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2014年1月19日 (日)

☆ 星祭り ☆

『星祭り』・・・。 ちょっぴりロマンティックな香りのするネーミングです。おー、なんかワクワクするなー。

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私の頭のなかでは、こんな世界が・・・。  (※ 写真はまったくのイメージです)

いやいや、『星祭り』とは、お寺のお祓いのようなもの。新春に行われる行事の一つになっています。

私の同級生のお坊さん、「おまえは、今年は八方ふさがりの年だぞ。 うちの寺でお祓いしてやるぞ」との事。このお坊さん、ここらの地域に根差している、昔からの親しい付き合いです。

別に信心深いわけじゃないけど、そう言われるとそんじゃあなーと申し込むことにしたのでした。

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朝9時ちょっと過ぎにお寺にいくと、すでに大勢の人だかり。ふーむ、わりと人気があるんだなー、とちと感心。

お祓いの部屋は、ろうそく以外に照明はなし。ちらちらと揺れる炎に、飾り付け?が妖しく光ります。

重々しくお坊さんたちの読経が重なり、独特の荘厳な世界。

こっそり写真撮影できるかなー? なんて、密かに思いましたが、そんな罰当たりなことはできる雰囲気ではありません!

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30分ほどで、お祓いは終わりました。

慣れない正座をしていた私はすぐに立ちあがれず、じりじり移動して周囲の失笑を買ってしまいました・・・。

くー、みじめだなー。

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お土産?のお札セットには、ふりかかる災厄を身代わりに受けてくれるお守りも入っていました。

同級生のお坊さんというのは、なんだかありがたみが半減するような気がするけど、今はすっかり貫禄がついています。

体温を奪う寒風の中、まだまだ続いている『星祭り』の会場を後にしました。

 

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2014年1月13日 (月)

天空画廊 2

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昨日は午後から村の新年会もあり、飲んだくれてしまいました。

気心の知れた仲間も多いので、楽しかったなあ・・・。私の世代では、この村に私のような婿が3人と新参者が1人。

それぞれ、この土地にすっかり馴染んでしまっています。

この景色や空気が、穏やかな気持ちにさせてくれるのでしょうか・・・?

空中神田のある高台から下界を望むと、凍りつくような空気の中で夜景が瞬いています。年齢を経た柿の木がここにも。

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私が、ここに住んでよかったと思う風景のひとつ・・・。

眼下に瞬く宝石を眺めているうちに、寒さですっかり手の感覚がなくなってしまいました。

この寒さは・・・住んでよかったのかな~?

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2014年1月12日 (日)

どんど焼き準備

ここマチュピチュは、伝統的な行事がまだまだ残っています。

『どんど焼き』と言われる、小正月の行事もそのひとつ。

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村のあちこちには地域に根ざした『道祖神』がありまして、それぞれに飾りつけを行います。今日は組のみんなが集合して、その飾りの制作を行いました。

ここらでは『やなぎ』という飾り付けです。竹を細く切って、色紙を巻きつけたものを作り、藁束に差していきます。

それを空に向かって立てるのですが、電線あり街路灯ありであまり絵になりませんねー。また、飾りは各組に所属している軒数の分だけつくるので、住民の少ないところではちょっと寂しい感じ。

でも、皆集まって和気藹々と作業するのはよいことだと思います。

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14日の小正月には、藁を燃して枝に差したお団子をその火で炙って食べ、無病息災を祈願します。

去年の古い『やなぎ』は『どんど焼き』で燃し、本日作った新しい『やなぎ』を各家で持ち帰り、屋根などに飾り付けるのです。

ちょっぴりノスタルジックな行事ですので、これは長く残っていってくれるといいですね。

かなりの田舎ですが、すっかりここの住民として溶け込み、『守るべきもの』をたくさん知ることができた気がします。

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2014年1月11日 (土)

