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2018年2月26日 (月)

マンデル風呂へ集合?

 最近お風呂掃除しても、なんとなく小さなゴミがちらほらと。 これは風呂釜の中が汚れているのかいなと、さっそく洗浄剤を買ってきました。

 ジャバジャバ?っと湯船に入れて、ポチっと沸かすボタンをば・・・。 結構泡立って循環し始めます。
 
 ・・・泡の動きが面白く、じっくり観察していたら(ヒマ人?)、フラクタル図形が頭に浮かびました。
 
 フラクタルとは数学者マンデルブロが提唱した、自己相似性を幾何学的に表現しようとする概念です。 

 数式により描かれ、その部分を拡大していっても拡大していっても、全体と相似している図形がフラクタル図形です。
 
 
 まずは、再帰曲線で有名なドラゴン曲線。 再帰的に関数を呼び出し(自己まで呼び出してしまう)ていく図形。 まだ若かりし頃に、興味を持った図形でもあります。
 
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 形が何となくドラゴンに似ているので、この名前が付きました。
 
 次に雪の結晶を思わせるコッホ島(コッホ曲線)。 これも代表的なフラクタル図形です。
 
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 そして、美しいマンデルブロ集合。 複素平面上の像となります。 どんなに拡大を続けていっても無限に続く世界。

 色覚的に彩られた図形は、難しいことは抜きにして、ただただ楽しむことのできる図形です。
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 気になるところを拡大してみます。 下の図形となりました↓
 
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 さらに拡大。 場所によって様々な図形が現れますので、気に入ったところを探し出すのもこの図形の面白さです。 

 上の図の拡大図形です↓
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 他の場所も、いくつか探検してみましょう。
 
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 まさに、幾何学とコンピューターが創りあげたアートです。
 
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 とまあ、お風呂掃除からつい世界を広げてしまいました。
 
 マンデル風呂へ集合の巻、でございました。

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2018年2月24日 (土)

ヘルメット・ブルース Ⅴ   - はたらく くる~ま~♪ -

 この現場も、もうすぐ完了。 最終工程のコンクリート打ちです。

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 山の中の高所にある現場を包む空気も、いつしか氷のような冷たさも消え、春の香りに満たされるようになりました。

 さて、コンクリートといえば、ミキサー車。 おー、このフォルム、いーねー。
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 男の子なら誰しも?子供のころ憧れた、働く車。 特にマッドマックスの世界観を彷彿とさせるミキサー車は、大人になってもハートを(ちょびっと)キュンとさせてくれるなあ。
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 ぐるぐる回転するドラムの動きがまたイイ・・・。
 
 しばし眺めていましたが、やはり中を覗きたくなりました。
 
 『オッチャン! ちょっとドラムん中、見せてもらってもいいけ?』 『あ? おう』
 
 生コン屋さんのオッチャン、顔も声も怖いぞ。 でも、にやにやして見せてくれました。 工事現場は粗野だけど、気のいい人も多いのです。
 
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 まあ、あんまりよくは見えませんでしたが、ドラム内部の円周に沿って螺旋状にフレーム(板状の出っぱり)が配置された内部の様子です。
 
 構造的には知っていたのですが、実物を見るのは初めてじゃ!
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 ドラム回転の操作レバー。
 
 『おぅ、いじりたーい。 ぐるぐるしてみたーい!』 こっそり手が出そうなのを、ぐっと堪えてました。
 
 ドラムの回転方向によって、中のコンクリートを攪拌したり排出したりできるんですね。

 ちょっと豆知識。  螺旋・・・いわゆるヘリコイドです。
 
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 玉をぶら下げた紐を、ぐるぐる回転させてみます【①】。 それを上昇させながら行うと、玉の軌跡は螺旋状になります【②】。
 
 この【②】の条件で作成された螺旋を面として物体を載せた場合、時計回りだとその物体は底に落ちて溜まったままです。
 
 しかし、反時計回りにすると、物体は螺旋に沿って持ち上げられ上昇していく事となります。
 
 これがミキサー車の構造なんですね。(アルキメデスのポンプの原理)
 
 ちなみに、このヘリコイド曲線を真横から見ると【③】、サインカーブとなっています。
 
 技術は数学や、物理学等と切り離せないものですな。
 
 すごいね、はたらく くる~ま~♪
 
 しかしその後が大変でした。 ラフタークレーンでコンクリートを施工場所近くまで運搬しますが、そのあとは手作業。
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 コンクリート、重いぞ重いぞ。
 
