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2019年12月31日 (火)

令和元年もあと数時間・・・

 なんやかやとバタバタしているうちに、大晦日となってしまいました。 年末は、ほとんど掃除で終わってしまったような気がします・・・。

 どうにか門松も完成しましたのでひと安心。 今日飾るのでは、一夜飾りということになるらしいけれど、心の広~いお正月の神さまはおお目に見てくれることでしょう。

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 ほぼ半日・・・。 ダッシュで作ったので随分と粗いものとなりました。 バランス悪いし、左右の足元?のあたりも違うなあ・・・。 飾りも、ごく近くのもので間に合わせたシンプルなものです。 ま、これでご勘弁を・・・。

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 ま、玄関に飾ればそれなりです。 あまりジロジロ見る人もいませんので、それなりでおおいに結構。 要は気持ちなんですなあー。

 ・・・ついでに余った?材料で、ちょっとしたアクセント。

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 玄関柱に括り付けました。 シンプルイズベストかな。

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 こんなのは簡単に作れるので魅力です。

 

 改めまして・・・。 本年は拙くバカバカしく、ちょっとヲタクっぽい?ブログにご訪問いただきまして、ありがとうございました。 来年もよろしくお願い申し上げます。

 よいお年をお迎えください。

 

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2019年12月28日 (土)

たろの年末よもやま話 Ⅱ

 今年の冬は例年より気温が高いようですが、それでも寒いものは寒いですねえ・・・。 年齢を重ねるごとに『寒さバリア』が剥がれていくのか、低温に対する耐性が失われていくような気がします。

 しかし、寒い寒いといって動かないと何も進まないので、窓ふきや外回りをキレイにしないとなあ。

 

 【星も凍る・・・】

 やはり冬は星がキレイです。 凛と澄んだ空気の中、たくさんの星が手が届きそうに輝いています。 屋根に上ったら、2つ3つ掴めるのではないかと思うほど距離が近い気もします。

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 冬の王者、オリオン座はやはり目を引く存在です。 富士山の上空で輝いている姿をパチリ・・・。

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 残念なことに、ここからは富士山方面は光害の影響があるので、どうしても写る星が少なくなってしまいますが反対側は星屑の乱舞。 今冬は天の川をキレイに撮ってみたいもんです。

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 おや? 妙な流れ星・・・。 曲がってる?

 と、思ったら、これは・・・。

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 私のフリースの毛玉と、わんちゃんの抜け毛でした。 部屋飼いにしてから、部屋にわんちゃんの抜け毛がもの凄い! 掃除機をかけると、ダストカップが毛だけですぐいっぱいになってしまいます。

 でもサイクロン式の掃除機はゴミが溜まるのが目に見えるので、なんとなく快感を覚えるようになってしまいました。 『おー、溜まっとる、溜まっとる・・・。 このラインまできたぞ・・・』 とか、密かな楽しみ?かなあ。

 

 【ずぼら時計】

 私はちょっとした面白いもの、アイデアが感じられるもの、ユニークなもの、キレイなもの、ノスタルジックなものが好きなので、そういうものを目にするとつい買ってしまいます。

 Ama〇onなんかで買うのが、多いかなあ・・・。 高いものはそうそう買えないので、手ごろな値段で失敗しても後悔の少ないものに限りますが・・・。

 今回、ついポチっとしてしまったのは、置き時計です。 表示項目は、月日と時刻、内気温、外気温、お天気予報。 液晶の色は6色と、これらの色が自動で変化するモード付き。

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 値段も3,000円ちょっとで中国製。 液晶表示の時計ですが、投影装置が付いています。

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 これって、天井に時刻や気温を映し出すことができるのです。 つまり、寝ながら(目を開けるだけで)時間を確認できるってわけ^^; 朝方目が覚めて、今何時だろ?というときに天井を見るだけで済みます。

 投影の光は強いものではないので眠りを妨げることはないけれど、明るくなってしまっては見えません^^; それでも、まだ暗いうちには便利なアイテムかもしれませんね。

 しかし、Ama〇onにしろ楽〇にしろ、商品は中国製がほとんどです。 まだまだ品質に問題はあると思うのですが、彼らのアイデア、ベンチャー精神は日本を圧倒していると思います。 こういうのがあればいいなと思うものが、中国製品にはあるということが多いのが事実です。

 この時計も、最初不具合というかよくわからないことがあり(説明書は文字の大きさが1mmくらい?の一枚の紙で、難解な日本語で記されていました)、液晶表示が消えたり点いたり、または液晶の下部が薄く消えそうだったりしたので失敗だったかなと思ったのですが、しばらくすると正常に動作するようになりました。

 日本の風土に慣れるのに時間がかかるのでしょうかね?

