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2010年6月28日 (月)

梅雨の織りなす風景

Takenis湿気がまとわりつくようで、野山を歩くのもいやになりますが、梅雨ならではの風景もあるもんです。

道端の葉の上に、水玉が光っていました。

ちょっとした小宇宙を思わせるように、キラキラと輝いています。

この葉っぱの持ち主は、タケニグサです。

野の道沿いなどや荒れたところに生えて、殺伐した雰囲気を作り出してしまう逞しい植物ですが、美しい面もみせるもんですね。

Takenihanas数多くぶら下がる、タケニグサの蕾もやけに美しく見えてしまいます。

タケニグサは竹似草。まっすぐ伸びる茎が中空で、竹に似ていることから付いた名前だそうな・・・。

単純なネーミングのような・・・。

ロマンティックな名前も付いた植物も多いけど、何かに似ているからとついた名前の植物も結構多いですね。

でも、それは人間が勝手につけた名前。花たちは名前がなんであろうと、一生懸命生きているんですよね。

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2010年6月27日 (日)

ヨウシュヤマゴボウ

Yousyus今年の梅雨は、よく降りますねー。休日に降られると好きな登山もできないので、淋しい限りです。

また、雨だけでなく、この重たいような湿気もたまりません。

それでも雨のあがった合間に、近くの野山を少し散策してみました。

散策路も、今ではたくさんの草に覆われて、歩きにくいくらいです。

いわゆる雑草と呼ばれる類の花たちも、とっても魅力的な花をつけることに、今更ながら気がつきました。

こちらはヨウシュヤマゴボウです。果実が実るころになると、赤い茎に黒い実というちょっぴり毒々しい姿になるのですが、この時期は可愛らしさがありました。

Yousyuup花の中心は、小さなカボチャみたいになっているんですね。

でも、このヨウシュヤマゴボウは有毒で、食すると吐き気や嘔吐、下痢などを引き起こすそうです。

ヤマゴボウなんて名前が付いているから、食べられそうな気がしてしまうんでしょう。

黒く熟す果実には毒がないと言われていますが、君子危うきに近寄らず・・・実験はしないほうがいいかな?

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2010年6月26日 (土)

キバナノヤマオダマキ

Kibananos今日は朝から雨・・・。平日は晴れ間も見えたのに、休日まで天気がもちませんでした。

それでも、午後から小降りになったので、山のほうに行ってきました。

しかし、林道はあたり一面の霧。場所によっては真っ白で、前がよく見えません。

ゆっくりと軽トラ(山に行くときは、いつも義父の軽トラを拝借していきます。狭い道も安心^^)を走らせていると、林道沿いにキバナノヤマオダマキがちらほらと咲いていました。

この季節にはおなじみの花なんですが、雨のぱらつく中で見ると、ちょっと淋しげなイメージもあります。

パステルカラーの色彩のせいかな?

しばし、道端にたたずんで撮影していると、周囲がなんだか騒がしくなりました。

Saru1s「くうくう」「ぎゃぴぎゃぴ」「ふほ~」文字で表すと、そんなイメージでしょうか・・・。

こりゃ、お猿さんだなーって思い、心頭滅却、石にな~れ~という感じで、その場で待機することにしました。

辺りの木が揺れ始め、やはりお猿さんの群れです。

しばらくすると、木の上に何匹かのお猿さんが現れました。

Saru2s木の葉をかじっているようです。お猿さんが木から木に飛び移るたびに、葉にたまった水滴が落ち、ざーっと賑やかな音を立てます。

カメラを向ましたが、霧が邪魔して霞んでしまうなー。と思いながらしばし待っていると、霧が晴れた瞬間が。

うお、目が合ってしまったい。

Saru3sでも、ちょっと遠いな。目いっぱいズームしましたが、私のレンズではこれが限界。

この写真も、結構トリミングしてあります。もっと、高倍率のズームが欲しいな・・・。

・・・と、それよりもCCDのでかい、新しいカメラも欲しい~。

通帳の残高と、欲しいカメラの値段を比べながら、ため息をついてしまう私でした。

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2010年6月20日 (日)

ミヤママタタビ・・・?

