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2018年1月31日 (水)

フルーティ・ムーン

 今夜は皆既月食だ~。 

 ということで急いで帰宅し、することをさっさとして、その後ゆっくりと観察しようと思いました。

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 ところが・・・ん? 雲の向こうで、お月様が滲んでおる。 いかんなー。
 
 それでも月食の時間になると、なんとなく雲が切れてきました。
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 明るい部分がちょいと滲んで、ダイヤモンドリングとまではいかなくても、ちょっとした指輪のようです。
 
 しかし、美味しそうな色。 とってもフルーティ。

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 オリオン座と一緒に・・・。 真ん中は天の川のようですが、雲の筋です。 曇ったりはっきりしたりとコンディションは今一つだけど、とにかく見ることができてうれしいな。
 
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 そして、今回の皆既月食の見どころの一つ。 かに座のプレセペ星団(M44)と近接します。

 普段なら、月と星とを同時に写すのは難しいことですが、今日だけは特別な夜。
 
 次第に雲が厚くなってしまったけれど、つかの間の天体ショーは、仕事に疲れた体をほぐしてくれました。

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2018年1月27日 (土)

わんわんバースデー!

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 またまた登場なのだ、わん!

 今日は何の日? 気になる日~♪ そう、ぼくの誕生日なのでした。

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 たろ家に来てから、2度目の誕生日。 思えば、よくこんな寒い時期に生まれたもんです。

 寒さには強いとは思うんだけど、やはりここの寒さは一味違うぜ。 毛皮のコートが欲しい~って、もう着てるか。

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 なんか、たろさんが不思議なキャンドルを灯してくれました。 炎の揺らめきとともに、本体が七色に変化するキャンドルなり・・・。 ま、それよりぼくは食べるものがいいや。

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 今夜は、マグロの入った特製シチューがでてきた。 ふむ、こりゃうまい! 毎日こんなご馳走だといいのにな・・・。

 ま、普段のたろ家の食事は意外と質素だから、贅沢はいかんですね。

 たろ家がぼくを飼い始めたのは、子供さんが巣立ったからだね。 あまり会話のなくなった家が再び賑やかになったのは、ぼくのおかげなりです。

 だから、もっとご馳走の日を増やしてくだされ・・・わん!  

 
 自分でもこの2年でずいぶん成長したと思うな。 来た頃はこんなんだったよ。

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 わお、ちっちゃいな~。

 ま、これからもよろしく頼むわん!

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2018年1月24日 (水)

冬限定ジュエリーショップ

 今日はようやく元気なお日様が、顔を覗かせました。 それまでの寒いこと・・・。

 明け方には、氷点下10℃は超えたようです。 ワンちゃんのリードが雪遊びで濡れていたのでしょう。 それが凍りついて棒のように固まり、ワンちゃんが動きにくくて困ってました。
 
 早朝の散歩。 雪がキラキラと輝き、宝石の粒をばらまいたようです。
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 下界と違ってまだまだ雪が残り、長靴でないと歩けない道も・・・。
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 冬が作り上げる景色は、凛とした美しさがあります。
 
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 気温が上がれば消えてしまう、宝石の数々。 儚いけれど、それまでは少しリッチな気分にさせてくれます。

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2018年1月22日 (月)

ワンちゃん喜び、庭かけ回る♪

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 天気予報通りお昼から雪が降り始め、みるみる真っ白に・・・。 ここらは標高が高い分、雪の量が必然と多くなります。 今日は家にいたのでよかったなー。
 
 まだやんではいませんでしたが、あまり積もると雪かきが大変になるので、除雪することにしました。 久々除雪車の出動です。 
 
 しかし、ワンちゃんがそわそわ。 雪を見てちょっぴり興奮しているようです。
 
 散歩の時間には早いけど、先に連れて行くか・・・。
 
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 棚田も、白い階段状となっています。

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 ワンちゃん大はしゃぎ。 冷たくないんだろうかね?

