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2019年4月29日 (月)

24分の15

2021

 こんなに寒いGWは、過去に記憶がありません。 もしかして氷河期に近づいている? 今のうちに防寒具を買い込んでいたほうがいいかも。

 薄曇りの朝、庭の住民のクマガイソウが花開いておりました。 毎年ここに咲き、今年は8株でした。 去年は確か10株はあったので、そのまま減らないかとちょっと心配。

 ずっと前からの古株住民ですので、大家さんとしては気になります。

 今日も田んぼの代かき、草刈りと、体力を消耗した一日となりました。 棚田には田んぼに水が入るのを見に、カメラマンたちの車が集まってきています。 なんかなあ・・・。

 さてさて、24分の15とは・・・。

2022

 去年、オニユリのムカゴを集めてポットに植えておいたのが、芽を出してきました。 24個のポットのうち15個。 やったね! 

 オニユリは、以前ここらの近くの野山に見られたけれど、現在はススキ野原に変わってしまって全滅。 

 うちの畑でオニユリ群落を復活させるべく、こうしてムカゴから育ててみたのでした。 ま、花が咲くまで成長するには2、3年はかかるでしょうが、気長に待つことにします。

 将来的に、未耕作地がたくさんのオレンジの花で埋め尽くされることを期待です。

2024

 こちらはトウモロコシ。 芽が結構可愛らしいのです。 今年は作ってみようと思うけれど、トウモロコシは猿も大好き。 猿との戦いに勝つことができるでしょうか?

2023

 美味しいトウモロコシが食べられることを夢見て? この小さな苗を毎日眺めるのでありました。

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2019年4月28日 (日)

令和への扉?

 今日は午前中は地域の球技大会で、私はペタンクの選手で出場しました。 かくいう私は黄金トリオの一人で、過去5回優勝しております。 しかしその黄金トリオは所用のため、本日は集まらず・・・。

 メンバーを見たら75歳のKおじさんと、運動苦手なTさん。 うーん、どう見ても・・・と思いましたが、こういうものは参加してくれるだけでありがたいものです。 私も体育委員の役をしましたが、人集めが一番のハードルだと身に染みています。

 2014

 ふと空を見上げると、太陽の周りにハロ?っていうのかな・・・が、かかっていて下方が虹色に輝いています。 ポケットに忍ばせておいたコンデジでどうにか撮りましたが、愛機のカメラで構図を決めて撮れなかったのが心残りです。

 まあ、物事はそんなもんです。 今までも、なにかイベントがあって駆り出された時とか、仕事中とかに素晴らしい気象現象に出くわします。 それ以来せめてコンデジでもと、いつも持ち歩くようになりました。

 さてさてペタンクはというと、予定通り1回戦敗退(あははは・・・はぁ) ま、早く帰れるのでラッキー! 農作業がたくさんできるわい。

 ・・・ということで、頼まれていた田んぼの代かきを始めました。 最初の田んぼ2枚は順調に進みましたが、3枚目でつまずいてしまいました。

 水が足りない・・・。 水を引き込む水路には、申し訳なさそうにチョロチョロ。 こりゃ難儀するぞ。 とりあえず水のある部分だけ代かきして、乾いた部分へ水を誘導していくしかないようです。

2015

 昨日の降雪により、姿を消してしまった富士山の農鳥。 代わりに黒い鳥がいます。

 鳥たちも心得たもので、田んぼをかき回すとカエルや虫が驚いて飛び出してくるのを知っていて集まってきます。 セキレイが多いのですが、今日はカラスでした。

2016

 こらこら轢いちゃうよ。 どいたどいたあ。 ここから先は乾いた部分。 トラクターで水を寄せていって、ならしていきます。

 とはいってもある程度水が溜まらないと進めません。 溜まるのを待つ間に別の事を平行していました。

 先日から、からかっている扉の作成。

2019

 カラーアルミのスプレーで塗装していきます。

2020

 遠目には、アルミ製品に見えるかな? 塗料が乾燥するまでに、代かきに戻ります。 忙し・・・。

2017

 あらかじめ支柱を作ってあったので、それに取り付け。 ここは階段で、外は道になっているので外側には開けられません。 万が一外側に開いてしまって、人や車にぶつかったらヤバいですから。 (ほとんど人も歩かず、車も通りませんけど)

 それでちょっと中途半端な丈になるけれど、素通しよりマシということで内開きの扉にしました。

2018

 こんな感じになりました。 既設のフェンスとあまり違和感ないかな? もう少し横木の隙間を狭くして、フェンスの横板の幅に合わせれば、もっとフィットしたかもしれません。

 ま、それはこの扉が風化して作り直すことがあれば考えましょう。 とにかく一つ仕事が終わりました。

 早く代かきに戻らねば!

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2019年4月27日 (土)

代かき日和・・・じゃな~い!

 朝はどんよりと重たい曇り空。 なんかヤバそうな空だなあ思いながらも田んぼの代かきを始めたら、案の定さーっと降ってきてしまいました。 急いでカッパを取りに戻り、雨の中で作業してたら今度は晴れ間が・・・あっちい。 

 それからは、雲が覆いつくしたり晴れたりの繰り返し・・・・、おまけに異様に寒くなってきました。 なんだこの天気は!