 

 【豆もっちい作成キット?】

 我が家では、お正月に餅つきをします。 昔ながらの杵と臼で。 それも元日早々・・・^^;

 ここは田舎だからか、お正月の『静』を求めて来たいと言うメンバーが親戚一同に多く、毎年10人以上遊びにきます。 それならばと、皆で和気あいあいとできるイベントとして、餅つきを行っているのです。 普通の白い餅と、豆餅をつきます。

 ま、準備が大変だけど、みんなの笑顔がお正月らしくていいかもね。

 今年は、その餅つきに使うアイテムの一つを作りました。

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 山から手ごろな竹を切ってきて、二つに割ります。 角を紙ヤスリで落としてケガのないようにして簡単な台座を取り付け。

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 で、完成・・・簡単!

 これは何かというと、豆餅を作るためのグッズなのです。 ラップを敷いて、ついたばかりの豆餅を詰めれば、半月型のキレイな豆餅になる・・・はずです!

 たまたま近所の家に行ったら・・・。

 『おっちゃん、なんでえ これ?』

 『おまん、知らんだか。 これん、豆餅いれて作れば、形がいーだ』

 『ほーけ。 知らんかった。 俺も作る!』

 ・・・というわけで、さっそく制作。 まあ、いろんな知恵があるもんですな。

 

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2019年12月25日 (水)

たろの年末よもやま話

 【ホワイトモーニング】

 日曜の夕方から『山沿いは雪』という予報が当たり、翌日ここまちゅぴちゅは銀世界の朝となっていました。 (下界はやっぱり雪なし^^;)

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 気持ち早起きして、わんちゃんの散歩に出ましたが、いやあ、その喜ぶこと喜ぶこと・・・。 雪の中を走り回って楽しそうです。 雪は本能をかき立てる何かを持っているんでしょうね。

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 朝焼けに染まる雲。 うむむ、思ったよりキレイにならんな・・・。 ちょっと期待していたけれど普通だ。 あのとろけるような柔らかい光に包まれる朝焼けが早く見たいな。

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 そして火曜日の朝。 うーむ、これも普通だ。 富士山がダイナミックに彩られるのは、やはり天気の崩れる前や回復する時です。 年に数回しか見られないマジカルな景色を楽しみに、早起きを続けないといけませんね。

 

 【掌中のオーロラ】

 これは、プラズマボール。

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 子供の頃、お店のショーウインドウの向こうで妖しくうねうねと光が踊るインテリアを見て、とても欲しかった思い出があります。 そのお店のはもっと大きく・・・ボーリングの球くらいで、かなり高価であったろうと思います。

 それが今では、小さいながらも通販で1000円前後で買えるとは・・・。 しかもUSB電源で動作するコンパクト設計^^; でも、妖しげな放電現象は、あと時の思い出のままでした。

 ガラス球の中の空気を抜いて、代わりにネオン、アルゴン、キセノンなどのガスを封入し、高周波の高圧をかけると中の気体が電離してプラズマ状態となります。 プラズマとは分子が正イオンと電子に分かれて自由に飛び回っている状態。

 そしてプラズマは導電性があるので、放電がガラス球の壁まで伸びてくるということですが、よく分かりませんね~。

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 とにかく、キレイであるということですな。 しばらく、命あるようにうごめく光の妙を眺めてしまいます。

 ついでに実験!

 同じような原理を持つ蛍光管。 これを近づけてみましょう。

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 お、光る光る。

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 蛍光管を縦にして中ほどを持つと、そこまで光ります。

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 反対側の端を持つと、全体が発光。 いやあ、面白い! これぞ科学の光じゃ。

 ついでに・・・。

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 ネオンランプを近づけてみましょう。 今では、骨董品クラスの機器のパイロットランプくらいにしか使われていないネオンランプ。 貴重な存在なんですなあ。

 物置をゴソゴソして、ようやく一つだけ見つけることができました。

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 お、いい感じで光るぞ。 でも不思議だねえ。 電気を流していなくても光る・・・まさに掌中のオーロラか、それともセントエルモの灯か。

 

 そういえば、このプラズマボールの電圧って何ボルトくらいなんだろな。 一般的に2000~5000Vらしいけれど、手持ちのテスターでは許容範囲をはるかに超えています。 テスターが一瞬でぶっ飛んでしまいそうで、怖くて測れません。

 電圧は恐ろしく高いけれど、電流は小さいので危険はないでしょう。 あ、でも金属・・・アルミ箔などで覆うと感電、火傷の恐れがあるので、眺めたり触ったりするくらいでやめておいた方がいいですね。