 比重は、水を1とすると、コンクリートは約2.4。
 
 つまりバケツ1杯に水を汲んだ時の重さの、2.4倍重いのです。
 
 楽あれば苦ありですな・・・。

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2018年2月17日 (土)

ヘルメット・ブルース Ⅳ

 ちょっと頼まれて手伝い始めただけなのに、いつの間にかすっかり召集メンバーになってしまいました・・・。 

 それは、土木建設会社の作業員のバイト(*^-^)
 
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 おかげで休みの日が少なくなってしまったのがネックかなあ。 やはり土日はきっかり休みたいものです。

 今までに体力勝負のハードな仕事内容もありましたが、何かと目新しいことを学べたのも確かです。 

 土建屋に必要な事は、なんでもできること・・・。 それにつきますな。

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 現場は一つひとつ違うので、どのような手順で作業していくのか、どんな道具、機材がいるのか、どんな材料がいるのか、そしてトラブルにはどう対処していくのか。 
 
 工事を引き受けた以上、やっぱりできません!は、ナシですからね。
 
 ロープの結び方、道具の使い方などの基本的なことから、材料の知識、トラックやダンプカーの運転、そして重機等の操作・・・、その他わんさかと身につけることがあります。
 
 私の本来の仕事は、まったくこの世界とは無縁ですので、最初は何もわからず戸惑うばかり。 
 
 まず、言葉がわからない・・・。 端太角(バタカク)だの桟木(サンギ)だの取ってくれって言われても、どれがそーなの? でした。

 でも、今ではいっぱしの土木作業員となってます。

 この世界に、バイトとはいえ踏み込んだからにはと、いくつか資格も取りました。
 
 建設用小型車両系(3t未満)・・・ バックホー(ユンボ)、ブルドーザーなどの建設用
                       機械の運転及び操作
 高所作業車(10m未満)   ・・・ バケットのついた車で、高い所へ上れます。
 伐木(70cm未満)       ・・・ チェーンソーでの樹木伐採など
 刈払機取扱作業者      ・・・ 草刈り機の操作
                     
                    など。 資格なので公での作業が可能となります。
 
 これから取ろうと思っているのは、移動式クレーン(ユニックなど)と玉掛けかな?
 
 移動式クレーン、玉掛けは、使用頻度が高い分、持っておきたい資格です。 クレーンの誘導はできますが、操作自体は資格が必要ですからね。
 
 玉掛けとは、クレーンのフックに掛けるため、材料をワイヤーなどで的確に縛り、吊るす技術の事です。 重心を見極め、かつ安全に運搬するための知識かな。
 
 私の性格上、やりだしたことには深く入り込んでしまうんだなー。
 
 
 現場はかなりの騒音もあるので、手で合図することも多いです。 クレーン誘導などで、壁の向こうなどへ誘導するときは神経を使います。
 
 オペレーターには、クレーンで吊り下ろす、または吊り上げる場所が見えません。 それを的確に指示するには、しっかりと合図することが必須なんですね。

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 男ばかりの職場なんで、少し(だいぶ?)ガサツな作業現場だけど、オッチャン達に紛れ何とかこなしています。
 
 こうして稼いだバイト代は、すべて自分のお小遣い。 家の財布は大御神(オオミカミ)が握っているので、私の活動費はこのバイト代だけです。
 
 パチンコや競馬などのギャンブルは一切しない代わりに、自分の趣味系につぎ込んでしまうかなあ・・・。  次はバイト代を貯めて、天体望遠鏡を買うのだ。
 
 欲しいものを我慢するのではなく、予算内で買えるものなら買っちゃって、それを長く大切に使っていく。 それがある程度楽しめて、かつ潤いのある生活じゃないかな~と思っています。 

 ま、それには働いて予算を作ることが先決ですけどね。

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 今回の作業で壁一面のモルタル塗りを手伝って、もうボロボロです・・・。 長靴も破れてしまい、買い替えないとなあ。 こんなものにも結構お金がかかるよ。

 稼ぐということは、やはり簡単ではないですね。
 

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2018年2月14日 (水)

星空讃歌  -ULTRA SOUL-

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 今日は、ほんわか暖かい日となり助かりました。 とはいっても日中でも6°くらいだったのですが、連日のめちゃ寒に比べたらかなりの暖かさに感じてしまうので不思議。
 
 夜になるとやはり寒いけど、星空がキレイでついカメラを持ち出してしまいます。 オリオン座がキラキラ煌めくのを見ると、さすが冬を代表する星座だなあと思います。

 オリオン座には、かの有名なウ〇トラマンの故郷があります。 そう、M78星雲。
 
 でも、M78星雲からやってきたって、ずいぶんアバウトではないでしょか?
  
