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2020年5月28日 (木)

くっつき虫 -たろすけ同心漬物帳 巻の二-

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 最近さっぱりとしない天気が続くのう。 日が照り付け暑いんだけど何となく靄っている日もあれば、曇りなのか晴れなのかよくわからぬ日もある。 春の気まぐれな風も、乾いた畑から砂埃をあげて、もやもやした空にしているのに一役買っているような。

 夕刻のひと時。 ちょうど高台にある町人地に夕日があたっていて、まるで宙に浮いているよう・・・。

 

 【くっつき虫・・・。 いや、くっつけ虫?】

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 雑草といえば雑草なんだけど、濃いピンクがキレイなので刈らずにおいた花。 ムシトリナデシコ。 近年旺盛な繁殖力で一帯に広がっているな。

 畑の石垣がなんとなく賑やかになって歩くとちょっぴり明るい気分になるが、まあ、道端なので枯れたら即刈ってしまう予定だの。

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 ほとんどがピンクの花だけど、中には白い花も・・・。

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 ムシトリナデシコ(虫取り撫子)という名前から想像するに、食虫植物のようなイメージがある。 でも虫を食することはなく、茎にネバネバした部分があり、そこに虫がくっつくと逃げられないとな。

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 身近にあった葉っぱをくっつけてみた。 けっこうな粘着力だねえ・・・。

 受粉に貢献せず、蜜だけもらっていくアリに上ってこられないようにするトラップだと考えられているようだ。 うん、儂が悪人を捕らえると同じくアリを捕まえる腕があるのだな・・・。 アリホイホイみたいなもんだ。

 花魁アリ『そこ通しておくんなんし。 これでは、わっちには上れないでアリんす』

 うーむ、いくら色っぽいアリでも通してはくれないようだわい。

 

 【孫悟空の桃】

 儂は定町回り同心にあるからにして、日頃の市中見回りは欠かせぬ。 『田んぼ屋稲兵衛』のお店(たな)や、『畑作長屋』など数多い・・・。

 今日も変わりはないかの。

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 『こりゃあ、旦那。 いつもお世話になっております』 桃屋果樹兵衛のお店の番頭が声をかけてきた。 西遊記の中で、孫悟空が食したとされる『蟠桃(ばんとう)』 あや、バントウ違いだなあ・・・。

 扁平の桃の実だが、まだまだ小さい。

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 まだ儂の指2本分くらいの大きさ。 病になった葉を取り除き、すっかり葉が少なくなってしまったので大きくなるんだろうか? ちょっと心配である。

 

 【岡っ引きの親分】

 儂が十手を預けてある岡っ引き。 その名は『黒柴ノ派宇留』じゃ。 逞しい歯で『独句風土』を噛み砕く頼もしいヤツなんだが、最近暑いのか『不老輪具』の上でゴロゴロしておる。

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 隙だらけの構え・・・。 おいおい油断大敵だぞ。 うっかり踏まれてしまってもしらんぞ。

 

 夜、ふと見上げると月が沈むところであった。

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 まだまだ江戸市中ばかりか日の本を騒がせている狐狼狸・・・いや、狐狼那。 緊急事態の御触れは解除とはなったものの、お奉行所も引き続き対策に追われておる。 いつになったらこの暑苦しい魔巣苦を外して仕事できるんかいな・・・。

 

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2020年5月25日 (月)

たろすけ同心漬物帳

 ブログの更新が私としては滞ってしまいました。 ネタはないことはないのですが、最近夜に本を読むようになり、それが意外と面白くて更けるまで読み進めてしまいます。

 私は時代小説・・・というか、江戸時代を舞台とした捕物帳、人情話などが大好きで、ちょくちょく読んでいます。 今は『大富豪同心』ですね。 現在22巻まで出版されているので、当分楽しめそうです。 

 江戸一番の豪商のぼんくら放蕩三男坊が、心配した祖父の勝手な計らいで同心になるのですが、もともと世間知らずで吉原通いの遊び人。 剣もダメ、腕力もなしのヘナチョコなのでまともな仕事もできないのに、なぜか人を惹きつけるものを持っています。

 また、その浮世離れ?した言動に周囲が勝手に切れ者だ剣豪だと誤解して恐れられ、尊敬されて知らず知らずのうちに事件を解決していってしまう(周囲の者が?)という軟弱捕物帳なのですが、なぜか面白い^^;

 巻によって微妙にキャラのイメージが変わる?のが気になるのですが、気楽に読めるのがいいのかも。 読んだあとは、自分も同心になった気分にもなれるので『たろすけ同心』なんていうタイトルになりました。 捕物帳まではいかないので、漬物帳だけどね。

 さて、今回の漬物帳はいかに・・・

 

 【ボランティアの朝】

 明け六つ(早朝6時頃) 棚田の脇に有志たちが集合しました。 皆、手に手に物騒な獲物を抱えています。

 たろすけ同心『こりゃこりゃ皆さんお揃いで・・・。 討ち入りでもするつもりかい?』

 皆の衆『へい、同心様。 これから、皆で雑の草の成敗を致すところで』

 たろすけ同心『それならあたしもお手伝いしましょうかねえ・・・』

 

 ボランティアの雑草刈り。 刈払機(草刈機)のエンジンが一斉に早朝の空に響きます。

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 放棄された田畑、法面などを一斉に刈ること30人余。 やはり人手があれば広い範囲もあっという間ですねえ。

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 放棄された田んぼには花の種を蒔いているので、今はちょうどポピーが群生しています。 地元をキレイに守るのは、地元の人の手で・・・。 決してカメラマンのためにキレイにしているのではないので、景色を見に来る方はマナーをしっかり守りましょう。

 地元の農作業の邪魔をしない(迷惑駐車)。 ゴミ捨てダメ。 農地に勝手に入らない。 早朝深夜に来て騒音、大声を上げない・・・などなど。 まあ、マナーの悪い人は自分がマナーが悪いとは思っていないので『マナーを守りましょう』なんて言っても無駄。

 どんどん注意させていただきますぜ。 文句垂れたらお縄じゃ!

