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2022年2月28日 (月)

畑の目覚め

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 早朝のわんちゃんとの散歩の時間。 2月上旬はまだ薄暗かったのに、今ではすでに空はかなり明るく季節の変化を感じられる事柄のひとつですね。

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  もうすぐ日が昇るよん。 一緒に日の出を見るのもいいもんだね。 でも、この空の遠くの国では争いが起こっているんだよなあ・・・。 自然を眺めていれば、争うなんて気持ちは湧いてこないと思うんだけどな。

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 お日様が顔を出すと辺りがオレンジ色に染まり、ゆうらりと長い影が一緒に歩きます。

 

 【畑の目覚め】

 地面を覆っていた雪もほとんどなくなり、いよいよ畑仕事が始まり。

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 ごぐわ~! ここにはまだ雪があるわい。

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 菜の花とホウレンソウが植えてありますが、今冬の寒さですっかり元気がないけれど、復活してくれるかなあ・・・。 それ以外の場所をトラクターで耕運します。

 

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 次は果樹の植えてある、ちょっと離れた畑の方へ移動。 ここは朝の散歩コースに面しています。

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 フルーツ専用の肥料というのがお店にあったので、さっそく購入。 これを根元にさらさらと撒いて、ミニ耕運機でかき混ぜます。

 う・・・(>д<).。:・ しかしこの肥料、なんか臭いぞ。 鶏糞でも入っているのかな?

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 しかし、ホトケノザがすでにびっしり。 春一番に畑を占領する雑草は、このホトケノザとオオイヌノフグリですな。

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 春先の雑草は背が低いしキレイなので必死に除草することはないけれど、手入れを怠っている感じになるのあまり好かんなあ。

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 ここに植えてある果樹(でないものもあります)は、ビワ、ケンポナシ、中梅3種、スモモ、モモ、アーモンド、ユズ、ハンカチノキ、リキュウバイ、ナツメ、そして銀杏かな。

 

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 これは、また別の畑のブルーベリー。 500円玉クラスの実を付けるという謳い文句の何たらとかいう品種ですが、まだ木が小さくて収穫できず立証ができません。

 果たして500円玉は実るのでしょうか?

 

 気温がぐんぐんと上がり、もう3月になります。 稲作が始まるのもあっという間ですね。 それまでは暖かい日差しの中、のんびりと野良作業を行っていきます。

 

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2022年2月23日 (水)

タロジンと魔法のランタン

 フクジュソウ、フキノトウと春の顔は地面から現れはじめましたが、まだまだ寒いですね。 早朝のわんちゃんとの散歩も、相変わらず手が凍えてしまいます。

それにしても日の出が早くなりました・・・。

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 ただ空気はかなり乾燥しているようで、吐く息が白くなることはないかな。 乾燥しているといえば、なんか指先がザラザラしてきてついに亀裂が入ってきてしまいました。

 いってー、これって『あかぎれ』って言うの? こりゃあ結構痛いもんでごわす。 年々、水分の少ない体になりつつあるようで、いかんなあ・・・。

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 池には氷が張っていました。 うーん、寒いわけですね。 

 

 【タロジンと魔法のランタン】

 さてさて、随分と時間が経ってしまったランタン作り。 本日はいよいよ塗装だぜ!

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 塗料は、ターナーの『アイアンペイント』 初塗りですぞ。 中身はどろっとして、かなりの粘度があります。 基本水で薄めずそのまま塗るそうなのですが、ちと塗りにくい。

 このアイアンペイントシリーズは金属のような質感を表現できる塗料で、レトロ&アンティークに仕上げることができるので巷で人気があります。

 まずは『アイアンブラック』 刷毛にとって伸ばし、さらにトントンと叩くようにします。

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 刷毛では結構手間がかかるので、途中からスポンジを使いました。 スポンジの固い側に塗料を付け、ポンポンと置いていくように塗ります。 お、楽だしなかなか風味があってよろし、最初からスポンジにしておけばよかったなあ。

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 塩ビ管のキャップに塗った方は、しっかりとしたエンボス仕上げ。 木材の台の方は、やや細かいザラザラとした仕上げです。

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 次に『アンティークブロンズ』を新しいスポンジにとってポンポンします。 量はほんの少しで、角の部分を中心に。 錆が浮き出たレトロな感じになったかなあ・・・。 ランタン本体のデザインに合わせたつもりです。

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 照明部分の作成。 部品を詰め込んだのと、配線をぎりぎり短くしたのでちょっとごちゃごちゃかな。 

 基盤を固定できるアームの付いたスタンドルーペの登場。 おいちゃんには、これがないとよく見えないのでごわす。 もう少し拡大率が大きいといいのですが、とにかく便利してます。

 

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 テスト点灯もうまくいきました。 最初は点灯せず、調べていったらなんと電池ボックスの初期不良。 接点が繋がっていないなんて、こんなこともあるんですね。

 ソーラーパネルは台座に設置し、ミニジャックで接続します。 電池のみでも点灯可能ですが、どうせならソーラー充電したほうが面倒がなくていいもんね。

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 ランタンの中に収めました。 ガラスに映ってちょっと雰囲気よくない?