 『君、住所はどこですか?』 『日本です』 よりも、桁違いに曖昧な表現だよね。
 
 ちなみに、実際のM78星雲までの距離は約1,600光年。 ウル〇ラマンの世界では、300万光年の設定。

 いずれにせよ、そんな気の遠くなるような所から地球を救いに来てくれるなんて、ノーベル平和賞ものの偉い人達なんですね、ウルト〇マン一家は・・・。
 
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 オリオン座の三ツ星・・・ベルトの少し上あたりかな。 かなり見難いけれど、M78が確認できます。 散光星雲なんだけど、どちらかというとちょっと地味な天体です。
 
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 上記写真のの拡大図です。 いつもながら、ショボイ写真ですなぁ。 やはり天体望遠鏡が欲しい・・・。 カメラを取り付けることができるやつ。

 夢とロマンに満ちた宇宙なのだけど、時代とともに、M78=ウ〇トラマンと結びつける人も少なくなり、ただの目立たない星雲となっていくのでしょうな。
 
 捧げましょう、ULTRA SOUL!
 

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2018年2月13日 (火)

星空讃歌  -メシエ天体-

 よく、M〇〇星雲とかM○○星団とかと、Mのついた言葉を耳にします。

 このMは、フランスの天文学者『シャルル・メシエ』のメシエからきています。 星々を観測して『メシエ天体カタログ』を著し、このカタログに載っている天体にMが付いているわけです。
 
 メシエは彗星観測に熱意を注いでいました。
 
 『ぼく、彗星を見つけて有名になるんだよ~ん』(プライバシー保護のため、音声は変えてあります)
 ・・・と言ったかどうか。

 とにかく彗星観測の折に、彗星と紛らわしい天体を整理していったのですね。
 
 有名な『アンドロメダ大銀河』 これもメシエ天体であり、M31と冠されています。 
 
 でも、アンドロメダってどこにあるの? って方が多いようですね。 天体写真によくあるような楕円形の銀河のイメージを持っていますが、実際には点にしか見えない小さなものです。
 
 私はカシオペア座を辿って見つけ出しています。
 
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 カシオペア座のW(M?)の尖った並びを3倍強伸ばして、少しずらしたところ。 肉眼では区別がつきませんが(私には)、写真に撮るとぼやっとした部分が認められます。
 
 望遠レンズを使うと、なんとなく写ります。 私の持っているキットレンズの望遠ズームではまったく物足りないですが、それでも銀河の様子が撮れているのをみると、ちとうれし・・・。

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 同じ視界の中に、3つのメシエ天体が確認できます。 アンドロメダはとても渦を巻いているようには撮れません。
 
 でも、家の庭でここまで撮れますので、田舎はやはり魅力あるなー。  しかしこの時期、天体観測は、冷え切ってしまって体に悪いぞ・・・。
 
 凍るような寒さが うらメシエ~。
 

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2018年2月12日 (月)

春風亭 蕗の薹

 ドドン ガ ドン・・・ チャ チャ ・・・ ドドン ガ ドン ペンペン・・・  ♪ ♫

 えー、やはり春というものはいいもんですな。 今日なんか日差しがあたたか~くあたりを包んで、過ごしやすかった次第で・・・。
 
 うちのやつが、 『もう、ふきのとうが出とるで~』 なんて言うもんだから、あっしも畑にいってみましたわけです。
 
 すると、あちらこちらにぽつんぽつんと緑の頭が。 『ほうじゃのー、出とるの』
 
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 さっそくザルを持って、採りにいったで。 いつまでも寒い日が続くけんど、地面の中じゃ、早くあったかくなるの待っとったんだの。 

 ふきのとうの天ぷらがええの。 あの、ほろ苦~い味が、うちの畑の春一番の味覚だのー。
 
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 ということで、今夜はふきのとうの天ぷらじゃ。 あ~ん、むぐむぐ。 ふむ、美味い! ちょっぴり苦い春の香りじゃわい。

 わんちゃんも一つ食べてみるかい? 

