連日の猛暑で、心身ともにくたびれてきているような気がします。 でも、気合いをいれていかないと、、この暑さを上手に乗り越えられませんね。
我が家は山で標高が高いせいか、日中はさすがに強烈な日差しにうんざりしますが、夜になるとぐっと涼しくなってきます。
それでエアコンはありません。 あっても使わないような・・・。
周囲が水田だらけというのも、涼しい要因のひとつでしょうか。 いわゆる打ち水効果というのが働いているのかな~なんて思います。
さて、夏を迎えていくつかのお話をば・・・。
- オレンジ色は夏の色? -
萱草色(かんぞういろ・かぞういろ)は野山で目にするカンゾウの色です。 黄色味がかった橙ってところでしょうか。
平安時代から登場する萱草色は、夏をイメージさせる古来からの伝統の色のようです。
さらに、私にとって夏をイメージさせるオレンジ色は・・・。
オニユリやコオニユリのオレンジ色。 先日開花したのはコオニユリです。
オニユリはまだ蕾。 コオニユリより大型で、最大の特徴は葉の付け根に 『むかご』 を付けることです。
このむかごが落ちるのを待ち、植えれば新しいオニユリの誕生。 オニユリの卵ってところかな?
ずいぶん前は、周囲の野山には、オニユリ、ヤマユリが悠然と咲き誇っていました。
いつのころからか野山は荒れ果て、クズやススキに覆われていきました。 いずれ消滅するのならと、我が家の庭に何株かお引っ越しさせたのが生き残っています。
このむかごを大事に育て、何も耕作していない畑をオニユリで埋め尽くすのが今年からの中期目標です。
ついでに、このオレンジの花は?
これはズッキーニの花でした。 葉っぱも結構巨大で、私がズッキーニに持っていたイメージとはずいぶん違うものです。
この花の付け根の肥大部分を食用にするのですね。
キュウリに似ていますが、カボチャの仲間です。 うちの畑で栽培してみるまでは、知らない姿でした。
- 押すなよ 押すなよ -
次はツバメのお話。
我が家の玄関ポーチの柱に巣作りした、ツバメの一家。 ヒナたちもずいぶんと大きくなり、しっかりしてきました。
もう、この巣ではかなり狭そうです。 遠くから観察していると、兄弟(姉妹)の頭を踏みつけたり、押し出したりして、マイベストポジションを維持しようとしてます。
『押すなよ! 押すなよ!』 下には熱湯風呂はないけれど、結構な高さだから気を付けて。
段ボール箱と新聞紙のクッションがあるから、万が一落ちても大丈夫だとは思うけれど、お笑い芸人じゃないからねー。
- ワンちゃんも暑し -
車庫を住まいとさせている我が家のワンちゃん。 居住空間としては家族の誰よりも広いとは思うのですが、なんせこの鉄筋の車庫は熱をもちます。
なるべく中の温度が上がらないよう、屋根に遮光ネットやヨシズを乗せていますが、いかんせん鉄板では熱伝導効率が良すぎ。
少しでも入り口からの日差しや地面からの輻射熱の影響を和らげるべく、ホームセンターに並んでいたフォールディングキャノピー(いわゆるタープ簡易テント)を購入して設置。
でも、日差しが強くなってくると意外と蒸れて暑い。
結局ワンちゃん、コンクリートの冷たい感触が気持ちいいのか、そちらに移動。 ま、それでも遮熱の助けになればいいですね。
- レンチンあれこれ -
レンジでチンするの略語?ですが、意味を知る前までは、妙な響きのある単語のため、他のものを想像してました。
今では自信を持って言えます!
さてコンビニで買ってあったスパゲティ。 お店で温めてくれる時は気にしないのですが、いざ家で温める時にちょっと考える事がありました。
レンジ加熱目安が、500Wで3分30秒。 あれ? うちのレンジは600Wだぞ? どのくらい調整すればよかんべ?
むむ、暗算ができない。 そろばんを使わず、滑っていた報いですかね。
ちょっと計算してみましょう。
500(W) × 210(秒【3分30秒】) = 105,000(J【ジュール】)
なので、この値を600Wで割れば答えがでます。
105,000(J) ÷ 600(W) = 175(秒)
175(秒)を分単位にすれば、2分55秒。
ふむふむ、では2分55秒にセット・・・。
チーン! どれどれ・・・。 『うわっちっちい!』 思ったより熱いぞ。 ま、人の好みの温度というものがあるから、ここは感でいく方がよいのかなー。
でも、この数字を見ているうちに気が付きました。
500W基準のものを600Wで加熱するときは、1分につき10秒減らせば計算的に合いそうです。
つまり、3分30秒なのだから、1分につき10秒+10秒+10秒、そして半分の5秒。 合計35秒。
3分30秒=210秒から35秒を引けば、175秒=2分55秒。 計算合いますね~。
余計暑くなりそうな計算でしたが、明日からレンチンも怖くない?