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 雪の下から、落ちていた白菜の葉っぱを探し出してバクバク。 困るんだよなー、こういうのが好きで。
 
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 夜になり、霰となりました。 どうやら今回の雪はこれで終わりのようです。
 
 雪は好きなんだけど、あとがイヤですね。 しばらくの間は、溶けて凍っての繰り返し・・・。
 
 除雪車と、手作業での雪かきに、ちとくたびれてきたかな。
 
 ワンちゃんが庭ではしゃぐ姿を見ながら、ふうっと白い息を吐き出しました。

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2018年1月19日 (金)

金田一 たろ助 事件簿    - 半日村迷宮案内 -

 これは、とある平和な村に起こった、謎に包まれた事件のお話です・・・。

 この村は冬になると近くの山の陰になり、午後2時台には日没となってしまうので、『半日村』 とも呼ばれています。
 
 日常は閑散としていて、通リ過ぎる車もごくわずか。 そんな長閑な村で、私こと 『金田一 たろ助』 は、縁側でのんびりコーヒーなぞたしなんでおりました。
 
 それが、村始まって以来の事件に出くわすとは。  ドンドンドンドン・・・(BGMです)
 
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 被害者は、『ウエルカム犬井』氏。 この村のお留守番協会の会長でした。
 
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 右後ろ脚と右耳が、無残にももげていました。 ウエルカム犬井氏は、きっと犯人を見たのでしょう、うらめしそうに空を見上げていました。
 
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 手掛かりになるものは、倒れた木製の台とロープ。 うーむ、あまりにも少なすぎる。
 
 それでもこんな小さな村の事、容疑者はすぐに絞られました。

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  ①家政婦は見た! の大好きな 猿渡さん
  ②かけっこ村一番、すばしこい 狐塚さん
  ③おっとりしていて、食べるのが大好きな 穴山さん
  ④寡黙で力持ちだけど、家事の好きな 巣鴨さん
  ⑤何食わぬ顔の ハウル氏
  ⑥郷土料理が得意の 初鹿さん
 
 以上の6人(匹?)です。
 
 まずは犯行時刻に何をしていたのか、聞きこまなくてはなりません。
 
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 『猿渡さん。 あなたは何をしていましたか?』
 『ウッキー キャキャッ キョワー!』
 『なるほど、コタツで録画しておいたドラマのBD(ブルーレイディスク)を見ていたと?』

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 『狐塚さんは、その時間はどこにいましたか?』
 『ケン ケン クワーン!』
 『そうですか、雪山でジョギング中でしたか』
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 『穴山さんは?』
 『ぶも ぶも ぶも~!』
 『ふーむ、家でお正月についたお餅を解凍して、焼いて食べていたんですね』
 
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 『巣鴨さんは?』
 『んもー うも ふんぎー!』
 『うむ、洗濯物にアイロンをかけていましたか』
 
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 『ハウルさんは?』
 『わん わん わひーん!』
 『暖かい日差しのもと、お昼寝をしていたんですね』
 
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 『初鹿さんは?』
 『キューン キューン カッカ!』
 『手作りキノコケーキを作っていたんですか・・・。 ほう、うまそうですな』

 みな、怪しいところはない。 だが、この中に犯人がいるはずなのだ。

 かならず解決しなくてはならない。 『オッチャンの名にかけて!』
 
 しかし一向に解決の糸口さえ見つからない。私は頭をかきむしった。
 時間は刻一刻と空しく過ぎていく。 焦りを覚えた私は、ふと思い立った。
 
 そうだ、ワトソン君を呼ぼう。 


 状況を説明したら・・・。 
 
 『あんたが、あんなところに置いておくから、ワンちゃんのロープが引っかかって倒れたんでしょ! 
 まったくもー。 あんたが悪い!』

 事件は無事解決いたしました・・・。  ドンドンドンドン・・・。

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2018年1月17日 (水)

