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2021年3月30日 (火)

駆け足の桃源郷

 開花が早すぎます。 このところの高い気温で、果樹の花は押せ押せ状態です。

 例年では4月10日前後がピークだと思っていた桃の花。 まだ、3月中なのに既に満開まで秒読み状態かな? 場所によってはピークのところも見受けられますから、『こわいこんど』です^^;

 『こわいこんど』とはこちらの方言ですが、ユーザーはかなりの高齢となってしまっています。 確実に消滅しつつある言葉なのですな。 『こわい』は、言葉通り『おっかない』・・・『恐ろしい』というニュアンスと『固い』という意味もありますが、ここでは『おっかない』でしょう。

 つまり『恐ろしいことだ』=『こわいこんど』なんですな。 ちょい甲州弁ユーザーの私も、ちょっぴり忘れてました。

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 などと余計なことを言っているけれど、とにかく桃源郷が急に出現してしまったのです。

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 街を埋め尽くすピンクの絨毯・・・と言いたいところですが、年々果樹園が減少してるので、ほころびの目立ってきた絨毯でしょうか。

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 ここは、菜の花と桃の花のコラボレーションが見られる場所。 遠くからでもこのイエローが映えるので、何だなんだと見に来る人も多いかな。

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 桃畑をキレイに俯瞰で見られる場所は意外と少なく、ここは私の秘蔵のポジション。 迷いの森ならぬ、迷いの桃園と勝手に呼んでいます。

 

 YouTubeに、なんちゃって桃源郷をアップしましたので、よろしかったらご覧ください。

 

 

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2021年3月28日 (日)

夜桜は妖し・・・

 見事な桜が咲く近くのお寺の境内。 例年なら夜もライトアップされ賑やかなのですが、今年は静かなものです。 もともと人混みが苦手な私は、これはチャンスと独り夜桜見物に・・・。

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 街灯があるので暗闇とは言い難いけれど、お寺でお墓は近いし人を遠ざける要素はたっぷり^^;  これは好都合と、懐中電灯でこっそり照らして写真撮っちゃう。

 日中、風とともにちらちら散るのだけど、夜になると風が収まってしまいます。 散りゆく夜桜を撮りたいけれど、うまくいかないなあ。 晴天下の桜もいいけれど、夜の桜も妖しくて私好みです。

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 さて、以前から制作していた狐面が完成しました。 桜の時期に合わせていたので間に合った~。 デザインは結局こんな感じになりました。 当初もっと凝ったものを考えていましたが、面に描くのは意外と大変だったので簡素になってしまったかな?

 エレキギター演奏のPVの小道具、しかも弾く曲がメタル系なので『蛇滅多(ヘビメタ)狐面』を狙ったつもりです。

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 まあ少しは妖しい雰囲気が出せたでしょうか・・・。

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 肝心の演奏はどうなるかなあ。 夜桜の前で撮影できればいいんだけどね。

 

 補足ですが、写真はアスペクト比が異なるものが混在するようになってしまいました。 16:9と4:3。 16:9はYouTubeの推奨するアスペクト比なので、使いやすいようスチルもその比率で撮るようになっています。

 何だか写真が見難くなってしまっていますね。

 自称YouTuberなんだけど、人気YouTuberにはやはり簡単になれるものではないです。 ギター『弾いてみた』シリーズでも、本物のキツネやサル、そしてクマと一緒に弾くくらいの根性がないとダメでしょう。

 

 【アズマイチゲが今年も】

 近くの道路・・・といってもイメージする道路とは違う粗末な道・・・の下。 不法投棄には絶好の場所らしく、ゴミの花は冬でも咲いています。 定期的にゴミ拾いをしていますが、なんでこんなものをわざわざここに捨てに来るの?なんてものが多いです。

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 私がゴミ拾いを続けている理由はひとつ。 ここにアズマイチゲの群生があるからなのです。 ゴミを捨てていく人間には想像できないだろうが、ここにはこんなかわいい花が咲くんだぞ!

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 今年も無事花開いてよかった。 冬の間に藪を刈っておくのを忘れたけれど、増えてくれたみたいです。

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 いつまでこのアズマイチゲが咲いてくれるのかはわかりませんが、私の目の黒いうちは咲かせてみせましょう!