 ついでに・・・。 空気中で放電するのには、1000Vの電圧で1mmくらいということです。 なので、お空ゴロゴロ目がチカチカの落雷は、数千万~数億Vだそうな。

 やはり自然はスゴいです。

 そんな事を考えながら、目の前の妖しく、そして暖かく輝く光の饗宴に、時間を忘れてしまうほどでありました。

 

 【大切だけど邪魔なもの】

 子供の頃『電線マン』なるものをTVでやっていて、幼少の記憶の中でも電線音頭(そのキャラのテーマ曲?)が流行ったようにも思えます。 そのキャラクターがどんなコスチュームだったのか思い出せませんが、電線(電柱?)をキャラにしまうという、その発想の豊かさと奇抜さにはビックリしますね。

 ・・・まあ、そんな賞味期限の過ぎた昔の話はおいといて、景色を写真に収めようとすると、とかく邪魔となる電柱や電線。 あー、早く地中に埋め込んでくれれば空がすっきりするのになあと、残念な気持ちになることが多いです。

 インフラには欠かせない電気ですが、なんとかならないものですかね。

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 もうだいぶ前、趣味?で第二種電気工事士の資格を取るべくいろいろとお勉強をしました。 なので私の情報はもう古く間違っているところもあるかもしれませんが、電気に関するうんちくを少し・・・^^;

 雷の話で、無骨にそびえ立つ鉄塔を思い出しました。

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 目にしてもじっくり観察することもないでしょうが、いろいろと培ってきた技術や工夫が凝らされているんですな。 

 まずは①   これは、架空地線(GW・・・グランドワイヤー)と呼ばれるもので最上部に張られ、電気は流れていません。 自然の驚異、落雷から電線を守る、いわば避雷針・・・いや、避雷線なのです。 

 大地に繋がっていて、過電流を逃がすことで電線を落雷から防ぎ、またはトラブルを軽減させる役目で、一般の電柱にもみられるとは思うのですが、現在は一般の電柱ではコスト面などで省略されているのかなあ・・・。

 電線に直接落雷すると『フラッシオーバ』という現象が起こり、ガイシ等が絶縁破壊を起こして故障に繋がります。 逆に鉄塔に落雷して送電線に影響を与えるのが『逆フラッシオーバ』です。

 落雷も同じ電気ですが、あちらさんの方がやはり格が違うんですな。

 

 そして②   電線は3本で1セットなんですね。 それぞれに位相の違った交流が流れています。 効率的に電気を送れることから、この方式がとられています。

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 発電機は、磁石を回転させることで発電しています。 コイルを3つ配置することで1/3ずつ位相のずれた交流電気が作られます。 これが送電線が3本で1セットの秘密です。

 でも、なんで3つなの? ということには、いくつかのメリットがあるからです。 一般的に電気というものは電気が流れる通路がないと流れません。 家庭のコンセントも同じで2本の導線のコードを繋げなくてはならないのは、コンセントの差込口の数からわかります。

 となると、3本なのだから帰りの通路を考えれば合計6本の電線が必要になりそうな気がします。 しかしこれが三相交流の特性で、一方通行だけで事足りてしまうので3本の電線だけで済むのです。 (単相と三相は違うということ)

 上図の『三相交流イメージ図』の横線(x軸:時間t)のある点(任意の瞬時点)での3つの電圧を合計すると0になります。 終端で3本を繋げば、電圧は0となるので電気は流れません。 帰り道を作ってあげても結局電気は流れないので必要ないのです。

 えっ! なんで? 分からな~い。  ・・・詳しく知りたい方は、自分で調べよう!(笑)

 とにかく電気って不思議ですね~。

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 うちの近くの電柱も、架空地線と、そして普通に3本1セットの電線(電力線)。 他は電話線やCATVケーブルでしょう。

 鬱陶しいと思っている電柱も、観察してみると少しは邪魔だという気持ちが消えるかな?