2013

 それでも気持ち的には雨よりはましです。 時折顔を見せる富士山は、綿菓子のような雲をまとったままで『農鳥』が見えません。 昨日に確認された農鳥とは、残雪が鳥の形になり農作業を始める標とされています。 明日は撮れるかな?

2011

 また、代かき(しろかき)とは田植え前の作業で、水を張った田んぼにトラクターで耕耘して土を泥状にし、平らにするとともに水が漏れないようにする作業です。

2012

 代かきをしないと、いくら水を入れてもどんどん沁み込んでなくなってしまいます。 田んぼは泥の底を作ってあげることで、水を溜められていられるのです。

 とはいっても、少しずつ浸透していくことも必要です。 水は腐敗するので、いつも新鮮な水が供給されるようバランスがあるのですね。

2010

 水が思うようにいきわたらず、手こずった田んぼが1枚ありましたが、夕刻にはなんとか終了。 私の田んぼにも、逆さ富士が現れました。

2008

 棚田の方も、代かきの終わった田んぼや、水入れ中の田んぼが少しづつ増えています。 GW中には、ほとんどの田んぼが水で満たされるでしょう。

2009

 明日は板レーキ(爪のないトンボみたいな道具)で、隅の方の土を寄せたり、さらに平らにする作業をするつもり・・・でしたが、明日の午前中は球技大会でペタンクの選手。 午後は人に頼まれた田んぼの代かきをしなくちゃなりません。

 なぜ米農家の多い地区で、この時期に球技大会などするのか理解に苦しみます。 まあ、昔はどこも専業農家だったので一休みを兼ねて楽しんだと推測されますが、現在はサラリーマンばかりで時代が違います。 時期変更など改善を求めたい事項です。

 GW中には田植え、草刈りを全て終わらせる予定なのでハードですが、1日くらいはどこかにのんびり出かけたいな。

 家では手足は伸ばせるけれど、羽は伸ばせないからなあ・・・。

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2019年4月25日 (木)

タンボルギーニ ピットイン

 GWは、ここらでは田植えの時期。 なにかと慌ただしくなりました。

 今年は水が少ないので代かきを早くする者が多く、もうあちこちの田んぼに水が張られています。 私も急がなくては・・・。

 とりあえずは田植え機の整備を。 タンボルギーニをピットに入れました。

1999

 『タンボルギーニ・タウエルナー』です。

 オイル交換に、各部の整備点検。 正常に作動することを確認すれば、あとは田植えを待つばかりです。 このタンボルギーニはイエローのベースにゴールドのライン。

 塗装したときに、ちょっとしたイメージポスター?みたいなのを作りました。 過去にブログに載せてあるものですが、懐かしいので、再度アップしました。

1996

 『農業は、明るく楽しくかっこよく』が信条なので、塗装もその一つなんです。 

 トラクターを買う前には、義父の時代から使っていた歩行式の耕運機にも塗装しました。 歩行式耕運機は今は静かに農機具置き場に眠っています。

1997

 もう30年以上も前になるでしょうか? アイルトンセナが乗っていたマルボロカラーのF1マシンのデザインです。

1998

 時間があれば、他の農業機械も塗装したいのですが、それはあとのお楽しみ。

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2019年4月23日 (火)

たろの建具屋さん - 塗装前まで -

 ぽちぽち時間の合間に取り掛かっている扉作り・・・。 割と地道な作業が多いので、なかなか進みません。

1991

 パーツを作成。 横板36枚、横板の隙間に詰める木片76個。 これが、まためんどくさかったです。

1992

 先日、溝を掘っておいた縦枠にボンドを塗って、木片、横板と交互に差し込んでいきます。

 縦枠の高さは910mm。 横板は幅30mmで片方で18枚。 ということは、隙間の全体の長さは『910-(30×18)=370』 隙間の数は19あるので『370÷19≒19.5』

 うーん、19.5mmなんて長さの木片を76個もつくらなくちゃなりません。 難度高しです。 2cmでいいやと思いますが、0.5mmの差でも19段あれば、9.5mm・・・およそ1cmの誤差になってしまいます。

1993 

 もう少し・・・。 やはりだんだんずれてきてるよーな。 ま、素人だし手作業では仕方ないや。

1994 

 強度を考えて、平折りといわれる金具を取り付け。 ネジで止めただけのこの扉の構造では年数を経るうちに歪んできてしまうので、できるだけ長持ちさせたいと思います。 裏側なので、目立つことはありません。

1995

 ようやくここまでできました。

 デザインは、既設の塀のフェンスに合わせることと、風の抵抗を逃がすようにしたつもりです。 これから塗装をしますが、塀のフェンスがアルミなので、アルミ調の色で仕上げます。

 続きはまた・・・。

 最近、ホームセンターのDIYコーナーなどで、女性の姿を見かけることが多くなりました。 私的には、どちらかというと好意的です。 女性ならではの繊細なセンスや、工夫などが生まれるんだろうなと思っています。

 ただ、工具には気を付けてね。 工具の中には、一瞬で大けがをしかねないものが多々あります。 私の知り合いは、軍手をして電動ドリルを使ったところ、軍手がドリルに巻き込まれ指までドリっちゃって? 骨折した方もいます。

 基本危なそうな工具は、素手で扱うのが良いと思います。 汚れるけどね。 という私も、ちょっとしたケガばかりしてますが・・・。

 現在は何でも売っているけれど、自分で一から作ってみると豊かな発想力、創意工夫などの本来人間が持っている能力が磨かれると思います。

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2019年4月21日 (日)