七つ星キラリ・・・☆

 凍るような空に散りばめられた星々がきらめいているのを見ると、やはりその下に出たくなります。 月が上っていないのも、星空を観察するにはよい機会ですし。

 まあ、月はなくても街の明かりで、東の方向は一晩中白々とはしていますが・・・。 それでも無数の星が見えるのは、ちょっと楽しみです。
 
 誰でも知っているであろう北斗七星は、この時期はその灯のため見えにくくはなっていますが、それでも夜空を飾る姿は美しいものです。
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 今夜もちょびっと星空撮影。 何回撮っても満足の一枚は得られませんが、そのうち撮れることと信じています。
 
 知名度のある北斗七星も、いろいろ面白いことがあります。 柄杓の柄の方から二番目の星には、ちょこっと小さな星がくっついています。 ミザールとアルコルです。
 
 昔はその小さな星が見えるかどうか、いわゆる視力検査に使われました。 ただし、ミザールとアルコルは、見かけの二重星で、物理的な関係(お互いの重力などの影響)はないようです。
 
 その代わりミザールが連星であり、ミザールAとミザールBが、お互いに公転しています。 

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 さらにミザールAもミザールBも、それぞれが分光連星であることがわかっています。

 分光連星とは、望遠鏡では見ることができませんが、スペクトル解析などによって確認できるという連星です。
 
 そうなると、ミザールは4重連星ということになりますので、規模の大きい話です。
 
 やはり宇宙はでっかいですなー。

    ※注 上記の星名、拡大図の写真は、『さらに拡大』 内は合成です。 残念ながら
         私のカメラでは、ミザールA、B二つの星の重なりを撮ることはできませんでした。


 
 撮った写真を何点か・・・。 できるだけ部屋を暗くして見てくださいね。
 
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 オリオン大星雲。

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 プレアデス星団(すばる)と、ヒアデス星団。 星が固まっていろところです。
 
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 プレアデス星団のアップ。

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 カシオペアなんですが、星に埋もれています。

 眺めているだけで、時間がどんどん過ぎていってしまいます。 うーん、寝不足・・・。
 

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2018年1月15日 (月)

ハラジュクへGO!

 本日、東京千代田区にあるイイノホールに出かけてきました。 『民間きずな国民会議』 という、ちと物々しい&マイナーなタイトルではあります。

 ま、内容は地域活動を活発に行っている、全国各地での取組の発表会です。 この度、私の地域で行っている活動が選考の対象になりました。
 
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 ここの地域プロジェクトは、住民主体で地元をよりよくしていこうというもの。 手始めに、休耕田を整備して花畑化。 加えて景観維持を行うこと等で、自らが誇れる地域づくりをテーマとしています。
 
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 私も、そのプロジェクトメンバーの一員(もろ下っ端です(^-^;)なので、休耕田の耕耘、草刈り、花の種蒔き、結実後の種取りなど、いろいろ協力はしてきました。
 
 正直なところ大変ではありますが、少子高齢化はますます進むとともに、耕作放棄地の増加も現実的な問題です。
 
 次に引き継ぐ世代のためにも(まだ引き継ぐ年ではありませんが)、住んでいてよかったと思ってもらえる地域になることを願っています。
 
 ・・・ということで、地元でバスをチャーターして、プロジェクトメンバー、メンバー以外を問わず応援に行くことになった次第です。
 
 うーん、やはり平日(しかも月曜日)だけあって、参加者はおじいさま、おばあさまが90%。 
 いかんぞ、つられて老けてはいかん。 そう言い聞かせつつ、バスに乗り込んだのでありました。
 
 無事発表も終わり、お昼を済ませて向かったのは、『おばあちゃんの原宿』 と呼ばれる巣鴨、とげぬき地蔵様でありました(・_・;)
 
 商店街に並ぶ、赤パンツの目に染みる事・・・。 (巣鴨の赤パンツについてはお調べください)
 
 ふう、いかんぞいかんぞ。

 1時間も自由時間があるので、とりあえずぶらぶらしていたら、目についたものがありました。
 うん、ワンちゃんへのお土産にしようと、つい購入してしまいました。 人間へのお土産は忘れたので、ちと顰蹙を買いましたが・・・。
 
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 黒柴のぬいぐるみ?
  
