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2020年7月28日 (火)

雨に濡れても・・・

 毎日の雨・・・。 家の中は湿っぽいし、気持ちもそれ以上に湿っぽくなります。 それでも自然の営みは、着実に進んでいますね。

 

 【少し、お疲れモード】

 富士山の近くに住んでいる義兄の母が亡くなりました。 享年106歳! 最後まで頭ははっきりしていたので、スゴいもんですな。 有り余る富士山のパワーをもらっていたのでしょうか?

 バタバタしていると、今度は隣の家で不幸が・・・。

 うーむ、お通夜、告別式、お通夜、告別式と4日続きとなりました。 でも、コロナの影響で簡素化がされていましたので、時間的にはかなりの短縮。 それでも、ちょっとキツいことも確か・・・。

 ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 【田んぼの花】

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 雨に煙る田んぼ・・・。 すでに穂が出始めています。

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 小さな小さな稲の花。 雌しべはまだ見えていませんね。 花がちょっと開くと、雄しべの根元の隙間にモヤモヤ見えるのですが・・・。

 しかし穂が出ると、雑草取りなどで田んぼに入れなくなります。 衣服の擦れなどが受粉の妨げになってしまうので、この時期は禁物です。

 とはいっても、休みとなると雨で草取りが思うようにできなかった(根性がわかなかった?)のでこの有様です。

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 それで、穂の生えそろわないこの時点で、雨の中草取りをしました。 とにかく、背丈が大きくなる雑草をメインにわっせわっせ。

 お葬式の時間の合間を縫って行ったので取りきれませんが、結構すっきりしました。

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 少しの時間でも、雑草の山。 ヒエも多くあるけれど、田んぼの中ほどのは取りきれません。 仕方がないので結実してからまた田んぼに入るようにしましょう。

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 例年では雨ではなく、日差しが降り注ぐ時期。 心なしか虫たちも元気がなさそう・・・。 あ、稲に害成す虫やウイルスは元気がなくて結構なのですが、こんな年は要注意です。

 今までの経験から、不作が予想されるのが間違いであるよう祈っています。

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 田んぼの雑草扱いですが、これはミズアオイです。 涼し気な美しい花を咲かせるし、背は高くならないのでこれだけは抜かずに残しています。 文献によると、準絶滅危惧種だそうな・・・。

 農薬をなるべく使わないので、生き残っているのですね。 ミズアオイだけは残ってくれてもいいけれど、他の雑草は残って欲しくなーい。 しかし、なかなか都合よくいかないのが世の常です。 

 

 【美しいけれど・・・】

 わんちゃんがいきなり吠えたので、ふと外を見ると網戸に蝶がとまってました。

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 アゲハ? とは思うけれど、なんか少し違うような・・・。

 調べると、『アカボシゴマダラ』という外来種でした。 在来種に影響を与えるということで研究が進んでいるようです。 そのうち駆除の対象になるのかな?

 美しいけれど、もともとあった環境が一気に変化していくのはやはり危惧すべきことではあります。

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 気になるわんちゃん。 『家政婦は見た!』のように家の中から横目でちらちら。 犬の目にはどんなふうに映っているのでしょうか・・・。

 

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2020年7月23日 (木)

梅雨時ディミヌエンド

 そろそろ強烈な日差しが降り注いでもよい頃なのに、天気予報では7月いっぱいは雨か曇りマーク。 それどころか8月にも食い込みそうです。 うーむ、さすがに気が滅入ります。

 雨の上がった隙に田畑の仕事をしますが、湿った中での作業は今一つ元気が出ません。 いかんなあ・・・、やりたいことはいっぱいあるのにな。

 それに農作物も元気がなく、キュウリもトマトも収穫が寂しい。 例年なら食べきれないほど採れるのに、ことしはぽつぽつと生るくらいです。 さらに猿やカラスの被害も増加。

 そういえば、ちょっと離れた畑で作っていた果物は全滅。

 ①ビワ 袋掛けまでしたのに、猿に全て強奪されました。 おまけに枝を2,3本折っていったあ(><)

 ②桃(白桃) これも袋掛けまでしたのに、やはり猿の襲撃。 一夜城ならぬ一夜食い? 前日まではなんともなかったのに。

 ③ブルーベリー 鳥よけのネットを被せるのが遅かったので、鳥に全て略奪されました。

 むむむ・・・。 こうなると丹精込めて作る気が失せますなあ。

 

 残すところ・・・。

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 トウモロコシです。 ここはハウスの骨組みを利用して周囲に『猿去るネット』を張っています。