The day of SEGIAGE

 予定通り、本日は『せぎあげ』が行われました。 せぎあげとは、田んぼに水を引くための水路の清掃やメンテナンスなのですが、お街の河川清掃とはニュアンスが違います。

 簡単に水路というのと、イメージが異なるんですな。 なんたって・・・

1986

 もう、ほとんど渓谷。 おおもとになる河川から分岐させ、この険しい山の中に水を通すのです。

1987

 倒木どっちゃり、岩がごろごろ。 これらを取り除きながら、上流から下流へと・・・。 まったく、いつ土石流が起こってもおかしくない状況です。

1988

 どわ、急で下りることができん。 それでも、あの流木をどかしたい。 半分滑りながら川底に着きました。 ところが・・・。

1990

 気合を入れすぎたのか、ジョレンが分解。 わお、いきなり戦闘力がゼロに。 止めていた楔もぶっとんで、修復ができません。 おのれ、こうなったら素手で勝負じゃ! はあはあ、ゼイゼイ・・・。 いかんなあ、息が切れてきた。

1989

 怪鳥の頭のような流木の根っこが、そんな姿を笑っているように見えました。 こういうのに惹かれる方は持って帰るのでしょうけど、私にはまだ無用でごわす。

 途中休憩をはさみながら下りきり、みな事故もなく無事生還。 いつぞやは足を滑らせて転倒、肋骨を折った人もいたからなあ。 

 ま、これで今年の田んぼに水が流れるようになったけど、例年と違って水の量が少ないです。 冬の間の雪や雨の不足が、この水量に影響しているのでしょう。

 さてさて休憩中、いつもの春の顔に遭遇。 彼らを見ると、疲れが和らぐんだよね。

1985

 『のび太さ~ん』 『あ、しずかちゃ~ん!』  のシズカではないけれど、ヒトリシズカです。 でも、年々個体数が減ってきています。 以前は賑やかなほど咲いていたんだけどなあ。

1984

 そしてイカリソウ。 いつもの場所のは全滅。 少し離れたところに姿を見ることができました。

 イカリソウは薬草として煎じて飲むことができるとやらで、根こそぎ採っていく輩が急増。 野生動物の食害もあるだろうけれど、人間の食害によるところも多いのではないでしょうか?

 まったくー、そんなもん飲むなら、栄養剤を飲めとか言いたくなります。

 休憩時間だったのでキレイに撮ってあげることができなかったけれど、来年また会いましょうね!

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2019年4月20日 (土)

星の降る里気まぐれ日記 - 蕉鹿之夢 -

 ずいぶんと暖かくなりました。 外で作業していると、汗ばんできます。 ただ、このところ毎日風が吹き、午後になると風が強くなってきて埃っぽくなるのはいかんなあ・・・。

 明日の『せぎあげ』を前にして、水路の点検などをしていました。 『せぎあげ』とは、ここの地域の恒例行事で、田んぼに水を引き込む水路の清掃、詰まった土砂の取り除きなどを行います。

 明日の作業がスムーズにいくよう、崩壊部分などを調査。 うーむ、結構難所が多そうです。 まあ、大勢でかかれば何とかなるでしょう。

 ふと草を踏む音が聞こえ、振り向くと・・・。

1979

 わお、鹿がこちらを見ているではないかい。 花が咲いていたら撮るためにカメラを携えていたので、写真に収めることができました。 

1980

 『イ~!』されてしまった、けしからん! もし、うちの畑に来てみろ、ハイパーどわどわウルトラパンチをお見舞いしてやるからな!

 鹿を見たら、ふと『蕉鹿之夢(しょうろくのゆめ)』などという言葉が浮かびました。 蕉鹿之夢とは、鹿を捕らえて他人に見つからないよう草などで覆い隠したところ、自分でもどこに隠したのか分からなくなってしまったという故事から、『成功や失敗は夢のように儚い』とか『あきらめが良い』とかの意味です。

 さらに、『真実虚偽は明らかにし難いこと』などの意味合いもあるようです。 ちなみに『蕉』とは、広義で草とか薪などを指します。

 

 さてさて山から戻ったところで、次は建具屋さんにヘンシ~ン!

1982

 トリマーで木材を削ります。 トリマーはドリルのように刃が回転し、溝を掘ったり面取りをする工具です。 ビットという、カンナみたいなドリルの刃を取り換えることで、様々な作業ができます。

 板の角を、デザイン風に削るなども得意です。 しかし、作業は結構熟練を要する工具と言えるかな? 毎分20,000~30,000回転以上という高速でビットが回転するので手持ちだけでは直線に進むのはかなり難しく、往々にして曲がってしまいます。

 それで、ガイドと呼ばれる・・・定規みたいなもの・・・を使うのですが、それでもうっかり力を抜くとずれていってしまいます。

1983

 何とか溝を掘り終えました。

1981

 ふっふ、枠が決まりました。 これは何かというと『扉』です。 我が家の裏の方に裏道に抜ける通路があるのですが、扉がついていません。

 何となくいやなので以前一回作って取り付けていたものが経年劣化で腐食、変形したので再度作成しているのです。 

 デザインは頭の中に入っているので、設計図は特になし。 私はモノを作るときは、そんな感じが多いかな? ラフなイメージをメモして、あとはその場で思いついたアイデアで変えてゆく方式?です。

