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2019年1月29日 (火)

パワーありすぎ ストーン?

 

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 凍るような早朝の空気の中、富士山にちょっぴりかかる雲が紅く染まります。 こんな朝が、このところ毎日続きます。
 
 ようやく暖房が効きはじめた車をちょいと停めてパチリ。 もう少し雲が妖しい模様を描けば、もっと素敵な朝の風景になるのだけれど。
 
 ・・・通勤途中で富士山を撮った流れか、今日は仕事の関係で、富士山の近くにいくことになりました。 内心、ラッキー!
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 家から見る富士山とは、また違った顔を見せてくれます。 もっと近づくと、富士山はかなり荒々しい山だということがわかるのですが 今日はここまで。
 『道の駅でメシにしようぜ』
 『あいよ』
 
 連れのUさんに相槌を打ちながら、車窓から富士山を眺めていました。
 
 さて、道の駅に着くと・・・。
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 なんやらでっかい巨石のモニュメントがあります。 ご飯を食べてからぶらぶら近づいてみました。
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 このピンク色の巨石は紅水晶(ローズクォーツ)でした。 隣の説明書きに『Touch! さわると○○アップ!』とかあります。
 
 あー、パワーストーンなのね。 何々、それぞれの石には、恋愛運UP! 勉強力UP! 金運UP! ・・・etc。
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 アクセサリーにして身につけると、1ミリも動けないデカさだ、なんてくだらない想像をして思わずにやり。
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 他にもあるある。 緑色のテーブルは翡翠です。
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 『おりゃ、全部さわったぞ!』 連れのUさんが自慢げにいいました。
 『あはは、そりゃすごい。 ばっちりじゃん』
 
 アレキサンドル・フェルスマン(ロシアの鉱物学者)もビックリの、幸せパワーアップの豪華フルコースではないですか。
 
 私はパワーストーンに定義される物理的パワーというものはよく理解できないのですが、重量のパワー?というものは確かに実感できました。
 
 他にも目を引くものがいくつか。
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 珪化木(けいかぼく)です。 古代の植物が長い年月をかけて石化したもの。
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 様々な色に変化して、美しいの一言。
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 施設の中には、宝石類を扱うお店があって、その中でもシンボル的な存在でしょう、ルチルクォーツの玉がでんと。
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 水晶の内部に、針状の結晶がびっしりインクルージョンされた代物です。 
 
 とても大金など持っていなさそうな我々に、店長らしき人が近づいてきて少し説明してくれました。
 
 お値段、5400万円だそうです。 まあ、あと200年ほど働いたら、ポンと買ってあげるよ。
 
 今、勢いで買ったら、間違いなく金運ダウンの超マイナスパワーを受けてしまいますんで・・・。
 
 店外にも、無造作に置かれた石がごろごろ。
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 部屋に飾れば床が抜けそうだし、漬物石には重すぎる。 水晶は、やはり手のひらに乗るようなコンパクトがよろし。
 
 様々な石の中で、私の琴線に一番触れたものがありました。
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 テーブルになっている水中花。 『♪これも愛~ それも愛~』 (ふ、古い)
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 なんかすごい。 推測するに鍾乳石態とした鉱物を芯にして、石英が結晶化して花のようになったんでしょうか。 どのようなプロセスを経てこうなったのか、誠に興味がわきます。
 
 値段を聞けば悲しい気持ちになるだろうから、そのまま静かにその場所を去ったのであります。
 
 お昼の休憩時間は、あっという間に過ぎてしまいました。 でもいろんな石を見られて、何となく楽しかったような。
 
 そうか、これがパワーストーンの力なのかもね。 
 
 名残惜しいような気持ちで、富士山を背にして帰路に向かったのでありました。

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2019年1月26日 (土)

進撃の巨木

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 いきなり怪しい絵・・・。
 
 これは、知り合いの土建屋のMっちいに似ておるぞ。 土曜日はゆっくり体を休めようと思っていたのに、予感通りMっちいからヘルプが。
 
 『植木の関係だけど、植木屋さんが一人しかいん。 手伝って欲しいんだけどなー』
 『まったくー。 なんでー』
 
 今までMっちいに頼まれて、楽な仕事はないからなあ。 警戒しながらも、引き受けてしまう私でした。 
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 現場に着いてみてびっくり。 何これ?
 