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 少し興味を示したワンちゃん。
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 分解するのも時間の問題のようです。
 
 でも、ワンちゃんが遊ぶ様子を見て、お街での疲れがすーっととれた気がします。

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2018年1月14日 (日)

村の小さな神さま

 小正月の行事、 『どんど焼き』 が行われました。 ここでは本日、1月14日の夕方から各家から集めた藁束やお正月飾りなどを燃し、その火で炙ったお団子を食べて無病息災を祈ります。

 どんど焼きの数日前には、道祖神の飾りつけもありました。 道祖神信仰というものが、どの時代に形成されたかということはよくわかりませんが、この地域には各所に道祖神が祭られています。
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 その道祖神の飾りを、どんど焼き終了後に各家に配ります。 去年の飾りは、どんど焼きで燃してしまうので、毎年新しい飾りが手元に残ることになります。
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 暗くなって、いよいよどんど焼きスタートです。 太鼓の音が鳴り響きます。
 
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 赤々と燃えるお焚火に、カシの木の枝に刺したお団子を炙ります。 うちのお団子は白一色でしたが、家によってはプラス赤、緑などのカラフルなものも。
 
 ちょっとつまみ食い・・・。 う、焼きすぎだー、焦げ臭いぞ。
 
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 住人も少ないこの村ではあまり大規模なものではありませんが、それでもこの風習はちょっぴりノスタルジーな気分にさせてくれます。
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 いつまでも残って欲しい風景のひとつです。

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2018年1月13日 (土)

時には星の下で凍える・・・

 星々の煌めく夜空のもとにいたら、昔読んだ小説を思い出しました。 片岡義男さんの 『時には星の下で眠る』 オートバイの好きな人は、耳にしたことがあるかも?

 私も若いころカワサキのバイクに乗っていて、よく遠乗りにいってました。 そんな経緯から、この小説を目にした次第です。
 どちらかというと淡々としたストーリーですが、オートバイに対する愛情が込められた作品です。

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 それが今は、星の下で凍えている とは・・・。 

 まあ夜は星空くらいしかないこんな田舎では、被写体対象が星空に向けられるのは自然なことと思います。
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 でも、さすがにこんなに寒いと、星の下で眠ってなんかいられないですね。 こっちが星になってしまう。
 
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 星空撮影は思ったより難しく、気に入った写真はまだ一枚も撮れていません。 本格的に撮るなら望遠鏡やら赤道義やらの機材が欲しいところでしょうが、そんなにお金をかけたくないので、今あるもので相応にやってます。

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 ・・・冬の星座のひとつに、『ふたご座』 もあります。
  
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 上記写真のの中ですけど、わかりますでしょうか? 拡大、および星座線を入れてみましょう。 カストル、ポルックスは星の名前で、兄弟星。
 
 兄がカストル、弟がポルックスで、非常に仲の良い兄弟でした。
 
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 このように、横倒しの感じになります。 さらに星座絵を重ねてみます。 またまたテキトーなイラストですが・・・。
 
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 だいたいこんなイメージでしょうか・・・。 でも、星座線を見て私にはどうしてもオバQにしか見えません。
 
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 ま、それだとロマンが薄れますな。

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2018年1月11日 (木)

天翔犬閃(あまかけるいぬのひらめき)

 冬の代表的な星座、『オリオン座』 ふと夜空を見上げると、一番目につく星座でしょう。 そして、それを追いかけるように姿を現す『おおいぬ座』

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 オリオンの三つ星を左下に延長したところに輝くのが、全天で一番明るい恒星(太陽を除く)、シリウスです。

 この星が、空のワンちゃんの鼻先にあたります。 

 シリウスは 『焼き焦がすもの』 という意味だとは知られています。 その白く輝く星の表面温度は、約10,000℃だそう。  焦げるどころか、一瞬で蒸発してしまいそうです。

 夜空に輝く姿は、まさに 『天翔犬閃』 ・・・るろうに犬心の奥義?

