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2021年1月30日 (土)

闇を飛ぶ

 寒さが戻って、外で作業していると手が凍るように冷たくなってしまいます。 周囲の山々もこの時期らしく雪化粧していますが、いつもより少ないのは確かです。

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 富士山も日替わりで真っ白になったり、溶けて斑になったり・・・。 やはり絶対的に雪が少ないのですね。

 

 【闇に飛ぶ】

 最近の記事は、どうも越後屋がらみが多くなっています。 まあ、越後屋&悪代官コンビは私の好きなキャラですので、活躍してくれるのは嬉しいものですが。

 とはいうものの、私は本来自然大好き人間なので自然界のこともじっくり載せたい・・・。 ということで、寒かったけれど夕刻に秘密の場所に行ってまいりました。

 私の大切にしている場所なので詳細は避けますが、普段は滅多に人の訪れない山の奥の小さな神社。 ところどころ雪が残っているので、日中も日が当たらないのでしょう。

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 うらぶれた佇まいを誇張するように、水車が凍り付いていました。

 日が落ちると、もちろん街灯などの灯はまったくないので、みるみる闇に閉ざされていきます。 懐中電灯など持っていなければ、一歩も歩けなくなってしまうでしょう。

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 これは野生動物観察用の赤色ライトカバー。 普通のライトだと明るすぎ&目に良くない?ので、赤いプラスチック製の下敷きを切ってカバーにしています。

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 LEDライトの先端部にハメ込めば、手作り赤色ライトの出来上がり。 これを持って、ちと森の中へ・・・。

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 暗くなり始めたので、自家製赤色ライトを灯すと・・・いたいた! 目が光ってる。 ムササビです。

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 穴の中から、キョロキョロと周囲を見回しています。 しかし、ピント合わせが難しい・・・。 以下の2枚の写真は、動画から切り取った静止画です。

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 ピント合わせでもたもたしていると、既に穴から出てしまっています。 わお、しまったあー。 広角側にしないと飛んでいく姿が画面に入らない!

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 わたわたしているうちに、飛んで行ってしまいました。 残念。 シャッターチャンスだったのになあ・・・。

 このあと、再び出会うことがありませんでした。 そうなると辺りが俄然暗く、寂しく感じます。 先ほどから藪をかき分けるようなパキパキと変な物音もするし、これがクマだったらまず食べられてしまいそうな雰囲気ですなあ^^;

 闇に足を取られながら、また背後の物音に注意しながら、しばらく離れたところに停めた車に向かいました。

 

 これらは動画で撮ってありますので、近いうちにYouTubeにアップする予定です。

 

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2021年1月28日 (木)

1月もそろそろ・・・

 寒暖差が激しいですね。 ほんわか暖かい日になったかと思えば、再び手が凍えるような気温に・・・。 でも、春はもう手の届くところまで来ています。

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 今朝は久々雲がたなびいて、キレイな空でした。 寒い朝のわんちゃんの散歩も、こうした風景の中ではまた楽しからずやですね。 でもこの後、雲がみるみるうちに湧き上がり、ぽつぽつと雨を落とし始めてしまいました。

 寒くなり、暖かくなり、晴れ、雨・・・こうして春への準備は着々と構築されていくのでしょうな。 

 

 【たろの山吹色の水晶でございます】

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 さて、今回のテーマは『紫水晶』

 どちらかといえば実験のジャンルになるので本来は『たろじろう先生』の登場となるのですが、時代背景を考慮?して、江戸の科学者『平賀源内』の自称愛弟子『裏賀玄関』先生のお出ましです。

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 うっす、裏賀玄関じゃ。 なぬなぬ? 真実の愛? 魔よけのパワーとな? きゅっふっふ、この越後屋・・・ではない、この玄関さまのパワーに勝てるかな?

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 ふーむ、よく見るとツルツルに磨かれ、艶めかしいような光を放っておる。 もったいないような気もするな・・・。

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 用意したのはガスバーナー(名称はガストーチ、トーチバーナーなど) こいつで紫水晶を加熱してやろうというわけじゃ。 なんで?という疑問に答えよう。

 水晶にもいろいろあって、無色透明なものから様々な色味のものがある。 その中でイエロー系のものを『シトリン』と言って、宝石価値が高い。

 価値があるということは、希少性ということじゃな。 だが、紫水晶を加熱することによってこのイエローに変化(つまりシトリンへ)させることができるのじゃ。 巷に出回っているシトリンは、この方法で処理されたものが多いと聞くぞ。

 しかし、もともとが水晶なので人工とはいえず、判別、鑑定が難しいそうじゃ。 天然ものなどという謳い文句で高価で販売して、実際は加熱ものだったなんていうのがいかんのじゃ。

 別にニセモノなんて思わないので、処理してあるなら処理してあると言えばいいけれど、なかなかこういった宝石ものは闇が深そうである。

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 ゴワワワー! 炙れ炙れ! お、色が抜けて白っぽくなってきたぞ。 パチン! うわっと、少し割れた。 あちちちち・・・。 内部のキズが熱で開いたのであろう。

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 あまりキレイではないが、部分的にイエローに変化しておるぞ。 やはり加熱によりイエロー・・・つまり黄水晶を作ることができるのだね。 もとが美しい紫水晶だったら、よいシトリン風?になるであろう。

 これぞ『山吹色の水晶でございます』だね^^;

 

 【再会、そして・・・】

 ちょうど1年前なんだね、実家に住み着いていたネコちゃん、チイコの物語は・・・。 実家で独り暮らしだった父が施設に入居することになり、無人となった家に取り残されたチイコ。

