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2018年7月29日 (日)

戻ってきた猛暑

 台風が過ぎ去り、青空が覗いたのはよいのですが、強烈な日差しも戻ってきました。 昨日は久々涼しい一日だったので、それが嘘のようです。

 とにかく台風の影響がなかったかと、朝から田んぼを見回りました。 まあ特に変わったことはなさそうでしたので安堵しました。
 
 ところが・・・。
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 ヒマワリ畑がやられていました。 あちゃー! まあ、ヒマワリ畑といっても、空いているところに植えてあるだけですが、風に負けて倒れていました。
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  起こして根元を踏み固めましたが、ぐらぐらして気休めにしかならないようです。
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 茎の細いのは、将棋倒しに・・・。 うーむ、こりゃだめだな。  夏を彩るヒマワリも、台風にはかないませんでした。
 
 大きなやつだけ直して、ちょっと買い物にでかけました。 
 
 うちの子供は男ばかりで、私が気に入ったデザインのインナーを買ってきても、いつのまにかシェアされてなくなってしまいます。
 
 ソックスも同じくです。 おかげで古い穴の開いたソックスを履くはめにもなります。
 
 ということで、インナーの補充に・・・。
 
 歳を重ねると、せめてインナーくらいはと、派手めのものを選びたくなります。
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 ふっふ、このくらいのにしておけば、シェアされることもなかろうて。 ほくそ笑みながらレジを通しました。
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 なんと、特に計算もしていませんでしたが、5,000円ぴったり。 おー、ピタゴラスの神が舞い降りたのであります。
 
 これは、何か良いことのおこる前触れでは?
 
 やはり、期待して方向とは違いましたがおこりました!
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 『貴陽』 をいただいたのであります。 『貴陽』 は高級スモモで、大きさは普通のものの2サイズから3サイズ大きい品種です。
 
 フルーツ王国とはいえ、貴陽をもらえるのはあまりないことです。 これを食べたら、普通のスモモが、ごく普通になってしまうという味と香りですね。
 
 スモモの好きな私には、ちょびっとうれしいプレゼントでした。

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2018年7月27日 (金)

ガマんの日々・・・

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 小さな小さな花。
 
 これは、稲の花です。 この暑さのせいでしょうか、いつの間にか穂が伸び、花を咲かせていました。
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 いわゆる籾といわれる部分から白い雄しべをぶら下げて、そよ風に揺られています。 今年は異常に開花が早いです。
 
 この分では9月早々稲刈りになるかもです。
 
 いかんのは・・・。
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 田んぼには、稗(ヒエ)もぐんぐん育っていました。
 
 稗は田んぼでは嫌われ者No.1の雑草かもです。 近年健康食品としてこの手の雑穀がもてはやされていますが、現実は田園には非常に困ったちゃんです。
 
 気付いては引き抜いていましたが、しばらく目を離したすきに成長していたのでありました。 稲よりも少し緑が濃いくらいであまり識別がつかない上、放っておくとすぐに結実して種をばらまいてしまいます。
 
 稲が花を付けている時には、田んぼに入ったらいかん(稲の花を傷めてしまう?)と言われてますが、そうもいかないので慎重に歩いて抜きまわりました。
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 稗の実です。 1本でも残しておくと、何百何千?のこの種がばら撒かれ、また来年苦労することになります。
 
 泥の中をじたじた歩くのは思ったより体力を使うし、泥は撥ねるし、この暑さで汗みどろにもなるして終わったころには、泥沼から這い上がってきた瀕死の妖怪みたいな姿になっていました。
 
 妖怪姿のまま畑の様子を見に行くと、近くの河川にフランクフルトが・・・。
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 ガマの穂です。 水生の草花たちは、足元が水なので足湯ならぬ足水で快適なのでしょうね。 元気いっぱいに見えます。
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 見た目通り、触ってみるとちょっと硬いスポンジのようです。 手入れしていない河川でよく見かけますので、ここもだんだん荒れていってるのでしょう。
 
