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2021年8月28日 (土)

Smooth Mowing

 【草刈りボランティア】

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 8月もそろそろ終わり・・・。 真夏が戻ってきたような暑さの中、実った稲穂が頭を垂れています。

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 9月の頭には稲刈りになりそうと踏んでいましたが、長雨続きとなったので成長が緩和され、もう少し先になるでしょう。 それでも、9月中頃でしょうかねえ?

 

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 恒例の草刈りボランティア。 年に数回、地元のメンバーで休耕地等の草刈りをしているのです。 この写真の左奥のグリーンのウエアの女性と、手前のおっちゃんは、田舎暮らしなんたらでTVの取材を受けていつぞや放送されました。 (人生の楽園・日本テレビ)

 しかし、私には取材がこな~い。 なんで~? こんなむさいおっちゃんより私の方が絵になるんだけどなあ・・・。 くっそー、腹いせに湯呑み茶碗で水を飲んでやったい!

 

 【トロピックタイム】

 さてさて、我が家の南国フルーツ『ジャボチカバ』、食べごろとなりました。

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 摩訶不思議な光景でもあります。 原産地では、見上げるような大木にこのような実がギッシリ実ると思うと、ちょいグロテスクのような・・・。

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 氷を一片添えて、冷やして食べてみます。

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 果肉は柔らかく、とろけそうな感じ。 思ったより甘く、ブドウにライチとグラニュー糖を加えたようなトロピカルな味です。 しかし種が大きく、そしてその種にねっとりまとわりつく果肉の部分が意外と多いので、実際に食せる部分は少ないかも?

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 キレイにして種だけにしてみました。

 ま、ジャボチカバはたくさん食べられるものではない(好きな人は好きかも)ので、南国の風を感じるための自己満足的なフルーツであるでしょうか。

 

 【Smooth Mowing】

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 ここは、果樹を植えてある畑。 くう・・・、前回の草刈り&耕運からまだ1か月ほどなのに、もうこんなに雑草が生えてる。 降り続いた雨で、雑草だけはパワーをもらったようです。

 刈払機で短く刈ってから耕運するのが、一番見た目がキレイです。 とはいっても手間がかかる作業ですがね。

 

 ふと、麦わら帽子を被った自分の影が道路に映るのを見たら、お、我ながらなんかカッチョいいじゃん!

 脳裏を、マイ〇ル・ジャクソンの『Smooth Criminal』が流れました。 ♪ジャン! ジャカジャカジャンジャン! ジャカジャンジャンジャン・・・。

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 田イケルだー!

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 ダンスしながらの草刈り、『Smooth Mowing』だい! ♪ズンダカ、ズッダン、ズリズリど~ん! 『ポウ!』

 

 ふー、余計な事をして疲れた・・・。

 

 【雑草でも・・・】

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 田んぼの雑草とされていても、花がキレイだなあと思う植物のひとつ『コナギ』。 ミズアオイの仲間で薄紫がとってもキュート・・・。 これからが花のピークのようで、蕾があちこちに膨らんでいます。

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 ただ、雑草に情けをかけると、恩返しにびっしり蔓延ってくれますからなあ。 可哀そうだけど成敗!

 

 【よじ登り~の】

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 暑さが戻り、うつらうつらばかりしているわんちゃん。 この冷感クッションがお気に入りで(周囲の高さがいいのでしょう)、よく収まっています。

 でも、夏の終わりを惜しむかのように近くで花火が鳴ると一変・・・。

 ゼイゼイハアハア・・・。 人が近くにいるとよじ登ってきます。

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 そんなに怖がらないでもいいのになあ。 ビビリで困りもののわんちゃんでございます。

 

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2021年8月21日 (土)

暑さ戻る・・・

 雨ばかり続いていましたが、ようやく元気な太陽が顔を出しました。 途端に気温がググっと上昇して暑いこと(;'∀') まあ、これが普通の8月なんでしょうね。 でも天気が悪かった分、気温的には過ごしやすかった体にこりゃキツいや。