 紆余曲折の末、なんとか愛知県に住む姪っ子に引き取ってもらったんだけど、小さな子供がいるので嫌がって早々に脱走・・・それ以来行方不明に。

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 思い出すと胸が痛むというか、ちょっぴり切ない気持ちになっていたのですが、この度居場所が判明との連絡がありました。 少し離れたフラメンコ教室らしい。

 フラメンコの先生は猫好きで、他にも何匹か猫を世話をしているようですが、その中に混じって元気にしてたようです。 私としてはフラメンコではなく、ロックアーティストであったらと思うのですが、とにかく消息が知れてよかったです。

 しかし、そのまま黙っていた方が、みんなが幸せな気がします。 〇〇くん! お菓子で釣っちゃあだめだよん。 君がもっと大きくなって、ペットを責任もって飼えるようになったらね。

 まだ先の見えない2021年の、明るいスタートになるといいな。

 

 【調子に乗ってしまった・・・】

 電子メモパッド。 前回の鬼〇の刃のキャラのイラストが家族にも好評だったので、調子に乗ってまた描いてみました^^

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 次は、なんだ、その・・・。 胡〇しのぶ。 どうだ、ほれほれ? 

 『前の方が良かった』 (*o*)

 もう描かん!

 

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2021年1月26日 (火)

面白し雪にやならん冬の雨

 夕刻になり、また雨が落ちてきました。 外気温は6℃はあるので、雪に変わることはなさそうです。

 古人は様々な気象現象にも心を寄せ、多くの歌や句、または季語を生み出してきましたが、『雨』というのは題材としてかなりの人気なのですね。 

 

 タイトルの『面白し雪にやならん冬の雨 』は松尾芭蕉の句で、この『面白し』は雪になるのではというちょっぴり期待を込めている意もあるのでしょうかね。

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 これは朝方の空。 わんちゃんの朝散歩の時はまずまずの天気。

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 夕刻には、鈍色の雲が富士山を覆い始めていました。 私にとっては、雨は面白くないんだけどなあ・・・。

 

 【たろの山吹色の電球でございます】

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 さて、前回に引き続き、山吹色の電球の話です。 

 今回は、『お主も割るよのう』『いやいや、お代官さまほどでは』と、ビンを割る(切る)工程なんですが、果たして上手く行くのでしょうか? 何パターンかやってみましたが、これをみて試してみる方がいましたら、くれぐれも安全対策をしてね。 特に防護メガネは必須です。

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 ①ガラスカッターでビンにキズを付け。

 ②ビンの方を回すようにすると、キレイに線が引けるかな。

 ③タコ糸をキズに合わせて巻き。

 ④ライターオイルを、タコ糸にチュッチュッと。

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 ⑤ライターで火をつけ、火勢が衰えるまで待ちます。

 ⑥水を入れたバケツに浸せば。

 ⑦このようにキレイに割れて・・・切れて(割れて)なーい(*o*)

 ⑧越後屋も悪代官もがっかり・・・。

 

 何度かやったけどダメ。 じゃあ、違う方法で。

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 ⑨取り出したのはガスバーナー。

 ⑩炙るべし、炙るべし。 直接キズの部分でなく、少しずらしたところを熱します。

 ⑪またまた、水をいれたバケツに・・・。 ピキピキと音がする。 ・・・さすれば、このように・・・

 ⑫切れて(割れて)なーい(*0*) 両名、再びがっかり。

 うーん、何でだろう? このガラスはなにか特殊な材料が混じっているのかも? ガラスによって切りやすい(割りやすい)のと、そうでないのがあるので、これは後者でしょうか。

 仕方ないので、最終兵器。

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 工作用のミニ・ルーターの登場じゃ。 でも、これだとガラスの粉が飛ぶし、傷口が荒くなるのでできれば使いたくなかった・・・。

 切断面を軽くやすり掛けして、今回はこれでお終いです。

 

 記事を書いていて思ったのですが、『たろの山吹色の〇〇でございます』のコーナーを設けるまでもなく、私の記事はほとんど趣味系というかマニアックなのでは?と気が付きました。

 うーん。 マニアックな部分はスルーしてねという趣旨でしたが、全部スルーされそうです。

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 例えばこんなのもあります^^;

 電子メモパッドで絵が描けそうと思ったので、ちょちょいと『鬼〇の刃』のキャラを。 Amazon Prime Videoでアニメをちょっと観た時に、こいつカッコいいじゃんと思ったのが、この・・・なんだ? 〇岡義勇くん? あんま似てないけど、こんな感じ。

 部分修正ができない一発勝負だとムズイなあ。

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 狐面作りはまだこの段階^^; 縁の部分に和紙を貼り付けて滑らかにしてあるので、あとは塗装です。

 

 ・・・と、ほんと趣味&マニアックなことばかりですなあ。

 

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2021年1月24日 (日)

休日は、まるまる雨・・・

 この土日は雨で終わりました。

 当初ニュースでは大雪になるとの予報でしたが、ここらは気温が高かったからでしょう、冷たい雨となり景色を滲ませていました。

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 しかし休日に降られてしまうと何もできません。 まあ、気分的にする気がおきないということもありますが、私のしたいことは外作業が多いのです。

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 わんちゃんの散歩も、雨だと今一つ。 びしょ濡れになってしまい、家の中に入れるにはゴシゴシと拭かないとならなくなるので、カッパが登場。

 ずーっと昔に買ったものですが、この度リサイズしたようです。 ガチャピンだっけ? フードの部分がかさばるのか、気になる様子。

 まあ、今まで着たことがないのでしかたないやね。

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 こちらは、フードなしの別バージョン。 嫌がる風でもなさそうですが、何て言うか妖怪の『こなきじじい』を連想してしまいます。