 

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2021年3月22日 (月)

サクラ ひらひら舞い落ちて~♪

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 少し前までは固い蕾だった桜も、あれよという間に開花し、そして満開。 さらに悪天も重なりもう散り始めるという忙しさ・・・。 花の命は短しという事を、肌で感じてしまいました。

 

 さて、記事に載せたところ意外や好評の『フサザクラ』 渓谷などの環境の厳しいところに育ちながら、ほとんど目立たない樹木で、まず人が集まって観賞するなんてことはありません。

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 こんなところに生えています。 中心近くの株立ちの木がそれです。

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 花は花弁がないのでほとんど目立たないのですが、赤い葯がなんとか存在を教えてくれます。

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 大雨になったら流されそうな場所に点在。 今が花の盛りです。

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 根元からはたくさんの萌芽(ひこばえ、シュート)。 これは大雨などでいつ足元が崩れ倒伏しても、すぐに世代交代ができるためという記述も見受けられます。

 備えあれば憂いなしではないですが、災害対策がきちんとできているのですね。 災害はすぐに忘れてしまいがちな人間とは大違いですな。

 

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 他に、春先の殺風景な渓谷を彩る樹木もいくつか・・・。 ダンコウバイなんかも、しとやかでいいですね。

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 透明感のあるイエローが、山の春らしさを強調しています。

 

 山々の春の花はどちらかといえば見逃してしまいがちですが、小さな宝探しのようで興味深いものです。

 

 

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2021年3月20日 (土)

タロゴンクエストⅤ 天空の田んぼ

 土日は天気が崩れる予報でしたが、土曜日はなんとか天気がもって得したなあ・・・。 暖かくなるのを待っていたのは今は盛りの花々ばかりではなく、稲作に向けての作業も始まります。

 

 【いろんなサクラもあるもので】

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 近所のお寺の大きな桜群も満開。 このお寺の桜はすっかり有名になってしまい、コロナ禍以前は観光バスは来るわ、夜にライトアップされるわで大変賑やかだったのですが、去年今年は静かなもの。

 やはり、ゆっくり歩きながら眺めるのはいいもんだわい。

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 さて、豪華な桜もいいけれど、こうした目立たないひっそりとしたサクラはいかが? 近くの渓谷沿いに何本か見られます。

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 荒れ地に育つ『フサザクラ』  原始的な樹木だそうで、花には花弁がありません。 雄しべと雌しべだけで構成され、真ん中に見える三角錐のとんがりは葉芽のようです。 花が終わると、ここから葉っぱが展開してくるのですね。

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 付け根近くに雌しべがたくさん確認できます。 山の木は、こうして花が咲くまでは何の木が分からないものがたくさん。 今のうちに特定しておけば確実です。

 

 【タロゴンクエストⅤ 天空の田んぼ】

 勇者たろは、今年もいよいよ田んぼに旅立つこととなった・・・。

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 去年、この石垣からの水漏れが多かったので、畦波を打ちなおしておこうと思ったのである。

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 魔法{ガラガラ(ミニ耕運機で転がすこと)}で土を柔らかくして、畦波を引き抜いた! 溝を掘り畦を埋めなおすのだが、ここは魔法が使えず手作業でツラい。

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 おお、冬眠していたのかカエルが飛び出してきた。 チャラララララ~ン♪

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 勇者たろ、どうする?

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 うーん、ろくな選択肢がなーい。 まあ、レベルが低いので仕方ないか・・・。 でも、この時期のカエルって迷彩模様なんだね。

 

 と、今年も天空の田んぼの物語が始まるのであった。 冒険の書に記録と・・・。

 

 【春の顔がこんなところにも】

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 水路の脇に、笹が茂ってちょっと荒れてきたところがあります。 ここもキレイに刈ろうかなと思っていると、白い花が見えます。

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 ありゃりゃ。 アズマイチゲではないかいな。 ここは意外にもセンニンソウが咲いたりと、密かな山野草ゾーンなのでした。 時期をみて早めにキレイにしておかないと、いつかのように誰かに除草剤をぶちまかれたらかないません。

