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2013年10月27日 (日)

adagio

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今日は、久しぶりに晴れ渡った休日となりました。やはり、お日様は気持ちいい・・・。

外での作業が楽になります。ありがたいですね~。

今日は畑に放置されたトタンの片付け。金切鋏で小さく切っていくのですが、あまり高級品のハサミではないので、切れ味が今ひとつ。

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でも、最近は道草も多くなって、すぐに辺りの散歩へ・・・。水路にたまったドングリが、ちょっとした小宇宙。

っと、これは何?

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刈った藪の間から、カニカマのような色合いの物体がにょきにょき。

キノコの一種なのかな? なんていう名前なんでしょか。

いじりまわしていると、ぽっきり折れてしまいました。

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中は空洞。感触はアスパラガスのようです。うーむ・・・。

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秋の日差しは、やはりちょっぴり寂しい気がします。

暑い暑いと言っていた真夏の日差しが、懐かしいように思えますね。

時折吹いてくる、ヒンヤリとした風につい空を見上げてしまうのでありました・・・。

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2013年10月26日 (土)

雨上がり・・・

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台風の影響で、午前中いっぱいは雨・・・。うーん、休日に雨に降られると、いろんな予定が狂ってしまいます。

外での作業だから、また来週に持ち越しなんてことがありますから困ったものです。

それでも午後には雨も上がり、ひとまず被害がないか見回りに・・・。米作りを終え、今年の役目を果たして止められた水路に、再び流れができていました。

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あちこちで色づいた葉が、雨上がりの中しっとりと濡れていました。

この村が紅葉に包まれるのも、あとわずかです。

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赤、オレンジ、イエロー・・・様々な色彩が目を楽しませてくれます。

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おっと、ピンク系もあります。

まさに自然は、感性豊かなアーティストですね。

ナチュラルの美術館をしばらく散策して、今日の農作業に入りました。

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2013年10月20日 (日)

雨のお祭り・・・

この村では三社祭といって、村を守る三つの社を祀る行事があります。

今日はその日でしたが、生憎の雨・・・。雨に降られたことなど滅多になかったのですが、今年の天候不順を表しているのでしょうか?

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朝、お寺に集まってお坊さんにお経を上げてもらったあとは、集会所で飲み会。

焼き鳥や焼きそばを焼いて、皆でわいわい。去年は綿菓子もあったけど、今年はなかったなー。

すっかりここの住民になってしまった私も、楽しく飲むことができました!

お祭り=飲み会 こんなもんでしょねー。でも、住民たちが総出で集まるよい機会だと思います。

やはり日頃のコミュニケーションは、こういった村には大切だと思います。

ふらふらして帰ってくると、雨に濡れたコスモスがみな下を向いていました。ちょっとアルコールで定まらない手でパチリ。

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木陰では、スズランの実が並んでいました。今年は花がたくさん咲いたので、実があちこちでキラリ。

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南天の実も、何か寂しそう。

秋色が至るところで輝いています。でも、よっぱの私にはこれ以上見つけるのは困難です。

部屋に入ると、静かな雨の余暇を寝て過ごしたのでありました。

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2013年10月14日 (月)

竹取物語

三連休最後の日も、結局農作業で終わってしまいました。

うーん、なんとなく寂しいような、虚しいような・・・。まあ、家族でどこかへ出かけるなんていうのも、もう昔の話。

空の巣症候群ではないですが、自分の今できることを黙々とするしかないような気がします。

で、今日は山の方にある竹の伐採。休耕田の隣にある竹やぶが、義父の土地であることが判明。

下界の景色を塞ぐこの竹やぶをキレイにしなければ。 ・・・ということで、今日は竹取物語の翁になりました。

一口に竹といっても、身の丈15~20m。よく伸びたものです。ノコギリで切って倒していくのですが、倒す方向を考えないと片付けが大変。

切り倒すと結構重いので、考えながら切り倒すこと30本あまり。まだまだたくさんあるので、こりゃ一朝一夕ではすまないです。

ふー、休憩がてら野の散策に・・・。

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ツリバナの実も、もうすっかり開いています。農作業に追われているうちに、周りはすっかり秋が深まっていたのですね。

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と、すれば・・・。やっぱりヒヨドリジョウゴの実も赤く熟していました。

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アオツヅラフジの実も独特の紫色に。

藪になってしまう草花の実も、刈ってしまうのがもったいないほどの美しい実をつけています。

竹取物語の翁は一時の幸せな時間を送りましたが、私もちょっぴり幸せな時間をもらったような気がしました。


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2013年10月13日 (日)

カキいれ時?

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近所の畑は、今を盛りと柿の大売出しです。

至るところで柿色、柿色・・・。でも、収穫する人もなく、そのまま熟して落ちてしまうばかりであります。

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まあ、おかげで鳥たちの餌になっているらしいから柿も実った甲斐もあるでしょうか?

