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2021年12月31日 (金)

あっという間に大晦日・・・

 やりたかったことをいろいろやったつもりだけど、それでもやれなかったことがたくさん。 (何のこっちゃ!)

 

 今年最後に門松を作る予定でしたが、わやわやしていて間に合いませんでした。 仕方ないので31日に、と思いましたが一夜飾りになるし、それより寒くていまひとつというのが本音かな?

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 なので門松作りの記事を・・・がなりませんでしたので、今年の『きまぐれプラネタリウム』はこれで締めとなります。 訪れてくださった皆様に感謝を込めてメリー・クリ・・・、ではなくて、よいお年をお迎えください。

 (元旦早々記事を上げるつもりですので、コメント欄はありません)

 

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2021年12月29日 (水)

大カンパはハンパない

 芯まで冷える寒さとはこのことですね。 数年に一度の大寒波だそうで、各地で大雪のニュースが連日流れています。

 ここは周囲の高い山の影響か、まだ目立った雪は降っていません。 でも、油断は禁物。 いつぞやの『バレンタイン豪雪』ように一気に130cmも積もって交通が麻痺するなんてことが、再び起こらないとも限りません。

 会社に一泊しましたが、もちろん寝具等もなく寒くて悪夢のような体験でした。

 

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 上空に強い風があると、富士山の山頂からもうもうと雲が沸き上がります。 これは早朝なのでまだ雲の量が少ないけれど、そのうち噴火のように見えてくるでしょう。

 富士山はやはり自然の天気予報官、空が荒れているという目印なのですね。

 

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 早朝のわんちゃんの散歩も寒くてツラい・・・。 とにかく手が冷たくて、すぐに感覚がなくなります。

 普段はファンヒーターの前でぬくぬくしているわんちゃんですが、散歩だけはどんなに寒くても元気に出かけます。 やはり、わんちゃんは寒さが似合う?

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 しかし、家に戻ってからはファンヒーターの番をするか、暖房が点いていない時はキッチンの陽だまりでぐーすか。

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 日差しが心地よく差す頃に玄関先に出て日向ぼっこ。 またそこでぐーすか。 幸せだねえ・・・。

 

 【庭師たろ再び・・・】

 ようやく自分の家の庭の手入れに入りました。 

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 朝のうちは刈り込みなど、体の温まる作業から。 刈り込み鋏でチョキチョキと。 時間が限られるよそ様の庭の手入れでは、効率を考えバリカンなどの機械を優先的に使いますが、追われることのない自分ちの庭はハサミのみです。

 というか、植木関係のハサミは日常手にするものではないこともあり、こういう機会に積極的に使っていかないと《感覚が鈍る=腕が落ちる》からねえ。

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 あら、富士山の頭からの雲が多くなってきました。 風が強くなってきたのでしょう。

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 これは私の『腰のもの』 植木鋏、剪定鋏、折りたたみ鋸の3セットです。 鋸はともかく、ハサミはいつもピカピカのギラギラに研いであります。 切れ味を見るには、ビニールひもを切ってみるとよく分かります。 ホントに切れるハサミは、スパスパ切断できるのですな。

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 んで、松の手入れ。

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 脚立のみではテンパ(てっぺん)に寄れないので、板を渡して足場とします。 少し揺れてこえ~!

 

 この松は、義父が植えたものでもう何歳なんでしょうねえ? 以前はもっと大きくて手入れが困難だったので、高さを1mほど下げ、枝も落としてスリムに。

 形は随分変わってカッコ悪くなってしまいましたが、まあそのうちよくなるだろうと思っています。 (なかなかなりませんね・・・(;'∀') でも、松の手入れの練習台として貢献してくれましたな。

 まだ私が庭木の手入れなど興味がなかった頃、義父がよく上って手入れをしていました。 義父が亡くなり、それから徐々に荒れていく庭木を見ていて一念発起。 見よう見まねで始めたのです。

 あれからずいぶん経ちますが、今では曲がりなりにも植木屋さんのお手伝いができるようになったので、物事は実際にやってみるもんですね。

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 しかし寒~い。 うちの辺りは、冬は午後2時前に日が落ちてしまう『半日村』でございます。 お日様が山陰に隠れた途端に、南極物語になってしまいました。