 

 【たろすけ同心 吉原・・・否、野原で遊ぶ】

 裏山にはいくつか遊歩道が作ってあるのですが、よく整備されていたのは過去の事。 現在では苔むすうらびれた散策道となっています。 そして見向きもされない小径には、山野草が密かに花開いているのでありました。

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 まず目についたのはクリンソウ。 花が段になって咲き、その姿が仏閣の九輪に例えられて名が付いた湿地に育つ植物です。

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 遠くからでも目立つ花の色。 今年は一株しか見られませんでした。

 『くるしゅーない、もっと増えてよいぞよ』って、これは同心クラスの台詞ではないですねえ・・・。

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 テンナンショウの仲間。 最初ユキモチソウだと思ってホクホクしたら、どうも違うみたい。

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 花序がマシュマロのよう。

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 中を覗き込みます。 フーム、何とも言えんな・・・。 この同心にもよく分らぬことが多いものだわい。

 

 【たろすけ同心 畑でも遊ぶ】

 この仏炎苞で重ねたのが畑の雑草、カラスビシャク。

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 雑草とは言っても、ここらではあまり見かけなくなりました。 雑草の世代交代があるんかな? 最近は外来の新雑草が勢力を増しているようです。 (このカラスビシャクも、もともとは外来のようですが)

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 仏炎苞を広げると、こんな感じ。

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 ひょいと伸びた花茎?はくっ付いているわけではなく、取り外しができます。

 

 しかし今回『たろすけ同心』がお縄にしたいのはこちら・・・。

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 現在畑で勢力を増している雑草。

 私はこのカタバミの一種の名前を二度見してしまいました。 その名も『オッタチカタバミ』・・・むむむ。 だれが名付けたのか、なんとなく下品なリズムのあるネーミング。 でも、これが正式名称なので仕方がないけれど、いつかお縄にしたいもんだわい!

 

 【たろすけ同心 畝を作る】

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 こちらは3列作った畝。 これから落花生『おおまさり』を植える下準備です。 でも、肝心の落花生の苗は・・・。

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 ようやくこのくらい。 冷える夜が続いたせいか、今一つ移植するには早いなあ。 でも、できることはどんどんしておかないとね。 溜めると大変になります。

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 わんちゃんを畑に連れていったら、さっそくこの畝を掘ってしまいました。 うぎゃあ! お縄にしてくれる・・・わけないよな。 悪さをしても、君だけは目溢ししてあげよう。 袖の下はないけれど、それは同心の心が広いからじゃ。

 

 【たろすけ同心 無駄足を踏む】

 24日、日曜日の夕刻。 金星と水星、そして細い月が三角形を作るというのでぜひ写真に撮りたいものだと思っていました。 ここからは裏山・・・、その先には南アルプスの山々がそびえているので、水星はまず見られません。 水星は内惑星なので、離角が小さい・・・つまり高度が上がらないので、よほど西北西の方向が開けてないと見られないのです。

 それでももしかしてと思い、南アルプスを一望できる標高1700m付近まで登ってみました。

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 夕刻・・・。 南アルプスの山々がシルエットとなり、黄金色の空が包んでいます。

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 越後屋たろ兵衛『黄金色の山でございます』

 たろすけ同心『いらん! 星を出せい!』

 しかし、なかなか空は暗くならず、星が現れません。 あわわわわ・・・・。 暗くなるころには、もう金星や水星は山陰に・・・。 くう、無駄足だったわいのわい。

 やはり水星は私の住む場所からは幻の星。

 急激に暗くなってしまい、早々に立ち去りました。 夜に野生動物に遭遇するのは、心理的によろしくありません。 ライトに光る目が周囲に散らばっていると、人間はなんて弱い生物なんだと再認識してしまいますな。

 お縄になるのは、自分自身ですな。

 

 ・・・というわけで、『たろすけ同心漬物帳』は、今夜はこれでお終い。 続編をお楽しみに・・・?

 

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2020年5月19日 (火)

お寝坊さんの花?

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 午後3時ころから花開くということで、『サンジソウ』と呼ばれる多肉植物。 別名『テルナミ』だそうですが、サンジソウの方がぴったりきますね。

 夕方まで花開いていますが、暗くなると閉じてしまいます。 でも、なぜ午後の遅い時間に咲くのかな? 南アフリカ原産ということで、現地の状況が影響しているのでしょうか?

 日本と南アフリカの時差は7時間(日本が早い)・・・とすれば向こうでは朝8時ころ。 時差ボケしない強い意思があるのでこの時間に花開くのでしょうかね~。 でも、暗くなると閉じちゃうのはそれでは説明できないな。

 原産地でも3時ころ咲いているのか、確認してみたいものです。

 

 【模様のある葉っぱ】

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 畑のあちこちに繁殖しているシロツメグサ。 クローバーといった方が馴染み深い? まあ、これは畑の隅の邪魔にならないところならグランドカバー(畑カバー?)として刈らないでおいてます。

 葉っぱには独特の模様があります。 そだ、他にも葉っぱに模様のある植物があったなあ・・・。

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 こちらはミズヒキ。 模様は微妙に違うパターンがあって、目玉のようにみえるのもあります。

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 水玉模様はヤマホトトギス。 成長していくと新しい葉には模様がなくなってくるようです。 どちらかというと薄暗いところに育つので、水玉模様といってもちょっとグロテスクなイメージもあります。

 庭にいっぱい咲くので持て余し気味なのですが、花が可愛いので生えるがまま?です。

 

 【ハナイカダ明暗?】

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 雌株のハナイカダは、ぷっくらまん丸い実を付けていました。 まだまだ小さな実ですが、いくつかあるので今年は十分に味見できるでしょうかね?