Miyamamatatabis林道をのんびり走っていると、葉が白く変色しているツル性の樹木が目に留まりました。

なんだろーっと思って、一応写真に収めたのですが、たまたま私がいつも覗いているブログにそのことが載っていました。

マタタビの木のようです。参考になったのは、こちら

なんと、花の咲く時季にだけ葉が白くなり、受粉を助ける虫たちにアピールするのではないかとの見解です。

Matatabihasなんとも不思議な生態ですね~。さすが猫ちゃんを陶酔させる魔力を持った木です。

しかし、調べるうち、私が撮ったのはどうもミヤママタタビのようでした。

似てるけどちが~う。一見同じように見えますが、ミヤママタタビの葉はハート形で、色は最初は白でも、徐々にピンクに変化するようです。

Matatabiha2s←こんな風にです。

こうなると見分けが簡単につきますね。

他の文献では、枝を折ってその髄を確認すると良いと載っていました。

マタタビの髄は白っぽく詰まっていますが、ミヤママタタビの髄は空室で薄い壁で細かく区切られているらしい。

しまった! 知っていればその場で調べられたのに・・・。

Matatabihanasまたマタタビ属の仲間は雌雄異株で、両性花と雄花をそれぞれつけます。

秋には実をつけるので、果実酒でも作ってみようかな。どちらかといえば、マタタビのほうに魅力を感じるので、こんどまた散策にでかけてみます。

マタタビには、果実に虫が卵を産みつけて「虫えい」となり、これが「木天寥(もくてんりょう)」という漢方薬になるそうな。

あと、猫ちゃんが陶酔するのはマタタビで、ミヤママタタビではダメみたいです。

葉が目立つ今のうちにマタタビを見つけて、うちの庭をよくうろうろしている近所の猫で実験してみよう。

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2010年6月19日 (土)

花の色 それぞれ・・・ 【赤系統の色】

Hansyous梅雨の湿気で、べとべとしそうな空気の中。山の中も重たいような雰囲気に覆われていました。

いつものように林道をのんびり走っていると、赤い色の花が目に留まりました。

う? ここは去年ツルニンジンが咲いていた場所ではないかな~と思いましたが、今回はハンショウヅル(半鐘蔓)でした。

名前の通り、半鐘のようなユニークな花の形です。

Hansyouups詳細を知るために、樹木の図鑑を捲りましたが載っていず、別の草木の図鑑のほうにありました。

蔓性低木とあるけど、分類というのはどうなっているんでしょうかね?

それはともかく、赤く肉厚のガク片はわりと硬くてしっかりしています。化弁はないようで、覗き込むと雄しべがかたまっていました。香りはとくにないようでした。

Benibanasこちらは、ベニバナツクバネウツギ(紅花衝羽根空木)です。漢字で書くと読めないような・・・。

5枚に分かれたガクの部分が、プロペラのように見えるから、ツクバネ(衝羽根)とつけられたようです。

花が白いツクバネウツギも、近くで見られました。他にも黄色の花のもあるんですが、これは見当たらなかったな。

でもこの花、ちょっぴりひしゃげた感じが、なんとなくひょうきんに見えます。

Kuros小さなピンクの星のような花は、クロイチゴ(黒苺)です。キイチゴ属は種類がたくさんありますが、ピンク系の花を咲かせるのは、このクロイチゴとナワシロイチゴのようです。

クロイチゴというとなんやら怪しいイメージがわきますが、実が熟すと黒くなることからクロイチゴと呼ばれています。

実も甘くて美味しかった・・・ような^^;  実の写真はココにあります。

なんか、一気に山の花たちが賑やかになってきて、ぼやぼやしてると見逃してしまいそうです。

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2010年6月15日 (火)

