今年の紅葉は・・・?
ひんやりとした空気に包まれ、木々の葉が寂しく揺れる櫛形山の登山道・・・。
ただ静かな時間が流れています。今は紅葉には少し早いので、訪れる人も滅多にいません。
もう少し経てば、紅葉目当ての登山者が押しかけてくる・・・かな?^^
それでもぽつぽつと紅葉も見られ、山が一年で一番色彩の溢れる時期の前触れを感じさせてくれました。
去年の紅葉は紅が鮮やかで、久々の景色だったのですが、今年はどーなんでしょうね。周囲をぐるりと見ると、ただ茶色く枯れてしまっている木々も多々あります。
うーん、何ともいえないな~。美しい紅葉に巡り会えることを願いたいですね。
私の中では秋を強く感じさせるのは、紅葉と並んでこのアケビもあります。
毎年いつもの場所に、薄紫の実が膨らんでいるのをみると、なぜかほっとします。
でも、年々実が小さくなっているような気も・・・。まあ、見られるだけでも満足しないとね。
アケビのなる場所は何ヶ所かありまして、この写真を撮ったのは、たぶん気がつく人は少ないだろう秘密の場所の一つです^^;
去年、アケビの実を目当ての鹿と、ばったり遭遇したところでもあります。いきなりの動物の出現に、少々驚いたのは否めません。
ま、向こうさんもたいそう驚いた様子で、脱兎のごとく(鹿に使っていい言葉なんでしょか?)走り去っていきました。
今年は、もし遭遇しても慌てないよう心の準備をしていきましたが、残念ながら姿をみることはありませんでした。
鈴なりにアケビの実が口を開いている中で、ヒョウタンみたいな形の実もぶらぶら。
蔓性のアケビは辺りを藪にしてしまうので、どちらかというと歓迎されない木なんですが、この実はやはり捨てがたいですね。
口を開けたばかりの実を一つ口に含むと、ちょっぴりノスタルジックな、ほんのり甘ーい香りが広がりました。


また、「突抜」の名は、茎が葉を貫くように伸びている様子からでしょう。ちょっぴりユニークです。
さっそく摘んで、中味を確認しました。
実の下部は口を開いていて、種子が見えています。開けてみると涙型の種子がぽろんとでてきました。
少々堅い実を割ってみると、白っぽい種が一粒。匂いは青臭いだけでした。

それより、子供がいい年になったのに、意外とはしゃいでいたのが可笑しかったです。
















→は、七合目の入り口です。鳥居がでんとあって、なんか重々しい雰囲気もありますね~。
登山道は、途中倒木を利用して作ったようなところもあります。ここも、結構長いんだよな~。ふ~。
私はどちらかというと植物目当てなんで、きょろきょろしながら登っていたら、岩に膝蹴りをしてしまいました。










