ガイアと共に･･･④ 【水、たまらず】

田んぼに水を入れてから一晩。

あれれ、水が思うように溜まってない！　ありゃ、これは困ったぞい。

今年は水路を流れる水が少ないな～と思っていましたが、懸念していた通りになってしまった感じです。

多分上流で水路の工事や補修をしていたので、その影響もあるでしょう･･･。

一週間様子を見て、再び耕運してみようと思います。

本日は午前中、地区の球技大会がありました。いつのもごとく私はペタンクの選手。

田んぼが気になるけど地域貢献もあるし、出場依頼があったときには即OKしてました。

ペタンクは1チーム3人制で行いました。その数16チーム。

子供ばかりのチームもあれば、男女混合、くたびれた親父チームなど千差万別。

トーナメントなので、負け即敗退となります。

試合の前に、しばしの練習。うーむ、去年優勝の王者、我々に練習はいらんぞ！

･･･といいながらも、なんせ年に1回だけのペタンクだから感を取り戻さないとなぁ。

1回戦の相手は、若手チーム。うむむ、ガタイはでかいし力もありそう。でも、ペタンクに力はいらない。頭脳と口先で突き進むのみ。

若手を軽くひねって、次なる対戦相手はオヤジチーム。オヤジだけあって口が達者だけど、なんなく撃破！

3回戦目は男女混合、しかも関西弁を巧みに操る芸達者たち。『うまいでんなー』『どや、いっちょうやったるでー』などと、怪しげなる相手だったけれど、ここも撃破！

あれよあれよと決勝戦へ･･･。

最後の相手は、ひと癖もふた癖もありそうなオヤジチーム。なんたって、子供チーム相手にも毛筋ほどの容赦もなし。

若い芽をひねりつぶし、完膚なきまでに叩きのめしてきた老舗チームなのです。

『よーし、おじさんたちが敵をとってあげるからね！』

最終戦ならではの緊迫したゲームとなりました。

結果は･･･？　あはは、優勝でした!!　連覇なるです。

まだまだ、若いもんやおっさんには負けないぜ！　でも、優勝してもらったのはお昼のお弁当だけなのも寂しいな～。　

来年も出場して、3連覇を狙うのだ。わっはっは。

ガイアと共に･･･③ 【水入れ】

汗ばむような天気が続いています。急激な気温上昇に、庭の花たちは大忙し。

次から次へと花を咲かせ始めました。庭の一員のキバナカタクリも、日傘のごとく反り返っています。

さて、今日は先週取り除いてしまった、田んぼの畦波の設置のし直し。

慣れない鍬を使って溝を掘っていくのですが、これがまた重労働。すぐに腰が痛くなるし、汗はだらだら流れてくるし･･･。

うーん、設置しなおすのはやめておけば良かったと、少し後悔しました。

腰が痛くなるのは、たぶん鍬の使い方だと思います。どうしても腰が引けて、農家のおばさんたちのように軽く使う事ができません。修業が足らんなー。

それでも何とか溝を掘り上げ、畦波を埋めることができました。ここまで2時間くらいです。

ふー、日差しが強くて熱中症になりそ。お茶をぐびぐびっと。

休憩がてら、近所の散歩に･･･。くたびれたけど、気持のいい疲れです。やはりお日さまのもとで働くのは、体にいいのかな？

田んぼの周囲を耕運して、さっそく水入れ。今年は漏らないくれよ！

じわじわと広がっていく、田んぼの水。

山から流れてくる水は、冷たく澄んでいます。

ここのお米が美味しいのは、水がキレイなんだと思います。

ゆるゆると田んぼに流れ込む水が、ゆらゆらと波紋を作ります。自然の水がこれほど澄んでいるのは、やはりマチュピチュのいいところですね。

水入れを始めて時間があいたので、今度は田植機のメンテナンスです。田植機は、年に1回しか使いません。

故障のないよう念入りにチェック。

あ、田植機ではなく、『田んぼるぎーに』でした。今年はデザインも一新。

田んぼサーキットを走り回る日ももう少し。

ガイアと共に･･･② 【せぎあげ】

本日は『せぎあげ』の日でした。

『せぎあげ』とは、米作りに欠かせない水路の清掃と点検のために、村総出で作業を行います。

せぎ＝堰　あげ＝上げ　の意味でしょうね。各人それぞれ分担がありまして、私は山から流れる水路の清掃です。

水路といっても、中間山地･･･いわゆる山付きなので山の中を流れる川です。ちょっとしたハイキング気分になりますね。

流れに沿って、倒木や溜まった落ち葉を取り除いていきます。

今年は大雪のせいでしょうか、倒木が水路にせり出してきてしまっています。でも、この大きさになると人力ではムリ。

メンバーは高齢化もあって、皆で『しょーもないなー』という事で。

天候も悪く寒かったけど、とにかく米作りのスタートを実感する行事でありました。

ふー、くたびれました。

ガイアと共に･･･① 【田んぼの目覚め】