花の色 それぞれ・・・ 【白い花2】

Honokis大きな木に、大きな葉っぱに大きな花。

はるか頭上に咲くので、いつも見上げているばかりでしたが、治山工事で削られた山の向こうに花の中まで見えるところをみつけました。

それでも遠い距離、なんとかアップで様子がみられるくらいです。

大きな花のわりには寿命が短くて、開花すると雄しべがあっという間に落ちてしまうようです。

この写真の花もすでに雄しべがなくなりつつありました。あー、手にとって見られるくらいの距離に行きたいな。

筋斗雲が呼べればいいのに・・・古い?^^;

Otokos→薄暗い木陰で、小さな花をつけていた木がありました。

でも名前がわからず後で調べたところ、オトコヨウゾメではないかと・・・。

オトコヨウゾメとは変わった名前・・・。文献によると、『ガマズミの仲間を「ヨソゾメ」と呼ぶ地域があって、食用にならないこの実を男に例えてこう呼んだ』という説があります。

しかしこれ、オトコヨウソメなんでしょか? 自信ないな~。

Miyamas自信のないところでもう一つ。

←ミヤマガマズミだと思いますが、ほんとに樹木の識別は難しい。

頂芽、側芽、花、果実、葉表、葉裏、葉脈、葉のつき方などで確認しないと、はっきりこれとはいいきれないものが多いですからね~。

年間を通して付き合う必要がありそうです。でも、それも楽しみの一つになります。

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2010年6月13日 (日)

花の色 それぞれ・・・ 【白い花】

Shirobananohebis今日も静かな森の中を散策。様々な花たちが、私を出迎えてくれました・・・。

まあ、花たちにとっては、迎えてくれたのかどうかはわかりませんがね。

飽きずにまた来たな~なんて思ってくれると、うれしいですが、相手は植物。

AVATARの映画のように、植物が応えてくれれば面白いのになー。

まずは、一斉にこちらに顔を向けて並んでいた、シロバナノヘビイチゴです。

熟すと赤くなる実は、普通にイメージするイチゴの小型版って感じかな。芳香があって非常に美味しいですよ。ちなみに花言葉は「私を見つめないで」だそうな。

Sasabagins_2ササバギンランも、ひっそりと蕾を膨らませていました。もう少し経てば、蕾の先っちょが割れてくるんですが、これはまだ開いていません。

ギンランというのがあるんですが、こちらは葉が笹の葉に似ているので、ササバギンランといいます。

あまり目立たないけど、清楚な花でもあります。花言葉は「そっと見守ってください」らしいです。

うーん、そう言われれば、そんなイメージかな~。

Maizurusous踏みつけてしまいそうな足元には、マイヅルソウが咲き始めました。

葉を2枚広げた姿が、舞う鶴を連想させることに由来しますが、この花、私のイメージが固定してしまっているんですね。

「宇宙戦争」という映画がありましたが、この小さな花がどうしてもあの異星人の操縦する、タコ型ロボット?に重ねてしまっています。

Maizurusoutあの映画、ストーリーはう~む・・・の連続でしたが(好きな人には失礼)、あの生物的な動きはよかったです。

花言葉は「清純な乙女の面影」だそうです。うーん、乙女かなー。

やはり、タコ型ロボットにしか見えん。

Tsumatorisous今日のブログのトリはツマトリソウです。

花の先が薄い紅色をしていて、これが端取り(つまどり)をしている様子から付けられた名前です。

でも、先が染まっている固体はありませんでした。

花言葉は「純真」ということ・・・。

どちらかというと、踊りだしそうな明るい雰囲気の花です。雄しべがとってもキュートですね。

これから、ますます花の数が増えていくと思うと、楽しみになります。

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2010年6月12日 (土)

