周囲に甘い芳香を放ちます。 ちょっとミステリアス&ビューティーですな。

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 上手に育てれば越年するそうだけど、いつも失敗。 まあ高温多湿な日本では一年草と考えてネ、とのことです。

 

 【贅沢な漬物石?】

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 さてさて、わんちゃんの前にあるのはメロン大の石。

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 重さは約3.5kgなので、ずっしりと重たい。 漬物石にも使えるなあ。 縞模様はほとんどないけれど、メノウと言ってもいいのかな? 中心は晶洞になっていて、いわゆるジオードというやつですね。 

 これは先日植木屋さんのお手伝いに行った先の家が、以前に貴石を取り扱っていた頃の名残りなのです。 庭に無造作に転がしてあったので、しげしげと見ていたら・・・。

 『石、好きなん?』

 『あ・・・、はい。 こういうの大好きなんですよ』

 『なら、あげるよ。 どうせクズ石だし、好きな人に持っていてもらえば』

 『(ラッキー!)』

 ふぉっふぉ、たまにはいい事あるわいな。 植木屋さんのお手伝いも捨てたもんじゃない。

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 放置&風雨にさらされていたので汚れているけれど、結晶がびっしりと生えてます。

 

 この家、玄関に高さ1mほどの巨大な紫水晶のジオードが飾ってありましたが、これはいくら私が見ていても家人は何も言ってくれませんでした。 いつかあげるよと言って欲しい~!

 

 【初めて触れた・・・】

 植木屋さんのお手伝いも捨てたもんじゃない、パート2。

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 これは赤松。 だけど、アリ? 松の葉っぱじゃないじゃん? ええ!? 思わず二度見。

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 もしかしてヤドリギ? そーだそーだ。 落葉時期の高い木の枝にシルエットを見ることはあっても、こうして間近どころか触れることができるとは・・・。

 ちょい感動してしまった私は、作業も忘れてしばし観察。

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 ヤドリギの根は癒着し、もう松の枝から生えているとしか見えません。 すごいなあ、季節を通して観察してみたいなあ。 でも、実物に触れられただけで満足しなくちゃね。

 ちょっと得した気持ちになった出来事でありました。

 

 【植え替えの季節】

 我が家の庭の、鉢植えの住人たち。 春先には植え替えというか、土を新しくしてあげています。

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 本日は蓮の鉢。 水生植物用の土を買ってきて作業開始。

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 お、小さいけれどレンコンだあ。 今年も花を咲かせてくれるでしょうか?

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 初夏の涼を演出する水生植物は、玄関先の定番となっています。

 今日は暑くて喉が渇くぞ。 ということで、ちょっと休憩。 ご当地ドリンクでも飲んじゃえ。

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 『ノももン』でも飲ももん(*^-^*) 県産の桃を使ったJAオリジナルドリンクでございます。 美味しいよ! でもこのキャラ、果物の天敵であろう猿をモチーフにしたように見えるのが気にかかるけど、考えすぎかな。 

 

 鉢植えのものは植え替え等手間がかかるのでなるべく置かないようにしていますが、それでも花が好きなのでつい増やしてしまいます。 私の秘蔵の草花が他にも何点かありますので、これから出し惜しみしつつ紹介していきたいと思います。

 

 【春先の白い花】

 ここの住民も、知っている人はあまりいないんだなあ。 荒れた藪の下に広がる秘密の花園・・・?

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 どちらかと言えば、不法投棄されやすい山の陰の道路下。 実際、ゴミがいっぱいです。 私が冬の間せっせとゴミを拾い、ついでに藪を刈っていた場所に、今年も花開いてくれました。

 その花は、アズマイチゲ。

 あり? なんか増えている・・・、うれしい。

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 環境がよっぽど合っているんかねえ。 降り注ぐゴミにも負けず、可憐な姿を披露してくれてありがとね。

 

 YouTubeにアップすべく動画を編集しておりますが、ちょいと時間がかかっております。 無事アップロードできましたらお知らせいたしますのでヨロシク!

 

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