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 さらに空からはカラスの襲撃を避けるため、一本一本にまたネット。 『アワノメイガ』という蛾が雄花の匂いにつられて卵を産み付けにやってくるというので、受粉を終えた時点で雄花はすぐにカット&捨て。

 その甲斐あったのか・・・。

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 なんとか収穫までこぎつけました。 『おおもの』という品種だけど、名前負けのような気が? まあ収穫できただけでもヨシとしましょう。

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 念のため、中身を確認すると虫食いもありません。 薄皮を少し残して茹でるのがよいようですが、撮影のため裸になっていただきました^^;

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 気になっていることの一つに、休耕田を埋め尽くす雑草。 奥のちょっと濃い部分がほんとの田んぼで、手前は雑草。 ほとんどメヒシバです。 もう膝の高さまで届きそうになっている部分もあります。

 雑草は虫の隠れ家となり、稲に害成す昆虫たちもやってきます。

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 一気に刈るべし! 刈るべし! でも、ゾンビのように蘇ってくるので、まず地上部を刈って枯らしたあと、耕運して根を掘り成敗します。 手間がかかるけれど、除草剤を使わないで長期間雑草を生やさない方法ですね。

 でも、長雨のせいで耕運したくても、地面が柔らかくてダメ。 早く晴れてくれないと復活してしまうー。

 

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 この休耕田の端には、チョロチョロと水の流れる一角があります。 自生のセリが咲いていました。 春先には春の味覚として若葉を摘んで食べましたが、いまは幼虫のご飯です。

 虫の嫌いな方は閲覧注意です。

 

 これでも成虫は美しい『キアゲハ』なんです。

 幼虫もよく見ると美しいと思うんだけどなあ・・・。 とにかく、ここは刈らずに残しておきました。

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2020年7月19日 (日)

とにかく晴れてくれれば・・・

 現在、3等星前後で輝いている星があります。 これを見逃せば、次に見られるのは5,000年後だという話。 それだけ生きる自信はないので、見たい~! とは思っても、この天気。

 毎晩、曇りか雨かで空に厚いスクリーンがかかっています。 もう・・・(><) 

 しかし本日19日の夜。 雲は多いものの、隙間から星々がチラホラ見えます。 もしかして! と思い、空を観察してみました。

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 おお! 写っている! 私がてるてる坊主を痛めつけたくなるほど待ち焦がれているのは『ネオワイズ彗星』なのでした。 うちからの地形と時間をシミュレーションして得た夜8時前後の時刻。 早いうちは空が明るくて見えず、かといってもたもたしていると沈んでしまうので、時間との勝負です。

 望遠レンズに交換している余裕がなかったのが残念。

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 方向の目印になるのは北斗七星。 柄杓からこぼれた位置に現れます。

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 あうあう沈んでしまう~。 でも、3等星前後という事は肉眼でも十分みることのできる明るさです。(肉眼でギリギリ見えるのは6等星までと言われています)

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 夜空が晴れてさえいれば7月いっぱいは十分観察できるのに、この梅雨きらーい。 参考に、この彗星は光度を落としながらもだんだんと昇ってくるので、これから見られる時間は長くなります。

 ・・・とにかく、晴れる夜を願って毎晩夜空を眺めるのでありました。

 

 《ネオワイズ彗星》

 NASAの打ち上げた広域赤外線探査衛星(NEOWISE)により発見された彗星。 正確にはNEOWISE彗星(C/2020 F3)

 C/はCometのC。 2020は発見年。 Fは月を表します。 1年を24等分して、1月前半をA 後半をB。 ネオワイズ彗星は3月27日に発見されたので、3月後半のF。 そしてその3月後半の期間に発見された彗星の順番として3となります。

 ただし、アルファベットの『I』は1やJと紛らわしいので外されているようです。

 7月前半は明け方の空に見えましたが、後半は夕刻にバトンタッチ。 でも近日点を過ぎたので、これからどんどんと暗くなっていきます。

 

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2020年7月17日 (金)

グランメゾン里山

 また雨・・・。 昨日は久々お日様が顔を出したかと思えば、次の日にはもう引っ込んでしまいました。 このままだと、すでに稲や野菜の生育に陰りが見えているのに、それを助長しそうで困ったものです。

 地域によっては、稲の『いもち病』の発生も見られるとのこと。 ここらへんでも害虫の大発生、病気の蔓延などの前兆があるので怖いなあ・・・。 -26.7等星の太陽くん、頑張ってください。

 (星は明るさによって1等星、2等星などと呼ばれます。 地球から観察する《見かけの等級》ですが、太陽はその基準でいくとこの数字になるようです)

 

 さて、天気は悪くても季節はゆるゆると変わっていきます。

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 田んぼの水見に行く通り道にあるので、ついでに毎日チェックしていたハナイカダの実。 このところだいぶ黒くなってきました。

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 葉っぱの上からコロコロと転がりそうなまん丸い実。

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 ふたごちゃんもいるぞ。 軽く摘まむとポロっととれたので、いくつか採取してきました。 よーし、さっそく味見してみよう!