 ・・・って、今日はこれでお終い。 なんか、今日は胃の調子が悪いので続きはまたあとです。 

 先日人間ドックの申し込みの手続きをしまして、ちと憂鬱。 毎年引っかかるというか経過観察なのは、消化器系。 『逆流性食道炎』『びらん性胃炎』『十二指腸ポリープ』という、消化器系3兄弟です。

 仕事からのストレスなのでしょうね、もう7年間はお付き合いしています。 たぶん今年も引っかかるだろうな。 なので、食欲がわかない時も多く、私はあんまり食べられません。

 好きな事をどんどんして発散していかないと兄弟が増えそうな気がするから、3兄弟に負けず頑張りますです。

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2019年4月16日 (火)

星の降る里気まぐれ日記  - 庭の小さな住民 -

1978

 何やかや言っても春風の運んでくる空気は、だんだん暖まってきています。 しぶとい冬将軍を追いやった春御前が、香を焚いて温めてくれているのかな?

 朝から、ぬくもりを感じる日差し・・・。 庭のいつもの場所に、ぽちぽち住人たちが起きだしてきています。 今回紹介するのは、キバナカタクリさんです。

 特に住民税はいただいておりませんが、その清楚な姿で生涯免税です。 もう何年経つのだろうか? 10年くらいかな? ホームセンターの園芸コーナーの片隅に、ポツンと残っていたのを購入。

 購入時にはもう枯れ始めていたけれど、この庭の環境が合ったのでしょう。 それ以来、庭に住み着いてしまいました。

1976

 早朝だったので、まだ開きかけの花もありますけれど、この独特の花の『なりっこ(方言で、姿形のこと)』が良いですね。 山の方では、普通の薄ムラサキのカタクリも咲きます。

 いつぞや、種を採取してきて栽培を試みましたが断念。 種からでは開花するまでは相応の年月がかかり、いつのまにか消滅。 まあ、山に行けば会えるので、その後我が家の住民には招いておりません。

1977

 山のカタクリはこれからですので、また会いにいってみようと思います。 当県の『花の百名山』の一つである裏山だけれど、近年めっきり花が減少してしまい魅力がなくなりました。

 山頂近くに、かつては東洋一と言われた3,000万本のアヤメが咲き誇りました。 しかし、野生動物(鹿?)の食害や、環境の変化でしょうか。 それが徐々に消失し、ついには確認数30本まで減ってしまいました。

 なんと1,000,000分の1になった計算。 もう、紫色の海の中を漂うような写真は撮れないと思うと寂しい限りですが、現在は保護活動により、復活させる試みが行われているようです。

 あ、裏山なんて言ってますが、失礼かな? 標高は2,000mは超えていますので。 でも、うちからはどうしても裏山だなあ・・・。

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2019年4月14日 (日)

星の降る里気まぐれ日記 - 春の来客 -

1967

 日曜日・・・。 田んぼもよい具合に乾いて、耕耘日和です。 家の周辺の田んぼの耕耘を済ませ、次は山の上の方にある田んぼへ向かいます。 通称『ラピュ田』・・・この村の、一番高いところに位置する田んぼです。

1969

 家の近くにある田んぼはどちらかというと形が悪く、ひょうたんのようですが、ラピュ田は何とか四角に近いかな? 耕耘の度に思うけれど、最も効率の良い耕耘ルートはどれかと毎回変えています。

 今回は、『始めナカナカ、あとグルグル』でやってみました。 広大な田んぼを耕耘するのに、多くの方がしている方法です。

1970

 トラクターの構造上、ローター部分は前進では隅まで耕すことはできません。 転回するのでどうしても耕耘ムラができてしまいます。 それで、トラクターの3台分を隅から離して中ほどから耕耘し最後に周囲を3回、回るという方法です。

 作業中、大きめの石があるとガガガというショックがあるので、トラクターを止めて取り除きます。 こまめに取り除いておかないと、次回も同じことになりますので必要な作業です。

 グギャギャギャ! かなりのショックがあって、トラクターが大きく揺れました。 わお、でかい石があるぞ、こりゃ!

1968

 ローターの爪を点検。 大きなショックだったので、折れてないだろうな・・・しかし、こんなのに巻き込まれたら大ケガ間違いなし。 少しぐらいの大きさの石ならば、ギアをニュートラルに入れるだけでトラクターから下りますが、今回は石が大きく除去に長引きそうなので、完全にエンジンストップ。

 ま、ホントは点検時は必ずエンジンを切っておかないと、万が一動き出して巻き込まれてしまったら痛いじゃ済まないですからね。 機械は非情なんです。

1971

 えええええええ・・・! なんかデカすぎない? 去年はこんなのあったかな?

1972

 うーむ、推定2,000トン! (笑?)

