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2021年2月26日 (金)

ちょっと犬の手も借りたい・・・

 今日は寒いねえ・・・から、今日はちとあったかいねえと、会話が変化してきた2月後半。 周囲では春の花が咲き、お友達のブログの記事も花の写真で飾られるようになっています。

 このところちょっとバタバタしていたので、春の花の写真には乗り遅れたかな? 父親を無事新しい施設に引っ越しさせ、やれやれと思ったら、休日はバイトを頼まれてゆっくりできん。

 

 【山奥の植木屋さん?】

 『山いくで~。 途中にある見晴台の公園で待ち合わせな』 知り合いの植木屋さんからヘルプが入りました。

 『ん? うんうん・・・』

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 ほんとは家でゴロゴロしていたいんだけどなあ。 ま、頼まれたからには行かなきゃ。 人間、当てにされて頼まれているうちが花、『あんなやついらん』なんて言われるよりずっといい・・・と思いつつも、なんでもOKしてたら自分が大変でした^^;

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 おーい、山と言っても山過ぎない? 山の木を切りにいくんじゃないだろなあ・・・。

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 着いたのは、3,000m級の山々の出発点にある案内所も兼ねた山岳館。 おー、このシカさんGoodじゃない?

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 手入れをするのは、この五葉松でした。 何々? 『〇〇村閉村記念樹』? あらららら、そうだったのねえ~。 こりゃ、慎重にやらないと・・・。

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 カモシカさんもじっと見ているので、気合いが入ります。

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 標高が高いせいか、地衣類がびっしり張り付いて枯れている部分も多いようです。 そんな部分を丁寧に取り除きながらやっていたら、2人かかりでもかなり時間がかかってしまいました。

 ま、こんなもんでしょう。 もし枯れ込みが続くようなら、消毒しなければならないかもね。 ではでは、また・・・。

 

 【声が聞こえる図鑑】

 ここはまた違うバイト先。 同じ山関連ですが、ある山の登山口にある案内所。 まだこの時期は登山客も少なく暇なんだけど、人員は配置しておかないとならないのでそのお手伝いです。

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 このバイトにくると、まず開いてしまうこの図鑑。 専用ペンをタッチすると、その鳥の鳴き声が聞けるのです。

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 ぴちちちち、ちゅぴちゅぴ♪ 特徴のある鳥の鳴き声は覚えたのですが、似たようなのは難しい・・・。 これ、欲しいなあと値段をみたら、図鑑は2,000円で、ペンが10,000円! うぴぴぴぴ・・・♪

 とはいっても、このシリーズはもう販売されていず、現在はスマホをかざすと声が聞こえる図鑑になっているような。 それなら欲しいかも。

 

 【PVに向けて】

 ギター演奏のPV作りもストップしたままでしたが、これは桜の咲く季節に合わせようと時間をおいて置いたのでした。 でも、もう準備しないと桜が咲いてしまう~。

 ということで、いろいろと再スタート。

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 うーむ、狐面もまったくの途中でありました。

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 下絵を描いて、あとは塗装するだけ。 しかし、もう一つ作らなきゃです(-_-;)

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 法被は試行錯誤の上、この二つのデザインにしました。 あ、これいいかも?と思うのはかなりの高額でうわわとなっていましたが、どうにか手ごろでお求めやすい価格でゲット。

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 ギターはIbanes(アイバニーズ)でいきます。 Ibanesは日本の楽器メーカーで、過去オフ〇ースのメンバーだった鈴木氏にギターを提供していたこともあり、かなり人気のあるメーカーです。

 そのギターはAR550、鈴木バージョンは現在でも高額で取引されているので驚きです。

 私のギターはそんなに古いものではないけれど、Prestigeといってコレクションの中では2番目に高額ざんす。 若いときだから買えたようなもんですな・・・。

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 狐面をレタッチで彩色して合わせてみました。 ふむ、光の当たり加減でいい感じになるかもです。

 

 したいこと、することたくさんあるので、当分暇を持て余すことはなさそうです。

 

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2021年2月20日 (土)

キノコ教室 Part2

 日中は気温もぐんと上がり、おまけに風も吹くという花粉の飛散には絶好の一日。 誰も見ていないところでたまらずクシャミ^^; ふえっくしょん!!