小さな森の星屑

Yukizasas今日は、櫛形山の平成峡のルートを歩いてきました。

この時期は登山者がまだ少ないのでしょうか? 天気はいいのに、他に誰もいません。

鳥たちの鳴き声をBGMに、森の中をゆっくり歩いていると、自分がこの世界に独りきりのような錯覚を覚えます。

深みを帯びた木々の緑が空気を浄化してくれるのか、とっても爽やかな雰囲気を醸し出しています。

ふと、足元をみると細かな花が咲いていました。

ユキザサです。遠目には靄のように見えますが、星屑の形をした小さな花が集まっています。

Yukizasaups和名は、笹に似た葉に由来しています。

秋になると、真っ赤な液果をたくさんぶら下げますので、その姿もまた面白いものがありますね。

他にもハルナユキザサ、ヤマトユキザサ、ヒロハユキザサがあるようですので、今度注意深く見ていこうかな。

あ、ハルナユキザサは群馬県の榛名山で発見されたというので、この山では見ることができませんね。

山を歩く楽しさは、こうした可愛らしい花に会えることも一つの要因ですね。キツい山道はつらい時もあるけど、山歩きがやめられない私でありました。

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2010年6月 9日 (水)

自生地のクリンソウ

Kurinsou1sミズバショウが終わった後、今度はクリンソウが鮮やかに咲き始めました。

ここは八ヶ岳の美し森の一画で、観光客もよく訪れる場所です。

ロープで区切られていて近づくことができませんが、これも仕方がないこと・・・。

自由に入れるようにしたら、あっという間に消滅してしまうでしょう。

初めクリンソウと聞いたとき、漫画「ドラゴンボール」のクリリンを連想してしまったのですが、クリンソウ=九輪草で、いくつも段になって咲く姿からのようです。

よく見てみると、色の違うのも混じっています。

Kurinsou2s周りは緑ばかりの中、ここの一画だけ鮮やかな色彩が映えている様子は、なんか不思議な感じがします。

いつから、ここにこうして咲いているんでしょうね。でも、何だか去年より花数が少ないような気もします。

まあ、時季の関係もありますから、これからもっとにぎやかになるのかな?

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2010年6月 7日 (月)

南八ヶ岳を登る 【天女山~前三ツ頭】

Yatsu1s毎日の通勤時に、遠くに聳える八ヶ岳を眺めています。

ちょうど渋滞で止まる橋の上から、実に雄々しく見ることができます。

今日はキレイだな~とか、今日は曇っていて見えないや~とか思っているんですが、近くて遠く、なかなか登る機会を逸してました。

今回、思い切って登って見ることにしました。でも、山小屋泊が望ましい八ヶ岳・・・。

Tennyos

日帰りでも可能なルートを調べ、天女山~三ツ頭へのコースに決めました。

天女山には大きな駐車場があり、そこからアプローチが始まります。

ここへは私の家から1時間ほど。身支度を調え、さっそく登り始めます。

出発時間は09:09分。

15分ほどで、視界がいきなり開ける「天の河原」に着きます。

Fujis富士山や南アルプスの展望が素晴らしく、ここまでは登山の用意をしていない方も楽に来られます。

天の河原を後にして、いよいよ登山に突入します。

しかし、ツツジがちょうど見頃で美しいなあ・・・^^

森の中をぱあっと明るくして、日が当たるとピンクが眩しいくらいです。

Yatsu2sところどころ視界が開ける場所があり、南アルプスとのコントラストも見事です。

このツツジ・・・、ミツバツツジだとは思ったのですが、調べるとミツバツツジは雄しべが5~6本とありました。

しかし、これは雄しべが10本くらいあるぞ。だとしたら、何ていうんだろーなー?

あちこちに点在するミツバツツジ(と呼ばせてもらいますが・・・)を楽しみながら登っていくと、だんだん急斜面になってきました。

むむむ・・・今までの歩きやすさはフェイントだったんだ。どうもすいすい歩けると思っていたけど、これからが勝負みたいです。

Kisumiresそのうち足下に、黄色のスミレが目立つようになりました。どうやらこれが、「ヤツガタケキスミレ」なのかな?

八ヶ岳のガイドブックに写真が載っていましたが、その写真とちょっと違うような気がするなあ・・・。

でも、ここは八ヶ岳。どなんでしょ?

