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2013年8月31日 (土)

黄金色への道・・・⑭ カウントダウン

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今日は暑さが戻ってきました。作業していると汗が流れて止まりません。

最近一気に気温が下がっていたので、このまま涼しいくなるなーなんて思ったのですが、甘かった。久しぶりの猛暑に、体がついていかないなー。

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稲が重く垂れ、だんだんと色が濃くなってきました。もう、水は止めてあるので、田んぼはだんだんと乾いてきています。

順調にいけば、9月中旬には稲刈りです。

稲刈りといえば、稲刈り機。そだそだ、メンテナンスをしておかなければ。車庫の奥から引っ張り出しましたが、やはりエンジンがかかりません。

エンジン周りを点検し、キャブレターも分解清掃。溜まった汚れを落として試運転。

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すっかりキレイになった稲刈り機・・・バインダーと呼ぶのかな? なんか地を這う恐竜をイメージさせます。

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恐竜の牙。 この刃が稲をざくざく刈り取っていきます。ある程度の束になると、自動的に紐で縛ってくれます。

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ここが自動結束部分。うーん、紐の通し方はこれでいいんだろうか? なんかメカニカルで、機械好きの私のハートをくすぐります。

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カバーを外して清掃中ですが、ここは刈り取った稲を運ぶ部分です。

刈り取って、まとめて、縛って、投げ出す・・・そんな一連の作業を行うのですが、よくできているなー。手作業では大変な労力になるのだろうけれど、機械があれば効率的に行うことができます。技術の進歩に感謝です。

メンテナンスを終え、軽やかに回るエンジンの音を聞きながら、もう稲刈りのカウントダウンを待つばかりです。

            ☆            ☆              ☆

気になっていた、アスパラの実。

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赤く熟して食べごろ?です。 実をいくつか摘んできました。

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液果の中には黒い種がいくつか。そして味はどうなんだろ? 一つ口に入れてみました。

むむむ・・・。ちょっと生臭いけど、甘味はあります。まだ完全に熟していないのかな?

でも、もう味見はいいや。 ま、そんな味でしたよ。

           ☆             ☆             ☆

カミさんが、白菜や大根を植えたいというので畑の整備を。

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ミニ耕耘機にウイングが。

オプションで買った畝をつくる器具です。プテラノドンのような羽で、土を分けていきます。

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使うのは始めてでしたので、最初半信半疑でしたが、使ってみるとキレイな畝になりました。畝作りも人力で行うとかなりの労力ですから、さすが機械ですねー。

白菜、ダイコン、玉ねぎ、ニンニク、ほうれん草・・・などなどをお作りするようですが、サルに略奪されないことを祈るばかりです。

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2013年8月26日 (月)

【番外編】 芸術の秋?

土曜の夜の雨から、気温が一気にダウン。今朝は肌寒いほどでした。

この気温の差は何? なんかあの暑さが懐かしいような気持ちになりました。もう秋の気配が濃厚になってきたなー。

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秋といえば芸術・・・でもないけれど、最近思い出したようにギターを弾くようになりました。

思えばまだ20代のころエレキギターに憧れ、その頃は東京に住んでいたので、お茶の水の楽器屋さんで買ったギターです。

かれこれ25年以上も前のものです。AriaProⅡ PE-R80 当時でも高い買い物でしたが、うれしくて毎晩練習しました。

当時好きだった、高中正義なんかよく弾いていたなー。

仕事に就いて忙しい毎日となり、いつの頃からかこのギターはカバーに入れっぱなしで部屋の隅で忘れ去られていきました。

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最近になって、子供がギターを弾き始めたのがきっかけです。みるみる上達していく子供のギターの音色に、昔取った杵柄じゃあないですけど、むらむらと負けん気が・・・!

しかし、指が動かない!  コードもすっかり忘れてしまってる~。

まあ、焦らずぽちぽちと・・・。もうあの頃と違って、パワーがないからね。

今練習を繰り返しているのは、まだ学ランを着ていた頃の名曲。イーグルスのホテルカリフォルニアの後半のギターソロ。

おー、なつかしいなー。高校生の頃、毎晩のように友人の家に集まって、飲んで?語り明かしたあの頃。

いつも流れていたのは、サンタナやBOSTON、イーグルスにQueen。

みんなギターをしていたので、弾き語りなどをしてました。

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そんな思い出の詰まった宝箱を明けた気がしました。

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2013年8月25日 (日)