 さっそく『やることリスト』に追加したのでした。

 

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2021年3月18日 (木)

投桃報李 -とうとうほうり-

 ほかほかの暖かさで、様々な樹木が花を咲かせています。 いくつかあるわんちゃんの散歩ルートのひとつには、みごとなコブシ。 目の覚めるような純白が眩しい・・・。

 すぐ近くまで開拓工事があって、重機などが唸りを上げています。 この木も伐採されるのかなあと危惧していましたが、ぎりぎり外れていて残ることができました。

 我が家からも遠目で見られるので、毎年の風物詩だもんなあ。 世の中、変化があるのは仕方がないけれど、いつもの風景がなくなってしまうのは寂しいもんね。

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 【投桃報李】

 ここの生産物で、主要な果樹が二つも入った四字熟語。 桃を贈ればスモモをお礼に贈られるという意味から、善意を施せば相手も必ず報いるという例えです。

 まあ、実際にはそんなこともない事の方が多いのかな? 私的にはスモモの方が出回るのが早いので、順序から言って『投李報桃(とうりほうとう)』ではなかろうかと、つまらないことを考えてしまいました^^;

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 とにかく、スモモの花が一気に景色を染め始めました。 ピンク系の花は、受粉樹に使われる品種のハリウッド。 このハリウッドから採取した花粉を、他品種の花に受粉させるのです。

 ここらへんで聞く品種は、貴陽・太陽・大石・ソルダム・・・サマーエンジェルなんてのもあったなあ・・・そのあたりでしょうか。 スモモ農家に知り合いはいないので、詳しくはわかりません。

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 ここからはしばらくスモモの花の写真をば。 しかしスモモ畑とはいいながらも、鉄塔や電線など目障りな人工物がやたらと多くてなかなか純な写真?は撮れませんな。

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 ところどころにある神社も、この時期は賑やかになります。

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 剪定をして枝を減らしているとはいえ、花は塊となってわいわい咲きます。 摘蕾~摘花作業も大変です。

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 しかし、この幹のネジレ・・・気になります。 人為的なのか?

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 しばしうろうろしていると、見た事もない幹に遭遇。 それに丁度、ぱふぱふと受粉作業をしておる! わお、ぱふぱふしたーい♡

 遠目で眺めていると、農家の方が私の視線に気が付いたのでしょう。 『もっと近くにくればいいじゃん。 撮ってもいいよ』と言ってくれました。 おおおお、ラッキーじゃ。

 ふふふふふ・・・。 心根は越後屋でも、外見は心優しい『越後のちりめん問屋』に見えるのでしょう(笑) だいたいこんな風に展開するので得することが多いです。

 《越後のちりめん問屋とは、水戸黄門のTVドラマの序盤で、身分を隠して使う職業。 『私は越後のちりめん問屋の隠居、三右衛門と申すもの。 そして旅の友の者たちでございます』 と自己紹介します。

 物語が進むと、周囲の者がただ者ではない品格と威厳に気付き、『いったいあなた様はどんなお方で?』に『ただのお節介の旅の隠居ですよ』とごまかします。 詳しくはドラマを観よう! BSで流しているよ》

 あ、脱線しました。 とにかく『いいですか~』 喜び勇んで巨木というか老木の根元に。

 しばし世間話をしたあと、気になっていたことを聞いてみました。 『この幹のネジレは作るのですか? それとも自然に?』

 『これは、自然にそうなるだよ』 方言も強く説明が難解でしたが、とにかく人為的ではないとのことでした。 でも、不思議だなあ・・・。

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 これが、ぱふぱふ。 ・・・といっても私がそう言ってるだけですが、こうした道具を使って受粉作業を行います。 道具には梵天と言われる耳かきの反対側の白いモフモフの大型版みたいのものや、こうしたハタキのような鳥の羽があります。

 以下、少々妄想が入ってます。

 『そこのお・に・い・さ・ん、おねいさんと一緒にぱふぱふしな~い?♡』

 『うん、するする~♡』

 『じゃあ、一緒に ぱふぱふ♡♡ ぱふぱふ♡♡』

 『うひょ~( ̄TT ̄) ブー♡

 

