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2014年6月29日 (日)

空中神田も炎天下・・・

いやー、ぐずついた昨日と一転、燃えるような一日となりました。

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それでも、することがたくさん。マメに水分補給をしながら、今日のスケジュールをこなしていかないとね。

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まずは扉の塗装と取り付け。ブラウンで下地を塗り、その上からアルミ調の塗料で二度塗りしました。
すでにある、塀のデザインに合わせてのものですが、まあまあうまくいったかな?

次はジャガイモ掘り。

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うーむ、暑い・・・。汗を流しながら、畑を掘り起こします。収穫は7箱分。うーむ、こんなにどうするんじゃー?
そんなこんなしているうちに、午前が終わってしまいました。

午後からは、休耕田の耕耘です。豊富な雨のおかげで雑草が伸び放題。
まるで、ゴルフ場のグリーンのようです。

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中古のトラクターも、いい調子です。ずいぶん前の型ですが、板金をしなおしてもらってゴキゲンなデザインになっています。

そう『YANMAR Ke-40J』

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Jは、John DeereのJです。農機具屋さんの趣味ですが、結構気に入っています。

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シートは、お店のサービスです。ちょっとリッチな気分。

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ボンネットには『Wild Bunch』 ウィンカーはクリアーレンズ。 ま、あんま意味ないけどね。

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さりげなく、私の永遠のロックバンド『LED ZEPPELIN』のステッカーも。

しかし、耕耘した後に鳥たちが集まってくるのは愉快です。耕耘すると虫たちがわらわらと逃げ回るのを、鳥たちは知っているんですね。

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人間の作業を、鳥たちも利用しているようです。ちょっとした共生でしょうか。面白いものです。

一休みしながら、用意してきた麦茶をがぶ飲みする私でした。

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2014年6月28日 (土)

ガイアと共に・・・⑨  【無農薬の悩み】

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すくすく育つ、『空中神田米』。 うーん、今年も順調と思っていましたが、やはり順風満帆なんてまずありえません。

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葉が白く、透かしのようになっている部分が多くなりました。原因はこいつ↓

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『ドロムシ』です。 自分の糞を身にまとい、外敵から身を守っていると言われています。取り上げてみると、中に幼虫が蠢いています。

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気持ちわり~! そして許せん! 私の稲を食い荒らしてはいかんぞ!

そして、ドロドロと藻の大発生。これってどーしたらよかんべ?

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さらに雑草が水中から湧き出すように生えてきました。

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うーむ、美味しいお米をと、まったくの無農薬で育てていますが、難しいものですね。サラリーマンの私には、こまめに世話をする時間もありません。

無農薬は聞こえがいいのですが、やはり多大の労力が必要となります。

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ちょっぴり複雑な気持ちで、しとしとと雨のぱらつく中田んぼから戻りました。

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ガイアと共に・・・。

共にやっていくのは、困難と挫折と希望。うーむ、かっこよすぎかな!


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2014年6月25日 (水)

梅雨の合間に・・・

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蛍もそろそろ、その短い季節を終えようとしています。

寂しく儚い光が、幻のようにチラチラ舞っているのを見ると、疲れがとれるような気がします。

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庭のカシワバアジサイにも一匹。ゆらゆらと揺れる独特の明かり・・。

うーん、いつまで蛍が見られるのかな? 残ってほしい田舎の宝です。

日曜日は雨。休みの間はめいっぱい外の作業をしていますので、ちょっとした息抜きとなりました。

山の上、この村の最高峰の位置にある田んぼ。ここにはうちの休耕田もあり、いつかは田んぼに復活とは思っていました。
でも、長年放置され、水の取り入れ口も崩壊。肝心の田んぼを支える石垣も崩落。除草しておくだけで精一杯の状態です。

それでも、ここらで田んぼを続けている人もいます。 おや?