中休み・・・

今日は朝から雨の一日となりました。午前中の雨の弱くなった時に、昨日の続きで田んぼのネット張りを済ませ、あとはのんびり過ごすことができました。

たまにはこういう日もないとね。

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畑のあちこちで花開く、テッポウユリがなんとなく寂しそう。このテッポウユリ、なかなか繁殖力が強く、どこにでも咲きます。

庭にも増えすぎて、ちょっと減らそうとは思うのですが、ユリはなんとなく採ってしまうのをためらわせる雰囲気を持っているようです。

せめて種のなる時期に、蒔かれないようにちょっきんしてしまうつもりです。

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小さな星のようなニラの花。農村地域らしく、これもまたあちこちに。

畑ばかりでなく、畦に小道にときらきら星が光ります。

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赤い実は、アスパラ(アスパラガス)の実です。サラダで食べる形を想像しますが、放っておくとかなり大きくなり、クリスマスツリーのような姿に・・・。

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雨粒がシャンデリアのように、アスパラを飾っています。

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まだ元気に咲いているスイカの花。スイカの葉の形は独特。

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実は手のひら大に。

でも、食べごろになる頃にはサルのオヤツになってしまうと思います。

なんたって最初の実は、すっかりサルにやられ、皮だけが田んぼの隅に転がっていましたからね。

ここらで作物を作ることは、サルの餌を作る事と同じようになってしまいました。

以前はトウモロコシなども作っていましたが、今ではサルの絶好のターゲット。誰も作らなくなりました。

採りたてのトウモロコシを庭で炭火で焼いて食べるのが、最高のひと時だったのにな。

そんな夏の一コマを思い浮かべる、しっとりとした一日でした。

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2013年8月24日 (土)

黄金色への道・・・⑬   隕石堕つ!

昨夜は、久々の大雨となりました。大地に潤いを与える、ありがたい雨ではありますが、ある危惧が脳裏をよぎりました。

稲穂が実りを迎え、頭をかなり重たくしています。雨の重さでバランスを崩して、倒れる事が多々あるからです。

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うむむ・・・。思ったとおり、稲が倒れていました。でも、まだ端っこの方です。助かった~。

・・・と思いきや。田んぼを点検していると・・・。

どわわ! 田んぼの真ん中に隕石が落下しておりました!

実のところ隕石ではないのですが、まさにそんな様子。雨で重さに耐えられなくなった部分がすっぽり抜けています。

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しばらく呆然としていました。

もう、この規模になると見守るしかありません。これ以上倒壊が広がらないように祈るだけです。

でも、まだ周囲の田んぼに比べればマシな方です。イノシシの被害で、全滅した田んぼもあります。

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ここは全滅!

マップで示すと・・・。

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一番右の田んぼが壊滅したところです、左側の田んぼの被害も半端ないです、8割が壊滅です。

さらに倒れた稲を足場にして、サルも進出してきました。実った稲穂を手でしごいて、食べると聞きました。

まったく、サルはイノシシより始末に悪いところがあります。

高度な知能を持っていることが、いろんな方面からわかりますからねー。

被害拡大が心配になったので、田んぼの周囲に動物よけのネットを張ることにしました。

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まったく、収穫までには手間がかかります。

このネットはイノシシには有効なようですが、サルには効果があるかどうか・・・。

近所で高くネットを張った畑があるのですが、サルがよじ登って農作物を強奪。敵もサルものです。

なんとか無事に収穫までこぎつけるのでしょうか? 一難去ってまた一難ってな感じです。

まるで人生の一場面を見るような気がしました。

それでも、ホッとするシーンも・・・。

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水中で育つホシクサ。まさに星の輝きを連想させる葉っぱです。小さな花だけが水面から顔を出しています。

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ホシクサは『星草』とも書くようです。まさに田んぼ散りばめられた星屑かな?