 今日は植木屋さんは店仕舞い。 自分ちだから根性無しでいいんです。

 

 《ちょっと小話》 植木屋さんのお手伝いで、よそ様の庭を『なーんちゃって日本庭園』などいくぶん揶揄してしまいましたが、我が家の庭を見れば・・・。 松はあるし、チャボヒバはあるし、マメツゲはあるしのやっぱり『なーんちゃって日本庭園もどき』なのでした。

 義父が亡くなってから少しずつ庭も変えていこうと思い、石をどかし、邪魔なマメツゲを切ったところ・・・。 『おじいさんの木を切っちゃっとー!』と存命の義母に言われてしまいました。

 『(こりゃ、変えられんわ・・・)』 はあ・・・。

 ということで、結局『なーんちゃって日本庭園もどき』のままなのでありました。

 

 ・・・で、翌日。

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 やはり、暖かいお天道様の下で外作業はするもんですね。

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 よっし、終わった~。 もう一本小さめの松がありますが、そちらはすぐに仕上がるかな?

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 レッドロビンの生垣もぼうぼうです。 普段からこまめに手入れをしておけばいいのでしょうけど、どうしてもこの時期になってしまいます。 仕方ないやね。

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 夕方までかかってようやく完了。 ふい~、くたびれた。 でも、これでキレイな庭でお正月を迎えられますな。

 

 【初日の出、動画撮影計画】

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 私の冬の起床時刻は6:00。 まずは窓から富士山を確認します。 ちょうど空が明るくなる頃合いなので、空の様子が良ければカメラを持ち出します。

 初日の出を撮影する予定なのですが、晴れてくれるかな? 令和4年の初日の出と、今まで撮りためた富士山のタイムラプス動画を新年早々YouTubeにアップしようと思っています。

 期待するほどのものではありませんけど・・・。   

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2021年12月25日 (土)

残りわずかに・・・

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 いろいろあった令和3年も、残りわずかとなりました。 日頃からあれもやろう、これもやろうと思っていたことのいくつかは、結局やり残しになっちゃった。 毎年この時期は、そんな感じです。

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 しかし冬は、朝の景色が美しい・・・。 とはいっても、日の出が遅いので目にする機会が多いということですな。

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 早起きは、やはり得がいっぱいということで。

 

 【庭を思う】

 植木屋さんのお手伝いもまだあります。 忙しい時期でもあるし、日本庭園風の庭に必須の松の手入れのできる人が少ないとのこと。 助っ人を頼むのもいいけれど、わっちもちょっとお疲れでごんすなのですぞ。

 これまで何軒かの『なーんちゃって日本庭園』?を見てきたけれど、ちょっと思うことがあります。 それは、どこも庭木がもりもり元気だってところが少ないということ。

 あちこちと枯れ枝が目立つし、色がわるいし、病気にかかっているのもあるしでなんだかなー。

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 この赤松なんかは、枯れがヒドい。 うーん、枝を調べてみると、完全には枯死してないけど復活は難しそうです。 松は『マツノザイセンチュウ』が脅威ですが、この庭で枯れているのは松ばかりではありません。

 みんなの雑談の中で導かれたのは『庭が老いている』のではないかということ。 昭和、高度成長期時代。 念願の庭付きマイホームを手に入れて、誰もが作ったのが日本庭園(風)。

 石を積み、松ほか定番の木々を植え、凝れば枯山水やホントの池の『なーんちゃって日本庭園』を眺めて縁側でお茶でもすする。 それが当時の高級庶民?のステータスだったのでしょう。

 

 さて、基本に戻って剪定とは何か?