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花? いやいやクヌギの木に、こんな花が咲くわけがありません。近くに寄ってみると。

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モリアオガエルの卵塊でした。モリアオガエルは樹上に泡の塊を作ります。この中に卵を産み付けるのですね。

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この中で羽化したオタマジャクシは、泡とともに落下して水の中へと移動していくのです。

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それには、落下先が水でなければなりません。水面にせり出した枝を、どうやって見分けるのでしょうか? 自然は不思議がいっぱい。

田んぼに落ちた崩れた泡。

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手ですくってみると、意外に弾力があります。マシュマロより反発力あるかも?

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うーん、この村で初めて見ることができました。

こんど成長したモリアオガエルを探してみよう。

うむ、いかんいかん。雨で農作業ができなくても私にはすることがあります。

手をつけ始めた扉作り。

集中したおかげで、午後には一応完成しました。寸法を間違ったり、少しねじれてしまったけど、まあこれでいいや。

これから塗装、蝶番の取り付けと実際に扉になるまでには、まだいくつかの工程があります。

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農作業者になり、植木屋さんになり、塗装屋さんになり、車屋さんになり、そして建具屋さんにもといろいろこなしていくうちに、様々なことを覚えることができました。

まさに DIY ですね!


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2014年6月14日 (土)

天空を舞う

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毎年6月10日頃に蛍が舞いはじめるのですが、今年もその日を待っていたようにチラチラと淡い光が・・・。
わー、よかった! 近年減少しつつある蛍だけど、なんとか生き延びてくれました。

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他に誰もいない空中神田・・・。聞こえるのはセギを流れる水の音と、カエルくんの合唱だけ。

その中を、儚くふわふわと点滅する光の点。

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しかしカメラに収めるのは難しい~。もう古いカメラなので、夜景はノイズだらけ。

オートフォーカスは使えないのでマニュアルに切り替えるのだけど、いかんせん私の目がいかれていてピントが合わせられません。

それにバルブ撮影にして撮っているので、シャッターボタンを押している時間は感です。

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南アルプスが、エコパークに登録されました。我が家のところは緩衝地域と移行地域の境のところのようですが、今ひとつこのエコパークの定義がわかりません。

それでも、守りたい自然の姿がここにあることを、強く感じました。

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2014年6月 8日 (日)

順調なのは良いけれど・・・

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田植えから、約1ヶ月。

ひょろひょろだった苗も、随分しっかりしてきました。ここまでくれば第一段階はクリアです。
米作りも2年目なので、私の気持ちも落ち着いていることもありますが、こう順調だとなぜか物足りないような気もします。

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藻やらなんやらわいてきても、あまり動じません。・・・といいながら、先週のある朝は焦りました。
上の田んぼの隅の石垣から、音を立てて水漏れが!

去年も水が抜けたところなので、ちょっと危惧していました。あわてて石を詰めてボロ布を埋め込み、その上から土をたっぷり。

なんとか水漏れを止めることができました。やはり、収穫が終わったら深く穴を掘ってセメントで固めてしまう方がよいでしょうね。

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田んぼにあまり手がかからなくなった分、いろんな事をします。

まずは梅もぎ。

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この梅の木は隣のM兄ちゃんの畑のもの。ほったらかしにしてあるので、『とってもいいけ?』と聞いたところ『おー、なんぼでも もってけ』

では、遠慮なく。

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大収穫(^O^)

まあ、私はとるだけで、漬けたりするのはカミさんがします。普通に漬け込むのや、砂糖漬け、梅酒などなどバラエティに富んでいます。

結構美味なりです。ひそかに楽しみにしております。

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でも、梅もぎ・・・気を付けないと、枝や葉に毛虫くんが隠れています。刺されたら痛そ!

ここはマチュピチュ。下界を見下ろしながらの梅もぎです。 気持ちいー♥

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次なる仕事は、扉作り。家の裏側に外に通じる小さな階段があります。住む人のいなくなった裏手の家が取り壊され、更地となりました。

こうなると見晴らしはいいけど、ちょっと物騒だというので扉を付けることにしました。

構想3日間。ある程度の青写真を頭に描いて小道具を買ってきました。基本は廃材を利用してコストを下げるつもりなので、出費は最小限に抑えます。

さて、どんな扉ができるのかな?

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