 ある役場の敷地にある記念樹である桜の巨木を、どっかの公園に移植するとのこと。 すでに枝を払い、根回ししてあるのですが、とにかくデカい。
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 根回しの直径は、長い所で2mか・・・。 こりゃ、にわか植木屋さんの扱えるレベルじゃないじゃん。 また、Mっちいにダマされた。
 
 『ダイジョブ、ダイジョブ。 レッカーくるから』 出た! いつもの、Mっちい節だあ。
 
 プロの植木屋の『もーちん』と、推定重量は6トンと見積もりましたが、それが誤算の始まりでした・・・。
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 ムダ話しているうちに、25トンのラフタークレーンが到着。 やはりデカい。 
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 迫力満点の雄姿。
 
 運搬トラックが来るまでに時間があるので、運転席に乗り込ませてもらいました。
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 一般の方は、まず見ることのないであろう運転席の様子。
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 左上のモニターに、クレーンの状態(角度、長さ、懸架重量など)が表示されます。
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 右側のパネルには、アウトリガーなどの車両の状況を表示。
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 後ろには意外や高級?スピーカーがドンと。 ロック聴きながら仕事は・・・できないな。
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 Mっちいが、撮ってあげるよと言ったので、記念写真?をパチリと。 わはは、ホントに記念になったわい。 あまりこんな機会はないからね。
 
 さてさて、遊んでばかりではいられないな。 実際に吊り上げ作業になってびっくり。 8トンの荷重をかけても上がりません。
 
 10トン超えの荷重でようやくずれる程度で、誤算が顕在化してしまいました。 これは、持ち上げられてもトラックに乗せるまでには無理があります。
 
 ということで、急遽倍の50トンクラスのラフタークレーンを呼ぶことに・・・。
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 一回り大きな怪物到着。
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 タイヤの大きさだけで、私の肩くらいあります。 とすると直径1m50cmくらいか。
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 みしみし音を立てながら上がった巨木は、なんとかトラックの荷台へ。 そして移植先の公園に向かいます。
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 なんたら公園に到着。 ここからまた一仕事。
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 『怖いよう・・・。 危ねーよう・・・』 正体不明の彫刻?も縮こまっています。
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 半日がかりで梅の花がほころぶそばの移植先に、ようやく収めることができました。 やれやれ・・・。
 
 ここまでの道のりは、トラブルあり試行錯誤ありで、決して平穏ではありませんでした。 

 それでも、様々な困難を乗り越えてしまう人間の知力に、ちょっぴり感銘を受けた一日でありました。
 

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2019年1月24日 (木)

The early bird catches a dog ?

 スマホの目覚ましが5:00に鳴っているのに、寒くて布団から出られません。 でも、なんとか気合いで起き上がりました。

 1月下旬は、南東の空で金星と木星が接近しているのです。 美しく見られるのは未明から明け方、仕事もあるし早起きしなくてはなりません。
 
 最接近は23日でしたが、あいにく曇に覆われていました。 天気に極端に左右されてしまう星空観察は、タイミングを逃したくはありません。
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 富士山の上空に、一際輝く惑星2つ。 しかし、さっむ~。
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 そしてその右隣りには、さそり座が華を添えています。
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 そして事件が・・・。
 
 私の後ろを、何か黒いものが駆け抜けていきました。 足取りは決して軽やかではなく、ちょっとドタドタした感じ。
 
 ぬわわ、うちのワンちゃんではないか。 部屋飼いにしてから、ちょっぴり逞しくなったので、足音が重いのです。
 
 わあ、やば!  私の後を追って脱走してしまったのです。 玄関の引き戸がわずかに開いていて、爪がかかったらしく見事なエスケープ。
 
 名前を呼んでも、リードがない自由な体なのがうれしくて行ったり来たり。 いかん、写真など撮っている場合じゃない!
 