 

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2019年12月22日 (日)

たろの空中果樹園

 お日様は分厚い雲の向こうに隠され、グレーの景色は見た目にも寒々しい日曜日でした。 夕刻から降雪の予報もあるように、空気もひんやりとして体に刺さるようです。

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 富士山もバックの灰色に飲み込まれそうですが、なんとか頑張って雄姿を見せていました。 

 

 【空中果樹園】

 ここは『たろの空中果樹園』です。 とはいってもともとは桑畑だったのですが、養蚕の衰退により桑の木は消滅。 休耕地となったのを再利用したいと思い、様々な果樹や樹木を植えてあるのです。

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 現在はこんな感じです。 ちょっと変わったものも欲しいと思い、いろいろと育てています。 中でも『ハンカチの木』は目玉なのですが、成長が遅く数年たっても私の身長以下です。

 花が愛でられるころには、私はもう遠い空の上にいるのかもしれません。 とにかく夏の暑さにも負けず、冬の寒さにも負けず、猿にも負けずと手入れをしている次第であります。

 本日は、ビワの花の摘蕾をしました。 農業日誌を見ると去年は11月に終わらせていたのですが、なんやら忙しくて延び延びに・・・。

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 ビワの花がぎっしり。 すべて結実するわけではないけれど、それでもこれでは多すぎ。 将来的に実はこの房に2~3個にしてしまうので、花を少なくしてあげます。

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 先端と、根元に近い方の花を落とします。 私は果樹のプロではないので、果たしてこれでいいのか悪いのかわかりませんが、うまくいっていることは確かです。

 実が充実してきたときの袋掛けがスムーズにできるよう、中間地点の花を残していくのですね。 来年結実したら、今度は摘果が待っています。 また大きくて美味しい果実をたのんますよ!

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 今年はユズは不作。 このトゲなしユズも、こんな小さな実で終わりました。 天候のせいばかりでなく、柑橘系は蛾や蝶の幼虫が付きやすいので、あまり世話もしてあげなかったこともあるだろなあ・・・。

 

 【ピーナッツリース】

 私が今年、天文関係ですんごく興味を持った写真がこれ。

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             (Credit: EHT Collaboration)

 ブラックホールの写真です。 ドーナツの内側の黒い部分が全てブラックホールというわけではなく、あくまでも外縁で、その中心部分にブラックホールがあるとのこと。 その質量は、太陽の65億倍だそうな。

 アインシュタインが生きていれば、それこそ感激したのではないでしょうか。

 ・・・とまあ、この写真だけでは『ものすごいんだろうけど、なんだかなあ~』という感じですが、このドーナツ状を見ていて思い出したのは・・・、『そーだ、クリスマスリース』

 ああ、今から作るのもめんどくさいし、今年はいいか・・・。 

 

 でも、せめて何か。 そだ、あれ作ろ! たまにサイトで目にする、小鳥たちの餌となるリース。

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 網に入った収穫した落花生。 たくさん採れたので残りを車庫に吊るしておいたのですが、結局消費しないまま放置。 このままではダメになってしまうので、これで『ビーナッツリース』を作ることにしました。

 上の袋のは去年収穫したもので、色が黒ずんでいていかにもダメそう。 中身を確認してみると、やはり『しなびんびぃ』でした。 『しなびんびぃ』とは、ここらの方言で『しなびてる』の意。 こりゃほんとにダメ!

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 針金を直接刺してみたら意外と殻が硬かったので、キリで穴あけをしました。

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 そして穴を開けた落花生に、針金を通していきます。

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 輪になったところで、両端をハサミでカットします。 穴を大きくしすぎるとマメがこぼれてしまうけれど、鳥が食べやすいようにできる限り大きく開けてあげます。

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 完成~! さっそく庭の木に吊るしました。

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 これで小鳥たちが集まってくれるかな? 全部で3つ作り、あちこちに吊るしました。

 小鳥たちへのピーナッツリース。 ステキなクリスマスプレゼントになるといいけど・・・。

 

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2019年12月15日 (日)

富士と流星 【ふたご座流星群 2019】

 12月14日~15日にかけて、ふたご座流星群が見られました。 満月を過ぎたばかりの明るい空でしたが、それでもたくさんの流星を見ることができましたよ。 新月だったら、それこそ降るようだったのではと思います。

 

 【富士山パン】

 ちょっとしたもらい物を・・・。

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 富士山食パンというものです。 ご当地グルメ?とまではいかないかもしれませんが、現地ならではのユニークな食パンです。

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 中身はこんな感じ。 味は密で歯ごたえがあり、ちょっぴり甘みを感じる・・・まあ普通の食パンですね。 それでも、爽やかな青色と富士山フォルムは、目にも美味しいという感じかな?

 だんだんと寒さが厳しくなって、富士山(本物の)が際立って美しく見えるようになっています。 富士山食パンを齧りながら眺めるのもまた一興でしょうか?