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 それに比べて・・・。 役目を終えた雄花はみじめ。 葉のイカダから落とされてしまいます。 花が落ちるとハナイカダの特徴は消え、一般的な葉っぱとなり森の木々に紛れていってしまうような。

 

 【新田紀 タンヴォリオン】

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 西暦2020年5月・・・。 『稲刈シンジ』はグリーンフィールド構想の下、田んぼに新たな生命を吹き込むべく田植え機タンヴォリオン初号機の運転手として呼び出されたのである。

 『僕にはできないよう・・・』・・・たしかに名前の通り稲刈シンジは稲刈りが得意。 これじゃ『田植シンジ』だあ。 最初弱気なシンジではあったが、やがてタンヴォリオン零号機の運転手である『畦波レイ』と出会う。 マメを作りながらも畦波を張る姿を見て、シンジもだんだんと自覚を持ち始めたのであった。

 『逃げちゃダメだ! 逃げちゃダメだ! 逃げちゃ・・・。 どりゃあ、植えるべし! 植えるべし!』

 ・・・とまあ、ここでおふざけは終わり。 元ネタを知らない方には、なんのことやらですね^^; とにかく、頼まれた田植えもすべて終わり、あとは成長を待つばかりです。

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 田んぼの周囲をめぐる畦波とは別に、水路を作るための畦波を張ってます・・・。 これは山から流れてくる水が直接田んぼに流れ込まないようにするとともに、田んぼの水温を一定に保つ役割があるようです。

 給水口のすぐ近くに排水口があり、余分な水はすぐ排出させ必要な量だけが田んぼに流れ込むようにしてあるのです。 ここの水は非常に冷たいので、なるべく田んぼの水が大きく動かない構造(と言っては大袈裟ですが)となっています。

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 夕方の計測だけど、田んぼの水温は22.9℃。

 そして畦波1枚隔てた給水側は・・・。

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 16.3度まで下がりました。 その差6.6℃。 稲の生育にも影響しますね。 

 (畦波レイ『あなた(稲)は冷やさないわ。 私が守るもの・・・』)

 少しずつ田んぼの稲が成長していくのを楽しみに、朝晩田んぼの顔を見にいくのです。

 

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2020年5月17日 (日)

蛙と田んぼと私・・・♪

 ちょっと古くなりますが、タイトルはご想像の通り?『部屋とワイシャツと私』・・・なんて曲が一時流行りましたね。 急に思い出してしまいました。

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 タンポポの綿毛を顔にくっ付けたカエルが、なぜか昔の曲を思い出させてくれました^^;

 

 【越後屋たろ兵衛・・・越前屋にしてやられる?】

 『(悪)お代官様~。 黄金色の菓子でございます・・・。 ふぉっふぉっふぉっ・・・』と賄賂をふんだんに使い、飛ぶ鳥落とす勢いだった越後屋たろ兵衛。

 

 今回頼まれていた田んぼの田植えは越前屋さんにもお願いしてあって、2人で8枚をこなす予定でした。 

 越前屋『ひゅっ、ひゅっ、ひゅっ。 越後屋さん、手前の持っているこの高価な大きい田植え機ではこんな細い田んぼは難しいので、お任せいたします。

 この越前屋、やりやすい1枚だけ致しましょう』

 越後屋たろ兵衛『ふへ? 私が残りの7枚? ふへふへ?』

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 ま、確かにこんな『うなぎの寝床』みたいなひょろひょろ細っこい田んぼでは、4条植えの乗用田植え機では難しいでしょう・・・。

 

 ・・・ということで、2条植えの歩行用、マイ『単慕留義伊似』で頑張りました! しかし7枚はさすがにキツい。 このふてぶてしい越後屋もくたびれました。 日差しも土曜日の寒さも混じる雨の日とは一転、焼けるような好天となりましたからね。

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 この田んぼからは、なんの障害もなく(電柱、電線など)富士山がよく見えます。

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 逆さ富士も拝めますしねえ・・・。 越後屋も豊かな自然の中で、薄汚れた心も少しは洗われそうです。

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 近くにポピー?も咲いていました。

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 ほんに田植え日和ですなあ・・・。 この風景は千両箱にも勝るような気がした越後屋でした。

 

 【白鳳も病原菌には勝てず?】

 田植えをブイブイして終わらせた後は、畑の桃の木の点検。

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 3cmくらいになっているでしょうか、白鳳の桃の実。 これからどんどん大きくなってね・・・。 

 でも、困ったことが・・・。 葉が病気にかかっていました。

 『縮葉病』という、桃系に多い病気です。

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 まず新葉が歪み始めます。

 主に新葉に現れる病気で、初めにしなしなと元気がなくなり、そのうち赤く火ぶくれのようになってしまいます。 どんな風かというと・・・。

 

 ちょっと閲覧注意になるかもしれません。 気持ち悪いですよー。

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 新梢の時期に気温が低い日が続くと、発症しやすい病気です。 このままではどんどん広がり、大幅な収穫減に繋がります。 栄養を作り出す光合成ができなくなってしまいますのでね。

 ああ、やはり農薬を使わず育てようとしたのは甘かったです。 冬から春先に向けて、硫黄合剤などの散布をしておけば防げるようですので、来年からは無農薬は諦めて農薬を使おう・・・。

 豊かな収穫を得るには、もう農薬に頼らずには不可能な環境なんですな。

 とにかく病変した葉を全て取り除き、焼却処分します。

 

 田植えを済ませて意気揚々と果樹の手入れに来たのに、いきなり気分はブレイクダウン。

 

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 まだ田植えの終わっていない田んぼも散見します。 よかった、最後じゃなかったんだね。 それだけでもよかったな^^

 

 高齢化、後継者無しのため、稲作を諦めてしまった田んぼの割合が増えていってます。 ちょっと寂しいような悲しいような気分にもなった、越後屋たろ兵衛でありました。 

 秋の収穫時期になり、『黄金色の菓子』が減ってしまうのはなあ・・・。

 

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2020年5月15日 (金)

農ネコ?の季節

 【農ネコ?】

 富士山の雪が融け、残雪が鳥の形のように見えるのを『農鳥』といって農業を始める標とされていますが、私はもう田植えは終わってしまっていますよー^^;

 本日の地方新聞では富士吉田方面からの富士の斜面に農鳥の写真が載っていたので、あれ? んじゃあこちらにもあるんかな? っと思って撮ってみました。

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 もう日が暮れていたので薄暗いけれど、どれどれ・・・(._.) こちらからは富士吉田とは方向が違うので、農鳥はいなさそう・・・。

 その代わり、残雪がネコちゃんに見えないこともありません。 『農ネコ』?