 そのうち姿が見えなくなりました。 とにかく探して捕まえないと・・・。 
 
 リードを持ちに家に帰ると、ワンちゃん庭にいてしょんぼりしてました。 見ると不自然に右前脚を上げています。 歩こうとして足を踏み出すと痛いのか、すぐ引っ込めてしまいます。
 
 とにかく抱きかかえて、家の中へ。
 
 『玄関を開けっぱなしにしたんでしょ! なんてことをしてくれるの! 探したんだよ!』
怒りのカミさん。
 
 『とにかく、ケガをしてるぞ! 骨折かもしれん。 やばいぞ』
 
 調べると、足にでっかいトゲが刺さっていました。 画鋲くらいある、樹木のトゲでした。 それで痛くて地面に足をつけないでいたのです。
 
 一気に引き抜き!  『きゃわん!!』 よほど痛かったのか、ひと声吠えました。
 
 しばらく様子を見ていると、ちょこちょこ動き回るようになり、朝ご飯はバクバク。 とりあえず大丈夫そうで一安心。
 
 『まったくー、ちゃんとやってよ!』 それからワンちゃんに向かって 『痛かったねー、可哀想に。 みんなおとーが悪い』
 
 怒りの収まらないカミさんはぐちぐち。
 
 まったく、金星と木星の接近どころか、我が家の天皇星?が燃え上がるのを見てしまいました。

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2019年1月21日 (月)

田舎の車窓から 2

 昨日、日曜日は雪となりました。 といっても積雪は1cmくらいですが、このところ乾燥注意報が続いていたので、ひさびさの潤いとなりました。

 そして今朝、あちこち凍りついていて参りました。 車のドアが開かないわ、フロントガラスにがっちり雪が張り付いていてなかなか落とせません。
 
 おまけに道路はツルツル。 お蔭で出勤がちょっぴり遅くなってしまいました。
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 周囲の山々が粉砂糖をトッピングして、朝日に浮かんでいます。 しかし下界に雪は見当たらんぞ?
 
 我ひとり、車に雪を乗せて走るのは、ちと恥ずかしナリ・・・。 また、さすがマチュピチュに住んでいるだけはある、などと言われてしまいます。
 
 
 今日は、運よく明るいうちに帰ることができました。 平日のワンちゃんの散歩は、いつも懐中電灯持参となるのですが、今日はいらなさそう。
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 いつもの散歩コース。 ちょうど富士山が紅く染まるところでした。
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 夕刻のこの時間帯の空は、何とも言えない色に染まります。
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 2人?でしばし佇んで、暮れゆく空のウオッチング。
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 そのうち一気に暗くなり、月が顔をだしました。
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 いかん、やはり懐中電灯を持ってくればよかった。
 
 マチュピチュの夜は暗いのです。 

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2019年1月14日 (月)

どんど焼き どんどん

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 地域の小正月の恒例の行事として、本日1月14日にどんど焼きが行われました。
 
 道祖神前で藁を燃やし、その火でお団子を焼いて食べ、今年1年の無病息災を願う行事です。
 
 お正月飾りもこの火にくべて燃やしてしまいます。 私の作った門松も、赤い炎の中で煙となってしまいました。
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 前もって山からカシの木を取ってきて、枝に小麦粉を練って丸めたお団子を刺し炙ります。 うちは白いお団子ばかりですが、家によっては赤や緑のお団子もあります。
 
 人の少ないこの村だけど、こじんまりと行われる分、何となく情緒のある気がします。
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 焼きあがった団子。 ちょっと炙りすぎて焦げてしまったものも・・・。
 
 素朴な味ですが、こうした伝統行事はなかなかいいもんだと思っています。 

 夜空に上っていく火の粉を見つめながら、この村もいつまであるんだろかとちょっぴり寂しい気持ちにもなります。
 
 凍った夜、月が静かに見ていました。
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2019年1月12日 (土)

ハリーポッタロと皇帝の石

 空飛ぶ軽トラに乗り、ポグワーツ幻術妖術学校に行ってきたハリーポッタロ。

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 今日は、ポグワーツの庭木の手入れの手助けを頼まれていたのです。
  