 自論ですが、

 ①樹木はそれぞれの大きさになろうとするので、成長をコントロールすること

 ②美しい形を維持すること

 ですかね。

 でも樹木にとっては、伸びようとすれば切られることを繰り返されること。 若く元気なうちは頑張ってまた伸びよう伸びようと威勢がいいけれど、年数を重ねるうちにダメージが大きくなってきてしまいます。

 木も生物である以上寿命があるので、昭和の頃の庭木は寿命が近づいてきていてそのダメージが一気に表面化するのではないかということです。 

 まあ、夏が暑すぎとか気候の関係もあるだろうけれど、『老庭論』は説得力あるかも。 また、老いたのは庭ばかりか家人も老いてきているので、合わせ技でさらに寂寥感が増すこととなります。

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 お約束の石灯籠もあります。 言っちゃあなんですが、ほんと手入れに邪魔な存在です。 脚立を立てようとすると、足を置く場所にピンポイントで置いてあるなんてこと多々あります。 うっかり倒しても大変なので、困ること請け合い。

 しっかり計算された『露地』なら良い『景(けい)』になるけれど、たいていただ置いてあるんですなあ。 石灯籠にも様々な様式があって、これは自然石を利用した『邪魔灯籠』・・・でなくて『山灯籠』というジャンルでは?

 あ、いかんいかん。 老庭だの、邪魔灯籠などネガティブな発言になってしまいましたな。 いやはや・・・。

 

 しかし、こうしてよそ様の庭を見るのは面白い発見があるのも事実です。

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 ころころと丸い実。 おんや、これは『スズメウリ』では? 一般的には雑草に分類されていそうですが、この実が可愛いので鑑賞されることもあるそうな。

 もらっていって蒔いてみよう。

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 ツツジの根元から転がり出たもの。 もしかして『オニフスベ』? でっかいボールのようなキノコで、今の時期ではもうボロボロです。

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 ぶわわ! たくさんの胞子。 キツネノチャブクロなどのホコリタケ同様に、体によくなさそう。 いやあオモロイ。

 

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 冬に剪定をしているとよくあること。 小鳥が寄ってくるのです。

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 ジョウビタキ(♀)ですね。 木を切ると虫が飛び出してくるのか、何かを狙って触れられるほど近くにきます。

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 コンデジで目いっぱい寄りましたが逃げません。 ふぉふぉふぉ、これは愉快。

 

 今度の土日はともかく、来週休みに入ってからは自分のことをしたいのでもう植木屋さんの手伝いは断るつもりです。 よそ様の庭をキレイにしてばかりで、自分ちがぼうぼうではかっちょ悪いでしょ。

 

 なんやかやで、あっという間に夕暮れ。 年が終わるのも、一日が終わるのも早いや。

 

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2021年12月17日 (金)

ふたご座流星群 -YouTube動画編-

 天空を賑わした、ふたご座流星群。 タイムラプス撮影をしましたが、もたもたしてるとすぐにオワコンになってしまいますので急いで編集いたしました。

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 タイムラプス動画は早送り状態なので、流星は一瞬しか写っていません。 目を離さずに見ていないと見逃してしまいますよ^^

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 今年のふたご座流星群は、月が前半過ぎまで上っているなどベストな観察コンディションではありませんでした。 それでも、宇宙の神秘を垣間見せてくれたことに感謝です。

 

 では、YouTubeにアップしましたので、よろしかったらご覧ください。

 

 

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2021年12月15日 (水)

ふたご座流星群 -魅惑的な天文現象-

 12月の天体ショー、恒例の『ふたご座流星群』 毎年安定した出現数を誇るのですが、今年は月明りがあって条件はちょっと悪しです。

 月が隠れる深夜からを狙ってカメラを持ち出しましたが、いかんせん寒い・・・。

 徹夜はさすがに体に悪いので、早めに寝て午前2時に目覚ましをセット。 月が沈んでいる頃合いに起き出し、寝ぼけまなこで着替え。 しかし、こんなに着込むのは普段あまりないかも。 シルエット的にはスノーマン(アニメの方)でしょうかね。

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 今年は、タイムラプスで撮影して動画に仕上げるという方法にしました。 全枚数を比較明合成するとこんな写真になり、流星の個数及び位置も把握しやすくなります。

 画面が暗いので、できるだけ周囲を暗くしてご覧ください。

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 でっかい見事な流星は、不思議とカメラを向けた方向には現れず(こういうのお約束?)なかなか難しいものです。 それでもいくつか写し込むことができました。

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 1日目(13日~14日)はよく晴れ、星がお赤飯の黒ゴマのような密度です。 オリオン座が目立っていたので、画面に入るよう撮影しました。

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 この流星、拡大してみるとうまい具合に色が付いとる。 なかなか雰囲気よろしですな。