               
 マウスを乗せると星座絵が現れます。 写真上部にオリオンの三つ星が見えます。

 
 ちと簡素なイラストではありますが、私の画力ではここまで・・・。

 しかし、この星の並びから犬を想像するなんて、昔の人々はほんと発想が豊かです。 数々の神話を産んだ、星座の数々。
 
 そしてそれら星座をまとめ、現在まで続く原型を作ったというプトレマイオス君、グッジョブです!
 
 冬は寒いけど、冬なりのよいところも。 空気が澄んで、星空を引き立ててくれます。 華やかなネオンもLEDもないこんな田舎では、星空が唯一のイルミネーションです。
 
              ☆         ☆         ☆ 
 
 宇宙は神秘やロマンで溢れています。 私が興味を持ったことを数点あげてみますと、
 
 【ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡】・・・ハッブル宇宙望遠鏡の後継機です。赤外線域での観測により、より新たな発見をしてくれるでしょう。 
 
 【カリクロー】・・・土星と天王星の間を軌道とする小惑星。 この小惑星にも土星のように輪(リング)があることが、確認されました。
 
 【ミマス】・・・土星の衛星。 巨大なクレーターがあり、映画スターウォーズに登場するデススターにそっくりです。

 【パン】・・・土星の衛星。 土星の輪の隙間(エンケの間隙)を公転していますが、その姿はまるで空飛ぶ円盤。 私にはオムレツに見えるかも?
 
 など、他にもいっぱいありますが、思い出していると体が冷え切ってしまう・・・。 凍るような星の輝きを後にして、家に飛び込みました。
 
 やはり星空が見えなくても、暖かい部屋の中がいいや。


             ※注 スマホでの閲覧で、『スマートフォン表示』では、星座のイラストが表示されない
                 ことがわかりました。 『PC表示』だと大丈夫のようです。 HTMLの記述の問題
                 かなと思われますが、イラストと同じく力不足ですいません。
 

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2018年1月 6日 (土)

犬も歩けば丸太に上る

 家族が衝動買いしたけれど、ほとんど飾っていなかったワンちゃんの置物。 年末の大掃除の時に発見。

 そのままお蔵入りは可哀想なので、玄関先に飾ろうと思っていましたが、しばらく手をつけていませんでした。

 飾りたい置物はこれ。

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 『おかげ犬』・・・。 

 ではなく、こちらのウエルカムドッグでした  ↓

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 ちょっと大きめなので、『おかげ犬』 と同じくテレビ台の上というわけにはいかないしな。

 それに、ちとお顔が怖いような気もするが・・・。 ま、番犬?にはちょうどよいかも。

 
 余談ですが 『おかげ犬』 とは、昔お伊勢参りをしたワンちゃんのことです。 

 江戸時代に伊勢神宮参りをするのが流行り、それを 『おかげまいり』 といったのですが、足腰に自信のない人などは、自分の代わりにワンちゃんにお伊勢参りをしてもらったということです。 

 現在と違って、交通手段は徒歩。 江戸からは歩いて片道15日間ほどかかったそうですので、行ける人も限られたのでしょう。 

 そして、おかげ犬をめぐる心温まる話も・・・。 いろいろ調べてみると面白い話がたくさん。

 
 話戻ってワンちゃんの散歩途中、知り合いのSさんの家の前を過ぎようとすると、刻んだ丸太が積んであるのに気が付きました。 『そだ、丸太で置き台をつくろう』 
 
 そこへタイミングよくSさんが現れたので、『Sさーん、この丸太1本もらっていいけ?』 『おー、いいぞ。 なんぼでももってけや。 どーせ燃しちもーだ』
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 有難くいただき、さっそく輪切りにし始めましたが、なんせ普通のノコギリしかない。 けっこう大変な作業です。 うーん、チェーンソーが欲しい~。
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 あら? 丸太の直径が小さく、ワンちゃんが足を踏み外してしまう・・・。 うーむ、どうしよ。
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 考えた末、輪切りを2枚合体させてみました。 ちょっとカッコ悪いけれど、まあ良しとしましょう。
 