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 窓越しに降り注ぐ日差しが、ワンちゃんをとろけさせます・・・。

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 思わず一緒にゴロゴロしたくなりますが、いかんいかん。 することがたくさんあるわいな。

 

 【シイタケの原木栽培】

 2週間前のヒラタケ栽培に続いて、本日はシイタケ栽培教室。 シイタケは今まで自己流で作っていましたが、原点から見直す良い機会となりました。

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 古代よりキノコは食用とされていたようで、縄文時代?の土器にキノコ型のものもあるそうです。 自分の目で実物を見た事がないので何とも言えませんが、人間の食文化に早くから登場していたのですね。

 ちなみに『徒然草』の第百十八段にはマツタケの記述があります。 現代語訳すると、天皇のキッチンにも相応しい存在・・・というような意味でしょうか?

 今回がマツタケなら目を輝かせただろうけれどねえ。 でも、シイタケだって美味しさでは負けないですよね。 そういえばシイタケの人工栽培が確率されたのは江戸時代だそうな。

 やはりキノコは魅力ある食材であったんでしょう。

 

 シイタケの栽培に適している樹木はコナラです。 あと、クヌギ、シイ、カシ、ミズナラでしょうか。

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 まずは、原木に穴を開けるドリルからして違います^^ 『シイタケ専用ドリル』なんですな。 一般のドリルと何が違うのかというと、まず主軸の回転数でしょう。 10,000 min-1 でしょうかね? (min-1 は1分間に何回転するかという単位です)

 一般のドリルでは、3,000min-1もあれば、高回転型といえるのではないでしょうか? あとは、決まった深さまでしか穴が掘れないようにストッパーが付いているくらい。

 なぜこんな高回転の専用ドリルを使うのかというと、効率という一言かな? これだけの高回転だとほとんど力を入れずに一瞬で穴が開きます。 多量の原木に穴を開けていくキノコ屋さんにとっては、必須アイテムでしょうね。

 余談ですが、私のドリルに対する認識をば。 電動ドリルを大雑把に分けると3種類じゃないかな? ごく普通の電動ドリル、ドリルドライバー、インパクトドライバーがあります。

 ドリルドライバーは言葉通りネジ締めなどに使われるクラッチ付きのドリルで、ある程度の力が加わると空回りしてネジを守ります。 インパクトドライバは叩きつける力を加えて、より強力な力を生み出す構造です。

 それぞれ持ち味がありますが、繊細な作業ではやはり普通の電動ドリルでしょう。

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 1m位の長さの原木に25個くらいの穴を開け、種菌を植えこんでいきます。

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 本日のシイタケ栽培教室で作った原木にキノコが生えてくるのは来年の秋ごろ・・・なので、これは後学の教室参加のメンバーのために残しておき、我々は逆に先輩の作った原木を2本ずつ持ち帰ります。

 

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 これは、以前私が作ったシイタケ栽培の原木を立てかけておく台。 でも、今回の話の中で、ここは、キノコ栽培には雨が少ない土地なので、こうして立てかけるのでは原木の下半分にキノコが集中してしまうそう。

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 で、こんな感じに寝かせておくのが、ここにあった方法らしいです。 ふーん、知らんかった・・・。

 あとは、直射日光に当てないことと乾燥させないことを念頭に、育ててください。 はーい! ^o^/

 

 詳しい栽培の資料も頂いたのですが、著作権?もありそうなので、ここには載せられません。

 上手に作ることができましたら、また紹介したいと思います。

 

 

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2021年2月14日 (日)

春風は花粉と共に・・・

 いやに暖かい日が続きます。 日中はジャケットも要らない春うらら・・・。 しかし、暖かいと花粉も元気になってたまりませんなあ。

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 朝の空の様子も、春めいてきているように思います。 この時期は、黄金色に染まることが多いかな?