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 市販のロウソク型LEDの完成度には及びませんが、まあ形だけということで。 クリックすると光が揺らめく様子がみられます。

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 玄関先に設置。 ふふふ、お洒落ではないかの。

 

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 私が小細工・・・、いや工作している横では、わんちゃんが気持ちよさそうに寝てました。

 

 

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2022年2月20日 (日)

雪解け・・・

 【雪解け】

 つい先日までは視界を白く染めていた雪も、日を追うごとに斑となり、その姿を消しつつあります。

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 しかし今年の冬は寒い・・・。 太陽が顔を出していれば日中は汗ばむほどなのに、朝晩は再び冷凍庫の中のよう。

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 日の当たらない山陰には、まだたくさんの雪が残ります。

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 わんちゃんが雪で遊べるのももう少しだなあ。

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 畑に作ったかまくらは、溶けたスライムのようになってしまいました。 諸行無常、ああ儚いなあ・・・。

 『遅雪や ヒマ人どもが 夢のあと』(たろ尾芭蕉俳句集 《近くの山道》より)

 

 【春の恵み】

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 溶けた雪のあとから、福寿草が顔を出しています。 おお、今年も会えたね。

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 お隣の柿畑の根元には、山の幸『フキノトウ』

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 ここのフキノトウは苦みも少なく美味しいので、毎年摘ませてもらっています。 私には天ぷらが一番。

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 周囲にはちょっぴり雪も残っていますが、春の恵みをありがたくいただきます。

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 花壇の雪もようやく消えたので、プランターに仮植えしておいたチューリップの植え付けも行いました。 狭いポットの中では、さぞ窮屈だったでしょう。 今までここに咲くチューリップは、ホワイトとイエローの色だけだったので、赤色系が加わり賑やかになるかな。

 

 【タロジンと魔法のランタン その4】

 のんびりペースとなっている、ランタン作り。 塗装しようと思うと天気が悪かったり(湿気の多い日は塗装には向きません)、何やら用事があったりとなかなかです。

 それでも、完成まであとわずか。

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 照明部分はこんな感じ。 オンオフのスイッチを付け、ソーラーパネルからの電力供給はオーディオジャックにて行います。

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 いろいろ詰め込んであります。 ここまでくれば、塗装して半田付けを行えば完成ですな。

 

 他にもいろいろとやりたいことがたくさん。 世の中は楽しい事ばかりではないけれど、何かに没頭できる充実した時間を持つことが大切だと思います。

 

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2022年2月12日 (土)

かまくら物語

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 今朝は久々朝焼けがキレイ。 大地が降雪で白いので、より幻想的に映ります。

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 いつもの早朝散歩コース。 今朝はある程度雪が溶けているので埋まることはあまりありませんが、それでもまだまだ量はあります。

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 うー、寒い。 周囲が雪だと、視覚的にも体感温度が下がるかも?

 

 休みだし、まだかなり雪が残っているのを見てメラメラとやる気が! 何のやる気かって? それは・・・。

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 これだす~!

 かまくら作り( ´∀` ) 近年は降雪も少なく機会がありませんでしたが、今回はチャンスです。

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 お風呂掃除用の中厚手のビニール手袋しかなかったので、手がちめたい~。 感覚がなくなり、赤くなってしまいましたが根性で作ります。 基本、こういうのが大好きなんです。 暇人といわれようがいいんです。

 とかく、無駄な事に命を懸ける男なのでありまする。

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 大きさは、ちとキツいけど大人2人が入れるくらい。 あとは暗くなるのを待つばかり。

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 中にランタンを灯し、しばし雰囲気を味わいます。

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 ハウくーん、おいで~。 かまくらだよん。

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 不思議そうに嗅ぎまわるわんちゃん。

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 なかなか落ち着いてポーズを作ってくれませんなあ。

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 また日曜日の夕方から降雪の予報。 雪は遊ぶにはステキすぎる天からの贈り物ですが、仕事時には支障になりかねない、まこと不思議な存在でもあります。

 う、腰が・・・。 あたたたたた・・・・・・・。 うーん、前日の雪かきの疲労が重なったかも。 

 とにかく、雪は腰にはよくなさそうですな。

 

 

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2022年2月11日 (金)

雪の花

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 いやあ、結構降りました。 最近ほとんど雪どころか雨も降らず、地面がカラカラになっていたので水分は必要だったのですが、ちょっと多すぎかも?

