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2009年10月27日 (火)

櫛形山の紅葉

Kouyoufujis先日は伊奈ヶ湖周辺の様子でしたが、今回は少し足を伸ばして林道を車で走りました。

山は、すっかり色彩豊かに衣替えをしています。

遠くに霞む富士山は既に冠雪していて、紅葉とのコントラストが美しい・・・^^

今年は真っ赤が乏しい感じがしますが、それでも目に飛び込んでくる風景は、自然の素晴らしさを実感させてくれました。

Gakes林道沿いには、ところどころ紅く染まるモミジが風に揺れていて、つい足を止めてしまいます。いやー、いーなー。

林道途中には「見晴し平」という所があり、北尾根登山道の中継地点になってます。

とはいっても、大きな駐車スペースがありますので、実際には北尾根ルートの起点になってますが・・・。

ここから25分ほど登ると、「もみじ平」という所にいけます。名前からしてモミジがたくさんありそうなんで、ちょいと登ってきました。

でも、ここはちょっと期待はずれ・・・。紅葉している木は、数本でした。しかも、周囲の木々が巨大になってるので、展望もなくなっていました。

Kodachisもみじ平の分岐から、いくつかの滝めぐりのできる平成峡まで道が続いています。

ただ、そちらを下りてしまうと、駐車場まで林道をかなり歩かなくてはならなくなるため、今日はやめてしまいました。

また、来週あたり平成峡を歩いてみようかな?

先ほど、もみじ平近辺は展望がないと言いましたが、それでも木々の間からは色とりどりの向かい側の山肌をみることができます。

Ochibas割と勾配のきつい登山道を下りながらきょろきょろしてると、ズリッと葉っぱで滑ってしまいました。あぶねー!

葉っぱで滑るといえば、林道はかなり落ち葉が多く、場所によっては絨毯のように敷き詰められています。

落ち葉はカラフル(死語なんでしょか?)で、味わいありますが、スピードを出すと、車もズリッといくのでご注意を。

場所によっては、ガードレールもない崖っぷちというところもありますからね~。

でも、この落ち葉を踏む音は心地よいですな~。

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2009年10月24日 (土)

伊奈ヶ湖の紅葉

Kohans櫛形山伊奈ヶ湖の湖畔では、例年通りひっそりと紅葉が始まっていました。

今日はあいにくの曇天でしたが、それゆえ微妙な色彩が映えて目を楽しませてくれます。

伊奈ヶ湖・・・正確には南伊奈ヶ湖なんですが、湖畔を巡る歩道が整備されていて、ぽくぽく歩くことができます。

そんなに大きな湖ではないけど、夏は避暑、秋は紅葉目当ての人達が頻繁に訪れています。

Komens

まあ、本日は天気が悪いこともあって、人影もまばらでしたが・・・。

湖面に目を向けると、湖に映りこむ紅葉が、美しく揺らめいていました。

湖は、キャンバスのように日本画の世界を描き出していました。

Komen2s時折、その日本画の中をカモが横切るのですが、その波紋も美しく広がります。

ただ、カモはこちらの気持ちは分からないので、なかなかいい場所に来てくれません(^^;

そっと近づいてもあらぬ方向に逃げてしまうので、仕方なく狙ったポイントに泳いでくるのを、じーっと待っていました。

なんとか撮れたのがこの一枚です。

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2009年10月22日 (木)

不発だったオリオン座流星群・・・><

Cassiopeias連日ニュースになっている、オリオン座流星群・・・。ピークと言われた21日の夜、ちょっと頑張って起きていました。

新聞では、1時間に50個は流れるだろーとあったのに、私がはっきり見ることができたのは、たった1個でした。

うーん、さみしいな(ToT)

それでも、こんなに夜空を見上げたのは久々です。うっすらと靄がかかっていましたが、庭から眺める星空はやはりキレイです。

オリオン座の方角は街の灯りで白っぽくなっていましたが、天頂付近の昴やカシオペアなんかは、くっきりと瞬いていました。

そのとき、一筋の光が流れました。おーっと思い、カメラを持ち出しましたが、流星はそれっきり!