 くんくん・・・、ぷい。 『 こんなん、食えなーい。 こんなもん食べる動物いるの?』
 
 『人間が一番悪食なんじゃな・・・』
 
 おあとがよろしいようで・・・。


 本来、苦いという味覚は、毒を察知する防衛能力だそうです。 生体に害ある物質を、苦みという感覚で、口に入れないようになっているそうです。
 
 植物たちは毒という苦い物質を作り出し、動物や害虫の捕食を逃れてきたのですね。
 
 それでも人間は長い営みの中で、毒を制し、食用にも薬用にも、また嗜好品にも変化させてきたのです。
 
 ふきのとうだって、本来毒性があるので、あく抜きなど処理しているわけです。といっても、大量に摂取しなければ問題ないようですが・・・。
 
 大量というのは、軽トラック数台分くらいじゃないでしょか? 想像ですが、そんなん食えって言っても食べられるもんじゃないですね。
 
 程よい苦みは、美味しささえ感じられます。 ビールしかりコーヒーしかり・・・。 何でも食べてしまう人間は、やはり自然の驚異なんでしょう。
 

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2018年2月10日 (土)

祇園精舎の鐘の声~♪ 

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 琵琶なのである・・・。 そう、びょよよ~んと不思議な音を奏でる楽器。
 
 床の間に飾ってあり、ほぼインテリアと化してました。 この度、以前買っておいた弦が見つかったので、弦を張って音を出してみることにしました。
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 弦は京都のお店から取り寄せました。 絹糸でできてますが とても絹とは思えないしなりと強さです。
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 でも、どうやって弦を張るの~? ネットで探したけれど、なかなか見つかりません。 いろんな画像を参考にして、適当に張るしかないようです。
 
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 こんな感じで良さそうです。
 
 私が琵琶に惹かれたのは、その独特の音色と、半月(はんげつ)と呼ばれる情けない目のような穴。

 古き日本、妖怪がまだまだ元気だったころの雰囲気を醸し出す、怪談 『耳なし芳一』 に代表される怪しい楽器。 
 
 うーん、欲しいなぁ・・・。 と長年思っていましたが、なんとか手に入れることができました。 (特に私は骨董が趣味ではありません) 
 
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 この半月が、私の琴線に触れるのですよ。
 
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 チューニングメーターを使って音合わせ。
 
 琵琶の音階は、奏者によってまちまちで、自分の声のキーに合わせて調整するようです。 メロディを奏でるものではなく、あくまでも弾き語りの伴奏ということでしょう。
 
 私はとりあえず 低音側から A E A E (ラ ミ ラ ミ)にセット。 しかしエレキギターと違って、音程を合わせるのが難しい。 
 
 転手(てんじゅ)という、木製の取っ手みたいなのを回すのですが、微妙な位置で留められません。
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 なんとか音程を合わせて弾いてみました。 びょ~ん、ぐにゃ~ん♪   

 ???
 
 ・・・なんか違うぞ。 あの、妖しくもの悲しい音色とは程遠い。 ま、しばらく弾いてみるかな。
 
 『祇園精舎の鐘の声~』 びゃん、びよよ、じゅか・・・、   『諸行無常の響きあり~』 びょん、びゃん、ぐちゃん・・・。
 
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 うーむ、音はめちゃめちゃだけど、これぞ幽玄。 これぞ宇宙だー。 いつしか過去の世界にタイムスリップ。
 

 『冬なのに幽霊が出そうな音はやめて~!』 『へいへい』
 
 ヒンシュクを買った琵琶法師は、すごすご引き上げました。

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2018年2月 9日 (金)

それでも地球はぶんぶん回る・・・

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 星の写真を撮る時に、ポイントとなることは星は動いているということです。 実際には、地球が自転しているため相対的に動いているように見えてます。

 淡い光を捉えるためには、シャッタースピードを遅くして、より多くの光を写しこむことが一般的なテクニックでしょう。

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 しかしながらシャッター速度を遅くしていくと、星は動くため軌跡となり、流れて写ってしまいます。 広角レンズならあまり目立たないかもしれませんが、望遠側になればなるほと顕著になります。

下記写真は失敗例。

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 そうした日周運動を利用して、星の軌跡を円のように写した作品もありますが、長時間の撮影になるのでそれなりの努力も必要ですね(今の時期だと寒さとか・・・)。
 
 いずれにせよ、カメラを固定しての撮影では、シャッタースピードと感度(ISO)との組み合わせを上手に考えていかないと、失敗写真の連続となります。

 カメラの性能の限界という要因もありますので、高感度に強い機種は、やはり有利だと思います。

 意図せず星が流れてしまった自分の写真を見ると、地球は結構速く自転してるんだなーと、改めて思いますね。 
 
 
 それでは、地球はどのくらいのスピードで自転しているのでしょうか? 
 