 晴れていればこんなカッパも必要ないのにねえ・・・。

 

 【たろの山吹色の〇〇でございます!!】

 さてさて、人間とはいろんなモノに興味を持ちます。 それが他の人にはどうでもいい、つまらない事に見えても、本人にとっては極上の時間となったり、至福の境地に辿り着く道標となったりするものです。

 そこで、私の趣味や好きな事をまとめた自己満足コーナー、『たろの山吹色の〇〇でございます!!』として、綴っていこうと思います。

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 マニアックな部分もありますので、テキトーに流してくださいませ。 

 

 今回のテーマは、『たろの山吹色の電球でございます!!』 『お主も明るいよのう・・・』 『いやいや、お代官さまほどでは』 『ぐっふっふ』

 

 いろいろと片付けをすると、何かしら掘り出し物があるものです。

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 古びた箱を開いて出てきたものは、小さなエジソンLED電球です。 ちょっとレトロな雰囲気のある照明で、ノスタルジーたっぷり。 口金はE17なので、常夜灯レベルの電球ですな。 いつ買ったんだろう・・・?

 ま、こうして改めて日の目を見たからには活用してあげようじゃないか。

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 こんな感じで光ります。 夜間真っ暗となる、玄関スペースに置くといいかもね。 よし、インテリア照明をさっそく作ろうっと。 

 ・・・私の悪い癖で、いろんなことが閃くと他に手を付けていることがあっても、並行でいろいろ進めてしまいます。 一つのことをじっくり最後まで仕上げないうちに、新しいことを初めてしまうので、何がいつ完成するかは気分次第なのですな。

 ま、それは性格なので仕方ない・・・ということで、どんなデザインにするかラフスケッチを・・・。

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 これは別に秘密ではない秘密兵器?、電子メモパッドであります。 ダイ〇ーで500円^^; 専用ペンでメモ書きできるんだけど、実際には書いた画面は思ったより暗くて今一つかもなあ。

 筆圧で液晶の配列が変化、乱反射して黄緑色に見えるという原理ですな(コレステリック液晶)。 消去ボタンを押して電圧を与えると、結晶配列が元に戻るので書いた文字や絵は消えてしまいます。

 これは値段相応で部分消去はできず全体が消去されてしまうため、ほんとに一時的なメモみたいな感覚ですな。 ま、メモ用紙を無駄にしないという点では、よいかもね。

 あ、本題から逸れてしまいました。

 まずは電球を包む、ガラスの筒の部分を作ります。 これはビンを切って円筒状にする予定ですが、選ぶとなるとなかなか良さげなものがありません。

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 ダイソーをうろうろして、これならいけるかもというのをチョイス。 安価なものなら切断に失敗しても、ダメージは少ないしね。 2種類用意して上手くいったものを使うことにします。

 とはいうものの、このビンを切断する方法は・・・? いくつかありますが、今家にある道具だけでできると思う方法でやっていきたいと思います。

 ビンの切断の工程は、次回の記事にて・・・。 

 

『お主も引っ張るよのう・・・』 『いやいや、お代官さまほどでは』 『ふっほっほ』

 

 

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2021年1月20日 (水)

大いに寒い?

 本日、20日は『大寒』でしたね。 ニュースなどでそう聞いて、へぇそーなんだと思うけど、寒さに大きいも小さいもなく寒いもんは寒いですなあ・・・。

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 それでも、寒い時期だから見られる景色というものがあるものです。 これは明け方のわんちゃんの散歩時だから、6:30前後でしょうか。 雲一つない空が徐々に明るくなっていく様は、目を引くものがあります。

 この景色を見ていると、頭の中に流れるBGMがあります^^; 『ペール・ギュント』組曲の『朝』ですかね? 私は洋楽系なんだけど、さすがにロックは浮かばないなあ、この時間は・・・。

 

 そういえば『枕草子』。 あの『春はあけぼの・・・』で始まる有名な清少納言の随筆で、季節ごとのステキな場面を切り取っています。 1月は、その時代ではすっかり春。 1000年前の人たちも同じような景色を見て感動していたんだなあと思うと、ちょっぴり面白くもありますな。

 ちなみに枕草子の中の冬(現在の10月~12月だろうか)の『いとをかし』は、『冬は早朝で、雪が降ってればなおよし。 とても寒い朝に火を起こして、炭を持って運びまわる様子もよしよし。 でも、炭がお昼頃になって白い灰になってしまうのはいかんな~』だそうです。

 エアコンやファンヒーターなどない時代はさぞや寒かったでしょうが、それなりの風物詩があったということですね。

 

 【小さな花芽】

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 窓際に置いている、ハオルチアの鉢。 緑も濃く順調に育っていますが、ふと見ると花芽が見つかりました。 ほっほう、またひょろ長い花茎が伸びて花を咲かせてくれそうです。 これは『ハオルチア・桜水晶』

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 『ハオルチア・レツーサ』にも発見! この窓際のなんとなくほんわかしたところが、生育条件に合っていそうです。 障子戸があるので直射日光は当たらず、かつ明るいからなあ。

 多肉植物のぷにぷにした葉っぱは、やはり魅力たっぷりです。

 

 【野良の王】

 『ファイナル・にゃんタジーⅦ』というゲームがあれば、きっとラスボスになれるであろう、風格と気合い?