しばらく粘りましたが、寒いのと眠いので断念してしまいました。寝る前に、とりあえずカシオペアの写真をパチリと・・・。

天体ショーも不況なんですかね~。

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2009年10月18日 (日)

ナツメの実

Natsumes爽やかな秋晴れの中、今日は村の秋祭りが催されました。祭りと言っても地元の人達だけで行うので、小さなもんですけどね。

それでも焼き鳥を焼いたり、焼きそばを作ったりします。

私は焼き鳥を焼きながら、朝っぱらからビールを飲んで、すっかりいい気持ちになってしまいました(^^;

家に帰るときに、普段とは違う道を歩いてみると、いくつも赤い実が落ちていました。これはナツメじゃないかな~っと思い見上げてみると、おーなってるなってる。

大木といってもよいナツメの木に、赤い実が鈴なりでした。大きさは2cmくらいかな。

Natsume2sさっそく実をとって、かじってみました。すかすかのリンゴのような風味のある素朴な味です。

干して乾燥させたものは知っていましたが、生食したのは初めてです。

Natume3sこんな身近に秋の恵みがあったなんて、ずいぶん長いこと住んでいたのに気が付きませんでした。

やはり、同じ道ばかりでなく、たまにはルートを変えて散策してみるのも一興ですねー。

いつも野山を歩いてばかりいますが、よーし近所もよく観察してみようっと。

あ、美味しそうなリンゴやカキがなってる・・・って、こりゃ味見したら怒られそうですね。

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2009年10月17日 (土)

紅葉のピークにはもう少し・・・かな?

Inagakos湖面に映る紅葉の美しい櫛形山の伊奈ヶ湖へ、様子を見に行ってきました。

あいにくの曇天で人の姿のない湖畔は、所々紅く染まってはいましたが、まだまだのようです。

静まりかえった緩やかな湖面を、カモが滑るように泳いでいました。

周囲が紅く染まるのは、あと1週間? 2週間くらいかな? また来週来てみます。

Suzumeuris帰りに近くの山道を歩いてみると、スズメウリの実がぶら下がっていました。

熟すと白くなる、面白い実です。大きさは1cm~1.5cmというところでしょうか。

まだ青い実もありましたが、全部白くなるとまるで真珠のネックレスのようになります。

Hiyodoris

足下には、ヒヨドリジョウゴの実が赤く光っていました。

蔓性の植物で、辺りを藪にしてしまう山のやっかいものの一つですが、実は非常に美しい・・・。

もう少しするともっと赤くなり、日差しに当たると輝くように見えます。

実は周囲の葉が枯れても長いこと残るので、山道で目立つ存在になってきます。

色彩の少なくなる晩秋の野山に、彩りを添えてくれる秋の贈り物ですね

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2009年10月12日 (月)

黒斑山再び・・・

Kurofus今年の秋も、黒斑山に登ることができました。

ただ、紅葉は赤が今ひとつなのと、大型台風の影響で葉が散ってしまったのか、ちょっぴり寂しい感じでしたね。

それでも、一年ぶりの黒斑山は静かに私たちを迎えてくれました。「たち」と複数なのは、去年は単独登山だったのですが、今年は家族で登ることができたからです。

黒斑山は、火山ガスが吹き出し、よく登山禁止となる浅間山の代替山として人気のある山です。

Sancyous_2それでも目の前に迫る浅間山の迫力を、肌で感じられる山です。

標高は、2404m。ひんやりとした空気の中、独特の山容の浅間山は相変わらず美しい姿を見せてくれました。

天気も上々だったので、うっすらと上がる噴煙も確認できます。生きている山の鼓動は、畏敬の念さえ感じられます。

Asamayamas浅間山は2568m。現在の噴火警戒レベルは2です。

レベル2は「火口周辺規制」で、気象庁によると「火口周辺に影響を及ぼす(この範囲に入った場合は生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される」というレベルです。

