冬に戻ったかのような低温の日が続いたかと思えば、上着を脱ぎ棄てたくなるような暑さに一転。 さらに風の日もあり、ピゥピゥと土ぼこりと花粉を巻き上げ目がカイカイ。 そんな目まぐるしい不安定な天気でも季節はきちんと進み、周囲はいつのまにか春の花盛りに・・・。
既に桃の木が至るところにピンクの花を咲かせているので、今度の休みにゆっくり堪能をば・・・、と思ったら休日は狙ったように雨じゃ( ノД`) あららららと残念がっているうちに、桃の花は旬を過ぎ白っぽくなってしまいました。
うーむ、4月に入ってちょっとバタバタしてるのもあるし、今年は桃源郷探索は諦めかな。
とはいえ、身近なところでも様々な花の風景が見られます。

やはり春はいいですね。
【月灯夜香 (ムーンライトフレグランス)】
この月灯夜香はまったくの当て字ですが、でもそんな漢字が似合いそう・・・。
今、我が家の夜に香っているのはこの花の匂い。

ムーンライトフレグランスは流通名で、本来はザルジアンスキアというようです。 また、別名ナイトフロックスとかなんちゃらかんちゃらとかの呼び名があるそう。
ま、それはともかく、この花は暗くなると開き周囲に甘い芳香を放ちます。 ちょっとミステリアス&ビューティーですな。

上手に育てれば越年するそうだけど、いつも失敗。 まあ高温多湿な日本では一年草と考えてネ、とのことです。
【贅沢な漬物石?】

さてさて、わんちゃんの前にあるのはメロン大の石。

重さは約3.5kgなので、ずっしりと重たい。 漬物石にも使えるなあ。 縞模様はほとんどないけれど、メノウと言ってもいいのかな? 中心は晶洞になっていて、いわゆるジオードというやつですね。
これは先日植木屋さんのお手伝いに行った先の家が、以前に貴石を取り扱っていた頃の名残りなのです。 庭に無造作に転がしてあったので、しげしげと見ていたら・・・。
『石、好きなん?』
『あ・・・、はい。 こういうの大好きなんですよ』
『なら、あげるよ。 どうせクズ石だし、好きな人に持っていてもらえば』
『(ラッキー!)』
ふぉっふぉ、たまにはいい事あるわいな。 植木屋さんのお手伝いも捨てたもんじゃない。

放置&風雨にさらされていたので汚れているけれど、結晶がびっしりと生えてます。
この家、玄関に高さ1mほどの巨大な紫水晶のジオードが飾ってありましたが、これはいくら私が見ていても家人は何も言ってくれませんでした。 いつかあげるよと言って欲しい~!
【初めて触れた・・・】
植木屋さんのお手伝いも捨てたもんじゃない、パート2。

これは赤松。 だけど、アリ? 松の葉っぱじゃないじゃん? ええ!? 思わず二度見。

もしかしてヤドリギ? そーだそーだ。 落葉時期の高い木の枝にシルエットを見ることはあっても、こうして間近どころか触れることができるとは・・・。
ちょい感動してしまった私は、作業も忘れてしばし観察。

ヤドリギの根は癒着し、もう松の枝から生えているとしか見えません。 すごいなあ、季節を通して観察してみたいなあ。 でも、実物に触れられただけで満足しなくちゃね。
ちょっと得した気持ちになった出来事でありました。
【植え替えの季節】
我が家の庭の、鉢植えの住人たち。 春先には植え替えというか、土を新しくしてあげています。

本日は蓮の鉢。 水生植物用の土を買ってきて作業開始。

お、小さいけれどレンコンだあ。 今年も花を咲かせてくれるでしょうか?

初夏の涼を演出する水生植物は、玄関先の定番となっています。
今日は暑くて喉が渇くぞ。 ということで、ちょっと休憩。 ご当地ドリンクでも飲んじゃえ。

『ノももン』でも飲ももん(*^-^*) 県産の桃を使ったJAオリジナルドリンクでございます。 美味しいよ! でもこのキャラ、果物の天敵であろう猿をモチーフにしたように見えるのが気にかかるけど、考えすぎかな。
鉢植えのものは植え替え等手間がかかるのでなるべく置かないようにしていますが、それでも花が好きなのでつい増やしてしまいます。 私の秘蔵の草花が他にも何点かありますので、これから出し惜しみしつつ紹介していきたいと思います。
【春先の白い花】
ここの住民も、知っている人はあまりいないんだなあ。 荒れた藪の下に広がる秘密の花園・・・?

どちらかと言えば、不法投棄されやすい山の陰の道路下。 実際、ゴミがいっぱいです。 私が冬の間せっせとゴミを拾い、ついでに藪を刈っていた場所に、今年も花開いてくれました。
その花は、アズマイチゲ。
あり? なんか増えている・・・、うれしい。

環境がよっぽど合っているんかねえ。 降り注ぐゴミにも負けず、可憐な姿を披露してくれてありがとね。
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