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2010年4月29日 (木)

クマガイソウ 今年は咲くかな?

Kumagaisous_2毎年、ひょろひょろとした頼りない葉を広げるだけだったクマガイソウ・・・。

今回は、4本あるうちの1つに蕾を付けていました。でも、蕾を支える茎が弱々しいです。

うーん、大丈夫かな~。

そっと蕾にふれてみると、なんか軽いタッチで中が詰まっていなさそうな気もします。

それでも、背丈は日に日にぐんぐん伸び、成長しているのがよく分かります。

これで、花が拝めたらうれしいのですが、ハズレた時の残念な気持ちを味わうのはいやなので、期待はほどほどにしておきます。

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2010年4月25日 (日)

イチリンソウ&ニリンソウ

Ichirins_2去年のこの時期は、汗をかくほどの好天が続いたのですが、今年は天候不順ですね。

空気もひんやりして、なかなかぽかぽか陽気にはなりません。それでも、日差しはだんだん強くなってきているようです。

家の近くには、清流の流れる川がありまして、その周囲には毎年様々な花が咲きます。

←イチリンソウも元気よく咲いていました。一本の茎に一つの花を咲かせるので付いた名前ですが、花弁のように見えるのはガク片です。

Ichirin2s_4ガク片の裏側は、淡紫色~淡紅色に染まり、これがなかなかしっとりした雰囲気を醸し出しています。

雄しべが花弁に変化した、八重咲きのものもあるみたいですが、まだ見たことありませんね~。

Nirinsou2_2←近くにニリンソウも咲いていました。イチリンソウよりやや小ぶりの花で、一つの茎から2~3個の花を付けます。

3輪だとサンリンソウと言えそうですが、残念ながらサンリンソウはないようです^^;

両花ともキンポウゲ科イチリンソウ属ですので、非常に似ています。

花弁が緑色のミドリ二リンソウというのもあるようですが、これもまだ未見です。

変わり種を見つけるのも、山野草の一つの楽しみかも知れませんね。

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2010年4月21日 (水)

サクランボの花

Fujitosakuranbosこちらは、フルーツが盛んな地域であるので、この時期様々な果樹の花が咲きます。

スモモ、モモと続き、今度はサクランボの花が満開となっています。

サクランボはハウスや路地で栽培されますが、ここらへんではまだ広大な面積を占めるほどにはなっていませんねー。

それでも、びっしりと花を付けた木々が、あちこちで目立つようになりました。

しかし、この花の付き方はスゴイ!

Sakuranbo2s畑の栄養がよいのでしょう、まるでマリモのように固まって咲いています。

まあ、そのうち摘花で、ほとんどの花は摘まれてしまいますけどね。

サクランボ狩りも人気のコースとなっていますので、実の熟す時期には大勢の観光客が訪れます。

サクランボの種類は、高砂、佐藤錦、紅秀峰などがあるようです。

40分食べ放題で、大人2,000円、子供(小学生以下)1,000円というところが相場でしょうか?  時期は5月下旬~6月上旬くらいだったと思います。

Sakuranbos私のところはフルーツは、それぞれの時期に「はねだし(キズや形が悪くて出荷できないもの)」を近所からわんさかもらいますので、お金を出して買うことはほとんどありません。

しまいにはみんな飽きてしまって、キッチンのテーブルに置きっぱなしで誰も手を付けないなんてこともあります。

他県の友人にはゼータクなんて言われますが、これも田舎に住んでる特権でしょうな・・・^^;

様々なフルーツの花畑や果実の恵みを、いつまでも満喫していたいな!

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2010年4月19日 (月)

小径の静御前

Hitorishizukas少し薄暗いような小道の脇に、わらわらとヒトリシズカが花開いていました。

純白の花がぱあっと目立つので、遠くからでも目を引きます。

平安時代の舞いの名手だった静御前にその姿を重ねてヒトリシズカとは、まさに優美なイメージを持つ花ですね~。

でもこの花、独りどころかたくさん集まって咲くことが多いです。ま、ヒトリの意味は、花穂が一本であることからきているのですが・・・。

花弁も萼もなくて、白いのは雄しべの花糸で、雌しべは隠れるように根元についてます。

Hitorishizukaupsヒトリシズカは、この若い葉に包まれるような状態の時が、一番美しいと思います。

しばらくして葉が成長し開いてくると、つやつやした光沢も失せ、趣がなくなってきてしまうかな?

