
いつのまにか、庭の隅に咲いていたシュウメイギク。今日は暑かったけど、季節は確実に進んでいるんだな。
まだ一輪だけだったけど、そのうち次から次へと咲き誇るようになってきます。
そして稲刈りの準備も着々と・・・。いざ始ってトラブルのはイヤなので、手順を確認していきます。
恐竜・・・ブラキオザウルス登場!?

まあ、この機械は稲刈りが済んだあとに使うものなのですが、あまり馴染みがないかも?

これはカッター(粉砕機)というのかな? 稲を刈り、コンバインで籾だけにしたあと残る稲藁を、細かく粉砕して田んぼに撒き散らす機械です。
なぜ稲藁をまくのか? それは土に混ぜ込むことで有機肥料になるし、さらに水漏れを防ぐ役割があるようです。
今日はこのカッターのメンテナンス。やはり年に1回使うだけの機械は調子悪!
キレイに清掃して、各種の点検。燃料系統で、燃料コックに茶色い粉が詰まっていたのには、びっくり。
これでは動かないはずです。ようやくメンテナンスを終え、エンジンが軽やかに回るようになりました。

でも、この機械は何げに危険度の高い代物だと思います。ここは稲藁を入れる部分。ちょっとゴツいローターが恐ろしげに回転します。
うっかり手を挟まれようものなら、容赦なく引き込まれてしまいます。うーむ。

カバーを外した状態ですが、ここが高速で回転する刃。
ここで、稲藁を細かく裁断していきます。そして、恐竜の口から一気に吐き出すわけです。
農業は危険と隣り合わせの事を忘れてはいけませんね。実際事故は身近にいろいろ起きています。
だいぶ前ですが、義父の知り合いがこういうカッターで指を・・・。わあ、おトロし。
でも、気をつけなければなりません。飲んだら乗るなは当たり前ですが、飲んだら農業するなとも言えます。
うっかりが、取り返しのつかないことになったら大変。農業を楽しむどころじゃなくなってしまいますからね。
ここで、わが村の仲間たちの武勇伝を少し(^-^;
《CASE1》 同じ町内会のSさん。
トラクターを運転中、畑の段差で横転。幸い車屋さんだったので自社のクレーンで引き上げ。
なんともないと強がっているが、絶対ウソ。
《CASE2》 同じく町内会のTさん。
トラクターを運転中、田んぼの段差で前輪が浮き上がりウイリー状態となる。座席に押し付けられ足が届かずブレーキが踏めない状態に。ハンドルにしがみつきようやく回避。
1分間の放心状態。
《CASE3》 村のムコ仲間の一人、T君。
草刈中、両手の甲をハチに襲われ、まさにグローブになる。
痛そう・・・。
《CASE4》 となりのM兄ちゃん。
ヘッジトリマー(剪定バリカン?)を木の枝に乗せ、刃の方を持って引き寄せたところ動き出し親指を負傷。血が止まらないので、アロンアルファでくっつけて医者に行く。ワイルド!
痛そう・・・。
《CASE5》 町内会Sさん。
ナタで竹を切っていたところ、自分の手まで切る。あと少しでやばいことに。何針か縫う。
ほんと痛そう・・・。
《CASE6》 Mちゃん。
畑の石垣でマムシ発見。マムシ酒を作るため捕まえ、ビンに入れようとしたところ逆襲される。4日間の入院。腕が太ももほどの太さまで腫れる。
病院に行くまでに、マムシをちゃんとビンに詰めていったのがすごい!
でも自業自得!
《CASE7》 たろくん。 (私)
畑を耕耘機で耕耘中、バックさせていた機械と石垣との間に挟まれる。ギリギリまで下がって、クラッチを切ろうと思ったら手が滑ってしまったため止められなかった。
5分間動けず。
・・・とまあ、いろいろありますが、気をつけていきましょう!