 虫食い痕をパテで埋め、台座に支柱を立てて取り付け。

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 ホントは木目を生かしたかったけれど、ツギハギ&パテで斑になってしまったので塗装しました。
 
 これでようやく陽の目をみることになりました、ウエルカムワンちゃん。 玄関の見張りしっかり頼むね~。
 
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 戌年とはいえ、ワンちゃん関連の話題が多くなっていますな。

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2018年1月 5日 (金)

コンスタブルの美術館

 今日はどんより曇り空。 外の温度計は一ケタを超えることなく、肌を刺す寒い一日となりました。

 風はなかったものの、上空はかなり荒れていたのでしょう。 天空の画家が、巨大なキャンバスに思うがまま筆を走らせていたのであります。
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 おお、これは! 今までに見た記憶のない雲・・・。
  
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 ギンガムチェック柄のように、縦横に流れる雲の筋。 これは不思議なり。
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 気象的に考えれば、空気の層がそれぞれ90度の角度で吹いているのかなと想像できますが、どなんでしょ? おせーてー!
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 午後にはおどろおどろしいほどの姿。 ホラー映画に使われそうなシチュエーションですな。 BGMはシューベルトの『魔王』が似合いそう。
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 そして夕刻・・・。 ちょっぴり色彩が加わって、ようやく柔らかい雰囲気。 いやー、美術館を訪れたように、様々な素晴らしい作品を見せてくれました。
 
 
 コンスタブル(John Constable)は、19世紀イギリスを代表する風景画家です。 雲の描写がダイナミックかつ美しく、雲だけを描いた作品も多数あります。
 
 そんなことを思い浮かべながら、空を眺めていました。
 
 でも、首がめっちゃイテー! ロマンは体に悪いものです・・・。 

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2018年1月 4日 (木)

Stardust Oratorio

 朝4:30。 

 むむ、眠い・・・。 三が日たっぷり飲んだおかげで、早起きするのがとてつもなくツラいぞ。 しばらく布団でぬくぬくしていましたが、えいやっと気合をいれて起き上がりました。
 
 そう、『しぶんぎ座流星群』。 極大が朝5時頃というので、ちょびっと見てみようと思ったのでありました。
 
 毎年いくつかの流星群がニュースになるものの、私的には何ともショボイ感じの流星群。 まあ、今回もあまり期待していないけど、見逃した時ほど豪華なんでは?という心理ではあります。
 
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 眼下に夜景を見下ろす我が家の裏手。 歩いてちょっとのところです。
 
 しかしカメラのセッティングを、夕べのうちにしておけばよかったなあ・・・。 明るいところでは難なくできる操作も、手元が暗いと思ったようにできません。
 
 あれ? マニュアルにするボタンはどれだ~? なんてしているうちにどんどん時間が過ぎてしまいます。
 
 やはり 『備えあれば 熟れた梨』・・・ではなく、憂いなし ですな。
 
 ともあれ、流星らしきものはひとつも見えないぞ。 極大時のZHRは120とかいう情報だから、私の衰えた肉眼でも、2つくらいは見てみたいものです。
 
 ちなみにZHRとは、放射点が天頂にあると仮定した1時間当たりの流星数です。 かなり理想的な条件下ですので、実際には見える流星はずっと少なくなります。
 ZHR=Zenith Hourly Rate
 
 それにスーパームーンの2日後でもあり、背後には煌々とお月様が浮かんでいます。 星空観測には非常にキビシイところ。
 
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 地平線が白々としてきました。 うーん、まだ一つも確認できてない・・・、かなし。
 