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 想像力豊かな私?には、こんな風に見えました。

 時計もカレンダーもなかった昔の人は、こうした自然の表情で時期を察していたのだと思うと、ちょっとステキな感じがします。

 

 【同じ柑橘系だけど・・・】

 庭の鉢植えの柑橘類の花が咲いています。 柑橘類は今まで地植えを試みたのですが、冬の寒さに耐えられなかったのか全て枯死。 それで鉢植えとして冬場を車庫に入れておくようにしたら、なんとか育つようになりました。

 ちなみに地植えトライしても冬越しできなかった柑橘類は、レモン、トゲなしユズ、仏手柑などかな? 現在鉢植えで育てているのはレモン、ミカン、フィンガーライムの三種です。 でも、このままずーっと鉢植えで育てることはできない(と思います)ので、鉢植えの限界まで大きくなってから地植えする予定です。

 ある程度のしっかりした大きさになったら大丈夫かなあ。

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 まずはミカンの花。 今年は枝いっぱいに花が咲いています。 ミカンの花は蕾の時から白いのですが、レモンとフィンガーライムの蕾はピンク色です。

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 こちらはフィンガーライム。 レモンの花はまだ蕾なので無しです^^;

 (フィンガーライム:フルーツのキャビア?と言われる、プチプチ食感のある柑橘系フルーツ。 とは言っても、私はまだ口にしていませんが、今春になってようやく花が咲いたので期待大^^ 乞うご期待)

 

 【庭アヤメ】?

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 植えた記憶がないのですが、いつの間にかアヤメが育ち今ではかなりのエリアを埋め尽くしています。 他の大切に育てている植物もあるので、そちらに進出してくるアヤメの株は畑の方に移植していますが、どんどん増えてキリがありません。

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 多すぎてちょっぴり情緒に欠ける庭の『紫の君』は、ガーデンライトに照らされてゆらゆら揺れておりました。 

 ・・・とはいっても夕闇の中では、ホワイトバランスの関係で『青の君』?になってしまったけれど、妖しい雰囲気が夜に似合うかも。

 

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2020年5月13日 (水)

袋はできないけれど・・・

 【袋のつかない袋草?】

 もう何年になるのだろう? 部屋の長押にぶら下がっているハンギングプランター。

 『ウツボカズラ(ネペンテス)』です。

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 食虫植物で、その特徴的な捕虫袋が魅力なのだけど、育て方が悪いのか一向に袋をつけません。 養分が多いとわざわざ虫を捉える必要もないので袋をつけないと聞きましたので、肥料などは一切あげていないのになあ。

 その代わり先端に蕾がつき、花が咲き始めました。

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 ブドウの房のような地味な花。

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 ちょっとグロテスクな捕虫袋をもつ植物のわりには、可愛らしいような花ですね。 ウツボカズラは雌雄異株だそうで、この花の感じからすると雌株でしょうか。

 それにしても、どうしたら袋をつけるのでしょうかね。

 

 【アヤメ色のクリスタル】

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 アヤメの花が満開。 夕焼けに空が微妙なグラデーションに染まる中、精いっぱい咲いています。 ここはアヤメの里と呼ばれるくらい、アヤメが各所に花開きます。

 でも、育って欲しいところは増えず、育って欲しくないところには生えるという、『マーフィーの法則』(懐かしいような言葉^^;)みたいなのが、やはりあるんですなあ。

 紫色・・・。 あ、思い出した。 実家に置いてあった鉱物のひとつ。 実家の方は過去は『宝石の街』と呼ばれ、あちこちに宝石の加工工場がありました。

 子供の頃は、その工場の廃棄物置き場?に行って、水晶、瑪瑙、翡翠などの欠片を集めたものです。 そうしたお宝が段ボール箱いっぱいにあったんだけど、成長するに従って子供の頃の宝は色褪せ、そのうち記憶からも無くなってしまったのですね。

 どこ行っちゃったんだろう?

 ・・・で、このアメシスト(アメジスト?)・・・紫水晶です。 鉱物が手に入りやすかった当時、こんなものはゴロゴロしていました。 実家で埃にまみれていたのを持ってきて、ゴシゴシ洗いました^^;

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 量ってみたら重さは539g。 ま、アメシストはそんなに高価なものではないし、色も薄いので二束三文クラスかな? でも、子供の頃の思い出も一緒に結晶していたのです。

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 産地は不明・・・、たぶん外国産でしょう。 この紫色は鉄イオンが混じり、さらに放射線の影響によって表れる色だそうです。 しかし扱いが丁寧とは言い難かったので、結晶の先が欠けておる。

 思い出は紫色・・・とは言えませんが、実家に詰まっていた思い出の一端でありました。

 

 【抜ける抜ける~】

 さて、暖かくなって(暑くなって?)困ることのひとつ。

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 わんちゃんの抜け毛です。 換毛期ですごいすごい! 外で撫でてあげただけで、この毛!^^;;; 部屋飼いなんで、掃除機をかけるとすぐにいっぱいになってしまいます。

 外に出したときに、できるだけマッサージ? 飛んで毛~、飛んで毛~!