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 一つだけでっかいのが写ってたけど、惜しい、画面に入りきりませんでした。 

 ただタイムラプス動画にしてみると、早送りの状態になるので流星の姿はほんの一瞬です。 ほんとは4K動画あたりで撮りたいけれどねえ。

 

 2日目(14日~15日)は、雲が多く観察には不向きな空模様。 うーん、こういうときって湿度が高いから、気温低下と共にレンズが曇ってしまう確率高しです。 冷え切った器材に結露してしまうのですね。

 レンズヒーターなるものが販売されているのですが、もちろん所持してません。 あ、やっぱりレンズ(正確には保護フィルター?)曇ってる! こりゃあダメだ。 これ以上の撮影はムダです。

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 レンズが曇る前までの写真を調べると、わずかに流星の痕跡。 やはり、なかなかでっかく生きの良い流星は写らないですなあ・・・。

 

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 これは初日の日の出。 2日目に富士山と流星を絡めた動画を撮る予定でしたが、その日は曇り・・・。 ああ、計画通りにいかないのが自然現象です。

 また一年後のお楽しみということですね。

 

 なお、動画はYouTubeにアップする予定ですが、なかなか編集作業のまとまった時間がとれないな・・・^^;

 

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2021年12月12日 (日)

いろいろあります12月

 【レナード彗星後日談】

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 未明の空に浮かぶレナード彗星。

 光度を上げて見やすくなる・・・予定でしたが、軌道が低めでここからでは街の灯があるという条件。 探しているうちに空が明るくなってしまい、結局まともに写すことができませんでした。

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 富士山と絡めて彗星を撮るというプランは、やはり無理があったなあ・・・。 ま、ステキな夜明けを見ることができただけでもヨシとしましょう。

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 朝の5時台でも、五合目だと思われる場所が明るくなってます。 登山シーズン中では、条件が良ければここから山頂を目指す登山者の懐中電灯の光が見えるのだけど、さすがに今は冬。

 

 私の家からは、周囲の山々などの影響で高度の低いレナード彗星は、12日をもって観察ができなくなりました。 来年は、キレイな尾を引く様子がばっちり観察できる彗星が現れることを期待したいな。

 

 【来年こそは・・・】

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 土曜日はようやく自分の時間がとれたので、果樹の手入れを行いました。 ま、果樹といっても趣味で植えたものばかりでたいしたモノはありません。

 桃(白鳳、蟠桃)・スモモ(貴陽)・梅・ビワ・トゲなしユズ・アンズ・ブルーベリーなどですか。 ただ、生食系はいつも猿やカラスにやられてしまって、なかなか口にすることができません。

 でも手入れをしないと木がぐんぐん成長してしまうので、剪定は欠かせないのです。 まあ手をかける限りは、いつかたらふく味わいたいものだと思います。

 

 【ユリウス・カエ猿 登場】

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 ずわわ~。 人が一生懸命働いている横で、野菜や果樹の強奪軍団を束ねる存在、猿のボスが登場。 体の大きさからいって、『ユリウス・カエ猿』でしょう。

 写真では、赤いお尻しか撮れていませんが、決して走ることなく悠々と去っていきます。

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 夜は夜で、山道の方は鹿が邪魔をします。 うーん、やはりここの『猿の惑星』化は、早い気がするなあ・・・。

 

 【自分ちのが、なかなかできないよう】

 『おーい、手伝い頼むよ』

 『ん、んん。 ・・・いつで?』

 いつもお手伝いをしている植木屋さんとは別件で、知人のOちゃんの知り合いの家の庭の手入れ。 Oちゃんの頼みでは、断れんな。

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 ぱっと見、2人で1日半はかかる庭なんで、端からがんがんどんどん刈っていきます。 左から、シラカシ、ミネゾウ(イチイ)、八重のツバキ、キンモクセイ。

 そのうち、すすす・・・と奥さんが出てきて、裏庭にあるやつも頼むよというので見て見たら。 でっかいコニファー・・・ゴールドクレストか。

 うーん、これじゃあ2日はかかるよ。 それは来週ね。

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 ちょっと難物もありました。 巨大なキンモクセイ。 外の道路(結構な坂道)から12尺の脚立を立ててもギリギリ天端に届くかどうか・・・。

