最近、土日にもいろいろと所用があって、ブログも滞り気味･･･。
でも、季節は待ってくれず、夏の花もあっという間に咲いては消えていってしまいますね～。
久々にハイキングを楽しみまして、いくつかの花たちにめぐり合うことができました。
←こちらは、オオヤマサギソウ（大山鷺草）と思われます。ツレサギソウ属は、長ーい距が特徴ですね。
結構ちっちゃいし目だたないので、見逃してしまいそうです。
→この時期目立ってきたのは、センジュガンピ（千手岩菲）です。
あちこち・・・といっても、まばらなんですが、薄暗い林床を賑やかにしていました。
しっかし、以前と比べると、めっきり数が減少しているよーな・・・。
花が多い事で知られたこの櫛形山も、今では見る影もないって感じかな。寂しいもんですねー。
連日の猛暑でうだるような暑さでしたが、今日は夕立が降ってすっかり過ごしやすくなりました。
雷鳴と稲光が去っていくと、甲府盆地の空がちょっぴり美しく彩られました。
近年、夕立が少なくなってきましたが、やはり猛暑の日は、さっぱりと雨が降って、焼けた地面を冷やしてもらいたいものです。
私が山に咲く花を撮り始めた頃には、足元にわんさかと咲いていたミヤマカラマツも、近年は個体数を減らし、ちょぼちょぼと咲くようになってしましました。
線香花火のように儚い花も、たくさん咲けば豪華な花火大会のようでしたが、今はぽつんぽつんと寂しげに揺れています。
野生動物による食害もあるでしょうが、自然の趨勢というか移り変わりもあるんでしょうね。
その時代の環境に、もっとも適したモノが生き残る・・・。
生きるってキビしいですね＾＾；
しっかし、このミヤマカラマツの咲く時期になると確認できた、レンゲショウマの蕾がまったくないな～。
うーん、毎年おなじみさんの花たちに、だんだん会えなくなってきてるような・・・。
梅雨時の湿った空気の中、ちょっぴり寂しい気持ちになる私でした。
今年は雨が多いせいか、あちこちでたくさんのキノコが顔を出しています。
純白の美しい姿のものもあれば、金色に近い高そうな色もあるし、いろいろですね～。
キノコは追いかけると、あまりにも種類が多そうなんで、被写体にはしませんでしたが、今回面白い造形を発見。
藪を刈った後の小枝に、キノコが並んでました。
ほぼ等間隔に行儀よく生えています。
湿気が多く、うっとうしい空気の山の中。ちょっぴりユニークな行列に微笑ましい気持ちになりました。
ぐずついた天気が続きましたが、今日は久々に晴れわたりました。
しかし、晴れれば晴れたで強烈な太陽が照りつけ、あち～。
本日はいろいろと所用が重なって、山を満喫できませんでしたが、それでも夕方に林道を走ってみました。
あたりは夏の花がいろいろと咲いていました。
今日の新顔は、クガイソウ（九蓋草）です。
薄紫色の花穂が、動物のしっぽのように伸びています。カメラを構えたら、いきなりハチがとまりました。
一度私の腕にとまってからでしたので、ちょっとびっくり^^;
ほわほわしたアカショウマ（赤升麻）の花も目立ちます。
アカショウマは、茎の付け根が赤くなるので付けられた名前です。
最近カメラの調子が悪く、IS（イメージスタビライザー）の誤動作か、手ぶれ補正をONにしていると、シャッターを押した後に異音がして、逆に像が流れてしまうというトラブルが発生しました。
買ってから1年ちょっと・・・。保証期間も切れてしまってるし、修理に出すにもカメラは一台しかないし。
まあ、以前はISなんていう便利な機能なんかなかったことを思い出して、ISはOFFにして手ぶれしないよう慎重に撮ってます。
でも、便利に慣れるとだめですねー。
とにかく、よく降ります。
せっかくの休日も雨に煙り、山に登るのも断念。
でも、雨のおかげで植物たちはイキイキしてるようです。
キツリフネの花も、葉っぱを傘にしてぶら下がっていました。
雫をくっつけた姿が、宝石で飾ったように見えます。
近くではホタルブクロも、賑やかに咲いていました。
なんとなく、夏に向かって咲く花は、豊かな色を持っているような気がします。
ホタルブクロの中を覗くと、雄しべがらせん状になっていました。
虫が入ったら目を回しそう？
花の内側にある、濃紫色の斑点は、虫にとって何かの目印になっているんでしょうかね。
昆虫になって花を観察すると、いろいろな面白い事が発見できそうですが、かなわぬ夢。
想像力を豊かに働かせるしかなさそうです。