 

 【でっかい事は・・・】

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 おもむろに私のPCの前に置いてあった、でっかいボトル。 なんかすげー! 息子&彼女からのプレゼントでした。

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 うれしいけれど、ワンちゃんが家の中をうろうろしているので、焼酎のつまみもゆっくり食べられないんだよな。 外の車庫に隠れてこっそり、少しづつ頂くことにしましょう^^;

 しかし、よくこんなもの見つけたもんです。

 

 【ムササビ PartⅡ】

 ムササビの動画、第二弾の編集がようやく終わりました。 今回は滑空シーンと鳴き声(だと思うのですが、ちょっと自信ないかも^^;)入りです。

 YouTubeにアップしましたので、よろしかったらご覧ください。

 

 

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2021年2月11日 (木)

春を待つものたち

 空気はまだヒンヤリしているけれど、日中の日差しはもう春。 すでに花粉が舞い始めているんでしょうね、なんとなく鼻がムズムズします。 でも今の状態では、ひゃっくしょん!なんて元気にくしゃみもできそうにありません。

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 特に早起きというわけではありませんが、6時15分にはわんちゃんの散歩にでるかな? これはもうちょい早い時刻だけど、妖しい雰囲気が漂う朝焼けでした。

 ちょっとこのところいろいろあって、余裕がない感じです。 父が施設に入っているのですが、認知が進んできて現在の施設の環境では難しくなってきました。

 それで、もう少しケアの充実した施設に移ることにしました。 その手続きやら何やらで、休日もちょっとバタバタです。 ようやく13日が契約日、そして16日が引っ越しです。

 まあ、忙しい忙しいとは言いませんが、することがたくさんあるのは仕方ないですね。 (『忙しい、忙しい』とは、なんていうか単なる否定の言い訳でしかないと思います。 忙しいって言っていても自分の好きなことは時間を割いてもすると思うので、優先順位が低いか、興味の無い事に対する言葉付けなのでしょうから)

 ・・・とまあ、とにかく早く落ち着いてくれるといいですな。

 

 私も何やかやと言ってるわりには、息抜きもちゃんとしています^^; 近くの神社にふと行く機会があったのですが、そこで見つけた面白&ニヤリを・・・。

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 絵馬の代わりに、自由に書ける絵馬の形の掲示板? 謹賀新年なんてあるから、お正月の時に書かれたものだね。 今年も残すところ323日ですなあ~。 なんて馬鹿な事言っていないで、この掲示板でちょっと笑ったところ。

 ①お兄ちゃんが べんきょうができますように・・・   自分じゃないのかい~!?

 ②ネコが一千年生きられるように・・・  妖怪猫又を通り越してる!?

 子供の発想というか、思考は思わず笑みがこぼれますね。

 

 さて、久々富士山の動画。 タイムラプスですが、お楽しみください。 また、近日中に『ムササビ PartⅡ』を公開予定です。

 

 

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2021年2月 6日 (土)

春色が顔を出した・・・

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 気温がぐんぐん上昇してきたと思ったら、庭の一画が割れていつもの場所にいつもの顔。 やあ、いらっしゃい。 今年も姿を見せてくれたね。

 うちの庭は、まずこの福寿草からスタート。 次はなんだっけな?^^;

 

 【山吹色のきのこでございます】

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 さて、本日は『ヒラタケの原木栽培教室』でした。 自然教室というのかな?そういうイベントがあるのを聞きつけて、申し込んでおいたのです。

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 ヒラタケはオガクズに菌を混ぜ込んで育てます。 まずは適量のオガクズに米ぬかを混ぜ混ぜ。 さらにヒラタケの菌をそれに混ぜ混ぜ。 程よくブレンドされたところで、丸太にサンドイッチしていきます。

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 サンドイッチ部分をラップテープで固定すれば出来上がり。 あとは家に持ち帰り、ビニール袋に収めて水分を切らせないよう管理します。 7月頃までこのまま置き、あとは土に半分ほど埋めておけば11月ころには収穫となるようです。

 

 再来週はシイタケ栽培編です。 こちらは原木に穴を開けて菌を打ち込む方法で、これは自己流で何回か作りましたが、基本のおさらいということで・・・。

 興味あることにはなんでも首を突っ込む越後屋たろでありました。

 

 【ちはやふる】

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 開かずの扉?を整理していたら、何やら怪しげな箱を発見。 開けて見ると・・・おお、百人一首ではないかいな。 しかもかなり古い。 親の所有物だったので、もしかして骨董的価値が・・・?

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 まずは読み札から確認、文字は草書体。 ふむふむ、なるほど・・・、読めん! 作りは雑だし、安っぽい印刷技術に加え、絵柄がかなりズレているのも多いし、雰囲気からしてどうも昭和30年~40年代あたりの廉価製品ですかね? 枚数を数えてみたら、読み札は86枚、取り札は65枚とかなりの欠けがありました。

 遊び中にだんだん減っていってしまったのでしょうが、こりゃ二束三文でしょう。

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 こちら取り札。 ふむふむ・・・、やはり読めん!