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 近所の一コマなんですが、この猫怖ひ! 年老いた犬の餌の横取りを始めてから、すっかり立場が逆転。 犬のほうがおどおどしてしまい、吠えることもしませんな。

 うちのわんちゃんも散歩中に遭遇するんだけれど、堂々としていて走って逃げるということがありません。 うーん・・・。

 でも、捨て猫なんだよなあ。 ここはペットを捨てに来る悪しき人間の輩が多いので、いつの間にか増えているのです。 このラスボスは、ここ半年位前からです。

 逞しく生きて欲しいという気持ちが半分、うちの庭にもくるのでわんちゃんが夜中だろうが吠えて困るという気持ちが半分。 難しいものですね。

 

 【天王星みっけ!】

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 今、火星と天王星が接近しています。 こうした目立つ天体が目印にならないと、単独で遠い惑星を探すとなるとよほどのベテランでないと難しいでしょう。

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 まず、月の上方に赤い明るい星、火星を見つけます。 その左側に天王星があるんですな。

 しばらく大きな天体ショーがなさそうだけど、夜空を飾る星たちはやはり魅力いっぱい『いとをかし』です。

 

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2021年1月14日 (木)

炎にのせて・・・ 『どんど焼き どんどん』

 

 【どんど焼きの夜】

 14日の夜は、小正月の行事『どんど焼き』でした。 こちらのどんど焼きは各家で持ち寄った稲わらを燃やして、その火でお団子を焼きます。

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 お団子は山からとってきたカシの木にくっ付けて、枝ごと火で炙るのです。

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 代々伝わる、太鼓まであります^^; 日が暮れて暗くなったら、ドンドン! どんど焼きが始まるよ~! という合図の太鼓を叩くと皆が集まってくるのですな。

 今年は私がどんど焼きの担当役員だったので、和太鼓の奏者でもあるカミさんが叩くことに・・・。 ドンドコドンドコドドンガドンツク・・・♪

 『今年はリズムがいいじゃん!』

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 夜景をバックに燃え盛る炎。 その火で炙ったお団子を食べると、今年1年は無病息災になるそーな。 でも、有効期限は1年なんですなあ・・・。

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 稲作の行われている場所なので藁を燃やすことができるけれど、高齢化、後継者なしの家が多く稲作放棄地が増加しています。 そんな状況なので、いつまで続けることができるでしょうか? 実際私の家だって、稲作は私の代で終わりですからね。

 風にのって舞い上がる火の粉が、ちょっぴり寂しく感じられたひと時でした。

 

 【金田一たろ助の事件簿 - RETURN -】

 私は金田一たろ助。 数々の難事件を解決してきた探偵だ。 前回私が登場したのは、いつになるだろうか? なんか久々のような・・・。 

 活躍の記録は・・・うーん、そうだ。 『村のお留守番協会会長 ウエルカム犬井氏 粉砕事件』だったかな? あれはまれにみる怪事件。 ちょっぴり気になる人は、過去ログを読もう!

  ↓ 見てね^^

金田一たろ助の事件簿

 

 さて、今回の事件は・・・。

 

 『バフン!』いきなり大きな音が響いたのだ。 降雪のあとだったので、屋根から雪が落ちたのかなと思ったが、なんか違う。 ちょっと鈍いような、そして不安を呼び覚ますようなイヤな音。

 凄腕探偵の私は事件の匂いを感じ、すぐに外に飛び出したのであった。

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 ぬぬっ! 羽が散らばっておる・・・、こ、これは?

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 トラツグミではないか。 のびてはいるが、まだ息はあるぞ。 そのうちひくひくしながらも、時折体をくねらせる仕草を見せた。

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 サッシを調べると、衝突のあとがくっきり・・・。 うちのわんちゃんの縁側の日向ぼっこスペースに敷かれた虎柄の毛布を、仲間だと思って突っ込んだのか?

 いや、それは本人に聞いてみないと分からない。 おい、しっかりしろ!

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 屋根から溶けた雪の雫が滴り落ちるので傘を広げてあげてると、やがてむっくり起き上がった。

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 でも、じっとして動かない。 うーん、やばいかも? 軽い脳震盪であればすぐに逃げ去るはずなんだけど、うずくまったまま。 心配になって野鳥に詳しい人に連絡してみたところ、首や脳に損傷を受けているなら厳しいかもと・・・。

 できればペットボトルにお湯を入れてタオルで包み、温かくしてあげてみてくださいと言われたので用意していると・・・。

 ひっくり返って息絶えてました(><) やはりダメだったか。 無念じゃのう、犯人は必ず見つけてやるからなー! 

 

 犯人はお前かっ! このサッシのガラスかっ! ビシバシ!! ・・・手が痛ひ。 この虎柄の毛布かっ! ぱふぱふ♡ ・・・柔らか~い。

 あぁ、また迷宮入りしてしまったあ。 もう探偵は引退だなあ・・・。

 

 以上、金田一たろ助の事件簿でありました。

 

 ※トラツグミについて

 夜に「ひょ~」とか「ぴひぃ~」とか「ひゅひ~」とか比喩の難しい声で鳴くので、鵺(ヌエ)という架空の妖怪?のモデルになりました。 実際に聞くと、なんていうかブランコを漕ぐときに出る音・・・キーィ、ヒーィとかいうやつにも似ているので、知らないとビックリしそうです。

 いろいろ調べると、ある女子寮の近くで毎夜口笛を吹く不審者がいるとか、ある地域では幽霊の声がして子供がトイレに行けないだとか、はたまたUFOの飛行音とかで騒ぎになった事があるそうな。

 いずれも、このトラツグミの鳴き声だったということが判明。 その時の新聞記事が見たかったけど、2015年位?の事だそうなのでダメかなあ。

 うちの近くでもよく鳴き声が聞こえるけれど、ほんとはカワイイ鳥なんですね。

 

 【UFO着陸痕?】

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 裏山にある湖。 全面結氷は近年にない事です。 それほど冷え込んでいるのですね。 雪が積もって真っ白な湖となっていますが、何か所かこんな模様が・・・。

 もしかして異星人のUFOが着陸した跡?