また、丸っこい花がいっぱいに広がる様子から、ミズタマソウ(水玉草?)と言われることがあるそうです。

田んぼを始めて半年・・・。今まで知らなかった世界。

自然から学ぶことは、限りがありませんね。

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2013年8月18日 (日)

秋の香り・・・

日中の炎天下は、汗が止まらないほど暑いのですが、木陰で休むと涼しい風が体をクールダウンしてくれます。

なんとなく冷やっこい?ような・・・。暑い日が続きますが、秋は着実に近づいてきているようです。

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管理する人も居なくなった休耕田は、刈る人もなく雑草が伸び放題。山からの風に揺れています。

すぐに種をつけて、テリトリーを広げていく様は、まさに驚異に値します。でも、こうやって眺めていると、実に情緒があるような・・・。

雑草も見方を変えれば、なかなか美しいものです。

田んぼニストには困り者の田んぼの雑草も、花を咲かせています。

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尖った矢印のような、独特の葉っぱのオモダカソウ。あちこちで花開いています。

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ホソバヒメミソハギの小さな花。花のピークはこれからのようです。

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タカサブロウでしょうか。あちこちで見られるポピュラーな花。

水田には、水田ならではの植物がたくさん。そして美しい花を咲かせるものも多々あります。

田んぼの育む命は、数知れません。でも、自分の田んぼに生えていると、つい抜きたくなってしまうのも仕方なしですね。

           ☆            ☆             ☆

隣の田んぼのイノシシの被害が、ついにマイ田んぼの7~8m先まで近づきました。

うーむ、「今日は昨日より、明日は今日より、ワシは前に進むのじゃ!」・・・なんかのドラマの信長のセリフですが、そう言わんといて!

私にとって初めての収穫で被害にあったら、トラウマとして長く残りそうです。一縷の望みで、以前ネットで調べた事を実行。

クリスマスに木々を飾ったイルミネーションを、イノシシが入るならここだろうというところに張りました。

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まさに、夜闇に光るタヌキのスナックです。

「まーた、あのムコどんが、おかしなことしちょるばい」と言われようがいいんです。

なんとかイノシシ防御を完遂したい私でした。

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2013年8月17日 (土)

黄金色への道・・・⑫  【そよ風に・・・】

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稲の花も咲き終わり、マイ田んぼの稲穂が全面的に垂れ下がり始めました。あとは、実が充実するのを待ち、水を止めるタイミングを見図るだけになりました。

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長かったような、短かったような・・・。春先の耕耘から始まった米作りの作業の事が、走馬灯のように蘇ってくるようです。

・・・と、走馬灯のようにという表現は、ちょっとこれが最後みたいなイメージがあるので、なんて言ったらいいのでしょうかね?

とにかく、今までの体験が思い起こされます。

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田んぼに水がなかなか溜まらなかった事。植えたばかりの稲が、かなり浮き苗となってしまった事。

田んぼが抹茶を撒いたように緑色に輝いてしまった事。水の量の調整がまったくわからなかった事。アオミドロが大発生した事。

さらに浮草が大発生した事。稲の葉に茶色い斑点がびっしりついた事・・・などなど。

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そんな事を思い出しながら、しばらく眺めていました。

でも、近隣の田んぼではイノシシの被害も顕著です。まだまだ油断がなりませんね。黄金色への道は、まだ予断を許さない道であります。

ひとつ助かったのは、雑草の少なかった事があります。この時期ヒエ(稗)が、稲より高く育ち始めます。

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こんな感じ。(これは隣の田んぼのヒエ)

ヒエは稲にとって成長を阻害する雑草になっています。育つまでは見分けが難しいのも、困りものなんですね。マメな田んぼニストは抜いてまわります。

不思議とマイ田んぼには一本もありません。

この道ウン十年のSおっちゃんに聞いてみると 「ここは、長い間休耕田になっていたから、畑地の雑草ばかりになっていて、水生の雑草がいなくなっていたのかも。」

と、いうことです。とすると来年からは、水性の雑草が復活するのでしょかね?

収穫まであと少し、がんばんべー!

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             【 そよ風に ぽよぽよ揺れる MY田んぼ 】

才能なし!

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2013年8月15日 (木)

虫の音が・・・

日中はまだまだ燃えるように暑いのですが、夜になると虫の音が聞こえるようになりました。

コロコロコロ・・・。うーん、風情があるなーとはあまり感じないのは、暑すぎるせいかもしれません。

会社はお盆休みはありませんけど、今日一日だけ休みをもらってしまいました。へへ。

たまにはゆっくりと、ご先祖さんにお線香をあげよう・・・と思いましたが、結局今日も草刈りに飛び出してしまいました。

我ながら、貧乏性だなー。

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家の庭の片隅には、水が湧き出しているというか滲み出しているところが昔からあり、サワガニの住処になっています。子供が小さい頃はよく捕ったっけ? 

今でもよく姿を見かけますが、徐々に水路の舗装が進んでいますので、そのうち水が枯れていなくなってしまうんでしょうか?