ことしもあちこちで見かけることができ、ちょっと安心しています。年々山野草が減ってきていますので、姿を見かけるとうれしくなりますね。

林床を密かに舞う、ヒトリシズカ・・・。儚い感じのネーミングだけど、たくましく育って欲しいものです。

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2010年4月18日 (日)

イカリソウ

Ikarisous櫛形山はまだ残雪が白く染めていて、この時期としては気温の低い日々を物語っています。

それでも麓のあたりでは、毎年花開く場所にお馴染みの花達が顔を出しています。

以前のように枝が垂れ下がるほどの花を付けたイカリソウは姿を消してしまいましたが、あいこちに小ぶりでもに薄いピンクの花を認めることができました。

錨の形をした花が陽光を浴びて、まるで深海魚のようなユニークな顔に見えました。

Ikarisou2sゆっくりと足下を見ながら歩くと、実に様々な種類の植物があるのに気が付きます。

雑草と思っていても、花の時期になると実に興味深い形であったり、美しい色合いであったりすることがあります。

イカリソウも、葉だけの時は林床に埋もれて目立たないもんですが、こうやって可愛らしい花を付けると一気に格が上がるような気がします。

ここ数年の開花状態を見ていると、確実に個体は減ってきてますね~。

植生の変化もあるとは思いますが、春の野山をいつまでも飾って欲しい存在の一つでもあります。

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2010年4月17日 (土)

アケビの花

Akebis_2今朝起きたら、雪が積もってました。季節はずれの雪に、人間ばかりでなく植物たちも驚いたことでしょう。

でも、空気はひんやりとしてたものの日中は日差しもあり、過ごしやすい一日となりました。

午後、時間が空いたので近くの山道を散策してみました。

目に付いたのはアケビの花です。ほとんど藪と化している中で、薄桃色の花がたくさんぶら下がっています。

Akebi1s花は雌花と雄花があり、雌花の方が一回り大きいです。雄花は小ぶりですが、わんさかと集まってぶら下がっています。

また、雌花の開花前の蕾は、まるでぼんぼりのようにユニークな感じです。開花すると、小さなバナナのような形の雌しべを放射状に開きます。

これが後に、大きなアケビの実になるんですね~。蔓性で森を藪にしてしまうアケビの木ですが、花や実は、十分に魅力あるものです。

アケビの葉っぱは5枚、近くに葉が3枚のミツバアケビの花も咲いていました。

Akebi2sミツバアケビの花は黒っぽくて目立ちませんが、日に透かすと赤紫色に輝きます。

まるで宝石のようです。濃い色のガーネット・・・ってな感じでしょうか。

また、ミツバアケビの花は、アケビの花に比べるとやや小ぶりです。

以前このアケビの場所はすごい藪の中でしたが、なんと山を切り開いて重機の通る道ができていました。必要な事だとはいえ、生態系がまた変化しちゃいますね~。

このアケビ・・・秋になって、あの甘い実をたくさんぶら下げてくれるでしょうか?

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2010年4月11日 (日)

桃源郷もあとわずかで・・・

Tougen14s_3本日はあいにくの曇天・・・。ときおり、厚い雲の隙間から弱々しい日差しが覗くものの、ぼんやり霞んだような景色です。

それでもと思い、またまた桃畑を巡ってきました。

あんなに色鮮やかだったピンク色も徐々に褪めていき、徐々に摘花もされているのでかなりまばらになってきてました。

あと少しで、この桃源郷も消失していくんだなーって思うと、なんとなく名残惜しいような気分になります。

Tougen15s_8桃の開花の時期に合わせ、各地でマラソン大会が開催されるのですが、本日は「南アルプス桃源郷マラソン」「いちのみや桃の里マラソン」が行われたようです。

毎年大勢の参加者で溢れ、交通規制も大々的に行われます。ランナーが走り抜けるまで、例え青信号でも進めなくなるんで、これに引っかかるとなかなか脱出できません。

それはともかく、桃の花の中を走ろうというわけだけど、苦しそうに走っている人は景色を見ている余裕はなさそうです^^;

やはり、桃源郷はのんびり歩きながら堪能するのがベストのようですね。

Dousojins←桃畑の一画にぽつんと立っていた、素朴な道祖神。

ちょっととぼけたような様子で、眼下に広がる桃畑を見下ろしています。

ずーっと昔からここに立って、毎年現れては消えていく桃源郷を見守ってきたんだろーね。

来年も、ステキな桃の花を咲かせてくれるよう、お願いしますよ~。

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2010年4月10日 (土)