 いやいや氷に穴が開いて、そこから水が溢れ広がったのでしょうね。 とても不思議な光景。

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 1匹だけいる白鳥も、そんな穴の一つに閉じ込められてしまってます。 やはり生き物にとって冬は、耐える季節なのですね。 

 

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2021年1月12日 (火)

たろと雪の女王

 降りました、雪が・・・。

 朝は日が昇るなど、まったく雪の気配がありませんでしたが、そのうち辺りがみるみるうちに白濁してきました。 やがて空がこらえ切れず、チラチラと雪を散らし始めました。

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 勝手にライトアップ^^; 銀世界もいいけれど、こうしてカラフルなライティングを見ていると、若かりし頃(・・・といっても、村では今も十分若い衆なんだけどな)スキーばかりしていたのを思い出します。 特にナイタースキーの幻想的な雪世界には魅了されたものでした。

 しかし、今ではこんな体になってしまって、すまんのう・・・ゴホゴホ _ノ乙(、ン、)_

 

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 さすがわんちゃん、雪は大好き! 行ったり来たりと走り回って、元気いっぱい。 うちのわんちゃんは、冬になると食欲旺盛となってコロコロ。 この写真、なんだかツチノコのようにも見えます。

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 ハンターの顔・・・。 でも、鼻先に雪がくっついて、凛々しさ半減だぞ。

 

 【たろと雪の女王】

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 雪が降ればやりたかったことの一つ、結晶観察です。 でも、気温が高い(人間には十分低いのですが)ので、みるみるうちに溶けて形が崩れていきます。

 ほほう、ア〇と雪の女王の世界ですなあ。 もっとはっきりした結晶が見たかったのですが、さらに極寒の時でないと難しいかもしれませんね。

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 黒い生地に雪を載せて、急いでカメラの下において撮るんだけど、あっという間に形が変化。

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 息を殺して臨むけれど、ピント合わせ等でどうしてもモタモタしてしまうなあ・・・。

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 青いLEDの光を当ててみたものも・・・。

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 とにかく小さな世界。

 

 雪はこんなに小さな結晶なのに、降り積もれば強大な力を持ちます。 交通マヒや家屋の損傷・・・。 いつぞやの大雪で、物干し台の金属パイプがくにゃりと折れ曲がってしまったことを思い出します。

 自然は美しいけれど、キレイなだけではないということを忘れずにいたいですね。

 

 

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2021年1月10日 (日)

雪のない富士

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 例年なら、この時期は真っ白に雪に覆われている富士山。 日本海側は大雪に見舞われているのに、こちらは雨も降らず。 年が明けてからもまだだし、記憶では去年12月中に雨が降ったのも、1日限りでしかも数時間。

 とにかく異常なほど乾いているのでありました。 降り過ぎは困るけれど、山に水分を蓄えておいてくれないと稲作の時期に水不足なんてことにもなりかねません。

 この反動で、今後大雪になるなんてことも考えられますので、ものごとは程々が肝心ですね。

 

 【どんど焼き準備】

 この地域では14日の夜に、小正月の行事の『どんど焼き』が行われます。 町内会単位なので、まことにこじんまりとしたものですが今年は私がその当番です。

 コロナでいかがなものかとは思いましたが、祭事だし皆の意見もあって催すこととなりました。 その準備として、飾り物を作ります。

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 世帯分+道祖神さん分の色紙を切って竹に差し飾り付けていきますが、年々人口が減りその数も少なくなってしまいました。

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 お札も手作り・・・。 しかしこの木版っていつのものでしょうか? 誰がいつ作ったものかは知りませんが、代々引き継いでいるものです。 もしかして室町時代から?・・・なんて言ったら国宝級だけど、ちょいと昔に器用な人が掘ったものでしょう。

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 飾りのついた長い竹竿を立てます。 うーん、なんか寂しい感じだなあ・・・。 以前は『やなぎ』と言われる飾りも作ったので賑やかでしたが、近年省略されてしまいました。

 町内も人口減、高齢化が進み簡素になってしまったのです。

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 こちらは過去写真、数年前のもの。 軒数が多ければ飾りの数も多いので見事でしたが、一つ欠け、二つ欠けしているうちにこの数に・・・。 そのうち行事そのものができなくなってしまうのかもしれませんね。

 私はこういうのは好きなので、なんとか踏ん張って残していきたいと思います。

 

 【レモンがひとつ・・・】

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 ひとつだけなっているレモン。 ふっふ、ようやく黄色くなってきたわい。

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 先日のミカンと同じく、こちらも鉢植えのものです。 花はたくさん咲いたのに、結局実がなったのはひとつだけ。 しかしこのところの低温で、株が痛んでしまわないかなあ・・・。

 家の中はもう置き場所がないので、外で我慢してもらうしかありません。 冬はやはり、果樹たちにとってもキビシイのですな。

 

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2021年1月 7日 (木)

冬の白魔術?

 今回は久しぶりに、『たろじろう』の実験コ~ナ~!