 地球の円周は約40,000km。 それを24(時間)で割れば時速が計算できます。
       
       40,000(km)÷24(時)≒1,670    時速 1,670km。
 
 秒速では、
 
       40,000(km)÷24(時)÷60(分)÷60(秒)≒0.463   
 
                                  秒速   463m。
 
 ただし、これは赤道上での計算です。 日本ではもっと遅くなるはずですね。 日本の緯度での円周は、赤道上より小さいからです。
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 ついでに計算してみましょう。
 
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 図のは地球の半径です。 角θは緯度、地点は東京とすると緯度は約35度です。
 
 b  が東京の緯度での半径となります。 与えられている数値は 地球半径(斜辺)の =6,380kmと、角度 θ=35° これらから を求めてみます。
 
 三角関数を使って、  cos 35°≒ 5,226(km) これで半径が求められました。 円周は 2π なので

     2×3.14×5,226≒32,800   東京地点の緯度の円周 32,800km
 
 さらに時速と秒速を計算すると、
 
     32,800 ÷ 24 ≒ 1,370             時速 1,370km
     
     32,800 ÷ 24 ÷ 60 ÷ 60 ≒ 0.380  秒速   380m
 
 とまあ、ちょっとした頭の体操でしたが、とにかく私の足元は秒速380mでぶん回っているのです。
 
 それでもそれを我々が実感することはないので、地動説を唱えた学者たちがなかなか信じてもらえなかったのも、やむを得ないですね。

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2018年2月 7日 (水)

寒波の中でも・・・

 とにかく異常に寒い日が続きます。 日中は日差しがあるので助かりますが、朝晩は底冷えする寒さです。

 ふと庭に目をやると、黄色い小さな点がぽつぽつ・・・。
 
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 まだ雪の残る中、フクジュソウがいつの間にか花開いていました。 寒さの中でも、春の気配を敏感に感じとっているんですね。
 
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 パラボラアンテナのように開き、お日様の光を集めて花の中の温度を上げます。 蜜はないので、暖かさで虫たちを誘っています。
 
 この鮮やかなイエローの花のように、早く暖かくなって欲しいものです。   

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2018年2月 5日 (月)

ホワイトモンスター

 また寒さが戻ってきました。 まだ2月だから仕方ありませんが、ここ2、3日はほっこり暖かかったので、この寒さは余計体にこたえます。

 下界は既に雪の痕跡はないのに、ここらでは先日降った雪がたっぷり残っています。 うーん、さすが山沿いです。

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 ワンちゃん用のカマクラは、まだ無事でした。 ワンちゃんを模して作りましたが、どちらかというと 『ト〇ロ』 の出来損ないのようになってしまいました。

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 ワンちゃん、意外とお気に入り・・・。 というか、雪をガリガリ食べてます。 冷たくて美味しいのでしょうか? 

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 おいおい、そんなにガリガリすると崩れちゃうよ・・・。 まったく、ガリガリ君だー。

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 雪の時期だけのメモリー。 寒いけれど、元気に遊ぼうな!

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2018年2月 2日 (金)

ホワイト&ブラック

 いやあ、やっぱり積もりました。

 昨日のお昼頃からチラチラと舞いはじめ、今朝がたまで降り続いた雪。 それでもいつぞやのように歩けないほどの積雪量にはならなかったので、まだよかったかな?
 
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 早起きして、まずは庭の雪かき。 早朝から汗をかいてしまいました。
 
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 わんちゃんの朝の散歩をさせながら、白い世界をゆっくりと眺めます。 まだ、だれも通っていない新雪に足跡をつけていくのは、いくつになっても気持ちいいもんですな。
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 白い花を咲かせている木々たちも、目を楽しませてくれます。

 わんちゃんも走り回って嬉しそう。 黒柴なんで、雪の中でよく目立ちます。 ホワイト&ブラックの対比は、うちの犬ながら絵になるな~なんて(*^-^)
 
 しかし、前回の雪がまだ残り、凍ってつるつるになっているところも。 それが今日の雪で隠されてしまっています。
 
 そして悲劇が・・・。
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 相変わらず稚拙な絵ではありますが、4コマ漫画に・・・。 雪道には気をつけましょう!
 
 あてててて・・・。

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