 ガマの穂を見ると、連想させる昔話があります。 古事記に登場する日本神話。
 
 ・・・といえば、これですね↓
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 ※この神話は、かなりアレンジしております。
 ※本来イナバウアーは反る事ではなく、180度足を開いて滑走する技のようです。
 
 とまあ、しょーもないことを考えてみても、一向に涼しくなりません。 これから台風が異例の進路で接近してくるので、農業に被害がでないよういろいろと対策もしなくてはなりません。
 
 今年を表す漢字が、『異』にならなければよいのですが。
 
 ワンちゃんを避難させている座敷は、風が通ってとっても涼しいので、私も布団を持ち込んで寝ています。
 
 でも、枕は齧られて穴を開けられるは、布団におしっこをされるは、あげくの果てには乗っ取られるはで、私はますます弱ってしまいそうです。
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2018年7月23日 (月)

モモガリータ~!

 桃狩りスタートであります。 

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 6月のサクランボ狩りのお手伝いをした農園で、 『桃狩りのお手伝いもしてくれんけ~』 と頼まれましたので、暑いけれど行ってきました。
 
 日曜日の午前11時。 観光バス2台到着。 総勢90人の来園でございます。
 
 『いらっしゃいまし~』 募集は定員90人のところ、200人超えの応募があったそうです。 フルーツ狩りは、人気があるんですねー、やっぱり。
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 桃狩りといっても、このように木に実っている果実を採るのではなく、コンテナに用意したものをどんどん食べてもらうスタイルであります。
 
 ま、ご希望のお客さまには、直にもいでもらってもOK。 あとは各自で、テーブルに用意したお皿と果物ナイフで好きなようにカットしていただきます。
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 『やわらかめ』 と 『かため』 に分けられたコンテナ。 食べ放題なんでこれがほとんどなくなっちゃうかな?
 400個以上はあります。
 
来園者は女性が大半ですね。 どちらかというと、女性の方が旅行など行動力があるような気がします。
 
 『オニーさん、柔らかくて甘ーいの選んで!』 『ほいほいな』
 『オニーさん、固くて甘ーいの選んで!』 『ほいほいさ』
 『オニーさん、柔らかくもなくて固くもなくて、甘ーいのちょーだい!』 『ほいほ・・・うっ』
 
 桃の葉影とはいえ、さすがに気温が高いので汗びっしょり。 
 
 来園された方には、一人ひとりに2kg詰めの桃の箱も配ります。 うーむ、農園としては赤字だと思うけなあ。 (入園料はたったの2、000円)
 
 お土産として購入された分だけが、この農園のもうけになるようです。 こういう機会があったら、お土産たくさん買ってあげてくださいね。


 しかし、危険なほど暑い毎日ですね。 
 
 うちのワンちゃんは、さすがに車庫の中では干からびてしまいそうなので、座敷をひとつ解放して家の中に避難させました。
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 外飼いだったワンちゃんは、今では座敷犬です。

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2018年7月22日 (日)

Can you speak わんglish?

 毎日、蒸発しそうな暑さが続きますね。 私はもう、70%は消えかかっていると思います。 
 
 土曜日は、わが家の庭でプチ国際交流でした。
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 毎年夏になると暑気払いに庭でバーベキューをしていて、今回はイギリス人を招いての酒宴?となりましいた。
 
 事の発端は春先、早朝に見知らぬ外国人が犬の散歩に近くを通るようになりました。 連れているワンちゃんはシュナウザー。
 
 『Hi! Good morning』  何回目か見かけた時に、ワンちゃんに興味のある私は声をかけてみました。
 『オハヨ ゴザイマス』 あら、日本語話せるのね。
 
 『What dog's name?』  『Nina』  『Nina・・・ Oh! very cute name.  Well female?』  『Yes』   『Ya come on Nina!』  ・・・てな、中学生並みの会話で、なでなでさせてもらいました。