 とはいうものの空はまだ不安定で、かーっと晴れていたかと思うと、いきなり雨。 なんじゃこりゃあの毎日です。

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 【田んぼ男子2】

 ようやく晴れたので、田んぼのヒエ抜きを始めました。 まあ、丁寧な人は雨の中でもカッパを着て雑草抜きをします(今はそんな人は僅少)が、私はヤなこったい! さすがに、雨の中ではいつもの元気がでないのですよ。

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 しっかし、なんだこのヒエの量は・・・。 去年の抜き忘れの種が残って拡散したのでしょうが、気が重いなあ・・・。

 それに、これだけの量が見えているという事は、他に稲に隠れてびっしり・・・というのが通説です^^;

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 あやや、これは・・・。

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 カヤネズミの巣です。 まだ小さいので作りかけでしょう。 でも、赤ちゃんがいなくてよかった。 出産の時期には小指の先のまた半分ほどの赤ちゃんがうごめいていて、下手してイジると親が育児放棄してしまいます。

 しかし去年、カヤネズミの巣があったのは人里離れた『ラピュ田』のほうだけ。 ここはすぐそばの田んぼで、今まで人家に近い田んぼにはいなかったはず。 だんだんと進出してきたのでしょうか?

 あまり人家の近くで繁殖すると、害獣とされる一般的なネズミと間違われて、駆除されてしまうぞ。

 

 ・・・と、突然の雨。 あちゃーっ! 今までカラッと晴れてたやんか。 ただでさえ流れ落ちる汗や、田んぼの水で濡れて不快なのに、とどめを刺すつもりですかい?

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 あれよと言う間にずぶ濡れ。 でも、衣服が肌に密着した様子が我ながらセクシーだったので、またまた写真を・・・。 そのうち写真集として出版できるかもなあ。 そしたら、買ってくださいね! (って、誰に言ってるのでしょう?)

 

 【猿っこは、忘れた頃にやってくる】

 早朝に、飼い犬のわんちゃんが激しく吠える時があります。 なにか獣が近くにいるのを察知しているのです。

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 何か被害があるかも? と調べてみると、あちゃちゃちゃちゃ~! 秘蔵の落花生がやられとる。

 間違いなく猿の仕業で下の隙間から手を伸ばし、掘っていったのでしょう。 被害は3株・・・。 猿は頭が良く、発覚しにくい奥の真ん中の株を狙っています。 遠目にはまったく分かりません。

 まあ見つかりにくいように強奪した結果、自然とこういう場所になるのかもしれませんが、私には確信犯のように思えます。

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 でも、不思議だよなあ・・・。 なぜ地面に埋まっているのに、落花生と(食べ物として)分かるのでしょうか?

 仮説を立ててみました。 人間がわざわざこうして作物を守るトンネルを作るのは、美味しい食べ物であると認識しているのではないかと。

 それを立証するには、逆にトンネルを撤去してそこらの雑草に見せかければ狙わないのでは? でも、実験する勇気がありません。 きっと全滅の憂き目に合う確率高しです。 (一度これが食べ物だと分かれば、追撃必至)

 対策としてトンネルの上に、『猿去るネット』をかけました。 これで防げるといいのですが、今年も美味しい茹で落花生は口にすることができるでしょうかね?

 悔しいけれど、生き物たちはそれこそ必死で生きているのですな。 もともと山奥にいた動物たちが人里に出てくるのは、100%人間が原因です。 地上で一番の悪代官は人間でしょう。 猿の越後屋なんてカワイイものですね^^

 

 【久々のライブへ行けるか?】

 うーむ、コロナ感染状況が深刻。 ついにわが県も『まん延防止等重点措置』の対象に。

 そんな事態になる前に、あるアーティストがライブツアーを行い、わが県にもくるのでチケットを買ってしまったのでありました。

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 そのアーティストは『和楽器バンド』。 上記は応援グッズとして先行販売された、Tシャツと羽織りのマークです。 本来は会場で販売するのだろうけれど、コロナ対策として混雑を避けるために通信販売になったのでしょう。

