Stardust Memories
朝晩はまだ気温は低いものの、以前の手が痛くなるような寒さではなくなってきています。 そろそろ花粉が飛び交ってきているんでしょう、私の体内の花粉センサーが早くも反応しつつあるようです。
あー、こればかりは高性能のセンサーはいらんなー。 毎年のこととはいえ、またあのツラい期間が来ると思うと気が重くなりますねー。
【イスカンダルを目指せ! -Stardust Memories-】
私がまだ、これからどんどん成長するからと、ちょっぴり大き目の学ラン(死語?)を着ていたころの話・・・。
『さらば~ 地球よ~ 旅立つ船は~♪』と、流行に流行った宇宙戦艦ヤマト。 私もすっかりその世界に魅了され、テレビに釘付けになるわ、関連の書籍は立ち読み(お金がなかったので見るだけ^^;)するわしたものです。
実家の片付けをしていたところ、当時私が描いた宇宙戦艦ヤマトの絵が出てきました。
うーむ、すっかり記憶から無くなっていました。 きちんとベニヤ板に張り付けて飾れるようになっていましたが、さすがに経年劣化でしょうか、絵の具は色褪せ、ところどころシミも浮かんでいます。
なっつかし~! 四十ン年も前の思い出が、それこそワープしたように蘇ってきたのです。
そういえば、この絵は仕掛けがあったんだ。 しょーもないベタ絵のようですが、この絵が真価を発揮するのは夜なのですな。 でも、まだその効果は残っているのでしょうか?
おお、まだ光るんだ! 夜光塗料に絵の具を混ぜて描いてあるので、明るいところでみるのとは違った世界が現れます。
あの波動砲の発射シーンがカッコよかったなあ・・・。
『波動砲発射準備!!』ふにゅふにゅふにゅ~(効果音)『ターゲットスコープオープン!』『電影クロスゲージ明度20!』『発射10秒前!』『耐ショック、耐閃光防御!』『・・・5,4,3・・・1』『はっ・・・ゲホゲホッ』・・・はあはあ(*´Д`)
うーむ、やはりあの頃のノリにはついていけんわい(ToT)
両親とはソリが合わず物心ついてからは、ほとんど実家に近寄りもしなかった私ですが、当時の思い出がいっぱい詰まっていることを改めて知り、ここがタイムカプセルのように感じられる場所となってます。
【スーパーサイヤ葉っぱ?】
光るという事で、ちょっと思い出したことが・・・。 『キルリアン写真』というのをご存じでしょうか?
概要は、1930年代にロシアの電気技師キルリアンとその妻が、高電圧下で生体(植物など)を撮影するとそれを取り巻く発光現象が写るのを発見。 当時はオーラではないかと話題になったようです。
(イメージ写真)
高電圧をかけるので簡単には実験ができませんが、彼らの行ったのは電極を兼ねた金属板に資料を乗せ、感光紙を使ったのでしょうかね。
葉っぱの写真で有名になったものがあります。 下記の写真もイメージですが、こんな感じです。
電圧をかけると、輪郭に沿って放電します。 コロナ放電と言われるものですが、尖った部分が強く光るようです。
さて、次に葉っぱを半分に切って片方だけ(この場合、右半分)写真に撮ると、このようになるのは容易に想像できますね。
しかしキルリアン写真では・・・。
じゃじゃん! 無いはずの左半分が写り込んでいたのです。 幻葉(ファントム・リーフ)と呼ばれ、『こりゃ、ほんとにオーラだ、オーラだ!』と、そういう世界の好きな人間たちに騒がれました。
まさにスーパーサイヤ葉っぱ、『オッス、お~らゴクウだ!』
ちょっと超科学と言うか、あまりに神秘的なのですが、あなたはどう思うでしょう?^^;
・・・しかし科学とは夢を壊すもので、この場合金属板の上で切断したのでしょう、残った水分が発光したものと後日判明した模様です。 私はどちらかというと超現実派の方ですが、いくつかは不思議な現象があっても面白いなとは思っています。
ニュートン力学、相対性理論、量子力学などは、実際我々の役に立っているんだけれど、まだまだ不完全な理論です。 それぞれの理論では説明できない分野が存在しています。
特に量子論は、今までの常識がひっくり返るほどのややこしい現象を研究する理論なのですな。 異なる現象が同時に存在しているとしか考えられないなんて、まったく理解しがたいことです。
いつしか、完全な理論が生まれてくるのでしょうかね? 今の子供たちの中から、第二のニュートン、アインシュタイン、シュレーディンガー、ハイゼンベルグ、ボーア・・・etc が現れてくるのでしょうか。
| 固定リンク | 0
コメント
こんにちは。
お小さい頃からやはり天分が備わって
いらっしゃったのですね!
タイムカプセルはまだまだ何かがありそう~?
葉っぱの件はババには難しい!