 こりゃあ、困った。 無理して掘り起こしても、人間の力で運べるとは思えません。 ともかく、これが出現したプロセスを推測してみました。

 ①隕石説・・・あずかり知らぬ間に落下した隕石が、ここに埋まったもの。

 ②UFO説・・・つけもの石型円盤が、故障して墜落した。 内部にはナラヅーケ星人がいて、SOSを発信している。

 ③地殻変動説・・・マグマが隆起し、地中深くからこの石を浮き上がらせた。

 いずれの説にしろ、撤去は不可能に思います。 こういう時のベストな判断は、『見なかったことにしよう』に限ります。

 そそくさと埋め戻し、X地点を避けて耕耘を再開しました。 うーん、そうだな。 アメリカの『エリア51』と言われる軍事秘密基地にちなんで、『エリアアラファー』と名付けよう。

1973

 思わぬトラブルに見舞われましたが、なんとか無事終了。 エリアアラファーは、グーグルアースでも識別できないよう、カモフラージュされました。

 一週間ほど前から、我が家の玄関に春のお客様が現れました。

1975

 ツバメです。 去年子育てが2回行われた玄関柱の巣に、再び戻ってきたのです。 やあ、おかえんなさい。 君らは去年のツバメかな? それとも子供たち?

 冬の間に、巣が落ちないよう結束バンドを張りなおしておいたからね。 いつものお客様が見えると微笑ましく、そして安心します。 フンの掃除が増えますが、そんなことは些細なことです。

 ツバメの再来を祝って一曲。 ツバメのカラーに合わせて、アイバニーズのブラックギター。 このギターは、どちらかというとヘビメタ寄りの、野太い迫力のある音を奏でます。

1974

 ・・・って、ツバメに繋がる曲って何? ちょっと調べてみました。 『越冬つばめ』? いやいやこういうのは、範疇じゃないし。 もっとロッケンロールなのないのかな?

 仕方ないので、スピード感のある懐かしの曲。 アニメ北斗の拳のOP曲にもなった、TOMCATのTOUGH BOYでも。 この懐かしのアニメには、南斗水鳥拳がでてくるからなあ。 同じ鳥仲間じゃ。

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2019年4月13日 (土)

イエローゾーン

 先日の降雪で、稲作のスケジュールが狂ってしまいました。 今日は田んぼの耕耘をする予定でしたが、土が湿っていて断念。 無理に耕耘しても、粘土のようにトラクターのロータリーに絡まってしまうので、非常によろしくありません。

 明日にはできるかな? なんせ翌週の21日には、田んぼを取り巻く水路に水を流す『せきあげ』がありますので、急がないと代かきも始まってしまいます。

1965

 耕耘できないといっても、することはたくさんあります。 まずは草取りから・・・。 ここはタンポポの楽園になっていますけど、何も耕作していないところだし、それなりにキレイなのでオッケー!

 もっと背の高い雑草が成長し始めたら、草刈り機で処理します。

 作物を作る予定の畑の草取りをしましたが、なにしろここは石の多い土地。 拾っても拾っても石が浮いてくるのです。

1963

 なので、石を並べて歩道を作りました。 この道の中に、畑から出てくる小石を敷き詰めれば、『ささやきの小径』ならぬ『ざわめきの畑径』だー。

 しかし、石を並べるのは結構大変でした。 まったく、こうしてすぐ脱線してしまうので、スケジュールが詰まるんだよな・・・。 まあ、野良仕事はあまり根を詰めず、遊びながらやるのが楽しくやる秘訣です。

1964

 暖かな日差しの降り注ぐ一日だったので、田んぼも程よく乾きそう。 時折タンポポの綿毛が、風に乗って旅に出かけていきます。 

 他にも、石垣の補修、シイタケ栽培の原木運びなどをしていたら、首が凝ってしまいました。 いかんなあ、だんだん重いものを持つのがツラくなってきています。

1966

 遊び心をもう一つ。 少しでも草取り、庭の手入れが楽しくなるよう、道具もカラフルに塗装してあります。 ほんとに、こんなことのほうが一生懸命になってしまう私は、お気楽人間なんだろな。

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2019年4月11日 (木)

たろザー、フルーツ帝国への野望

 4月の降雪攻撃を受けて、なんとなく勢いを失ってしまった桃源郷。 雪の影響ばかりでなく、毎年楽しみにしている桃源郷も年々寂しくなってきたように思えます。

 これは、そんな危惧を少しでも減らそうと思い立った、ある男の物語です。 (ずっちゃ♪ ずっちゃ♪ ずちゃずちゃずちゃずちゃ♬ BGMです)

1960

 ・・・・・・西暦201×年、世界は異常気象に見舞われた。 ここフルーツ王国でも不作が相次ぎ、畑を放棄する者、無理して腰っ骨を痛めて断念するものが相次ぎ、国は求心力を失いつつあった。

 南斗卑怯拳の伝承者たろザーは、この混乱に乗じて己が国を統合し、帝王となるべく野心をくすぶらせていた。 だが、彼の前には乱世に野望をかける男たちが、次々と立ちふさがったのである。

 まずは南斗来々拳のチョーさん。 来々軒という名前ではないがラーメン店を経営している。 味はまあまあだけど、値段がちと高いぞ! 『あたたたた・・・ 少しはまけろ拳!』 『ひでぶ!』  成敗。

 次なるは南斗狡猾拳の使い手モジュラ。 口では立派なことは言うが、自分はなかなか動かない。 前世は『山』に違いない。 『あたたたた・・・ 動かざること山のごとし拳!』 『あべし!』  成敗。

 ふうふう・・・。 次は誰だ! 南斗高齢拳のヌボさん。 彼は膝が痛くて畑に出られない。 歩くたびに『あたっ! あたたた』と言っておる。 気の毒なのでそっとしておこう。