その水場に伸びている、水生のカラーの葉にカエルが休んでいます。皆同じ方向を向いているのは、何か訳があるのでしょうかね。

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7月には、あれほど賑わっていたクヌギレストランは、既に閉店しています。もうみんなに振る舞うご馳走が、なくなってしまったのでしょう。

秋に向けて、どんぐりの準備をしていました。どんぐりの実は、2年かけてなるようです。つまり、今年咲いていた花がどんぐりになるのは来年の秋ということに。

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なんの花かわかりませんが、足元にぽよぽよ咲いています。花の形からいくと、マメ科なのかな? 休耕田に咲かなくてよかったね!

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毒々しい色に見えてしまう、ヨウシュヤマゴボウ。結構でかくなって、木のようになっています。こんなに大きくなるんだ。

         ☆              ☆              ☆

・・・と、付近の田んぼに、またイノシシが出没しました。

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ここの被害はちょっとスゴい! まるで隕石でも落下したかのようです。それともUFOの着陸跡? 

しかし、これだけ広範囲にやられると、くやしいでは済まされませんね。山に近いところに住む人々にとっては、年々増加する鳥獣害の被害は重大な事柄。

私の田んぼも、収穫までもつか・・・。心配になります。

何か手立てはないのでしょうか?

同じ隕石の落下跡でも、こちらはおとなしい。

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アリ天国(だったらナイスなネーミングだと思うのですが)ではなく、アリ地獄。軒下などでたくさん見ることができます。

アリ地獄にとっても、我が家。強い日差しがあたる場所では、冷房が欲しいかも?

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・・・とまあ、寄り道ばかりしていましたが、どうにか草刈りも一段落しました。今度の休みには、刈った草を集めてキレイにします。

ふとみると、先ほどのカエルたち。

不思議だなー。

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2013年8月11日 (日)

本日も40℃超え・・・

地表を焼き尽くすような・・・といえば大げさになりますが、まさにそんな状態です。

40.6℃は、お街の気温ですけど、ここマチュピチュも結構な暑さでした。

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草刈りにミニ耕耘機を持ち出しましたが、ちょびっと動かして早々に日陰に避難。うーん、この日差しの中で働くのは、あまりにも危険すぎる・・・。

こんな日差しの中では、日陰でのんびりしているに限りますね。

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せせらぎの音を聞きながら、時折近くにくるトンボを狙ってみます。複眼が宝石のように光って、とってもビューティ!

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そうこうしていると、M兄ちゃんがやってくるのに気がつきました。猿よけの網を張るために、支柱となる手頃な竹を切るとのこと。

日頃お世話になっているので手伝って切っていたら、いきなり右ふくらはぎに激痛が・・・。ぎゃう、イテー!

見ると、足元から黒っぽいハチが逃げていきました。ドロバチかなんかでしょうか? とにかく痛い!

農作業はいつも長靴を履いているのですが、長靴にハチが挟まったかなんかで、腹いせに刺していった模様です。

すっかり意気消沈してしまった私。

家に帰って刺されたところを見ると、赤く腫れ上がっていました。アツイしイタイしでもう散々。まあ、自然とはこんなもんです。

午後になって入道雲がもくもく。こりゃ降るな~と思っていたら、やっぱり!

雷鳴とともに大粒の雨がぽつぽつ。恵みの雨だ~! 久しぶりの雨の匂いです。

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1時間ほどで雨はやみ、再び太陽が顔をだし始めました。空を二分する面白い光景。

大地を冷やす雨のあと、田んぼの水の調整に繰り出しました。

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「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」ではないですけど、マイ田んぼの穂も弓なりになってきました。

あと、1ヶ月ほど・・・。

これから、イノシシ、サル、スズメ・・・etcの被害が待っています。なんとか乗り切って、黄金色への道を歩みたいものです。

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2013年8月10日 (土)

40℃の夏・・・

もう暑いなんてもんじゃないです。お街の方では、観測史上最高気温(県内)、40.7℃を記録しました。

高知県と並び、本日全国1位の気温です。インフルエンザで高熱がでても、これほどになるんでしょうかね?