  空飛ぶ軽トラ = 脚立を積んで、何だかジェット機みたいでかっちょいいので?
  ポグワーツ幻術妖術学校 = 庭の手入れ先のS邸
 
 に読み替えてください。
 
 朝8時にポグワーツ幻術妖術学校に着くと、相方のハーマイおじいが既に来ておりました。 
 
 おじいもよく庭木の手入れを頼まれるのですが、独りでは寂しいのかいつもポッタロ(私)を手伝いに呼ぶのです。
 
 ハリーポッタロ 『おー、早いじゃん。 遅かったかなあ』
 ハーマイおじい 『いいさよー。 ぼちぼちやるじゃん』
 
 ぐるっとポグワーツを見回すと、結構庭木が多いじゃん。 デカい木が8本、中くらいが十数本に玉(ツゲやサツキなど、円形または半円形に仕立てたもの)もたくさん。
 
 こりゃ、ぼちぼちやってたら、一日では終わらんぞ・・・。
 
 まずは勢いよく伸びているシラカシからスタート。 枝が太いので、剪定ばさみに力が入ってしまいます。
 
 そうこうしていると、『名前を呼んではいけない植木屋さん』 が、偶然通りかかりました。
 
 『おー、何してるで~』
 『おー、ロンちゃん!(名前呼んでるし)』
 『見てわかるら。 手伝ってけし』
 
 ロンちゃんは、知り合いの本職の植木屋さん。 秘密の部屋(パチンコ)に行くところでした。 これはしめたと、うまく丸め込んで仲間に入れてしまいました。
 
 ふっふ、これで今日中に終われるぞ。 内心ほくそ笑みながら、手入れに勤しむのでありました。
 
 実際、ロンちゃんがいなければ、この木の多さでは明日までかかったでしょう。
 
 目論見通り、まだ明るいうちに帰ることができました。 ありがとうね。
 

 ・・・さて、家に帰りついたポッタロは、軽トラのテールランプが赤く光るのを見て、思い出しました。
 
 それはポッタロの、鉱物コレクションのひとつです。
 
 大切にしまってあるとは決して言えません。
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 小物入れに無造作に放り込んである、ビニールの小袋の中の小石。
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 日光や蛍光灯下では、薄いグリーンの色をしています。 これが白熱電球などの光の下では・・・。
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 少し赤みががって見えます。 ここでは電球の懐中電灯の光で照らしています。 
 
 うーん、やはり宝石とは程遠いクズ石?なので、あまり変化がよくわかりません。 さらに紫外線ライトを当ててみると・・・。
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 鮮やかに赤く光ります。
 
 この石の正体は、アレキサンドライトの原石でした。 クリソベリル(金緑石)という鉱物で、光源によって変色効果のあるものがアレキサンドライトと呼ばれ、宝石になっているようです。
 
 それにしてもネーミングがいいですな。
 
 発見当時皇帝に献上され、アレクサンドル2世の名にちなんで付けられたそうです。 ポッタロはスピ系ではないですが、こうした魅力ある石には惹かれてしまいます。
 
 写真に撮られた後、アレキサンドライトは、また無造作に小物入れに押しこめられてしまいました。
 
 皇帝の石なのに、威厳も何もあったもんじゃないですなー。
 
 エクスペクト・パトローナム!!

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2019年1月10日 (木)

Stardust Odyssey

 昨日は、朝から冷たい風が吹き抜け、一時白いものが混じるようになりました。

 雪? と思ったけど、どうやら風花のようです。 吐く息が、漫画のセリフの吹き出しのように凍りそうな中、車に乗り込んだのでありました。
 
 そのうち、巨大な箒で掃くように一気に雲がなくなり、晴れ渡った空が現れました。 
 
 気温は低いけど、今夜も星がキレイに見られそうだなあと、なんだか暗くなるのが待ち遠しいような。
 
 しかし、最近星の写真ばかりです・・・。 ま、特に目新しい出来事もないし、ブログのタイトルにプラネタリウムとかあるしで、いいかなあー。
 
 余談ですがここのタイトルは、ホントは『きまぐれプラネット』にするつもりでしたが、脳内回路がショートしたのか、気が付けば『きまぐれプラネタリウム』になっていました。
 
 いうか直そうと思いつつ、14年目に突入しました。
 

 さて夜・・・。
 
 思った通りの夜空のコンディション。 多分2階の屋根に上れば、星に届いたでしょう。 でも、いくら星がキレイでも撮影する機材が力不足では、天文台のような画像は得られません。
 
 それでも、自己満足の範囲で撮れればもうけものです。
 
 まずは、北斗七星にレンズを向けます。 東側の方向は夜景が美しく輝く分、どうしても空が明るくなってしまいます。
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 うーむ、やはり明るくて厳しいか。 