 わわ! いきなり南斗卑怯拳最大の相手、北斗真剣の正統伝承者ケンイチロウだ! やつは何事にも真剣、真面目である。

 『よう、お久しぶり』 『やあ、かせいでるね』 『なかなか暖かくならんねー』 (ちなみに『かせいでる』は、ここらの挨拶言葉で『畑仕事に勤しんでいる』の意)

 『何してるでー』 『いや、桃の木の苗を植えようと思ってね』 『おー、いーねー。 でも、サルに狙われそうだな』 『だよねー』

 彼とは気が合うので、しばらく話をして別れた。 あ、闘うのを忘れた。 ま、いっか。

 うーむ、フルーツ帝国建造への道は遠いが、たろザーは思いつくとすぐ行動するタイプ。 先日桃源郷を見て、自分も桃の木を育てようと思い、早速苗を買ってきたのだ。

 しかし、お店でいろんな種類の果物の苗を見て、桃の苗を2本買う予定がついふらふらとスモモ(貴陽)の苗も選んでしまった。 ここで南斗卑怯拳が炸裂してしまったのだ。

 桃は『白鳳』という種類。 『スモモ(貴陽)』と『桃(白鳳)』の2本の苗をぶら下げて家路に急いだ。

 他にもう1本桃の木・・・これは、一般的にはお目にかかれない『蟠桃(ばんとう)』という種類なので、ネットで購入したのである。 蟠桃は孫悟空・・・西遊記の中の登場人物(猿物?)であって、ドラゴン〇ールの孫悟空ではない・・・が、桃畑の管理人に任命された折り、盗み食いをした桃である。

 これは後日届くので、まずは先の2本を植えて、フルーツ国帝王となるのだ!

1961

 ・・・・・・と、まあ訳のわからないストーリーになってしまったので、『たろザー、フルーツ帝国への野望』は休載します。

 ひとまず、苗を2本植えました。 ここは寒いのでうまく育つかわかりませんが、楽しみでもあります。 でも、自分だけの果物の木って、なんとなく魅力がありますな。

 今後害虫、病気対策、鳥対策、サル対策など気を付けないとなりませんが、できるだけ手間をかけていこうと思います。

 ちなみに蟠桃(ばんとう)は、西遊記(岩波文庫全10巻)の1巻目に登場する天界に実る桃です。 全部で3,600本あり、その内訳は・・・。

  ・手前の1,200本は3,000年に一度実り、食せば仙人となり道術を会得。

  ・中間の1,200本は6,000年に一度実り、食せば霞に乗って空を飛び、長寿不老の身に。

  ・奥の1,200本は9,000年に一度実り、食せば天地と寿(よわい)を等しくし、日月と庚(とし)を同じくする。

 というものらしいです。

 蟠桃と聞いて、それを思い出しつい欲しくなってしまいました。 こういうものに弱い私、いかんなー。 WEB上の写真を見るとかなり扁平な形をしていますが、現実の蟠桃はどんな味なのでしょうか?

 同じ畑に植えてある枇杷の実が、ちょっぴり膨らんできました。 様子を見て、ふくらみのよいものを、ひと枝に2つだけ残して摘果していきます。

1962

 いろいろとお楽しみが増えてきました。 

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2019年4月10日 (水)

たろ兵衛の桃源郷奇譚 いちごミルク味

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 天気予報通り、朝から雪となりました。 そしてよく降るよく降る・・・。 お昼の段階で8cmというところでしょうか。

 なんちゃって桃源郷も白く染まり、桃の花のピンクが混じって何やら美味しそうな色になってます。 まるで、いちごミルク味。

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 4月の雪は、水分をたっぷり含んでいるので重く、またよく滑ります。 道路はもうぐちゃぐちゃ。

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 桃畑は独特の雰囲気を醸し出していて、こういうのも悪くありません。 もっと降り注ぐ雪粒を写し込みたかったのですが、難しいものですね。

1958

 まことにフォトジェニックだけれども、花の時期の降雪って収穫に影響しないのかな? フルーツ農家に限ったことではないですが、農業はやはり天候に左右されるところが大きいです。

 近年天候不順が重なって厳しくなっているので、不作ともなれば後継者不足にますます拍車がかかり、ほんとうに桃源郷が消滅してしまうのではないでしょうか。

 うちに何も耕作していない畑があるので、今度桃の苗でも植えてみようと思ってます。 そうすればパーソナルミニ桃源郷が楽しめるかも。 でも、それまでに私自身が朽ちてしまいそうだな・・・。 

 桃栗3年 柿8年とはいいますが、実際にたわわに実らせることができるのは、もっと先じゃないでしょうか? それに年間を通してかなりの手間もかかるので、木の本数はせいぜい2、3本が限度でしょう。

 桃源郷作りも楽じゃあないですね。

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2019年4月 9日 (火)

たろ兵衛の桃源郷奇譚 2

 今日は朝から晴れ渡りましたが、冷たい風か木々を揺らし花を散らしていました。 思わず冷気が入り込まないように首元を締め、青い空を見上げました。

 我が家の周囲でも、桃畑の花が目立つようになり、なんちゃって桃源郷が出現しました。 やはりピンクの桃の花は存在感たっぷりで、遠目にも目立ち独特の雰囲気を醸し出しています。

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 ただ、本場?の桃源郷とは程遠く、街を埋め尽くすほどではありません。 それでも、つい目を向けてしまうほどの魅力を放っています。

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 うー、寒い。 おまけに風のせいか花粉アレルギーも悪化。 じゅる・・・。 これさえなければ、春は一番好きな季節なのにな。

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 ちゃちゃっと撮って、すぐに車に乗り込みました。

 明日は気温がぐっと下がって、雨または雪の予報もでました。 桃源郷に雪が降るなんて、ちょっとロマンティックかも?