 はあはあ・・・。 あんま面白くないぞ。

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 スモモ農家はもう大忙し。 邪魔にならないようお礼を言って退散しました。

 

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2021年3月15日 (月)

すもももももももものうち

 スモモの花が咲く時期になると、頭に浮かぶこの言葉。 『すもももももももものうち』・・・言葉遊びの一つだけど、厳密に言うとスモモは桃とは属が違うので 『桃のうちではなーい』ということです。

 まあそんなことより、このところの暖かさで一気にスモモの花が弾け始めました。

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 スモモのガクは緑色なので、蕾のうちは木全体がイエローがかったグリーンに見えます。

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 満開になると花弁の色が勝り、真っ白に早変わり。

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 スモモは棚作りする畑もありますが、人工的な臭いが強いので私はやはり一本立ちがいいなあ。 おや、ここのスモモの木の幹・・・かなりの年季を経ているのかなんかすごい。

 このペースでは全国一のスモモの産地が、白い海に沈むのもあと少しです。

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 赤っぽい花・・・、これもスモモの花。 だいたいスモモ畑の隅にあり、出荷用のスモモに先駆けて開花します。 ハリウッドという品種で、これを受粉樹として利用。 この木から花粉を採取して、梵天と呼ばれる『ぱふぱふ』で畑のスモモに人工授粉させていくのです。

 

 【雑草も元気に】

 暖かい日差しは、畑の雑草たちにも活力を与えます。 だんだんと地面に緑が目立ってくると、今年もツラい雑草との闘いのイベントが現実的になってきますなあ。

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 というわけで、できる畑からトラクターを転がして除草。 するとすぐに鳥たちが集まってきます。 最近はカラスが一番先・・・。 地面を掘り起こすことによって表面に現れてくる、虫などを狙っているのですね。

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 お馴染みのハクセキレイもやってきました。 カラスはちと困る相手なんだけど、みんな『食べる=生きる』ためなんですな。

 

 【いつもの花屋さんが閉店】

 誕生日とホワイトデーには何かしらカミさんにプレゼントをしていますが、ちょっとショックなことが・・・。 花を買いに行ったら、いつもの花屋さんが閉店しておりました。 コロナ禍の煽り?

 私好みのセンスの良い花屋さんだったので、残念です。 うーん、どうすべー。

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 仕方なく、他の花屋さんで花束をゲットしました。 次からこの花屋さんになりそうです。 

 

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2021年3月11日 (木)

惑わす星々

 日中は汗ばむほどの気温になったかと思えば、朝方は凍えそうな空気。 ううむ、一進一退とはこんな状態ですね。

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 暖かい日差しが部屋の中に届いて、ワンちゃんはお気に入りの日向ぼっこゾーンでうとうと。 牢名主のように一段高い場所から頭が落ちてる・・・。

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 幸せそうな寝顔を見ていると、ほっこりします。

 

 【惑わす星々】

 今朝は久々の快晴マーク。 そういえば、ISS(国際宇宙ステーション)が早朝に通過するのですが、天頂を通るルートのベストな観察日和だそうな。 見え始めの時刻は、5時18分頃から・・・。

 よーし、久々にちょっと早起きして見てみるかな。 ということで、4時30分に起床。 ワンちゃんがもう散歩にいくのかとソワソワしましたが、ごめん、もうちょっと待ってね。

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 ISSの軌道を調べると、ちょうど富士山の方へ消えていく方角なので動画に撮ろうとカメラをセットしました。 でも、みるみる距離が離れて暗くなってしまい富士山とISSのコラボは失敗。

 でも、今朝の目的はISSだけではなかったのです。

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 細い月が昇ってきました。 これが目印にもなります。

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(この写真の星は明るく表示していますので、実際の星の見え方ではありません)

 土星、木星、水星がほぼ1列に並び、そして木星、水星、月が三角形を結ぶのですな。 水星は太陽系の最内惑星なので、あまり見る機会がありません。 太陽と近い距離にあるので、いつもくっついていて周囲が明る過ぎるのです。

