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2012年7月29日 (日)

恵みの雨は・・・?

N062連日の猛暑・・・、もういやになっちゃいます。せめて、夕立となって大地を冷やして欲しいのですが、今夜も空振り。

午後には、期待できそうな雲がでていたのにいつのまにか消滅・・・。

仕方なく毎晩庭に水を撒いているのですが、すぐに乾いてしまいます。うーむ、エアコンなどいらないところだったのに、この暑さはなんだろな?

それでも山から流れてくる夜風はほっと一息つけます。この山沿いでこの気温だから、街はきっとうだるようでしょうね。

N063
田んぼの畔には、ハンゲショウ・・・。ハンゲショウは半夏生という由来のごとく、太陽の黄経が100°になる頃に咲くという説、葉の一部が白く変化する(半化粧)という説もあります。

N064どうして白くなるのか?

訪花昆虫を呼び寄せるために、白く変化させ目立つということが言われています。

それで花の近くだけ化粧を施すんでしょうね。なんとなく奥ゆかしい・・・。

世の女性の中には有り余る全化粧を施して「おのこ」を誘引する方がいますが、さりげない半化粧の方が惹かれる気がしますね~。

おおーっと、これは独り言。



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2012年7月23日 (月)

ヤマユリ咲く・・・

N060
家の庭にあるヤマユリが、でっかい花を咲かせました。草丈に似合わないこのでっかさは、ちょっと見 作り物のようです。

花の重量も結構あるんでしょう、全体が垂れ下がってしまっています。

もう一箇所にはちょっと豪華に咲いていますが・・・

N061
こちらは自らの花の重さに耐え切れず、途中からぽっきりと折れてしまいました。雨か風で負荷がかかり、ぎりぎり耐えていた心が折れてしまったのか・・・。

支柱で支えてあげていますが、茎の骨折状態?が悪く、近々枯れてきそうな気がします。

でも、この2本のヤマユリ、葉のつき方が違ってまるで別の植物のようです。

花一輪の方の葉は、互生ですが平面的です。賑やかな方はちょっと見にくいですが、茎を中心にして四方に伸びてます。

うーん、この違いはなんだろ? そこで仮説をたててみました。

 1、 もともとの個体差である

 2、 成長するに従って葉のつき方が変化する

 3、 咲いている環境

実はすぐ近くにも、たくさんのヤマユリが咲いているところがあるので、そこで観察してみました。

 1、については不明というか、ヤマユリに聞いてみないとわからない。

 2、については同じ数の花をつけているものにも、葉のつき方の違いが見受けられる。

 3、について・・・。日陰にあるヤマユリは葉が平面的になっている確率が高い。

まとめると、日光のよくあたるところにあるヤマユリは立体的に葉がついていて、日陰のものは平面的。

平面的なのは、表面積を大きくして日光をより多く受けるためではないのでしょうか・・・?

研究者ではないので正確なところはわかりません。私なりには3、のような気がします。

どなたかご存知の方は教えてくださいね!

 

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2012年7月18日 (水)

Good Job

N059
最近仕事が早く終わり、まだ空に光がある頃に帰宅できるようになりました。

いいのか悪いのかはともかく、なかなか不況から抜け出せない影響ですね。

以前は毎晩夜遅くくたびれて帰ってきた頃が、懐かしいような気がします。

でも、早く帰れるのはいーこともあります。ステキな夕日に間に合ったり、庭の水撒きもしっかりできたり・・・。

今日も紅く染まる空を見上げることができました。なんか雲が手のように見え「Good Job」と言っているようにも見えました。

N058
雲は刻々と形を変え、いろんな想像力をかきたてられます。

空に咆哮する巨人の横顔?