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2019年4月 8日 (月)

たろ兵衛の桃源郷奇譚

 むかーしむかし。 たろ兵衛がせっせと畑仕事をしておりました。

 『あっちい。 どれ、水でものむべえ』 近くの小川にいくと、上流から桃の花がひとつふたつ、するすると流れてきました。 『あんりゃ。 この上に桃の木なんかあったかのう・・・』

 不思議に思ったたろ兵衛は、相棒の景虎(軽トラ)にまたがり、山の中へと入り込んでいったのです。 しばらく進むといきなり目の前が開け、ピンクに染まる桃畑が一面に現れたのでありました。

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 春風に揺れる、無数の桃の花の中を歩いていると、この村の住民でしょうか、桃の木の手入れをしていた老夫婦に出会いました。

 『こんにちは! 素晴らしい景色ですね』

 『あんた〇⁂✖で◇※、&$÷△%ずら』 『ほえ?』 いきなり理解不能の言語をしゃべりだしたので、思わず身構えてしまいました。

 『(そーか、この人たちは、甲州弁のスーパーヘビーユーザーに違いない)』

 甲州弁には慣れたとはいえ、まだまだ初級レベルの甲州弁ユーザーのたろ兵衛には、ここの住民とコミュニケーションをとることは困難でした。

 話を終えると、かれらはすぐに黙々と作業に戻りました。 非現実な世界に入り込んだような、そして、何か眩しいものをみたような気がして、ゆっくりその場を離れたのであります。

 あとで思えば、きっと彼らはこの桃畑の妖怪・・・いやいや、妖精であったのでしょう。

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 自分の畑仕事があるのを思い出し急いで景虎に戻ったのですが、その後不思議なことにもう二度とこの桃畑には行くことができなくなっていました。 そう、景虎には、ナビがついていなかったのであります。

 これが桃源郷にまつわる不思議なお話です・・・。

 

 という物語はさておいて、今年も桃源郷を訪れてみました。 でも、うーん。 なんか桃の花が寂しいよーな。 去年はもっと豪華だったぞ。

 桃農家も高齢化、後継者不足などで急激に減っていき、桃の木も手入れをされず放置されたり老朽化したりなんだろな。 あと考えられるのは、少し前に冬のような寒さが戻り、霜で蕾を痛めてしまったのではないでしょうか。

 または、ピークはもっと先? 花を見る限り枯れ始めているのもあるしなあ・・・。 桃の専門農家ではないので何とも言えないけれど、とにかく来週もう一度見に来ようかな。

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 あいにく晴天ではなかったので、雪を頂いた南アルプスの山々も見えん。 残雪の高峰とのコラボも素晴らしいので、ぜひ堪能したいです。 前回の記事の写真のようなイメージです。

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 高台にいくと、ちょうどリニア実験線に車両が走ってきました。 走行音は思ったより大きい感じです。 あっという間に通り過ぎていきました。

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 数年前は、街がピンクに埋まるのが見どころでしたが、年々そのピンクの絨毯も擦り切れてまいりました。

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 桃源郷の物語のように、このまま二度と見られなくなってしまうような気がして、静かに心のシャッターも切ったのでありました。

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2019年4月 5日 (金)

桃源郷は、すぐそこに・・・

 冬のように冷え込んだ日が続いたかとおもえば、一気に汗ばむような気温に・・・。 一進一退の天気に、花たちも戸惑っているでしょうか?

 近隣の桃畑の花も、うっすらとピンクに染まり、満開までカウントダウンとなりました。 本日はかなり暖かい日となりましたが、残念ながら今度の土日では、満開の桃の花は望めないでしょう。

 例年では4月10日がピークなので、今年もそんな感じがします。 それでも、陽気にちらほらとほころんだ花が、辺りをピンクに染め始めています。

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 満開になると、それこそピンクの絨毯を広げたようになります。 まさに桃源郷です。

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 フルーツ王国だけに現れる、年に一度のユートピア。 来週が楽しみだわい。

 

 さてさて今日届いた郵便物には・・・。

 2月のインフルエンザで寝込んでいた時に応募した、市の観光協会のフォトコンテストの結果通知が。 うーむ、何とか入賞ということでした。 

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 会長賞が1名。 副会長賞が3部門で各1名ずつ計3名。 入賞が15名でした。 うーむ、やはり壁は厚い。 でも、ラッキーだったのは、私は2つの部門に応募して、両方とも入賞できました。 賞品2倍です!