 夜空の星々を眺めて、『あれが水星でございます』なんてことはまずないですね。 水星を見るチャンスは、太陽から一番離れた軌道上・・・最大離角になったとき。 3月上旬は西方最大離角なので、このときは明け方の短い時間に見ることができます。

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 惑星ついでに、火星をば。 これは前日(10日)の夕刻に撮っておいたもの。 4日にすばるに最接近したのですが、曇天でその夜は撮れませんでした。

 

 ・・・なんか、久方ぶりの星の観察になったかも。 現在、しし座の方角にわりと明るい小惑星がみられるので、そちらも狙ってみよう。

 

 【石の記憶】

 これは少し前の話・・・。 植木屋さんのお手伝いにいった時の事です。

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 おお、これは! ピンク色の石英(バラ石英)に、瑪瑙の晶洞?

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 しかもでっかい! 家の人に話を聞いてみると、以前は貴石加工をしていたそーな。 それであちこちに原石が転がっているんだ、へえ・・・。

 過去、ここは貴石の加工が盛んで、いたる所に町工場があり一日中原石を切断する音が聞こえていたのです。 子供の頃には、加工の際に出来た貴石の欠片を集めて喜んでいました。 子供にはまさに宝石、段ボールいっぱいあったのですが、どこいっちゃったんでしょう?

 当時は貴石を薄くスライスして、貴石画を作るのがブームだったんですね。 いつしか貴石ブームは去り、加工されなかった原石が、こうして庭に転がっている次第となったのです。

 しばらく昔話をしていたら、家人が石に興味があるのならあげるよと、こぶし大のバラ石英を持ってきました。

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 ありがたく頂戴して観察してみると。

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 あちこちに虹色が見られます。 その輝きを見ていると、子供だったころの記憶が蘇るのでありました。

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 その家には、コンクリート詰めされた原石もたくさん。 もったいないような気もしますね。

 当時の方法で、これはこうしてコンクリートで固めると、原石を安定して切断できるからです。 それに割れを防ぐ効果もあると聞いたこともあります。

 しかし、これらの原石はもう日の目を見ることなく、コンクリートに埋まったままなんだ。 時の流れに翻弄された美しき石たちの運命は、悲しく切ないものでありました。

 

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2021年3月 7日 (日)

うらうらとのどかに照りたる・・・

 『三月三日は、うらうらとのどかに照りたる・・・』(枕草子より)。 『三月三日』は『三月(やよひ=弥生)三日(みか)』と、読むそうな。 3月はのどかな日差しがいいですねえ~ということです。

 うーん、この時期は花粉もわんさか飛ぶんで、のどかとばかりとは言えないなあ。 それに枕草子の時代の3月(弥生)は旧暦だから、現在の何月ころだろ?などと思っているうちに、3月もあっという間に中旬になってしまいます・・・。

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 朝のワンちゃんの散歩の時間は、既にかなり明るい。 夜空が徐々に光を帯びる様が好きだったけれど、もっと早起きしなくてはそんな景色も見られなくなってしまいました。

 

 このところ目ぼしい話題もなく・・・というか、あまり変化がなく、ゆるゆると時が過ぎているって感じかな? といってもヒマなわけでもないけど、そんなんで記事も滞ってしまいました。

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 さて、畑作業もいよいよ始動。 トラクターを引っ張り出して、土を耕すことから始めます。

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 ここはジャガイモゾーン・・・といっても、畝3つ分かな? いろんな種類を少しづつ作ります。 今のところ自家消費だけど、時間に余裕ができるようになったら量を増やし、道の駅なんかと契約して販売したいですね。

 

 もう少しすれば、稲作の準備も始まります。 ここの農作業のメインの稲作・・・。 今年も奮闘しないとね。

 

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 久々、ムササビの様子も見に行ってきました。 わりと明るいうちから顔を出していてラッキー! それに、子供でしょうか。 同じ穴に2匹入ってました。

 こりゃあ、もっと詳しく観察したいなあ。

 

 ・・・とまあ、花粉アレルギーでさっぱりしないけれど、少しづついろんな事をしていきたいですね。

 

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