うーん、早く帰宅できることによって、新しい世界が見えてきたような気がします。

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2012年7月17日 (火)

日中のプラネタリウム

今年はハチの巣が多いな~っと思っていたら、クモの巣も多いような・・・。

庭のあちこちに、レースのカーテンが広がるようになりました。一晩で出来上がって、その日一日ともたず消えていくもの、日増しに厚くなって鬱陶しくなるもの、様々です。

Kumonosu1_3でもクモの巣はよくみれば芸術品。

刺すような日差しの中、光の加減によって虹色に輝きます。まるで日中のプラネタリウムのよう。

Kumonosu4_3
どちらかといえば、嫌われもののクモ君。でもこの芸術作品をみれば、ちょっとは見直してもらえるかな?

Kumonosu3_2
でも、庭に水を撒こうとすると、ヘタっと張り付くクモの巣の感触。思わず木の枝でとってしまいます・・・。

うーん、芸術と現実は、やはりギャップが大きいかな?

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2012年7月16日 (月)

吊し雲も日に焼けて・・・

しかし、暑い一日でした。

庭仕事をしてたんですが、汗が滝のように流れ着替えること2回。まだ梅雨明けていないんだよなー。

夕刻ふと空を見ると、富士山に吊し雲が・・・。しばらく眺めていると、赤く染まっていきます。おー、こんな光景はあまり見られるもんじゃありません。

Fujikumo
底が赤く熱せられているお釜のよう.。久しぶりに豪快な風景を見たような気がします。

Fujikumo3
パノラマ風にしてみるとこんな感じ。

日焼けして火照った体に、心地よい風も通り過ぎます・・・。

昨日、今日と庭木の剪定を頑張ってしていました。ホントならこんな暑い日は、涼しい部屋の中で転がっているのがいいんだけどね。

先日垣根のコガタスズメバチの巣を駆除したので、油断があったのかもしれません。混み合った枝をチョキンとしようと触れたとたん、わぁっと何匹かのハチが飛び出してきました。

どわわ、やば!っと思ったとたん、左の腕に痛みを感じました。やられた~!

あまりの速さに防御することができず、一箇所刺されてしまいました。軍手はしてましたが、暑いので腕まくりしていたその素肌のところに一撃!

まあ、スズメバチではなくアシナガバチだったので、ちょっぴり腫れただけで済みましたが、気をつけないといけませんねー。

巣が一つだけと私の脳みそにインプットされていたのが問題です。よく確認するとももう一つアシナガバチの巣がありました。

N056
こっちはできたてで、女王バチ一匹だけのようです。昨日までなかったのに・・・っていうか、昨日剪定した場所じゃん。

ローマは一日にしてならずとも、ハチの巣は一日でできちゃうんですね。

さすがに危機意識を持って庭のアチコチを総点検してみると、あるある。あちこちにアシナガバチの巣がぶら下がっています。

計5箇所・・・。こんなにハチの巣を見るのは最近あまりないかな?

ここらへんは古くからの農家なので、言い伝え?がいくつか残っています。その一つに、ハチの多い年は台風がくると言われています。

単なる迷信でしょうが、巣が被害に遭わないように低い位置に巣を作る。・・・結果人の目にふれるから多く感じる?

うーん、よくわかんないけど、こういった迷信はなんとなく当たるんじゃなかろーかと思わせますね。

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2012年7月14日 (土)

コガタでもやはり・・・

庭の一画に、レッドロビンの垣根があります。春先には赤く燃えるような若葉が目に美しいのですが、放っておくとどんどん大きくなってしまいます。

やはりマメな剪定が必要になりますね。

今年もかなり繁ってきたので、剪定をぼちぼち始めました。するとブーンという不穏な羽音とともにハチが向かってきました。

おわっと数歩下がって見ると、なんとスズメバチ・・・。むわ~、どこかに巣があるに違いない。

N054
垣根を注視してみると、あるある。大きさはテニスボールくらいかな? とっくりを逆さにしたような形は、コガタスズメバチの初期の巣のようです。

巣を直接刺激したわけでないらしく、威嚇されただけで済んだようですね。

コガタという名前が付いていますがそんなに小さくなく、スズメバチというとこれがポピュラーみたいです。

しかし、どーしよー。駆除すべきかどうか・・・。

ハチは刺激しない限りは襲ってこないだろうし、そもそも生き物をむやみに殺生したくないし・・・。

かといって、このままでは剪定ができないし、これから巣が巨大化してきたら住居に近いぶん活発化したハチと遭遇する確率も増すしなー。

しばらく悩んだあと、駆除することにしました。幾分腰が引けた格好ですが、殺虫剤を片手にそろりそろり・・・。発射!