 

 うっす、たろじろう先生?じゃ。 いやあ、冷える冷える。 空気にトゲがあるように、冷気が体に突き刺さってきますなあ・・・。 こんな夜は美しくも妖しく、そして体をほんわか包む、あったか~い白まじゅちゅ・・・、うっほん、白魔術をするに限るぞな。

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 マネをする方などいないと思うが、それでも万が一自分で実験するときは気を付けなければいかんぞ。 今回の魔術は火を使うので、特に注意が必要じゃ! 空気が乾燥しているからねえ。 それに万が一の事故に備え、お目々を守るためにも保護メガネを必ずかけませう。

 

 【白魔術 その1 - びびでぃばびでぃ綿棒 -】

 

 用意するもの(したもの)

  ・無水エタノール

  ・綿棒

  ・紙粘土(綿棒を固定するため)

  ・試料としていくつか

    塩(伯方の塩でなくてもいいので普通の塩)

    塩化カルシウム(道路の凍結防止剤など)

    焼きミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム 食品添加物・あく抜きなど用)

    ホウ酸(眼の洗浄用などの用途で薬局にて販売)

    重曹(炭酸水素ナトリウム)

  ・紙コップ(溶液を作るため)

  ・ライター

 

 紙コップに資料をそれぞれあけ、エタノールを混ぜて溶液を作ろう。 (溶けにくいのは、あらかじめ少量の水で溶かした方がいいかな?)

 綿棒にその溶液を浸し、火をつけるのみ。 炎の色の変化を見てみようという次第じゃ。

 

 雰囲気の出るよう、ちょっとしたアイテムを置いてみたよ^^;

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 ①エタノールのみの炎の色

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 炎色の比較のため、エタノールのみで燃やしてみた。

 

 ②塩

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 うーん、わずかに色が変化しているような・・・。 よくわからん。 やはり伯方の塩がよかったかなあ?

 

 ③塩化カルシウム

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 若干赤いような気がする。 溶けにくかったので、溶液が薄いのかも。 うーん、何とも言えん。

 

 ④ミョウバン

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 うむむ、これも何とも言えんなあ・・・。 青系統になってるかな。

 

 ⑤ホウ酸

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 これはスゴい! グリーンの炎。

 

 ⑥重曹

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 おお、赤く燃え上がった。 火力も強くなったぞ。

 

 はいはい、いかがかな? これは『炎色反応』というもの。 学生の頃、科学実験で習ったことがあるだろう。 燃やすと元素特有の色を出すというものじゃ。

 センセ的には『ホウ酸』が一番ぐっときたのでアンコールしちゃいましょう!

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 うーん、妖しい・・・。

 ドーンと鳴った花火は、このように様々な物質で鮮やかな色を付けているのだな。 一般には手に入りにくいものもあるが、身近な素材でもこうして楽しむことができるという次第。

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 魔術に参加していただいたメンバーの皆さん。 しかしこの綿棒での実験は、炎色の同時比較が難しい・・・。

 ということで、追加実験・・・、ではなく、追加まじゅちゅだ~!

 

 【白魔術 その2 - びびでぃばびでぃアルミのお皿-】

 

 次はアルミカップにエタノールを含ませたコットンを入れて並べ、同時に火をつけてみたいと思う。 そうすればいっぺんに色の比較ができるというわけじゃな。

 最初からこれにしておけばよかったような気もするが、まあ魔術にもステップがあるからねえ。

 

 追加で用意するもの(したもの)

  ・アルミカップ(お弁当などで、おかずを小分けするもの)

  ・コットン

 実験その1より火力が強くなるので、引火に気を付けよう。 注意一秒、火がボーボーじゃからな。 金属網にアルミ箔を敷いて、念には念じゃ。

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 こんな風に並べ、その上に試料をパラパラとトッピング。 火をつければ・・・。

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 おおおお・・・。 これは色の違いが分かりやすい。 ただ、④のミョウバンはデータ的にはカリウムの淡い紫の炎なんだけど、うーんかな?

 

 【白魔術 その3 - びびでぃばびでぃカッパの銅線 -】

 カッパといっても、水辺に住むカッパではないぞよ。 銅を使うのだ。 銅は英語でCopper・・・カッパーなんでついカッパが浮かんでしまった・・・。

 魔術その3は、銅線を使った『バイルシュタイン試験』というものじゃ。

 

 その前に化学のおさらい。

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 元素周期表というものがある。 これはセンセがExcelでちょいちょいと作ったので間違いがあるかもしれんが、オーソドックスな表はこんな感じかな?

 現在名前の付けられた元素は118種類で、覚えたこともあるであろう。 ちなみにセンセは118種類全ての名前と順序を記憶しておるぞ、えっへん! ま、それが何の役に立つ?と言われればそれまでじゃが、人より118個の知識が多いという自己満足じゃ。 煩悩より10個も多いのじゃわい。

 しかし記憶とは薄れるものなので、たまにお風呂に浸かっているときとか、トイレで座っているときに元素名を復唱するようにしておる。

 副作用として『あいつは水素なヤツだな』とか『あの人はネオジム人間だなあ』とか、変に変換するようになってしまったかもしれん。 ちなみに水素は燃えやすい・・・すぐに熱くなる、ネオジムの磁石は強力・・・ねちっこい。 などとね。

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 話がだいぶ逸れたが、元素周期表は縦軸が『周期』、横軸が『族』、このうち17族の元素を『ハロゲン族』という。 ハロゲンとは、反応性が高く、アルカリ金属(第1族 水素は除く)、アルカリ土類金属(第2族 ベリリウム、マグネシウムは除く)と結びついて『塩(えんと読もう)』を作る。 ギリシャ語の「alos(塩)」「gennao(つくる)」を合わせて、「halogen(ハロゲン)」となったそうな。

 さて、銅はその対象の物質に、元素(ハロゲン)が含まれているかの試験に使えるのじゃ。 (塩素、臭素、ヨウ素で、フッ素は検出できないそう)

 

 用意するもの(したもの)

  ・銅線(電気コードの被膜を剥いだもの)

  ・ガスバーナー(卓上コンロのガス缶に付けて、バーナーとして使える器具)

  ・ラップ(ポリ塩化ビニリデン製のもの)

