干し柿の花を咲かせませう
【干し柿の花を咲かせませう】
爽やかな青い空に似合うのは・・・オレンジ色(柿色?)の柿の実。 たくさんなってるなってる。 でも、地域によって豊作・不作の差が大きいようで、うちの近所は大不作。
渋柿ちょ~だい、と言うこともできないほど少ない実りです。 じゃあ、この鈴なりの柿はどこなん?
果樹農家の柿畑なのでした。 やっぱり、今秋も『手伝ってくんろ~!』と連絡が入りました。 あはは・・・、うれしいような、ちょっぴり困るような。
出来は去年並みかな? 果物に限らず木々の実りなどは成り年、不成り年があって、ある周期(1年おきなど)で繰り返すのが自然の営み。 でも、適切な剪定・管理で毎年一定の量を確保する事が可能なのですな。
でないと、果樹等で収入を得ている農家は困ってしまいます。 こうした技術というか、栽培のノウハウは素晴らしい。
植木屋さんの手伝いもありましたが、ここの果樹農家は春のサクランボから始まり、桃、そして柿やらと季節を通して懇意にしておりますのでプライオリティが高いのです^^;
まあ、干し柿作りの手伝いはひと月程度、植木屋さんは来年の3月までなんで、期間の短いものを優先した次第です。 あ、キャンプ場の管理人のバイトもありましたが、休めたらねという事で・・・。 (あー、体がいくつも欲しいや)
干し柿作りのお手伝いは、主に収穫と皮むき。 毎度のことながら、たくさんの柿がぶら下がる光景はみごとですな。
皮むきは機械がやりますので、私は柿をセットするだけ。 吸盤にくっ付けると、内部が真空となり柿を吸着し固定します。
ひとつ6,7秒というところでしょうか? むき終わると真空状態が解け落下するので受け止め、むき残しをチェックしてコンテナに収めます。 私のバイトは8:30~16:00までですが、むく柿の数は一日平均1,200~1,300個くらいかな。
女性陣がクリップで柿を挟み、吊るしていきます。 『枯れ木に花を咲かせませう』ならぬ『干し柿の花を咲かせませう』なのです。
【山柿も吊るせ】
干し柿作りのお手伝いをしていて思い出しました。 『山柿の小道』の柿も実っている頃です。 ラピュ田へと続くこの小道は、稲作が終わってあまり通らなくなってしまったので忘れてました。
小さいけれど、この山柿で作った干し柿は結構美味しいのです。
あまり豊作とは言えないけど、猿たちにも残しておいてあげよう。 みんな収穫してしまうと、腹いせに畑の作物を荒らされても困るからなあ・・・。
うにゅ? 既に歯形が・・・。 猿め、もう狙っていたんだな。 でも、渋くて諦めたようです。 うーん、味の分かる男・・・じゃあない、猿ですね。
ちっちゃいので、皮をむくのに手がかかります。 ふー、機械が欲しい・・・っていってもこんな小さい柿では使えないね。
消毒として熱湯にささっとくぐらせ、ホワイトリカーにも浸しました。 殺菌はどちらか一方の方法でよいみたいですが、念を入れてダブル殺菌じゃ。
こうしてハンガーに吊るしておけば、簡単に適切な場所に干すことができます。 『早く美味しくな~れ! 萌え萌えキュ~ン♡』(メイド喫茶か! ・・・って、コロナ禍の影響でどうなっているんだろ?)
【森の忍者はご健在】
さてさて、なんか久しぶりとなってしまった野生動物観察。 稲作も終わり、ちと余裕もできた(バイトの帰りも早い)ので、山の方に行ってきました。
ムササビが住んでいた幹の穴。 まだいるんかいな?
辺りが夕闇に包まれる頃、ひょこんと顔を出してくれました。 ん? いつぞやのムサちゃんとは違うような・・・。 でも、顔が似てる・・・というか区別がつきませんが、何となくそう思いました。
動画にすると、やはり解像度が下がるなあ・・・。 こう暗いとその差が顕著です。
また、解像度だけで比較すると、静止画(スチル)の画素数と動画の画素数はかなり違うもんね。
動画は4Kでも3,840×2,160で約800万画素。 2,000~4,000万画素クラスがスタンダードのミラーレスカメラの静止画からいけば、かなりの低画素。 それでも動画となればかなりのデータ量なので、編集にはパソコンもハイスペックが求められます。
私のPCはそんなにハイスペックでないので、動画は1,920×1,080万画素のHD(フルハイビジョン)、つまり約200万画素で撮っています。 さらに低画質になるのは仕方ないですね。 それでも、動画編集処理の内容によってはカクカクしたり処理が止まってしまいます。
現在、ミラーレスカメラで撮れる動画は8Kなんてのもあります(キャノンEOS R5:ソニー α1など)が、カメラ本体が非常に高価なばかりでなく、データを処理するPCにも大金をかけなければなりません。
のめり込むにはオトロシイ世界でもありますな。
ま、いくら高価なカメラも所持していても、撮る内容がショボイのでは何にもなりません。 今持っている器材で、なんとか工夫してよい動画を撮っていきたいと思います。


















































