後味のよくない数分間後、巣を枝から外しました。

N055
まだまだ小さなハチの巣です。大きくなるとバスケットボールくらいになるみたいですが、そうなるともう私の手には負えませんね。

自然が好き・・・。でも、自然とはこういった昆虫たちも存在しているのがホント。

ちっぽけな主人のいなくなったハチの巣に、ちょっぴり寂しい気持ちになりました。

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2012年7月13日 (金)

耳なし芳一  ・・・闇に流れる琵琶の音色

         祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・・

びよょ~ん♪  蒸し暑い空気の中、琵琶の音色とともに語りが始まりました。

物語は「耳なし芳一」。有名な怪談です。

N053
ここは、国の重要文化財に指定されている安藤家住宅。300年の歴史を綴る旧家で、小さなイベントがよく催されています。

今回琵琶演奏会がありましたので、さっそく申し込んでいた次第です。

しかし、この家はなんかスゴいの一言。江戸時代から続くこの家は、当時は贅の限りを尽くしたであろう片鱗をいくつも見ることができます。

N051
庭にある黒松も、樹齢350年だそうです。見上げるとその巨大さに圧倒されてしまいます。

その安藤家住宅の一画で、今夜の琵琶演奏会が開かれました。

N052
ロウソクか、油の照明だともっと雰囲気が出たかもしれませんが、ふすまの背後からライティングするなど、それなりに場づくりに凝ってくれたようです。

湿った風に乗って、独特の音色が流れていきます。琵琶は旋律よりも、効果音的な使い方なんですね~。

芳一を迎えにくる武士の足音、うねるような風の音、墓地の周りに揺らめく人魂。

そんな様々な音を表現するのが琵琶の醍醐味のようですね。

こめかみを流れる汗をふくのも忘れ、しばし聞き入っていた私です・・・。

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2012年7月 7日 (土)

グリーンカーテン

N049今年の夏は、節電を兼ねてグリーンカーテンを作ってみました。

ゴーヤとフウセンカズラです。小さな苗だったゴーヤも、とっくに私の背丈を超え、実もなりだしました。

N050こんな感じです。でも、ちょっと幅がないかな? 次回はもっと増やして真夏の暑さを防いでみよう。

ゴツゴツとした実の食べごろはいつだろー・・・なんて見ると、ちっちゃなカエルがくっついていました。

近隣の田植えが終わったあと、大合唱していたカエルの子孫なんでしょうね。

車庫の裏手に回ると、暑さを避けているのでしょうが、ちっちゃなカエルが何匹も涼んでいました。

N048
思いおもいの格好で、なんとなくユニーク。

自然豊かな我が家の周囲・・・。蛍は飛ぶわ、カエルは騒ぐわ・・・たまにはヘビも遊びに来るわ、ムカデはでるわ・・・ですが、ここに住んで良かったと思う瞬間です。



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2012年7月 1日 (日)

ヤマボウシもさみしげに・・・

N047
今日は一日中ポツポツと雨が降り続きました。こんな日はあまりパワーが出ず、外での作業はなかなか進まず・・・。

作業といっても物置兼車庫のプチリフォームですから、のんびりこつこつのDIYです。

気晴らしにちょっと山の方へ・・・。しっとりした空気の中、旬は過ぎてしまいましたが、ヤマボウシの花が雨に濡れていました。

先週あたりまでだったら満開だったのかな?

周囲を明るくする純白のヤマボウシ・・・。でも、今日は少しさみしそうでした。

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