レベル3からは入山規制。レベル4が難準備、レベル5は避難となってます。

ま、レベル2の周辺と行っても、どのくらいまでが周辺なのか解釈がそれぞれでしょうが、あくまで自己責任ということですね。

Asama01s_2→こちらは、去年も撮った、トーミの頭からの浅間山です。カラマツ林に覆われているので、紅葉より黄葉なんですが、常緑樹とのコントラストがいいな。

紅葉ももう少し混じると、もっと幻想的になるんですが、また次回を楽しみにしよーっと。

Tozandous_2黒斑山登山には「表コース」「中コース」「裏コース」があるようですが、私はまだ裏コースは通ったことがありません。

でも、表コースは展望も良いし、高山植物も割と多いのでお薦めだと思います。

今回の登山は、表コース・・・トーミの頭・・・山頂・・・トーミの頭・・・中コースとなりました。

中コースは森の中を歩くので、展望はありませんが途中一カ所開けたところがありまして、ここは何ともいえない雰囲気のあるところです。

       ☆☆☆    ☆☆☆    ☆☆☆    ☆☆☆    ☆☆☆

Lights余談になりますが、宿泊したのは北軽井沢のプチホテルで、もう3回目になりますかね・・・。

ちょっと雰囲気のよいホテルで、お気に入りです。周辺の別荘地帯を、落ち葉を踏みながら散策するのもまたいいもんです。

でも、一昔の別荘ブームが去った後は、訪れる住人のない別荘も数多く、すっかり寂しくなった感もあります。

Hotelsこのプチホテルがお気に入りなのは、このイルミネーションもあるからです。

また、小さいお子さんはご遠慮下さいのホテルでもあるので、とっても静かで落ち着いています。

軽井沢は休日は渋滞ばかりしてるので、あんまり好きになれませんが、少し離れてみると、閑静で情緒あふれるところがたくさんあります。

また、来年くることができるかな? 楽しみがあるということは、いいことですね(^^)

   

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2009年10月 8日 (木)

台風一過・・・

Yakei2s日本列島をほぼ縦断した台風18号。

その強大なエネルギーは各地で被害をもたらし、今更ながらに自然の猛威を肌で感じました。

今朝は土砂降りの中、早めに会社に向かったところ、なんと会社に着く頃には晴れ間が見えてきました。

しかし同じ時間、我が家の方は相変わらずの降雨ということ・・・むむむ、場所によってこんなに違うんですね~。

帰宅途中、台風が空気の汚れを落としてくれたんでしょう、夜景が眩しいほど輝いていました。

オレンジ色の月が、夜景に花を添えています。久々にこんな夜景を見ることができました。

自然は、畏れを抱かせる景色を造り出しもするし、美しい景色を造り出すこともできる、まさに神秘のエネルギーですね。

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2009年10月 3日 (土)

秋色・・・

Kouyou10s山を見上げると、色づいてきている木々が増えてきましたが、紅葉のピークはまだまだのようです。

今週は天気が悪い日が多く、曇りや雨ばかりでしたが、今日は久々に日差しが現れました。

その日差しに誘われるように、林道をちょっぴり走ってみました。

すれ違う車のまったくない湖畔に、大木に絡みついたツタが紅く染まっているのをみて、しばし車を停めました。

ひんやりとした風に揺れる紅い葉は、深まる秋を象徴しているようですね・・・。

Ishimikawas湖畔から少し下って、いつもの散策コースには、色鮮やかな実が宝石のように光っていました。

お皿に盛ったフルーツのようなのは、イシミカワの実です。漢字では石実皮・石見川・石見皮・石膠などとあるようですが、どれが正確なのかはっきりしないようです。

まあ、雑草の部類なんですが、この季節にお皿に載せる実は大変美しいものです。

実は薄緑~赤紫~コバルトブルーと変化していて、ホントに宝石の輝きです。

Nobudousもう一つの秋の宝石は、ノブドウです。色とりどりの実が、とってもエレガント・・・^^

このノブドウの色の変化は、虫コブによるものという記述が多々ありますが、にわかに信じがたいですね。

このノブドウも、いわゆる雑草(雑木?)の部類に入るようですが、こうやって実りの時季には捨てたもんじゃないな~と思います。

どこにでも見られ、どこにでも育つ・・・そんな雑草達も、よく観察してみると、今まで気が付かなかった美しい世界があるものですね。 

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