 おう、毛並みがすばらしい。 やわらかーい。
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 しかし、女の子だけど私にはアインシュタインを想像させるなー、ゴメン。
 
 それから会うたびに少しずつ話をして、親しくなっていきました。 でも、やはり外国人は、こんな田舎に似つかわしくない気がするので、ここにいる理由を聞くと・・・。
 
 『I like countryside』
 『Oh! I like countryside,too』
 『And・・・, I like nature』
 『Oh! I like ネーちゃん,too,too』
 なんか気が合うじゃん! と思いましたが、ネーチャ―とネーちゃんは全く違うか。
 
 ・・・とまあ、そんな経緯です。
 
 彼はALTをしていて、日本の田舎が気に入り近くに住まいを借りてそこから通って
いるそうです。 (うちの村には、貸せる物件などはありませんので、近くといっても隣の町です)
 
 よっしゃ、こちらはKLTだから、来日中にKを教えてあげるぜ。 【KLT = Kousyuben(甲州弁) Language Teacher】
 
 散歩でわざわざ離れたここまで来るのは、『Very nice view』 だからだそうです。
 
 うちのワンちゃんもNinaとは気が合って、一緒にふざけています。 わんglishが通じるんですねー。 ワンちゃんもプチ国際交流。
 
 それ以来、農業を手伝いたいというので、休日に草刈りをしてもらったり、ジャガイモ掘りなどをしてもらいましいた。 
 
 まあ、私も日曜農家なんで、気楽にゆっくりとですが。
 
 『Japanese Drum イツカ見タイデス』 Japanese Drum? もしかして和太鼓? 日本の文化のひとつ、和太鼓に興味があるそうです。
 
 なんたるめぐり合わせ。 私のカミさんは和太鼓の演奏もしていますので、練習日に連れて行ってあげたら大喜びでした。

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 『Try?』 『Yes』 初めて叩く自らの太鼓の音に感動。よかったねー。
 
 エレキギターは? そ? 興味なし・・・。 ちょっぴり寂しい私でした。
 
 時は過ぎ夏となり、恒例のBBQに誘うと、夫婦でおじゃますると快くOKしてくれました。
 
 ビールをがぶ飲みしながら、英国と日本との文化の違いや、日本で面白く感じた事、日本の??な事など話して和気藹々。

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 今回はちょっと発奮して、伊勢海老を堪能。
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 プチ国際交流の楽しい一時は、余韻を残しながら夜の闇に溶け込んでいきました。

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2018年7月17日 (火)

ジュラシック・カントリー    - 炎の村 -

 連日燃えるような暑さです。 日中35℃超えは当たり前なので、さすがに体力を消耗しますね。

 ここは山沿いの片田舎ですので日中は高温になりますが、日が落ちると涼しい風が通り過ぎるようになります。
 
 これで、さーっと夕立があれば一気に気温がダウンするのですが、不思議と降らないところでもあります。
 
 遠雷があると、つい期待してしまいますけれど、結局音だけでお終い・・・。 うーん、降れば野菜に水をあげる手間が省けるのにな。
 
 夕方、田んぼの水の調整に行くと、いきなり辺りが明るく輝き始めました。 空を覆う夕焼けが、紅い世界を造り出していたのです。
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 こんなに染めあがる空も久しぶり・・・だけれども、明日も高温になる予感がするなー。
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 カメラを取りに戻っている間に、みるみる減光してしまいました。 うーん、美しい瞬間は短し・・・。
 
 今度はカメラを携行してこよう。
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 田んぼからの帰り道、別のルートを通ってみました。 この木は葛がまといつき、ちょっと恐竜のように見えるので、気になっていたところです。
 
 おう、街灯にシルエットになって、雰囲気出てるかも。
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 田舎に現れた恐竜・・・イナカザウルス。
 
 少しは涼しくなる光線でも、吐いてくださいな。

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2018年7月14日 (土)

想坂38  - おもいさか サーティエイト -

 『僕は暑い!』 体内のバランスが不協和音を奏でているそ!