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夕方になってもあまり涼しくならず、マチュピチュでは珍しい熱帯夜です。ここでこれだけ暑いのだから、お街は煮えたぎっているのではないでしょうか。

外に出ただけで汗が吹き出す一日でしたが、休日ファーマーである私は今日も草刈まさおくんになりました。

でも、暑い・・・。全身に流れる汗で作業服はじっとり濡れ、動きにくいこと。おまけに木陰で休んでばかりいましたので、作業は一向に進まず。

水筒に詰めていったスポーツ飲料も、みるみるなくなり補給に家に戻る始末。今日だけで、体の水分がかなり入れ替わったのではないでしょかね。

       ☆              ☆               ☆

森の住人が、ついに田んぼに進出しはじめました。

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花が咲いてこれから実りを迎える稲が、なぎ倒されています。ぬぬぬ、イノシシが現われたのです。

この田んぼは、この道ン十年のSおじさんの田んぼ。私の田んぼの近くです。

自然に近いここマチュピチュは、鳥獣害の被害も多大。毎年イノシシが、水浴びというか泥浴び?をして、稲をかき混ぜてしまう被害があります。

マイ田んぼに出現するのも時間の問題か?  概略図で示すと・・・。

Map
が、私の田んぼです。被害のあった※印は、この道ン十年のおっちゃん、S氏の田んぼ。

△はH夫人の田んぼですが、ここでも被害がありました。あ・・・、H夫人といっても、Hな夫人ではなく、イニシャルのHのH夫人です。  ・・・なんのこっちゃ?

余談ですが、ここらはチョー田舎なので、姓が同じ家ばかり。それでみな姓ではなく、名前で呼び合っていますが、その名前でさえ一字違いというもの多々あります。

ここに住んだ頃、みなの名前を覚えるのに苦労した記憶があります。

・・・とにかく、私の田んぼのある位置を中心にして、サイドから被害がありました。

対策を考えねばなりません。もっと山の方に田んぼを持つ、タンボニストはすでに対策済み。

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こんな感じに、網で覆ってしまっています。

うーん、これからこのように網を張るには、かなりの労力と費用がかかってしまいます。ネットで調べると、私好みの対策方法が・・・。

なになに・・・、イノシシは青色のLEDの光が苦手? 田んぼに張る、クリスマスのイルミネーションのような商品が載っていました。でも、高! 1万円近くするんではないかい!

まあ、家には去年買ったクリスマスのイルミネーションがあるので、実験的に使ってみようかな?

でも、田舎の田んぼに妖しく煌めくLEDの光は、タヌキの経営するスナックのようになりそうです。

ひとまず様子を見てみるしかないようですね。   

        ☆             ☆               ☆

草刈まさおくんの途中で、ちょくちょく休んでいた木陰の様子。

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クサギの花に、虫が飛び回っています。葉が臭いからクサギと言われるようですが、花はまるでユリのようないい香りでした。

これでクサギなんて可哀想なネーミングです。

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自然のギボウシも花開いていました。

川を流れる水が染み出している、湿地みたいなところですが、そのせいか元気よく植物が生い茂っています。

汗を拭くのも忘れ、しばし自然の営みに身を浸しておりました。

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2013年8月 7日 (水)

夜空を染める

県下最大級の花火大会 『神明の花火』 、今夜も無事催されました。

仕事を早めに切り上げ、いそいそと帰路につきましたが道路は大渋滞。なんせうちは、この花火大会の方向にありますからねー。

でも、始まる前になんとか帰宅。シートやビールを用意して、近くの『空中神田』の高台に向かいます。毎年この高台から花火鑑賞してますが、身内以外誰もいない貸し切り状態の最高の場所です。

いやー、眺めは最高! 

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夜空を明るく染める数々の花火。冷たいビールも最高!

今年の新作は・・・。

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秋の味覚をイメージしたという、キノコ花火。そして・・・。

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フルーツ王国ならではの、桃とさくらんぼ花火。ちょっと地味だけど、面白い作品です。

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定番になった、にこちゃんマーク? 今年も元気に微笑んでくれました。

ビールと夕食(も、兼ねています)を楽しんでいたので、写真はちょっとおろそかになってしまいましたが、夏の風物詩ははやりいいもんですね。

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花火大会が終わる頃には、日頃の疲れもあったのか酔いが回って結構ヘロヘロ。うーむ、体力も落ちているかいな?

来年もまた、ここで楽しむ事ができるかなー。

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2013年8月 4日 (日)

俺は・・・草刈りだ~!

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朝早くから、照りつける太陽・・・。うーむ、今日も元気に草刈に励もう! と言っているんでしょうか?