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 ボーカルの『鈴華ゆう子』デザインのセンスも買っちゃった。 『和楽器バンド』はその名の通り、琴、尺八、三味線、和太鼓などの和楽器に、エレキギター、ベース、ドラムスを融合させた楽曲です。 『千本桜』などの曲でブレイクしました。

 鈴華ゆう子は詩吟の師範でもあり、扇子で舞いながら?独特の歌唱力で圧倒します。

 でも、このコロナの状況でちょっと心配。 感染対策はきちんとしているとはいえ、ライブは無事開催されるのでしょうか? 久々のライブなので、密かな楽しみにしているのですヨ。

 

 過去、私が行ったライブは、日本武道館や横浜アリーナなどで行われた『KISS』や『BONJOVI』、『VAN HALEN』を始め、地方では『SweetBox』など外国勢ばかり・・・。

 日本人のライブはほんとに久々です。 あまり楽しみにしすぎると万が一のときの落胆が大きいので程々にしておきますが、10月23日なので、その頃までにはマジ落ち着いて欲しいものです。

 

 【食べごろは・・・】

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 少し前に紹介したジャボチカバの実。 あれよという間に色が付いてきました。

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 大きさも増し、2cmクラスのものも。 もう少しで食べられそうです。 味はブドウにライチを少々加えたようなトロピカルな風味。

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 手前の鉢植えは『フィンガーライム』。 なんか元気がなく、今年は花を付けませんでした。 変わったものを育てるのは、なかなか難しいものですね。

 来年は植え替えと剪定をして、樹勢を整えてみたいと思います。 実がなるといいなあ・・・。

 

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2021年8月16日 (月)

Rainy Blue

 お盆休みは連日の雨でした。 まあ迎え火、送り火の時は不思議に止んでくれましたが、そのほかは『フリフリ・エブリデイ(降り降り毎日)』でした。

 土砂災害警報が毎日出されている中、こう雨音が激しいと家がハザードマップにすっぽり入っていることを改めて認識してしまいます。

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 お盆では、ここはど田舎ということもあるので結構凝った飾りつけをします。 より冥界に近いんでしょうかね? でも、このお盆の飾りつけは、私は結構好きなんですな・・・。

 夜に照明を落とし、提灯が微風に揺れ灯篭がゆっくり回る様は、『和』というか『妖』というか、いわゆる『和妖折衷?』な世界です。

 

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 お盆の最終日、お塔婆を立てにお墓に。 お線香をあげてから、家で送り火をしないとね。

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 しばらくお墓を散策した後、シートに大人しく座って待っています。

 

 【ひえ~!】

 連日の雨の中でも稲はぐんぐん生長し、頭を垂れるようになりました。

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 今年は早い・・・。 9月初頭が稲刈りになる確率が大です。 あー、暑い中での稲刈りはイヤだなあ・・・。

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 抜いたつもりでも、ひょこひょこと顔を出すヒエ。 田んぼによっては恐ろしい数! ひえ~! この雑草は、稲から頭一つ飛び出しているため目立ちます。

 そのためこの下に田んぼのある連中からは、『この家はヒエを育てている。 タネが流れてくる』などとすぐ言われるので、必死で抜かなければなりません。

 はあ、作物づくりというのは、やはりかなりの手間暇がかかるものです。 後継者がなかなかできない原因の一つですね。

 

 【庭に咲く、実る】

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 毎年庭に咲く『ヤマホトトギス』。 『ヤマジノホトトギス』とあまり区別がつきません。 花弁がもっと反り返ると思ったんだけど、どうなんかなあ。

 特徴でもある花柱にも斑点があるので、まあ『ヤマホトトギス』でよいと思います。

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 独特の花は、独特の世界。 興味が尽きません。

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 こちらは鉢植えで育てている『ジャボチカバ』。

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 今年は猛暑のせいか、たくさん実を付けていました。

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 大きさは指先くらいかな? 熟すと黒くなり、ブドウの巨峰のようです。 実の味もブドウ系ですね。

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 幹に直接花を咲かせる幹生花(かんせいか)の植物なので、実も直接幹に生ります。 ちょっぴりグロテスクにも思えますが、世の中面白い植物があるものです。