 なんとなく自分の髪が薄くなってきたような気がするのに、不公平なもんだわい。

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 散歩も暑いからか、お休みが多いし・・・。 こりゃ、きりきり歩かんかい! 

 

 【久々にキレた!】

 ここは棚田になっているので、いつからかカメラマンが多く集まるようになってしまいました。 本日も地元の新聞紙に紹介されたせいか、夕方はスゴい人!

 なんじゃ、こりゃ。 7,8年前までは、この風景を愛でるのは私一人だったのに、すっかり有名どころになってしまいました。 もう、ゆっくり撮る気も起きません。

 で、事件が・・・。

 私の田んぼの一つがこの棚田に続く場所にあり、隣が作業スペースとして車一台置けるようになっています。 カメラマンがそこに勝手に車を停めて、しかも・・・

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 タイヤを田んぼに落として、畦を壊していきやがった!

 ちょうど私が近くにいて、『バキバキッ!』と音がしたのでもしや?と思い駆けつけるとこの有様。 『ばっかやろう! なにしやがんだ』

『あ、ちょっと壊してしまって、直しておいたんだけど・・・』 『これのどこが直したんだ! とにかく車どかせ!』

 人が汗水流しながら作業したのに、なんだこれ? どうやら知ってる地元のカメラマンの知り合いだったようなので、ムカつきながらも我慢したけれど、ふざけるなよ!

 私がカメラは好きだけど、カメラマンは嫌いというのはこういうところにあるのです。 確かに一部の人間かもしれませんが、それが全体のイメージになってしまうのですね。

 数日前も、うちの車庫のとなりに野〇ソ💩していったバカがいるし、いい加減にしてくれと言いたい。 拭いたティッシュぐらい片付けていけや。

 

 私は写真が好きだけど、最低限のマナーは守っているつもりです。 バカメラマンにならぬよう、改めて身を引きしめた出来事でありました。

 ふう・・・。

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2020年5月11日 (月)

小さなクレーター・・・

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 肌寒いような日となったり、真夏ではないかと思えるほど汗の流れる日となったりと、ころころと気象の変化するこの頃。 去年はこんなに寒かったっけ?(または暑かったっけ?)と記憶を辿りますが、忘却の彼方に・・・。

 人間の記憶は残っているようで残らないもんですね。 印象強く焼き付けられた記憶は、忘れようとしても思い出せない?んですが^^;

 周囲の田んぼも田植えの終わったところの割合が増し、今週辺りまでにはすべて終わりそうです。 私が頼まれて行う田んぼの田植えは今度の土曜日なので、かなり最後の方でしょう。

 

 【ハナイカダ観察】

 毎朝、毎夕と田んぼの水の確認と調整を行っているので、ハナイカダもついでに観察しています。

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 花も終盤・・・。 雄花は役目を終えて、静かに倒れて?いくのでしょう。 これはひとつしかありませんが雄花です。 通常は、こうして葉っぱの真ん中に乗っています。

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 中には今にも落ちそうな隅っこにも。

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 こちらは団体さん。 樹木が成長するにしたがって、多くの人数(雄花)を乗せるようになるようです。

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 こちらはフキの葉っぱにイタズラ書き? ジカキムシの仕業ですね。 ジカキムシとはこうした葉っぱを蝕む昆虫(の幼虫)たちの総称で、農作物につくと被害を与えることもあるけれど、自然界の芸術家ですな。

 『芸術は迷路だ!』とか聞こえてきそう・・・。

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 そしてアワフキムシ。 自らの排泄物に気泡を混ぜ泡状にして、その中で隠れながらゆっくりと樹液を吸うという習性です。 安全なバブルハウスなのですね。

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 これは2階建て?クラスのハウスですなあ。 様々な手段で身を守っている昆虫たちの知恵。 すごいものです。

 

 【田んぼの水漏れ】

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 田植えの終わった田んぼは、昆虫たちの恋のガーデンにもなります。 イトトンボ(これはセスジイトトンボかな?)のアベックがあちこちに。

 田んぼの見回りは、こうした季節なりの営みを肌で感じることができます。

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 あわ! 水が漏れとる・・・。 いやーん、先日補強した個所とは別のところ。 音を立てるほどではないけれど、放っておくといつ大きな流れになってしまうかわかりません。 石垣の老朽化もあり、水圧で田んぼの底の弱いところがどうしても抜けてしまうのです。

 応急処置として、漏水個所と思えるところにタオルを突っ込みます。 お、とまった。 これでまた様子をみてみます。 時間があれば、モルタルを練って補強しないとな。

 でも、こうやって見回り中に発見できるだけでもラッキーと思わないとね。 日中に漏れ始めて、夕方に気が付いたときには田んぼの水が全て抜けていたなんてことも何回かありました。

 それなので、毎日の点検を怠れないのです。

 

 【小さなクレーター・・・】

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 ここは田んぼ群?の一角に作ってある資材置き場の地面。 クレーターがたくさん!

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 アリジゴクです。 すり鉢状の底でじっと獲物が落ちてくるのを待つウスバカゲロウの幼虫。

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 おや、アリジゴクの隣には、アリの巣が・・・。 右側の二つの穴がそう。

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 アリも巣の中から、せっせと砂粒を運びだしています。 君たちの家の隣には地獄があるの知ってる?

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 あ、アリがさっそく落ちた! (私が突き落としたわけではありません) 底が動いたぞ!

 ・・・ということで、アリvsアリジゴクの動画です。 虫の嫌いな方は見ない方がいいかもしれません。 果たしてアリは命を落としてしまうのか? はたまた脱出することができるのでしょうか?