どうせ誰もとらない柿だから、ひとつふたつ、つまみ食いしてもいいでしょう。 どれどれ・・・といってもあんまり食べられるものでもないなー。

周囲には、トンボも数えられないくらいたくさん飛んでいます。日差しをバックに、羽が輝いて宝石を散りばめたようです。

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飛び出した木の枝に並んで・・・。

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軽トラのアンテナにも、はっとするような赤い色。

自然豊かなところは、虫たちの天国です。この自然をいつまでも守っていきたいな。

ということで、今日はちょっと河川のゴミ拾いをば。 30分ほどでゴミ袋2つ分。うーん、なんでこんなにゴミを捨てるのかなー。

自然の美しい営みを感じれば、きっとゴミなんて捨てられないはず。Keep Cleanに心がけましょう!

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2013年10月12日 (土)

森の宝石

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今日はかなりの暑さとなりました。日中はまだ夏? なんて思えるほどの気温。

真夏の暑さでも何とか外での作業をしたけれど、この時期の暑さは体にこたえるみたい・・・。

で、日陰でのんびりしていることが多かったかな・・・。

それでも、この時期に目を楽しませてくれる秋色がちらほら。

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ノブドウも日に日に色が濃くなってきています。ちょうど日があたって輝くようでした。

うーん、この色彩はなんとも言えない美しさです。

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田んぼの近くにあるクヌギの木からは、しょっちゅう音を立ててドングリが落ちてきます。

今年は、なり年なんでしょかね。田んぼの隅に転がって、お日様をいっぱいに浴びています。

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先週刈ったところに残っていた、ノイバラの実。

うっかり木を掴むと、鋭い刺が・・・。私は草刈中、2度も指に刺さってしまいました。抜いても刺の先端が皮膚に残ってしまい、結構痛みます。

ひとつはかなり奥に入ってしまい、カッターナイフで皮膚を切って取り出すというワイルドな事をしました。これは痛かったなー。

それでも、森に彩を添える宝石たち。

近くにいっぱいあるなんて、ちょっぴり贅沢なような気がしました。

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2013年10月 6日 (日)

秋風に揺れる・・・

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今日は、日差したっぷりの好天気。しかし、働くにはちょっと暑い!

いつのも水筒に氷とお茶を入れ、山の方にある休耕田に出発。周囲に進出している葛を刈払い機でキレイにしてました。

しかしこの葛、繁殖力が強いというかやっかいな植物です。あっという間に辺りを覆い尽くしてしまいます。

一休みしていると、ススキが気持ちの良い秋風に揺れているのが目につきました。まるで、花火のようにも見えます、

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ススキは、草原の最終段階と言われていますね。ススキが繁殖したあとは、次第に樹木が進出し始め、やがて森に返っていくのでしょう。

人間が手を入れている限り、草原は保たれているわけです。

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ちょっとした水辺にも、可愛らしい花・・・。キラキラとした、流れの輝き。

時折どんぐりが、乾いた音を立てて落ちてきます。

自然いっぱいの中、一休みしながらキレイになった藪を眺めまわしました。

多分、私たちの世代で手入れをする人間もなくなり、やがてここら辺も山になっていくんだろーなと思います。

日が陰って、ちょっぴり肌寒いような風が通り過ぎていきました。


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2013年10月 5日 (土)

秋色を探しに・・・

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いつの間にか咲いていた、庭のキバナノツキヌキホトトギス。もう何年になるんでしょうか・・・、毎年この時期に花開いてくれます。

秋を感じさせてくれる、庭の住民となっています。

今日は天気も今ひとつ。朝方は雨もぱらつき、しっとりとした一日となりました。

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倉庫の裏手の川沿いにあるクルミの木。地面を見ると、ポトポトと実が落ちています。

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落ちた実は黒ずんでいて、スカスカになっています。

割ってみるとヌルヌルぐちゃぐちゃ・・・。ちょいキモ! 

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ザルに入れて、小川で洗いました。ガラガラとすること数分。

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こんなにキレイになった、トンガリくん。秋の実りですね~。

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・・・って、結局こんなに拾ってしまいました。どーするんだー?

まあ、ご近所さんはクルミパンをよく作るというので、明日早速差し上げましょう。

おすそ分けくるかな?

石垣落下事件で作業用のズボンが裂けてしまったので、今日は新しい作業着を買いに行きました。

もう何年も使っていたし、ペンキの汚れやら、ほころびやらありましたので、いい機会です。

行き先はいつものワー○マンへ・・・安くて助かるな~。

ピカピカの作業服で、さっそく藪刈りへ・・・。いや、その前にちょっと散策。

以下、見つけた秋色を・・・。

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あちこちに咲き乱れるミゾソバの群生。紅白の色具合が、またよろし。

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納屋の屋根にころがるどんぐり。

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秋色を捕獲。でも、クモにとっては食べられませんね。

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ヨウシュヤマゴボウの葉。夕刻の淡い光の中で、そこだけ光って見えました。

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以前も載せたクサギの実ですが、今日は一層色鮮やかになっていました。

ほとんどの家が米作りを終え、活躍した農具ももう納屋の中・・・。そまりゆく秋色に、来年までの眠りにつくのでありました。

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