 

 【どーんと鳴った!】

 コロナ禍で今年も地域の盆踊りが中止となりましたが、せめて花火だけでも・・・ということでしょうか、15日の夜に近所で少し打ち上げられました。

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 花火の音が響くと、途端にわんちゃんがブルブルハアハア・・・。 どんだけキライなの? 人がギターの練習をしているのに、よじ登ってきました。

 『ゼイゼイ、 ハアハア・・・』 ブルブルブル。

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 キッチンの窓からよく見えます。 こりゃ近い。 花火が終わるまで、人にくっついておりました。

 

 【釣ったものは・・・?】

 お盆休みが始まった頃。

 うちの愚息が友人と長野県にある、釣り堀・・・といっても、規模が大きいので釣り池? に行きました。 雨も降っていて本人あまりやる気がなかったようですが、釣りをしている背後からガサガサ音が。

 振り向くと、なにやら黒い生き物が藪からこちらを見ていたそうな。 思わず二度見したらクマ! 少しずつ移動して池の反対側まで避難したそうです。

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 たまに死んだ魚目当てに現れるそうですが、魚釣りよりエキサイティングだったようですな。 でも、せっかくクマに遭遇したのに、アップの写真がない。

 こんな時のために、カメラはいつも持ち歩くもんだ~! とアドバイスしてあげました。

 

 

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2021年8月13日 (金)

雨と虹と小説と・・・

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 数日前までは、これでもかというほど大地を焦がした熱い太陽は鳴りを潜め、代わりに心も濡らす雨。 うーん、ちょっと降りすぎではないですかい?

 物事は程々が一番なので、こうした元気も流してしまうような雨はご遠慮願いたいものです。 しかし天気予報を見ると、これからもしばらく雨マークが続きます。 お盆休みの間も、これでは外の作業はなかなかできないなあ・・・。

 

 【大空のアーチ】

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 雨の隙間を縫って日が差すと、現れるのは壮大な虹。 こればかりは雨が降らないと見ることができません。

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 でも、『虹』って、なんで『虫』偏なんだろ? ネットで調べたところ、『虫』はもともと『虫』の意味ではなく『蛇』を意味していて、大蛇が空を昇って『龍』になるという伝説?から『虹』になったそうな。

 ま、だいたいどこのサイトを見てもそんな感じなので、そうなんでしょう。 やはり、ネットは素晴らしいものですね。 すぐに答えが見つかります。

 でも、簡単に手に入る知識は簡単に忘れるし、ましてや正しい事ばかりでないということも頭に入れておかないとなりません。 あまり素直でない私は、疑う心もかなり持ち合わせています。 なので、理論的に納得できなきゃダメとか根拠がしっかりしていないと信じないとかと、結構イヤな奴かもしれませんなあ^^; ここは越後屋の血を引くだけあると自負しています??

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 ま、『虹』という漢字の生い立ちくらいはそんなに疑うべき事ではないので、ここは美しく受け入れましょう^o^

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 朝夕と、このところ頻繁に現れる虹を狙ってみました。

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 近くて遠い、掴めそうでつかめない・・・。 そんな自然現象に惹かれてやみません。

 

 【虫つながり・・・】

 『虫』という文字つながり・・・というわけではないのですが、過去の記事の『ウソツキボタル』の存在を知ってから、他にもホタルに関する文献(というと大げさですが)を読んでいます。

 まずは、『ホタルは不味い!』ということ。 昆虫食のなかで、ホタルは不味すぎて食べられたもんじゃない・・・らしいです。 そこから踏み込んで・・・。

 ・ホタルは『自分は不味いよ~。 たべたらアカン』という警告をするために光る。

 ・ホタルの先祖(約1億年前)の発光色は『緑色』だった。 (現在のホタルは黄緑色に光る。 祖先配列復元による研究)

 ・すべてのホタル属の卵・幼虫は光るのか (成虫になっても光るのは少ない)