 

 【ふたご座流星群】

 さてさて、ふたご座流星群の話に戻ります。 寝ているわんちゃんを起こさないように、そーっと外に出たのは11時頃。 わんちゃんに見つかると自分も外に出たいと鳴きますので、それこそ抜き足差し足コソ泥足です。

 カメラを担いでこっそり歩く姿は、我ながら『いと怪し』ですが、仕方ありません。

 いつもの高台に出ましたが、めっちゃん寒い! フリースの2枚重ね^^; だったのに、それでも冷気が染み込んできます。 うーむ、一瞬心が折れそうでしたが、頭上を流星がかすめていったのを見て、元気を取り戻しました。

 『流れているじゃん!』 いそいそとカメラをセットします。

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 富士山と夜景をバックに撮りたかったので、こんな風にセット。 あとは、思うところに流れてくれるといいのですが・・・。 カメラの性能が今一つ(夜にも強い高感度がちょっと残念)なので、かなり暗い映像となりました。

 今回は動画に挑戦。 流星の様子はYouTubeにアップしてあります。 部屋を暗くしないと見えないかもです。

 

 粘っているうちに、私の体は冷凍ミイラみたいに冷え切ってしまいました。 メモリがいっぱいになって撮影を終えたときには、午前2時ちょっと前・・・。

 歩き出すと足の感覚がありません。 やばいなあ・・・。 こりゃ意識しなくても、コソ泥足になってしまったわい。

 これから夜空の星も目いっぱい輝く季節。 寒いけれど、また星空撮影頑張ろう! って思う気持ちも寒くて凍り付いていたような気がします。

 

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2019年12月14日 (土)

ここ掘れワンワン!

 12月も早足で日を重ね、あれよと言う間に中旬へと・・・。 令和元年もあとわずかになってしまいました。 

 『光陰矢の如しだねえ』なんて若い連中に言ったら、『は?』でした。 確かに矢を例えた諺なんて、現在では理解しがたいような気もするな。 ボーガンだったら通用したでしょうかね? いやいや『光陰ボーガンの如し』でも、通用しそうもないかもなあ・・・。

 なんて思うことが、自分が歳をとってきた証拠でしょうな。

 

 先日、『今年の漢字』が発表されましたね。 清水寺の貫主さんがでっかい筆を持って書いているのを見てすごいなあと・・・。 あんな大勢の人の注目やシャッター音の中で、立派な文字を書き上げるのは、相当のプレッシャーがあるんじゃなかろうか。

 まさに『清水の舞台から飛び降りる』ってもんでしょうかね? (若い連中に通じるんだろうか?)

 そんな事を考えながら、私なりにその様子をイメージして漫画にしてみました。

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 いつか稲作が見直されて、『田』の漢字が書かれるといーなーなんて思います。 そーすれば、ラピュ田伝説は現実のものになるかもね。

 

 【ここ掘れワンワン!】

 最近、畑で土が盛り上がっているところがよく見受けられます。

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 あっちにも、こっちにも・・・。 

 これはモグラが穴を掘った跡なのです。 モグラ塚といって、地面の中の通路の随所に土を掘りだしたのを積んだものです。 モグラはなかなか見る機会がありません。

 私も生きているモグラを見たことないし(干からびて伸びている死体なら数回)、いったいどこにモグラって・・・モグっているんでしょうねえ。

 しかし、このモグラ塚。 わんちゃんの散歩をしているときに出会うと大変。

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 動物の臭いが強くするのでしょう、水を得た魚のようにわんちゃん大ハッスル! 前足を上手に使って掘る、掘る! こうなると、しばらく動けません。 尻尾がひくひく・・・これは犬が興味いっぱいの印。

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 犬の穴を掘る能力は素晴らしく、あっという間に頭がすっぽり入ってしまう穴を開けます。

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 もう、おでこまで土くれでいっぱい。 もう~、家に入れないぞ!

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 ようやくモグラ探しから離れられたけれど鼻先は土がとれず、まるで『コソ泥』のようではないかいな。

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 いつもの散歩コースに戻りました。 

 帰ったら、タオルでゴシゴシするからね。 これがまた、わんちゃんが嫌がること・・・。 特に足を拭かれるのがイヤで、逆立ちしてまで拭かせまいとします。

 でも、強引に拭いちゃうもんね。

 

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2019年12月12日 (木)

三葉の松

 日中は12月とは思えない気温となり、とってもありがたいのですが、やはり季節はその季節らしくあった方がよろしいのではないでしょうか? 