ようやく待ちに待ったお休みです。

今日は、朝も早よから銀杏の苗の植え付けをしました。

事の発端は、隣のM兄ちゃん。今後の楽しみと、ちょっぴりの収入のため銀杏の木を植えることにしましたそうです。

その数二十数本。どうせ遊んでいる畑なので、実のなるもの･･･鳥獣（特に猿）の被害のないものをと考えていたそうです。

で、「おい、苗が2本余ったからいるか？」「あ、いるいる」ということで、もらいうけることになりました。

確かに、和が家にも遊んでいる畑がいくつあります。何も作っていないけど、除草に労力やお金もかかっていますからねー。

苗を植える穴を掘りましたが、これがまた一作業。意外と土が固く石もあるし、深く掘るのに朝から汗をかいてしまいました。

苗といっても、すでに2ｍはあります。枝からは小さな葉っぱがわんさか出ていました。

ギンナンが採れるのは少し先になるだろうけど、ちょっぴり楽しみ。

でも、実際あの臭い実は苦手なんだけどね。

さて、そろそろ田んぼが目を覚ます時期。去年は『黄金色への道』と題して、米作りの模様を載せました。

今年も同様に、いや、さらにきめ細かく農業日誌を兼ねて載せていきたいと思います。

じっくりと休んでいた、マイ田んぼ。耕運の前に肥料を撒きます。

あ、その前に山の神様にご挨拶を･･･。

今年も無事に収穫ができますように･･･、なむなむ。

昨年は水漏れが結構あったので、畦波を設置しなおすべく外してしまいました。大地をうねる龍のような姿。

でも、この設置作業はかなりの重労働。ま、仕方ないか。

撒くのはコシヒカリ専用肥料。一つの田に一袋づつ。

カラカラとハンドルを回しながら撒いていきます。

肥料を撒いたあとはよく耕運し、そして水を流す作業へ･･･。

田植えはGW過ぎになるでしょうか？　

ガイアと共に、また孤軍奮闘のシーズンの始まりです。

桃源郷散歩 2

今日は雲がかかって重たそうな天気でした。桃源郷ももう終盤に近付いているのに、青空に映える姿が見られない。

ま、それも運です。曇天でしっとりとした木々もまた美しいものです。

今日は桃源郷マラソンなるものが催されました。毎年恒例のマラソンなのですが、交通規制になるのが玉にキズ。

ホームセンターに塗料を買いにいくだけなのに、かなりの遠回りをしてしまいました。

でも、遠回りしたおかげで出会えた風景もあるものです。まあ、時間のロスはこれで帳消しかな？

目を楽しませてくれた、桃源郷の世界。そろそろ終盤です。

やがて葉が伸びて、緑の世界に変わります。この時期だけの夢の時間。いつまでも繰り返してほしいものです。

桃源郷散歩

ここ1カ月は、仕事に追いまくられていました。でも、ようやく落ち着いた感じです。

今日は午前中だけ出勤してちょいと仕事をこなし、お昼ころモモの花を眺めながら帰ってきました。

なんやかやしているうちに、あっというまに桃源郷が出現していたという感じかな？

このところの暖かさで 一気に開花し、農家の皆さんは摘花に大忙しです。いやー、やはりこのピンクに染まる景色は、何回見ても飽きません。

梅、スモモ、サクランボと白系の花が多い中、モモの花が咲くと鮮やかさアップです。

通勤経路にも桃畑がたくさんあります。つい、見入ってしまいますが、よそ見して事故らないように気をつけないといけませんね。

２、３週間だけの桃源郷ワールドに、なんとか身を浸せてよかったです。これを見なきゃ春じゃない！

軽トラで田舎道をゆっくり走りながら、幸せな気分に浸っていました。

春色は曇天の中に･･･

いやー、忙しい一週間でした。今年の年度初めは いつになく忙しく、あわただしい毎日になっています。休日返上で片づけることに。

ようやくの休日は、あいにくの曇天。時折お日さまが申し訳なさそうに顔を出しますが、日が陰ると寒いこと寒いこと。

朝方は山はうっすら雪化粧。ついそこまでが白く染まっています。

結局一日中、晴れたり曇ったりの妙な天気でした。

そろそろ農業も始まるころです。まず休耕田の除草剤を撒かなければなりませんので、機械の点検をしていると、急に雪が降ってきました。

わお！　なんだこりゃ。　4月の雪は勘弁してほしいです。

今日は、母の入所しているグループホームで花見をするというので、顔を出しに。

ちょっと遠回りして田舎道を下ると、スモモ畑が絨毯になっています。

わたわたしているうちに、すっかり春色に染まっていたのですね。

モモの花もちらほらと･･･。

ここらももうすぐ桃源郷に変わるんだな。来週あたりがピークでしょうか？　でも、今度の土曜日も仕事が入っているー。

はたして今年は、桃源郷でまどろむことができるのでしょうか･･･。