ごめんなさい。
投稿: マコママ | 2020年2月22日 (土) 14時28分
あ!すごーい✨
流行っていたけど、夜光塗料入りの絵を描くなんて、さすがたろさんだなぁ~、素晴らしい🎶
もうメロディーが流れてきてますよ、幻聴と言うなかれ( *´艸`)
キルリアン写真て聞いたことなかったけど、植物や動物がオーラみたいなエネルギーを出しているのはなんとなく信じられます。
それが写真に写るかというとちょっと?ですが。
でも葉っぱの半分が写るのはしかけ(原因となる物)があるんだなと思いました。
まだまだ分からないことだらけで、びっくりするような大発見がなされていくのでしょうね。
たろさんがチイコちゃんお膝にのせているお写真、チイコちゃんの重さと温かさが伝わってきて、おろして帰られる時はお辛いだろうなと心がチクンとなりました。
花粉症!始まってますよね。できるだけの対策をなさってくださーい♡
投稿: サファイア | 2020年2月22日 (土) 20時25分
こんばんは~。
最近は寒さより、花粉情報の方がメインになりつつありますね。
今日こちらは、午後から花粉+黄砂+pm2.5で空が白く
霞んでいました。(*_*)
春の風物詩ですが、困りモノの飛来です・・・。
たろさんもお大事に。
宇宙戦艦ヤマト・・・懐かしいです~。
蛍光塗料を使って絵を描くチビッ子たろさんとは!(笑)
すでに現在の片鱗が現われていて、笑ってしまいました。
キルリアン写真って面白いですね。
本当にオーラが写ってたらいいのになぁ~。
写真に写らなくても、生命体のエネルギーってきっと何某か
放出されてると思うんですよね。
夢見る夢子さんかしらん?(笑)
投稿: ささみ | 2020年2月22日 (土) 21時29分
こんばんは!
花粉? 飛びます!! 飛んでます!!
昨日、強い南風が吹き荒れ、ベランダで洗濯物を・・・・
c(ω≦。) クシュン!・・・( >д<).;':ヘックション!
涙目に、鼻みず、くしゃみ連発 (o´д`o)
黄砂も来るし、ウイルスも迫っているし (´;ω;`)ウッ…
たろさんは、幼少の頃から、光る物が好きだったのですね。
光る宇宙戦艦ヤマトの絵。
発想が凄かったんですね☆.。.:*・゜
葉っぱの実験は面白かった(っ*´∀`*)っ
ファントム・リーフって言うのね。オーラが映ったの?
高温で、花粉も早めに飛んでます。お大事に٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
投稿: hana | 2020年2月22日 (土) 21時52分
マコママさん!
小さいときから、人とはちょっと違う事をする
子供だったようです^^;
ニュートンもアインシュタインも、子供の頃は
グレていたり偏屈だったようだけれど、あんな
に大物になりました。
私は・・・残念ながらフツーの人間になってしまい
ましたな(笑)
まだまだ宝物は出てくるでしょうね。 だんだん
と思い出してきましたよ!
投稿: たろ | 2020年2月22日 (土) 22時47分
サファイアさん!
ちょっと変わったものにしたくて、夜光塗料の絵を
考えたのですが、塗料は粘度が高いので筆が走らず
うまく描けなかった事を思い出しました。
私もあのテーマソングが脳裏に流れましたよ^^;
あの頃のアニメの主題歌は、野太い声のおっさんが
歌うのが多かったよね。
幻聴だったら渋すぎる(笑)
キルリアン写真は、旧ソビエト時代だったので、そ
のお国柄で出回ることがなく、1970年代になってよ
うやく知られるようになったそうです。
人間も物質である以上、なんらかのエネルギーを発
しているとは思います。
例えば体温があるということは、赤外線を発してい
るという事でもあるもんね。
チイコに愛情が湧いてしまって困っています。帰る
ときにはじーっと見ているので、後ろ髪を引かれる
思いですよ。
できるだけ実家にいって面倒をみてあげるようにす
るつもりです。
投稿: たろ | 2020年2月22日 (土) 23時05分
ささみさん!
なんとなく、鼻の奥がぐずぐずする感じになって、い
やな予感が・・・。
今日は風もあったので、症状の片鱗が表れたよーな気
がします。 まだマスクがいっぱいあってよかったな
あ(笑)
春は好きだったのですが、花粉アレルギーになってか
らはなんかなーと思うようになりました。
宇宙戦艦ヤマトの絵の星は、筆に付けた塗料をぷっと
息を吹きかけて飛ばし、細かいのは歯ブラシに付けて
網でゴシゴシとやったのを思い出しました。
今でも夜光の効果を維持しているとは、なかなかすご
いものですな^^;
子供の頃から絵は得意な方で、賞状は何枚かもらい
ましたが、それもタイムカプセルの中かな?
県の芸術祭の小学生の部では最優秀賞をもらったよ
ん(えっへん!)
今ではしがないおっさんになってしまいましたが、
探究心はあの頃のままかな?
世の中にはまだまだ不思議なことはあると思います
よ^^ 夢見ることは大切だよ。 それからすごい発
見があるかもしれません。
投稿: たろ | 2020年2月22日 (土) 23時21分
hanaさん!
美しいはずの植物が、一番嫌いになりそうな季節です
ね~^^; 花粉ばかりでなく、いろいろと飛んできて
困りものですね。
お札でも飛んできてくればいいのに、そういうものは
飛ばないなんて不条理すぎる!(笑)
そうです、小さい頃から光るもの・・・発光とか、鉱物
の結晶とかが好きでしたよ。
実は蛍石を熱する発光実験は、すでに小学生でやって
ました、 石が爆ぜて火傷をしましたけどね。
あと、山で腐った木の燐が燃えるのを見たときは感動
したなあ・・・。
青白い光がぼーっと。 人魂でなくてよかったね。
キルリアン写真はコロナ放電を捉えたもので、高い
電圧が絶縁を破って放電するという現象です。
たまたま葉っぱの跡の水分に電流が流れてファントム
リーフを作り出したのです。
原因が分かればふーんとなるけれど、少しはそういう
ロマンも残していって欲しいものです。
投稿: たろ | 2020年2月22日 (土) 23時33分