祝！ 待ちにまった林道開通

固く閉ざされていた、林道が25.日からようやく開通いたしました。

わーい、休みの今日、さっそく行かなければ・・・と思いましたが、おばあさま(義母)のご命令で、畑の除草剤散布をば・・・ToT　　マスオ君はつらいな。

それでも、4時ころ終わったので、そのあとちょっぴり山の方へ脱出。

山への目的は、毎年この時期に咲くカタクリです。今年の様子はどーなんだろ？

しかし、なんだか寒いな～。それもそのはず、林道沿いにはまだ残雪がありました。

途中、カモシカに遭遇！　むむ、これは早々ラッキーです。こっそりと近づきカメラを向けます。

向こうも私に気がついて、熱い？まなざしを送ってきます。しばし見つめ合うこととなりました。

お互い気になる存在？ですねー。

でも、カモシカの目は、ちょっと寂しげです。しばらくすると、のそのそ歩き始めて森の中に消えていきました。

・・・で、肝心のカタクリは？　まだまだ蕾でした。

うーん、今年は様々な花の時期が遅れていたのですが、やはり1～2週間はずれているようです。

去年は、この時期には咲き誇っていたのに。

また後日、見に来ることにしてその場を後にしました。

帰路にて、今度はシカに遭遇。でも、辺りは薄暗くなっていましたので、手ブレが・・・。

うーん、くやしい！

バイモ･･･

いつからか、我が家の庭の一員となっているバイモが、今年も花をつけました。

今回の冬はいつになく厳しい寒さでしたので、毎年おなじみだった植物たちがほとんど枯れてしまいました。プランターは、凍結してしまってダメですね。やはり、地植えが一番かな？

でも、バイモはその中で冬に耐えてくれた植物の一つです。陽光を受け、静かに頭を垂れていました。

このところの暖かさで、庭の植物たちが一気に成長し、賑やかになってきました。あるものは芽を出し、あるものは葉を青々と広げ、あるものは蕾を膨らませています。

厳しい時を乗り越えてきてるから、余計生きいきと見えるんでしょうね。

私も仕事頑張らなくっちゃ！　乗り越えられるかな～。

藪の中のルビー

我が家の近く、通称アケビロード(勝手に命名)には、 アケビの他にミツバアケビも見られます。

アケビよりも小さな花と黒っぽい色のため、藪の中ではあまり目立ちません。

でも、陽光に透けるとあれ不思議、ルビーのように光り輝くんですね～。

他の樹木を覆うように蔓を伸ばし、荒廃した雰囲気を作り上げてしまう困ったちゃんですが、この花の時期と実のなる時期は、動物ばかりでなく人間をも引き付けてしまいます。

以前は、実をたくさん採ってアケビ酒を作りましたが、大失敗！　どろどろのぐちゃぐちゃ酒となってしまい、とても飲める代物ではありませんでした。

適当にホワイトリカーにぶち込んだだけでしたので、当たり前の結果かな？

今度はちゃんと作り方を勉強しないとダメですね。

ニリンソウ

 