 既知のことですが柄杓の柄の方から2番目のミザールには、2重星のアルコルがくっついています。
 
 枠内を拡大してみます。
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 物理的な影響を受けていない、見かけの2重星と言われていますが、もしかしたら引力が働いているかもしれないということです。
 
 そしてミザールはミザールAとミザールBの連星であり、A、Bはそれぞれ分光連星を持っています。 つまり4つの恒星が影響し合っているんですね。
 
 うーん、せめてミザールAとBが分かれている様を撮りたいけど、1個の星にしか見えん。

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 次にカシオペア方面を眺めてみます。 肉眼でもぼんやり霞んで見える星があります。 
 
 ペルセウス座二重星団とアンドロメダ銀河です。
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 2つの散開星団がくっ付いていています。
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 アンドロメダ銀河。 私の手持ちの機材では、ここまでが限界。
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 冬の星座の代表格、オリオン座。 誰もが知っているであろうこの星座には、見どころがたくさんあります。
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 三つ星の下にある大星雲。 中心にトラペジウムと呼ばれる4重星があるのですが、よくわかりません。
 
 また、挑戦してみます。
 
 オリオンの右肩にあたるベテルギウス。 赤色超巨星で、大きさは太陽の1000倍近いとか。 
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 星の一生の末期で、星の表面温度が下がり赤くなり、また膨らんだり縮んだりしていて不安定。 つまりふらふら状態。
 
 以前、このベテルギウスが近々超新星爆発するのではないかと、天文関係のサイトで話題になりました。
 
 見解によると、明日爆発するかもしれないし、100万年後かもしれないということ(^-^;
 
 まあ、宇宙の営みにとっては100万年なんて、一瞬です。 見てみたい気もするけど、100万年生きる自信はないなあ。
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 オリオンの左足首にあたるリゲル。 まだ若いやんちゃな星なので、勢いよく青白い光を放ちながら輝いています。
 
 よく見ると、くっつくように小さな2重星が確認できます。
 
 星を眺めていると飽きないなあ・・・。 でも寒いのと、夜更かしになってしまうのがいかんな。
 
 まだまだ見ていたいけれど、ベテルギウスに近い年齢?なんで、早く休まないと爆発してしまう。
 
 案の定、冷え切った体は布団に入ってもなかなか温まらず眠りにつけません。 ふう、寝不足だ~!
 
 インフルエン座にならないよう、気を付けなければ。
 

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2019年1月 7日 (月)

宙覧船に乗って・・・

 比較的のんびりできたお正月休みも、あっという間に終わってしまい、何だかもう遠い過去のようです。

 もっと長く休みたいなあと思っても、時の流れは非情。
 
 よく訪問下さる方のブログを拝見していると、何処どこへ行きました~なんて記事が多く見られます。
 
 そういえば私は、休み中はワンちゃんの美容院と、100均と、ホームセンターにしか出かけてない事を再認識しました。
 
 うーむ、初詣にも行ってなかった・・・。 結局、空いた時間は野良仕事ばかりしていたかも。
 
 ま、夜は星がキレイだったので、毎晩のように外に出ていました。 いくつか天体ショーもありましたし。
 
 それ以外にぽちぽち撮った星空でも眺めて、気持ちは宇宙を旅している気分になろうと思います。
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 カシオペアと天の川。 天の川といっても、うっすらとしか写っていません。 赤道義でも使って、もっと光を集めないとダメなようです。
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 木々の間から。 
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 プレアデス星団(すばる)  星屑が落ちてきそうです。
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 オリオン座付近。 空が暗くて(ここからは)、星が一番美しく見えます。
 
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 富士山方面は、街の灯で星空はよく見えません。
 
 そして雲がたなびいた夜は、御殿場あたりでしょうか明るい街の灯が雲を照らします。 光害とは言われますが、それなりに美しいと思います。
 
 他に誰もいない、田舎の夜の道。 夏ならば道路に寝ころんで夜空を鑑賞できるのですが、今そうしたら凍死しちゃうだろうな。
 
 星々が自分だけのために光っているような気がして、私の意識は遠く暗い空へ吸い込まれていきました。
 
 寒!
 

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2019年1月 6日 (日)

日輪を狙え!