 その様子は日曜劇場ドラマ仕立てになってますので、チャンネルはそのまま・・・。

 

 【ようこそグランメゾン里山へ】

 

 たろ『おー、ここが有名なグランメゾン里山かあ・・・。 どれどれ、たまにはご馳走でも食べるかな』

 ギャルソン『いらっしゃいまし~。 私がギャルソン、山野奥太郎でっす!』

 たろ『(ノリがいいなあ・・・)料理はおまかせします』

 奥太郎『かしこまりい~。 (厨房に向かって)おーい、フルコース一丁!』

 たろ『なんか、ガラ悪くない?』

 奥太郎『いえいえ、当店はホトゥランガイド三つ星でございますよ』

 たろ『ホトゥランガイドって何?』

 奥太郎『♪ヤッホー、ホトゥランランラン ヤホ ホトゥランランラン・・・のガイドでございます』

 たろ『それってネーチャーガイドじゃなくて? なんかスーシェフも目つき悪いんだけど・・・』

 奥太郎『彼はあれでも絶対音感を持っていて、アンデスの超有名店でも働いていたこともある嫌奈目津樹でございます。 その世界では名の知れた男ですよ』

 たろ『(料理に絶対音感が関係あるのかなあ? それに何ゆえアンデス?)』

 

 奥太郎『お・ま・た・せ』

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 奥太郎『ハナイカダの実の、裏の畑で採れたミニトマトとキュウリ添えでございます』

 たろ『キュウリ、なんかデカくない? 曲がっているし・・・。 そもそも調理されてないじゃん』

 奥太郎『キュウリは採り忘れてデカく・・・あ、(モゴモゴ・・・)今日のお客様のために大切に育てた逸品でございます。 そして生こそ偉大な調理そのものなのですよ』

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 たろ『そーかなー? しかし、このハナイカダの実、ツヤツヤしていて新鮮そのものだなあ』

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 奥太郎『ほっほっ、先ほど摘んできたものですからねえ』

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 たろ『へー。 じゃあ、いただきまーす』

 

 ・・・という次第で、ハナイカダの実をいただきました。

 ほんのりと甘みが広がるのですが、決して甘ーい!っていうほどでもなく、ほのかに香る感じ。 ん? そのあとちょっと苦みも出てきました。 うーむ、まだ味見には早かったかなあ。

 まだ実はたくさんあるので、もっと熟すまで待ってみよう・・・。

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 赤ワインのような果汁を含んだ液果。

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 中には種が2つのものと4つのものがありました。

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 よく洗って果肉を落とすと、ようやく種らしい姿です。

 植えて育ててみようかな? そんな事を考えながら、グランメゾン里山をあとにした『たろ』でございます。

 

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2020年7月12日 (日)

森のアール・ヌーヴォー

 墨絵のようにどんよりと重く立ち込める雲。 時折太陽が顔を覗かせ、周囲を色鮮やかに染め上げるか・・・と思ったら、再びシックな色合いに逆戻り。 この長い梅雨は、いつまで続くのでしょうか?

 さて、またまたお山の宿泊施設のアルバイト。 今年はコロナによる自粛に加え、この長雨で利用客は少なく閑散としています。 正直言ってヒマだなあ・・・^^;

 まあ、自然の中にいるのは好きだし、暇つぶしでぶらぶら・・・じゃなくて・・・樹木の名前を覚えたり、鳥の鳴き声で種類を覚えたりとお勉強の時間もとれます。

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 湖面を深く霧が覆い、目を引くアートを作り出していました。 まさに自然の美術館ですなあ・・・。

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 森の美術館に欠かせないのはキノコ。 その容姿は、小さくても人を惹きつける生命エネルギーに満ちています。 これは『ハナオチバタケ』。

 傘の直径は、1cmくらいかな? 薄い紅色(オレンジ色の個体もあるようです)がキュートですねえ。

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 キノコを見ると、重なる記憶があります。 長野県にある北澤美術館で、入ると正面に飾ってある工芸品。

 アール・ヌーヴォーの巨匠、エミール・ガレのガラス工芸品『ひとよ茸ランプ』です。 温もりのあるオレンジの灯が周囲も柔らかくしてくれるというか、独特の雰囲気を持った逸品。

 欲しいと思っても、そのランプは1,000年ローンでも買えないなあ・・・。 でも、自然にはそれと匹敵する、いや超える存在もあるのです。

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 こちらは『ウマノケタケ』 細く黒い針金状の軸に、ふーわり小さな肉まん。 この細い軸が馬の毛に見立てられたのでしょうか?