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 私が所有している近年のものと比べてみました。 真ん中のは、ごく一般の札で、少し大きめの右側はちと高価な観賞用の札です。 でも、古いものの方が、絵に味があるような気がするなあ・・・。 台座の柄も凝ってるしね。

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 台座の柄と言えば、この縦縞。 繧繝縁(うんげんべり)といって、畳の縁の模様のひとつで、もっとも格の高い人が用いた文様です。 つまり、畳の縁の柄によって、その人の身分を表したそうな。

 繧繝縁は天皇、三宮(皇后、皇太后、太皇太后)、上皇とありますね。 歌の良し悪しで選択した百人一首の中にも、そんな身分制度が垣間見られる場面もあるものです。

 

 百人一首といえば、『競技かるた(歌かるた)』。 数年前に『ちはやふる』というアニメ&実写映画で人気が急上昇しました。 題名の『ちはやふる』は、17番目の『在原業平』の歌からです。

 これにはちょっとした論争があって、本来の歌は『ちはやぶる』と濁音なのに、こっちは『ちはやふる』という清音ではないかいな、どっちがホントなの? ということです。

 競技では濁音の『ちはやぶる』のようですが、時代を下るにしたがって『ちはやふる』が優勢になった事もあるそうです。 なので、どちらも正解!ということでしょう。

 ちなみに私の所有している2種類の百人一首の解説書では、両方とも『ちはやぶる』という濁音でした。 ま、そんなことより、歌の神髄を味わい楽しむことがよろしいのでしょうな。

 《在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん) 『千早振る 神代もきかず 龍田川 から紅に 水くくるとは (ちはやぶる かみよもきかず たつたがは からくれなゐに みづくくるとは)』》

 ・・・これはねえ・・・はあ? えっとねえ・・・、ちょいまち。

 解説によると、『立田川の川面に紅葉が流れていて、川水を鮮紅色に絞り染めにするということは、神代にも聞いたことがないよ』ということです。

 うーん、奥が深いなり。

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 またまた越後屋新コ~ナ~! 『こんなもん持ってるぜ!  いぃ~だろう、うひひ・・・』です。 私はレアものとか、マニアックものを持っているよーという、イヤらしい自慢です。

 イヤな越後屋の血がそうさせるので、恨むなら越後屋を恨もう。

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 『百人イングリッシュ』という、英語版百人一首かるたなのですな。 外国の方が日本の文化に共鳴し、万葉の世界をそれこそ世界に伝えたいということで作成したものです。

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 トランプサイズのカードは、読み札、取り札を繋げると1枚の絵になります。

 日本人より、外国の方の方が日本の文化の素晴らしさを見い出すことが多いものです。 いとをかしの絵柄で綴った、違う視点での百人一首・・・。

 平安の心は、今でも続いているのですね。

 

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2021年2月 2日 (火)

森の忍者

 

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 さてさて、裏山に住み着いているムササビの動画の編集が終わりました。 足しげく通えばもっとたくさんの映像が撮れるのだけど、相手は夜行性なので必然的に観察は夜。

 灯りのまったくない暗闇の森の中、周囲で妙な鳴き声がするわ、パキパキと藪を分ける音はするわで、ちょっぴり『うみゅ~』という感覚もあるので観察はタマにね^^;

 出会うのが野生動物ならまだいいんだけれど、〇〇に出会いそうな気もする雰囲気ばっちり。 夜は暗闇になるのが当たり前だった江戸時代くらいまでは、『もののけ』は元気でしたからねえ。

 さすがに理科系&現実派の私でも、暗闇というカオスの中ではついいろいろと想像してしまいます。 闇は様々なものを生み出す、ダークエネルギーに満ちているのでしょう。

 あ、いかん。 非科学的ですな。

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 でも、対象のモノに出会えた時は、夢中になります。 周囲が闇だなんて関係ないもんね。

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 あの、小さい・・・小さく見える穴(推定8cm~10cm?)からするすると出てくるのは、『いとをかし』です。

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 あらら、飛行がまたうまく撮れなかった・・・。 結構動きが早いんですな。

 

 そんな様子を、YouTubeにアップしましたので、よろしかったらご覧くださいね。 できればチャンネル登録もお願いしま~す。

 

 

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