 季節を肌で感じる『なんちゃって農業』をしていると、作物づくりといい、稲作といい、今までのサイクルでやってきたノウハウや経験が当てはまらなくなってきているような気がします。

 

 【たろ松くん】

 我が家の庭にある松の2本目が、ようやく仕上がりました。 まずは手間のかかる作業が終わってよかったわい。 

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 これが手入れに入る前。 しばらくほったらかしにしてしまったので、もうぐちゃぐちゃ。 まずいなあとは思いつつ、つい放置してしまっていました。 こうなると、どこから手を付けようか迷います。

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 昔ののどかな植木屋さんがするように、茶をすすり、時折キセルでもプカ~とふかしながら遠目に松の木を眺めて思案したいのですが、こっちはのんびりやっている暇はないので、枝を見ながらイメージしてすぐにスタート。

 しかし、形が悪いなあ・・・。 まあ、なんとかハサミを入れて、きれいさっぱりとしてしまおう。

 『切るべし! 切るべし!』 頭でっかちにしていた大きな枝も落としてしまいました。 自分ちの松だから、やり放題です。

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 んで、完成。 かなりさっぱりしました。 太めの枝が変に伸びてしまっているけれど、これ以上は切れないなあ・・・。 まあ、これをベースに、時間をかけてカッコよくしていくしかなさそうです。

 やはり普段からマメに手入れをしておかないと、勝手放題に枝が伸びてしまって美から遠ざかってしまいます。 これは人間も同じかな? 美しさを維持するためには、日頃のお手入れが必要ですね。

 

 【三葉の松】

 松で思い出したのですが、近くの小学校の校門前に大きな松があります。

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 ありゃ、手が届く高さに枝がな~い。 松葉をとろうと思ったのに、ダメじゃん。 よじ登ってむしろうと思いましたが、小学校の前なので不審者に間違わられて通報されたりして・・・。

 それも恥ずかしいので、ホントは緑色の葉が欲しかったのですが樹下に落ちていた枯れ葉を拾ってきました。

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 ここの松葉は3本です。 あまり見ない品種なので、なにかの記念に譲り受けたのでしょうか? 

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 高野山の『三鈷の松』などが、有名みたいですね。 三葉の松葉を持っているといいことがあるとか何とか・・・。 

 ここのはただの田舎山?だから、ありがたみが薄れるかなー。

 

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2019年12月10日 (火)

ワンモナイトの夜

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 車のフロントガラスが凍り付く朝があったかと思うと、一変暖かな空気。 天気予報を見ると、時期に合わずあったかい気温が続くようです。 うーん、今回も暖冬となるのでしょうか?

 こんな冬は大雪になりそうな予感がしますが、いかがなものでしょうか? 過去に見舞われた大雪・・・まちゅぴちゅで1m20cmほど積もった雪は忘れられません。 あの時はホントに陸の孤島となり、脱出しようにもできなかったです。

 雪国の方には笑われそうですが、ここらは普通ではそんなに降ることはないので対策が遅れ、130年に一度?の豪雪と全国ニュースにもなりました。 その時の奮闘記がありますので、よろしかったらご覧くださいませ^^;

2014年 バレンタイン豪雪奮闘記

 と、今回の冬も豪雪にならないよう願っています。

 

 話変わって、ちょっとした発見。

 部屋の大掃除をしていたら、アンモナイトの化石を見つけました。 ずっと前、どこかで買ったものだろうけれど、すっかり記憶から消えていました。 

 わーい、うれしいな! やはり掃除はするものです。

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 うーむ、でもいつ買ったっけかな? 頭のタイムマシンを稼働して過去を探ってみます。 おお、そだ。 会社の出張で横浜みなとみらいに行った時だ。 まだ時間があったので大きな本屋さんに立ち寄ったら化石のコーナーが設けてあり、ついフラフラと手ごろな化石を買ったのです。

 うーむ、分かっていればもっと軍資金を用意したのになと、ちょっぴり悔しい思いをしたっけなあ・・・。 確か5万円くらいのがあったような気がする。 今から思えば、思い切って買っておけばよかったわい。

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 所々小さなくぼみもあるし、手触りからいって本物ですね。 というか、大手の本屋さんでニセモノなんか売ったら事件だもんな。 とにかくちょっぴり幸せな?時間を過ごせました。 

 でも、アンモナイトの渦巻く様子・・・なんかに似てるなあと思ったら、

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 わんちゃんの姿でした。 おー、ワンモナイトだ。

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 だが、このワンモナイト・・・。 私の布団に入り込んでくるやつである。 まあ、アンカの代わりにもなるから冬はいいんだけどね。

 

 最後に、タイムラプス動画を。 朝晩と富士山を見てますが、撮ろうと思うとなかなかいい顔を見せてくれません。 はっとするような美しい富士山を撮ることが、今冬の課題となりました。

 

 

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2019年12月 7日 (土)