 車もちょいちょい通るので、引っかけられてもかなわんなあ。 それに下が土だと安心感があるのですが、コンクリート、アスファルトは結構脚立が動く(ずるっと滑る)のですな。

 車を気にしながらもなんとか刈り込みが終わりました。 来年も頼まれたときのために、こっそり80cmは低くしておきましたぞ^^;

 

 しかし、自分ちの庭木の手入れがちっともできん。 こう、休日にいろいろあっては、とても年内にはできそうもないなあ・・・。 まあ、声がかかるのはいいこと、忙しいなどとは言ってはいられませんね。

 『忙しい=ネガティブな状況』だもんね。 『忙しいからできない』『忙しくてやってられない』など否定に繋がります。 自分の好きなことは時間を割いてもやっていて、忙しくてできないなんて言わないものね。

 ・・・と思いつつも、することいっぱいあるなあと、ちょっとため息をつくのでありました。

 

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 帰ってから、しばしわんちゃんと戯れます。 ほんと、お前はカワイイな・・・。 でも、早く布団を敷きたいのだけど・・・。

 

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2021年12月 9日 (木)

Village of the Apes -猿の村-

 『キョエ~! キキャキャキャ・・・』

 『キャキ~! クワーィ』

 どこか遠い惑星の夜明けを思わせる、怪しげな鳴き声。 ああ、今日もまた来てる・・・。

 

 このところ毎朝、猿が賑やか。 山に食べ物が少なくなってきたのでしょう、村の周辺に出勤してくるようになりました。 人間より一足早く、GoToキャンペーンなのかもしれません。

 猿の気配を察知してわんちゃんが吠える吠える。 歩き回る、走り回る、寝てられない! やめて~!

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 猿を追い払うべく、山の方に向かいます。 でも、わんちゃんは今度はだんまり。 少しは吠えんかい! 猿を追い払ってくれ。 まったく家の中ではワンワン鳴くくせに、あまりに内弁慶じゃあありませんか。

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 とりあえず人の姿を見て、退散していきました。 しかし、女性などが分かるのでしょうか? カミさんが犬を連れていても、猿は逃げずに木を揺すって威嚇してくるそうです。

 あんたら、ナメられているんだゾ。

 しかし、村の人口より猿の方がずっと多いので、そのうち住民が猿と入れ替わる日も遠くなさそうですな。

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 ふと裏山を見上げると、雪が積もっていました。 いやあ、寒いわけだ。

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 相変わらずファンヒーターの番をしています。 あまりに近くに寄るので、ストーブガードを付けました。 人間のベビー用のやつなんだけど、まあ君も同じようなもんか。

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 ファンヒーターを消すと、今度はお気に入りのクッションの中。 気が付けは寝てばかりいるな。

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 ブラシでとかしたら、毛が抜ける抜ける。 換毛期なので、あっというまにこの量です。 畳の上でブラシを使うなんてと親分が怒るので、急いで片付けて掃除機もかけて証拠隠滅じゃあ。

 

 【月と惑星接近】

 このところ、月と惑星の接近ブームです。 7日は月と金星が接近しましたがあいにくの雨。 そして9日は木星との接近です。

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 金星、土星、木星と同じような間隔で並んでいるんだけれど、私がカメラを持ち出した頃には金星は山陰に沈んでしまっていました。

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 土星も山陰に隠れるところです。 海王星もあるけれど、肉眼ではまず見えません。

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 おや? 何だこれ? 何か別のもの・・・惑星が写ってる?

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 おお、縞模様もくっきりと・・・。 新惑星じゃあ!

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 ・・・なんのことはありません。 レンズのゴーストでありました。 な~んだ、つまらん。

 ゴーストとは、光源がレンズ内で反射して、丸・楕円や絞りの形状に光が写り込むという現象です。 決してなんたらのありがたいお姿ではありませんので、あしからずです。

 今年の天文現象で空を見上げるのも、増光中のレナード彗星、14日前後のふたご座流星群、そして年末の火星とさそり座のアンタレスの接近くらいかな?