 ちょー寒いし、手が凍えてうまく動かなくなるしで、根性なしの私は早々に引き上げることにしました。
 
 それにしても、今朝の条件の中でもこれだけの星々が輝いているなんて、宇宙は広大だなあ・・・。
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2018年1月 2日 (火)

Lively New Year

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 元旦は、ワンちゃんと一緒に初日の出。 雲一つない空でしたが、少しは雲があった方が絵になるとは思います。
 
 とはいっても晴れていることはよいことです。 お日様の有難さを全身で感じられますから・・・。
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 太陽が顔を出すと、一気にあたりが黄金色に染まります。 天体的にはいつもと変わらぬ夜明けではあるんだろうけど、元旦はやはりちょびっと特別なオーラを感じてしまうかな?
 
 
 これからお客さんがきます。 甥っ子が先日結婚式を挙げまして、奥さんを連れて挨拶にくるとのこと。
 
 よーし、それならお餅でもついてあげようかな。 ということで急きょ餅つき大会?とあいなりました。
 
 話広がって、餅つきとなったら、うちもうちも・・・で、結局親族15人の大所帯に。
 
 しかし餅つきといっても、我が家でつかなくなってはや15年。 田舎だけあって昔はよくついていましたが、その伝統はすっかり失われていました。
 
 物置をあさって、かつての餅つきアイテムを探し出しました。
 
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 本格的に、せいろでもち米を蒸かします。 年季の入っている道具だけど、まだまだ現役で使えました。
 
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 いよいよつく段階になって、トラブル発生。 杵の先っぽが虫に食われていてぼろぼろ。 あわてて隣の家に借りにいって事なきを得ました。
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 もう何だかぐちゃぐちゃ状態。 それにしても餅が多すぎない? 食べきれないよこりゃ。
 
 最中にもみんな飲み始め、結局暗くなるまで・・・。 ビール一箱、日本酒2升、ウイスキー瓶2本、焼酎1本、etc・・・。
 
 あんたら、飲みにきたんかーい! 我が家のアルコールストックを全て飲み干し、彼らは賑やかに帰りました。
 
 それにしても、甥っ子姪っ子たちの飲むこと。 わたしはもうふらふらなのに、まだ足りないなどとほざいてる。
 
 ・・・とまあ、騒がしい一日となりました。
 
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 夕刻のお月様が二重に見えるー。

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2018年1月 1日 (月)

戌年スタートだわん!

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 あけましておめでとうございます、わん。
 
 
 ぼくにとっては初めての戌年です。 も少しで2歳になるんだにゃん・・・ではなく、わんです。
 
 ちっちゃな頃、街中のお洒落なペットショップでぬくぬくと暮らしていたのに、いきなりこんなマチュピチュみたいな田舎に連れてこられて、初めはびっくりしたわん。
 
 でも、たろ家の家族がみんなで可愛がってくれて、田舎暮らしもまーまーかな?
 
 近所にはワンちゃんを飼っている家がいっぱいあって、組の中だけで11匹もいるんだよ。 一番仲がいいのは、隣の家のビーグル犬。 だいぶ年上だけど、一緒に遊ぶよ。
 
 コワ~イ甲斐犬もいて、目が合うとドスの効いた声で脅すんだ。 さすがに少しちびっちゃうや。
 
 最近は、サルの軍団が近くの茂みまで下りてきて、ケチャックダンスみたいなのを始めるからヤバい! デスメタルバンドみたいな面構えだし・・・。
 
 度々たろ飼い主が、ぼくを連れて追い払いにいくけど、あんたが先に行ってくれ~って思うよ。 なんたってボス猿は、ぼくの3倍も大きい・・・。 まともに戦ったら、深ヅメでは済まないもんな。
 
 ま、散歩に付き合ってくれたり、一緒に遊んだりしてくれる とーさんも、よく怒るけど美味しい?ご飯を食べさせてくれる かーさんも、まあ飼い主としてはまずまずかな?
 
 とにかく今年は、ぼくの干支。 これからもよろしくわん!
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