天空画廊

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寒波が押し寄せ、かなりの寒さとなっています。

朝、車の温度計を見たら氷点下6.1℃。体感的には-20℃くらいなんですが、気温が極端になってきているように思えます。

夏は怒涛のように暑くなり、冬は凍りつくように寒い。春と秋は短く・・・。

そんな中でも、今賑やかなのは鳥たち。朝から夕暮れまで賑やかなものです。

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まだまだ鈴なりの柿の実に、メジロがきていました。やあ、見かけると嬉しくなる鳥です。

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この柿の木は間近にありますので、家の窓からもよく見えます。でも、横着しないでこっそり近づいて撮影。

ヒヨドリに独占されていると思っていた柿の木にも、他の鳥たちもいるものですね。

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マチュピチュに展開する、高所ならではの風景。

今冬は雪があまり降らず、周囲の山々は真っ白という風ではありません。雪が少ないと、夏に向かって水不足になりかねないなー。

それぞれの季節に応じた風物詩も、自然のサイクルにとっては重要なことなんですね。

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2014年1月 4日 (土)

- 宴 -

ついつい時間があると、飲んでしまいがち。 

『小人閑居して不善をなす』ではないですが、去年慌ただしく走り回っていたのがウソのようです。まあ、こんな時間も必要でしょう・・・と、なかば都合よく納得。

冷え切った朝。鳥の声に誘われて外にでると、エナガが隣の梅の木で休んで?いました。

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おー、この鳥は私が鳥の写真を鳥・・・撮り始めた頃にであった、可愛らしいやつではないですか。また来てくれたんだね!

朝のうちは薄日だったのが、段々とお日様が元気を取り戻してくると、賑やか賑やか。裏手にある柿の木から絶え間ない鳴き声。

親戚が集まってわいわいした人間の宴はもう終わってしまったけど、鳥たちは宴もたけなわのようです。

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しかしこの柿の木は、ヒヨドリばかりの独占状態。いまだにたわわとなっている実が、ご馳走になっているんですね。

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にらみ合っているのか、うっとり見つめ合っているのか・・・。

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いきなり飛び立つ2羽。わわっ、視界から消えそうでしたが、かろうじて収まってくれました。うーむ、上部が切れてしまったのが悔やまれます。

ここマチュピチュは静かな世界。

車が通るのは、一日数台。たまに働く人の回す機械音が遠く響くだけで、殆どは自然の奏でる音だけです。のどかだなー。

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でも、午後2時の日没はちとツラいところ・・・。西側の山がもう少し低ければな。

それでも、豊かな自然に囲まれて、精神的な安らぎも多々与えてくれるよかところです。いずれは限界集落となっていくであろうけど、この営みを途絶えさせたくないなー。

本物のマチュピチュは世界遺産だけど、ここもならないかな?

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2014年1月 3日 (金)

天空を望む

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新年も、もう3日目。

朝方は雲がかかり、冷えた空気が肌を刺すような天気。雲の切れ間から、富士山の上部が顔を覗かしていました。

元旦、2日目とはまったく違う姿。

何やら神々しさを感じてしまいました。

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昨日は、親戚が集まり一日中賑やかでした。久しぶりに飲みまくったような・・・。

甥っ子や姪っ子たちもすっかり大きくなり、私もすっかりおじさんが板についてしまったなー。

でも、楽しい時間が過ごせてよかった。平穏無事、これまさに幸せなり・・・ですね。

一日明けて、今日は静かな日。天空にいるような気分を、しばし味わっていました。

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2014年1月 1日 (水)

初日の出

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今年も、無事拝むことができました。

マチュピチュからのいつのも眺めも、元旦となると一味違いますね。

しかし震え上がるような寒さ・・・。日の出を拝むと早々に引き上げました。

今日は、元旦早々松の剪定をしました。今までなかなか余裕がなかったので、仕方ないなー。

ぽちぽちとハサミを動かしていると、あちこちで鳥の鳴き声がします。

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近所の巨木には、まだ柿の実がいっぱいになっています。それを鳥たちが狙っているんでしょうね。

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ちょうどヒヨドリがお食事中。

いやー、こんなのんびりした休日も久々だなー。

青い空を眺めながら、思わず深呼吸。今年は良い年になるといいな!

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