 下ばかり向いているのも首が凝るし、かといって上ばかり向いていてもやはり首が凝るし・・・。 人間しっかり前を向いて歩くのがいいんだろうけれど、それって結構気合いいるよね。

 

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2021年12月 5日 (日)

レナード彗星をキャッチせよ!

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 さ、さむ~い! 明け方の空気は肌に突き刺さるほどにトゲがあります。 たくさん着込んで外にでましたが、手袋はカメラの操作が思うようにできないので素手。 だんだんと感覚がなくなっていきます。

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 こっち方面は街の灯があるし(光害だねえ)、あんま目立つ星座もないので恒星を目印にするんだけどよく分かりません。 また、レナード彗星もかなり暗いので、ひとまず撮影して拡大確認して位置合わせを繰り返す、という手法になりそうです。 これって、結構大変(-_-;)

 けれどレナード彗星は一定周期で巡ってくる周期彗星ではなく、二度と見ることはありません。 なので、ぜひ捉えたいな。

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 お、ぼやっとグリーンの天体。 これじゃないかな? ・・・うん、これだこれだ。

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 小さいしダイナミックな尾も引いてないけど、この色は美しいぞ。 小粒でもキラリと光る、夜空の宝石ペリドット。

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 シャッタースピードを遅くすれば星が流れて写ってしまうが、色は分かりやすいかも。 星を追跡してくれる赤道義などのシステムが欲しいなあ。

 あと一週間ほどで、ここからは観察できなくなるレナード彗星。 まだ明るくなるということなので、もう少し追ってみたいと思います。

 

 【りすのこみちの修復】

 凍結してしまうため、12月より一部施設を閉鎖するキャンプ場。 土曜日はその作業で、今年最後のお手伝いに行ってきました^^; 炊事場の清掃や後片付け、水道の元栓締めなどのあとは、案内板の修復。

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 寒さのせい?なのか、ボルトがボキボキ折れてしまい、脱落してしまったものもあります。 強度アップのボルトで締め直し。

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 ちょっぴり寒いけれど、やはり山道は気持ちいーなー。

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 遊歩道を抜けると湖に出ます。 さっそく白鳥が寄ってきました。

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 すまんのう、食べ物は持ってないんじゃよ。

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 『まあ、草でも食いねえ。 いいか、噛むなよ、噛むなよ。 ぜったいに噛むなよ・・・』 ガブッ! お約束、指の方を噛まれた。 いってえ~! (ダチョウ俱楽部ならぬ、ハクチョウ倶楽部)

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 普段は優雅に湖に浮かんでいるからよく見えないけれど、水かきって結構がっちりしてる? なるほど、これなら早く泳げそう・・・。

 

 【ファンヒーターの番犬】

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 ぬくぬくワンちゃん。 今夜も番してくれてありがとう。 しかし、そんなに近くて暑くないのかな?

 

 

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2021年12月 2日 (木)

気分はヒマラヤ・・・?

 朝晩のかっちりと冷却された空気は、透明感を感じて決してキライではないのですが、いかんせん寒いのは苦手かなあ。 朝、車のフロントガラスが凍り付いているのを間際に気が付いて、即スタートができないのもツラい・・・。

 なのに日中はポカポカなので、余計寒く感じるのでしょう。

 いやいや、ここで寒い寒いなんて言っていてはいかんな。 富士山・・・いや、ヒマラヤはもっと寒いぞ。 などと、つい脈略のないことを考えてしまいます。

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 ヒマラヤ繋がり?で、ヒマラヤスギの写真などを・・・。 植木屋さんの手伝いなどでいろんな庭木に出会えますが、このヒマヤラスギはよく見かける方かも。

 人気だった時期があるのでしょうね。 でも、かなり大きくなる木なので(20mくらい?)手入れに難儀するし、放置して巨大化すれば手が付けられなくなってしまいます。

 確かに葉の色が青白く美しいとは思うけれど、チクチクして痛いのはいかんですね。

 チクチク繋がりで・・・。

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 ネズミサシ(鼠刺し)なんてのもあります。 この見るからに鋭い葉を、ネズミの通る通路に置いてネズミ除けとしたことが名前の由来だそうな。 若葉はともかく、成長した葉はマジ痛いヨ。