 

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2020年5月10日 (日)

PS・・・ 満月に 地上の星と 稲光る

 前回の記事に載せるつもりでしたが、編集が間に合いませんでした。

 なんとか形になったので、YouTubeにアップしました! よろしかったらご覧ください。

 前回の続きなので、コメント欄はありません。

 

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2020年5月 9日 (土)

風抜ける 田んぼにそよぐ 稲の苗

 ようやく田植えが終わりました。 やれやれ・・・と力が抜けそうですが、自分のところが終わっても、近所の方に頼まれている田植えがまだ田んぼ5枚分残っているからなあ・・・。

 旦那さんを亡くした奥さんが一人で頑張って農作業しているので、頼まれたら『やだねー!』とは言えないもんな。

 ま、とにかく一段落という事で、ビールが美味しいな(^o^)/U" UUU

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 田んぼに映る逆さ富士。 風が植えたばかりの苗をなでていく様子も、また楽しからずや・・・。

 

 【タロモロコシの準備】

 田植えの次は、トウモロコシを植える準備です。

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 使っていないハウスを利用して、畝を作ります。 ハウスの骨組みを利用すれば、動物除けのネットが張りやすいと思ったので今年はここに作ってみます。

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 マルチをかけて、完成。 ちょっと歪んで美しくないなあ。 まあ、手作業ではこんなもんでしょう。 あとは、トウモロコシの苗がもう少し育ったら、移植するだけです。

 

 【マメもいろいろあり・・・】

 今年はマメ類が豊作で、スナップエンドウ、サヤエンドウがどっちゃり。 毎日採っても、次から次へと生る生る生る(@.@)

 おう、マメ? ・・・と、思いついたのがこれ・・・。

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 カラスノエンドウです。 これも豊作?なので、たくさんのサヤを実らせています。

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 ついでにこれも。 こちらはスズメノエンドウ。

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 でも、スズメノエンドウの実はちっさ! 指先にいくつも乗ってしまいます。

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 そこで大きさ比較。 スナップエンドウ・カラスノエンドウ・スズメノエンドウです。

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 このくらいあればいいでしょう^^;

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 小さいけれど、スジは一応取って。

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 塩パッパして、あとは中火でコトコト1,2分。

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 でけた!

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 より小さくなったような、スズメノエンドウ。

 では、まずはそのままいただきま~す^o^

 ぐわ! 青臭っ! それにスジばっか! うーむ。

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 ということで、マヨネーズを付けてみました。 うーむ、マヨネーズの味しかしない。

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 スズメノエンドウは、期待通り?同じくマヨネーズの味しかしません・・・というか、食感もなし!

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 ならば、マメだけ食べてみよう。

 ・・・お、微かにグリーンピースの香りが。 ふむ、これならいけるかも? 食感もまずまず。

 ふーむ。 マメだけなら十分食料になりそうです。 食糧難になっても生き残れる食材かもね。

 

 と、まあ研究?していると・・・。

 『何、バカな事やってるの? そんな暇あったらマメとってこうし!』 (『こうし』は方言で『こい』の意、ここでは語尾に『し』がついているので、弱い命令形)

 我に安住の場所無し!

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 ということで、畑のスナップエンドウを採りにいきました。

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 今日もたくさん。 マメとりは、結構腰にきます。 うーむ、体勢がキビシイ。

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 ざっと採って、これくらいでいいや。 ホントに今年は豊作だなあ・・・。

 

 これから毎朝毎晩、田んぼの水の管理です。 でも、豊作に向けて頑張んないとね!

 

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2020年5月 6日 (水)

たろのGW - ステイ・田んぼ? -

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 GW中は、家と田んぼの往復で終わりました。 というか、日中は田んぼにいる時間の方がはるかに長かったような。 本日は夕刻より空を揺るがす雷と、叩きつけるような雨となりましたが、ギリギリ帰宅してセーフ。

 ふっふ、これも日頃の行いの良さ?ですな^^;

 雷で困るのは、雷鳴でわんちゃんがビビッてしまってブルブル震えてしまうこと。 それこそ可哀そうなほどです。 うーん、お利口さんでも、自然現象に関しては理解はできないからねえ・・・。

 夕立としてはかなり激しかったけど、周囲の田んぼの水を溢れさせ、ゆっくり去っていきました。

 

 【ラピュ田の田植え】

 午前中に話が戻ります。 朝方からさーっと降ったりやんだりの怪しい空。 なんかやだなーと思い、田植えより昨日植えたところの『植え直し』を優先しました。

 やはり雨に降られての作業はイヤだし、気分が乗らないときの機械の操作は思わぬトラブルに繋がることがあるのは、経験上わかってます。 なんやかやしているちに、あれ?空が明るくなったぞ、田植えできるじゃん!

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 ラピュ田に行くには、ちょっとした山道を抜けていきます。 田植え機を積んでいるのでゆっくりゆっくり。 去年の秋には、イノシシがよく横切っていった道です。

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 この移動と、機械の昇降がちょっと面倒です。

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 ここも結構面積がありますが、自然により近い場所だけあってあまり見ない水中生物の宝庫かな? 転売ヤーが聞きつけて万が一来たなんてのはいやなので、何なのかは秘密^^;

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 ・・・てなわけで、ありふれたアメンボなどを。 でも、アメンボってあまりアップで見た事ないような。 くりくり目玉のひょうきん者なんですね。

 

 【お昼ご飯の前に・・・】

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 アヤメが一気に花開き始めました。 どこにでも芽を出すので、畑の隅に並べて植えておいたものがどんどん増えてしまいました。 

 うーん、庭にも増えてしまって他の植物を圧倒しそうです。 可哀そうだけど、庭のアヤメは整理するか、ここの続きに移植しないとなあ・・・。

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 こちらはブルーベリーの花で、この品種はうっすらとピンクがかっています。 アリに人気がアリ?  少し前に植えたものなので、今年の実はあまり期待できません。

 

 そんなわけで私のGWは、ステイ・田んぼとなりました。 ホントはステイホームしていたいところですが、農作業がそれこそたくさんあって家の中にいられません。

 自分の田んぼを仕上げたら、次は近所の人に頼まれた田植えも待ってます。 農作業はテレワークもできない現場作業・・・。 また次の土日に頑張るのだあ!