 今日は思い切って、残っていた場所の草刈りをしていましたが、いかんせんこの気温。 たまらんち・・・。
 
 『♪熱中症にしたいなら 僕を倒してから行けよ~♫』 へいへい、今すぐにも倒れそうです。
 
 さすがに軽い頭痛がしてきたので、草刈りは切り上げ。 車庫内の温度計を見ると・・・。
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 これでは、日向の地面は50℃を超えているでしょう。 測るところの環境によって温度は変わってきますが、日陰の車庫内でこれではやばいっす。
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 車庫のワンちゃんは、すでにぐったり。 『おお、今 氷を持ってきてあげるからね』 
 
 38℃・・・サーティエイト。 なんか語呂がいいじゃん。 そういえばわが村に入る小さな橋は・・・。
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 『想坂橋(おもいさかはし)』 と言います。
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 ここが、その想坂。 何を思って想坂なのか、その謂れは分かりませんが、結構急勾配なんで大変な思いをしたからかな?
 
 とにかく 『想坂38』 だー。 ひとりほくそ笑みながら、スポーツドリンクをがぶ飲みするのでありました。
 
 この暑さでも、元気に見えるのは、やはりこの花。
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 夏にぴったりですな。 眺めているとちょっぴり元気がでます。
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 よく見ると小さな花が、ぎっしりと集まっています。  この暑さの中でも、じっと我慢の小さな体。
 
 うーむ、あちぃあちぃとこぼさず、不動心で臨みたいホットサマーであります。

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2018年7月 9日 (月)

天の川も・・・

 各地で大きな被害をもたらした今回の大雨でした。 なくなられた方々のご冥福と、いち早くの復旧をお祈り申し上げます。

 こちらは今回は大雨の被害がなかったのですが、いつ災害がおきてもおかしくない土砂災害特別警戒区域(土石流)という、ハザードマップど真ん中です。
 
 いつどこで様々な事象がおきるかわかりませんので、心構えだけは常にしておきたいと思います。
 

 さて、天の川もよろしくなかったのか、七夕の日は濁ってしまいました。 
 
 1日経った夜。 嘘のように星が輝き始めました。
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 星の光に導かれるように外に出ると、天の川もうっすらと見ることができました。 こと座は天頂近く。 織姫星が煌めいている星座です。
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 晴れ渡った天の川をはさんで向き合う織姫星と彦星。 夏の大三角をつくる、はくちょう座のデネブも優しく輝いています。
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 1日遅れの逢瀬でしたが、よかったねー。 
 
 久々に星いっぱいの夜空です。 なんかいいことがおこるような気がしました。

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2018年7月 7日 (土)

雲の向こうに・・・

 今日は七夕。 みごとに曇ってしまいました・・・。
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 七夕というと、思いがけなく幸運がめぐってくることの例えですが、・・・って、それは 『棚ぼた』 ですな。
 
 7月7日は新暦での七夕で、旧暦での伝統的七夕は、2018年では8月17日にあたるそうです。
 
 でも行事としては有名なのに、お盆やお正月ほどに各家庭で飾りつけするところは少ないですね。
 
 私も 『笹の葉 さーらさら~♪』 と飾りつけしたのは、保育園のときくらいしか記憶がないや。
 
 あとは自分が親になって、子供が幼児の時に一緒に作ったくらいかな。 そのときに作った飾りつけの中に、折り紙を半分に折って切れ目を入れて丸くしたものがありました ↓
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 これは提灯だったのですね。 心をいつも明るくしておくれ・・・、というような願いがこもっているそうですが、当時これはぶよぶよ引っ張って遊ぶ何かとしか認識していませんでした。
 