 ネズミばかりでなく、ヒトサシ(人刺し)じゃあ。 これキラ~イ。 木材としての価値が高いこともあるけれど、一般家庭で植えられているのは、魔除けの意味もあるんじゃないかと推察されます。

 古来から、人間は縁起を担ぐことが多かったですからねえ。 例えば縁起が良いとされる樹木は・・・。

 ・ナンテン(南天) 『難を転じる』

 ・ヒイラギ(柊) 『魔除け』節分で有名ですね。

 ・センリョウ(千両)・マンリョウ(万両) 漢字名の通り、『金運』

 まだ、たくさんありますが、ポピュラーなものを・・・。

 ネズミサシが魔除けというのは自論ですが、刺さった時のこの痛さは鬼も逃げていくことでしょうから。

 

 針葉樹・・・、いわゆるコニファーなどは、クリスマスツリーの意味合いもあってこの時期出回ります。 でも、鉢植えで楽しむくらいにして、庭に地植えしない方がいいでしょう。

 手入れができるうちはいいのですが、どんどん大きくなってあとが困ります。 高齢で手入れができなくなったり、そもそも放置してあったりで、結局『切っちゃってくれー!』という方が圧倒的多数です。

 今の方は、樹木ごっちゃ、石・岩ごっちゃの『なんちゃって日本庭園』なんてものは造らないでしょうが、シンボルツリーくらいは植えるかな?

 ま、シンボルツリーも良く調べ、樹高の把握や手入れの簡単な樹木を選択すべきです。 植木屋さんは高齢化、後継者なしのため急激な人手不足に陥っています。 私のお手伝いのところも手が回らず、新規のお客さんは断っているそうですよ。

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 おや、こんなのも。 『クコ』ではないかいな。 最近見ることがなかったけれど、こんなところで見つけた。 食用・薬用など有用な植物で、乾燥した実(ドライフルーツ)なんかで目にすることが多いと思います。

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 実を半分に切ったところ。 味は・・・、一言で『あまーいホオズキ』じゃあ。 ホオズキの実で笛を作った経験がある方にはお分かりの、あの粒々の種がギッシリの食感に、プラス甘味。

 昔のこどものおやつになったのではないでしょうか。

 

 【彗星を探せ!】

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 『レナード彗星』が今、熱い! と、思っているのは私だけ? 未明から明け方の東の空に見える・・・はず・・・なんだけど、よく分からん。

本日(2日)、朝4時に起きる予定が寝坊して、5時になってしまいました。 月も一緒に上っていて空も明るい。

 レナード彗星は、これからどんどん増光して最高4等星台になると予測されている今年最後の彗星。 寒いし眠いけれど、一目見ておきたい天体ショーです。

 12日が地球に最接近なんだけど、私のところからは地平に沈んでしまって見えません。 16日頃からは夕刻に見られるようになるけど高度が低く、山に隠れて見えません。

 なので、11日の明け方までが私にとって最後のチャンスです。 今日はプレビューのつもりで、空にカメラを向けてみました。 捉えられたら、掲載いたしましょう^^

 (写真は、レナード彗星のある位置は写っていません。 月のもっと上の方にあったはずです)

 

 【行ってきます、おやすみなさい】

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 甲州百目という大型の渋柿をいただいたので、干し柿にするべく吊るしております。 しかし、失敗したかも。 火曜日の夜に天気が荒れ激しい雨が降ったのだけど、軒下まで吹き込み柿が濡れてしまいました。

 おまけに水曜日は気持ちの悪いほどの気温の高さ。 水分は干し柿の大敵、カビてしまうかもしれません。 天日で作る難しさでもありますな。

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 朝、出かけるときには窓の向こうに顔を出してきます。 行っちゃうの?と言いたげな視線に『行ってきまーす』 お留守番頼んだよ。

帰ってからは、毎晩追いかけっこで遊び、疲れると私の布団に寝転びます。

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 今夜は特別、布団をかけちゃう。

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 ぬくぬくして出てきません。

 近所のワンちゃんは、この寒空の下で震えているんだぞ。 君は村一番の幸せ者(犬)だぞ、感謝せい! 過保護とは思いつつ、つい可愛がってしまうのでありました。

 

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