アイスミルクの空

 いやあ、寒い一日でした。 

 冷えたミルクのような空が今にも雪を落としてきそうでしたが、なんとかもってよかったなあ。 天気予報では山間は雪になるかもよー! ということでしたが、そうなるとここ『まちゅぴちゅ』も雪になるということですから・・・。

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 ワンちゃん、ファンヒーターの前で待機? 温風が直接当たるので、ちょっと心配。 カチカチ山のタヌキみたいになると困るけど、あったかくなるときちんと冷たいところに移動するので、天才とまではいかないけれどまあ普通だな。

 しかし、寒い寒いといってじっとしているのは性分に合わないので、『やることリスト』に記載してあることを、一つ一つこなしていくとします。

 (『やることリスト』とは、これからすべきことやしたいこと、また些細なことでも気が付いたことを書いておく手帳です。 時間のある時に見返せば、あー、これをしなきゃとか、また忘れていたことも思い出すことができます)

 

 【建具屋たろ】

 家も年数が経つと、あちこち痛みが目立ってくるようになるもの。 キッチンの食器などをしまっておく戸棚の戸の側面が剥がれかかっています。 よせばいいのに、指で押さえてみたら、余計ボロボロになりました。

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 うむむ、これではさすがにみすぼらしいので、補修をすることに・・・。

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 薄いシート状のものを、すべて剥がしてしまいます。

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 ホームセンターで壁紙シートなるものを買ってきて貼り付けました。 ちょっと素材が薄っぺらかったけれど、まあこれでやってみるしかないですね。

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 遠目には、キレイに仕上がりました。 このまましばらく様子を見てみます。 また剥がれるようだったら、もう少し厚手のものを探してやり直そう・・・。

 

 【植木屋たろ】

 建具屋さんが終わったところで、今度は植木屋さん。

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 やろうやろうと思っていても、なかなかエンジンがかからない事の一つが庭木の手入れ。 庭には松が2本あるので腰を据えてやらねばならず、なんやかやで結局遅くなってしまいました。

 とにかく松を仕上げなきゃさっぱりしません。 松の手入れは難しいでしょうと言われますが、私は難しいというよりも、手がかかるのだと思います。 

 そりゃあ、どっかの豪華日本庭園のような姿の美しいものに仕立て上げるのは、高度な技術や経験も必要だし、それに季節ごとのこまめな手入れが必要になるとは思います。

 でも、うーむうむと松の姿を愛でる人もいない一介の住宅の庭では、暑苦しくなければだいたい(テキトー?)でいいのではないでしょうか。

 昔からの庭はまずは松ありき。 その頃は一種のステータスだったのでしょう。 日本庭園もどきがもてはやされ、何が何でも外せない存在でした。

 でも、現在の若い世代はまず松は問題外。 もっと洋風なシルエットの樹木となるでしょうね。 最近はヤマボウシなんかが人気があるかなあ・・・。 私も植えたいもんな。

 正直言って、松はいりません。 今まで義父の庭だったのでいじりませんでしたが、現在では自分なりの庭にできることはできます。 しかし、長年のこの環境で樹下に生える珍しい草花が育っています。 

 キレイにして日差しがあたるようになると、半日陰を好む草花たちは絶滅してしまうかもしれません。 それが躊躇している一因でもあるのです。

 前置きが長くなりましたが、とにかく松の手入れを始めました。

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 私なりに掴んだコツというか手順は、まず上に飛び出しているような枝はまず無条件にパチパチパチと切ってしまいます。 それから、矢印のように根元に子芽?があるものはそこまで切り詰めます。

 根元に子芽がない枝を詰めてしまうと、そこから新たに芽が出てくる確率は低いと思われますので、伸ばす代わりに『もみあげ』を強めにして枝があまり元気にならないようにします。

 『もみあげ』とは、枝に生えている葉をこそぎ落とす作業です。

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 枯れて黄色くなった松葉は見栄えが悪いので全て除き、『もみあげ』していきます。

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 始めた時間が遅かったので暗くなってしまいました。 あー、もう残りは明日だ、寒いしやめやめ。 下から写した枝ですが、ずいぶんとさっぱりしました。

 あまり美しいとはいえませんが、まあこんなもんでしょう。 木は一本一本姿形が違うので、どれが正解かということはわかりませんが、全体的に日が当たり、風が通るというふうに手入れをするのがいいんじゃないかな。

 また、松は幹や枝も見どころの一つでもあるので枝をブロックにまとめ、そしてなるべく薄く仕上げるのがよいと思われます。

 

 おまけ・・・。 わんちゃんとの散歩風景です。 走り回る映像は目が回りそうだけど^^;、散歩コースのひとつ『ラピュ田コース』です。

 