 しかし今までも7月7日はあまり晴れたというイメージがないけれど、実際はどうだったのでしょう。
 
 気象庁のHPで過去の気象データを見ると、我が家のあたりでは2000年から2017年までは晴れマークの夜が6回しかないようです。 
 
 今夜もばっちり?曇りでしたので、19分の6で晴れた確率約32%。
 
 野球の打率としては申し分ない数字ですが、織姫星と彦星の年に一度の逢瀬?では『かえぎ』のようです。
 
 『かえぎ』とは、甲州弁で 『可哀想』 の意味です。 『あのえは 不幸んあって かえぎどなー (あの家は、不幸があって 可哀想だよなー)』 というふうに使います。
 
 
 寄り道ばかりでした。
 
 織姫星は、こと座のベガ。 彦星(牽牛星)は、わし座のアルタイルです。 この星の間を天の川が流れています。 近くの白鳥座のデネブと結んで 『夏の大三角』を作るので見つけやすいと思います。
 
 ベガとアルタイルとの距離は、14~15光年のようです。 超長距離恋愛なんですね。 その距離を1日でクリアしてしまうなんて、きっとお互い光よりも速く走れる健脚を持っているのでしょう。
 
 ま、宇宙の規模からいえば、15光年だろうが150光年だろうが、微々たるものでありますな。
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 氷を入れた焼酎のお茶割りのグラスに、銀河を見たような気がしました。

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2018年7月 6日 (金)

なんちゃってオーロラ

 連日の雨で、各地で被害が発生しています。 やはり物事は、ほどほどでないとイカンですね。

 ここはまだ被害は出てはいませんが、土砂災害特別警戒区域(土石流)に指定されていますので、大雨はやはり警戒が必要です。
 
 ここんとこ降ったりやんだり・・・。 雲の流れが早く、ときおり星も覗く妙な空。
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 夜空にオーロラ? 雲の筋が妖しく光っていました。 
 
 光ると言えば、葉っぱの水滴が部屋からの灯にキラキラしています。
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 そこでブラックライトを持ち出して、どんな風に写るのか実験。 紫外線蛍光写真もどきです。
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 咲き始めた桔梗の花。 紫外線に花弁の先と根元、雄しべあたりが光っています。 こちら薄紫の花。
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 こちらは白い花。 中心に向かって明るい筋が走っています。 人間の目では見えない、虫たちにだけに分かるサインなんでしょかね?
 
 紫外線を当てて、初めて分かるこの不思議。
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 ハスの葉の上の水玉。 昼の顔と違った世界です。 

 いろんな視点で物事を観察することで、また別のものが見えてくるんだね。
 
 枠にはまることなく、広い視野を持った人間になりたいものです。

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2018年7月 3日 (火)

夏全開よもやま話

 連日の猛暑で、心身ともにくたびれてきているような気がします。 でも、気合いをいれていかないと、、この暑さを上手に乗り越えられませんね。

 我が家は山で標高が高いせいか、日中はさすがに強烈な日差しにうんざりしますが、夜になるとぐっと涼しくなってきます。
 それでエアコンはありません。 あっても使わないような・・・。
 
 周囲が水田だらけというのも、涼しい要因のひとつでしょうか。 いわゆる打ち水効果というのが働いているのかな~なんて思います。
 
 さて、夏を迎えていくつかのお話をば・・・。
 

 - オレンジ色は夏の色? -
 
 萱草色(かんぞういろ・かぞういろ)は野山で目にするカンゾウの色です。 黄色味がかった橙ってところでしょうか。
 
 平安時代から登場する萱草色は、夏をイメージさせる古来からの伝統の色のようです。
 
 さらに、私にとって夏をイメージさせるオレンジ色は・・・。
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 オニユリやコオニユリのオレンジ色。 先日開花したのはコオニユリです。 
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 オニユリはまだ蕾。 コオニユリより大型で、最大の特徴は葉の付け根に 『むかご』 を付けることです。
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 このむかごが落ちるのを待ち、植えれば新しいオニユリの誕生。 オニユリの卵ってところかな?
 
