標高 2240mの庭園?
最近、土日もいろいろありまして、ブログも滞り気味です(^^:
今週も家で作業していましたので、どこにも出かけられませんでした。でも、一週間以上更新しないのは寂しいな・・・。
ということで、ちょっと前の内容になってしまいますが、ぽちぽちと花の写真などを・・・。
長野県蓼科に、ピラタス蓼科ロープウェイがありまして、これに揺られていくと一気に2240mの世界となります。
余談ですが、蓼科は私の家から1時間半くらいで行けるところです。長野はステキな所がたくさんありまして、私の好きな県の一つです。
とにかくそのロープウェイで山頂駅に行くと、「坪庭」という散策コースが広がっています。
軽装で歩けるので、いくつもの高山植物を手軽に楽しむことができます。
6月に目につくのは、やはり濃いピンク色をした「コイワカガミ」です。あちこちにたくさん咲いていて、言葉通り散策コースに色を添えています。
コイワカガミというからには、イワカガミがあるんだろなーっと思いますが、区別が私にはよくわかりません。とりあえず高山に咲くのはコイワカガミとして分類されているようですね。
ミツバオウレンも、地を這うような木々の間からすっくと立ち上がっていました。
このときは、もう花も終わりかけている感じで、花びらがまともに残っているのは少なかったです。
オウレンも種類がいくつかありまして、ちょうど今頃は「ウスギオウレン」が咲いていると思います。
ウスギオウレンは、花が非常に細い?というか、ほっそりとしていて、儚く消えそうな花です。まさに薄着で寒さに震えているってイメージですかね?
でも、この時はまだ咲いていませんでした。
金平糖のような、小さなトゲトゲした花をいっぱいに咲かせているのは「ミネズオウ」です。
峰蘇芳と書きますが「蘇芳=スオウ」とは「イチイ」の事で、葉がイチイに似ているからだそうです。
足下に這うような小低木なんですが、集団で咲いているのでよく目立ちます。
坪庭の木々は、高山の強風に耐えるべく、背の低いのが多いようですね。
平地ではぐんぐん大きくなる木々達も、みな風の方向にねじ曲がってしまって、横に伸びてしまいます。
自然の厳しさを目の当たりにして感慨にふけっていると、ありゃ足下にタバコの吸い殻が・・・(**)
気軽に来られるところとはいえ、自然は大切な存在。やはり、マナーは守ってもらいたいですね~。
| 固定リンク | 0 | コメント (0) | トラックバック (0)




今日はそこにいくまで、道沿いをぞろぞろと歩いている人がいましたが、本日は「つつじ祭り清里ウォーク」のイベントがあったんですね~。
黄色系のつつじもありましたので、つい写真に撮ってしまいました・・・。あんまり見ない色ですからねー。



ギンリョウソウは別名ユウレイタケとも呼ばれるように、薄暗い中でぽーっと輝くように見えます。
受粉が終わり、雌しべ部分がぷっくり膨らんでいる株もありました。
溶岩台地なので、あちこちには溶岩が露出していたり、ぽっかりと口を開けた穴がたくさんあって、さすが樹海というだけありますね。