土曜日は一日中雨が降って空しい一日となりましたが、日曜日は一転抜けるような青空となりました。

川べりの藪の中・・・。ニリンソウが元気に花開いているのを発見！　　あれー、こんなところにあったかな～って感じでした。

私的には、ニリンソウは咲き始めの頃のガク片の裏側・・・淡い紅色が好きなのですが、これは元気すぎるかな？

でも、下から見上げれば、淡ーい薄紅色。

花の色は様々ですが、白はなんとなく儚いイメージがあります。

　　　【花の色は うつりにけりな いたづらに　わが身世にふる ながめせしまに】

ってところでしょうか・・・。

灯りをつけましょ ぼんぼりに～♪

「灯りをつけましょ　ぼんぼりに～♪」

とっくにひな祭りは過ぎましたが、この花を見るとついその歌詞を思い浮かべてしまいます。

とは言っても、うちは男ばかりの華やかでない家庭なんで、ひな祭りは関係ありませんが・・・。

アケビ・・・。そのユニークな花の姿は、いつ見ても興味深いです。房のようになっている小形の雄花と、ぷっくり膨らんだピンクの雌花。

この写真のはちょっと形がいびつだけど、この開花する前の膨らんだ姿が、ひな人形の飾りの一つの丸いぼんぼりに重なります。私だけかなー？

でも、薄暗い夕刻にでも、灯りがついたら幻想的になりそうです。

雌花が開花すると、小形のバナナみたいな形の雌しべが現れます。この中の何本かが、あのアケビの実になるんですね。

ここは、アケビの木が密集しているアケビロード。・・・とは私が勝手に名付けたんですがね。

山の途中にアケビの木が群生していて、辺りを薄暗くしています。実がなる時期になると、猿や鹿が食べにくるようです。

彼らに負けないよう、今年も実をゲットしよ！

森の木陰でどんじゃらほい！

薄暗い森の陰で、ヒトリシズカがその姿を現しはじめました。ツヤのある濃い緑の間から真っ白な穂状花序が顔を覗かせています。

その清楚な姿から、静御前をなぞらえてヒトリシズカと名付けられたとのこと。

でも、結構群生していて賑やかな感じがするんですよね。

こんなになると、なんだかワイワイ・・・。ひょろひょろとした姿が、手を広げて踊っているようです。

森の木陰でどんじゃらほい♪

なんだか、随分遠い昔の懐かしい歌が聞こえてくるような気がしました。

イカリソウ・・・

怒りそう・・・。じゃなくてイカリソウ^^;　　今年初めてのご対面です。

結構ご無沙汰していた近くの山道を、久しぶりに歩いてみたら、薄いピンクの小さな花が・・・。あれれ、もう咲いていたんだ。

ここは去年も咲いていた場所なんだけど、株はめっきり減ってしまった感じです。

それでも、風にゆらゆらと小さなイカリが、存在感を示していました。以前はかなり豪華に咲いている株もありましたが、徐々に小型化しているようです。

植物界の趨勢もあるでしょうが、植物の分布が変化しているようですねー。

また、どこか知らない場所で、咲き誇るようになるのかもしれません。

船出の準備をしているのかな。　　　よーそろ～！

人知れず咲く・・・

我が家の近くに川が流れていますが、その川に沿った藪の中で、今年も密やかに白い小さな花が咲きました。

キクザキイチゲ・・・だと私は思っています。ここのキクザキイチゲは葉がちょっとぽっちゃりしてるので、図鑑とはちょっと違うように見えます。

ほとんど人の訪れることのないような場所で、白い小さな妖精たちが踊っていました。

3ｍ×3ｍの範囲くらいかな？　不思議とその一角だけに咲いています。

この場所の上の方には目立たない道路があり、なんとそこから不法投棄する輩がいて、周りはゴミだらけ。

下にはこんな花が咲いているのに。

ま、目立たない場所だからなんとか毎年咲いてくれるんだろうけど、ゴミの投げ捨てはいかんなー。

世間はサクラ、スモモやモモの花が咲き誇って、その豪華さについ目がいってしまいますが、足元の小さな世界もまたオツなもの。

大切にしていきたいな・・・。

桃源郷を歩く･･･

今年も桃の開花の時期がやってきました。ここのところ急に気温が上がってきましたので、一気に開花した感じです。

それでも、例年よりは少々遅れているようだなー。それにどんより曇り空だし。ちょっぴり残念。

去年までは休日にピークがドンピシャ！　だったのですが、今年はまだ蕾の株が多いようです。

それでも街はピンクの絨毯に覆われ、まさに桃源郷を造り出していました。

菜の花も目に鮮やかないつもの桃畑･･･。でも、ここはほとんど蕾ばかり。うーん、あと2日位先かな？

去年はこんな感じでした。こちら・・・。

 

でも、今年はサクラ、スモモ、モモがほぼ同時期に咲いていたので、ちょっと贅沢な気分。

スモモの純白と、モモのピンクが微妙なコントラストで目を楽しませてくれます。

桃畑に沿ってぽこぽこ歩いていると、別世界にいるような感覚を覚えることができます。

まさに桃源郷です・・・。

スモモ咲く

ここ一週間ほど暖かい日が続き、あれよという間にあちこちの樹木・草木が目覚め始めました。

先週までまばらだったスモモの花も、一気に開花。街を白く染めています。高台から眺めると、白い絨毯のようです。

スモモの花は枝という枝にぎっしりと咲きます。これがすべて実になるわけではありませんが、それにしても見事なほど・・・。

黄色い球のような雄しべがチャームポイント。花はあまり接することがありませんので、じっくりと観察。

果物に限らず野菜なども、花はとっても美しいものが多いですね。

スモモが満開の後は、モモの花です。桃源郷が現れるのもあとわずか・・・。

やはり不思議・・・？

だいぶ花？が開いてきたフサザクラ・・・。やはり花弁のない雄しべと雌しべだけの花は、ちょっぴり不思議。

房のように垂れさがった暗紅色の雄しべを観察してたら、あれれ。花の真ん中には、葉っぱの赤ちゃんが。

花の真ん中から葉が展開していくんですね～。ますます不思議。

雄しべだけが目立ちますが、雌しべはというと雄しべの根元にある淡緑色の粒みたいなのがそうです。雌しべも一つの花にたくさんあります。

フサザクラ。よく探すとあちこちに生えていました。ホントの桜ほど目立たないので見逃してしまっていたのでしょう。

風が吹き抜け、煙のように花粉が舞いました。（写真はブレブレ）

花粉に弱い私には、ちょっぴりツライ・・・。