 ずいぶん前は、周囲の野山には、オニユリ、ヤマユリが悠然と咲き誇っていました。
 
 いつのころからか野山は荒れ果て、クズやススキに覆われていきました。 いずれ消滅するのならと、我が家の庭に何株かお引っ越しさせたのが生き残っています。
 
 このむかごを大事に育て、何も耕作していない畑をオニユリで埋め尽くすのが今年からの中期目標です。
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 ついでに、このオレンジの花は?
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 これはズッキーニの花でした。 葉っぱも結構巨大で、私がズッキーニに持っていたイメージとはずいぶん違うものです。
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 この花の付け根の肥大部分を食用にするのですね。

 キュウリに似ていますが、カボチャの仲間です。 うちの畑で栽培してみるまでは、知らない姿でした。
 

 - 押すなよ 押すなよ -
 
 次はツバメのお話。
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 我が家の玄関ポーチの柱に巣作りした、ツバメの一家。 ヒナたちもずいぶんと大きくなり、しっかりしてきました。
 
 もう、この巣ではかなり狭そうです。 遠くから観察していると、兄弟(姉妹)の頭を踏みつけたり、押し出したりして、マイベストポジションを維持しようとしてます。
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 『押すなよ! 押すなよ!』 下には熱湯風呂はないけれど、結構な高さだから気を付けて。
 
 段ボール箱と新聞紙のクッションがあるから、万が一落ちても大丈夫だとは思うけれど、お笑い芸人じゃないからねー。
 

 - ワンちゃんも暑し -
 
 車庫を住まいとさせている我が家のワンちゃん。 居住空間としては家族の誰よりも広いとは思うのですが、なんせこの鉄筋の車庫は熱をもちます。
 
 なるべく中の温度が上がらないよう、屋根に遮光ネットやヨシズを乗せていますが、いかんせん鉄板では熱伝導効率が良すぎ。
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 少しでも入り口からの日差しや地面からの輻射熱の影響を和らげるべく、ホームセンターに並んでいたフォールディングキャノピー(いわゆるタープ簡易テント)を購入して設置。
 
 でも、日差しが強くなってくると意外と蒸れて暑い。
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 結局ワンちゃん、コンクリートの冷たい感触が気持ちいいのか、そちらに移動。 ま、それでも遮熱の助けになればいいですね。
 

 - レンチンあれこれ -
 
 レンジでチンするの略語?ですが、意味を知る前までは、妙な響きのある単語のため、他のものを想像してました。
 
 今では自信を持って言えます!
 
 さてコンビニで買ってあったスパゲティ。 お店で温めてくれる時は気にしないのですが、いざ家で温める時にちょっと考える事がありました。
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 レンジ加熱目安が、500Wで3分30秒。 あれ? うちのレンジは600Wだぞ? どのくらい調整すればよかんべ?
 
 むむ、暗算ができない。 そろばんを使わず、滑っていた報いですかね。
 
 ちょっと計算してみましょう。
 
 500(W) × 210(秒【3分30秒】) = 105,000(J【ジュール】)
 
 なので、この値を600Wで割れば答えがでます。
 
 105,000(J) ÷ 600(W) = 175(秒)
 
 175(秒)を分単位にすれば、2分55秒。
 
 ふむふむ、では2分55秒にセット・・・。
 
 チーン! どれどれ・・・。 『うわっちっちい!』 思ったより熱いぞ。 ま、人の好みの温度というものがあるから、ここは感でいく方がよいのかなー。
 
 でも、この数字を見ているうちに気が付きました。
 
 500W基準のものを600Wで加熱するときは、1分につき10秒減らせば計算的に合いそうです。
 
 つまり、3分30秒なのだから、1分につき10秒+10秒+10秒、そして半分の5秒。 合計35秒。
 
 3分30秒=210秒から35秒を引けば、175秒=2分55秒。 計算合いますね~。
 
 余計暑くなりそうな計算でしたが、明日からレンチンも怖くない?

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