  ・塩ビ管

 バーナーとあるので、気軽にできる実験ではないかもね? 無ければキッチンのコンロでも可だけど、有毒ガスの発生もあるので換気に気を付けよう。 あ、あと火傷にもね。

 まず、不要の電気コードの被膜を剥がして、銅線を作る。 それをバーナーで真っ赤になるまで炙るのだ。

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 しばらく冷まして酸化して赤黒くなったら(酸化銅)ラップなどの試料をくっ付けて、再び炙ってみよう。

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 すると、炎が緑色になるはず。 酸化銅が鋭敏にハロゲン物質と反応して、炎色反応を示すというわけじゃな。

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 試料を塩ビ管の欠片にしてみたが、結果は同じ。 バイルシュタインという化学者が考案したので、『バイルシュタイン試験』と呼ばれておるのだな。

 

 以上、白魔術その3である。

 精度はとにかく、実験としては物質の不思議な一面を見られると思うよ。

 

 ついでに、青い色の紙(折り紙?)を燃やしてみよう。

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 緑の炎になるかな? 顔料に銅フタシロアニンという物質が含まれているので、炎色反応を示すということらしいよ。 色と炎色は一致しないというよい例だね。

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 うむ? この写真をよく見ると、炎の中に目が? わわわわ・・・、デビル君を呼び出してしまったあ!?

 

 実験が終わった頃、私の体は冷え切っておった。 火を使う実験だけど、やはり小さな火ではあったまらん~。

 長い記事になったけど、また新たな白魔術を考えておくのでお楽しみに? では、さらばじゃ・・・。

 

 ※参考文献 「元素のすべてがわかる図鑑」(ナツメ社)

       「美しい元素」(学研)

 

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2021年1月 4日 (月)

星も曇る夜・・・?

 新年も明け、すでに日常へ・・・。 もう、あのまったりとした日々は、過ぎ去ってしまいますなあ。 時は前に進むばかりです。

 世界中の物理学者が量子力学を研究する中で、現代常識をひっくり返すような理論が次々と産まれているけれど、やはり時間を遡ることは不可能ではないかと言われています。

 でも、ある物理学者のインタビューの中で『絶対に無理』とは言ってはいけない、いつか頭のいい誰かがその殻を破る方法を見つけるからだ・・・と述べている学者もいます。 ま、私ではないことは絶対に確かなので、今は時間の船に揺られていくしかないですね。

 

 さて、新年最初の天体ショーは、『しぶんぎ座流星群』 以前も記事に載せましたが、『しぶんぎ座』は今はなく名前だけで『おおぐま座』の近くにある星座でした。

 よしよし今夜も狙ってみようと空を見上げると・・・。 く、曇っておる!

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 月が昇っているのだけど、その月も雲に滲んでいます。 うみゅ~。 いや、そのうち雲が引いてくるに違いないと願っていたのですが、夜空はいつまでもミルクを流したよう。

 ダメだのう・・・。 ひとまず眠りにつくかいな。

 

 夜中にこそこそ起きて空模様を確認してみると、お、雲が若干薄くなって星がなんとか見えるぞ。 1等星・・・、いや2等星くらいまでは何とか見えそうです。

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 この写真では分かりにくいですが、ほぼ中心辺りに星が写っています。 位置からいって、おおぐま座の2等星か・・・。 とすると、アリオト(北斗七星を構成している2等星)かなあ・・・。 これしか見えないので何とも言えないけれど、方向からいけば合っていそう。

 だるまのように着込んできたし秘密兵器もあるので、寒さにも何とか耐えられました。 秘密兵器と言っても、小さなホカ〇ンを手袋の中に押し込んだだけなんだけど、手だけはほっかりあったか~い。

 手が凍えると、カメラの操作どころではなくなってしまいますからねえ。 さて、流れるか? とはいっても、この状況ではかなり明るい流星でないと見えないだろうけど。

 流れん! もう少し・・・。 流れん! はあ、またダメかいな。 寒いしもう自分が布団に流れよう・・・。

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 あとで、動画を確認すると何やら怪しい光が! 流星? 飛行機だったら連続して点滅するけれど、1回だけの瞬き。

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 も一つ光ってる。 これはわずかに移動して光ったので、流星の確率は高いぞ!

 ・・・とまあ、ほんとに流星かどうかは定かではありませんが、とにかく光ったものが撮れてよかったわい。

 (写真は動画からの切り出しです)

 

 ついでに早起きして、明け方の空を狙ってみることしました。

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 撮れたのは夜明けだけでしたが、これはこれなりに美しいなり・・・。

 

 今年も天体ショーを随時チェックして、動画撮影に挑戦していきたいと思います。

 

 【狐が憑いた?】

 ぽちぽちと狐面作りをしておりますが、『鬼〇の刃』の影響で、この狐面の人気が上昇しているそうな。 おお、とすると私はブームに先んじていたわけで。

 ふふのふ、こうなったらいっぱい作って高く売っちゃれ!と、むくむく越後屋魂が湧き出てきたのでありました。 しかーし、制作の大変さを思えば、割りに合わないなあ、やっぱり。

 和紙を貼る作業は7層目で断念。 目標10層でしたがもうめんどいので諦めました。

 そして危惧していたことが・・・。

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 型から外れん! でゅわ~! あまり力をいれると破れそうだし、こりゃ困ったぞ。 キツネが憑いて・・・いや、くっ付いてしまった。 水分が抜けて、和紙が収縮しキツクなってしまったんですな。

 少しずつ、少しずつヘラを入れていって・・・。 ごぼっ!

