カタクリ自生地に異変!?
日差しに誘われるように、毎年目を楽しませてくれるいつもの登山道沿いのカタクリの自生地に訪れたのですが、なんかおかしい・・・。
去年はいくつもの花が咲いていたのに、今回はなぜか3輪ほどしかありません。
むむむ・・・。しばらく肩すかしをくらった気持ちでいました。最近、急に冷え込んだりして不安定な気象状態だったので、その影響もあるのかな? それにしても少ない!
しばらくうろうろし、普段通らない山の中を歩いてみると、ありましたありました!
こんなところに・・・。ちょっとびっくり! 30株ほどは咲いていたでしょうか・・・。淡い紫の色彩が、枯れた落ち葉の間から顔を出しておりました。
いやー、森の妖精はちゃんと目覚めていたんですね。踏みつけないように気をつけながら、写真を撮っているとガサゴソと音が・・・。
なんだ? と思って振り返ると、蛇さんが一匹にょろにょろ。赤黒いマダラ模様はヤマカガシでしょうか。キミもカタクリを見に来たのかな?(^^;
木漏れ日に透けるような薄紫の花は、何とも言えない美しさです。花(正確に花被片かな)の付け根部分に、独特のW型の模様があります。
これは虫たちに、こっちに蜜があるよーっと教える蜜標(花蜜標識)・・・ネクターガイドみたいですが、確認はしていないのでどなんだろ?
虫は人間のようにいろんな色彩を見ることはできませんが、そのかわり紫外線を認識できるようです。
花を紫外線を捉えられる写真で撮ると、可視光とはだいぶ違う世界に写ります。虫はその映像を見ていると考えられます。
ネクターガイドは、その虫たちの眼に目立つように配置されているので、花を見つけやすくなるようですね。
カタクリの花を下から撮ろうと思って、かがんで地面に肘を付いたところ、高圧電流に触れたように激痛が走りました!
なんと山栗のイガが散乱していて、もろに刺さってしまったのです。イタタタタ・・・っと思わず立ち上がるとカメラが手から滑り、今度は足下にあった石にがちゃん!!!! ひええ~(><)
ボディも凹みましたが、致命的なのは液晶モニターが砕け使用不可能に。
あー、楽あれば苦ありの人生というけれど、早く立ち去れと森の妖精のイタズラに合ったのでしょうか。わーん!
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それに、かなり大きい~! 長さが50cmはありそうです。
さらに失礼させてもらって、大きさを比較するために携帯を横に置きました。