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 これも小さなキノコで、これは傘の直径7~8mmかな。 ちょうど雨粒を乗せていました。 この軸はひょろひょろと伸びて、長さ10cmくらいにまでなりそうなものもあります。

 ふふう・・・。 まさにアール・ヌーヴォーだわい。

 無料の自然美術館。 作品は自分で探さなくてはならないけれど、見つけたときの『おっ!』というちょっとした高揚感を味わえるのがいいですね。

 

 ちょっぴり雷がゴロゴロ。

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 雷の大嫌いなワンちゃん。 最近の避難場所は薄暗い廊下です。

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 犬としてのプライドはどうしちゃったの? いつまで経っても『雷』と『花火』の音だけには可哀そうなくらいビビリます。

 

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2020年7月 8日 (水)

天空変幻

 気象現象は時には目を奪う明媚な姿を見せ、時には凶暴に牙を向けてくる、それこそ『カムイ』の如しの存在ですね。 日本列島に絡みつくような雨雲が各地に甚大な被害を与えていますが、これ以上大雨が降らないように願いたいものです。

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 《カムイ(神威)・・・アイヌ語で神というか精霊というか、とにかく霊的な存在。 決して人間側に都合の良い顔ばかりではありません。 『カムイの剣』という小説の冒頭に、『カムイは神か 魔性のものか 知らず・・・』というようなアイヌ古謡が載っています。》

 とはいっても、私はそのようなものを肯定するでもなく、頑なに否定するでもない曖昧な存在ですが・・・^^;

 

 【ヤブアジサイ?】

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 例年では強烈な日差しに元気のなかった畑の隅のアジサイが、梅雨の長雨をいっぱいに身に受けて鮮やかに咲いています。

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 この雨を享受しているのは、雑草たちも同じです。 畑(休耕畑)を埋め尽くして緑の草原となり、ある意味楽園ですな。 しかし咲き誇るアジサイが埋もれてしまって、まるで藪に咲くヤブアジサイになっていました。

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 梅雨が明けてから草刈りを・・・なんて思っていましたが、ダメだこりゃ! またすぐに伸びるを覚悟で草刈りエイエイ! 草原は虫の住処ともなり、田んぼに近いところでは稲に影響を与える輩も隠れ住むかも知れません。

 時間がなくて今回はここまで。 梅雨の合間を見て、他のところもせっせと刈らなくては・・・。

 

 【キノコは傘の代わりになれるか・・・】

 なれません! 小さいからです。 でも、巨大なキノコがあったら、雨傘の代わりに差してみたいものですね。 まあ、そうなると重くてヨロヨロしそうですが・・・。

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 傘が波打った、ちょっとお洒落なカラーのキノコ。 直径は2cmほど。

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 なんたらダケです・・・では、つまらないので調べてみたけどよく分からん。 候補としてあげられるのは『シロカレバタケ』 傘の縁の部分に半透明な条線があるとのこと。 うーん、ありそうななさそうな・・・。

 もしこのキノコを差せば、雨滴を10粒ほどは避けられそうです。

 

 【田んぼの渦潮?】

 田んぼの毎朝、毎夕の点検中。 妙なところから水音が・・・。

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 およっ、と思い石垣を調べると、隙間からミニ華厳の滝。 結構な勢いで吹き出しています。 うわわ~抜けとる!

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 地球の裏側まで抜けてるんじゃない?ってな勢いで、空いた穴に渦を伴って水が吸い込まれていきます。 こんな時のため、応急処置としてタオルを持ち歩いているのですぐ対応。

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 タオルを穴に突っ込んで・・・。

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 そのあとぎゅうぎゅうと押さえ込みます。 これでまず抜けは収まりますが、次は他の弱い所から抜けるので点検は欠かせません。 早めに気が付いてよかったけれど、オタマジャクシが何匹か吸い込まれたかな? なんまんだぶ・・・。

 日中など、不在の時にこうなると水がすっかり抜けきってしまうので、困りものです。

 

 【幻の湖が出現?】

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 スマホがピロピロ鳴って、大雨警報と土砂災害警報の表示が・・・。 やばい! ここは過去土石流の発生したところでもあり、現在でも実際にハザードマップの色の濃いところなので、いつ被害に会うかわかりません。