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 外れた~。 よかったよかった。

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 けど、サイズ的にどうなんだろ? 本物を手に取ったことがないので、よくわからないまま作ったからなあ・・・。

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 イラストを合成してみました。 こんな感じになるんだけれど、曲面に描くのはちょっと大変そうですね。

 

 そもそも狐面って、なんて読む? なんて疑問があります。 私は『こめん』と読んでいたのですが、そのまま『きつねめん』と読むという記載もあり、よくわかりません。

 妖狐(ようこ)という妖怪もいる?ので、『こ』と読むのは間違いではなさそうですが・・・。

 

 キツネは、やはり謎が多いですねえ。 しばらく憑りつかれそうです^^;

 

 

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2021年1月 1日 (金)

もち正月?

 2021年 明けましておめでとうございます。

 今年は明るい年になるといいですね・・・。

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 やはり、カレンダーに1、1と並ぶと何となく新鮮な気持ちになるよーな。 ま、地球にしてみれば太陽の周りを1回転(公転)したのですが、なぜこの公転軌道のこの位置を元旦としてスタートさせたのでしょう?

 国立天文台に寄せられた質問の回答では、古代ローマ時代の暦が基になっているだけで、特に天文学上の理由はないそうです。 あらら、日の出なら地平線から昇ったときとか定義があるけれど、そうじゃないんだ~。

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 それでも、ひとつのケジメとしての年のスタートの日。 今年もいろいろとやっていきたいと思います。

 

 【もち正月】

 さあさあ我が家では、元旦早々餅つきでございます。

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 この日くらいしか親戚、家族が集合する時がないので、毎年恒例となっています。 ただ今年はコロナの影響もあって親戚たちは集まらず、家族水入らずで行う事となりました。

 お餅は本格的に臼と杵でつきます。

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 もち米も、竈(竈門炭〇郎とは関係ありません)とセイロ(セイロは写ってなーい)で蒸します。

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 今回は2臼のみ。 白い普通のもちと、豆餅を作ります。 ただ、杵を持ってつく人はいるけれど、手を入れてひっくり返す役目の人がいな~い。 家族とはいえ誰も信用できないのですな^^;

 仕方なく、私が臼の中のもちをひっくり返す係に・・・。 うーむ、こえーなー。

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 これは秘密兵器。 ラップを敷いた竹の中に付きたての豆餅を詰めると、キレイな半円形になるのですな。 以前、竹やぶから太い竹を切ってきて、作っておきました。

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 甘い餡子はうちでは不人気なので、ネギ醤油、大根おろし、磯部巻きにしました。 やっぱり、つきたては美味しいなあ・・・。

 

 【狐面作りは忍耐である・・・】

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 去年から制作に入った狐面作り。 型作りから始まって、ようやくこの段階は終了。 前回載せた時点では、わんちゃんみたいだったので、削ってすっきりさせました。

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 この型に和紙を貼っていきます。 貼り終わったときに剥がしやすいようにラップで包むかと思いましたが、面倒なのでそのまま。 でも、一層目は水だけで貼り付けておきました。 完成後、うまく剥がれるだろうか・・・。 少々の不安はありますが、進めてしまったので後戻りはできません。

 二層目からは、でんぷん糊を水で薄めて使います。 乾けば、固くしっかりした面になるでしょう。

 しかしこれが結構大変な作業・・・(*o*)

 おまけに、同じ白い紙を貼っていくと、どこまで貼ってあるのか分からなくなります。 そこで・・・。

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 新聞紙に切り替えてペタペタと。 こうして色を分ければ、層が分かりやすくなります。

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 ようやく4層目。 年末の紅白歌〇戦の間中ちまちまとやっても、まだこの段階です。 うーむ、疲れてきたぞ。 狐面作りの人間国宝を目指していたけれど、きっぱり諦めました。

 こういうちまちました作業は、やはり体がもちそうにありません。

 

 目標は10層・・・。 先が長いぞこれは。

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 まだ和紙の貼り付けが終了していないのに、ラフデザインだけは先に考えておきました。 ヘビメタ風をイメージしていましたが、どれにしようかなあ。

 

 【エレっキなギターの練習】

 狐面は、そもそも息子のPV作りのアイテムとして作成を始めたもの。 ギターを弾いているPVを、和風&カッコよく撮るためです。 私もリズムギターとしてちょっぴり出演させてもらっちゃう^^

 私用の狐面も必要なので、2つ作らなくてはなりません。

 しかーし、肝心のエレキギターの練習もしなきゃ・・・。

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 まず、楽譜ソフトに音符を並べていきます。 もともと楽譜などないので、いろんなとこから情報を得て作ります。 このソフトはTuxGuitarというフリーの楽譜作成ソフトです。 無料ながらなかなか優秀。

 弾く曲は、シンフォニックメタルバンドのある曲。 YouTube側にも著作権の了解を得てありますので、大丈夫でしょう・・・。

 

 およ? この曲はドロップDチューニングではないかいな。

 ギターのチューニングには、普通のレギュラーチューニングと、その変化形のチューニングがあります。

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 ドロップDチューニングは、6弦(1番太い弦)の開放音を、『ミ』から『レ』に1音下げます。 90年代のハードロック、ヘビーメタルなんかから使われている変則チューニングの一つです。

 音をより太くヘヴィにするとともに、コードによって弾きやすくなる効果があります。 パワーコードなんかでジャカジャカ弾くには、指使いが簡単になるのですね。

  よーし、早速ズダズダ、ズダズダ♪・・・。 う、うまく弾けん。 最近寒くて?エレキギターの練習をサボっていたので、指が固くなっとる。

 

 ふう、今年もやりたいこと満載です。 でも、目標があってこそ前に進めるのだと思いますので、たくさんの目標を持っていきたいものです。

 

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