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 早朝の散歩。 埋まっとる! 平地では積雪10cmくらいだったそうですが、ここはお山。 30cmは超えていたんじゃないでしょうか。

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 いつもの見晴らし台。 今日はベンチに座れないねえ・・・。

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 周囲はまだ梅の花さえほころんでいないのに、代わりに雪の花が咲きました。 『枯れ木に花をさかせませう』、お天気じいさんグッジョブ!

 

 これは前日の写真。

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 起床時間にはもうかなりの積雪があり、一日中やみません。 軽トラの荷台に積もって『塩配達人』みたいになってしまいました。

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 普段、陽だまりでグダグダしているワンちゃん大はしゃぎ。

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 走る走る。

 

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 で、翌日は快晴。

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 気温も上がって、雪かきをした道路はもう乾いてきました。 楽しい時間は長続きしませんな。 ま、それだから余計楽しいんでしょうね。 

 

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2022年2月 6日 (日)

春の兆し

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 日中の日差しの暖かさと対照的に、朝晩の冷え込むこと・・・。 しかし、日本海側では大雪のところもあるのに、こちらはまったく雨も降りません。 乾燥して砂埃が舞い上がり、コロナ対策のマスクが役に立つのも皮肉なものです。

 

 【初春のイエロー】

 他のサイトの方の記事にちらほら載っている『ロウバイ』、私も見つけました。 透き通るような優しいイエローが春らしい・・・。

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 植木屋さんのお手伝いで行った先の庭に、ほっこりと・・・。

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 ロウバイはこの蕾がとってもキュートだと思います。 まん丸で可愛らしいなあ。

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 まさに春色。

 でも枝が混んでいたので、少し切ってしまいますた。 花の付いた枝を少し貰ってきてコップに差し、蕾は観察へ。

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 カッターで半分にしてみました。 バームクーヘン状に、キレイに花弁が重なっています。 ふむふむ・・・。

 

 【たろのウンチク日本庭園】

 今回手入れのお手伝いした庭は、かなり豪華な造りだったのでしょう。 でっかい岩ゴロゴロで山、白い砂利ジャラジャラで川を模し、深山幽谷を表しています。

 で、目に付いたのはこれ。

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 石灯籠なのですが、ちょっとあまり見ない(私には)形です。 農村の古い家屋を模した『小屋棒(こやぼう)』と呼ばれるものです。 この小屋棒に対しては意外と情報が少なく、名前の由来や歴史などが今一つわかりません。

 何か資料があれば知りたいです。

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 なんとなく和モダンな雰囲気がするアイテム・・・。 といっても欲しいわけではありませんが、ちょっと気になった石灯籠でした。

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 ついでに・・・、といっちゃあ何ですが、小屋棒の隣には筧(かけい・かけひ)が。 水を流す樋であり、本来は竹で作るので多分緑色に塗装してあったものと思われます。

 石灯籠も筧も、もともとは実用的(石灯籠は照明)な道具だったでしょうが、庭園や茶庭の風情として設置されてきたのですね。 ただ、私の記憶では茶庭(露地)としては、蹲踞(つくばい)に水を落とす筧は用いられなかったような。

 そもそも手を清めるための蹲踞には、茶会に招く主人が予め水を汲み溜めておくもの。 筧を使って自動的?に水を流すものではないということです。

 水が流れっぱなしでは排水が必要になるし、自然浸透で水を落とすその音を水琴窟などで楽しむには、連続する流れなどいらんということでしょうか。

 違ってたらスマンのうですが、和を演出するアイテムをただ所せましと並べているだけに思える『なーんちゃって日本庭園』ではなく、美しくデザインされた本物の茶庭(露地)を散策してみたいものですな。

 

 【タロジンと魔法のランタン その3】

 ちょっとずつ作業しているランタン作り。

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 LED部分を切り抜き、やすりで滑らかな円形に整えます。 うん、ちょうどいい感じに収まってくれました。

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 台に取り付ける足をどうしようかと考えていると、目に入ったのは金属製のフック。 これを取り付ければ雰囲気良さそうです。

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 台の塗料も買ってきました。 塗装方面ではちょっとしたブームとなっている、ターナーのアイアンペイント。 塗れば金属のような質感になるというので気になり、今回これを使ってみることにしました。

 色はアイアンブラックとアンティークブロンズの二種類。 アンティークな鉄さび風味を作りだす組み合わせ(のはず)。 さて、どんな仕上がりになるでしょうか?

 今回はここまで。 なかなか進まないなあ・・・。

 

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