桃源郷再び・・・

Tougen10sp_4

午前中は青空も広がり、のどかな休日となりました。暖かさに誘われるように、再び桃の花を求めてドライブに行ってきました。

先週とは違ったルートを選び農道を走っていると、一画がイエローに染まっています。近づいてみると、一面の菜の花畑でありました。

Tougen11s_2桃の花のピンクと、菜の花のイエローのコントラストが美しい^^

今の時期、ここは桃の花まつり?が行われているようで、あちこちにウォーキングコースの立て札が立ってます。

そういえば、大勢の方が思いおもいに桃の花を堪能しながら歩いている姿が目立ちます。

やっぱり、桃源郷は人気ですね~。

Tougen12s_2少し山の方に向かってみます。盆地を見下ろすことができる広い場所を探しましたが、なかなかいいところが見つからないなー。

うろうろしているうちに、ちょっとした丘陵にたどり着きました。何人かの農家の人が働いているだけで、閑散としたところです。

それでも、八ヶ岳や南アルプスが一望できました。いやー、いい景色だな~。

摘花作業をしている年配の女性の方に、「キレイなとこですね~」と話しかけると、「空気が澄んでれば、もっとキレイだよ~」とにこにこして応えてくれました。

でも、いざ写真を撮ろうとすると、南アルプス方向には無骨な鉄塔や、建造物がどうしても入り込んでしまいます。うーむ、なかなかうまくいかんなー。

Tougen13sそうこうしているうちに、雲がわき出し遠景がみるみる霞んでしまいました。

桃の花は、ピークは過ぎているようです。やはり先週が一番よかったな・・・。

これからはピンク色も色あせていき、やがて葉が展開していくと桃畑は緑色に変わってしまいます。

2,3週間の花の宴・・・。桃源郷が現れている時間は短いな~。

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2010年4月 4日 (日)

桃源郷を歩く・・・  【特別編】

今日は仕事の関係で、笛吹市一宮町というところに行ってきました。本来なら休日でもあるし気が重いのですが、今は桃の花が咲く季節。

一宮町は桃の生産で有名な地域であるし、もしかしたら満開かも知れないと思い、こっそりカメラを持っていったのです。

そしたらビンゴ! 近日の暖かい気候で一気に目覚めたのか、街がピンク色に染まっておりました。桃源郷の出現です^^

Tougen3s

幸い仕事関係は午前中で終わったので、お昼ご飯も食べずピンクの世界を楽しみました。いやー、すごいすごい。

で、何が【特別編】かって?  それは、ブログの掲載写真がちと大きいからです。クリックすると、もう少し大きくなりますよ。

Tougen1s*

まず、車を適当なところにおいて、大通りを歩いてみました。

車がガンガン通るすぐ脇には、桃畑が広がっています。

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Tougen2s_2*

こちらは大通りから、農作業用の脇道に入ったところです。

ピンクの迷いの森?

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Tougen4s_2*

桃の木の下から見上げてみると、何となく日本画のような雰囲気が・・・。

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*Tougen5s*

ピンク色に包まれた街。

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*Tougen6s*

バラ科なんで、桜や梅なんかとよく似た花です。

ちょっぴり芳香がありますよ。

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*Tougen7s*

こうやって、桃の花の眺めながら歩いていくと、別世界にいるような不思議な感覚になります。

桜とはまた違った感じ・・・。

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Tougen8s

清楚な花は、楊貴妃を思わせる・・・なんて記述もあります。

桃は中国原産なんで、なんとなくそんな気もしますね・・・^^;

でも。桃太郎なんて昔話もあるくらいですから、ずいぶんと前に日本に伝わったんでしょうね?

Tougen9s空気が澄んでいれば、遠くの山々がはっきり見えるのですが、本日は遠景は望めませんでした。

この桃源郷・・・来週までは出現していそうです。

摘花が始まると、一気に花も乏しくなり、桃源郷も幻と消えていきます。

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2010年4月 3日 (土)

モモの開花 -花巡り-

Momos空気がややひんやりしていましたが、まずまずの天気でしたので近辺をドライブにいってきました。

年度末でちょっぴりくたびれた身体に、花いっぱいの風景はホントに癒してくれるものがあります。

冬に逆戻りしたような寒い日が続きましたが、ここのところの暖かさでモモの花が咲き始めていました。

Sakuras木によってはモモの花がかなり咲いているのもありますが、まだ視界をピンクに染めるほどではありません。

他の地域ではどうかわかりませんけど、近辺は桃源郷になるのにはちと早いようです。

少し離れたところにある河川沿いは、ソメイヨシノの並木が満開です。「とくじま さくらまつり」なるのぼりが、風にはためいていました。

Sumomofujisスモモの花は、もうピークは過ぎた感がありますが、それでもまだ美しく木々を飾っています。

そのうち、風景が白(スモモの花)からピンク(モモの花)へと変わっていきます。

果樹園は広々としているので、富士山がバックになるビューポイントもたくさんあります。

Nanohanas

ところどころに菜の花畑も点在して、鮮やかなイエローに染まっています。

いやー、こうやってドライブしていると、春爛漫て感じですね~。これで、もう少し気温が高ければ、のんびりと腰を下ろして眺めていられるんですが・・・。

でも、身近に様々な花を視界いっぱいに堪能することができるのは、田舎に住んでいる特権でしょうか。

煩わしいことも多々ある田舎暮らしですが、自然の恵みを豊かに感じられることは満足しております。

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