 今、興味を持っているのはこのくらいかな? ネットで調べるばかりでなく、文献、書物を取り寄せているところなので、後日紹介いたしましょう。 しかし、こうした研究に一生を捧げている人もいるのは、素晴らしい事ですね。

 その前に、キャンプ場のアルバイト先の近くに、幼虫が光る『クロマドボタル』が観察できるところがあるので今度行ってきます。

 

 【本つながり・・・?】

 激しい雨で外に出られないので、久々小説などを。 私は時代物(江戸時代)の小説・・・人情もの、妖怪もの、捕物帳、怪談ものなどが好きなので、本屋さんに立ち寄るとつい買ってしまいます。

 電子版はどうも目が疲れるので、やはり紙版に限りますな。

 今日は『あやかし』という妖怪時代小説、女性作家のアンソロジーを開いてみました。 『木内昇(のぼり)』氏、『霜島ケイ』氏などは初めて読みましたが、私好み?

 特に『木内昇』氏の『蛼橋(こおろぎばし)』なんかは、ぞっとしながらも不思議な、そして幻惑的なタッチでなかなかよろし。

 

 いままで晴れれば外仕事、暑くても野良仕事という肉体的作業だったので、考えれば雨は知的財産を育んでくれる存在なのかもしれません。 山吹色の知識だけは、悪代官にあげることはできないのですから。

 

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2021年8月 9日 (月)

森の妖精たち

 台風10号が接近かと思っていたら進路はどんどんずれ、代わりに先に発生していた台風9号の影響で三連休最後の月曜日は朝から大雨。 午前中にはやんだものの、野良作業はできず久々ゆっくりと過ごす休日となりました。

 しかし、いくら暑くても外にいるのに体が慣れていたため、家の中にいても落ち着かず・・・。 雨も小降りとなったところで、裏山を少し登ってきました。

 裏山には今、夏の花たちが咲き誇っているんだけど、なかなか見に行く機会を得られませんでしたのでちょっと散策です。

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 おお、見つけると嬉しくなる花を発見。 『レンゲショウマ』です。 以前は主な登山道沿いにもよく見られましたが、近年は環境の変化や盗掘などで消滅。 滅多に見られない希少な植物となってしまいました。

 ここは知る人ぞ知るという秘密(に近い?)の場所なんですが、私でも久々会えた気がします。

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 まさに森の妖精。 妖美ともいえる花は、ちょっと旬を過ぎていましたが、それでも雅なオーラを醸し出していました。

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 私の好きな山野草の、ベスト10に入る花。

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 花の名前の由来となった蓮華座の中心は、雄しべがギッシリ。

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 一つだけ蕾がありました。 蕾は玉のようにまん丸で、これもまた奥ゆかしです。

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 まだ雨が残る森の中、思い切って来てよかったなあ・・・。

 

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 こちらはこの山を代表する山野草『センジュガンピ』、ナデシコの仲間です。

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 以前は群生していましたが、近年はやはり減少。

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 こちらは『タマガワホトトギス』。

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 ホワイトのヤマジノホトトギスは目を引くけれど、このタマガワホトトギスは意外と目立ちません。 気を付けていないと周囲に溶け込んでしまう優しいイエローなのですな。

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 そして『レイジンソウ』。 雅楽を演奏する人が被る帽子(冠?)に似ているので、怜人草(レイジンソイウ)と付いたそうな。

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 『バイケイソウ』もこの山では多く見られます。

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 白い花が密集して咲きます。 ここではありふれているし、有毒草なのであまり人気がないかも? 昔は誤食による中毒もあったようですが、近年は聞かないなあ。

 山野草は食材にもなるものもあるけれど、やはり見るだけで満足するものとしておきたいですね。

 

 【我が家の妖精?】

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 久々の大雨で、気温がぐっと下がって過ごしやすくなったね^^ 妖精・・・とは言いすぎだけど、私の宝物には間違いありません。

 

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2021年8月 2日 (月)

夜の訪問者

 暑いけれど、雨が降らない~。

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 この猛暑で稲の生長が早く、稲刈りがもしかして暑い盛りになるのでは? とイヤな予感もします。

 私がまだ小さく、まさに天使のように可愛らしかった頃は、暑い日の夕刻は必ず夕立ちになったものです。 鍵っ子(今も使う言葉?)であった私は、あどけないハートを雷鳴や稲妻で独りドキドキさせていたんですなあ。

 近年は暑いばかりで雨も降らず、音ばかりの雷なんて日が多いような。 ほんと地球レベルで気象が変化していますね。

 

 【夜の訪問者】

 夜、ビールを飲みながらオリンピックを観ていると、パサパサパサッと羽音が。 ん? 蛾?