 このアジサイの咲いている畑の隅の方は、大雨で湖が出現します。 放っておくと全体が水浸しになるので溝を掘って排水対策していますが、念のため深く掘りなおしました。 既にズブズブにぬかるんでいて、足が抜けん。

 ふう、早朝から力仕事はキツいですな。

 

 【またまたUFO?】

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 大雨が降ったかと思えば、晴れ間が覗くというような目まぐるしい空模様。 夕刻、ふと見ると富士山上空に巨大な吊るし雲が出現していました。 上空は風が相当強く、荒れているということですね。

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 反対方面では、これまた巨大なUFOが浮かんでいました。

 

 まだしばらくは雨が降る予報です。 夏になれば、こんどはあちいあちいと嘆きそうですが、季節の移り変わりは早いもの。 いろんな事を早め早めに済ませておきたいですね。

 

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2020年7月 5日 (日)

梅雨の合間の七変化

 まあ、よく降りますねえ・・・。 

 雨が上がるかなあと思えば、また肌を濡らす雨。 くう、こう降っちゃうと草刈りもままなりません。 雨を糧にしてぐんぐん成長を遂げる雑草たち。

 そして、緑の草原と化した畑に佇む私・・・。 こりゃあ草刈りが楽しみだなあとイキがってみても、ちょっぴり虚しい気分ですな。

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 時折太陽が雲の隙間から顔を覗かせ、下界に七色の光を撒いていきます。

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 街の人々には、自分の頭の上から虹が伸びているとは思うまい・・・。 と、密かにニマニマして発散するのでありました。

 

 さて、6月に撮りためていた蛍の動画・・・。 なかなか気に入ったショットがなく、それにBGMもピッタリなのが見つからないので遅々として進んでいませんでした。

 ようやく、なんとか形になったと思うものをYouTubeにアップしました。 よろしかったらご覧くださいな。

 

 

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2020年7月 2日 (木)

晴れか雨か・・・

 7月2日は、ネーチャーガイドの仕事のひとつ、登山道のパトロールの当番。 作業としては、登山道の倒木などの障害物の確認、簡易トイレの清掃、そして旬の花たちの開花情報の取得などです。

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 これは前日(1日)の空の様子。 夕焼けなの? 雨雲なの? 天空を半分に分ける微妙かつ異様な感じでした。

 

 そして当日・・・。 中間の曇り^^; まあ、下界は晴れてあちあちの一日となったようですが、山では霧も立ち込めハイキングにはまずまずの天気となりました。

 歩くと汗をかくけれど、止まると汗が冷えて寒い~・・・というような気温でした。

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 腕章を付けてスタート。 倒木は3か所あって、一つは巨木が倒れて登山道を塞いでました。

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 幸いメインのコース(ここは迂回コース)ではなかったので、影響は少ないと思います。 それにしても、とても我々で処理できるはずもありません。

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 こういったケースは、委託元の市に報告して専門の処理業者に依頼します。

 

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 しかし静かだなあー。 立ち込める霧が、幽玄の世界を作り出しています。

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 時折雲の隙間から太陽が覗き、放射状に光が拡散するのは、ほんと『神が舞い降りた!』ってな感じですね。

 

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 ギンリョウソウめっけ! 腐生植物なのですが、その姿はまことに妖しい。

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 ちょうど咲き始めくらいかな?  私としてはポイントの高い対象です^^;

 

 ほかにも様々な植物が花開いておりました。

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 ところどころにヤマオダマキ。 淡いカラーが自然的でいいですねえ。

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 そしてミヤマカラマツ。

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 儚い線香花火のような花は、ちょっぴり哀愁を感じます。

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 グンナイフウロは今盛り。

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 標高1,800m以上のところでないと見られないということです。

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 テガタチドリもほころび始めました。

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 これも標高の高いところでないと見られません。

 

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 そして、私の一番のメインはこのアオバヒョウタンボク。 葉っぱの上にダブルの花を咲かせ、それからダブルの実を付ける珍しい樹木。

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 しばらくすると真っ赤な実となって、目を楽しませてくれます。

 ただし、絶滅危惧種なので決して影響を与えてはいけません。 見るだけね。 スルガヒョウタンボクというのが正式名称のようですが、ここではアオバヒョウタンボクとして親しまれています。

 20年も前では普通に雑木として見られたけど、現在はネットで囲われて細々生き延びている次第です。

 

 日頃の行いの良さのお陰? で快適な登山を楽しめました。 あ、いやいや、あくまでも仕事でございます。 そこんとこよろしく~!

 

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