 

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2019年12月 5日 (木)

富士一景 【暮れ色】

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 夕暮れ時・・・。 喧騒を離れたいつもの高台に足を向けると、富士山がくっきりと浮かんでいます。 雪をトッピングしたこの時期の富士山は、大きく輝いてみえるのです。

 光の加減によっては、紅く輝く夕焼け富士となるのですが、こればかりは天気の神さまの気まぐれ。 昨日はちょっと紅くなったのになあ・・・。

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 空の色合いも、また素晴らしい・・・。 寒いのはいやだけど、こういった冷えた感じのグラデーションの空も、この時期ならではのモノ。

 

 寒い日が続きますが、日中はほっこり暖かい日差しが注ぎます。 うーん、やはり晴れの日はいいもんですねー。

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 晴れの日の一コマ。 ワンちゃんは窓際で日向ぼっこ。 ワンちゃんは寒くても平気というイメージがあるようですが、結構あったかいところが好きです。

 あまりに気持ちよさそうにしているので、ちょっかいをだしてみました・・・。

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 『よせー』 ひっくりかえります。 『ほれ、ほれ』

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 『よせー』 でも、思わず大きく背伸び。 あー、のどかだねえ・・・。

 

 最近、微速度撮影というか、タイムラプス動画に興味をもって、いろいろと工夫しています。 でも、なかなかイメージ通りに撮れないので、設定を少しずつ変えて実験するしかないようですね。

 この暮れゆく富士山の動画は、その一つです。

 

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2019年12月 1日 (日)

Cocktail Mountain (カクテルの山)

 さ、寒い! 体を突き抜けるような冷気が包み、すっかり冬の装いです。 うーむ、やはり私は寒いのはいかんなあ・・・。 暑いのは結構な気温までは耐えられるけれど、低温は耐性があまりありません。

 ワンちゃんの散歩も、随分と厚着となりました。 散歩中振り返ると・・・。

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 裏山が真っ白。 先日は雨だったのですが、標高の高いところは雪に変わっていたのですね。

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 紅葉の残る前景と、真っ白な雪とのコントラスト・・・。 なかなか映えますなあ。

 雪と言えばイメージするもの。 フラッペ? いやいや寒くてイメージしたくないや。 そしてカクテル。 ふちが雪のように飾られたグラスの中には、透明感のある液体が・・・。 『ソルティドッグ』や『雪国』なんていうカクテルがそうですね・・・。

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 華やかな雪の山とカクテルを重ね合わせたのは、戸棚を片付けていていろんなボトルを見つけたからでした。

 ずっと前、家でカクテルを作ったのですが、いつのまにか戸棚の奥にしまい込まれてしまいました。 ん? 一本だけ違和感のあるボトルがあります。

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 『百姓のワイン』・・・。 まあ、私も百姓をしているけれど、こう直にこられると、なんとなく小馬鹿にされているような気もするなあ。 でも、誰からもらったんだろ?

 よしよし、いつのワインか知らないけれど、さっそく飲んであげるからねー。

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 もう1本気になったのは、ライムジュース。 私はライムが好きで、あのすっとする酸味と爽快感が美味しい。 でも、ライムってこんな色だったっけ?

 ちょいと味見。 くぴっ・・・うわ、酸っぱ! 強烈・・・効くうぅ~。 これってかなり発酵しているのでは?

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 賞味期限切れから2年経ってました。 うーん、さすがに捨てるしかないなあ・・・、もったいない。 でも、他のボトルはアルコールが入っているので使えそう。 また、何か作ってみようかな?

 カクテルの名前の由来は諸説ありますが、私はやはり『雄鶏の尻尾』説がいいな。 飾りや、グラスにアルコールが含まれていることを示すため、雄鶏の尻尾を刺したという説です。

 若い頃カクテルが流行った時期があり、よく飲みに行ったのを思い出しました。 薄暗い店内と、彩りの美しいカクテルに淡い照明の光が写り込み、グラスの向こうでは女の子が私を見て微笑んでいる・・・あ、いやいや、遠い思い出でございます。

 そんなことを思い出しながら、また4コマ漫画を描いてみました。 今作は趣向を変えて、定点カメラ風の漫画です。

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 夕刻・・・。 富士山がまた傘雲を載せていました。 明日はまた天気が崩れる予兆です。 カクテル『ダイヤモンズ・アー・フォーエバー富士山』は、暗い夜に飲み込まれるようにその姿を隠していきました。

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 ちなみに『ダイヤモンズ・アー・フォーエバー』というカクテルは世界一高価なカクテル。 一杯180万~250万円だそうな。

 

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