 

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2020年5月 5日 (火)

たろのGW - 田植えスタート -

 朝方はぼんやりした天気でしたが、そのうち太陽が顔を出すとあっちい! 田植え日和といいたいところですが、ちょっと気温が上がり過ぎなよーな。 農作業は長そでが必須なんだけど、暑くてたまらずつい上着を脱いでしまいました。

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 田植えに向けて、ちょっと田んぼの水を抜きすぎたかな? 水が多すぎるとズブズブ沈み、また泥がどわっと動いて植えた苗がズレてしまうし、かといって少なすぎると固くなって足が抜けん。

 その調整具合が、まだ自分のものになっていないんですなあ。

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 うーむ、自分の中ではレーザービームのように真っすぐに植えたつもりでも、やはり歪んでいます・・・(ToT)

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 まあ、ここらへんの田んぼは真四角なんてところは皆無。 山の斜面を削って作られた棚田なので、みんなヒョウタンやら不等辺四角形みたいな形で植えるのに苦労します。

 カーブがあればそれなりに、急に狭くなっているところはヒョウタンなりに植えなくてはならなくなります。 まあ、言い訳ですけどね^^;

 とにかく、田んぼ3つ分植えました。 まだ植え直し(苗がうまく植えられなかったところ、機械ではできないところを手作業で植えること)があるけれど、また明日以降です。 ふう・・・。

 

 【ふくらみ・・・、いやいや、ふくろみ】

 時間は遡って、早朝に戻ります。

 春先に満開となったユスラウメの木。 おお、今年はたくさん実がなりそうだなあ・・・と思っていたら。

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 むひっ、こっ、これは。 萎びたバナナのような実が付いてます。

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 通常のユスラウメの実はこれです。

 ・・・実はこれ、ふくろみ病という果樹の病気です。 ふくろみは袋実と書くのかな? 膨らんでいる(縦に?)のでふくらみ病といいたいところですが、中はスカスカのブヨブヨ。

 ネーミングは袋状になるからでしょうね。

 うーむ、スモモにも多く発生する病原菌で、放っておくと翌年も発生し被害が広がってしまいます。 なるべく農薬は使いたくないけれど、やはり冬季からの薬剤散布は欠かせないか・・・。

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 こんなにありました。 木にぶら下げたままでおくと病原菌が広がってしまうので、焼却処分します。 既に実っている健康な実がこうして変形することはないので大丈夫ですが、来年のために取るべし! 取るべし!

 

 【大物のタロモロコシ】

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 タロモロコシ・・・いや、トウモロコシの芽が出てきました。 もっと成長してきたら、今度はこいつを植えないとね。 土壌づくりは済んでいるので、あとは畝を作って移植するだけです。

 今年はマルチにしようか迷っています。

 農作物を作るのは楽しみであるんだけど、結構体力も使いますからそんなにたくさんは作りません・・・。

 

 ふう、しかし田植えでかなりヒットポイントを削ってしまいました。 早めに寝て、明日に備えよう!

 

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2020年5月 4日 (月)

たろのGW - 田植え前日 -

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 未明から早朝まで、弱い雨が周囲を湿らせていました。 空気もひんやりして、田植えを控えているのに苗の成長が今一つなのでまずいかなあ・・・。

 

 【苗はいい具合に・・・】

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 でも、午後から晴れて暑くなってきたせいか、なかなかいい具合になってきました。 1日でかなり変わるものです。 変わるのは畑の雑草も・・・。 昨日までなかった場所に青々と草が生えてました。

 雨パワーというものはスゴイですな(-"-) 大地に命を吹き込む天からの贈り物・・・だけど、雑草に命を吹き込むのはほどほどにしてくださいな。

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 『タンボルギーニ タウエルナー』登場! もっと早くメンテナンスしておけばよかったけれど、ようやく点検できます。

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 塗装もだいぶ剥げてきたので、また新たなデザインを考えてリニューアルしようっと^^;

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 エンジン始動・・・。 うむうむなかなか調子よいぞ。 年に一回の出動なので、去年念入りにしておいたのがよかったかな? 作業を始めてから調子悪い・・・じゃあ、悲惨ですからねー。

 各パーツに注油、ワイヤーの伸びを確認。 今回もよろしくお願いしますぜ!

 

 【周辺をぶらぶら】

 今日は時間があるので、明日からの田植えに備えてぶらぶら? あ、いやいやエネルギーを温存です。 近年、『Age Wave』のせいか、農作業がキツくなっている自覚症状があ。 (たろのデタラメEnglish=たろglish で、Age Wave=年波 ^^;)

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 これは隣のうちの南国系果樹(ポポー)の花。 最初は緑色で、徐々に暗赤色に変化していきます。

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 実ったら一つ二つ拝借しようと思っていますが、手をかけていないので毎年萎びた小さなアケビくらいの実しかならず、食指が動きません。 放っておくなら、うちの畑に移植したいんだけどなあ・・・。

 さすれば、不思議なトロピカルな味を楽しめるのに・・・。 くれー!

 

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 こちらはうちの庭の樹下に咲いているサクラソウ。 原種というか野生種です。 毎年ひっそりと咲いていますが、年々他の強い草に負けそうな気がします。

 なるべく他の草を取ってあげているけれど、そのうち絶滅しそうで心配。

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 こちらは果樹の『蟠桃(ばんとう)』  あの西遊記の中で、孫悟空が盗み食いを働いたという桃の木です。 食せば不老不死となれる、神仙界の桃とか・・・。 扁平で小ぶりの桃なんだけど、今年は実がいくつかついていました。 

 害虫や鳥たちに食べられてしまいそうなので、もう少し大きくなったら袋掛けをしてみます。

 

 【頭隠して・・・】

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 夕方、かーさんに怒られたので、テーブルの下に逃げ込みました。 おーい、パソコン使いたいんだけど・・・。

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 うーむ、邪魔。

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 私の足の間から離れません。 ちょいと離れてくれんかなあ・・・。 パソコン使いにくいぞよ。

 

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2020年5月 2日 (土)

泳げ、たろー鯉!?