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 いや、これは? ホワイトの日よけシェードが向こう側にあるので、姿が良く見えます。

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 網戸越しに羽ばたいているのは、『オオムラサキ』ではないかいな。 オオムラサキは日本の国蝶に指定されている大型の蝶です。 でも、夜も飛ぶの?

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 やはりでかいなあ・・・。 定規を当ててみると10cmは優にあります。 オス?メス?・・・網戸が邪魔をしてよく見えません。 そーっと網戸を開けると。

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 部屋の中に入ってきた、入ってきた・・・。 そしてこれが夜の騒動の始まりでした^^;

 バタバタバタッ・・・! オオムラサキが部屋中を飛び回る音

 パラパラパラッ・・・! 部屋の照明の上に溜まったゴミが落ちる音

 もあもあもあっ・・・! 部屋の照明の上の埃が舞う様

 ワンワンワンッ・・・! 興奮したわんちゃんが吠える声

 バタン! どべどべ・・・ 缶ビールが倒れ、中身がこぼれる様

 うわわわわわっ・・・! 私が慌てる声

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 ほろ酔い気分がいっぺんに吹っ飛び、オオムラサキ捕獲に走り回りました。 しばらくのドタバタ劇の末、無事捕獲して外に放出。 やはり夜の訪問者は、迂闊に家の中に入れてはいけませんね。

 

 【朝っぱらから・・・】

 田んぼの水見(みずみ・・・水の点検・調整)で朝晩見回りにいきます。 村の最上部に築かれている田んぼ、『ラピュ田』には健康と体力づくりを兼ねて歩いていきます。

 ラピュ田で稲作をしている家は、今のところ4軒のみ。 ポツンと4軒屋・・・じゃないけど2軒は高齢、1軒は家がちょっと遠いので、歩いて登るのは私だけですね。 でも、ゆっくり歩くというのは様々な発見もあるので、自分なりに楽しんでいるところもあります。

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 ほら、こんな発見も・・・。

 早朝の・・・といっても、6:30頃ですが、カブトムシの求愛?です。

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 カナブンもいます。 この輝く緑色なんかのカナブンは、ほんと林中の宝石です。

 けど・・・。

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 『うりゃ、邪魔すんない!』

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 『やめい、やめい! オレの彼女だ~!』 人の恋路を邪魔すんじゃね~!

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 ようやく追い払って、ではでは・・・。 うーん、樹液の方ばっかり気にして、少しは振り向いてくれい。

 

 そんな、ストーリーを想像してしまった朝の出来事でした。

 

 【いずれは昆虫レストラン・・・】

 休日は、炎天下だろうが何だろうが草刈り・・・。

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 水筒に氷とお茶を詰めて持っていくけれど、すぐになくなってしまいます。 体が火照るようになると、まず鼻水が出てきます。 そのうち、頭がグルグルしてくるので、木陰に逃げて体を冷却。

 そんな事を繰り返しながらここの草刈りを終えました。

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 この真ん中奥にあるのは、クヌギの木。 ドングリから育てているけど、もう何年経つのだろ? 10年は超えているとは思いますが・・・。

 クヌギを植えたのは、先ほどのカブトムシなどの虫のエサ場を作るためです。 クヌギなどはキノコ栽培のため、虫の集まるくらいに成熟した樹齢になると切られてしまいます。

 自分の畑であれば伐採されないので、将来の虫の楽園を目指して育てています。 でも、成長が遅い・・・。 私の残りのHP(ヒットポイント)・・・生命力があるうちに、昆虫レストランができるといいなあ。

 

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