Umehatazaos「ウメハタザオ」も咲いていました。最初花の名前がわからなかったけど、持っていた図鑑と比べてみると、どうやらそれらしい^^;

うーん、植物は難しいですね~。

細かい特徴などを見極めないと、はっきりコレとは言い切れないですから。

鬱蒼としてきた森の中、ふと周囲をみるとあちこちの木の皮が剥がされているのに気が付きました。

それもかなりの数です。

Kawa1sむむむ、これは何か動物の仕業ではないでしょうか。

クマやシカがよく木の皮を剥ぐ、という事を聞きます。理由はまだはっきりとしていませんが、樹皮に残る糖分を摂取しているとか、テリトリーの印とか言われているようです。

Kawa2s中には鋭い爪痕らしきものが残っている木もあります。

こっちは、やはりクマですかね~。

Kawa3s皮の剥がされた跡を触ってみましたが、しっとりとして、まだ新しそう。

でも、意外につるつるしてるのも不思議。ぺろぺろ舐めていたんでしょうか?

クマではないかもしれませんが、ちょっと警戒心を持って、先に進むことにしました。

クマに襲われるニュースが、ちらほらと聞こえる時ですから、単独登山だと心細い事もありますね。

Hyoushiki1sしばらく進むと、こんな標識がありました。わあ、まだキツなるんですか・・・。

ありがたいようなありがたくないような。「ここが一番きつい」の「ここ」は、どのくらいの距離なんでしょか・・・。

Hyoushiki2s汗をかきながら登ると、またまたこんな標識が。

でも、こっちの標識はなんとなく力づけられますね。

しかし、なんで「調布市」なの?  山は不思議でいっぱいです。

ザレで滑りやすくなっている登山道を進むと、ようやく視界が開け、前三ツ頭に到着しました。時刻は12:05分。休みながらとはいえ、ほぼ3時間はかかったわけです。

Mitsu1s上半分がない標識に、かろうじて「標高2,364m」と読めます。

登り初めは晴れていたのに、ここについたら曇ってしましまいました。残念!

Mitsu2s晴れていれば絶景が広がっているだろうけど、ちょっぴり霞んだ下界の様子です。

でも、←の写真の左下の岩・・・クマの横顔に見えるような。いかんいかん、どうもクマのイメージが残ってしまっています。

Mitsu3sここからは三ツ頭の山頂(標高2,580m)がよく見えます。

時間にして、50分かかるようです。

でも、曇ってきてしまったのと、時間の問題もあり(ホントは体力的な問題が大なんですが^^)、今日はここを終点とすることにしました。

また機会を改め、体力を付けたら、この先の権現岳(標高2,715m)に挑戦したいと思います。

Koiwakagamis_2足下には、コイワカガミなどの高山植物が目立ち始めました。

まだ、つぼみのものがたくさんありましたので、もう少し経てばあちこちがピンクに彩られそうです。

Mitsubaourensミツバオウレンもひょっこり顔をだしています。

いやー、さすが八ヶ岳・・・。高山植物もいろいろとありますね。

次回が楽しみだなー。

花を眺めながらおにぎりを食べ、帰路にむかいました。

出発は、12:58分。天女山の駐車場に着いたのは14:27分でしたので、下りは1時間半でした。なんか、はやっ^^;

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2010年6月 5日 (土)

ツリバナの淡い花・・・

Tsuribanas今日は櫛形山伊奈ヶ湖畔を、少し歩いてみました。

湖面は、周囲の木々の濃い緑を映し、ゆらゆらと揺れていました。

誰もいないなーなんて思いながら静かに巡ってみると、ヤマボウシの花が咲き始めていました。

ピークになると純白になる総苞は、まだ薄い緑をしています。

近くには、ツリバナの花が儚げに咲いていました。名前の通り、枝からぶら下がっています。

ちょっとピンクがかった可愛らしい姿が、いとをかし・・・って感じかな?

秋になると、真っ赤な実を付けるとは思えないほどの淡い色がこの季節にマッチしています。

でも、大半の花は既に散っていたので、見逃さなくてよかったなー。季節の移ろいは早く、タイミングが悪いと出会うことができません。

今年も足繁く通って、様々な出会いを楽しみたいと思います。

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