 本日は、部分日食。 昨日から何となくそわそわしておりました。

 ぜひカメラに収めたいと思いましたが、相手は光り輝く太陽。 減光しなくてはまともに撮ることができません。
 
 肉眼で観察するわけではないので、簡単に減光できる素材をホームセンターに探しにいきました。
 
 アクリル板が手頃かなと手に取りましたが、思ったよりスモークの色が薄くてダメ。 うーん、他にないかな~。
 
 文具コーナーで、暗記用に使う赤と、緑の下敷き?が目に留まりました。 よーし、これを重ねて使えばいいや、安価だし・・・。
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 半分に切って4枚とし、重ねれば即席減光フィルターのできあがり。 これをカメラのレンズの前におくだけです。
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 太陽にかざすと、まだまだ減光不足。 でも、これくらいならあとはカメラの設定でなんとかいけるでしょう。
 
 凝視すると目を傷めそうなので、これでヨシとします。 さあ、日食よ、いつでも来い!
 
 
 ・・・そして今日。
 
 どど~ん   曇!
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 なんたる~ちぃあ~  ・・・♪    雲食? やはり、お天気の神サマは気まぐれでした。
 
 それでもと思い、時折空をチェックしながら10時を迎えました。
 
 おおおお。 薄い雲の向こうから・・・。
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 やた! 見えるぞ見えるぞ。 お天気の神サマが一口齧ったおせんべい。
 
 でも、減光フィルターいらないじゃん。 肉眼でも十分見られるほど光が弱まっていて、かえって観察しやすいのでした。
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 濃淡のある雲が、ミステリアスな雰囲気を醸し出しています。 月と見間違えそうで、いとおかし。
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 そのうち太陽は、厚い雲の中に吸い込まれていきました。 なんかラッキーだったなあ。
 
 いくつになってもロマンを与えてくれる天体ショー。 これからもよろしくね!

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2019年1月 4日 (金)

星空に誘われて

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 夜空を飾る星々が、美しく輝いています。
 
 本日未明には 『しぶんぎ座流星群』 が観察できるので、目覚ましを3:30にセットしました。
 
 うー、寒い。 冷気が体の芯まで滲みこんできます。 やば、膨れるほど厚着をしてくればよかったな。
 
 いくつか流星が光るのですが、当然のごとくカメラを向けた方には現れません。
 
 そのうち指先の感覚がなくなってくるわ、脚が痛くなってくるわでもう我慢の限界。 暖かい家に逃げ帰りました。
 
 こたつにあたりながら写真をチェックしてみると、気が付かなかった小さな流星が写っておりました。 まあ、これでも早起きした甲斐があったわいと、自分を慰めるのでありました。
 
 そのあとも、いくつか明るい流星が流れましたが、もう外に出る気力がないや。 また、次に挑戦しましょう。
 

 夕べは、流星観察の前哨戦?として、裏山の中腹にある湖にいってきました。
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 奥の方に、遊歩道の灯がぽつぽつあるのですが、他は真っ暗。 人気はまったくありません。
 
 この湖に美しい星空が反射して、幻想的な世界を作りだすのではないかと期待してましたが、うーん、いまひとつ。
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 思ったより水が澄んでいないので、写り込みが悪いのでしょう。 やはり鏡のような美しい湖でないとなあ。
 
 しかし夜の撮影は難しいです。 ピントはうまく合わせられないし、感度を上げればノイズだらけになるしで、今後の課題ですね。
 
 夜の帳の中。 野生動物の遠吠えはするわ、近くで何かが草を踏みしめるガサガサという音がするわと、さすが山奥。
 
 目の慣れることのない暗闇に、ちょっぴり心細くなってしまった私は、いそいそと引き上げました。

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2019年1月 3日 (木)

凍て月夜

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 夜明け1時間前ほど・・・。
 
 南東の空に浮かぶ月と惑星二つ。 惑星は金星と木星です。
 
 あ~、でも1日違いでした。 2日の朝は金星が月に乗っかるように輝いたのに、1日でこのずれ。
 
 天体は思ったより早く動いているんですね。
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 月の上部に輝いているのが金星。 下側は木星。 ちょっと離れてしまいました。
 
 でも、今月31日と2月1日は、月、金星、木星が近接するようです。 晴れるといいな。
 
 お正月早々、天体ショーがいくつか控えています。 早起きしなくちゃ・・・。

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2019年1月 2日 (水)

ドタバタ餅つき協奏曲 & 怠け者の節句働き?