雨で外に出られない休日を、との祈りも届かず、容赦なく外へ引っ張り出すこの夏のエネルギー。

ではでは出かけるか。今日は村のてっぺんに位置する休耕田の草取り。ここはあまり目につくところではないのですが、それでも畑を持つ者の宿命です。

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少し前にミニ耕耘機を転がしてキレイにしたところなんだけど、雑草は見事に蘇っていました。この生命力は驚嘆に値します。

これだけ伸びると、ミニ耕耘機ではすぐに草がローター軸に絡まってしまいます。まずは刈払機で刈ることにしました。

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対するは、義父の形見となったこの刈払機。メンテナンスはばっちりなので軽快に作動するとはいえ、この雑草を全て刈り取るには何時間かかるんだろ?

いや、俺は草刈だ~!  と気合を入れて・・・。

雑草、雑草と目の敵にされるけど、ちゃんと名前はあるんですよね。この畑で花を咲かせていたのは。

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まずはハキダメギク。なんとも可哀想な名前だけど、石垣を覆うほどに広がっていました。

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やっかいもののメヒシバ。これが生えると荒廃した雰囲気がいやでも漂ってしまいます。

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ぬぬ、ホオズキまで咲いています。こんなところで咲かなければ、赤い実を愛でてあげられるのになー、残念!

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ネコジャラシことエノコログサ。これも荒れた雰囲気を作りだしてしまいます。

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ツユクサもここでは雑草扱い。よく見れば美しい花なんだけどやっぱり成敗。

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ヒメムカシヨモギかな? ちょっと可愛らしいのですが・・・成敗!

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ヒメジョオンも、代表選手。 成敗!

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ノボロギクもあちこちに・・・成敗!

ハアハア・・・、まったくキリがありません。

雑草をなくすには、まず子孫を残さないこと。つまり花が咲き実をつける前に除くこと。

それには、まめに手入れをすること・・・とありますが、仕事人にはまず無理。

日曜大工ではないですが、休日を使って作業するしかありません。

炎天下の元、今日も汗水流しながら草刈りに励むのでした。

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2013年8月 3日 (土)

畦を歩いて・・・

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朝方は雨が降っていて、おーこりゃ今日は久々にゆっくりできるかいな・・・と思っていましたが、甘かった。

強烈な太陽が雲をかき分け顔を出し、周囲の空気をガンガン温め始めます。

しょーもない、また草取りだー。まさに、農業は雑草との戦い。戦国時代のナントカ軍のごとく迫り来る何万の兵に対し、こちらは一人。圧倒的に不利だー。

今週も吹き出す汗とともに魂が抜けていく感覚を覚えながら、せっせと草取りに励みます。

おっと、草取りの前に、日課となった田んぼの見回り。

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おー、マイ田んぼにも穂が充実しあちこちで開花が。周囲の田んぼより1~2週間の遅れでありますが、どうにか様になってきました。

思い出すに田んぼ復活時には、なかなか水がたまらない事件がありましたので、遅れはいた仕方がありません。

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畔にはすっかり畑の雑草軍の戦国武将となってしまったスベリヒユが、花を咲かせていました。

雑草と言われても、やはり花は美しい・・・いやいや、そんな事を考えていてはダメだ!  迫り来る敵軍は壊滅しなければ。

ちなみにこちらではスベリヒユのことを、ヒョウグサと言うみたいです。

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実りにつながる、稲の開花。ちょっとうれしくて、あちこち観察してしまいました。ここから育ったトンボもたくさんいます。

田んぼは、まさに多くの生命の源と感じる事ができます。収穫はどうあれ、復活させてよかったと思うひとつの場面でもあります。

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穂からハジけるように展開される蕾たち。たくさんの実りを頼みまっせ!

田んぼの見回りを終え、しぶしぶ草取りに向かおうとすると、なんやらまた不思議な光景が目にとまりました。

水中世界のボルボックスを思わせる、妖しげな物体が。

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道路に散らばった栗の実。まだ熟していないのに、たくさん落ちていました。

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例年はそんなになかったような気もします。やはり今年は気候がおかしいのでしょうかね?

 

【以下つぶやき】

会社の私と同じところで働く社員は、今日から北海道へ行くんだって。さらに友人は青い海へ・・・。

うぬぬ、私の行くところは田んぼと畑ばかり・・・。この差はなんだー! 私だって遊びに行きたい。

北海道、海・・・ロマンがあるぞー。

でも、近くの栗畑にもロマンがありました。いやいやマロンでした・・・。悲し。

  ※栗は英語ではマロン(maroon)でなく、Chestnutというようです。でも、このオヤジギャグのため、

     マロンとさせていただきました。 虚しい気がするけど・・・。

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