 今日は日差しが強く、農作業にはキツい気温。 あっちい~。 なんじゃこの暑さは・・・。 

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 アヤメの膨らんでいた蕾が、いくつか弾けました。 紫の君も、この暑さでは花開くのが忙しくなりますね。 優雅にゆったりと咲いている暇はなさそうです。

 

 【泳げ、たろー鯉!】

 もうすぐ端午の節句・・・。 こういった行事には、どちらかというと関心がない方なのですが、今年はハウル・・・わんちゃんの健康祈願を込めて鯉のぼりを上げました。

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 これは、私の息子のために買ってもらった鯉のぼり。 なので、もう30年も前の代物です。

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 岡本太郎氏デザインの『太郎鯉』 うーむ、今から見ても斬新なデザインですな。 『TARO』の文字が光っています? うんうん、私のHNの『たろ』にもピッタリじゃん!

 この度、30年近く経って再び日の目を見るとは、太郎鯉も思ってもみなかったでしょう。

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 おいおい、君のためにあげたのだよ! グースカ寝ていないで少しは驚いてね!

 

 【スマイリー カメムシ】

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 これは、『アカスジキンカメムシ』です。 でも、これは幼虫・・・って言うのかな? 成長すると、目を奪うような美しいカメムシになるそうです。

 とにかく模様が面白い。 笑っているような姿に、通称『ニコニコカメムシ』? ホントに笑っているようですね。

 

 【イチゴ畑で捕まえて!】

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 こちらは畑の一角にあるイチゴの集団。 ほとんど放置状態ですが、周囲の雑草だけは抜いてあげています。

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 おお、もう赤くなっているのを発見。 今年は豊作となりそうかも・・・。 もっと面倒をみてあげれは良いのですが、あれもこれもとあって、なかなか手が回りません。

 もう体がいくつも欲しいようです。 分身の術を使えない凡人の私には、それなりにしておく他ないですな。

 

 【マメマメしく働く・・・って、大変ですな】

 野菜畑のマメコーナー! 今は花がいっぱい。

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 まずは、『そらまめ』の花。 私の好物のひとつ・・・けど、花はちょいとグロテスクなイメージがあります。

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 こっちはスナップエンドウ。

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 そしてサヤエンドウ。

 今は豆類の花が咲き誇っています。 これから農作物が次から次へと実り、食卓を飾るようになっていくのですね。 田舎暮らしを選択してよかったと思う、贅沢な一面ではないでしょうか。

 

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2020年5月 1日 (金)

たろのGW(ガンバリウィーク) その2

 【まずは気になっているハナイカダの観察から・・・】

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 日差しが急に強くなって、外で作業していると汗がダラダラ・・・。 記事もダラダラ書いていますので、読むだけで疲れないようにお願いいたします^^;

 いろいろと作業を頑張ったので、余裕ができてきました。 まずは野山の花の観察です。

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 ハナイカダの小集団も、あちこち花開いてきました。 とはいっても、小さな緑の花なので、特に目立つことはありません。

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 こっちは雌花。 これは双子ちゃんですね。

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 おお、雌花も咲いていました。 やはり緑の目立たない花です。

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 アップにすると、何やら水滴のようなものが見えます。 蜜なんでしょうかね? 花がちっちゃすぎて舐めても分かりませんな。

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 こちらは雄花ですが、花と同じく小さい虫が飛んできました。 ふーむ、こういった虫が媒介するのでしょう。

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 指先に乗るほどの小さな葉っぱにも、花が付いています。 こりゃ、かわいいねえ・・・。

 

 【他の花たち】

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 葉っぱの縁が赤くなっている若葉がとってもキュート。 なんだろ、これ?

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 ガラス細工のような花も咲いています。 枝に触れるとトゲもありますし、葉っぱの独特の葉脈からしてサルトリイバラでしょうか?

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 こちらは? やはり目立たないけれど何だろ? うーむ、これは何とも言えないなあ。 ご存じの方はお教えくださいませ。

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 こちらはガマズミですな。 小さな花の集合体。

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 葉っぱの付け根は、異世界の生物のようです。 ちょっとかっちょいい!

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 たくさん咲いてくると、賑やかな花火のようになります。

 

 【オニユリガーデンに向けて・・・】

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 畑の隅っこに作ってある花壇? チューリップが咲いていますが、年々花数が減ってきてしまっています。 その花の間にオニユリを植えることにしました。

 これは『むかご』から育てた2年目のオニユリの苗です。 ポットに根が詰まってきましたので、地植えすることにしました。

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 なんとか育ってくれて、見事なオニユリガーデンになって欲しいものです。

 

 【たろ、翁になる  - かぐや姫はおらんかあ・・・ -】

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 ここは(義)祖父?の時代には田んぼだった所。 石垣などの名残はありますが、現在では竹が進出して竹やぶとなっています。 時間の取れる時に手入れをしていますが、いつになったら『竹林の七賢人』が集うような見事な竹林になるんでしょうか?

 以前夏に手入れをしようとしたら、ヘビ、ムカデ、ハチがわんさかといて断念。 それで冬から春にかけて間伐しています。

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 間の詰まった竹、枯れた竹、曲がった竹を伐採していくけれど、これも結構な重労働。 長いものは10m近くもあるので、切った後の始末も大変です。

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 今日は30本ほど切ったでしょうか。 だんだんと隙間が広くなっていい感じになってきたような・・・。

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 『おお!』切った竹が光っておる! 『こ、これは、もしかして かっ、かっ、かっ・・・』

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 『カエルだ、なんじゃい!』

 ふう、まあ暑いのなんのって・・・。 汗びっしょりになっちまったい。

 

 ・・・とまあ、田植え前のエピソードでありました。

 

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