 元旦。

 親戚がわらわらと集まってきました。 といっても恒例の2家族8人、うちと合わせて総勢12人となりました。 
 
 姪っ子の子供もいたので賑やか。 まあ、子供の声が響くというのはよいことです。 明るくなるし、こちらも若返るものな。
 
 私の家は、のどかな田舎だからでしょうか、こうして集まってくることが多いです。 夏はバーベキュー、冬は餅つきは定番。 その他何かあれば、いつも賑やかになります。
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 さっそく火を起こして準備。 いつからあるのだろうか、この年代物のかまど。 少なくとも30年は経っていると思うんだけどな。
 
 ばっちいので、若いころは捨てちゃおうと思ったことがありましたが、こうして現役で使えるからとっておいてよかったわい。
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 米も煮えて、さて餅つき。 しかし、手を入れて餅をひっくり返す役目をする勇気ある立候補者がおらん。
 
 お互い誰も信用できないのである。 ようやく義理の兄が手を挙げ、餅つきはスタートしました。
 
 1番バッターは、従兄弟。 頑張って!
 
 『がこっ!!』  わあ~(観客の笑)
 
 どわあ、いきなり臼のふちを直撃。 だわー、新品の杵が! いきなり欠けたぞ。 
 
 2番バッターは、姪っ子のダンナ。 よっしゃ、ガタイがいいんだから、見せてやれ!
 
 『がきっ!!』  あはは(観客の笑)
 
 ずわあ、続いて臼のふちを叩く音。
 
 後に続くもの、次々と吸い込まれるように臼のふちを打っていきます。
 
 『ごきっ』 『ぱきっ』  ぎゃはは(観客の笑)
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 姪っ子が連れてきたコーギーと、うちのワンちゃん。 この笑い声はなんだというように見つめています。
 
 いかんなあ。 みんな腰がはいっとらん。 仕方がない、たろ様の出番じゃな。
 
 ぺたーん! ぽたーん! ・・・こうやってつくのだぞ。
 
 (あ、いかん。 年末に痛めていた手首に、ぴしりと痛みが走りました)
 
 『かこん!』  わあ(観客の歓声)
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 どうにかお餅はつきあがりました。 まずは大根おろし、きなこ、あん。 うむうむ、やはりつきたては美味いのう。
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 あげないよう。 しかしこのあんもち。 もう少しまぶして欲しいような。
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 子供チームは、花札なんか始めました。 あー、私の秘蔵の『ゲゲゲの鬼太郎花札』ではないか。 
 
 絵柄が妖怪になっていて、通称坊主と呼ばれる『芒に月』の20点札が、目玉オヤジになっているのがいとおかし。
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 豆餅も作りました。 ここらではピーナッツを入れるんですね。 そして甘い・・・。
 
 私の実家の方では、豆餅はしょっぱかったので最初慣れませんでしたが、今ではこちらの方が美味しいかな。
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 お餅はつけたけれど、杵はこの通り。 うーむ、初おろしだったのになあ。
 
 すまん杵くん。 でも自らを削って、元旦の穏やかな空気の中、笑いと笑顔を作りだしてくれたんだね。
 

 そして2日。 
 
 年末は、よその庭をキレイにしてばかりいたので、自分の家の垣根が後回しになっていました。
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 よし、今日はこれをキレイにしよう。 ・・・ということでチョキチョキ。 
 
 うーむ、来客も多いし何かと飲む機会が多いので、のんびりしたいのが本音。 こういうのを怠け者の節句働きと言うのかな~。
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 少しはさっぱりしたかな?
 
 お昼は姪っ子が昨日上着を忘れていったので、とりにきました。 なんと今度は彼氏と一緒に!
 
 お昼ご飯を一緒に食べていってよ、まあ飲みねえ。 
 
 うーむ、アルコールに弱い私は飲むとそのあとしばらく動けなくなるけど、かわいい姪っ子のため、飲んじゃったのでした。

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2019年1月 1日 (火)

あけましておめでとうございます

Howl2

 あけましておめでとうございます。
 
 ブログをご覧になられている皆さま、誠にありがとうございます。 今年も爽やかな元旦を迎えることができました。
 
 今年もゆるゆると続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 

 これから親戚が集まってきますので、元旦早々わいわいとお餅つきです。 頑張らなくては・・・。

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