 でも、フルーツ王国らしく、賞品は季節のフルーツ。 『入賞するなら金をくれ!』と言いたいところですが、貧乏な市なので仕方ないです。 フルーツは時期になると、なにかしらと手に入るのですが、それでももらえるものはもらっておきましょう。

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 さて、何にするかな? っと、家族会議をしたところ、貴陽(すもも)、あんぽ柿になりそうです。 もちろん私の意見は、当然のように却下されました(泣)

 応募した写真は今後、市の観光パンフレットなどに使用されるようです。 

 

 その写真は、過去にブログに載せてあるものなので、再度アップします。

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 これはつい最近の写真。 明け方、月と金星が接近したときもの。

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 そしてこちらは去年の6月。 稲にとまった蛍が、羽を広げて飛び立つところです。 どうも暗い写真ばかりなので、明るい観光広告にはなりにくいですね。

 コンテストに応募したのは初めてですが、これを励みに写真の腕を磨いていきたいと思います。

 

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2019年4月 3日 (水)

ひとり夜桜・・・

 今朝は、外に置いておいたバケツの水が、がっちり凍りついていました。 なんなん、この寒さは。 日中は日差しがあったけれど、空気はひんやり冷たい一日でありました。 まったく花冷え過ぎじゃわい。

 とはいえ、家の周囲の桜がようやく満開となってきました。 裏の山の中に大きな桜があって、特に目を引きます。 日中でもわざわざ見に来る人もなく、ひっそりと、かつ華麗に咲いているのでありました。

 よーし、一人で夜桜見物と洒落込もうかと外に出ましたが、く、暗い。 もちろんライトアップされているわけでもなく、それ以前に街灯すらありません。

 懐中電灯を頼りに、近づいていきました。

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 この寒さのせいか、春の靄がうっすらと覆っているわりには星がキレイに見えます。 桜の木に懐中電灯の光を当てて、勝手にライトアップじゃ。

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 近くで、野生動物の鳴き声がします。 あれは、シカだな・・・。 シカも夜桜見物に来たのでしょうか?

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 ちょうど『すばる』が、桜の向こうに見えました。 冬の星座、おうし座の一部ですので、春の星座にバトンタッチしていき、そのうち見えなくなってしまいます。 ちょっと寂しいような気がするなあ。

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 少し桜から離れた場所です。 桜を懐中電灯で照らそうと思いましたが、光が届かず。 代わりに、夜空を照らしてくれたのであります。

 ・・・うー、寒い。 夜桜見物には、今夜はちょっと冷え過ぎなのでありました。

 

   ※星の光は淡いので、部屋を暗くしてご覧ください👀

 

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2019年4月 1日 (月)

星の降る里きまぐれ日記  - 棚田十遊士 -

 いよいよ稲作の準備で慌ただしくなってきました。 先日は籾の消毒をしましたが、それに並行して田んぼに水を流すための水路『せぎ』の点検。 田んぼの耕運もしなくてはなりません。

 しかし、田んぼ用語?というか、この土地で使われている言葉は、にわか農業をしてきた私には、慣れないものでありました。

 とりあえず、この地域で呼ばれている言葉で、意味は分かるけれど一般的ではないように思えるもの・・・。

  ①せぎ ・・・ 上述のように、田んぼに水を引き込むための水路。           

           『使用例: (せぎん、つっくんじゃってだめどー)』

           『対訳: (水路が壊れてしまってだめだ)』

  ②くろ ・・・ 田んぼの端っこ。 

           『使用例: (そこのくろの草を抜いてくりょー)』

  ③たんちょう ・・・ 田んぼに水を入れる水路のうち、自分の田んぼに繋がる部分。 

  ④うし ・・・ 刈った稲を干すための干し台。 地方によっては『うま』というところもあるそうな。 

           『使用例: (そこんうしに、けけといてくりょう)』

           『対訳:  (そこの干し台に、かけておいてくれ)』

 他にもあったかな? 思い出せん。 それほど私はここの言語を習得してしまったのでありました。

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 今盛りの花々が、周囲を彩っています。 梅はもう盛りを過ぎて、今は桜、スモモ、こぶしなどが眩しい。 桃は満開にあと少しのようです。

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 今はまだ土色の棚田。 早い家では既に肥料を撒き、『くろ』をミニ耕運機で処理してあります。 トラクターはぎりぎり端っこに寄れないので、小型の歩行用のミニ耕運機で耕しておくのです。

 私も今週にはやらないとなあ。 今月21日には山の方にある川の水門を開けて、水田用の水を勢いよく流す作業をします。 そうなると水田に水を張る作業が一気に始まります。

 棚田十遊士ならぬ、田舎のオッチャンたちが、田んぼにわらわら集まる時期ももう直です。

 

 話変わって、新元号が発表されましたね。 『令和』・・・ ふーむ。『昭和』と『和』がかぶっているような気もしますが、覚えやすいかな?

 それを聞いたとき、私の脳裏にはいくつかのオヤジギャグが閃きました!

 『きりーっつ! れいわ』 (起立、礼)

 『これあげる』 『わーい』 『おれいわ?』 (お礼は?)

 『(映画スターウォーズのワンシーン) 助けに来たぜ! れいわ姫!』 (レイア姫!)  

 まだまだあるある(^^;   ・・・ちょっと寂しくなってきました。

 

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 気を取り直して、ワンちゃんの散歩の時のショットを。

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 今日は、朝方は晴れていたのに、午後からは雨が降って寒くなりました。

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 各地で雪の予報もあるようで、なかなか天気が安定しませんね。 

 花粉アレルギーで不調だわ寒いやらですが、ワンちゃんから元気をもらってがんばらなくては・・・。

 

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